JP3137638B2 - 車両用ウエザーストリップ - Google Patents

車両用ウエザーストリップ

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JP3137638B2 JP02333422A JP33342290A JP3137638B2 JP 3137638 B2 JP3137638 B2 JP 3137638B2 JP 02333422 A JP02333422 A JP 02333422A JP 33342290 A JP33342290 A JP 33342290A JP 3137638 B2 JP3137638 B2 JP 3137638B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、車両用のベルト型ウエザーストリップ及
びグラスラン・ウエザーストリップに関するものであ
る。より詳しく言うとこの発明は、例えば可動の窓板と
車両ドアの外観呈示面のような車両面間の密閉を行うた
めのウエザーストリップに関する。
【0002】
【発明の背景】
従来のベルト型ウエザーストリップは一般に、例えば
車両のドア中にみられるようにドアの外観呈示面部を内
側のフランジ部と接続するスポット溶接されたフランジ
をもつ車両のシートメタル領域のためのウエザーストリ
ップとして、利用されて来ている。このようなウエザー
ストリップは普通、ガラス窓を密封すると共に水を掻取
るためのシール翼と、ドアの外観呈示面に対し係合して
水分がフランジ領域に侵入することを阻止するための外
面上のゴム弾性を有する帯片部をもつ。
【0003】 このような構造において調和のとれた適応性を産み出
すためのウエザーストリップに、車両外面の仕上げ輪郭
と美的に調和する着色エラストマー材帯片或いはクロム
帯片等の外観呈示帯片を設けることが望まれている。多
くの車両構造において形状転換端縁部が、ウエザースト
リップの外観呈示面から車両ドアの外観呈示面への遷移
点となるフランジの近くに形成されている。このような
端縁部は一般にフランジ部と平行せず、一定の輪郭をも
つか或いは車体またはドアの設計如何によって傾斜して
いる。したがって従来は必要な重ね合わせ面の幅に応じ
て、個別的な用途に正確に適合する各別の構造のウエザ
ーストリップを必要としていた。
【0004】 ベルト型ウエザーストリップは車体の形状にとけ込
み、形状転換端縁部から車両ドアにかけて連続した面を
形成することが、望ましい。従来構造ではこれを、個別
的な用途ごとの特別な要求に合わせて製作することによ
り達成していた。すなわち例えば特定の仕様に合わせて
ベルト型ウエザーストリップの芯体及び外観呈示面を製
作し、この部分の製作後に該部分に対し、別に製作した
窓シール翼部材をステープル等を用いて取付け、その上
でベルト型ウエザーストリップを車両の端部フランジ上
に取付けていた。
【0005】 したがって従来のベルト型ウエザーストリップは、使
用する加工及び製造装置を車両のモデルごとに変更しな
ければならないこととなって製造コストが比較的高価に
ついていた。また従来のベルト型ウエザーストリップ構
造によるとベルト型ウエザーストリップの芯体部にシー
ル翼部を取付けるのに別工程を必要とし、ベルト型ウエ
ザーストリップを組立てるのに必要な労賃がさらに加算
される問題点があった。
【0006】 したがって前述したような用途に適当している一体物
のベルト型ウエザーストリップを提供して、製作中の別
々の作業からするコストを節減することが望ましい。ま
た車両の外観呈示面の様々な輪郭或いは傾斜に対し、別
の工具加工または製作の必要性なしに適合させることが
できるベルト型ウエザーストリップを提供することが望
ましい。このようなウエザーストリップ構造は部品の工
具加工及び製作のためのコストを低減し、資源の有効利
用と製作及び販売コストの節減とをもたらすことになろ
う。
【0007】 次に車両の窓開口用のグラスラン・ウエザーストリッ
プについて、窓開口のコーナー部まわりでウエザースト
リップを屈曲させて通過させることに関し、別の問題点
がある。従来はグラスラン・ウエザーストリップを角を
形成するように屈曲させていたが、ウエザーストリップ
の屈曲部位置で窓に適正な空隙を与えるために後でグラ
スラン・ウエザーストリップを再打叩して形状の修正を
行う必要がよくあった。
【0008】 したがって車両の窓開口のコーナー部を通過させるた
めの適当した角度での屈曲を、その後の再打叩等による
形状修正の必要性なしに与えることができるグラスラン
・ウエザーストリップを提供することが望ましい。
【0009】 さらに窓板用の空隙が特に問題とならないコーナー部
を有する用途においては、コーナーまわりでグラスラン
・ウエザーストリップに一定した横断面形状をもたせる
ようにするのが望ましい。従来はそうするのに、コーナ
ー屈曲部でウエザーストリップの芯金の長さ方向に沿い
引伸ばすこととしていた。しかし本方法によるとウエザ
ーストリップのコーナー屈曲部の横断面形状に寸法の減
少或いはひずみが生じることがあるといった問題点があ
った。また再成形によって芯金がコーナー屈曲部で弱め
られる可能性があった。したがってコーナー屈曲部で一
定した横断面形状を簡単に形成可能とするグラスラン・
ウエザーストリップを提供することが望ましい。
【0010】
【発明の要約】
この発明は図1−3、図4及び図6,7にそれぞれ例示
するように、車両フランジに取付けて窓板等と車両面間
を密封するために用いられる車両用ウエザーストリップ
に係り、このウエザーストリップは、 車両に対するフランジ状の係合部(36;136;235)と、
ウエザーストリップの幅方向で該係合部と間隔をあけた
外側のフランジ部(38;138;241)と、これらの係合部と
フランジ部間に位置しウエザーストリップの幅方向にほ
ぼ沿っていて上記した係合部とフランジ部を接続してい
る中間部(40;140;240)とを有する一体的な芯基層(3
4;134;234)、 この芯基層を上記係合部で車両フランジに対し取付け
るための取付手段(43;244a)、 上記芯基層に取付けて該芯基層上に設けられたゴム弾
性を有するシール手段であって、窓板等と車両面とに対
し密封的に係合するシール手段(52,64;152,164a,164b;
252)、及び 上記中間部(40;140;240)中に形成してある湾曲部で
あって、ウエザーストリップ長さ方向の任意の箇所で該
ウエザーストリップの幅を、上記した係合部とフランジ
部の形状と該係合部とフランジ部の上記中間部に対する
相対的な角度とを維持しながら拡大するように該箇所で
引伸ばし可能である湾曲部(42;142;242)、 を備える。
【0011】 このウエザーストリップは芯基層の中間部に形成した
湾曲部を利用し、ウエザーストリップの長さ方向で該ウ
エザーストリップの幅を拡大することが必要となる任意
の箇所におき、湾曲部にたくわえられている余剰の素材
量を幅拡大のために用いるように該湾曲部を必要な限度
で引伸ばすことによって、ウエザーストリップの幅を拡
大することを可能とする。窓板もしくは車両外面の様々
の輪郭に適合する形状をウエザーストリップにもたせる
作業は、湾曲部の余剰素材量を幅拡大のために利用する
ことから容易に行え、またその後に修正を必要とする変
形とかひずみがウエザーストリップに生じない。また湾
曲部の引伸ばしによりウエザーストリップ幅を長さ方向
の任意の箇所で拡大変更できることから、単一仕様で一
体物のウエザーストリップを各種構造の車両に適合させ
て用いることができる。
【0012】 またこの発明は図8−10に例示するように、車両の窓
開口を区画する周縁フランジに取付けて窓板と車両面間
を密封するために用いられるグラスラン・ウエザースト
リップに係り、同グラスラン・ウエザーストリップは、 グラスラン溝(328)を形成するための芯基層であっ
て第1のフランジ部(322)、この第1のフランジ部と
間隔をあけてある第2のフランジ部(326)、及びこれ
らの第1のフランジ部と第2のフランジ部間を接続する
中間脚部(324)を有する一体的な芯基層(320)、 この芯基層を上記第1のフランジ部で、車両の窓開口
を区画する周縁フランジに取付けるための取付手段(33
2)、 上記芯基層上に取付けられたゴム弾性を有するシール
手段であって、上記グラスラン溝内で窓板に対し密封的
に摺接する第1のシール部(352,354)と車両面に対し
密封的に係合する第2のシール部(344,346,348,350)
とを含むシール手段(330)、及び 上記中間脚部(324)中に、該中間脚部に余剰の素材
量を与えるように形成してある湾曲部であって、その引
伸ばしによってウエザーストリップの幅を拡大可能であ
り、窓開口のコーナー部で引伸ばしてウエザーストリッ
プの幅を拡大してある湾曲部(358)、 を備える。
【0013】 このグラスラン・ウエザーストリップは窓開口のコー
ナー部でウエザーストリップの幅を、湾曲部の余剰素材
量を利用して拡大したものである。従来はコーナー部で
グラスラン・ウエザーストリップを屈曲させるのに適当
な工具加工を施し、その後にさらに窓開口のコーナー部
の間隙に適合させるようにウエザーストリップのコーナ
ー部を再成形するため特別の工具を用いてウエザースト
リップを再打叩していた。したがって従来はウエザース
トリップはコーナー部で再成形するために特殊な工具加
工を必要とし、また最終製品は再打叩によっても完全に
は除去することができない皺とか傷を含んでいた。さら
にウエザーストリップのコーナー部と窓開口のコーナー
部間に比較的大きな空隙が残り、その空隙を埋めるのに
比較的多量の充填材料を必要としていた。これに対しこ
の発明に係るグラスラン・ウエザーストリップは窓開口
のコーナー部で、湾曲部の余剰素材量を利用してグラス
ラン・ウエザーストリップの幅を拡大したものであるこ
とから、コーナー部での屈曲部にウエザーストリップの
再成形を必要とせず、またウエザーストリップのコーナ
ー部と窓開口のコーナー部間の空隙も小さくされて同空
隙を埋めるのに少量の充填材料を用いさえすればよい。
【0014】 さらにこの発明は図11−13に例示するように、車両の
窓開口を区画する周縁フランジに取付けて窓板と車両面
間を密封するために用いられるグラスラン・ウエザース
トリップであり、その全長にわたり実質的に一定した横
断面形状を有するグラスラン・ウエザーストリップに係
り、同グラスラン・ウエザーストリップは、 グラスラン溝を形成するための芯基層であって第1の
フランジ部(422)、この第1のフランジ部と間隔をあ
けてある第2のフランジ部(424)、及びこれらの第1
のフランジ部と第2のフランジ部間を接続する中間脚部
(426)を有する一体的な芯基層(420)、 この芯基層を上記第1のフランジ部で、車両の窓開口
を区画する周縁フランジに取付けるための取付手段(43
2,434,436)、 上記芯基層上に取付けられたゴム弾性を有するシール
手段であって、上記グラスラン溝内で窓板に対し密封的
に摺接する第1のシール部(444,446)と車両面に対し
密封的に係合する第2のシール部(438,440,442)とを
含むシール手段(430)、及び 上記中間脚部(426)中に、該中間脚部に余剰の素材
量を与えるように形成してある湾曲部であって、ウエザ
ーストリップのコーナー部(412)において上記した一
定の横断面形状を維持するように引伸ばしてある湾曲部
(448)、 を備える。
【0015】 このグラスラン・ウエザーストリップは窓開口との間
の空隙が特に問題とならないコーナー部を有する用途に
適しており、コーナーまわりでグラスラン・ウエザース
トリップの横断面形状を、他の部分の横断面形状と実質
的に一定に維持したものである。従来はそうするのに、
コーナー屈曲部でウエザーストリップの芯金ないし芯基
層を長さ方向に沿い引伸ばすこととしていたが、そうす
るとウエザーストリップのコーナー部の横断面形状に寸
法の減少或いはひずみが生じ、また引伸ばしによって芯
金ないし芯基層がコーナー部で弱められがちであった。
これに対しこの発明に係るグラスラン・ウエザーストリ
ップは、コーナー部での横断面形状を他の部分と均一化
するのに湾曲部の余剰素材量を利用したものであるか
ら、芯基層の全体をコーナー部で引伸ばすことは必要で
はなく湾曲部さえ引伸ばせばよいこととなり、従来技術
の上記問題点が解消される。
【0016】 この発明の他の特徴と長所とするところは、添付図面
を参照して行う以下の説明から明瞭に理解できる。
【0017】
【実施例】
図1−3にはこの発明の第1の実施例に係るベルト型
のウエザーストリップを、符号10で全体を指して示して
ある。このウエザーストリップ10は、車両の端部フラン
ジ12に取付けてガラス窓14と車両表面16との間の密封を
得るためのものとされている。端部フランジ12は内側シ
ートメタル部材18と外側シートメタル部材20とを溶接し
て形成されている。外側シートメタル部材20は車両のド
アのような車体部外面の輪郭形成部の一部分であり、車
両の仕上げられた外面である外観呈示面22を含む。端部
フランジ12は内面24及び外面26を含む。このうち内面24
は窓14のガラス支承溝側を向いており、また外面26は外
観呈示面22に隣接している。
【0018】 車両の構造において、車体部の外観呈示面をフランジ
形成部に対し接続する形状転換部28は普通にみられると
ころである。このような形状転換部はフランジ12に対し
傾斜或いは輪郭を変更する屈曲した部分である。図1に
示すように図例の形状転換部28は一端30では比較的狭
く、他端32にかけて傾斜しつつ広くなっている。この発
明に係るウエザーストリップは、特別の加工等を必要と
することなしにドア等の様々な形状転換領域ないし輪郭
に適合させうるように、拡張可能である。
【0019】 ウエザーストリップ10は細長い芯基層34を含む。この
芯基層34はフランジ部36、フランジ状の外観呈示面取付
部38、及び中間部40を有する。フランジ部36は端部フラ
ンジ12の内面24に隣接位置させるものに形成されてい
る。中間部40は外観呈示面取付部38をフランジ部36に対
し接続している。
【0020】 ウエザーストリップ10はまた、端部フランジ10に対し
芯基層34を取付けるための取付手段43を有する。図2に
示すようにこの取付手段43はばね負荷された食い込み部
44、略U字状のばね部46及び主脚48を有するばねクリッ
プに構成されている。このばねクリップは芯基層34に対
し、本技術分野で周知のように芯基層34に形成した長穴
にばねクリップの取付部50を嵌入してばね負荷された脚
部51により係止することによって、取付けられている。
もちろん他の型式のばねクリップ、或いは他の種々の取
付具を、この発明の範囲を逸脱することなしに利用する
ことも可能である。
【0021】 芯基層34のフランジ部36にはシール翼部材52が取付け
られている。このシール翼部材52はシール翼部54,56を
有し、これらのシール翼部54,56はその外面上に、例え
ば車両ドアの窓のガラス面に対し係合して水分について
の密封及び掻取り作用を行う周知の植毛材ないし滑動コ
ーティング材58を有する。図示のように1対のシール翼
部を設けるのが望ましいが、用途によっては1個のシー
ル翼部を設けるのみで十分である。シール翼部材52は横
向きに張出す舌片60を有する。この舌片60は芯基層34の
中間部40の一部分上へと延出して、該部分を覆ってい
る。
【0022】 シール翼部材53はその下端で芯基層34のフランジ部36
に対し、U字状部62によって取付けられている。シール
翼部材52を芯基層34上に押出し成形して取付けることも
できるが、本技術分野で周知のように接着剤等を用いる
他の取付法を利用してもよい。シール翼部材52は本技術
分野で普通に用いられているEPDMゴム等のエラストマー
材から作成するのが望ましい。
【0023】 芯基層34の外観呈示面取付部38には外観呈示面部材64
を取付けてある。この外観呈示面部材64はその低端に、
端部フランジ12向きに張出したシール翼66を有する。こ
のシール翼66は車両表面16に対し密封的に係合して、ウ
エザーストリップ10の外観呈示面部材64から車両の外観
呈示面22上へとまたがる形状転換部28に美的な外観を付
与する。ウエザーストリップの外観呈示面部材64も芯基
層34に対し、折返し部68によって機械的に取付けられて
おり、芯基層34の外観呈示面取付部38上に押出し成形し
て取付けるのが好ましい。外観呈示面部材64は、シール
翼部材52の舌片60に対し重なり合って密封的に係合する
張出し部70を含む。この張出し部70は芯基層34に対し固
定されておらず、後に詳しく述べるように舌片60に沿っ
て滑動可能である。
【0024】 芯基層34の中間部40は、全長にわたって予定した形状
のものに形成されている湾曲部42を含む。この湾曲部42
は外観呈示面部材64の美的魅力を損なわないように、内
向き(つまり外観呈示面部材から遠去かる向き)のもの
とするのが好ましい。しかしながらこの発明に係るウエ
ザーストリップは、湾曲部42を上向きのものに形成して
機能上差支えない。湾曲部42を他の形状のものに形成す
ることも、該湾曲部がウエザーストリップの幅を調整す
るために利用できる余剰素材量を提供するものである限
り、この発明の範囲を逸脱することなしに可能である。
湾曲部42は自然な状態でアーチ形のものであり、芯基層
36の外観呈示面取付部38を車両端部フランジ12の外面26
から遠去かる向きに張出させるように選択的に引伸ばし
て車両の外観呈示面、図例では車両ドアの形状転換部2
8、の様々な輪郭に対し適合させることができる。
【0025】 したがって図1に示すように傾斜する形状転換面に対
し適合させるのであれば、形状転換部36の前述した一端
30ではウエザーストリップ10の湾曲部42を通常の後退位
置に留める一方、前述の他端32側ではウエザーストリッ
プ10を拡張された位置へと張出させるように該湾曲部42
を直線状に引伸ばすことができる。このような引伸ばし
は図3に具体的に図示されており、想像線図示のような
元形状の湾曲部42を実線図示のように略直線状に引伸ば
している。このため外観呈示面部材64の張出し部70はシ
ール翼部材52の舌片60に沿い、ウエザーストリップ10が
後退位置にあるか拡張位置にあるかを問わず該ウエザー
ストリップの全長にわたり滑らかに連続した面が付与さ
れるように、滑動して位置を変更することになる。
【0026】 ウエザーストリップ10は形状転換部28の曲がりに追随
するように、ウエザーストリップ長さ方向での各部分で
幅を調節して形状転換部28の様々な輪郭或いは湾曲度に
適合させることができる。
【0027】 図4には、或る種の用途において望まれるようにウエ
ザーストリップ上に輪郭付けされた外観呈示面を付与す
るのに有用に用いることができる本発明の別の実施例を
示してある。この実施例のウエザーストリップ110の機
能部は前述実施例に類似していて、シール翼部154を有
するシール翼部材152を含み、このシール翼部材152は横
向きに張出す舌片160を有する。芯基層134は内側のフラ
ンジ部136、外側のフランジ状の外観呈示面取付部138、
及びその間を接続する中間部140を有する。中間部140は
その長さ方向に沿い想像線図示のように湾曲部142を含
み、この湾曲部142は必要ならば車両の形状転換面に適
合するように引伸ばすことが可能である。
【0028】 本実施例の前述実施例との主な違いは芯基層134の外
観呈示面取付部138に、輪郭付けられた外観呈示面を形
成するための輪郭付け部分138aを設けてある点にある。
本実施例では輪郭付けされた外観呈示面部材が、接着剤
または押出し成形等によって芯基層134に対し取付けら
れているゴム状弾性を有するエラストマー部分164a,164
bを含む。上方側のエラストマー部分164bは、横向きに
張出してシール翼部材152の舌片160に重なり合うシール
翼部170を有する。外観呈示面取付部138上にはクロム装
飾帯片164cを設けることができ、本装飾帯片164cは本技
術分野で周知のように、外観呈示面取付部138に対し膨
らみ部138bにおいて取付けることができる。本ウエザー
ストリップ110は、最終構造中にクロム装飾帯片または
他の輪郭付け外観呈示面部材を設けることが望ましいと
きに利用できる。
【0029】 この発明の特徴と長所をより明確とするために従来の
ウエザーストリップの製法を図5に図示して説明する。
従来構造では外観呈示面部材182の芯体フランジ181に対
しステーブル183によって取付けるべき別体のシール翼
部材180を形成していた。このシール翼部材180は、横向
き屈曲のフランジ185をもつ芯基層184と外側のゴム状弾
性部分186とを有していた。外観呈示面芯体部は芯体フ
ランジ181を含み、図示のように輪郭付けされた外観呈
示面を付与するような外観呈示面部材188を含むものに
製造されていた。芯体フランジ181は製造中、鎖線図示1
81aのように直線状のままにおかれ、各用途ごとに異な
る輪郭或いは傾斜に対し適合させるように後で、部分18
6において曲げられていた。
【0030】 したがって幅の広い芯体部が必要である場合には幅の
広い傾斜部に適合させるように比較的長い中間脚部187
を残した状態で部分181aが折曲げられ、また想像線図示
のように比較的短い傾斜部に適合する比較的幅が狭いウ
エザーストリップを提供するためには比較的短い中間脚
部178を残した状態で部分181aが折曲げられていた。つ
まり従来技術では個々の用途ごとに、その用途に対し個
別的に適合させるように部分181aが折曲げられていた。
そしてその後に既に形成されているシール翼部材180
を、ステープル183を用いて外観呈示面芯体部の芯体フ
ランジ181に対し取付けていた。このような従来技術に
よると単に2工程が必要であるといったことだけでな
く、各用途ごとに各別の機械加工が要求されていた。
【0031】 これに対しこの発明のウエザーストリップは、車両の
様々な面形状或いは傾斜形状に適合させるように幅を調
整できる一体物であり、種々のウエザーストリップ幅を
2つの組立て工程の必要性なしに、且つ、従来技術で必
要であった図5に図示のフランジ部181aの機械加工に類
する機械加工を何ら必要とすることなしに、与えうるも
のとなっている。最終用途の如何に拘わらず同一仕様の
ものに製作でき、その後にそれぞれの用途に適合させる
ことができることからして、製作コスト及び労賃が低減
される。
【0032】 図6,7には車両のドア内面の端部フランジ212に対し取
付けられる内部のベルト型ウエザーストリップ210を、
示してある。車両の内部にはドアパネル200が設けら
れ、このドアパネル200はドア内面の端部フランジ領域
上へ張出す屈曲部202を含む。本実施例のウエザースト
リップ210中には細長い芯体ないし芯基層234が設けら
れ、この芯体234は取付フランジ235、中間部240及び外
側フランジ241を有する。外側フランジ241にはシール翼
部材252が取付けられている。本実施例においては取付
フランジ235が、脚部235a,235bを有する略U字形のもの
に形成されている。芯体ないし芯基層234は一体物であ
り、取付フランジ235の脚部235bはシートメタルをそれ
自体の上に折返して形成されており、次いで該シートメ
タルがU字形へと折曲げられている。両脚部235a,235b
はその低端部を、互いから遠去かる向きに傾斜させて、
端部フランジ212上への挿入を容易としてある。ウエザ
ーストリップ210には、端部フランジ212に対し係合して
該ウエザーストリップ210を端部フランジ212に対し固定
する取付けクリップ244aを一体形成してある。
【0033】 シール翼部254,256及び舌片260を有するシール翼部材
252は、芯基層234上に型成形して施すのが好ましい。ま
た本実施例では芯基層234が、取付けクリップ244aも併
せ形成しているエラストマー外皮中に埋込まれている。
【0034】 本実施例では芯基層234の中間部240が湾曲部242を含
み、この湾曲部242によってウエザーストリップ210をド
アパネル200の様々な輪郭に適合させること、或いはガ
ラス窓214とフランジ部212間の様々な間隙幅に適合させ
ることが、可能となっている。すなわち中間部240を理
想線図示の湾曲部242で、実線図示の直線状態または同
状態に至るまでの中間の状態へと必要な限度で引伸ば
し、特定の用途における様々な輪郭または間隙幅に対し
適合させることができる。この引伸ばしにより舌片260
は、適宜の位置でドアパネル200に対し係合するように
変位せしめられる。
【0035】 また逆に特殊な最終用途のためには、中間部140或い
は240を製造状態で略直線状のものとし、該中間部に沿
った方向でのウエザーストリップ幅を用途に適合した値
とするため、適当な工具を用い湾曲部142或いは242を形
成するようにすることも可能である。
【0036】 図8−10には、グラスラン・ウエザーストリップ310
に構成されている本発明の他の実施例を示してある。
【0037】 図8に示すようにグラスラン・ウエザーストリップ31
0は、車両ドア316の窓開口314の屈曲コーナー部312に適
応させて伸展させうるものに形成されている。
【0038】 ドア316は窓開口314を含むと共に、通常はスポット溶
接されるフランジ318a,318bによって形成されている周
縁フランジ部318を含む。このフランジ部318はベルト受
棚315を有し、このベルト受棚315がコーナー部312を巡
るにつれてその偏向角aは、図10に図示の偏向角a′へ
と比較的急速に増大する。コーナーでの該増大角度より
して、ウエザーストリップを曲げるときにコーナー部31
2での屈曲点315aに至るまでの増大した間隙を補償する
こととなるようなウエザーストリップを設けることが必
要となる。
【0039】 グラスラン・ウエザーストリップ中にこのような屈曲
部を設けるとき従来は、ウエザーストリップを適当な角
度に屈曲させるのに適当な工具加工を施し、その後でさ
らに窓コーナー部の間隙に適合させるようにウエザース
トリップのコーナー部を再成形するために特別の工具を
用いてグラスラン・ウエザーストリップを再打叩する必
要があった。したがって従来法はウエザーストリップを
コーナー部で再成形するために特殊な工具加工を要求
し、また最終製品はときおり、再打叩によっても完全に
は除去することができないような皺とか傷を含んでい
た。さらにウエザーストリップがその幅を調節するため
の手段を何ら有しないことから一般に、コーナー部312
のコーナー棚部313のような未被覆の空隙を埋めるのに
多量の充填材料を施す必要があった。このためウエザー
ストリップに改良すべき点があった。
【0040】 この発明は本問題点を解消し、屈曲コーナー部で変形
させるのを減らすこととするグラスラン・ウエザースト
リップを形成可能とするものである。
【0041】 ウエザーストリップ310は芯基層320を含む。この芯基
層320は一端側に位置するU字状部322、他端側に位置す
る横向き屈曲のフランジ部326、及びこれらのU字状部3
22とフランジ部326間の配置の中間脚部324を有する。中
間脚部324のU字形端部とフランジ部326とによってグラ
スラン溝328を形成させてある。本技術分野で公知であ
るエラストマー材から成る外皮330を、芯基層320上に押
出し成形して施してある。
【0042】 外皮330は次のような成形付属物を含む。車両のドア
フランジ318に対しグラスラン・ウエザーストリップ310
を取付けるために、取付部332が設けられている。この
取付部332は、U字状部322によって形成された長溝内に
突入する第1の舌片部材334を含む。この舌片部材334上
は1対に突隆336,338が形成された。これらの突隆336,3
38はそれに対向位置する突隆340,342と共にフランジ318
に対し摩擦係合する。外皮330はまたシール翼片344,34
6,348,350を含み、これらのシール翼片はウエザースト
リップ310とドア316間の密封を達成する。グラスラン溝
328内に突入するシール翼片352,354も設けられている。
これらのシール翼片352,354は想像線図示のように、窓
の開閉中にガラス窓板356が通過するのを可能とするよ
うに屈曲できる。
【0043】 図9に示すように中間脚部324に湾曲部358を形成して
あり、この湾曲部358は必要な場合に中間脚部324に対し
より大きな幅を与えるように引伸ばすことができる。こ
れは特に、ドアのコーナー部に沿わせるためにグラスラ
ン・ウエザーストリップに角部を付与する必要があるグ
ラスラン窓に係る用途において役立つ。この発明に従っ
たグラスラン構造によると中間脚部324を、図9に示す
ような通常の位置から図10に示すような位置へと拡張さ
せてグラスラン溝328のコーナー部312における窓板256
のための適正な空隙を与えつつ、余分の材料ないし物質
量を必要とする車両ドアのコーナー部に沿わせることが
できる。したがってこの発明によると図8,10に示すよう
に、コーナー棚部313を覆う間隔Cを埋めるのに比較的
小さい型成形コーナー部材355のみを追加すればよい。
これよりして従来のウエザーストリップと対比し、材料
費が低減されると共にコーナー部312の美顔が高められ
る。他の実施例ではアーチ状の湾曲部358の引伸ばしに
よって図9に想像線図示のようなゴムまたはプラスチッ
ク製のウエブ360を、湾曲部358によって囲まれた領域を
封鎖するように設けることもできる。
【0044】 この発明の構造によればウエザーストリップの通常の
工具加工で屈曲させてコーナー部に沿わせえ、曲げ加工
後に特殊な工具加工の必要なしにウエザーストリップの
幅を、コーナー部312においてグラスラン溝328のコーナ
ー部分357に空隙を与えるように調整できる。
【0045】 したがってU字状部322からシール翼片354にかけて適
合させなければならない一定しない間隔Aは本発明では
間隔A′へと調節可能である一定しない間隔ということ
になり、またシール翼片354,350間の間隔Bは、コーナ
ー部312での窓板356用の適正な空隙を与えると共にウエ
ザーストリップの改良された最終の嵌込みを得させるよ
うに一定したままで残されることになる。
【0046】 またコーナー部を、最初に略直線状の中間脚部324を
設けておき長さ方向の適当した部分で湾曲部358を形成
することにより幅を調整してコーナー部に適正な空隙を
設けることによっても、通過させることができる。した
がってコーナー部312で屈曲を有するウエザーストリッ
プ310にコーナー部312の各側で湾曲部358を形成し、コ
ーナー部で必要とされる比較的広い幅と窓開口のベルト
棚部に嵌めるのに必要とされる比較的狭い幅とを確保す
るようにもできる。
【0047】 図11−13には、車両ドア416の窓開口414のコーナー屈
曲領域412に適合させるために引伸ばして屈曲させうる
別のグラスラン・ウエザーストリップ410を示してあ
る。
【0048】 窓開口414は周縁フランジ部418で区画されている。フ
ランジ部418は通常のように、スポット溶接されている
フランジ418a,418bで形成されている。前述したように
或る用途においてはコーナー部での偏向角が他部よりも
大きいが、本実施例のウエザーストリップ410はコーナ
ー部での偏向角が他部とほぼ等しく保たれている用途に
適しているものに構成されている。本実施例はウエザー
ストリップ中に、該ウエザーストリップの横断面形状の
変形を生じさせることなく全長にわたり一定した横断面
形状を維持しつつコーナー構造を付与可能とすること
を、狙いとしている。従来もグラスラン・ウエザースト
リップはコーナー領域で、コーナー部を通過させるため
に引伸ばされていた。しかし従来構造では同領域で引伸
ばして屈曲させるのに必要な材料ないし物質量がグラス
ラン・ウエザーストリップ長さ方向での引伸ばしによっ
て確保されていたため、引っ張り曲げ工程中に横断面形
状にひずみが生じ寸法が減少しがちであった。したがっ
てコーナー領域のグラスラン溝に関し再打叩等によって
形状を修正し適正な寸法を得るようにすることが、よく
行われていた。この発明は引っ張り曲げ作業中にウエザ
ーストリップの横断面形状がコーナー領域で一定に保た
れるようにするものである。
【0049】 グラスラン・ウエザーストリップ410は芯基層420を含
む。この芯基層420は一端側のU字状部422、他端側のフ
ランジ部424、及び中間脚部426を有する。したがってU
字状部422の一脚と中間脚部426と外側のフランジ部424
とによってU字状のグラスラン溝が形成されている。本
技術分野で公知であるエラストマー材から成る外皮430
を、芯基層420上に押出し成形して施してある。
【0050】 外皮430は次のような成形付属物を含む。フランジ418
に対しグラスラン・ウエザーストリップ410を取付ける
ための取付部が設けられており、この取付部はフランジ
418を把持する突隆432,434と鋸状歯436を含む。一端に
はドア416の内側棚部416aに対する密封を行うためのシ
ール翼部438が設けられ、またドア416の外側棚部416bに
対する密封を行うためのシール翼部440,442も設けられ
ている。植毛材(図示せず)を施してあるシール翼444,
446が、その間で滑動可能なガラス窓板を密封するため
に設けられている。
【0051】 本実施例の中間脚部426はウエザーストリップ長さ方
向に沿い、ひだ状の湾曲部448を有する。この湾曲部448
は図示のようにグラスラン溝から遠去かる向きに張出す
もの、つまりグラスラン溝に対し凹であるものにするの
が望ましい。湾曲部448によって中間脚部426の幅内に付
与された余剰の材料は、コーナー屈曲領域412まわりで
グラスラン・ウエザーストリップ410を引伸ばして曲げ
るときに利用できる。したがって特に図13に示すように
湾曲部448は部分的または全体として、コーナー屈曲領
域412に対し改良された横断面形状を付与するために該
領域412において利用できる。図からみてとれるように
結果する横断面形状はコーナー部(図13)においても、
ウエザーストリップ長さ方向の他の部分におけるのと実
質的に同じである。したがってこの発明によれば引っ張
り曲げ工程において湾曲部がコーナー屈曲領域の余分の
芯体材料を付与することになり、このため本発明は、引
っ張り曲げ工程において材料を専らウエザーストリップ
長さ方向から取出すことからしてコーナー屈曲領域でウ
エザーストリップの横断面形状についての変形を生じさ
せがちであった従来技術に卓越した長所を与える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に従ってベルト型ウエザーストリップを、その
一体性及び拡張性を明らかとするようにして示した斜視
図である。
【図2】 図1の2−2線に沿った拡大断面図で、ウエザーストリ
ップの非拡張状態を示している。
【図3】 図1の3−3線に沿った拡大断面図で、ウエザーストリ
ップの拡張状態を示している。
【図4】 この発明に従ったベルト型ウエザーストリップの別の実
施例の断面図で、同ウエザーストリップに設けた輪郭付
けした外観呈示面が示され、またウエザーストリップの
非拡張状態を想像線で示してある。
【図5】 従来技術に従った典型的な2分割形成構造のウエザース
トリップを示す断面図である。
【図6】 この発明に従ってベルト型ウエザーストリップの他の実
施例を示す斜視図で、車両のドア内面側において用いら
れている状態を示している。
【図7】 図6の7−7線に沿った拡大断面図である。
【図8】 この発明に従ったグラスラン・ウエザーストリップを用
いてある車両ドアの窓開口の一部分を示す一部横断側面
図である。
【図9】 図8の9−9線に沿った分解断面図で、ウエザーストリ
ップの横断面形状を詳細に示している。
【図10】 図8の10−10線に沿った分解断面図で、窓開口のフラン
ジのコーナー部分に対し係合させるように拡張されたウ
エザーストリップ横断面部を示している。
【図11】 この発明に従ったグラスラン・ウエザーストリップの他
の実施例を用いてある車両ドアの窓開口の一部分を示す
一部横断側面図である。
【図12】 図11の12−12線に沿った分解断面図である。
【図13】 図11の13−13線に沿った分解断面図である。
【符号の説明】
10……ベルト型ウエザーストリップ 12……端部フランジ 14……窓 16……車両表面 22……外観呈示面 28……形状転換部 34……芯基層 36……フランジ部 38……外観呈示面取付部 40……中間部 42……湾曲部 43……取付手段 52……シール翼部材 54,56……シール翼部 60……舌片 64……外観呈示面部材 66……シール翼 70……張出し部 110……ウエザーストリップ 134……芯基層 136……フランジ部 138……外観呈示面取付部 140……中間部 142……湾曲部 152……シール翼部材 154……シール翼部 160……舌片 170……シール翼部 200……ドアパネル 210……ベルト型ウエザーストリップ 234……芯体(芯基層) 212……端部フランジ 213……窓 235……取付フランジ 240……中間部 241……外側フランジ 242……湾曲部 244a……取付けクリップ 252……シール翼部材 254,256……シール翼部 260……舌片 310……グラスラン・ウエザーストリップ 312……コーナー部 318……周縁フランジ部 320……芯基層 322……U字状部 324……中間脚部 326……フランジ部 328……グラスラン溝 330……外皮 332……取付部 334……舌片部材 344,346,348,350……シール翼片 352,354……シール翼片 356……ガラス窓板 358……湾曲部 357……コーナー部分 410……グラスラン・ウエザーストリップ 418……周縁フランジ部 420……芯基層 422……U字状部 424……フランジ部 426……中間脚部 430……外皮 432,434……突隆 436……鋸状歯 438……シール翼部 440,442……シール翼部 444,446……シール翼部 448……湾曲部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 10/08 B60R 13/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両フランジに取付けて窓板等と車両面間
    を密封するために用いられる車両用ウエザーストリップ
    であって、 車両に対するフランジ状の係合部(36;136;235)と、ウ
    エザーストリップの幅方向で該係合部と間隔をあけた外
    側のフランジ部(38;138;241)と、これらの係合部とフ
    ランジ部間に位置しウエザーストリップの幅方向にほぼ
    沿っていて上記した係合部とフランジ部を接続している
    中間部(40;140;240)とを有する一体的な芯基層(34;1
    34;234)、 この芯基層を上記係合部で車両フランジに対し取付ける
    ための取付手段(43;244a)、 上記芯基層に取付けて該芯基層上に設けられたゴム弾性
    を有するシール手段であって、窓板等と車両面とに対し
    密封的に係合するシール手段(52,64;152,164a,164b;25
    2)、及び 上記中間部(40;140;240)中に形成してある湾曲部であ
    って、ウエザーストリップ長さ方向の任意の箇所で該ウ
    エザーストリップの幅を、上記した係合部とフランジ部
    の形状と該係合部とフランジ部の上記中間部に対する相
    対的な角度とを維持しながら拡大するように該箇所で引
    伸ばし可能である湾曲部(42;142;242)、 を備えた車両用ウエザーストリップ。
  2. 【請求項2】前記シール手段が前記係合部(36;136)に
    取付けられていて窓板等に対し密封的に係合するシール
    部(54,56;154)を含んでいる第1のシール手段(52;15
    2)、及び前記フランジ部(38;138)に取付けられてい
    て車両面に対し密封的に係合するシール部(66;166)を
    含んでいる第2のシール手段(64;164a,164b)を備えて
    おり、 これらの第1及び第2のシール手段が、上記中間部(4
    0;140)上で互いに摺動可能かつ密封的に係合する重な
    り合い部分(60,70;160,170)を含んでいる請求項1の
    車両用ウエザーストリップ。
  3. 【請求項3】車両の窓開口を区画する周縁フランジに取
    付けて窓板と車両面間を密封するために用いられるグラ
    スラン・ウエザーストリップであって、 グラスラン溝(328)を形成するための芯基層であって
    第1のフランジ部(322)、この第1のフランジ部と間
    隔をあけてある第2のフランジ部(326)、及びこれら
    の第1のフランジ部と第2のフランジ部間を接続する中
    間脚部(324)を有する一体的な芯基層(320)、 この芯基層を上記第1のフランジ部で、車両の窓開口を
    区画する周縁フランジに取付けるための取付手段(33
    2)、 上記芯基層上に取付けられたゴム弾性を有するシール手
    段であって、上記グラスラン溝内で窓板に対し密封的に
    摺接する第1のシール部(352,354)と車両面に対し密
    封的に係合する第2のシール部(344,346,348,350)と
    を含むシール手段(330)、及び 上記中間脚部(324)中に、該中間脚部に余剰の素材量
    を与えるように形成してある湾曲部であって、その引伸
    ばしによってウエザーストリップの幅を拡大可能であ
    り、窓開口のコーナー部で引伸ばしてウエザーストリッ
    プの幅を拡大してある湾曲部(358)、 を備えたグラスラン・ウエザーストリップ。
  4. 【請求項4】車両の窓開口を区画する周縁フランジに取
    付けて窓板と車両面間を密封するために用いられるグラ
    スラン・ウエザーストリップであり、その全長にわたり
    実質的に一定した横断面形状を有するグラスラン・ウエ
    ザーストリップであって、 グラスラン溝を形成するための芯基層であって第1のフ
    ランジ部(422)、この第1のフランジ部と間隔をあけ
    てある第2のフランジ部(424)、及びこれらの第1の
    フランジ部と第2のフランジ部間を接続する中間脚部
    (426)を有する一体的な芯基層(420)、 この芯基層を上記第1のフランジ部で、車両の窓開口を
    区画する周縁フランジに取付けるための取付手段(432,
    434,436)、 上記芯基層上に取付けられたゴム弾性を有するシール手
    段であって、上記グラスラン溝内で窓板に対し密封的に
    摺接する第1のシール部(444,446)と車両面に対し密
    封的に係合する第2のシール部(438,440,442)とを含
    むシール手段(430)、及び 上記中間脚部(426)中に、該中間脚部に余剰の素材量
    を与えるように形成してある湾曲部であって、ウエザー
    ストリップのコーナー部(412)において上記した一定
    の横断面形状を維持するように引伸ばしてある湾曲部
    (448)、 を備えたグラスラン・ウエザーストリップ。
  5. 【請求項5】前記湾曲部(448)を、前記グラスラン溝
    から遠去かる向きに張出すものに形成してある請求項4
    のグラスラン・ウエザーストリップ。
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