JP3137482U - 防爆型抵抗器 - Google Patents

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幸世 郭
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Abstract

【課題】 体積及び重量を、従来の防爆型抵抗器より大幅に低減し、製造時間を短縮することにより、生産コストを低く抑えることができると共に、量産も可能となる防爆型抵抗器を提供する。
【解決手段】 抵抗器本体10と、抵抗器本体10の両側に夫々設けられ、末端が回路板に半田付けされるリード線20と、抵抗器本体10の外形と対応する中空状に形成されると共に、リード線20を外部まで延出させる開口が両端に夫々設けられ、抵抗器本体10を収容するための防爆パイプ30とからなることを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本考案は、特に防爆型抵抗器に関するものである。
抵抗器は、回路板上においてよく見かける一般的な電子部品であり、一定の電気抵抗を持つが、電流が流れると発熱するという特徴を有する。
前記抵抗器は、自身が持つ発熱の特性により、回路に流れる電流が過大であると過熱し、爆発する恐れがある。若しそのような事態になると、爆発による衝撃や、飛び散った破片により、抵抗器の周辺に設けられる他の電子部品が被害を受け、基板における回路がショートしてしまう恐れがあり、更には、火災などにも繋がる可能性がある。このような問題に鑑み、近年、防爆型抵抗器が開発された。
図5に示すように、前記従来の防爆型抵抗器は、抵抗器本体(92)が中空のセラミックケース(90)内の収容部に配置され、該抵抗器本体(92)の両側にそれぞれ回路板に半田付けされるリード線(93)がセラミックケース(90)の外部まで延設され、又、前記セラミックケース(90)の収容部には、抵抗器本体(92)を被包するためのセメント(91)が充填される。これにより、前記抵抗器本体(92)が爆発したとしても、その衝撃が前記セメント(91)とセラミックケース(90)とに阻止されるので、他の電子部品への被害を防ぐことができる。
しかしながら、前記防爆型抵抗器は、そのセラミックケース(90)の体積が前記抵抗器本体(92)より遥かに大きいことから、密集する電子部品が設けられている基板上に設置するのは非常に難く、また、前記セラミックケース(90)及びその内部のセメント(91)の重量も抵抗器本体(92)より遥かに重いので、防爆型抵抗器を設置した場合、前記リード線(93)が防爆型抵抗器全体の重量を支えきれずに湾曲したり、或いは変形したり、場合によっては破損してしまう虞も有る。
更に、前記セメント(91)の充填作業と、凝固の完了までには大変時間がかかることから、生産コストが高くなると共に、大量生産がし難い。
そこで、案出されたのが本考案であって、前記従来の防爆型抵抗器における、重量による湾曲、変形、破損の問題や、量産し難いなどの欠点を改善したことから、防爆型抵抗器が爆発した時、抵抗器の周辺に位置する他の電子部品への被害を防ぐことができるのみならず、前記従来の防爆型抵抗器より体積が小さく、重量が軽いので、生産コストを低く抑えることができると共に、量産も可能となる。
本願の請求項1の考案は、抵抗器本体と、
前記抵抗器本体の両側に夫々設けられ、末端が回路板に半田付けされるリード線と、
前記抵抗器本体の外形と対応する中空状に形成されると共に、前記リード線を外部まで延出させる開口が両端に夫々設けられ、該抵抗器本体を収容するための防爆パイプとからなることを特徴とする防爆型抵抗器、を提供する。
本願の請求項2の考案は、前記防爆パイプがセラミックからなる請求項1の防爆型抵抗器、を提供する。
本願の請求項3の考案は、更に絶縁塗料により、内部に抵抗器本体が収容された防爆パイプを隙間なく塗布する請求項1又は請求項2の防爆型抵抗器、を提供する。
本願の請求項4の考案は、更に前記防爆パイプの内面と前記抵抗器本体との間に、該防爆パイプと前記抵抗器本体とを密着させるための接着剤が塗布される請求項3の防爆型抵抗器、を提供する。
本考案は上記の課題を解決するものであり、防爆パイプを、例えばセラミックなどの強固な材料より製造すると共に、前記抵抗器本体の外形とサイズに合わせて形成することから、防爆型抵抗器全体の体積と重量を従来の防爆型抵抗器と比べて大幅に低減することができる。又、本考案に係る防爆型抵抗器は、セメントを使用しないことから、セメントの充填作業や、凝固にかかる時間を省くことができるので、生産コストを低く抑えることができると共に、量産も可能となる。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本考案の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
図1は本考案に係る防爆型抵抗器の斜視図であり、図2は本考案に係る防爆型抵抗器における絶縁塗料が塗布されていない状態を示す斜視図であり、図3は図2に示す防爆型抵抗器において更に防爆パイプが設けられていない状態を示す斜視図であり、図4は本考案に係る防爆型抵抗器の正面断面図である。
図1乃至図3に示すように、本考案に係る防爆型抵抗器は、抵抗器本体(10)と、2本のリード線(20)と、防爆パイプ(30)と、絶縁塗料(40)とを備える。
図4に示すように、前記リード線(20)は、抵抗器本体(10)の両側にそれぞれ設けられ、通常その末端は基板上に半田付けされる。そして、前記防爆パイプ(30)は、例えばセラミックなどの強固な材料からなり、該抵抗器本体(10)の外形と対応する中空状に形成されると共に、前記リード線(20)を外部まで延出させる開口が両端に夫々設けられ、緊密に前記抵抗器本体(10)を収容するものである。そして、前記防爆パイプ(30)の内面と前記抵抗器本体(10)との間に、該防爆パイプ(30)と抵抗器本体(10)とを密着させるための接着剤(31)が塗布される。
この構成によれば、前記抵抗器本体(10)が爆発したとしても、強固な材料により製造された防爆パイプ(30)が、抵抗器本体(10)の爆発による衝撃や、飛び散った破片による防爆型抵抗器の周辺に位置する他の電子部品への被害を防ぐことができる
また、防爆パイプ(30)は前記絶縁塗料(40)により隙間なく塗布されることにより、該抵抗器本体(10)は、防爆パイプ(30)内に完全に密封されるので、前記開口における抵抗器本体(10)の爆発による衝撃をより和らげることができる。
本考案は上記の構成を有するので、防爆パイプを、例えばセラミックなどの強固な材料より製造すると共に、前記抵抗器本体の外形とサイズに合わせて形成することから、防爆型抵抗器全体の体積と重量を従来の防爆型抵抗器と比べて大幅に低減することができる。又、本考案に係る防爆型抵抗器は、セメントを使用しないことから、セメントの充填作業や、凝固にかかる時間を省くことができるので、生産コストを低く抑えることができると共に、量産も可能となる。
本考案に係る防爆型抵抗器の斜視図である。 本考案に係る防爆型抵抗器における絶縁塗料が塗布されていない状態を示す斜視図である。 図2に示す防爆型抵抗器において更に防爆パイプが設けられていない状態を示す斜視図である。 本考案に係る防爆型抵抗器の正面断面図である。 従来の防爆型抵抗器の部分正面断面図である。
符号の説明
(10)抵抗器本体
(20)リード線
(30)防爆パイプ
(31)接着剤
(40)絶縁塗料
(90)セラミックケース
(91)セメント
(92)抵抗器本体
(93)リード線

Claims (4)

  1. 抵抗器本体と、
    前記抵抗器本体の両側に夫々設けられ、末端が回路板に半田付けされるリード線と、
    前記抵抗器本体の外形と対応する中空状に形成されると共に、前記リード線を外部まで延出させる開口が両端に夫々設けられ、該抵抗器本体を収容するための防爆パイプとからなることを特徴とする防爆型抵抗器。
  2. 前記防爆パイプがセラミックからなる請求項1の防爆型抵抗器。
  3. 更に絶縁塗料により、内部に抵抗器本体が収容された防爆パイプを隙間なく塗布する請求項1又は請求項2の防爆型抵抗器。
  4. 更に前記防爆パイプの内面と前記抵抗器本体との間に、該防爆パイプと前記抵抗器本体とを密着させるための接着剤が塗布される請求項3の防爆型抵抗器。
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