JP3138662U

JP3138662U - トンネル走行の衝突防止安全補助装置

Info

Publication number: JP3138662U
Application number: JP2007008287U
Authority: JP
Inventors: 方文杰
Original assignee: 方文杰
Priority date: 2007-10-29
Filing date: 2007-10-29
Publication date: 2008-01-17
Anticipated expiration: 2017-10-29

Abstract

【課題】トンネル走行の衝突防止安全補助装置の提供。
【解決手段】トンネル走行の安全補助装置は、光壁ユニットとディスプレイパネルとからなる。光壁ユニットは、トンネル入口の相対する両側に設置され、光壁ユニットは、複数のLED光源と赤外線センサーを有する。赤外線センサーとLED光源は電気的に接続する。ディスプレイパネルがチャンネル入口上方に設置される。光壁ユニットとディスプレイパネルは、トンネル内で事故が発生し、車輌がトンネル内で渋滞した時、赤外線センサーが、停止状態の車輌を感知し、光壁のLEDを発光させ、ディスプレイパネルに警告文字や図案を表示し、トンネル外の車輌に注意を呼びかける。
【選択図】図４

Description

本考案はトンネル内で車輌が衝突するのを防止し、トンネル内の安全を向上させる装置に関するものである。

視覚コントラストの物理現象により、光線が充分な環境から突然暗い環境に入る時、目は一定の時間を経過して、暗い環境に適応し、暗中の物体を見ることができる。このような状況は、映画館に入った時の感覚と同じようなもので、これが、道路のトンネルでも現れる。通常、ドライバは、昼間にトンネルを運転するとき、光線が充分なトンネル外から暗いトンネルに進入し、トンネル内には電灯があるが、トンネル外の輝度とは比べ物にならず、よって、トンネルに進入した数秒間（走行距離約１００メートル）は、ドライバの視覚適応期である。この適応期と距離は、一番危険な時である。もし、トンネル内で事故が発生し、渋滞が発生すると、トンネル外の車輌は、警告なしにトンネル内に進入してしまい、視覚コントラストのせいで、トンネル内で渋滞した車輌に衝突し、重大な交通事故が発生する。

本考案の目的は、トンネル走行車の衝突を防止する安全補助装置を提供し、トンネル内で事故が発生して渋滞する時、トンネル外のその他の車輌が即時に警告を得て、トンネルの状況を把握して、トンネル内の走行の安全を確保することにある。

本考案の特徴は、トンネルに装着する安全補助装置で、トンネルの入口近くに装着される照明用途の光壁ユニットと、トンネル入口上方のディスプレイパネルと、からなる。光壁ユニットは照明用光源、及び、停止車輌を感知する赤外線センサーを有し、光壁ユニット、ディスプレイパネルは一システムを形成する。光壁ユニットの光源は正常な車輌運行状態時には通電発光しない。トンネル内で事故が発生して渋滞する時、赤外線センサーにより渋滞状況を検出し、光源が発光してトンネルに照明を提供し、ディスプレイパネルも通電して、警告文字あ図案を表示し、トンネルに進入していない車輌がトンネル内の状況を把握することができる。

本考案により、トンネル内で事故が発生して渋滞する時、トンネル外のその他の車輌が即時に警告を得て、トンネル内の状況を把握して、トンネル内の走行の安全を確保する。

図１と図２で示されるように、本考案のトンネル走行の安全補助装置は、光壁ユニット１とディスプレイパネル２からなる。単一方向のトンネルへの応用中、光壁ユニット１はトンネルの入口の相対する両側の壁に設置され、光壁ユニット１の長さは、トンネル入口から中に百メートル延伸し、且つ、地面から３メートル上に延伸する。光壁ユニット１は、複数のLED光源１１と赤外線センサー１２を有し、LED光源１１は、光壁ユニット１の面積範囲内でアレイ状に分布する。赤外線センサー１２は、LED光源１１の間に設置され、LED光源と電気的に接続する。ディスプレイパネル２はトンネル入口上方に設置され、ディスプレイパネル２は複数のLEDからなり、且つ、ディスプレイパネル２もトンネル管理センターのコンピュータと連結して、自動、或いは、人工方式により、光壁ユニット１とディスプレイパネル２の作動を制御する。

図３は本考案の安全補助装置を双方向のトンネルに応用する実施例を示し、実施例中、光壁ユニット１はトンネルの入口の相対する両側に設置され、光壁ユニット１の長さは、それぞれ、トンネル両端の入口から中に百メートル延伸し、地面から上に三メートル延伸する。

前述の装置により、その作動方式は、光壁ユニット１の各LED光源を平時には発光させず、ディスプレイパネル２も起動せず、節電している。また、コンピュータプログラムの設計により、赤外線センサー１２が車輌、或いは、その他の物体の感知が短時間内に設定される時、LED光源１１とディスプレイパネル２は共に起動せず、赤外線センサー１２が車輌、或いは、その他の物体を一定時間感知した後、LED光源１２が通電発光し、ディスプレイパネル２も警告文字や図案を表示する。よって、図４で示されるように、トンネル内で事故が発生し、渋滞が生じる時、トンネル内で渋滞した車輌は停止状態であるので、赤外線センサー１２は長時間感知され、故に、光源が通電して発光し、トンネル内に照明を提供し、トンネル外の車輌がトンネル内の道路状況を見ることができ、ディスプレイパネル２が警告文字や図案を表示するので、トンネル内で安全に走行できる。トンネル内の事故の排除後、車輌は正常な車輌速度に回復し、赤外線センサー１２は感知せず、LED光源１１が自動的に停止する。

本考案の安全補助装置をトンネル内に設置した図である。本考案の安全補助装置を単一方向トンネルに設置した図である。本考案の安全補助装置を双方向トンネルに設置した図である。トンネル内で事故が発生した時、本考案の安全装置が作動し、トンネル外の車輌に注意を促す状況図である。

符号の説明

１光壁ユニット
１１ LED光源
１２赤外線センサー
２ディスプレイパネル
３車輌

Claims

トンネル走行の衝突防止安全補助装置であって、
トンネル入口の相対両側の壁に設置され、複数のLED光源と赤外線センサーを有し、前記赤外線センサーとLED光源は電気的に接続し、前記赤外線センサーは物体を一定時間感知した後、前記LED光源が通電して発光する光壁ユニットと、
トンネルの入口上方に設置され、前記LED光源が発光する時、通電して、警告文字や図案を表示するディスプレイパネルと、
からなることを特徴とするトンネル走行の衝突防止安全補助装置。
前記光壁ユニットは、トンネル入口から中に百メートル延伸し、且つ、地面から上に三メートル延伸することを特徴とする請求項１に記載のトンネル走行の衝突防止安全補助装置。
前記ディスプレイパネルは複数のLEDを含むことを特徴とする請求項１に記載のトンネル走行の衝突防止安全補助装置。