JP3136321B2 - モータ制御回路およびモータ制御装置 - Google Patents

モータ制御回路およびモータ制御装置

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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/08Arrangements for controlling the speed or torque of a single motor
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/28Speed controlling, regulating, or indicating

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、モータ制御回路およ
びモータ制御装置に関し、詳しくは、FDD,HDD,
光磁気ディスク駆動装置等に使用され、モータの回転速
度が安定したことを検出してリード・ライト許可信号
(レディ信号)を出力するモータ制御回路、及びそのモ
ータ制御回路を具備するモータ制御装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のモータ制御装置の構成の
一例としての三相モータの制御回路の図である。このモ
ータ制御装置は、モータ1と、センス回路2と、入力増
幅回路3と、モータドライブ回路4と、レディ信号発生
回路5とを備えている。センス回路2は、3個のホール
素子2aを主体として構成され、モータ1の回転速度を
検出するものである。入力増幅回路3は、3個の差動増
幅器3aを主体として構成され、センス回路2が検出し
た信号を差動増幅器3aにより増幅し、検出信号Pとし
て出力するものである。モータドライブ回路4は、検出
信号Pを受けて、モータ1の回転状態を検知し、それに
基づいて駆動波形を生成し、回転速度が一定になるよう
にモータ1を駆動するものである。
【0003】このように、モータ1とセンス回路2,入
力増幅回路3,モータドライブ回路4はフィードバック
ループを形成し、定常状態にあっては、モータ1が一定
の安定した目標回転速度を保つように動作する。しか
し、電源投入直後回路整定時や記録媒体交換用一時停止
等のときは、モータ1が停止していることが必要であ
る。そのために、モータドライブ回路4は、上位のコン
トローラ等からの停止信号Sを受け、この信号Sを受け
取っている時には、モータ1を回転させないようにす
る。そして、停止信号Sが解除された後には、回転停止
の状態からモータ1を加速するが、定常状態に達するま
での過渡状態が存在する。
【0004】この過渡状態にあっては、未だ回転速度が
安定していないので、装置の作動、例えば、モータ1に
取付られて回転している記録媒体への読み書きのアクセ
ス等の動作を行うのは、記録情報の破壊や媒体そのもの
の破壊を招く恐れが有り、好ましくない。そこで、モー
タ制御回路は、レディ信号発生回路5を有し、モータ1
の回転速度が安定したことを示すレディ信号Kを回路5
にて生成し、上位のコントローラ等へ出力する。そし
て、レディ信号Kを受け取った上位のコントローラ等
は、このレディ信号Kを、例えば、記録媒体への読み書
き許可信号と解釈し、リード・ライト動作を開始する。
【0005】ここで、レディ信号発生回路5は、停止信
号Sを受け、この停止信号Sの解除のタイミングをディ
レイ回路5aにより所定の時間遅延させ、この遅延した
タイミングに従って一定の待ち時間だけ待ってから信号
を発生することで、レディ信号Kを生成している。この
待ち時間は、実際に装置を作動させ、モータの回転状態
が安定するまでの時間を測定し、装置毎のばらつき等も
考慮して余裕分を加え、その測定値よりもかなり長い時
間に設定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のレディ
信号の発生方式では、単に一定時間待つだけで、見込み
でレディ信号を発生し、モータが現実に安定した回転状
態に入ったことを検出していないため、このようなレデ
ィ信号を受けても、現実にモータの回転が安定している
か否かが不明である。そのため、何らかの原因で、モー
タの加速時間が延びたりすると、アクセスが正確に行わ
れる保証がない。したがって、このような場合には、不
安定な状態での記録媒体へのアクセスにより、記録情報
の破壊や媒体そのものの破壊を招く恐れが有るという問
題点が、従来の方式にはある。しかも、レディ信号発生
までの待ち時間を装置毎のばらつき等も考慮して測定値
よりもかなり長い時間に設定しなければならないことか
ら、アクセスまでの時間がかかり、その結果として応答
が悪く、装置の操作性が劣るという問題点もある。
【0007】この発明の目的は、このような従来技術の
問題点を解決するためのものであって、レディ信号発生
回路を改良し、モータの回転速度の検出信号に基づいて
モータの回転速度が安定したことをレディ信号発生回路
に検知させることで、確実なレディ信号を速やかに出力
するモータ制御回路およびモータ制御装置を実現し、こ
れを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
のこの発明のモータ制御回路およびその装置の構成は、
モータの回転状態を検出してこれに基づいてモータに対
する駆動波形を生成してモータを駆動し、モータの回転
速度をあらかじめ決められた一定の目標速度に制御する
ものであって、モータの駆動を開始してその回転速度が
目標速度に対して所定の安定な回転状態に入ったときに
発生するレディ信号を、モータの回転速度に応じた周期
で発生する回転速度についての検出信号に基づいて発生
するモータ制御回路において、回転速度の検出信号に基
づいてこの検出信号が目標速度に対して所定の回転速度
範囲で発生していることを検出して第1の検出信号を発
生する第1の検出回路と、第1の検出信号が所定の複数
回以上発生したことを検出して第2の検出信号を発生す
る第2の検出回路とを有し、第2の検出信号に基づいて
レディ信号を出力するレディ信号発生回路を備えるもの
である。
【0009】具体的には、前記レディ信号発生回路は、
ウインドウパルス発生回路とカウンタ回路とを有する。
前記ウインドウパルス発生回路は、第1のカウンタおよ
びウインドウ生成回路等により構成され、前記検出信号
から許容回転速度に対応する幅と周期を具備するウイン
ドウパルス信号を発生する。ここで、第1のカウンタ
は、基本クロックを受け、このクロックをカウントする
が、前記検出信号を受けてリセットされ、その後の基本
クロックをカウントする。前記ウインドウ生成回路は、
比較器を主体として構成され、第1のカウンタのカウン
ト値が所定の範囲に入っているか否かを比較する。
【0010】前記カウンタ回路は、ゲート回路と第2の
カウンタ等により構成され、第2のカウンタが前記ゲー
ト回路からのリセット信号をリセット端子に受けてカウ
ント値がリセットされ前記ウインドウパルス信号をクロ
ック端子に受けてこれをカウントし、このカウント値が
所定の値に達すると、前記レディ信号を発生する。ここ
で、前記ゲート回路は、前記検出信号と前記ウインドウ
パルス信号とを受け、前記検出信号が前記ウインドウパ
ルス信号の範囲外のときのみ第2のカウンタへのリセッ
ト信号を出力する。
【0011】
【作用】以上のような構成によれば、この発明のモータ
制御装置は、確実なレディ信号を速やかに出力できるこ
とを以下に示す。先ず、第1のカウンタが、検出信号を
受けてリセットされ、その後の基本クロックをカウント
するので、このカウント値をもって、前の検出信号から
次の検出信号までの経過時間を知ることができる。そし
て、ウインドウ生成回路が、第1のカウンタのカウント
値が所定のウインドウ範囲に入っているか否かを比較す
ることで、前の検出信号から次の検出信号までの経過時
間が所定の時間範囲内か外かを知ることができる。パル
スとして、この所定の時間範囲の情報を、カウンタ回路
へ伝えるのが、ウインドウパルス信号である。
【0012】さらに、このウインドウパルス信号を受け
て、ゲート回路は、次の検出信号がウインドウパルス信
号の範囲外のときのみ、つまり、前の検出信号から次の
検出信号までの経過時間が所定の時間範囲の外のときの
み、リセット信号を出力する。そして、第2のカウンタ
は、このリセット信号によりカウント値がリセットされ
るので、前の検出信号から次の検出信号までの経過時間
が所定の時間範囲内のときのみ、しかも、これが連続し
ているときのみ、カウントを続けることが可能である。
ここで、前の検出信号から次の検出信号までの経過時間
は、モータの回転位相から検出信号を得ているので、モ
ータの回転周期と同値である。さらに回転周期は回転速
度の逆数に同義であるから、前の検出信号から次の検出
信号までの経過時間が所定の時間範囲内のときとは、モ
ータの回転速度が所定の範囲内にあるとき、と同意であ
る。
【0013】したがって、上述のことから、第2のカウ
ンタのカウント値が所定の値に達したときに生成される
レディ信号は、モータが所定の回数以上連続して所定の
範囲内の速度で回転を継続したことを意味する。そし
て、モータの回転速度の収斂は、目標値に対して変動幅
を漸減しながら上下に変化して行われるので、前述のよ
うな意味を有するレディ信号によれば、モータ回転の安
定状態を確実に検出することができる。さらに、このよ
うな方式によれば、モータの回転状態を監視してそれが
実際に安定したときにレディ信号を発生するので、モー
タの性能のばらつきを考慮する必要がなく、その結果、
余分な待ち時間を設ける必要がなくなり、レディ信号を
短い時間で発生させることができる。したがって、確実
なレディ信号が速やかに出力されるので、応答性能のよ
いモータ制御装置が実現できる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例について、図面を
参照して詳細に説明する。図1はこの発明のモータ制御
装置の一実施例であって、三相モータの制御回路であ
り、従来例の図3に対応するものである。このモータ制
御装置は、モータ1と、センス回路2と、入力増幅回路
3と、モータドライブ回路4と、レディ信号発生回路1
5とを備えている。モータ1,センス回路2,入力増幅
回路3,モータドライブ回路4は、構成,動作ともに従
来例と同じであり、定常状態にあっては、モータ1が一
定の安定した目標回転速度を保つように動作する。さら
に、停止信号Sが解除された後に、回転停止の状態から
定常状態に達するまでの過渡状態が存在することも同じ
である。
【0015】この発明の特徴をなすレディ信号発生回路
15の具体的な構成は、波形整形回路16と、ウインド
ウパルス発生回路17と、カウンタ回路18とを有す
る。波形整形回路16は、検出信号Pの1つの信号を入
力し、その波形を整形して検出パルス信号Bを生成する
ものである。なお、モータドライブ回路4において検出
信号Pから生成されるパルス信号が既に存在する場合
は、波形整形回路16を省き、この信号を検出パルス信
号Bとして流用してもよい。
【0016】ウインドウパルス発生回路17は、カウン
タ17aとカウンタ17bとウインドウ生成回路17c
とにより構成される。そして、検出パルス信号Bから許
容回転速度に対応する幅と位相を具備するウインドウパ
ルス信号Eを生成し発生する。ここで、カウンタ17a
とカウンタ17bは、基本クロックAをクロック入力端
子CLKに受け、この基本クロックをカウントする。基
本クロックAは、モータ1の回転周期に対し十分に小さ
い周期、通常数千分の1の周期を有するクロック信号で
ある。
【0017】カウンタ17aは、検出パルス信号Bをリ
セット入力端子RSTに受けてカウント値をリセットさ
れ、その後の基本クロックAをカウントし、所定の値に
達すると遅延パルス信号Cを出力する。カウンタ17b
は、遅延パルス信号Cをリセット入力端子RSTに受け
てカウント値をリセットされ、その後の基本クロックA
をカウントし、そのカウント値を経過時間信号Dとして
出力する。
【0018】ウインドウ生成回路17cは、比較器を主
体として構成され、経過時間信号Dの値が所定の範囲に
入っているか否かを比較し、その比較結果に従って2値
論理のウインドウパルス信号Eを生成する。このウイン
ドウパルス信号Eが、ウインドウパルス発生回路15か
ら、カウンタ回路18へ送出される。
【0019】カウンタ回路18は、ゲート回路18aと
カウンタ18bとフリップフロップ18cとにより構成
される。そして、カウンタ18bのカウント値が所定の
値に達すると、レディ信号Hを発生する。ここで、ゲー
ト回路18aは、検出パルス信号Bとウインドウパルス
信号Eとを受け、検出パルス信号Bがウインドウパルス
信号Eの範囲外のときのみリセット信号Fを出力する。
この実施例においては、検出パルス信号Bを正論理、ウ
インドウパルス信号Eを負論理、リセット信号Fを負論
理としているので、ゲート回路18aはNANDゲート
のみでよい。
【0020】カウンタ18bは、リセット信号Fをリセ
ット入力端子RSTに受けてカウント値をリセットさ
れ、ウインドウパルス信号Eをクロック入力端子CLK
に受けて、リセット後のウインドウパルス信号Eをカウ
ントし、所定の値に達するとセット信号Gを出力する。
フリップフロップ18cは、停止信号Sをリセット入力
端子Rに受けてリセットされ、停止信号Sの解除後にセ
ット信号Gをセット入力端子Sに受けると、セットされ
てレディ信号Hを出力する。なお、停止信号Sが上位の
コントローラ等から供給されない装置にあっては、フリ
ップフロップ18cのリセット入力端子Rに、パワーオ
ンリセット信号等を受けるのがよい。
【0021】このような構成の回路の動作を、図2の波
形図を参照して説明する。図2(a)は具体的なカウン
タ回路に係わる波形図であり、図2(b)は具体的なウ
インドウパルス発生回路における波形図である。先ず、
図2(a)に従って、カウンタ回路18の作用をのべ
る。図2(a)の最上の波形図は、横軸に時間、縦軸に
モータ1の回転速度をとり、モータ1の過渡状態(立上
がり時)の速度特性を示したものである。モータ1の回
転速度の収斂は、目標値(図の上限速度と下限速度の間
の値)に対して上下に変化しながら変動幅を漸減するこ
とで行われる。なお、以後の説明の理解を容易にするた
めに、波形上に黒点を付して検出パルス信号Bのタイミ
ングも示している。
【0022】停止信号Sを受けている間は、フリップフ
ロップ18cがリセットされていてレディ信号Hが出力
されず、モータ1も停止しているが、停止信号Sが解除
されると、モータ1は回転を開始する。モータ1の回転
につれて、検出パルス信号Bが生成され、ウインドウパ
ルス発生回路17とカウンタ回路18とに送出される。
この検出パルス信号Bの出力される周期は、モータ1の
回転速度に応じて、変動する(図2(a)の信号B参
照)。そして、後述するようなウインドウパルス信号E
を用いて、ゲート回路18aが、検出パルス信号Bか
ら、モータ1の回転速度が上限速度と下限速度との間の
速度に対応するパルスを取り除き、回転速度が許容範囲
外にあることを意味する、リセット信号Fを生成する。
【0023】カウンタ18bは、このリセット信号Fに
よりカウント値がリセットされる。すなわち、モータ1
の回転速度が許容範囲外のときカウント値をクリアされ
る。そして、検出パルス信号Bに対応して生成されるウ
インドウパルス信号Eをカウントすることで、許容範囲
内の回転速度での連続した回転数をカウントする。この
値が所定の数(図2(a)では8)に達すると、モータ
1の回転速度の変動が許容範囲に収斂しているので、セ
ット信号Gを出力する。フリップフロップ18cは、こ
のセット信号Gを受けてセットされ、これ以後、レディ
信号Hを出力し、モータ1の回転が安定したことを通知
する。なお、この所定の数は、例えば、(ばらつきも考
慮した自励発振周期の最大値)/(想定される最高速度
に対応する周期)+(基本クロックによる量子化の誤
差)以上で回路設計上都合の良い値に設定される。
【0024】最後に、図2(b)に従って、ウインドウ
パルス発生回路17によって、前記の如き幅と位相を有
するウインドウパルスEが生成されることを説明する。
カウンタ17aは、検出パルス信号Bを所定の時間(例
えば256基本クロック数)遅延させて、遅延検出信号
Cを出力する。カウンタ17bは、遅延検出信号Cを受
けてカウント値をクリアされ、その後の基本クロックA
をカウントして、鋸歯状の経過時間信号Dを生成する。
この経過時間信号Dの値を、ウインドウ生成回路17c
が、上限速度に対応する周期Tfおよび下限速度に対応
する周期Tsと比較し、2値化してウインドウパルス信
号Eを生成し出力する。なお、カウンタ17aにより検
出パルス信号Bを遅延させた遅延検出信号Cのタイミン
グで、経過時間信号Dをクリアしているので、前の検出
パルス信号に対応する経過時間信号Dは、次の検出パル
ス信号のタイミングの前後においても、有効である。
【0025】このようにしてウインドウパルス信号Eが
生成されるので、検出パルス信号Bの周期が限界値Tf
より小さいTaや限界値Tsより大きいTcの場合に
は、リセット信号Fが出力されるが、検出パルス信号B
の周期が限界値TfとTsの間のTb場合には、リセッ
ト信号Fが出力されない。その結果、既に述べたよう
に、カウンタ回路18は、ウインドウパルス信号Eを用
いて、モータ1の回転が安定したことを知らせる確実な
レディ信号Hを、速やかに生成できる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明のとおり、この発明にあって
は、モータの回転状態を監視して実際に安定したことを
確認してレディ信号を発生することで、確実なレディ信
号を速やかに出力するモータ制御回路が実現できるいう
効果があり、もって応答性能がよく操作性に優れたモー
タ制御装置が実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のモータ制御装置の一実施例であっ
て、三相モータの制御回路の図である。
【図2】(a)は、この発明のカウンタ回路に係わる波
形図である。 (b)は、この発明のウインドウパルス発生回路に係わ
る波形図である。
【図3】従来のモータ制御装置の構成の一例としての、
三相モータの制御回路の図である。
【符号の説明】
1 モータ 2 センス回路 2a ホール素子 3 入力増幅回路 3a 差動増幅器 4 モータドライブ回路 5 レディ信号発生回路 15 レディ信号発生回路 16 波形整形回路 17 ウインドウパルス発生回路 18 カウンタ回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 6/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータの回転状態を検出してこれに基づい
    て前記モータに対する駆動波形を生成して前記モータを
    駆動し、前記モータの回転速度をあらかじめ決められた
    一定の目標速度に制御するものであって、前記モータの
    駆動を開始してその回転速度が前記目標速度に対して所
    定の安定な回転状態に入ったときに発生するレディ信号
    を、前記モータの回転速度に応じた周期で発生する回転
    速度についての検出信号に基づいて発生するモータ制御
    回路において、 前記回転速度の検出信号に基づいて前記検出信号が前記
    目標速度に対して所定の回転速度範囲で発生しているこ
    とを検出して第1の検出信号を発生する第1の検出回路
    と、前記第1の検出信号が所定の複数回以上発生したこ
    とを検出して第2の検出信号を発生する第2の検出回路
    とを有し、前記第2の検出信号に基づいて前記レディ信
    号を出力するレディ信号発生回路を備えることを特徴と
    するモータ制御回路。
  2. 【請求項2】モータの回転状態を検出してこれに基づい
    て前記モータに対する駆動波形を生成して前記モータを
    駆動し、前記モータの回転速度をあらかじめ決められた
    一定の目標速度に制御するものであって、前記モータの
    駆動を開始してその回転速度が前記目標速度に対して所
    定の安定な回転状態に入ったときに発生するレディ信号
    を、前記モータの回転速度に応じた周期で発生する回転
    速度についての検出信号に基づいて発生するモータ制御
    回路において、 ウインドウパルス発生回路と論理回路とカウンタ回路と
    を有するレディ信号発生回路を設け、前記ウインドウパ
    ルス発生回路は、前記検出信号から前記目標速度に対す
    る許容回転速度に対応する幅と周期を具備するウインド
    ウパルス信号を発生し、前記論理回路は、このウインド
    ウパルス信号の幅の範囲内に前記検出信号が発生するか
    否かの論理判定をし、前記カウンタ回路は、前記論理回
    路の論理判定結果に応じて前記幅の範囲内に前記検出信
    号がありかつそれが連続する数をカウントし、このカウ
    ント値が所定の値に達したときに、前記レディ信号発生
    回路が前記レディ信号を出力することを特徴とするモー
    タ制御回路。
  3. 【請求項3】モータの回転速度を検出してこれに基づい
    て前記モータに対する駆動波形を生成して前記モータを
    駆動し、前記モータの回転速度をあらかじめ決められた
    一定の目標速度に制御するものであって、前記モータの
    駆動を開始してその回転速度が前記目標速度に対して所
    定の安定な回転状態に入ったときに発生するレディ信号
    を、前記モータの回転速度に応じた周期で発生する回転
    速度についての検出信号に基づいて発生するモータ制御
    装置において、 前記回転速度の検出信号に基づいて前記検出信号が前記
    目標速度に対して所定の回転速度範囲で発生しているこ
    とを検出して第1の検出信号を発生する第1の検出回路
    と、前記第1の検出信号が所定の複数回以上発生したこ
    とを検出して第2の検出信号を発生する第2の検出回路
    とを有し、前記第2の検出信号に基づいて前記レディ信
    号を出力するレディ信号発生回路を備えることを特徴と
    するモータ制御回路。
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