JP3139328U - 手押し台車の荷崩れ防止用積載物固定ベルト - Google Patents
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Abstract
【課題】積載物を固定するのに、作業者一人で短時間に作業が完了できる固定手段と、かつ荷崩れ防止用積載物固定ベルトを収納できる手段を提供する。
【解決手段】手押し台車の手押し部5に荷崩れ防止用積載物固定ベルト1a、1bを挿入係止帯との間にできる開口部を挿入して係止し、荷崩れ防止用積載物固定ベルトを収納袋3から引き出して積載物7を取り巻くように一周させる。次に固定ベルトは止め具を通過、反転させて適度の力で引張し積載物とフィットするように締めて固定部材で固定させる。作業が終了したら荷崩れ防止用積載物固定ベルトを収納袋に納めることで、長いベルトの整理と次の作業に備えることが出来る。
【選択図】図5
【解決手段】手押し台車の手押し部5に荷崩れ防止用積載物固定ベルト1a、1bを挿入係止帯との間にできる開口部を挿入して係止し、荷崩れ防止用積載物固定ベルトを収納袋3から引き出して積載物7を取り巻くように一周させる。次に固定ベルトは止め具を通過、反転させて適度の力で引張し積載物とフィットするように締めて固定部材で固定させる。作業が終了したら荷崩れ防止用積載物固定ベルトを収納袋に納めることで、長いベルトの整理と次の作業に備えることが出来る。
【選択図】図5
Description
本考案は荷物運搬用手押し台車の積載物の荷崩れを防止する固定ベルトに関する。
従来、荷物運搬用手押し台車での積載物の荷崩れを防止する手段としては、片手で積載物を押さえてゆっくり台車を押すという方法が一般的である。余程大切なものは積載物の周囲をロープで止めたり、ストレッチフィルムを幾重にも巻いて積載物の荷崩れを防止してきた。ロープで止める方法とストレッチフィルムを幾重にも巻いて固定する方法では、その作業時間が長くかかる。また、ストレッチフィルムは一度の使い切り使用で再利用できない事とストレッチフィルムの廃棄費用がかかる欠点を持っていた。又、廃棄したストレッチフィルムを焼却処理した場合、多量の炭酸ガスを発生させるため、環境への影響も好ましい状態ではなかった。これらの欠点を改善する事と、積載物を固定するのに作業者一人で短時間に作業が完了できる手段の提供が望まれていた。
本考案は荷物運搬用の手押し台車に積載物を固定する手段として、ロープやストレッチフィルムに代わる固定手段の提供である。つまり、荷崩れ防止用固定ベルトで積載物を手押し台車に固定することを作業者一人で短時間で確実にでき、かつ作業しないときは荷崩れ防止用固定ベルトを収納できる手段の提供にある。
上記の課題を解決すべく本考案者らは鋭意検討した結果、上記の課題は次のような手段によって解決できる事がわかった。
即ち、手押し台車の手押し部に挿入係止帯で係止された積載物固定ベルトを、挿入係止帯に重ねて固定した収容袋から取り出して、積載物を取り巻くように一周させて程よく締めて手押し台車に固定する。この際、手押し台車に挿入係止帯が固定されている事で、積載物固定ベルトの作業開始から積載物の固定までを一人で容易にでき、安全に運搬することが出来る。また、積載物の運搬作業が終了したら、積載物固定ベルトを収納袋に収納することで長い積載物固定ベルトが作業の邪魔になることもなく、次の積載物の固定作業を効率よく行なうことが可能となる。なお、収納袋の収納口が積載物固定ベルトの短手方向にあることで固定ベルトの出入が容易で、美麗に整頓した形での収納が出来るので上記課題を解決できることがわかった。
即ち、手押し台車の手押し部に挿入係止帯で係止された積載物固定ベルトを、挿入係止帯に重ねて固定した収容袋から取り出して、積載物を取り巻くように一周させて程よく締めて手押し台車に固定する。この際、手押し台車に挿入係止帯が固定されている事で、積載物固定ベルトの作業開始から積載物の固定までを一人で容易にでき、安全に運搬することが出来る。また、積載物の運搬作業が終了したら、積載物固定ベルトを収納袋に収納することで長い積載物固定ベルトが作業の邪魔になることもなく、次の積載物の固定作業を効率よく行なうことが可能となる。なお、収納袋の収納口が積載物固定ベルトの短手方向にあることで固定ベルトの出入が容易で、美麗に整頓した形での収納が出来るので上記課題を解決できることがわかった。
手押し台車の手押し部に予め挿入係止帯で係止された積載物固定ベルトを挿入係止帯に重ねて固定した収容袋から引き出して、手押し台車上の積載物を取り巻くように一周させて積載物に程良い締める力を加えて固定し、目的地まで運搬し固定ベルトを外して積載物を降ろしたら固定ベルトを収納袋に納めて一連の作業は完了する。本考案の固定ベルトは予め手押し台車の手押し部の収納袋に収納されているので、固定ベルトを収納袋から引き出すだけで積載物の固定作業が開始出来る。また、挿入係止帯が手押し部に係止されていることで、固定ベルトを積載物へ取り巻くように一周させての固定作業が容易にできる態様にすることで、作業者一人で積載物の固定作業が可能で、安全で安心な運搬作業ができる。本考案の手押し台車用の荷崩れ防止積載物固定ベルトを用いる事によって、従来から行なってきた手で積載物を押さえて運搬するやり方やロープで止める方法、ストレッチフィルムを幾重にも巻く方法と比較して、短時間に安心して積載物の固定ができる。さらに、安全に運搬できることは勿論、運搬時間の短縮と、ストレッチフィルムの廃棄作業の改善と廃棄費用の削減及びストレッチフィルムの焼却処理による炭酸ガスの排出の削減等に結びつけることが可能となる。
作業者一人で手押し台車上の積載物を固定する場合において、図2、図4の積載物固定ベルトを収納袋3の収納口3aから引き出す。この際、挿入係止帯2a、2bの長手方向を手押し台車の手押し部5に係止することで、積載物の固定開始作業が容易である。次いで、積載物固定ベルトを積載物を取り巻くように一周させて、固定ベルト1a、1b上に取り付けた絞め具1d、1eを通してから、反転させて程よく締め、A固定部材1h、1iはB固定部材1f、1gに固定する。該作業は積載物の大きさが不揃い、不定形など様々な荷姿に応じて行なうが、作業者一人で短時間で容易に行なうことが出来る。最終的な形態は図5の積載状態となる。
以下、本考案を図面を用いて詳細に説明する。
図1は本考案の手押し台車の荷崩れ防止用積載物固定ベルトの立面図である。
図が本考案の積載物荷崩れ防止用固定ベルトであり、1a、1bは固定ベルトで、4は網である。1d、1eは締め具で、1f、1gはB固定部材で1h、1iはA固定部材である。3は固定ベルト収納袋であり、3aは収容袋の出入口である。
図1は本考案の手押し台車の荷崩れ防止用積載物固定ベルトの立面図である。
図が本考案の積載物荷崩れ防止用固定ベルトであり、1a、1bは固定ベルトで、4は網である。1d、1eは締め具で、1f、1gはB固定部材で1h、1iはA固定部材である。3は固定ベルト収納袋であり、3aは収容袋の出入口である。
図2は本考案の荷崩れ防止用積載物固定ベルトを収納した状態の上面図である。
1aは固定ベルトで2aは挿入係止帯で3は収納袋で3aは出入口である。
1aは固定ベルトで2aは挿入係止帯で3は収納袋で3aは出入口である。
図3は本考案の荷崩れ防止用積載物固定ベルトの1a、1bと挿入係止帯2a、2bとの開口部を手押し台車6の手押し部5に挿入した時の正面見取り図である。
図4は本考案の荷崩れ防止用積載物固定ベルトの1a、1bと挿入係止帯2a、2bとの開口部を手押し台車6の手押し部5に挿入した時の背面見取り図である。
図5は本考案の荷崩れ防止用積載物固定ベルトを使用して手押し台車上の積載物を固定した時の見取り図である。手押し台車6の手押し部5に荷崩れ防止用積載物固定ベルトの1a、1bと挿入係止帯2a、2bとの開口部を挿入して、積載物固定ベルトと手押し台車の手押し部を係止する。収納袋3の出入口3aから積載物固定ベルトを引き出して、手押し台車6の積載物7を荷崩れ防止用積載物固定ベルトで取り巻くように一周させ、固定部材のベルト部のA固定部材1h、1iを締め具1d、1eを通して反転して適度に引っ張り、締めてB固定部材1f、1gに固定することで積載物の固定ができる。又、この作業は作業者一人で短時間で容易に出来る事が大きな特徴である。
図6は荷崩れ防止用積載物固定ベルトに設置した締め具1d、1eとA固定部材1h、1iとB固定部材1f、1gの立面図である。A固定部材1h、1iを接合した固定ベルトを締め具1d、1eを通過させて反転、引張して積載物を適度に締めてB固定部材1f、1gに固定する態様である。
図1から図5の本考案の荷崩れ防止用積載物固定ベルトの材質と寸法について以下に説明する。荷崩れ防止用積載物固定ベルトのベルト部の材質は塩化ビニル、糸入り塩化ビニル、ポリプロピレンのシートやナイロン、ポリエステル、アクリル繊維等の布で、厚さ0.2〜4mm、幅30〜120mmで、網の端部を挟み込んで糸で縫い留める態様が好ましく、荷崩れ防止用積載物固定ベルトの大きさは200〜800mm×2000〜3000mmが好ましい。網の材質はナイロン、ポリエステル、アクリル繊維、ポリプロピレン等で2〜7mmの太さの直径のロープを編んで網とする。積載物が不定形な場合は伸縮性のあるゴムを上記材質で包んだものが好ましい。網目の大きさは20〜70mmが好ましく網の形状は角型か菱形の態様である。3の収納袋の材質はナイロン、ポリエステル、アクリル繊維等が好ましく、積載物固定ベルトを収納して作業に支障のない大きさが好ましい。1d、1eの締め具は鉄、真鍮にクロムメッキを施したものや、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等で形状は蒲鉾の断面が空洞形になったものや空洞の長方形で、固定ベルトに接合されたA固定部材1h、1iの幅と同等の寸法の空洞が好ましい。固定部材としてはマジックテープや差し込み式止め具などが好ましい態様である。
手押し台車に荷物を積載し運搬する運搬作業者及び輸送業界で、手押し台車への荷物、例えば小さな箱、大きさの異なる箱や不定型な物等を数段に重ねて積載し運搬する際、該積載物を作業者一人で固定する場合において、従来利用していたロープやストレッチフィルムに代わって本考案の積載物の荷崩れ防止ネットが利用できる。
1a、1b :固定ベルト
1d、1e :締め具
1f、1g :B固定部材
1h、1i :A固定部材
2a、2b :挿入係止帯
3 :収納袋
3a :収納袋の出入口
4 :荷崩れ防止用積載物固定ベルトの網
5 :手押し台車の手押し部
6 :手押し台車積載部
7 :積載物
1d、1e :締め具
1f、1g :B固定部材
1h、1i :A固定部材
2a、2b :挿入係止帯
3 :収納袋
3a :収納袋の出入口
4 :荷崩れ防止用積載物固定ベルトの網
5 :手押し台車の手押し部
6 :手押し台車積載部
7 :積載物
Claims (3)
- 平行する2本の固定ベルトの長手方向に200mm〜800mmの開口を有するように挿入係止帯を固定ベルトに重ねて固定し、固定ベルトの該挿入係止帯端位置から長手方向に荷崩れ防止網が長方形に配置された構造を有することを特徴とする手押し台車の荷崩れ防止用積載物固定ベルト。
- 前記、請求項1記載の手押し台車の荷崩れ防止用積載物固定ベルトで、挿入係止帯に荷崩れ防止用積載物固定ベルトを収納するための袋を重ねて固定した構造になっている事を特徴とする手押し台車の荷崩れ防止用積載物固定ベルト。
- 前記、請求項2記載の手押し台車の荷崩れ防止用積載物固定ベルトで、挿入係止帯に荷崩れ防止用積載物固定ベルトを収納するための袋は、収納口が固定ベルトの短手方向に配置した構造を有することを特徴とする手押し台車の荷崩れ防止用積載物固定ベルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007009015U JP3139328U (ja) | 2007-10-26 | 2007-10-26 | 手押し台車の荷崩れ防止用積載物固定ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007009015U JP3139328U (ja) | 2007-10-26 | 2007-10-26 | 手押し台車の荷崩れ防止用積載物固定ベルト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3139328U true JP3139328U (ja) | 2008-02-14 |
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JP (1) | JP3139328U (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020157941A (ja) * | 2019-03-27 | 2020-10-01 | 中村被服株式会社 | 荷崩れ防止具 |
-
2007
- 2007-10-26 JP JP2007009015U patent/JP3139328U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2020157941A (ja) * | 2019-03-27 | 2020-10-01 | 中村被服株式会社 | 荷崩れ防止具 |
JP6990418B2 (ja) | 2019-03-27 | 2022-01-12 | 中村被服株式会社 | 荷崩れ防止具 |
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