JP3138774U - 重量物担持移動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】重量物を載置する枠体の上部両側に設けた平面視平行する対の担ぎ棒を複数の担ぎ手が担持した場合に、担ぎ手の身長等に応じて左右の担ぎ棒がその傾斜を異にして、安定した状態を保つことが出来るようにする。
【解決手段】重量物上部に設けた各担ぎ棒をそれぞれ複数の担ぎ手が担ぐことにより階段等を持ち上げるものであるが、担ぎ手の身長等により左右の担ぎ棒の水平に対する角度が適宜変化することを可能にするため、重量物積載用枠体の上部両側にそれぞれ別個に移動可能に担ぎ棒を枢支している。また、担ぎ棒は側面視一字形をなした直線状のもの或いは中央枢支位置を上方に突出したへ字状とし、重量物積載用枠体の枢支位置を上昇させる構成としても良い。そして、担ぎ棒は担ぎ手の人数に応じて長くするために、端部において伸張用バーを挿入することを可能とした管状体としている。
【選択図】図1

Description

本考案は、重量物を人手により傾斜路或いは階段等を安全に搬送することの出来る重量物担持移動装置に関する。
重量物を短区間移動するような場合、例えばトラック等から降ろされた重量物は台車等により移動するが、平面上の移動は可能であるが、平面上の移動でも傾斜がきつくなり或いは階段状になると台車での搬送は出来なくなる。そのために、階段部分に台車等の車輪間隔に適合するガイドレールを置きガイドレールにより台車を案内する重量物運搬装置(特許文献1,2参照)が知られている。
然し、これらの装置ではガイドレールの配置等を行なわねばならず、常時当該階段等で搬入搬出が行われているのでなければ適した手法とは云えない。
そこで、階段等の車椅子の移動のために、平行する2本の担ぎ棒とその連結棒とにより長ロ字状枠体よりなる担ぎ棒を構成し該枠体により車椅子を担持し、枠体の前後に配した最少2人の者が枠体を持つことで階段等を昇降する車椅子運搬具(特許文献3)が考えられている。然し、この車椅子運搬具は、ロ字状の枠体を構成する平行する2本の担ぎ棒とそれを連結する連結棒とが一体に固定されているために、担ぎ棒は常に平行の状態に置かれなければ安定した搬送は出来ない。
然しながら、重量物を担持搬送する場合複数の多人数で重量物積載用枠体を支えなければならず、そのため必ずしも両側の対の担ぎ棒が傾斜に対して同角度とはならないことも必要である。
実公平5−37989号公報 特開昭58−135082号公報 特開2004−215733号公報
本考案は、重量物を担持して搬送するため、重量物を載置する枠体の上部両側に設けた平面視平行する対の担ぎ棒を複数の担ぎ手が担持した場合に、担ぎ手の身長等に応じて左右の担ぎ棒がその傾斜を異にして、安定した状態を保って担持移送することが出来るようにする。
本考案重量物担持移動装置は、重量物両側に設けた各担ぎ棒をそれぞれ複数の担ぎ手が担ぐことにより階段等を持ち上げるものであるが、担ぎ手の身長等により左右の担ぎ棒の水平に対する角度が適宜変化することを可能にするため、重量物積載用枠体の上部両側にそれぞれ別個に揺動可能に担ぎ棒を枢支している。
担ぎ棒は側面視一字形をなした直線状のもの或いは中央枢支位置を上方に突出したへ字状とし、重量物積載用枠体の枢支位置を上昇させる構成としても良い。
担ぎ棒は担ぎ手の人数に応じて長くするために、担ぎ棒端部において伸張用バーを挿入することを可能とした管状体としている。
本考案重量物担持移動装置は、重量物積載用枠体の上部両側に、それぞれ別個に移動可能に担ぎ棒を枢支したために、重量物積載用枠体の両側に設けてある担ぎ棒の水平に対する角度を異ならせて担ぐことが可能となり、左右の担ぎ棒を担持する作業者の身長等に前後で差異があっても前記角度を変化させることで重量物積載用枠体を安定して支持することが可能となる。
重量物積載用枠体の上部両側に設けた担ぎ棒は中央枢支位置において側面視へ字状に屈折させて枢支位置を上方に突出すれば、重量物積載用枠体の支持位置が上方に移動し枠体の床下空間が大となり障害物に対しての安全性を高められる。
担ぎ棒は、その端部において伸張用バーを挿入することを可能にした管状体で構成されているため、重量物を搬送する際、更に人手を要するときは伸張用バーを挿入すれば担ぎ手を増員することも出来る。
更に、移動途中において、例えば階段等の踊り場等の狭い場所で担ぎ棒の長さが長く重量物積載用枠体を回す事が出来ないような場合、伸長用バーを総て抜き取って、平面視前後の長さを短くすれば狭い場所でも容易に重量物積載用枠体の向きを変えることが出来る。
本考案の重量物担持移動装置の実施形態を図面と共に説明する。
図1は正面図、図2は平面図、図3は左側面図、図4は担ぎ棒の他の例を示す側面図、図5は移動状態の概略側面図である。
本考案重量物担持移動装置1は、重量物積載用枠体2の上部両側にそれぞれ別個に揺動可能に担ぎ棒3を軸4により枢支してなる。重量物積載用枠体2は床板5の4隅に立設した柱状体6及びその間に架け渡した梁7とにより組み立てられた長4角形の立方体で、天井板は設けられておらず被搬送物の高さによっては重量物積載用枠体2から被搬送物の頂部が突出することになる。重量物積載用枠体2への被搬送物の出し入れは、図2,3において矢印で示す出し入れ口8から行なわれる。
搬送物の出し入れの際には、図2,3に示す枠体2の出し入れ口8側に設けられた支持部材9,9間に渡したストッパー10を外し、枠体2内に被搬送物を搬入し床板5上に載置する。平面視コ字状をなし開口部を出し入れ口8とした枠体2の、前記出し入れ口を除く3面に移動時、枠体2の動きを防ぎ或いは取り扱いを容易とするために手摺11,11,11を設ける
前述の如く枠体2の最上部の平行する2本の梁7,7に軸4によって担ぎ棒3を枢支している。12は担ぎ棒3と軸4の間に介在させた支持腕である。図2乃至4に示す例では担ぎ棒3は支持腕12を設けた位置を屈折点として側面視へ字状に屈曲している。担ぎ棒3は筒状体よりなりその中に伸長用バー13を挿入している。伸長用バー13は担ぎ手の人数に応じて所定の長さのものを担ぎ棒3に挿入して多人数でも荷をかつげるようにしている。
図2〜4に示す担ぎ棒3は中央部が上方に山形に突出しているために、重量物積載用枠体2を担持するとき枠体2を前後突出した分だけ上位に持ち上げることが出来る。
図4に示す担ぎ棒3は直線状となっているため重量物積載用枠体を低く支えることが可能で、此の場合安定した状態で搬送することが出来る。図4に示す例でも担ぎ棒は筒状体とし伸長用バー13を挿入することも可能としている。
本考案の重量物担持移動装置1により搬送を行なう際は、図5に示す如く、重量物積載用枠体2の両側の担ぎ棒3,3のそれぞれの前後に(図5に示す例では両側のそれぞれの担ぎ棒の前後に1人宛)配し計4人で重量物担持移動装置1を支えている。ここで上記4人の背丈を見るとA,Bの2人はほぼ同じであるが、CはA,Bより低くDは高い。そのために、A,Bの2人によって担持されている担ぎ棒3aはほぼ階段の傾斜と同じ角度で重量物積載用枠体2を支えているが、C,Dの2人によって担持されている担ぎ棒3bはCの背丈が低くDが高いため前下がりの状態を呈し、階段部分では水平状態となっている。然し重量物積載用枠体2を支えるのにはこの左右の担ぎ棒3の角度が揃わず担ぎ手の背丈に対して合った角度を保つのが好ましい。
この状態は左右の担ぎ棒3が互いに連結固定されておらずそれぞれ別個に揺動するために発揮することが出来るのであって、左右両側の担ぎ棒3a,3bが連結棒等で一体となっている場合には、このような動きは生じない。
本考案重量物担持移動装置1によって搬送途中において、搬送方向を変えたいが場所が狭いというような際には担ぎ棒3に挿し込んである伸長用バー13を引き抜くことで回転半径を少なく容易に方向を変えることが出来る。
上記したように本考案重量物担持移動装置は、担ぎ手により担がれて移動するが、重量物積載用枠体を支える一対の担ぎ棒を左右にそれぞれ個別に揺動可能に枢支したことにより担ぎ手の背丈に関係なく個別に担持角度が変えられ、安定して担持搬送することに寄与している。
本考案重量物担持移動装置。 同平面図。 同左側面図。 担ぎ棒の他の例を示す側面図。 移動状態の概略側面図。
符号の説明
1 重量物担持移動装置
2 重量物積載用枠体
3 担ぎ棒
4 軸
5 床板
6 柱状体
7 梁
8 出し入れ口
9 支持部材
10 ストッパー
11 手摺
12 支持腕
13 伸長用バー

Claims (4)

  1. 重量物積載用枠体の上部両側に、それぞれ別個に揺動可能に担ぎ棒を枢支したことを特徴とする重量物担持移動装置。
  2. 担ぎ棒は側面視一字状の直線をなしていることを特徴とする請求項1記載の重量物担持移動装置。
  3. 担ぎ棒は、中央枢支位置において側面視へ字状に屈折し枢支位置を上方に突出していることを特徴とする請求項1記載の重量物担持移動装置。
  4. 担ぎ棒は、その端部において伸長用バーを挿入することを可能とした管状体であることを特徴とする請求項1記載の重量物担持移動装置。
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