JP3138132B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP3138132B2
JP3138132B2 JP06030302A JP3030294A JP3138132B2 JP 3138132 B2 JP3138132 B2 JP 3138132B2 JP 06030302 A JP06030302 A JP 06030302A JP 3030294 A JP3030294 A JP 3030294A JP 3138132 B2 JP3138132 B2 JP 3138132B2
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outer box
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refrigerator
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修 望月
裕 柿沼
宏 木部
和彦 近藤
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D21/00Defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water
    • F25D21/04Preventing the formation of frost or condensate
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D23/00General constructional features
    • F25D23/06Walls
    • F25D23/069Cooling space dividing partitions

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫の断熱箱体の構
造に関し、特に断熱箱体の構造強度の低下を抑制すべく
外箱及び仕切当板を改良した冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫の断熱箱体は金属製の外箱と樹脂
製の内箱と内外両箱間に充填される発泡断熱材とで構成
されている。同じ奥行き寸法及び同じ幅寸法の断熱箱体
で庫内容積を大きくするためには、機械室のスペースを
小さくしたり断熱箱体の各壁及び仕切壁の厚さを薄くし
たりすることが一般に行われるが、中でも断熱箱体の左
右両側壁の厚さだけを薄くして庫内容積を確保する場合
においては側壁の厚さ(特に断熱材の厚さ)が薄くなる
ことで断熱箱体の構造強度は低下する不具合が生じる。
そこで、この構造強度を確保する上で外箱の厚さ(板
厚)を厚くしたり、荷重がかかりやすい部分や構造的に
弱い部分に補強部材を配置したりして補強するのが一般
的である。
【0003】即ち、一般的な冷蔵庫の断熱箱体1の前端
縁3の断熱材と接する側の面(詳述すれば溝10内)に
は(図5参照)、断熱箱体の開口縁の露付き防止のため
に高温の冷媒が通る冷媒パイプ5が配管されている(例
えば、特公平3−33996号参照)。この冷媒パイプ
は、断熱箱体の下部に配置したコンプレッサ(図示せ
ず)から吐出された高温高圧の冷媒を冷却器(即ち蒸発
器)へ導く凝縮器に相当するものである。この外箱の前
端縁に形成した溝内に収納される部分に連続した冷媒パ
イプの一部(通常U字状を呈するのでU字状パイプと称
する)5Bは、冷蔵庫内を上下に仕切る仕切壁や前面開
口を各貯蔵室毎に上下に仕切る仕切前部材(ともに図示
せず)の前面にも配管される。
【0004】従来構造におけるこの連続する部分(図5
及び図6の円Aで囲んだ部分)を拡大した分解図を図8
に、図8の組み立て後の水平断面図を図9に、外箱を内
箱に組み込んだ状態の正面図を図10にそれぞれ示す。
これら図8乃至図10において、冷蔵庫の断熱箱体1は
外箱7と内箱9と発泡断熱材から成り、また内部のスペ
ースを各室に仕切る中仕切壁(図示せず)が図8のB部
分に設けられ、内箱9は前端縁に連続した外向きフラン
ジ13を有する。
【0005】予め塗装した金属板を折り曲げることによ
り門構形状に形成される外箱7の前面開口縁には、冷媒
パイプ5及び前記外向きフランジ13を収納するための
内向きの溝10と、前面フランジ11a及びこの前面フ
ランジ11aの裏側に若干の間隔Pを存して折り返した
裏面フランジ11bからなる二重の前フランジ11B
と、裏面フランジ11bに連続しこの裏面フランジとの
間に前記溝10を形成する後ろフランジ11Aとを有す
る。また、仕切壁の前面を覆う仕切当板15の両端に形
成した段差部も溝10内へ挿入される。溝10の一部を
構成する後ろフランジ11Aの上下方向の途中部分(詳
しくは仕切壁及び仕切前部材が配置される部分)には大
きな切欠17が形成され、この切欠17の部分から冷媒
パイプ5のU字状部5Bを溝10内から仕切壁及び仕切
前部材の前面へ連続して配管できるようになっている。
この大きな切欠17の位置に対応させて内箱9の外向き
フランジ13にも奥行方向2段に段落ちさせた略コ字状
の凹部19が形成されている。この凹部19が形成され
ることにより、内箱9の背面には略コ字状の凸部21が
形成されることとなる。この凸部21を前記大きな切欠
17へ挿入することで、内箱9が外箱7の所定位置に挿
入され、かつ内箱9と外箱7との間には断熱材を充填す
るための空間が確保されることとなる。
【0006】後ろフランジ11Aには大きな切欠17が
形成されることになるが、外箱7と内箱9との間には発
泡ポリウレタンなどの断熱材が充填されるので、断熱材
がこの切欠17から漏れ出てしまわないようにこの切欠
17と凸部21との間に生じる隙間を塞ぐシール部材が
必要となる。また、前記仕切当板15の外箱7よりに
は、冷蔵庫のドアを開閉動作させるためのヒンジ23
(図9の一点鎖線参照)が設けられる。
【0007】上下方向に延びる外箱7の前端縁は大きな
切欠17の形成によって、切欠17を形成した部分が不
連続となってこの部分の強度が低下するため、この強度
が低下した部分を何らかの補強材で補強しなければなら
ない。図8のBの先端部分には内箱9の背面側から補強
材としてのヒンジ止板取付板25が当てられ、内箱9の
表面側からヒンジ止板27が当てられ、両者25及び2
7がボルト、ビス若しくはネジで内箱9に止められる。
このヒンジ止板27は、さらに仕切当板15にもボル
ト、ビス若しくはネジで止められる。
【0008】一方、外箱7の上面と側面の折り曲げ部分
に対応する前端上隅角部における後ろフランジ11Aの
前面に平面視L字形の補強金具(L形補強板)を配置し
たり(特公昭63−16025号公報参照)、仕切当板
15の板厚を従来の仕切当板や外箱よりも厚くしたり、
断熱箱体の下部に形成される機械室の下面に位置するコ
ンプレッサ台の止め構造を強化したり、外箱の前桁を固
定するビスの数を増やしたりすることで、外箱を補強し
ていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成においては、まず第1に冷媒パイプ5が外箱の
溝10内から仕切壁及び仕切前部材の前面へ配管される
部分における部品点数が多いため、各部品の製造コスト
の増加し部品点数増加に伴う作業工数増加で組み付けコ
ストが高くなる一方、ヒンジ止板取付板が上下に複数個
間隔を存して配置されるので、補強される部分が上下方
向で分離され外箱の上下方向に延びる開口縁の補強が不
十分であった。また、外箱の溝10内に収納される仕切
当板15の両端の段差部は、単に外箱の前フランジの折
り曲げ部分の厚さに等しい段差だけ段落ちさせただけで
段差部の補強が成されていないため、ドア重量やドアポ
ケットにかかる荷重(いわゆる扉荷重)等ヒンジ23か
ら仕切当板15に加わる力でこの段差部が外れる方向に
引っ張られて段差部や前フランジやビスが曲がったり、
仕切当板15のヒンジ23が止められる部分(後述する
当接部)が外れる方向に曲がったりして、ドアが開けに
くくなったりドアの機密性が悪くなったりする不具合が
あった。
【0010】さらにヒンジ23を取り付ける面(実施例
において当接部と表現した)と溝10内に収納される段
差部の面とがほぼ平行関係にある(即ち段差部が直角に
曲げられる)ため、段差部を溝内に収納したとき裏面フ
ランジと段差部の先端との間には間隔ができる。このた
め、仕切当板を外箱に固定するビスの固定時やヒンジを
外箱に固定するネジの固定時に外箱の前フランジ11B
の表面がネジの締付力により後方へ押されるが、段差部
が前フランジの裏面に接触していないので段差部で前フ
ランジを補強することができず、外箱の前フランジが凹
みやすく見映えが悪くなる不具合があった。
【0011】このため本発明は、庫内容積を大きくとる
べく断熱箱体の左右側壁の厚さを薄くした場合でも箱体
の強度が低下しないようにした冷蔵庫を提供することを
最大の目的とするものであって、詳述すれば、仕切当板
の段差部の強度を向上することを第1の目的とし、段差
部と外箱の裏面フランジとを接触させて外箱の前フラン
ジを補強することを第2の目的とし、外箱の後ろフラン
ジの切欠をなくして外箱の上下方向に延びる開口縁を補
強することを第3の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の目的を達成するた
めに本発明は、前端縁に外向きフランジを有する内箱
と、前面開口縁に冷媒パイプ及び前記外向きフランジを
収納するための内向きの溝を有する外箱と、仕切壁の前
面に導出した冷媒パイプの一部を前記仕切壁とともに挟
み込む金属製の仕切当板とを備え、前記外箱は前面フラ
ンジ及びこの前面フランジの裏側に若干の間隔を存して
折り返した裏面フランジからなる二重の前フランジと、
裏面フランジに連続しこの裏面フランジとの間に前記溝
を形成する後ろフランジとを有し、前記仕切当板はその
両端に前記間隔と同じ段差で折り曲げられ前記外箱の溝
内に差し込まれる段差部を有した冷蔵庫において、仕切
当板の段差部の上下端に補強用のリブを設けた冷蔵庫を
提供するものである。
【0013】第2の目的を達成するために本発明は、仕
切当板の段差部が前フランジの折り返し部分の前後寸法
(即ち間隔)と同じ寸法の段差で折り曲げられる位置か
ら前フランジの板厚分に相当する位置まで徐々に前方に
傾斜しており、かつ段差部の先端が裏面フランジに接す
るようにした冷蔵庫を提供するものである。
【0014】第3の目的を達成するために本発明は、前
端縁に外向きフランジを有する内箱と、前面開口縁に冷
媒パイプ及び前記外向きフランジを収納するための内向
きの溝を有する外箱と、冷蔵庫内を上下に仕切る仕切壁
若しくは冷蔵庫の前面開口を上下に仕切る仕切前部材の
前面に導出した冷媒パイプの複数のU字状部と、このU
字状部を前記仕切壁若しくは仕切前部材とともに挟み込
む複数の金属製の仕切当板とを備え、前記外箱は前面フ
ランジ及びこの前面フランジの裏側に若干の間隔を存し
て折り返した裏面フランジからなる二重の前フランジ
と、裏面フランジに連続しこの裏面フランジとの間に前
記溝を形成する後ろフランジとを有し、前記仕切当板は
その両端に前記間隔と同じ段差で折り曲げられ前記外箱
の溝内に差し込まれる段差部を有し、さらに、前記外箱
の後ろフランジの裏側には前記複数のU字状部が導出さ
れる複数の部分を跨るように上下方向に延びる補強金具
を取り付けた冷蔵庫を提供するものである。
【0015】
【作用】請求項1の発明によれば、外箱の溝内に収納さ
れる仕切当板の段差部の上下端にリブがあるため、段差
部の強度が増し外力に対する曲がりがなくなる。
【0016】請求項2の発明によれば、仕切当板の段差
部が前方に向けて徐々に傾斜し先端が外箱の裏面フラン
ジに接するので、外箱の前フランジと段差部との隙間が
なくなり、前フランジの後ろ側が段差部により補強され
て前フランジが後ろ側へ凹みにくくなる。
【0017】請求項3の発明によれば、仕切壁及び仕切
前部材が配置されることになる上下に距離をおいて複数
に別れた部分を跨ぐようにして、上下方向に延びる補強
金具が取り付けられるので、荷重がかかりやすい前記複
数に別れた部分が一つの金具で補強され、ヒンジ止板、
ヒンジ止板取付板がそれぞれ不要となる。
【0018】
【実施例】以下図に基づき本発明の実施例を説明する。
図1は本発明の一実施例を示しU字状部を引き出す部分
の分解斜視図、図2は図1を組立てた状態で水平に断面
した斜視図、図3は図2と異なる部分における水平断面
図、図4は図1における外箱と内箱との関係を示す正面
図、図5は3ドア冷蔵庫の断熱箱体(詳しくは外箱)の
概略を示す全体斜視図、図6は4ドア冷蔵庫の断熱箱体
の概略を示す全体斜視図、図7は仕切当板を上面から見
た状態の仕切当板と水平に断面した状態の外箱の溝とを
並べて各部の寸法関係を説明するための説明図である。
【0019】冷蔵庫の断熱箱体1は、外面を構成すべく
塗装鋼板を折り曲げて形成した金属製の外箱7と、内面
を構成すべくABS等合成樹脂材料を真空成形法などに
よりした内箱9と、内箱9を外箱7内に収納して形成さ
れた空間内に充填される水や規制外フロン(例えばR−
22、R−142b、R−141b)を発泡剤とした発
泡断熱材とを有する(図5及び図6参照)。また、内箱
9内部のスペースを、冷凍室、冷蔵室、野菜室など上下
の各室に仕切る仕切壁(図1のBの部分に配置されるが
図示せず)が設けられる一方、断熱箱体の開口を上下に
仕切る仕切前部材(図示せず)が設けられる。
【0020】内箱9は前端縁に外向きフランジ13を有
する。また、内箱7の先端がL字状になった外向きフラ
ンジ13は後述する溝10内へ挿入され、これによって
外箱7と内箱9とが間隔を存して嵌合される。内外両箱
が嵌合された状態で溝10が閉じられる(図3参照)。
【0021】外箱7は、1枚の塗装鋼板を折り曲げて形
成され外箱7の天面、左右側面に対応する門構状の外箱
本体7Aと、この外箱本体7Aの背部に取り付けられ外
箱の背面に対応する背面板7Bと、外箱本体7Aの底部
に取り付けられ外箱の底面に対応する底面板7Cとから
なり、前面に開口を有する。特に外箱本体7Aは、その
前端縁に冷媒パイプ5及び前記内箱9の外向きフランジ
13を収納するための内向きの溝10を有する。さらに
外箱本体7Aは前面フランジ11a及びこの前面フラン
ジ11aの裏側に若干の間隔Pを存して折り返した裏面
フランジ11bからなる二重の前フランジ11Bと、裏
面フランジ11bに連続しこの裏面フランジ11bとの
間に前記溝10を形成する後ろフランジ11Aとを有す
る。尚、前フランジ11Bを間隔Pがあけられるよう緩
やかに折り返したのは、塗装鋼板を折り返した際に塗料
の剥離が生じないようにするためであり、この緩やかに
折り返す部分は溝10の入口側の部分だけでよく実際に
溝10の奥側では前面フランジ11aと裏面フランジ1
1bとは重なっている。重なる部分の厚さSは2枚分の
板厚に相当する(図7参照)。
【0022】外箱本体7Aの上面と側面の折り曲げ部分
に対応する前端上隅角部における後ろフランジ11Aの
前面には、平面視L字形の補強金具(L形補強板)8を
配置している。外箱本体7Aの後ろフランジ11Aの裏
側には、仕切壁及び仕切前部材が配置される部分(後述
する縦スリット29を形成した部分)を跨ぐように上下
方向に延びる断面コ字状の補強金具30を取り付けてい
る。このように、仕切壁及び仕切前部材が配置されるこ
とになる部分でかつ上下に距離をおいて複数に別れた部
分を跨ぐようにして、上下方向に延びる1つの補強金具
30が取り付けられるので、荷重がかかりやすい複数の
U字状部を導出する部分が一つの金具で補強され、従来
それぞれの導出部に別個に使用していた補強部材や、ヒ
ンジ止板、ヒンジ止板取付板がそれぞれ不要となり、部
品点数及び組立工数の削減が図れ、組立コストを低減で
きる。
【0023】前記溝10の内部に配管される冷媒パイプ
5は、外箱の開口縁部における露つきを防止するための
ものであり、この冷媒パイプ5は銅又はアルミニウムな
どの材料で製作され、断熱箱体1の下部に形成した機械
室に配置されるコンプレッサから送られてきた高温高圧
のガス冷媒が内部を流れる。ガス冷媒は冷媒パイプ5内
部を流れる過程で放熱、凝縮されて液冷媒となって、冷
蔵庫内を冷却するエバポレータ(蒸発器、図示せず)へ
送られる。冷媒パイプ5の配管の一例を示すと、コンプ
レッサから出た後、機械室内で適宜配管されてから機械
室の一端側(実施例では左側)より外箱本体の側面(左
側面)に沿って徐々に開口縁側に向けて配管され、続い
て外箱本体の溝10の下端から溝10に入りこの溝に沿
って配管される。左側面、上面及び右側面の途中部分
(仕切壁を配置する部分)まで順に延びたところで、一
旦溝から出て仕切壁の前面部分に配管された(この部分
がU字状部5Bである)後、再び溝10に戻り溝内を下
降して仕切前部材が配置される部分で再び溝10を出て
仕切前部材の前面部分に配管された(この部分もU字状
部5Bである)後溝10に戻り、溝内を下端まで下降す
る(溝10内に配管される部分を5Aで表す)。溝10
の下端から出て外箱本体の右側面に沿って徐々に後方に
向けて配管された後、機械室の右端から機械室へ戻りキ
ャピラリーチューブ等の減圧装置を介して冷凍室の背部
に配置される蒸発器に接続される。
【0024】仕切壁(図示せず)が設けられる位置及び
仕切前部材が配置される位置には、それぞれ内箱9の表
面に前後方向に奥行きいっぱいに延びる溝9A及び凹み
(図示せず)が形成されている。仕切壁はこの溝9Aに
その両端部が挿入されて支持される。そして、溝9Aは
フランジ13の前面に形成され冷媒パイプのU字状部5
Bを導出するための略コ字状の凹部19へ続いている。
尚、実施例において仕切壁を内箱と別体に下例を示した
が、仕切壁を内箱で一体成形する場合には内箱7のこの
溝9Aは不要である。仕切壁及び仕切前部材の前側には
仕切壁若しくは仕切前部材とともにU字状部5Bを挟み
込む金属製の仕切当板15がそれぞれ取り付けられる。
【0025】仕切当板15は、ヒンジ23が取り付けら
れる当接部150と、この当接部150の左右両端に設
けられ溝10に収納される段差部151とからなり、外
箱7の板厚よりも厚くしている。当接部150は溝10
への挿入時に外箱本体7Aの前フランジ11Bと面一と
なるドアのガスケットの当たり面を構成する一方、当接
部150の上下端には間隔保持用及び補強用のリブ15
4が形成され、また段差部151の上下端にはこの当接
部150のリブ154に連続する補強用のリブ153が
形成してある。リブ154の高さは仕切前部材の形状に
応じて適宜定められるものであり、リブ153の高さは
溝10の奥行き(後ろフランジと前フランジとの間隔の
こと)との関係で定められるものであり、両者を比較す
ると、リブ154がリブ153よりも高さが高くなって
いる。
【0026】段差部151の段差寸法は前フランジ11
Bの折り曲げ部分の間隔Pと同じか若干大きい寸法Rと
し、当接部150の両端で後方に折り曲げられ当接部1
50から段差寸法Rだけ落ち込んだ位置から徐々に前方
に傾斜するように鋭角に曲げられている。そして段差部
を外箱7の溝10に収納した際に段差部151の先端が
裏面フランジ11bに接触するようにするために、寸法
Rだけ落ち込んだ位置から段差部151の先端までの奥
行寸法をSとしたとき、R−S≦Qの関係となるように
しておくとよい(図7参照)。
【0027】このように構成した仕切当板15によれ
ば、外箱7の溝10内に収納される仕切当板15の段差
部151の上下端にリブ153があるため、段差部15
1の強度が増し段差部に加わる外力に対して段差部15
1が曲がりにくくなる。また、仕切当板15の段差部1
51が前方に向けて徐々に傾斜し先端が外箱7の裏面フ
ランジ11bに接するので、外箱7の前フランジ11B
と段差部151の先端との隙間がなくなり、板厚の薄い
前フランジ11B(の後ろ側)が板厚の厚い段差部15
1により補強されて前フランジ11Bが後ろ側へ凹みに
くくなる。
【0028】内箱9は板状の部材であるから、この凹部
19により背面には凹部21が形成される。この略コ字
状の凸部21は溝10内へ挿入される。外箱7の後ろフ
ランジ11Aにおいて内箱9の凹部21の挿入位置に対
応する部分には、長手方向(即ち上下方向)に延びる縦
スリット29が設けられる。
【0029】この縦スリット29は、前記凸部21の挿
入に伴い後ろフランジ11Aが押圧された際に自ら押し
広げられ、後ろフランジ11Aを変形し易くするための
ものである。縦スリット29の長さ及び幅は、外箱7を
構成する鉄板の厚さや剛性、内箱9の凸部21の高さや
剛性によって最適な寸法に定められる。これを最適な寸
法に定めることで、不必要な長さにまで後ろフランジ1
1Aが変形したり、内箱9を挿入しにくくなったりする
ことが避けられる。
【0030】以上の構成において冷蔵庫を組み立てるに
際しては、まず、外箱本体7Aに形成された溝10内部
に冷媒パイプ5を配管する。この冷媒パイプ5は、縦ス
リット29が設けられた部分において仕切壁の方に向っ
て導出され、U字状にターンして再び溝10内へ戻る形
状をとっていることは既に説明した(図5参照)。
【0031】次に、U字状部5Bは、手前方向(仕切壁
より離れる方向)に一時的に曲げておいて、内箱9の外
向きフランジ13を溝10内へ挿入する。この挿入時に
は、内箱9の凸部21が外箱7の後ろフランジ11Aを
内方に押圧する。即ち、凸部21が挿入される部分にお
いて溝10の隙間は十分な大きさを持っておらず、後ろ
フランジ11Aは凸部21によって押圧される。この実
施例では、この押圧により縦スリット29が押し広げら
れるので、後ろフランジ11Aは押圧方向に容易に変形
し、この変形は凸部21に沿っておこなわれ略コ字状と
なる。
【0032】次に仕切壁及び仕切前部材をそれぞれ所定
位置に取り付ける。ついで、一時的に曲げておいたU字
状部5Bを仕切壁の前面に沿わせるように、元の状態
(即ち外箱の開口縁と平行な状態)に戻し、その後、U
字状部5Bの前面に仕切当板15を配置しつつ、仕切当
板15の両端(即ち段差部151)を溝10内へ挿入す
る。その結果内箱9の外向きフランジ13は段差部と後
ろフランジとで挟まれるためある程度の締めつけ力を受
けると同時に、仕切当板15の段差部151が前フラン
ジと外向きフランジとで挟まれて締めつけ力を得る。挿
入した仕切当板15の両端(段差部151)は、溝10
の前フランジ11Bに対しビス2本(左右1本づつ)で
固定される。ただし、発泡作業終了後にヒンジ23を固
定する場合において、このヒンジ側に位置する段差部1
51とヒンジ23とで外箱の前フランジ11Bを挟み込
むようにしてもう1本のビスが固定される。仕切前部材
についても同様の手順で作業を行う。即ち仕切前部材を
内箱に取り付け、U字状部5Bを仕切前部材の前面に沿
わせるようにし、仕切当板を固定する。
【0033】その後、外箱7の背面板7B及び底面板7
Cを外箱本体7Aに組み付け、背面板7Bが上側になる
ようして発泡治具(図示せず)にセットする。外箱7と
内箱9との間に形成された空間に背面板に形成した注入
口から発泡断熱材を充填し、発泡断熱材が硬化すると仕
切当板15は十分な強度により支えられる。発泡作業終
了後、この仕切当板15に対してボルトなどでヒンジ2
3を取り付ける(従来例の図9参照)。
【0034】以上のことから明らかなように、後ろフラ
ンジ11Aの変形は凸部21に沿って生じるので、不必
要な大きな隙間ができることはなく、その隙間から断熱
材が漏れ出ることは防止される。また、内箱9のフラン
ジ13は、その凸部21が外箱7の後ろフランジ11A
を押圧し、この後ろフランジ11Aを変形させながら溝
10内に嵌合する。嵌合後はある程度の力で締めつけら
れて外箱7と内箱9とは一時的に仮止めされる。これに
よれば、後の工程における発泡断熱材の充填が従来より
も容易になる。
【0035】この溝10には従来のような大きな切欠1
7(図8参照)が設けられていないので、この切欠17
によって生じていた大きな強度低下をなくすことができ
る。また、外箱7と内箱9との間に充填される断熱材は
硬化後十分な剛性を有し箱体に大きな強度を与える。こ
れらのことから、従来のようなヒンジ止板27及びヒン
ジ止板取付板25(従来例の図6参照)を省略しても、
ヒンジ23(従来例の図9参照)を十分な強度で支える
ことができるなど、種々の効果を得ることができる。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、外箱の溝内に
収納される仕切当板の段差部の上下端に補強用のリブを
設けたので、段差部の強度が増すため仕切当板に取り付
けられたヒンジから加わる外力で段差部が曲がったり変
形したりするのを防止できる。
【0037】請求項2の発明によれば、仕切当板の段差
部が前方に向けて徐々に傾斜し先端が外箱の裏面フラン
ジに接するので、外箱の前フランジと段差部との隙間が
なくなり、前フランジの後ろ側が段差部により補強され
ヒンジ若しくは仕切当板を固定するネジ等の固定部材を
締め付けるときに前フランジが後ろ側へ凹むのを防止で
きる。
【0038】請求項3の発明によれば、仕切壁及び仕切
前部材が配置されることになる距離をおいて上下複数に
別れた部分を跨ぐようにして、上下方向に延びる補強金
具が取り付けられるので、荷重がかかりやすい外箱の前
記複数に別れた部分が一つの金具で補強され、ヒンジ止
板、ヒンジ止板取付板がそれぞれ不要となり、部品点数
の削減と部品の製造コストの低減及び組立コストを抑制
できる。。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すU字状部を引き出す部
分の分解斜視図である。
【図2】図1を組立てた状態で水平に断面した斜視図で
ある。
【図3】図2と異なる部分を示す水平断面図である。
【図4】図1における外箱と内箱との関係を示す正面図
である。
【図5】3ドア冷蔵庫の断熱箱体の概略を示す全体斜視
図である。
【図6】4ドア冷蔵庫の断熱箱体の概略を示す全体斜視
図である。
【図7】仕切当板を上面から見た状態の仕切当板と水平
断面の外箱の溝とを並べて寸法関係を説明するための説
明図である。
【図8】従来構造における連続する部分(図5及び図6
の円Aで囲んだ部分)を拡大した分解図である。
【図9】図8の組み立て後の水平断面図である。
【図10】外箱を内箱に組み込んだ状態の正面図であ
る。
【符号の説明】
5 冷媒パイプ 5B U字状部 7 外箱 7A 外箱本体 9 内箱 10 溝 11A 後ろフランジ 11B 前フランジ 13 外向きフランジ 15 仕切当板 19 凹部 21 凸部 25 ヒンジ止板取付板 27 ヒンジ止板 29 縦スリット 150 当接部 151 段差部 153 補強用のリブ 154 リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木部 宏 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 近藤 和彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−242071(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 23/06 F25D 21/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前端縁に外向きフランジを有する内箱
    と、前面開口縁に冷媒パイプ及び前記外向きフランジを
    収納するための内向きの溝を有する外箱と、仕切壁の前
    面に導出した冷媒パイプの一部を前記仕切壁とともに挟
    み込む金属製の仕切当板とを備え、前記外箱は前面フ
    ランジ及びこの前面フランジの裏側に若干の間隔を存し
    て折り返した裏面フランジからなる二重の前フランジ
    と、裏面フランジに連続しこの裏面フランジとの間に前
    記溝を形成する後ろフランジとを有し、前記仕切当板は
    その両端に前記間隔と同じ段差で折り曲げられ前記外箱
    の溝内に差し込まれる段差部を有した冷蔵庫において、 記仕切当板の段差部はその上下端に補強用のリブを有
    することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前端縁に外向きフランジを有する内箱
    と、前面開口縁に冷媒パイプ及び前記外向きフランジを
    収納するための内向きの溝を有する外箱と、冷蔵庫を上
    下に仕切る仕切壁の前面に導出した冷媒パイプの一部を
    前記仕切壁とともに挟み込む金属製の仕切当板とを備
    え、前記外箱は前面フランジ及びこの前面フランジの
    裏側に若干の間隔を存して折り返した裏面フランジから
    なる二重の前フランジと、裏面フランジに連続しこの裏
    面フランジとの間に前記溝を形成する後ろフランジとを
    有し、前記仕切当板はその両端に前記間隔と同じ段差で
    折り曲げられ前記外箱の溝内に差し込まれる段差部を有
    した冷蔵庫において、 記仕切当板の段差部は徐々に前方に傾斜しており、か
    つ段差部の先端は裏面フランジに接することを特徴とす
    る冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 前端縁に外向きフランジを有する内箱
    と、前面開口縁に冷媒パイプ及び前記外向きフランジを
    収納するための内向きの溝を有する外箱と、冷蔵庫内を
    上下に仕切る仕切壁若しくは冷蔵庫の前面開口を上下に
    仕切る仕切前部材の前面に導出した冷媒パイプの複数の
    U字状部と、このU字状部を前記仕切壁若しくは仕切前
    部材とともに挟み込む複数の金属製の仕切当板とを備
    え、前記外箱は前面フランジ及びこの前面フランジの
    裏側に若干の間隔を存して折り返した裏面フランジから
    なる二重の前フランジと、裏面フランジに連続しこの裏
    面フランジとの間に前記溝を形成する後ろフランジとを
    有し、前記仕切当板はその両端に前記間隔と同じ段差で
    折り曲げられ前記外箱の溝内に差し込まれる段差部を有
    した冷蔵庫において、 前記外箱の後ろフランジの裏側で且つ前記複数のU字状
    部が導出される複数の部分を跨るように上下方向に補強
    金具を配置したことを特徴とする冷蔵庫。
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