JP3138307U - 蒸し料理器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の蒸し料理波は、かまどを使って、全面に水をはり、熱を加えて蒸気を発生させた鍋にセイロを上にのせて赤飯を炊いたり、田舎まんじゅうを作って子供たちに食べさせてくれていましたが、現在の一般家庭の大多数はそのような調理場環境を持っていない。そこで、現在の一般家庭の調理場環境に適したコンパクトで簡便な蒸し料理器具を提供する。
【解決手段】家庭用熱源6で温められて蒸気を発生させる蒸気発生体となる鍋5に接続される蒸気継ぎ手4と、この蒸気継ぎ手4の上に接続される上下2部屋に区分され蒸し料理素材を入れる筒状の本体3と、その上に接続される圧力制御弁を備えた蓋2とから構成された、蒸し調理器具である。
【選択図】図1

Description

本考案は、お赤飯・団子・饅頭・茶碗蒸しなどを蒸す小家族向けの蒸し調理を行うための蒸し料理器具に関する。
従来の蒸し料理器具の代表はセイロと呼ばれるもので、木製の有底円筒枠とその蓋とからなる蒸し容器であって、蒸気発生部となる鍋、釜の上に載せて、セイロの内部に赤飯・団子・饅頭・茶碗むしなどの調理材を置いて、底部から蒸気を与えて蒸し料理を行うものである。
また近時においては、蒸し料理のほかに、鍋料理などもできる汎用性のある調理器具がある。即ち、3段重ねの金属製のセットのもので、最下段(1段目)が鍋、釜に相当する蒸気発生部であり、その上に上記セイロに相当するセイロ機能部分があり、この部分は、下面に多数の蒸気孔を有し、上部は開放された金属性の筒状のものである。そして、その上には、蓋が載ってなるセットものである。
これらの物は、一般家庭に受け継がれる伝統的蒸し料理を継承するために必要な器具であり、家庭内の熱源である「かまど」の変遷、及び、大家族から小家族構成への核家族化等を背景にして、家庭用調理器具として変化を遂げつつある。
然しながら、上記するこれらの器具にあって蒸気発生部とセイロ機能部との結合及び組み合わせの関係から、得られる蒸し温度(蒸気温度)は、ほぼ摂氏100度の蒸気を(大気圧中での蒸気温度)利用するものであって、それ以上の温度を必要とする蒸し料理の道が閉ざされていた。
一方、摂氏100度を超える温度で調理可能な家庭用調理器具として、無水鍋や圧力鍋があるが、これら調理器具を用いて蒸し料理も可能とはいうものの、伝統的蒸し料理の味覚とは異質な新蒸し料理的感覚である。
また、業務用としては高温蒸気室の中で高効率に炊飯する設備等が使われているものの、家庭用に改良されて、摂氏100度を超える蒸気での蒸し料理の豊富化を計る等の気配は無かった。
本発明は、以上のような従来の欠点に鑑みなされたものであり、その家庭の生活スタ
イルに合わせて最適サイズのむし料理器具を提供し、家庭の潤いをより一層醸し出すものである。即ち従来のセイロは大きすぎて現在の小家族向きではないので、本考案によって小家族でも十分に手軽に利用できて家族団らんや、友人を呼んでホームパーティーなどを開いて楽しい団欒の一時を過ごすことができ、これによって、さらに強い絆が出来るようになる蒸し料理器具(セイロ)を提供することを目的とする。
また、摂氏100度を超える蒸気温度を使って、調理の幅と内容の充実を図ることの
出来るコンパクトにして容易に使用できる省スペース、省エネ、小家族向きの蒸し料理器具(セイロ)を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために第一の考案は、家庭用熱源6で温められて蒸気を発生させる蒸気発生体となる鍋5に接続される蒸気継ぎ手4と、この蒸気継ぎ手4の上に接続される筒状の本体3と、その上に接続される蓋2とからなり、蒸し料理を行う蒸し調理器具であって、
前記蒸気継ぎ手4は、下面に蒸気案内口41を有する環状のものであり、
前記本体3は、底面33に蒸気の入口となる多数の蒸気孔を有し、中間部円周にはすのこ32の置き台となる棚31が設けられていて、上面は開口されているものであり、
前記蓋2は、前記本体3の上面の開口部に接続されるもので、圧力調整弁20を備えた構成からなる蒸し調理器具である。
第二の考案は、第一の考案における蒸気継ぎ手4の鍋5に接続される部分と、本体3に接続される部分とに耐熱性があり、毒性のない、弾力性のある蒸気シール剤を配置した構成の蒸し調理器具である。
以上のように構成された本考案によれば、次のような良い点がある。
1.一般的に、個々の家庭で所有している鍋の大きさは、その家族構成に適した大きさのものが選択し、使用されているのであると仮定すると、その鍋に接続して使用する本考案の蒸し調理器具は、必然的に、その家庭の家族構成に適した大きさのものとして選択されたこととなるので、収納や消費エネルギ等も含めてその家庭に最適な蒸し調理器具となる。
2.本体を上下2部屋に区切って使用することができるようにしてあるので、匂い移りしては困るような二種類の蒸し料理を同時に行なう場合でも、下の部屋に匂い移りを嫌う物を置く事で解消し、別々に蒸し料理をする必要がないので、時間や消費エネルギの節約にもなる。
3.圧力調整弁を備え、蒸気継手と鍋とのシール性を高めてあるので、摂氏100度を超す蒸気温を得ることができるので、摂氏100度を超す温度で引き出すことができる素材の味を最適に演出させることが可能であり、家族団らんの食卓に更なる潤いを醸しだすことができる。
本考案は、一般家庭で使用されている既存の鍋5及びガス、電気等の熱源を使用して、
この鍋に入っている水を加熱して蒸気を発生させて、この蒸気を本考案の装置に取り込み協働して加圧蒸気として摂氏100度以上の蒸気温度を得て、この摂氏100度を上回る蒸気温度で茶碗蒸し、蒸し饅頭等の蒸し料理を行い、素材の持つ固有の美味しさを引き出すと共に、調理の時間短縮を図るものである。
以下、図面に示す考案を実施するための最良の形態により、本考案を詳細に説明する。
図1に示す本考案を実施するための最良の第1の形態において、1は蒸し料理器具(セ
イロ)である。この蒸し料理器具1は、蓋2、本体3、蒸気継手4とからなる。
蒸気継手4は、鍋5と本体3との間に置かれて、発生した蒸気を蒸気案内口41を通
して本体3に導くものであり、その為に本体3と鍋5との間に配置されて気密性を保持するパッキン役をするものであり、材質的には毒性がなく耐熱性と弾力性のあるもの、例えばシリコンゴムのようなもの、又は、シリコンゴムのようなものが強度のある心材の両面に設けられているもの等が良い。
本体3は、上部は開口していて、中間に通気性のあるスノコ32を乗せた棚31が設
けられ、底33には多数の蒸気入口34が設けられていて、スノコ32を挟んで2つの蒸し料理室が作られている。
蓋2は、本体3の上部開口の蓋となるものであり、その一部にガイド21、フロート
22、及びキャップ23からなる圧力調整弁20を備えている。ガイド21は内径が上方に向って末広がりのテ―パを有する円環状のものであり、フロート22は球体をしていてガイド21のテーパ面を上下して本体内部の蒸気圧を調整するものであり、その為に重さの異なる複数のフロートが準備されている。キャップ23はガイド21と螺合していて、中央に蒸気を排出する排気口24(フロート22の外径より小さな径)が設けられていて、使用中にフロートが圧力調整弁20から飛び出さないように、かつ、密閉しないようになっている。
以上のような構造をしている本考案の蒸し調理器具は、ほぼ摂氏100度以下で使用
する場合と、摂氏100度を超える温度で使用する場合の2つの使い方がある。以下にその使い方の説明をする。以下に示すいずれの場合にあっても、上限の温度はフロート22の重さで決まるが、下方の温度は火力を減ずることによって、相当に低い温度設定が可能であり、温度計と併用することによって、素材が有する固有の美味しさを引き出すのに適した温度設定をすることが可能である。
先ず、第一の使い方は、摂氏100度以下で使用する場合で、圧力調整弁20からフ
ロート22及びキャップ23を取り外して使用することで、スノコ32の下方の部屋の温度が先に摂氏100度近傍まで上昇し、上方の部屋の温度は下方の部屋の温度よりやや低い温度の部屋となっている。更に、素材の量に応じて火加減を調整することで蒸気温度の調整を図ることが出来る。
第二の使い方は、摂氏100度を超える温度で使用する場合で、所定の温度設定のフ
ロート22をガイド21のテーパ部に載せてキャップ23をガイド21に螺合して使用する(所定の温度は準備されたフロート22の重さによって異なるもので、本実施例では下方の部屋の温度がほぼ摂氏103度、105度及び108度の3段階になるように設定したフロートが準備されている)。この場合にも火加減を含む諸条件によって下方の部屋と上方の部屋との間には数度の温度勾配がある。
尚、現在も継続して、蒸し料理温度と被蒸し料理素材との最適条件を検討、研究中で
あるが、それらの研究成果は近々最適蒸し料理温度レシピーとして発表する予定である。
また、蒸気を使わない料理も可能である。例えば、本考案の装置を使用して美味しい石焼き芋作りが可能であり、その手順を以下に示す。
1、圧力調整弁20のフロート22及びキャップ23を外す。
2、すのこ32を外す。
3、底33に玉石を敷き、その上に薩摩芋を置く。
4、蒸気継ぎ手4を外す。
5、鍋5を使わずに、五徳等を介して熱源に乗せる。
結果、15分程度で美味しい石焼芋が出来ます。特に、美味しい石焼芋ができると言われている摂氏70〜75度の設定も火加減をコントロールすることで可能である。
本考案は、蒸し料理器具を製造する産業で利用される。
本考案の最良の実施の形態1の右半分を破断した正面図。
符号の説明
1 蒸し料理器具、
2 蓋 、
20 圧力調整弁、
21 ガイド、
22 フロート、
23 キャップ、
24 排気孔、
3 本体(セイロ胴)、
31 棚、
32 すのこ、
33 底、
34 蒸気入口、
4 蒸気継手、
41 蒸気案内口
5 鍋
6 熱源

Claims (2)

  1. 家庭用熱源6で温められて蒸気を発生させる蒸気発生体となる鍋5に接続される蒸気継ぎ手4と、この蒸気継ぎ手4の上に接続される筒状の本体3と、その上に接続される蓋2とからなり、蒸し料理を行う蒸し調理器具であって、
    前記蒸気継ぎ手4は、下面に蒸気案内口41を有する環状のものであり、
    前記本体3は、底面33に蒸気の入口となる多数の蒸気孔を有し、中間部円周にはすのこ32の置き台となる棚31が設けられていて、上面は開口されているものであり、
    前記蓋2は、前記本体3の上面の開口部に接続されるもので、圧力調整弁20を備えていることを特徴する蒸し調理器具。
  2. 前記蒸気継ぎ手4は、鍋5に接続される部分と、本体3に接続される部分に耐熱性があり、毒性のない、弾力性のある蒸気シール剤が設けられていることを特徴とする請求項1記載の蒸し調理器具。
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