JP2005188961A - 腕時計 - Google Patents

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    • Y10T24/4782Watch strap

Abstract

【課題】 胴を傷付けることなくバンドを容易に着脱可能な腕時計を提供することにある。
【解決手段】 胴5に連結駒15を介してバンドを取付けた腕時計1を前提とし、固定面26と、固定ねじ29と、取付け穴27と、突起18とを具備する。固定面26を、連結駒15を出し入れ可能に受入れるかん股22を形成した胴5のかん足21の裏面部に、これらかん足21の連結駒15に対向する側面21aに直角状に連ねて斜めに設ける。固定ねじ29を連結駒15に裏側からねじ込む。固定ねじ29は、ねじ込みの完了に伴って固定面26間にわたって配置されて固定面26に密接され、ねじ込みが緩められた際に連結駒15の幅内に配置される形状の頭部29aを有する。取付け穴27を、固定面26の傾きに対して逆に傾けて、かん股22に臨んだ胴部分に設ける。取付け穴27に出し入れ可能に嵌合する突起18を、連結駒15のかん股22に臨んだ端面15aに突設する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、胴にバンドが着脱可能に取付けられた腕時計に関する。
腕時計において、バンドの端部は、胴の6時側及び12時側に二股状に設けられたかん足に連結駒を用いて連結されている。この連結のために、ハンドの端部に取付けられた先端駒(連結駒)は、その短手方向(幅方向)に延びる貫通孔を有し、かつ、相互間に先端駒を受入れるかん股を形成した1対のかん足は、夫々に取付け穴を有している。そして、軸方向両側にばねで突出方向に付勢された端部軸を有して伸縮可能に形成されたばね棒を、先端駒の貫通孔に通すとともに、このばね棒の端部軸をかん足の取付け穴に夫々挿入させることによって、バンドを胴に連結した腕時計が知られている(例えば特許文献1参照。)。
特開2000−33004号公報(段落0018−0022、図1−図4)
従来において、胴に連結されたバンドを取外すには、かん足と連結駒に設けられている凹部との間の隙間に専用の工具を入れて、かん足の取付け穴に挿入されているばね棒の端部軸を、強いばね力に抗して移動させて、かん足の取付け穴から外さなければならないので、使用者には不便である。この逆に、腕時計を組立てる場合、及び使用者がバンドを胴に取付ける場合にも、前記専用工具を用いてばね棒を取扱わなければならないので、不便である。しかも、既述のようにばね棒の軸端部は突出方向に付勢されている。このため、使用者によるバンドの取付けの際に、ばね棒の軸端部の先端が胴のかん足を擦ることがあると、胴に傷が付いてしまう恐れもある。
本発明が解決しようとする課題は、胴を傷付けることなくバンドを容易に着脱することが可能な腕時計を提供することにある。
胴に連結駒を介してバンドを取付けた腕時計において、前記課題を解決するための第1の手段として、本発明は、連結駒を出し入れ可能に受入れるかん股を形成した胴のかん足の裏面部に、これらかん足の連結駒に対向する面に折れ曲がるように連なる固定面をかん足の長手方向に傾斜させて設け、固定ねじを連結駒に裏側からねじ込むとともに、この固定ねじの頭部を、ねじ込みの完了に伴って固定面間にわたって配置されて固定面に密接され、ねじ込みが緩められた際に連結駒の幅内に配置される形状とし、かん股に臨んだ胴部分又は連結駒のいずれか一方に、固定面の傾きとは逆に傾く取付け穴を設け、この取付け穴に出し入れ可能に嵌合される突起をかん股に臨んだ胴部分又は連結駒のいずれか他方に突設している。
この発明では、胴又は連結駒のいずれか一方の取付け穴と他方の突起とを嵌合させつつ、バンドに接続されている連結駒を胴のかん股に嵌め込んだ後、連結駒にその裏側から既にねじ込まれている固定ねじを締め付けて、この固定ねじの頭部をかん足裏面の固定面に密接させることにより、胴に連結駒を取付けることができる。この逆に、固定ねじの締め付けを緩めて、この固定ねじの頭部が固定面から外れて連結駒の幅内に配置された状態とした後、取付け穴と突起との嵌合を外しつつ連結駒をかん股から抜き出すことにより、バンドに接続されている連結駒を胴から外すことができる。このように本発明では、専用工具を用いて伸縮操作されるばね棒を用いることなく、バンドを胴に着脱できる。
又、胴に連結駒を介してバンドを取付けた腕時計において、前記課題を解決するための第2の手段として本発明は、連結駒を出し入れ可能に受入れるかん股を形成した胴のかん足の裏面部に、これらかん足の連結駒に対向する面に折れ曲がるように連なる固定面をかん足の長手方向に傾斜させて設け、ねじ込み完了に伴って固定面間にわたって配置されて固定面に密接する大きさの頭部を有した固定ねじを、連結駒に裏側から着脱自在にねじ込むとともに、かん股に臨んだ胴部分又は連結駒のいずれか一方に、固定面の傾きとは逆に傾く取付け穴を設け、この取付け穴に出し入れ可能に嵌合される突起をかん股に臨んだ胴部分又は連結駒のいずれか他方に突設している。
この発明では、胴又は連結駒のいずれか一方の取付け穴と他方の突起とを嵌合させつつ、バンドに接続されている連結駒を胴のかん股に嵌め込んだ後、連結駒にその裏側から固定ねじをねじ込むとともに締め付けて、この固定ねじの頭部をかん足裏面の固定面に密接させることにより、胴に連結駒を取付けることができる。この逆に、固定ねじを緩めて連結駒から取外した後、取付け穴と突起との嵌合を外しつつ連結駒をかん股から抜き出すことにより、バンドに接続されている連結駒を胴から外すことができる。このように本発明では、専用工具を用いて伸縮操作されるばね棒を用いることなく、バンドを胴に着脱できる。
又、本発明の好ましい形態では、前記かん足の裏面部に前記かん股及び裏面に夫々開放する切欠きが形成され、この切欠きの奥面によって前記固定面が形成されており、前記切欠きが前記頭部の厚みより深く形成されているので、時計の装着感を損なわないように固定ねじの頭部が使用者の腕に当たることを防止できる点で好ましい。
又、本発明の好ましい形態では、前記取付け穴とこれに挿入された前記突起との間に環状のパッキンが配置されているので、胴にバンドが取付けられた状態で、連結駒のがたつきを抑制できる点で好ましい。
本発明によれば、専用工具を用いて伸縮操作されるばね棒を用いることなく、バンドを胴に着脱できるので、使用者においても胴を傷付けることなく容易にバンドを着脱することが可能な腕時計を提供できる。
図1〜図4を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1に示す腕時計1は、時計外装組立2にバンド3を取付けている。時計外装組立2は、胴5の正面に文字板を視認させるカバーガラス6を装着するとともに、図2(B)及び図3(B)に示す裏蓋7を胴5の裏面にねじ込んだ構成を備えている。この時計外装組立2内には、文字板及び図示しない時計ムーブメント等が収容されている。
図1に示すようにバンド3は文字板の6時及び12時側に対応して時計外装組立2の胴5に着脱可能に取付けられている。このバンド3は、例えば凹部11aと凸部11bとを有した複数のバンド駒11を備えている。互いに隣接したバンド駒11は、互いの凹部11aと凸部11bとを嵌合させて組合わされ、各嵌合部はバンド3の幅方向に貫通して取付けた棒状の駒連結部材12により、この駒連結部材12を中心に回動可能に連結されている。なお、バンド3は以上のように複数のバンド駒11を連結してなるものではなく、合成樹脂又は皮革等によりベルト状に形成されたものであってもよい。
時計外装組立2側に位置するバンド3の両端部の夫々には連結駒15が取付けられている。すなわち、連結駒15は、例えば金属製であって、図1に示すように平面視長方形をなしている。この連結駒15の長手方向一端部は、バンド3の端に配置されたバンド駒11の凹部11a内に嵌合されていて、この嵌合部に棒状の駒連結部材13をバンド3の幅方向に貫通して取付けることによって、バンド3の端に配置された前記バンド駒11に連結されている。駒連結部材13は前記駒連結部材12と同じものであり、この駒連結部材13を中心に連結駒15とこれに連結されたバンド駒11とは回動可能である。なお、図2(A)(B)及び図3(A)(B)中符号16は駒連結部材13が通る貫通孔を示している。
図2(A)及び図3(A)に示すように連結駒15の端面15aとこれに連なる斜状の裏面15bとは鈍角αをなしている。連結駒15の端面15aは後述の対向面として機能する。この端面15aにおいて連結駒15が最大に厚くなっており、この厚み寸法は、端面15aに相対する他の対向面として機能する後述の胴外面5a部分の厚みより小さい。連結駒15にはその裏面15bから固定ねじ穴17が開けられている。固定ねじ穴17は裏面15bの法線方向に延びている。
時計外装組立2の胴5は、例えば金属製であり、この胴5には文字板の6時及び12時側に対応して1対のかん足21が夫々一体に突設されている。1対のかん足21は相互間に隙間からなるかん股22を形成して設けられている。すなわち、連結駒15を出し入れ可能に受入れるかん股22は、1対のかん足21の互いに平行な側面21aと、1対のかん足21間に設けられて前記側面21aに連続する胴外面5aとで区画されている。側面21aはかん股22に受入れられた連結駒15の側面に対向する面である。かん股22に臨んだ胴外面5aは、かん股22に受入れられた連結駒15の端面15aに対向する面であって、例えば図2(A)及び図3(A)に示すように鉛直若しくは鉛直に近い角度で傾斜された平坦面となっている。
各かん足21の裏面21bは、かん足21の根元から先端に向かうに従い次第に下がる斜状をなしている。この裏面21bには、前記側面21aに直角状に折れ曲がるように連なる平坦な固定面26が設けられている。すなわち、本実施形態では好ましい例として、図2(A)(B)及び図3(A)(B)に示すようにかん足21の裏面21bに、かん股22及び裏面21bに夫々開放する切欠き26aが、かん足21の長手方向に延びて形成されており、この切欠き26aの奥面によって固定面26が形成されている。固定面26は、かん足21の長手方向に延びているとともに、かん足21の先端側に行くほど下がるように傾斜されていて、例えば連結駒15の裏面15bと略平行に設けられている。
胴5には、かん股22に臨んだ胴外面5aに開口する底付きの丸孔からなる取付け穴27が設けられている。取付け穴27は、かん足21の裏面21bの傾き、より正確には固定面26の傾きとは逆に傾けられていて、その開口から底(奥)に向かうに従い裏蓋7に近付けられている。このため、図2(A)及び図3(A)に示すように取付け穴27の軸線の延長線Aと固定面26の延長線Bとが時計外装組立2内で交差する関係を作って、固定面26と取付け穴27とが設けられている。この交差関係において、胴外面5aが略鉛直面である本実施形態では、胴外面5aに対する法線方向に沿って取付け穴27を設けること、言いかえれば、カバーガラス6又は裏蓋7と略平行に取付け穴27を設けることは除外されている。これにより、胴外面5aと取付け穴27の軸線の延長線Aとがなす角度βは鋭角をなしていて、取付け穴27は胴外面5aに斜めに開口されている。角度βは、例えば(60±20)°に設定するとよい。更に、前記角度βをなした鋭角な胴部分5bに必要な肉厚を確保して機械的強度を保証するとともに、取付け穴27への後述の突起18の挿入し易さを考慮して、角度βは(60±5)°とすることが好ましい。
取付け穴27には円筒状をなしたパッキン28が収容され、このパッキン28は取付け穴27の内周面に接着止めされている。パッキン28はゴム等の弾性変形が可能な材料で作られている。
連結駒15の端面15aには、連結駒15の厚み方向中央部に位置して、取付け穴27に出し入れ可能に嵌合される突起18が斜め下向きに突設されている。突起18は取付け穴27の穴形状に対応して円柱状をなしている。この突起18はパッキン28を弾性変形させて、この内側に密に挿入される。なお、突起18及び取付け穴27は対応した形状であればよく、円柱や丸穴に制約されず、板状その他の形状及びこれと同形又は相似形状の穴で形成することもできる。
突起18を取付け穴27に挿入してかん足21間のかん股22に収容された連結駒15は、この連結駒15に裏側から固定ねじ穴17にねじ込まれた固定ねじ29によって胴5に取外し可能に連結されている。固定ねじ29が有する頭部29aは、図2(A)(B)に示すようにねじ込みの完了に伴って1対のかん足21の固定面26間にわたって配置されてこれら固定面26に密接されるとともに、前記ねじ込みが緩められた際に図3(A)(B)に示すように連結駒15の幅内に配置される形状、たとえば楕円形をなしている。
この頭部29aの厚みは切欠き26aの深さより小さい。これにより、固定ねじ29の頭部29aがかん足21の裏面21bより上側に配置されるので、腕時計1を使用者の腕に取付けた場合に、頭部29aが腕に接して使用感を損なうことを防止できる。なお、かん足21の裏面21bが裏蓋7に対して充分上側に位置する構成である場合には、かん足21の裏面21b自体を固定面として用いることができるとともに、この面と裏蓋7との高さ位置の範囲内に固定ねじ29の頭部29aを配置できるので、この頭部29aが使用感を損なうことを防止できる。
頭部29aは−(マイナス)形状又は+(プラス)形状の操作溝30を有している。操作溝30は、一般的なねじ回しの先端を受入れることができるものであり、特に、本実施形態では硬貨の周部を受入れることができる−(マイナス)形状としてある。なお、頭部29aは、長軸と短軸とを有する菱形や長方形状など他の形状であってもよい。
次に、バンド3の端部に取付けられた連結駒15を時計外装組立2に連結する手順を説明する。
連結駒15にはその裏側から固定ねじ29が既にねじ込まれていて、この固定ねじ29の頭部29aは、その長軸を連結駒15の長手方向に沿わせると共に短軸を連結駒15の幅方向に沿わせることによって、連結駒15の幅方向両端からはみ出ないように連結駒15の幅内に配置されている。
この状態の連結駒15の突起18を胴5の取付け穴27に斜め上方から挿入しつつ、この連結駒15を、斜め下方に移動させて、相対向しているかん足21間のかん股22に嵌め込む。この場合、固定ねじ29の頭部29aは邪魔にならない。こうしたかん股22への連結駒15の嵌め込み深さは、突起18が取付け穴27に充分に挿入されて、連結駒15の端面15aと胴外面5aとが接触若しくは至近距離で対向することによって規制される。したがって、端面15aと胴外面5aとは対向面として機能する。前記規制により連結駒15は、その斜状の裏面15bが同じく斜状の固定面26より僅かに上側に配置された状態で、幅方向両側からかん足21で挟まれるように位置決めされる。この状態を図3(A)(B)に示す。
次に、連結駒15の裏側にねじ込まれている固定ねじ29を締め付け方向に回転操作する。この回転操作は、頭部29aの操作溝30に例えば硬貨の縁を挿入し、この硬貨を用いて実施でき、或いは、一般的なねじ回しを用いて実施できる。すなわち、専用工具を用いることなく実施できる。
この締め付け方向の回転操作で固定ねじ29が最終的にねじ込まれると、その段階で頭部29aの長軸が連結駒15の幅方向と一致して、この頭部29aの長手方向両端部が夫々連結駒15よりはみ出る。このはみ出しにより、頭部29aが切欠き26aの底面をなしている固定面26にわたって配置されるとともに、これら固定面26に夫々密接して、連結駒15が胴5に固定される。この固定状態を図2(A)(B)に示す。
以上の手順で胴5に固定された連結駒15には、バンド3等を介して様々な方向から外力が作用するが、それによって連結駒15が胴5から外れることはない。
すなわち、図4(A)に示すようにカバーガラス6及び裏蓋7と略平行な引張り力Fが連結駒15に作用した場合、この引張り力Fは、突起18と取付け穴27との嵌合部に力F1として作用するとともに、固定ねじ29の頭部29aと固定面26での密接部に力F2として作用する。力F1は、突起18の軸方向に沿って図4(A)中左斜め上方に向かう分力F1aと、この分力F1aに直角で図4(A)中左斜め下方に向かう分力F1bとに分解でき、力F2は、固定ねじ29の軸方向に沿って図4(A)中略真上に向かう分力F2aと、図4(A)中左斜め下方つまり固定面26に沿ってかん足21の先端に向かう分力F2bとに分解できる。
取付け穴27から突起18が抜けるように作用する分力F1aに対して、分力F1b及びF2bが対抗する。これとともに、連結駒15の図4(A)中左斜め上方向への移動は、固定面26と固定ねじ29の頭部29aとの引っ掛りによって防止される。そして、分力F2bによる固定面26との摩擦力、及び胴外面5aと取付け穴27とが作る鋭角な胴部分5bへの突起18の引っ掛りは、力F1、F2に対抗する。このため、引張り力Fによって連結駒15が引張り方向に移動することを防止できる。なお、分力F2aにより連結駒15が図4(A)中反時計回りに回転しようとすることは、取付け穴27に突起18が嵌合されていることに加えて、突起18の根元より下方に位置する連結駒15の端面15a下部が胴外面5aに当接することに伴って防止される。したがって、引張り力Fによって、取付け穴27から突起18が抜けて、連結駒15が胴5から外れることはない。
なお、取付け穴27及び突起18が、カバーガラス6又は裏蓋7と略平行に設けられたり、或いは固定面26と平行に設けられる場合には、主として分力F2bによる固定面26との摩擦力で引張り力Fに対抗するので、連結駒15が引張り方向に引きずられるに伴い、取付け穴27から突起18が抜けて、連結駒15が外れる恐れがある。
又、図4(B)に示すように連結駒15に押し下げ力(換言すれば、連結駒15に対する引下げ力)Fが作用した場合、この押し下げ力Fに対して、固定ねじ29は何の抗力も発揮することはなく、突起18と取付け穴27との嵌合部に力F3(F3=押し下げ力F)が作用する。この力F3は、突起18の軸方向に沿って図4(B)中右斜め下方に向かう分力F3aと、この分力F3aに直角で図4(B)中左斜め下方に向かう分力F3bとに分解できる。
分力F3aは取付け穴27に突起18を挿入するように作用するので、この分力F3aによって突起18が取付け穴27から抜けることはない。分力F3bは、図4(B)中反時計回りに連結駒15を回転させようとする。しかし、取付け穴27に突起18が嵌合されていることに加えて、連結駒15の端面15a下部が胴外面5aに当接することに伴って防止される。したがって、押し下げ力(引下げ力)Fによって、取付け穴27から突起18が抜けて、連結駒15が胴5から外れることはない。
又、図4(C)に示すように連結駒15に押上げ力(換言すれば、連結駒15に対する引上げ力)Fが作用した場合には、この押上げ力Fは、突起18と取付け穴27との嵌合部に力F4として作用するとともに、固定ねじ29の頭部29aと固定面26での密接部に力F5として作用する。力F4は、突起18の軸方向に沿って図4(C)中左斜め上方に向かう分力F4aと、この分力F4aに直角で図4(C)中右斜め上方に向かう分力F4bとに分解でき、力F5は、固定ねじ29の軸方向に沿って図4(C)中略真上に向かう分力F5aと、図4(C)中右斜め上方つまり固定面26に沿って胴外面5aに向かう分力F5bとに分解できる。
分力F4bは取付け穴27から突起18を抜き出す方向には作用しない。分力F5bは、連結駒15を胴外面5aに向けて押すように作用するので、この分力F5bによって突起18が取付け穴27から抜けることはない。これらに対して、分力F4aは突起18が取付け穴27から抜ける方向に作用し、分力F5aも突起18が取付け穴27から抜ける方向に作用する。しかし、連結駒15の図4(A)左斜め上方向への移動は、固定面26と固定ねじ29の頭部29aとの引っ掛りによって防止されている。したがって、押上げ力(引上げ力)Fによって、取付け穴27から突起18が抜けて、連結駒15が胴5から外れることはない。
なお、以上説明した以外の方向から作用する外力に対して連結駒15は、胴外面5a又はかん足21によって支持されるので、取付け穴27から突起18が抜けて、連結駒15が胴5から外れることはない。
以上の手順で胴5に取付けられた連結駒15は、既述のように外力によって不用意に外れることがない。しかも、この取付け状態で、突起18と取付け穴27との間にはパッキン28が挟まれているので、連結駒15ががたつくことも防止できる。なお、パッキン28は取付け穴27内に接着するのではなく、突起18の外周に接着などにより取付けてもよい。
次に、バンド3の交換などにおいて、胴5から連結駒15を取外す場合には、まず、固定ねじ29を緩み方向に回転操作して、その頭部22aが図3(A)(B)に示すように連結駒15の幅内に収まるように配置する。これにより、固定ねじ29の頭部29aが固定面26から外れるので、固定ねじ29による連結駒15の固定状態が解除される。この後、連結駒15の端面15aを胴外面5aから離れるように連結駒15を斜め上方向に移動させて、連結駒15をかん股22から外しながら、突起18を取付け穴27から抜き出す。したがって、胴5から連結駒15を取外すことができる。
以上のように前記腕時計1は、胴5に対する連結駒15の連結を、ばね棒を用いるものではなく、斜めの突起18と取付け穴27との嵌合と、かん足21の固定面26に固定ねじ29の頭部29aを密接させることで実施している。このため、バンド3の連結駒15を胴5に着脱するのに、ばね棒を取扱う場合のように専用工具を用いなくても、既述の手順でバンド3を胴5に着脱できる。このため、腕時計1を生産する上での組立て作業性を向上できるとともに、使用者においても胴5を傷付けることなく容易にバンド3を着脱できる。したがって、使用者が複数種のバンドを用意して置く場合には、所望のバンドに適時交換することにより、腕時計1の意匠に変化を与えて使用することが可能である。
又、前記一実施形態では、固定ねじ29の頭部29aが連結駒15の幅内に収まるように配置できる大きさであるので、連結駒15に固定ねじ29を取付けたままで、この連結駒15を胴5に着脱できる。このため、固定ねじ29を連結駒15から分離する必要がなく、固定ねじの紛失を抑制できるとともに、固定ねじ29の回転操作量が例えば90°でよく、操作性に優れる。
なお、本発明は前記一実施形態には制約されない。例えば、固定ねじ29には、連結駒15の幅よりも大きい円形の頭部29aを有した皿ねじ等を使用することができる。この場合には、連結駒15にその裏面15bから固定ねじ29をねじ込んで、そのねじ込み完了により頭部29aを1対のかん足21の固定面26にわたって配置してこれら固定面26に密接させることにより、胴5に連結駒15を取付けることができる。この逆に、固定ねじ29を緩めて連結駒15から外した状態とすることにより、連結駒15をかん股22に出し入れすることができる。
又、本発明は、突起18を胴外面5aから斜め上向きに突設するとともに、この突起18が挿入する取付け穴17の端面15aの中央部に開口させて、この開口より斜め上方に穴奥が位置するように取付け穴17を連結駒15に設けて実施することもできる。
又、本発明は、胴外面5aを、略鉛直な面ではなく、胴5の厚み方向正面側に行くに従い次第に胴5の中央側に寄る傾斜面で作ることもできる。この場合、胴外面5aに開口する取付け穴27又は胴外面5aから突出する突起18は、傾斜された胴外面5aに対する法線方向に沿って設けることができる。
本発明の一実施形態に係る腕時計を示す平面図。 (A)は図1の腕時計が備える胴に対する連結駒の連結構造を連結駒が固定された状態で示す断面図。(B)は図1の腕時計が備える胴に対する連結駒の連結構造を連結駒が固定された状態で示す裏面図。 (A)は図1の腕時計が備える胴に対する連結駒の連結構造を連結駒の固定が解除された状態で示す断面図。(B)は図1の腕時計が備える胴に対する連結駒の連結構造を連結駒の固定が解除された状態で示す裏面図。 (A)から(C)は図1の腕時計が備える胴に連結駒が固定された状態で夫々異なる方向から作用する外力に対する力の関係を説明する図。
符号の説明
1…腕時計
2…時計外装組立
3…バンド
5…胴
5a…かん股に臨む胴外面
15…連結駒
15a…連結駒の先端(対向面)
15b…連結駒の裏面
17…固定ねじ穴
18…突起
21…かん足
21a…かん足のかん股に臨む側面
21b…かん足の裏面
22…かん股
26…固定面
26a…切欠き
27…取付け穴
28…パッキン
29…固定ねじ
29a…頭部
30…操作溝
A…取付け穴の軸線の延長線
B…固定面の延長線

Claims (4)

  1. 胴に連結駒を介してバンドが取付けられた腕時計であって、
    前記連結駒を出し入れ可能に受入れるかん股を形成して前記胴に設けられたかん足の裏面部に夫々設けられ、これらかん足の前記連結駒に対向する側面にこれから折れ曲がるように連なっていて前記かん足の長手方向に傾斜する固定面と、
    前記連結駒に裏側からねじ込まれ、このねじ込みの完了に伴って前記固定面間にわたって配置されてこれら固定面に密接されるとともに、前記ねじ込みが緩められた際に前記連結駒の幅内に配置される形状の頭部を有した固定ねじと、
    前記かん股に臨んだ胴部分又は前記連結駒のいずれか一方に、前記固定面の傾きとは逆に傾けて設けられた取付け穴と、
    前記かん股に臨んだ胴部分又は前記連結駒のいずれか他方に突設されて前記取付け穴に出し入れ可能に嵌合された突起と、
    を具備した腕時計。
  2. 胴に連結駒を介してバンドが取付けられた腕時計であって、
    前記連結駒を出し入れ可能に受入れるかん股を形成して前記胴に設けられたかん足の裏面部に夫々設けられ、これらかん足の前記連結駒に対向する面にこれから折れ曲がるように連なっていて前記かん足の長手方向に傾斜する固定面と、
    前記連結駒に裏側から着脱可能にねじ込まれ、このねじ込みの完了に伴って前記固定面間にわたって配置されてこれら固定面に密接される大きさの頭部を有した固定ねじと、
    前記かん股に臨んだ胴部分又は前記連結駒のいずれか一方に、前記固定面の傾きとは逆に傾けて設けられた取付け穴と、
    前記かん股に臨んだ胴部分又は前記連結駒のいずれか他方に突設されて前記取付け穴に出し入れ可能に嵌合された突起と、
    を具備した腕時計。
  3. 前記かん足の裏面部に前記かん股及び裏面に夫々開放する切欠きが形成され、この切欠きの奥面によって前記固定面が形成されており、前記切欠きが前記頭部の厚みより深く形成されている請求項1又は2に記載の腕時計。
  4. 前記取付け穴とこれに挿入された前記突起との間に環状のパッキンが配置されている請求項1から3の内のいずれか1項に記載の腕時計。
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