JP3139227B2 - 電気湯沸かし器 - Google Patents

電気湯沸かし器

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JP3139227B2
JP3139227B2 JP05175243A JP17524393A JP3139227B2 JP 3139227 B2 JP3139227 B2 JP 3139227B2 JP 05175243 A JP05175243 A JP 05175243A JP 17524393 A JP17524393 A JP 17524393A JP 3139227 B2 JP3139227 B2 JP 3139227B2
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清義 高田
健治 岡村
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収容液体を加熱・保温
し、器体外へ導出する電気湯沸かし器の蓋体の構成に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の電気湯沸かし器は、図5お
よび図6に示すようなものであった。図において1は外
側部を構成するボデーで、液体を収容する容器2を内包
している。3は注口で中央開口部に前記容器2を載置し
ている。4は液体を加熱する発熱体で容器2の底面部に
固着している。5は蓋体で、内部に配された前後に摺動
可能なロック材6と、ロック材6を前方に付勢するスプ
リング7と、上部に配された蓋カバー12と、この蓋カ
バー12に形成された支柱5aの穴部5bに嵌合する軸
8を有する弧回動自在に取り付けられたロック解除つま
み9と、閉口時に容器2の開口上面円周部2aと当接す
るパッキン10と、下部に配された飾り板13とによっ
て構成されている。この蓋体5は、注口3に設けられた
ヒンジ部11により軸支され、容器2の上面開口部を開
閉自在に取りつけられている。蓋体5の閉位置におい
て、ロック材6の前部に形成された爪部6aは注口3に
形成された爪受け部3aに嵌合しており、この状態で蓋
体5はロックされた状態になっている。また、ロック解
除つまみ9の他端部9aの下方に形成された突起9bは
ロック材6に形成された略垂直な端部6bに当接し、ロ
ック解除つまみ9を回動させた時にロック材6を後方へ
移動可能としている。
【0003】上記構成においてその動作を説明する。ま
ず蓋体5の閉位置において、軸8を支点にロック解除つ
まみ9を回動すると、その突起9bがロック材6の略垂
直な端部6bに圧接するため、ロック材6はスプリング
7の付勢に抗して後方に移動していく。さらに回動操作
を続けると、ついにはロック材6の爪部先端部6dが注
口3の爪受け部3aから外れる。この状態においてヒン
ジ部11を支点に蓋体5を開口方向に移動すると、容器
2上面を開口状態にできる。
【0004】また、上記の開口状態において、ヒンジ部
11を支点に蓋体5を閉口方向に回動すると、ロック材
6の爪部6aの下斜面部6cが注口3の爪受け部3aの
上斜面部3bに当接し、さらに回動操作を続けるとロッ
ク材6はスプリング7の付勢に抗して後方に移動してロ
ック材6の爪部6aの先端部6dが爪受け部3aの先端
部3cに当接し、ついには爪部6aが爪受け部3aの下
方へ入り込み、スプリング7により前方に付勢されロッ
クされる。この状態においてパッキン10は容器2の開
口上面円周部2aと当接しており、その弾性による反力
により容器2と蓋体5との気密性が保たれる構成となっ
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成においては、蓋体5を開口状態から閉口状態に
する回動操作時において、蓋体5の中央部でなく蓋体5
の上面側部を押圧した場合、押圧側のロック材6の爪部
6aが爪受け部3aに嵌合しようとするが、逆側のロッ
ク材6の爪部は未嵌合の状態にあり、この状態で押圧を
停止するとロック材6が正規に嵌合されない状態、いわ
ゆる半ロック状態となる。
【0006】この時に本体を誤って転倒させると蓋体5
は容器2内の液体の衝撃で開口し、容器2内部に収容さ
れている高温の液体が流出し、火傷をするという問題が
あった。
【0007】またこの半ロック状態を解決するために、
パッキン10の弾性力を上げて蓋体5を上方へ押し上
げ、一目で開口状態であることが確認できるようにする
と、蓋体5の閉止圧力が高くなり使用性が悪くなるとい
う問題があった。
【0008】本発明は上記従来問題点を解決するもの
で、安全でしかも操作性の良い電気湯沸かし器を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、外側部を構成するボデー内部に液体を収容
する容器と、中央開口部で前記容器を載置した注口と、
容器に固着し液体を加熱する発熱体と、容器の上方開口
部を開閉自在に覆う蓋体を設け、前記蓋体は内部に摺動
自在なロック材とこのロック材を一方向に付勢するスプ
リングを備え、上部にはスプリングに抗してロック材を
摺動させるロック解除つまみと、下部には容器上面に接
するゴム性のパッキンを設けて前記蓋体の一側を注口に
軸支し、他側をこの注口に設けた爪受け部にロック材爪
部を着脱自在に嵌合させるとともに、注口の爪受け部先
端には回動自在なローラーを設け、前記蓋体を閉口方向
に回動したとき、ロック材爪部が注口に当接することな
くローラーに当接することを特徴とする構成としたもの
である。
【0010】
【作用】上記構成により、蓋体に備えたロック材爪部を
着脱自在に嵌合させる注口の爪受け部の先端に回動自在
なローラーを設けたので、半ロック状態になり易くなる
蓋体の側部を押圧して閉止した場合でも、ロック材爪部
がローラーを押圧するのでローラーが回転し、ロック材
爪部の一方が閉口方向または開口方向へ移動し、それに
連動してもう一方のロック材爪部も同方向へ移動する。
従って、半ロック状態となる可能性は少なくなる。しか
も半ロック状態の時に押圧を停止しても、ロック材爪部
はローラーとの嵌合が外れ易くなっているのでパッキン
のわずかな弾性力により蓋体が上方へ押しやられ、ロッ
ク材爪部に当接していたローラーが回転し、それに連動
して未嵌合であったロック材爪部が開方向へ移動し、蓋
体は開口方向へと回動する。よって前記の半ロック状態
となる可能性は回避され完全に開口状態となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図1〜図4
を参照しながら説明する。
【0012】図において21は外側部を構成するボデー
で、液体を収容する容器22を内包している。23は注
口で中央開口部に前記容器22を載置している。24は
液体を加熱する発熱体で容器22の底面部に固着してい
る。蓋体25は内部に配した前後に摺動可能なロック材
26と、ロック材26を前方に付勢するスプリング27
と、上部に配した蓋カバー42と、この蓋カバー42に
形成した支柱25aの穴部25bに嵌合する軸28を有
する弧回動自在に取り付けたロック解除つまみ29と、
閉口時に容器22の開口上面円周部22aと当接するパ
ッキン30と、下部に配した飾り板43とによって構成
している。この蓋体25は、注口23に設けたヒンジ部
31により軸支され、容器22の上面開口部を開閉自在
に取りつけている。蓋体25の閉位置において、ロック
材26前部に形成した爪部26aは注口23に形成した
爪受け部23aに嵌合しており、この状態で蓋体25は
ロックされた状態になっている。また、ロック解除つま
み29の他端部29aの下方に形成された突起29bは
ロック材26に形成された略垂直な端部26bに当接
し、ロック解除つまみ29を回動させた時にロック材2
6を後方へ移動可能としている。また、注口23に形成
した爪受け部23aの入口上部には回動自在なローラー
34を設けている。また、このローラー34はロック材
26と当接した状態においては注口23と蓋体25との
間には隙間を有する位置に設けている。
【0013】上記構成においてその動作を説明する。ま
ず蓋体25閉位置において、軸28を支点にロック解除
つまみ29を回動すると、その突起29bがロック材2
6の略垂直な端部26bに圧接するため、ロック材26
はスプリング27の付勢に抗して後方に移動していく。
さらに回動操作を続けると、ついにはロック材26の爪
部先端部26dが注口23の爪受け部23aから外れ
る。この状態においてヒンジ部31を支点に蓋体25を
開口方向に回動すると、容器22上面を開口状態にでき
る。
【0014】また、上記の開口状態において、ヒンジ部
31を支点に蓋体25を閉口方向に回動すると、ロック
材26の爪部26aの下斜面部26cは注口23の上斜
面部23に当接せずに注口23の爪受け部23aの先端
に設けた回動自在なローラー34に当接し、さらに回動
操作を続けるとロック材26はスプリング27の付勢に
抗して後方に移動してロック材26の爪部26aの先端
部26dが爪受け部23aの先端のローラー34を回転
させながら円滑に摺動し、ついには爪部26aが爪受け
部23aの下方へ入り込み、スプリング27により前方
に付勢されロックされる。この状態において蓋体25は
閉口状態となり、パッキン30は容器22の開口上面円
周部22aと当接しており、その弾性による反力により
容器22と蓋体25との気密性が保たれる構成となって
いる。
【0015】したがって上記実施例によれば、回動自在
なローラー34を設けることによって、半ロック状態で
押圧操作を停止してもローラー34はロック材26の爪
部26aと接しているので、半ロック状態となる可能性
は少なくなる。また仮に半ロック状態となっても、パッ
キン30のわずかな弾性力により蓋体25が上方へ押し
やられ、ロック材26の爪部26aとローラー34との
相互作用により蓋体25はさらに開口方向へと回動す
る。よって前記の半ロック状態は完全に解消される。
【0016】さらにローラー34がロック材26と当接
した状態における注口23と蓋体25との隙間によって
ロック材26と注口23との摩擦をなくし、蓋体の閉止
圧力を低減することができることになる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、注口の
爪受け部の先端に回動自在なローラーを設けることによ
って半ロック状態を回避でき、開口あるいは閉口状態を
目視により明確にして確認できるものである。
【0018】したがって、不完全なロック状態が維持さ
れることがないため、蓋体が開口状態であれば再度閉め
直し閉口状態にすることにより、誤って転倒させても蓋
体は開口することがなく、容器内部に収容されている高
温の液体が流出することがない。
【0019】以上のように本発明は、安全で操作性の良
い電気湯沸かし器を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例電気湯沸かし器を示す断面図
【図2】同要部拡大断面図
【図3】同要部拡大断面図
【図4】同平面図
【図5】従来の電気湯沸かし器を示す断面図
【図6】同要部拡大断面図
【符号の説明】
21 ボデー 22 容器 23 注口 23a 爪受け部 24 発熱体 25 蓋体 26 ロック材 27 スプリング 29 ロック解除つまみ 30 パッキン 34 ローラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/21 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側部を構成するボデーの上部に載置し
    た注口を設け、前記ボデー内部には液体を収容する容器
    と、この容器に固着し液体を加熱する発熱体と、前記容
    器の上方開口部を開閉自在に覆う蓋体を備え、前記蓋体
    は内部に摺動自在なロック材とこのロック材を一方向に
    付勢するスプリングを設け、上部には前記スプリングに
    抗してロック材を摺動させるロック解除つまみと、下部
    には容器上面に当接するゴム性のパッキンを設けて蓋体
    の一側を注口に軸支し、他側を前記注口に設けた爪受け
    部にロック材爪部を着脱自在に嵌合させるとともに、前
    記注口の爪受け部の先端には回動自在なローラーを設
    け、前記蓋体を閉口方向に回動したとき、ロック材爪部
    が注口に当接することなくローラーに当接することを特
    徴とする電気湯沸かし器。
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