JP3138441B2 - キー装着用のカバー - Google Patents

キー装着用のカバー

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JP3138441B2
JP3138441B2 JP09359694A JP35969497A JP3138441B2 JP 3138441 B2 JP3138441 B2 JP 3138441B2 JP 09359694 A JP09359694 A JP 09359694A JP 35969497 A JP35969497 A JP 35969497A JP 3138441 B2 JP3138441 B2 JP 3138441B2
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一幸 増澤
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有限会社信濃の國や
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B19/00Keys; Accessories therefor
    • E05B19/04Construction of the bow or head of the key; Attaching the bow to the shank
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B19/00Keys; Accessories therefor
    • E05B19/04Construction of the bow or head of the key; Attaching the bow to the shank
    • E05B19/043Construction of the bow or head of the key; Attaching the bow to the shank the shank being pivotably mounted on the bow, e.g. for storage

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キーの金属製のつ
まみ部に装着されるキー装着用のカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】つまみ部に樹脂が肉厚に一体に被覆され
た高級感のあるキーも存在するが、単に金属板を加工し
ただけのキーも存在する。単に金属板を加工しただけの
キー10を図9に示す。キー10は、一般的に、キー溝
が形成されるキー溝部10aと、キーを回すためにキー
溝部10aよりも幅広に形成されているつまみ部10b
より成る。また、つまみ部10bには、キーホルダー
(図示せず)等に接続するための通し穴12が形成され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなキー10の
つまみ部10bの肉厚は、キー溝部10aと同じ肉厚
で、しかもキー溝部10aと一体に形成された金属製で
あるので、回す際に指先の力がキーに伝えにくく、また
金属製であるので冷たい感触で指先に不快感を生じると
いった課題があった。また、高級感に乏しいといった課
題もあった。さらに、キーをそのまま露出してポケット
等に入れて持ち歩くと、キーによってポケットや同じポ
ケットにいれておいた物に傷がついてしまうといった課
題もあった。
【0004】したがって、本発明は上記課題を解決すべ
くなされ、その目的とするところは、単に金属板を加工
しただけのキーに容易に装着でき、キーの操作を容易に
すると共に高級感も出せ、また、キーを露出させずに持
ち歩くことができるキー装着用のカバーを提供すること
にある。さらに、カバー本体に時計を取り付けて、時計
を持ち歩いていない場合でも時刻が分かり、デザイン的
にも優れ、時計がカバー本体から脱落してしまうことが
ないキー装着用のカバーを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために次の構成を備える。本発明に係るキー装着用
のカバーによれば、キーの金属製のつまみ部が挿入され
る挿入孔を有するカバー本体と、該カバー本体に取り付
けられている時計とを具備するキー装着用のカバーにお
いて、前記カバー本体は、第1の部材と第2の部材とが
組付けられて成り、前記キーのつまみ部は、ネジによっ
て前記挿入孔内に着脱自在に取り付けられ、前記時計の
周囲には、外方に突出すると共に、衝撃を吸収可能な保
持部材が取り付けられ、該保持部材が取り付けられた時
計は、前記第1の部材に設けられた貫通孔内に収納さ
れ、該第1の部材と一体に形成されて前記貫通孔の内壁
から内方に向かって突出する係止凸部が、前記保持部材
を前記第2の部材側に向かって押さえ込むことによって
カバー本体に取り付けられることを特徴としている。
の構成を採用することによって、時計は、カバー本体か
ら脱落してしまうようなことがなく、また第1の部材と
第2の部材との組付けを解除することによって容易にカ
バー本体から外すことができ、電池交換や修理等が容易
に行える。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るキー装着用の
カバーの好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に
説明する。まず、図1〜図2に基づいて、キー装着用の
カバーと、装着するキーについて説明する。カバー30
は、樹脂等によって、図9に示したようなキーのつまみ
部と略同じ大きさに形成されるカバー本体31と、キー
32をカバー本体31と着脱自在に固定する固定手段
(取付手段)50とから成る。カバー本体31は、厚さ
がキー32の厚さよりも肉厚に形成され、その一つの壁
面に、キー32のつまみ部を幅狭に加工したつまみ部3
2bが挿入される挿入孔44が形成されている。また、
この挿入孔44に対して垂直に、挿入孔44に至るネジ
穴49が形成されており、このネジ穴49にキー32を
カバー本体31に着脱自在に固定する固定手段の一例で
あるネジ50が螺合されている。ネジ50は、挿入孔4
4内に先端が進入可能であって、この先端部がキー32
に形成されている嵌合穴40に進入することによって、
キー32がカバー本体31に固定される。固定されたキ
ー32は、ネジ50を外すことでカバー本体31から分
離する。また、ネジ穴49は、カバー本体31と一体に
形成された樹脂製のネジ穴に限らず、内壁面にネジが切
ってある金属パイプ(図示せず)をカバー本体31内に
埋め込んでもよい。このような金属製のネジ穴にするこ
とで、ネジ止めの強度や耐久性を向上させることができ
る。また、カバー本体31にキーホルダー等に接続する
ための通し穴38を設けると便利である。
【0007】キー32は、当初のつまみ部の両側を切断
して、キー溝部32aと略同じ幅を有する程度の幅狭に
形成したつまみ部32bを挿入孔44に挿入するように
する。このようにキー32のつまみ部32bの幅を狭く
することによって、カバー34が大型化してしまうとい
ったことを防ぐことができる。また、両側を切断したつ
まみ部32bの端部付近には、ネジ50の先端部が進入
する嵌合穴40を穿設する。嵌合穴40として、図9に
示したキー10に元々形成されているキーホルダー等を
通すための通し穴12をそのまま使用することもでき
る。さらに、嵌合穴として、キーを貫通しない、つまみ
部側縁部に形成したVノッチ等であってもよい。
【0008】図3に、キー装着用のカバー30の第2の
実施例を示す。上記第1の実施例と同一の部材について
は同一の符号を付して説明を省略する。本実施例に示す
カバー本体34には、時計36を表面側が露出するよう
に埋設している。時計36をカバー本体34に設けるこ
とによって、時計を持ち歩いていない場合でも時刻が分
かり、デザイン的にも優れたカバーとなる。通常、時計
は身につけない場合もあるが、車や住宅のキー等何らか
のキーは所有していることが多いので、時計が付いてい
ると便利である。時計36は、カバー本体34にはめ込
み式にしておいて、電池交換の際にはカバー34から着
脱可能であると好適である。また、ゼンマイ式や太陽電
池等を用いた電池交換不要の時計であればカバー本体3
4からの取り外しができなくともよい。
【0009】図4に、図3に示したカバー30とキー3
2の断面図を示す。カバー本体34には、挿入孔44に
垂直に挿入孔44に至る孔52が形成されている。孔5
2には、先端側が円錐状に形成された固定手段(取付手
段)の一例である固定部材46が進退自在に挿入されて
いる。また、固定部材46の先端側は円錐状に限られ
ず、半球状であってもよい。孔52の入口側は閉塞部材
54により閉塞されている。固定部材46と閉塞部材5
4との間にはスプリング48が介装され、固定部材46
の先端側が常に挿入孔44内に進入するようにスプリン
グ48によって付勢されている。なお、固定部材46を
付勢するにはスプリングに限られず、板バネやゴム等の
弾性体を介装することができる。孔52の挿入孔44側
には、孔52の内方に突出して固定部材46を係止する
ストッパー45が形成されている。ストッパー45が設
けられているので、挿入孔44内にキー32が挿入され
ていないときであっても固定部材46は挿入孔44内に
入り込まないようにすることができる。
【0010】上記のように構成されていて、キー32の
つまみ部32bをカバー本体34に形成されている挿入
孔44に挿入していくと、キー32の挿入方向の先端部
が、固定部材46の斜面に当接して、固定部材46をス
プリング48の付勢力に抗して押動する。嵌合穴40が
固定部材46の所に至ると、スプリング48によって付
勢されている固定部材46の先端部が、キー32の嵌合
穴40に進入することによってキー32とカバー本体3
4とが固定される。このとき、固定部材46は、スプリ
ング48によってキー32の嵌合穴40の周縁を押しつ
けるので、挿入されるキー32の厚みに差があったとし
ても、キー32をがたつかせることなく挿入孔44内で
固定する。キー32をカバー本体34から取り外すに
は、キー32を挿入時と逆の方向へ引っ張るだけでよ
い。
【0011】図5にカバーの第3の実施例を示す。第2
の実施例と同一の部位については同一の符号を付して説
明を省略する。本実施例においては、孔52に進退自在
に挿入される固定手段(取付手段)の他の例として固定
部材56は、その先端側が挿入孔44の奥方向に向かっ
て先端が徐々に後退する片斜面56aに形成されてい
る。カバー本体35には、挿入孔44と平行して孔52
に至る細孔53が形成され、この細孔53内には、一端
がカバー本体35外壁から所定長突出する押圧ピン42
が挿入されている。なお、孔52は、固定部材56の片
斜面56aが常に挿入孔44の入口方向を向くように、
固定部材56の回り止めをする角孔に形成するとよい。
この場合、固定部材56も孔52にガイドされる部分を
角柱状にするとよい。あるいは、固定部材56外壁と孔
52内壁との間に突条と溝等、固定部材56を軸線に対
して回り止めするガイド機構(図示せず)を設けてもよ
い。
【0012】挿入孔44に、キーを32を挿入していく
と、キー32の挿入方向の先端側が、固定部材56の片
斜面56aに当接して、固定部材46をスプリング48
の付勢力に抗して押動する。嵌合穴40が固定部材56
の所に至ると、先端側がキー32の嵌合穴40に進入
し、嵌合穴40の内壁面に固定部材56の垂直面56b
が当接してキー32とカバー本体35とが固定される。
キー32とカバー本体35とを取り外す際には、押圧ピ
ン42を図5の矢印方向に押して、押圧ピン42の後端
が片斜面56aを押圧して固定部材56を押動すること
で嵌合穴40と固定部材56との嵌合が解かれて、キー
32とカバー本体35との固定が解除される。また、押
圧ピン42が挿入孔44の入口付近のカバー本体35外
壁から突出し、キー32の脇に押圧ピン42が存する状
態とすることで、押圧ピン42がむやみにいろいろなと
ころに接触しないようにすることができる。本実施例で
は、押圧ピン42を操作しないかぎりキー32が抜けな
いので、キー32が容易に脱落しないという利点があ
る。
【0013】以下、カバーの第4の実施例を、図6〜図
8に基づいて説明する。図6に示すように、本実施例に
おけるカバー60は、キー62全体を収納可能な大きさ
に形成されている。ただし、図6はカバーの平面図であ
って、一点鎖線Dを境にして上部を内部構造、下部を表
面構造で図示している。なお、本実施例においては、キ
ー62のつまみ部62bを切断せずに挿入孔67へ挿入
するようにしているが、つまみ部62bの両側を切断し
て幅を狭くしたキーを用いてもよい。キー62は、つま
み部62bにおいて、取付手段としてのネジ64によっ
てカバー本体60に着脱自在に取り付けられ、図6の破
線で示すようにネジ64を中心にして回動可能に設けら
れている。また、挿入孔67は側方が切欠かれて外部と
連通し、キー62が回動可能となるように設けられてい
る。ネジ64は、キー62のつまみ部62bに形成され
ている通し穴65を貫通してカバー本体61にキー62
を取り付けるようにしている。通し穴が元々形成されて
いないキーや、通し穴がネジよりも小さいキーをカバー
本体61に固定する場合には、つまみ部62bに通し穴
を穿設した後にネジ64を貫通させる。キー62は、通
常使用する際には位置Aにあり、持ち運ぶ際には位置B
を経てカバー本体61内の位置Cまで回動されて用いる
ことができる。なお、キー62を使用する位置は位置A
に限られることはなく、例えば位置Bのように、キー6
2が位置Aと位置Cの中間の位置であってもキー62を
使用してもよい。このように、キー62全体がカバー6
0内に収納できるような構成にすると、キー62のキー
溝部62aが露出しないので、ポケット等に収納して持
ち歩く際にはポケットやポケット内に収納されている他
のものにキー溝部62aによる傷を付けないようにする
ことができる。
【0014】次に、カバー60の表面に露出する付属品
について説明する。カバー本体61の、挿入孔67の入
口側の側面には、キー62の挿入方向を照らすための発
光手段が設けられている。図6〜図8においては、発光
手段の例としてLED66を図示している。LED66
は、A位置においてキー62の伸びる方向に光を発射
し、キー62をキー穴に挿入する際にキー穴の位置を確
認できるようにしている。このLED66の点灯は押圧
部材68を押圧することによって行われる。70は仏像
画が描かれたシートである。このシート70は、各人の
干支に合わせた守護本尊が描かれたものを購入の際には
選択して取り付けてもらえるようにする。このシート7
0は、使用者のお守りの役目を果たすことができる。ま
た、カバー60を車のキーに装着した場合には車の使用
に際して必ずシート70に描かれた仏像画を目にするこ
ととなり精神的に安定した状態で車の運転を行うことが
でき、交通安全に寄与することにもなる。72は時計で
ある。時計72は文字盤が表面に露出するように設けら
れている。このため、時計72を持ち歩いていない場合
でも時刻が分かり、デザイン的にも優れたカバーとな
る。通常、時計は身につけない場合もあるが、車や住宅
のキー等何らかのキーは所有していることが多いので、
時計が付いていると便利である。
【0015】図7に、カバー60の断面図を示し、さら
に詳細に説明する。カバー本体61は、図7の一点鎖線
Eを境にして互いに対向する第1の部材74と、第2の
部材76とが組付けられて複数の固定ネジ78で固定さ
れて成る。第2の部材76には、キー62のつまみ部6
2bが挿入される挿入孔67と、該挿入孔67と連通し
て側方から切欠かれた収納部80とが形成されている。
収納部80は、キー62のキー溝部62aが収納可能な
長さに形成されており、つまみ部62bが収納される挿
入孔67と合わせてキー62全体を収納することができ
る。キー62を取り付ける取付手段であるネジ64は、
挿入孔67に対して垂直であって、第2の部材76から
第1の部材74に至るように形成されたネジ穴80に挿
入される。なお、ネジ穴80は、第1の部材74から第
2の部材76に至るように形成されていてもよい。ネジ
穴80内壁に形成されている雌ねじ部80aは、第1の
部材74と第2の部材76にわたって設けられており、
ネジ64の先端に形成された雄ねじ部64bと螺合する
ことによって、第1の部材74と第2の部材76とを組
付けるはたらきをも有している。
【0016】また、ネジ64の雄ねじが形成されていな
い部位である軸部64aは、つまみ部62bの通し穴6
5内に位置するように、挿入孔67内に露出する。さら
に、軸64aの外周にリング状のスペーサー82を取り
付けることによって、挿入孔67の隙間の間隔を一定に
保持することができる。なお、キー62が所定の回動位
置でほぼ安定して位置するように工夫するとよい。例え
ば、図8に示すように、つまみ部62bと挿入孔67の
内壁面との間に生じる間隙を埋めるように、座金112
をスペーサー82の外周に介装するとよい。このよう
に、座金112によってつまみ部62bと挿入孔67の
内壁面との間に生じる間隙を埋めることにより、キー6
2と挿入孔67の内壁面との間の摩擦力を増加させ、キ
ー62を回動させた際に所定の回動位置でキー62を安
定して位置させることができると共に、収納部80内に
キー62が収納されたときも容易にキー62が収納部8
0内から飛び出さないようにすることができる。また、
座金112は、つまみ部62bと挿入孔67の内壁面と
の間の間隙が埋まるように、キー62の厚さに応じて所
要数介装するとよい。さらに、このような座金112を
バネ座金とすれば、つまみ部62bと挿入孔67の内壁
面との間隙を広げるような力がはたらくので、摩擦力を
さらに大きくすることができる。
【0017】LED66は、第1の部材74と第2の部
材76の互いに対向する対向面間で、LED66の形状
通りに凹設されたLED保持部77内に収納され、第1
の部材74と第2の部材76に挟まれて固定される。L
ED保持部77は、A位置におけるキー62の伸びる方
向に向かって開口しており、この開口した部分から光が
発射される。LED66の2本の端子84a、84b
は、奥部側に突出して設けられ、この端子84a、84
b間に電池86が介装されている。このとき、電池86
は、第2の部材76の対向面に凹設されている電池収納
部91内に収納され、電池86の一方の極に端子84a
が接触している。電池86の他方の極と端子84bとは
非接触の状態にある。
【0018】押圧部材68は、ゴム等の弾性力のある部
材から形成され、電池収納部91から第1の部材74の
表面側に向けて開口している取り付け口88の端縁部8
9に固定されている。端縁部89は、第1の部材74の
表面側から対向面側に向かって小径となる階段状に形成
されており、押圧部材68が取り付け口88内に落ち込
まないように設けられている。押圧部材68の電池86
との対向面側には、電池86に当接する脚部90が複数
カ所に設けられ、電池86を保持するようにしている。
脚部90のうち、LED本体側に存する脚部90には切
欠部90aが形成されており、切欠部90a内に端子8
4bが挟み込まれる。また、押圧部材68の中央部には
端子84b方向に突出する押圧突起94が形成されてい
る。しかして、押圧部材68の中央部を押すと、押圧突
起94が端子84bを弾性的に変形させて電池86の他
方の極に接触させるのでLED66が点灯する。LED
66や電池86をこのような方法でカバー本体61内に
収納したので、第1の部材74と第2の部材76との組
付けを解除することによって、電池86の交換やLED
66の交換を容易に行うことができる。
【0019】仏像画が描かれたシート70は、第2の部
材76の対向面に凹設されたシート収納部96内に、画
面が第1の部材74側を向くように収納されている。シ
ート収納部96は、シート70を収納した際に、シート
70の表面が第2の部材76の対向面と同一の表面とな
るように設けられている。第1の部材74のシート収納
部96の対向位置には空洞部98が形成されており、空
洞部98の表面側にはシート70の仏像画を拡大するた
めのレンズ100が取り付けられている。このため、小
さい仏像画であっても肉眼で確認できる程度には拡大さ
れる。また、空洞部98の内径はシート70の径よりも
若干小径に形成されている。このため、シート収納部9
6に収納されたシート70を、空洞部98の端縁が押さ
え込んで、シート70を固定することができる。このよ
うな構成を用いることによって、シート70は、第1の
部材74と第2の部材76との組付けを解除することに
よって容易にカバー本体61から取り外すことができ
る。
【0020】時計72は、第1の部材74を貫通して形
成されている貫通孔102内に収納されている。また、
貫通孔102と連通するように、第2の部材76の対向
面に凹部102aが凹設されている。時計72は、凹部
102aから貫通孔102にわたって収納される。ま
た、貫通孔102が形成されているため、文字盤部72
aが第1の部材74の表面側に露出するようになる。時
計72の周囲には、時計72を貫通孔102内で保持
し、且つ衝撃等を吸収するための保持部材106が取り
付けられている。この保持部材106には、外方に突出
する保持凸部108が形成されている。また、貫通孔1
02の内壁には、貫通孔102の内方側に突出する係止
凸部110が形成されている。この係止凸部110は、
保持凸部108の表面側に当接して時計72を凹部10
2a側に押さえこむことによって、時計72を貫通孔1
02内に固定している。時計72をこのような構成によ
ってカバー本体61に取り付けるため、時計72は、カ
バー本体60から脱落してしまうようなことがなく、ま
た第1の部材74と第2の部材76との組付けを解除す
ることによって容易にカバー本体61から外すことがで
き、電池交換や修理等が容易に行える。なお、第2の部
材76には、貫通孔102と連通するように凹部102
aが形成されなくともよい。この場合には、時計72
は、第2の部材76の対向面と貫通孔102内に形成さ
れている係止凸部110との間で挟み込まれて固定され
る(図示せず)。
【0021】また、カバー本体61には、収納部80内
にキー62を収納した後に、キー62を収納部80内か
ら取り出す際に指先を収納部80内に入れるための切欠
部111が形成されている。収納部80内に収納された
キー62を取り出すには、切欠部111から指先を収納
部80内に入れてキー62を引っ張り出すようにして容
易に行うことができる。
【0022】カバー本体61においてネジ64が設けら
れている側と反対側には、第1の部材74と第2の部材
76とを貫通する通し穴113が設けられている。この
ように通し穴113を設けることで、通し穴113には
ひもや他のキーホルダー等(図示せず)を通すことがで
き便利である。また、116は、時計72のリューズ1
18を調節するために貫通孔102から通し穴113へ
貫通するように設けられた調整穴である。また、時計7
2には、リューズではなく押しボタン(図示せず)が設
けられていてもよい。なお、カバー本体に取り付けた時
計は、図3や図6に示したような丸形のものに限らず、
角形のものやデジタル式のものであってもよい。
【0023】以上、本発明の好適な実施の形態について
種々述べてきたが、本発明は上述する実施の形態に限定
されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲で多
くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0024】
【発明の効果】本発明に係るキーの装着用カバーによれ
ば、時計は、カバー本体から脱落してしまうようなこと
がなく、また第1の部材と第2の部材との組付けを解除
することによって容易にカバー本体から外すことがで
き、電池交換や修理等が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るキー装着用のカバーの正面図であ
る。
【図2】カバーに装着するキーの説明図である。
【図3】カバーの第2の実施例を示す説明図である。
【図4】図3に示したカバーの断面図である。
【図5】カバーの第3の実施例を示す断面図である。
【図6】カバーの第4の実施例を示す平面図である。
【図7】図6に示したカバーの断面図である。
【図8】挿入孔内にキーのつまみ部を取り付けた際の説
明図である。
【図9】単に金属を加工しただけのキーの正面図であ
る。
【符号の説明】
30 カバー 31 カバー本体 32 キー 32a キー溝部 32b つまみ部 34 カバー 35 カバー本体 36 時計 38 通し穴 40 嵌合穴 42 押圧ピン 44 挿入孔 45 ストッパー 46 固定部材 48 スプリング 49 ネジ穴 50 固定手段(取付手段) 52 孔 53 細孔 54 閉塞部材 56 固定部材 60 カバー 61 カバー本体 62 キー 64 ネジ 65 通し穴 66 LED 67 挿入孔 68 押圧部材 70 シート 72 時計 74 第1の部材 76 第2の部材 77 LED収納部 78 固定ネジ 80 収納部 82 スペーサー 84 端子 86 電池 89 端縁部 90 脚部 91 電池収納部 94 押圧突起 96 シート収納部 98 空洞部 100 レンズ 102 貫通孔 106 保持部材 108 保持凸部 110 係止凸部 111 切欠部 112 座金 113 通し穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 19/00 E05B 19/04 E05B 19/10 G04B 47/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーの金属製のつまみ部が挿入される挿
    入孔を有するカバー本体と、 該カバー本体に取り付けられている時計とを具備するキ
    ー装着用のカバーにおいて、 前記カバー本体は、第1の部材と第2の部材とが組付け
    られて成り、 前記キーのつまみ部は、ネジによって前記挿入孔内に着
    脱自在に取り付けられ、 前記時計の周囲には、外方に突出すると共に、衝撃を吸
    収可能な保持部材が取り付けられ、 該保持部材が取り付けられた時計は、前記第1の部材に
    設けられた貫通孔内に収納され、該第1の部材と一体に
    形成されて前記貫通孔の内壁から内方に向かって突出す
    る係止凸部が、前記保持部材を前記第2の部材側に向か
    って押さえ込むことによってカバー本体に取り付けられ
    ることを特徴とするキー装着用のカバー。
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