JP3133972U - パレット積載物の荷崩れ防止ネット固定用挿入バンド - Google Patents
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Abstract
【課題】従来はストレッチフィルムを幾重にも巻いて積載物の荷崩れを防止してきたが、この固定方法では作業時間が長くかかる事とストレッチフィルムは一度の使い切りで再利用できない事と、ストレッチフィルムの廃棄費用がかかる欠点があった。又、使用済みストレッチフィルムの廃棄物を焼却処理した場合、多量の炭酸ガスを発生させるため、環境への影響も好ましい状態ではなかった。これらの欠点を改善し、積載物を固定するのに作業者一人で短時間に作業が完了できる固定手段を提供する。
【解決手段】100mm〜150mm×200mm〜250mmで厚さ1mm〜5mmの長方形板の短手方向の一方の先端を段ボール箱底部とパレットの間に挿入固定し、長方形板の短手方向のもう一方の先端部にゴム製紐を取り付け、ゴム製紐先端部に荷崩れ防止ネットに結合できる部材を設けて、荷崩れ防止ネットと結合させる。
【選択図】図3
【解決手段】100mm〜150mm×200mm〜250mmで厚さ1mm〜5mmの長方形板の短手方向の一方の先端を段ボール箱底部とパレットの間に挿入固定し、長方形板の短手方向のもう一方の先端部にゴム製紐を取り付け、ゴム製紐先端部に荷崩れ防止ネットに結合できる部材を設けて、荷崩れ防止ネットと結合させる。
【選択図】図3
Description
本考案は荷物運搬用パレット積載物の荷崩れを防止するパレット積載物の荷崩れ防止ネット固定用挿入バンドに関する。
従来、荷物運搬用パレット積載物の荷崩れを防止する手段としては、一般には積載物の周囲にストレッチフィルムを幾重にも巻いて積載物の荷崩れを防止してきた。ストレッチフィルムを幾重にも巻いて固定する方法では、その作業時間が長くかかる事とストレッチフィルムは一度の使い切り使用で再利用できない事とストレッチフィルムの廃棄費用がかかる欠点を持っていた。又、廃棄したストレッチフィルムを焼却処理した場合、多量の炭酸ガスを発生させるため、環境への影響も好ましい状態ではなかった。これらの欠点を改善する事と、積載物を固定するのに作業者一人で短時間に作業が完了できる手段の提供も望まれていた。
本考案は荷物運搬用のパレット積載物を固定する手段として、ストレッチフィルムに代わる固定手段の提供と、作業者一人で短時間にパレット積載物を固定できる手段の提供にある。
上記の課題を解決すべく本考案者らは鋭意検討した結果、上記の課題は次のような手段によって解決できる事がわかった。
即ち、パレットの積載物上部に荷崩れ防止ネット(1000mm〜2000mm×1000mm×2000mm)を掛け、積載物底部とパレットとの間に荷崩れ防止ネット固定用挿入バンドの長方形板(厚さ1〜5mmで100mm〜150mm×200mm〜250mm)の先端部を挿入し、長方形板のもう一方の短手方向に取り付けたゴム製紐(300mm〜500mm)を適正に引張してゴム製紐先端部に配置した結合部材を荷崩れ防止ネットの4から8箇所係止することで前記課題が解決することがわかった。
即ち、パレットの積載物上部に荷崩れ防止ネット(1000mm〜2000mm×1000mm×2000mm)を掛け、積載物底部とパレットとの間に荷崩れ防止ネット固定用挿入バンドの長方形板(厚さ1〜5mmで100mm〜150mm×200mm〜250mm)の先端部を挿入し、長方形板のもう一方の短手方向に取り付けたゴム製紐(300mm〜500mm)を適正に引張してゴム製紐先端部に配置した結合部材を荷崩れ防止ネットの4から8箇所係止することで前記課題が解決することがわかった。
積載物上部に荷崩れ防止ネットを掛け、積載物底部とパレットの間に荷崩れ防止ネット固定用挿入バンドの長方形板を挿入し、長方形板のもう一方の短手方向に取り付けたゴム製紐を適正に引張してゴム製紐先端部に配置した結合部材を荷崩れ防止ネットに係止する態様にする事で、作業者一人でパレット積載物の固定作業が出来る事を可能とした。又、本考案の積載物の荷崩れ防止ネット固定用挿入バンドを用いる事によって、従来から行なってきたストレッチフィルムを幾重にも巻く作業時間の短縮と、ストレッチフィルムの廃棄作業の改善と廃棄費用の削減及びストレッチフィルムの焼却処理による炭酸ガスの排出の削減等に結びつけることが可能となる。
作業者一人でパレット上の積載物を固定する場合において、図3の荷崩れ防止ネット6を積載物の上に掛け、図1の荷崩れ防止ネット固定用挿入バンドの挿入先端部1aは挿入を容易にするため、図2の傾斜部1cと連関し、挿入先端部に向って薄くなる傾斜を有している。荷崩れ防止ネット固定用挿入バンドは長方形板2の挿入先端部1a及び傾斜部1cを経由して積載物の段ボール箱底部とパレット7の間の任意の場所に挿入し、長方形板2を押し込み固定する。長方形板の一方の短手先端部3aに取り付けられたゴム製紐4を適正に引張し、ゴム製紐の先端3bに配置した結合部材5で積載物固定ネット6に結合させれば良い。該作業を積載物の量や荷姿に応じて行なうが、結合部材5と積載物固定ネット6の結合箇所は4〜8箇所が望ましい。最終的な形態は図3の積載状態となる。
以下、本考案を図面を用いて詳細に説明する。
図1は本考案の積載物荷崩れ防止ネット固定用挿入バンドの立面図である。
2、4、5が本考案の積載物荷崩れ防止ネット固定用挿入バンド本体であり、2は長方形板で段ボール箱底部とパレットの間に挿入して固定するための挿入部材である。
1aは本考案の積載物の荷崩れ防止ネット固定用挿入バンドの挿入用先端部である。
1bは長方形板のゴム紐取り付け側先端部で、3aは長方形板のゴム製紐取り付け部である。4はゴム製紐で、3bはゴム製紐先端部で荷崩れ防止ネット接合部材取り付け部である。5は荷崩れ防止ネット接合部材である。
図1は本考案の積載物荷崩れ防止ネット固定用挿入バンドの立面図である。
2、4、5が本考案の積載物荷崩れ防止ネット固定用挿入バンド本体であり、2は長方形板で段ボール箱底部とパレットの間に挿入して固定するための挿入部材である。
1aは本考案の積載物の荷崩れ防止ネット固定用挿入バンドの挿入用先端部である。
1bは長方形板のゴム紐取り付け側先端部で、3aは長方形板のゴム製紐取り付け部である。4はゴム製紐で、3bはゴム製紐先端部で荷崩れ防止ネット接合部材取り付け部である。5は荷崩れ防止ネット接合部材である。
図2は本考案の積載物荷崩れ防止ネット固定用挿入バンドの見取り図である。
1cは長方形板が挿入端に向って薄くなる勾配を有し、積載物荷崩れ防止ネット固定用挿入バンドの長方形板が段ボール箱底部とパレットの間に挿入することがスムーズで容易にできる。
図3は積載物を積載物荷崩れ防止ネットと本考案の固定用挿入バンドを使用してパレットに固定した見取り図である。
積載物荷崩れ防止ネット6は、パレット7に積載した段ボール箱の上から掛け、積載物荷崩れ防止ネット固定用挿入バンドの長方形板2の1a、1cの挿入部を段ボール箱底部とパレットの間に挿入し、ゴム製紐取り付け部3aまで押し込んで挿入部分の摩擦力と積載物の重力によって固定する。ゴム製紐4を適度に引張して荷崩れ防止ネット接合部材5を荷崩れ防止ネット6に接合する。該作業を繰り返して、積載物荷崩れ防止ネットと荷崩れ防止ネット固定用挿入バンドを4から8箇所接合することで積載物の固定が可能となる。又、この作業は作業者一人で容易に出来る事が大きな特徴である。
1cは長方形板が挿入端に向って薄くなる勾配を有し、積載物荷崩れ防止ネット固定用挿入バンドの長方形板が段ボール箱底部とパレットの間に挿入することがスムーズで容易にできる。
図3は積載物を積載物荷崩れ防止ネットと本考案の固定用挿入バンドを使用してパレットに固定した見取り図である。
積載物荷崩れ防止ネット6は、パレット7に積載した段ボール箱の上から掛け、積載物荷崩れ防止ネット固定用挿入バンドの長方形板2の1a、1cの挿入部を段ボール箱底部とパレットの間に挿入し、ゴム製紐取り付け部3aまで押し込んで挿入部分の摩擦力と積載物の重力によって固定する。ゴム製紐4を適度に引張して荷崩れ防止ネット接合部材5を荷崩れ防止ネット6に接合する。該作業を繰り返して、積載物荷崩れ防止ネットと荷崩れ防止ネット固定用挿入バンドを4から8箇所接合することで積載物の固定が可能となる。又、この作業は作業者一人で容易に出来る事が大きな特徴である。
図1から図3の本考案の積載物荷崩れ防止ネット固定用挿入バンドの材質と寸法について以下に説明する。
2の材質はポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニール、ポリスチレン等の合成樹脂で厚さ1mmから5mmで、長方形板の短手方向は100mmから150mm、長方形板の長手方向は200mmから250mmが好ましい態様であり、再利用に耐える強度がある。又、1cの勾配部は長方形板の長手方向に3mmから12mmの距離で、長方形板先端部1aに向って薄くなる傾斜を有する態様が好ましい。4の材質は伸縮性のある合成ゴム又は天然ゴム等を芯として、周りをナイロン、ポリエステル等の繊維や織布でカバーしたゴムバンドが好ましく、ゴムバンドの太さは7mmから20mmで長さは300mmから600mmが好ましい態様である。接合部材5はステンレス等の金具が耐久性があり好ましく、長さは20mmから40mmが好ましい態様である。
2の材質はポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニール、ポリスチレン等の合成樹脂で厚さ1mmから5mmで、長方形板の短手方向は100mmから150mm、長方形板の長手方向は200mmから250mmが好ましい態様であり、再利用に耐える強度がある。又、1cの勾配部は長方形板の長手方向に3mmから12mmの距離で、長方形板先端部1aに向って薄くなる傾斜を有する態様が好ましい。4の材質は伸縮性のある合成ゴム又は天然ゴム等を芯として、周りをナイロン、ポリエステル等の繊維や織布でカバーしたゴムバンドが好ましく、ゴムバンドの太さは7mmから20mmで長さは300mmから600mmが好ましい態様である。接合部材5はステンレス等の金具が耐久性があり好ましく、長さは20mmから40mmが好ましい態様である。
図3はパレット積載物の最上部に荷崩れ防止ネット6を掛け、本考案の積載物の荷崩れ防止ネット固定用挿入バンド(2、4、5)で積載物を固定した積載状態図である。
例えば小さな段ボール箱やサイズの異なる段ボール箱をパレットで運搬する時や近距離を運搬するときは積載物を固定するための経費と時間が不経済であったが、本考案の積載物の荷崩れ防止ネット固定用挿入バンド(2、4、5)と荷崩れ防止ネット6を結合させて積載物を簡便で安全に固定できる。
例えば小さな段ボール箱やサイズの異なる段ボール箱をパレットで運搬する時や近距離を運搬するときは積載物を固定するための経費と時間が不経済であったが、本考案の積載物の荷崩れ防止ネット固定用挿入バンド(2、4、5)と荷崩れ防止ネット6を結合させて積載物を簡便で安全に固定できる。
パレットに荷物を積載し運搬する運搬作業者及び輸送業界で、パレットへの荷物、例えば段ボール箱等を数段に重ねて積載し、該積載物を作業者一人で固定する場合において、従来利用していたストレッチフィルムに代わって荷崩れ防止ネットと本考案の積載物の荷崩れ防止ネット固定用挿入バンドが利用できる。
1a、1b :長方形板先端(短手方向)
1c :長方形板勾配付き挿入端
2 :長方形板
3a :ゴム製紐取り付け部
3b :荷崩れ防止ネット接合部材取り付け部
4 :ゴム製紐
5 :荷崩れ防止ネット接合部材
6 :荷崩れ防止ネット
7 :パレット
1c :長方形板勾配付き挿入端
2 :長方形板
3a :ゴム製紐取り付け部
3b :荷崩れ防止ネット接合部材取り付け部
4 :ゴム製紐
5 :荷崩れ防止ネット接合部材
6 :荷崩れ防止ネット
7 :パレット
Claims (2)
- 100mm〜150mm×200mm〜250mmで厚さ1mm〜5mmの長方形板の短手方向の一方の先端に、長さ300mm〜500mmのゴム製紐を取り付けゴム製紐先端部に荷崩れ防止ネットに結合できる部材を設けたことを特徴とするパレット積載物の荷崩れ防止ネット固定用挿入バンド。
- 前記、請求項1記載の長方形板の短手方向挿入部が、先端に向かって薄くなるように勾配を設けた構造になっている事を特徴とするパレット積載物の荷崩れ防止ネット固定用挿入バンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007001825U JP3133972U (ja) | 2007-02-21 | 2007-02-21 | パレット積載物の荷崩れ防止ネット固定用挿入バンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007001825U JP3133972U (ja) | 2007-02-21 | 2007-02-21 | パレット積載物の荷崩れ防止ネット固定用挿入バンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3133972U true JP3133972U (ja) | 2007-08-02 |
Family
ID=43284593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007001825U Expired - Lifetime JP3133972U (ja) | 2007-02-21 | 2007-02-21 | パレット積載物の荷崩れ防止ネット固定用挿入バンド |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3133972U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020006967A (ja) * | 2018-07-03 | 2020-01-16 | Jx Anci株式会社 | 超薄型パレット |
-
2007
- 2007-02-21 JP JP2007001825U patent/JP3133972U/ja not_active Expired - Lifetime
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