JP3137665B2 - 循環浴水浄化装置の安全装置 - Google Patents
循環浴水浄化装置の安全装置Info
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- Details Of Fluid Heaters (AREA)
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Description
装置に関するものである。
加熱保温する循環浴水浄化装置が提案されている。この
装置は制御が容易な電気的手段によって、循環、殺菌、
加熱保温が行なわれている。浴室内は湿気が多く、且つ
水滴などが飛散するなど、電気的制御を行なうに厳しい
使用環境である。このため各種の安全対策が提案されて
いる。例えば、装置の転倒を検出して装置本体の電源回
路を遮断するものがある。
内部の電源回路を遮断し、装置の運転を停止する或い
は、電源回路の一部を故意にリークさせ電源入力端に接
続されている漏電ブレーカを故意に動作させて電源供給
を遮断するなどの対策が施されていた。
て装置内部の電源を遮断するものでは、浴室内の浴槽の
上方近傍に配置してあった装置本体が落下して浴槽内に
浸水すると、前記転倒スイッチにより本体内のスイッチ
が作動して電源を遮断しても、スイッチより前段の回路
には電源が活性化されているため、漏電となる。
電ブレーカが働く程度の微少電流を流し漏電ブレーカを
作動させて電源入力端で電源を遮断するものでは、前記
の如くの浴槽内の漏電は発生しないものの、前記転倒な
どにより、アース線が不完全であったり、遮断したもの
では、漏電ブレーカが正しく作動せず、匡体に微少電流
が流れたままとなって、その匡体に人体が触れるとかえ
って危険となる。
おける他の異常の、浴水の異常加熱、或いはポンプの故
障などによるポンプ駆動モータの加熱などを検出して、
本体への通電を遮断すると共にいずれの異常かを迅速に
指示する、浴室内の装置に対する安全装置を提供するこ
とも目的とする。
を循環させる循環ポンプと、循環経路中の浴水を濾過す
るフィルターと、浴水を殺菌する浴水殺菌装置と、浴水
を保温加熱するヒータと少なくとも該ヒータを電気的に
制御する制御回路とを備えた循環浴水浄化装置の装置本
体と該装置本体とは別体で電気的に接続される安全装置
であって、操作により安全装置の電源供給を許可する初
期設定手段と、複数の異常検出に対して電源供給を遮断
する複数の検出に対応するスイッチを含むスイッチ手段
と、電源から装置本体への電気の導通と遮断とを切り替
え作動する回路開閉手段と、前記初期設定手段の操作に
より前記回路開閉手段を電気供給側に作動して保持作動
し前記スイッチ手段の開放に対して前記回路開閉手段を
開放状態に保持する状態記憶手段とを備えた循環浴水浄
化装置の安全装置により、課題を解決することができ
た。また本発明は、前記安全装置は前記複数のスイッチ
が異常検出して開放した時作動する各毎の指示手段を備
えていることにより、課題を解決することができた。さ
らに本発明は、前記各毎の指示手段はLED等の表示手
段であることにより、課題を解決することができた。さ
らに本発明は、前記各毎の指示手段はブザーまたは音声
等の報知手段であることにより、課題を解決することが
できた。
度検出手段の異常温度検出、及びポンプ駆動モータの加
熱などの異常検出によりスイッチ手段を開放すると共
に、電源の入力端に配置した回路開閉手段の状態記憶手
段に出力して回路を開閉する。このため異常発生時には
電源入力端で電源が開放されるため浴室内の装置の回路
の電源は活性化されないと共に漏電の発生が生じない。
また本発明は正常運転状態を保持する状態記憶手段をを
備え、初期設定手段への操作者の操作によってのみ前記
回路開閉手段の導通状態を保持し、異常開放機能が作動
した時開放を保持する如く作動することで、正常への復
帰に対し、自動的な電源の再突入を防止すると共に、前
記異常検出とは異なる、停電時の電源開閉に対しては、
状態記憶手段の保持状態に基づいて、自動復帰する。ま
た複数の各毎のスイッチに指示手段を備え、スイッチの
開放動作に対応して異常発生と発生箇所を指示する。
する。第1図は本発明の安全装置を備えた循環浴水浄化
装置の構成を示すブロック図である。図中1は装置本体
であって、装置内に収納されている。装置本体1には装
置全体の各種処理内容及び各種処理手順などの制御プロ
グラムを記憶する第1の記憶手段(ROM)2、処理実
行のため一時的に変数を記憶する第2の記憶手段(RA
M)3、中央演算装置CPU4、データの入出力を行な
う入出力ポート5等により構成されている。
置の運転及び湯温、タイマーの設定等を操作可能に装置
に配置され、前記入出力ポートを介して前記中央演算装
置4に接続されている。7はキースイッチ6の設定確認
のための表示装置である。8は浴槽内の浴水を循環させ
るための循環ポンプであり、9は循環する浴水を殺菌す
るためにオゾンを供給するオゾン発生器である。
止スイッチであり、正常時にはオン状態であり、異常時
にはオフ状態となる如く設定されている。異常停止スイ
ッチ10には、装置が所定の角度以上傾いたり、転倒し
たことを検出してスイッチを開放する転倒検出スイッチ
10a,浴水の以上温度上昇を検出してスイッチを開放
する湯温スイッチ10b,循環路中の異常により循環ポ
ンプが加熱するのを防止するため、循環ポンプの駆動モ
ータへの異常電流値を検出してスイッチを開放するポン
プ電流値スイッチを直列に接続しており、いずれかの検
出に対して異常停止スイッチとして停止可能に形成され
ている。また各スイッチにはその開放作動に対して点燈
するLED2,3,4が備えられている。各スイッチの
内少なくとるも転倒検出スイッチは10aは本体側に配
置されていることが好ましい。尚LED5は安全装置側
に配置されて転倒を指示するものである。
な電源を供給する。12は安全装置であって、装置本体
とは別体で形成され、浴室外にケーブルを介して接続さ
れていることが好ましい。安全装置12は状態記憶手段
(ラッチングリレー)21と電源回路開閉手段14を含
み、リレーは動作と共に継続してその動作状態を保持
し、復帰のための入力がある迄その状態とし、電源が活
性化されていない状態でも状態が保持可能な如くラッチ
ングリレーで構成されている。13は漏電時に回路を開
放する漏電ブレーカである。
2の回路図であって、20は前記状態記憶手段21を初
期化するためのスイッチであり、22はラッチングリレ
ー21の接点、23はラッチングリレーのドライブトラ
ンジスタである。
水浄化装置の安全装置の動作について説明する。商用電
源に接続し、漏電ブレーカ13を介して電源が供給さ
れ、スイッチ20を操作することで初期化が行なわれ
る。即ち、状態記憶手段21(ラッチングリレーRY
2)のSET側コイルに電流が流れ、ラッチングリレー
RY2の接点22が閉じる。これにより、回路開閉手段
(リレーRY1)のコイルに電流が流れ、リレー(RY
1)の接点は閉じ、装置本体1への電力が供給される。
また抵抗R3を介してLED1が点燈して装置本体1へ
の電気が供給されたことを表示する。
に設定され、装置内の電源は活性化される。即ち、初期
設定のスイッチがOFFの状態にされても、状態記憶手
段21のラッチングリレーRY2の接点を閉じた状態を
保持するので、回路開閉手段(RY1のコイルに電流が
供給され、装置本体1への電源供給は継続される。
生じた場合の動作について説明する。電源、漏電ブレー
カ13からの電源供給が断たれると回路開閉手段14
(リレーRY1)及び状態記憶手段21(ラッチングリ
レーRY2)のコイルに電流が流れなくなり、回路開閉
手段14(RY1)の接点は開放し、装置本体1への電
力供給は停止する。しかし、状態記憶手段21はラッチ
ングリレーRY2であるため、コイルのへの電流が流れ
なくても接点を保持している。このため、停電が復帰し
て漏電ブレーカ13から電気が供給されると、回路開閉
手段14(リレーRY1)のコイルに電流が流れてリレ
ーRY1の接点が閉じて装置本体1への電気が自動的に
供給される。
作動する場合について説明する。いずれかのスイッチが
異常に対してオフ状態となると前記LED2,3,4の
いずれかが点燈して異常箇所を表示すると共に、トラン
ジスタ23(TR1)に電流が流れ、状態記憶手段21
のラッチングリレーRY2のRES側コイルに電流が流
れ、ラッチングリレーRY2の接点22が開放される。
RY1)のコイルに電流が供給されなくなり、リレーR
Y1の接点が開き、装置本体1への電気の供給が遮断さ
れ異常時における安全が計られる。この状態で仮に停電
が発生し、再び復帰しても状態記憶手段21のラッチン
グリレーRY2がRES側に保持しているため装置本体
1への電気の供給は遮断のままで供給されない。
OFF状態となり電力の供給が遮断した状態で、その後
停止スイッチ10が復帰してON状態となった場合につ
いて説明する。停止スイッチ10がONとなっても、状
態記憶手段21のラッチングリレーRY2はRES側に
保持したままである。このことは、例えば転倒検出手段
として傾斜角度に対応して信号を出力する傾斜センサー
からのスイッチとした場合、転倒して前記手順で電気の
供給が遮断された場合、その後本体が復帰してスイッチ
が回復しても、再度初期設定手段20スイッチSW1が
操作されるまで回復しないようにして安全を計るもので
ある。
実施例において各スイッチにLEDを点燈するものを示
したが、ブザー及び音声等の報知手段を単独にも、また
前記点燈指示手段と組み合わせて指示するものであって
もよい。
のであり、浴槽の浴水を循環する装置本体とは別体に漏
電ブレーカと各種異常検出に対して電気の供給を停止す
る電源遮断手段を含む安全装置を備え、該安全装置の状
態記憶手段が初期設定によりセットされると、異常検出
に対して作動するスイッチに対応して本体への電気供給
を遮断し、異常検出が解消されても初期設定手段がセッ
トされないと電気の供給を行なわないようにし、異常以
外の停電などに対しては前記状態記憶手段が停電復帰に
伴う電気の投入を自動的に許容する、安全で利便性の高
い装置である。更に本発明においては、各種異常検出に
より作動するスイッチ手段の作動に対して異常箇所の指
示手段により、異常発生と発生箇所をすぐに知ることが
できる。
ロック図
Claims (4)
- 【請求項1】浴槽内の浴水を循環させる循環ポンプと、
循環経路中の浴水を濾過するフィルターと、浴水を殺菌
する浴水殺菌装置と、浴水を保温加熱するヒータと少な
くとも該ヒータを電気的に制御する制御回路とを備えた
循環浴水浄化装置の装置本体と該装置本体とは別体で電
気的に接続される安全装置であって、操作により安全装
置の電源供給を許可する初期設定手段と、複数の異常検
出に対して電源供給を遮断する複数の検出に対応するス
イッチを含むスイッチ手段と、電源から装置本体への電
気の導通と遮断とを切り替え作動する回路開閉手段と、
前記初期設定手段の操作により前記回路開閉手段を電気
供給側に作動して保持作動し前記スイッチ手段の開放に
対して前記回路開閉手段を開放状態に保持する状態記憶
手段とを備えたことを特徴とする循環浴水浄化装置の安
全装置。 - 【請求項2】前記安全装置は前記複数のスイッチが異常
検出して開放した時作動する各毎の指示手段を備えてい
ることを特徴とする請求項1に記載の循環浴水浄化装置
の安全装置。 - 【請求項3】前記各毎の指示手段はLED等の表示手段
であることを特徴とする請求項2に記載の循環浴水浄化
装置の安全装置。 - 【請求項4】前記各毎の指示手段はブザーまたは音声等
の報知手段であることを特徴とする請求項2に記載の循
環浴水浄化装置の安全装。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03047652A JP3137665B2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | 循環浴水浄化装置の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03047652A JP3137665B2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | 循環浴水浄化装置の安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05212222A JPH05212222A (ja) | 1993-08-24 |
JP3137665B2 true JP3137665B2 (ja) | 2001-02-26 |
Family
ID=12781186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03047652A Expired - Fee Related JP3137665B2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | 循環浴水浄化装置の安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3137665B2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-20 JP JP03047652A patent/JP3137665B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH05212222A (ja) | 1993-08-24 |
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