JP3136015U - 包装用容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】マヨネーズやケチャップ等を内容物とする包装用容器において、口部や口部近傍の部分に残った内容物を容易に押し出すことができる包装用容器を提供する。
【解決手段】注出口31aを有する天板部31と天板部31の外周縁から下方に垂下する筒状部32とを有し、筒状部32が口部21に外嵌される筒状部材3と、注出口31aを閉塞するキャップ4とを備え、口部21の内周面及び外周面は平滑な面に形成され、口部21の外周面には、径方向外方に突出する一対の凸部21aが設けられ、筒状部32の内周面には、凸部21aを受け入れて嵌合する一対のL字状の溝部32aが設けられている。口部21が平滑な面に形成され肉厚が薄くなっているため、内容物が少なくなった際に筒状部材3を取り外して口部21の外周面を押しつぶすことにより、口部21内に残った内容物を容易に押し出すことができる。
【選択図】図1
【解決手段】注出口31aを有する天板部31と天板部31の外周縁から下方に垂下する筒状部32とを有し、筒状部32が口部21に外嵌される筒状部材3と、注出口31aを閉塞するキャップ4とを備え、口部21の内周面及び外周面は平滑な面に形成され、口部21の外周面には、径方向外方に突出する一対の凸部21aが設けられ、筒状部32の内周面には、凸部21aを受け入れて嵌合する一対のL字状の溝部32aが設けられている。口部21が平滑な面に形成され肉厚が薄くなっているため、内容物が少なくなった際に筒状部材3を取り外して口部21の外周面を押しつぶすことにより、口部21内に残った内容物を容易に押し出すことができる。
【選択図】図1
Description
本考案は、マヨネーズやケチャップ等の粘性の内容物が充填される包装用容器に関する。
従来、マヨネーズやケチャップ等の粘性の内容物が充填される包装用容器が知られている。この包装用容器は、可撓変形自在な容器本体と、容器本体を可撓変形させることにより内容物が容器本体外に押し出されるように開口を形成する口部と、口部を閉塞するキャップとを備えるものであって、口部の外周面に雄ネジが形成され、キャップの内周面に雌ネジが形成されて、キャップを口部に螺着するものが一般的である。
しかしながら、口部の外周面に雄ネジが形成されているため、口部や口部近傍の部分は変形させ難かった。従って、内容物が少なくなった際に、キャップを取り外して口部の外側を変形させようとしても、口部内に残った内容物を押し出すことが困難であった。
この問題を解決すべく、口部の外周面に形成された雄ネジに口部の軸方向に横切るように雄ネジを形成する突条部が欠けた不連続部を口部の周方向に等間隔で4箇所に形成し、この不連続部に位置させて口部に凹溝を形成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
これによれば、不連続部と凹溝とにより口部を変形させ易くなるため、口部や口部近傍の部分に残った内容物を口部から押し出すことができるとされている。
しかしながら、上記の構成では、口部を変形させる際に、雄ネジを形成する突条部が設けられている箇所では変形が困難であるため、口部を押圧すると断面が8の字状に変形することとなり、口部や口部近傍の部分に残った内容物を完全に押し出すことは困難であった。
特開2007−91341号公報
本考案は、以上の点に鑑み、口部や口部近傍の部分に残った内容物を残すことなく容易に押し出すことができる包装用容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案は、可撓変形自在な容器本体と、該容器本体を可撓変形させることにより該容器本体に充填された粘性の内容物が該容器本体外に押し出されるように開口を形成する口部とを備える包装用容器において、注出口を有する天板部と該天板部の外周縁から下方に垂下する筒状部とを有し、該筒状部が前記口部に外嵌される筒状部材と、前記注出口を閉塞するキャップとを備え、前記口部の内周面及び外周面は平滑な面に形成され、前記口部の外周面には、径方向外方に突出する一対の凸部が設けられ、前記筒状部の内周面には、前記凸部を受け入れて嵌合する一対のL字状の溝部が設けられていることを特徴とする。
本考案によれば、前記口部と前記筒状部材との嵌合は、前記凸部と前記溝部とで行われるため、従来のように雄ネジを設ける必要がない。また、前記口部の内周面及び外周面が平滑な面に形成されている。従って、前記口部から前記筒状部材を取り外し、前記口部の外側から指等で押圧すれば、前記口部の内周面に隙間を生じることなく押し潰すことが可能となる。これにより、口部や口部近傍の部分にある内容物を残すことなく押し出すことができる。
又、本考案においては、前記凸部及び前記溝部を側断面視で外方が長辺となる台形状に形成することが好ましい。本考案の包装用容器では、前記口部の内周面と外周面とが平滑に形成されており、従来品のように雄ネジが設けられていないため、使用者が前記筒状部の下方位置の容器本体を押した場合に前記口部が変形し易い。そして、前記口部が押し潰されるように変形してしまうと、前記凸部が前記溝部から脱落してしまう虞がある。しかしながら、上記の如く構成することにより、前記凸部と前記溝部とが強固に嵌合し、これにより前記口部の変形が抑制されるため、意図せずに前記口部から前記筒状部材が外れてしまうことを抑制することができる。
本考案の実施の形態を図1乃至図3を参照して説明する。図1は本考案の包装用容器の実施形態を分解し一部断面で示した説明図、図2は実施形態の包装用容器の断面図、図3は本考案の他の実施形態の包装用容器を示す断面図である。
図1及び図2に示すように、本考案の実施形態のチューブ(包装用容器)1は、マヨネーズやケチャップ等の粘性を有する内容物が充填されるものであり、可撓変形自在な容器本体2と、容器本体2を可撓変形させることにより容器本体2に充填された粘性の内容物が容器本体2外に押し出されるように開口を形成する口部21と、口部21の外周面が嵌合する筒状部材3と、ヒンジ41を介して筒状部材3と一体に成型されたキャップ4とを備える。
口部21は、円筒状に形成されると共に、その上端部は上方に向かって次第に縮径するようにドーム状に形成され、上端に開口22が形成されている。口部21の内周面及び外周面は平滑な面に形成されており、従来のように雄ネジは設けられていない。また、口部21の外周面には径方向外方に突出する一対の円柱状の凸部21a,21aが設けられている。尚、凸部21aは周方向に等間隔で3つ又は4つ設けてもよい。
筒状部材3は、中央に開口22と同一の径の注出口31aを有する天板部31と、天板部31の外周縁から下方に垂下する筒状部32とを備える。又、天板部31と筒状部32とが接続する部分の内面は、口部21の形状に合わせてドーム状に形成されている。
筒状部32の内周面には凸部21aを受け入れて嵌合する一対のL字状の溝部32a,32aが設けられている。尚、凸部21aを3つ又は4つ設ける場合には、溝部32aも周方向に等間隔で3つ又は4つ設ければよい。
口部21に筒状部材3をはめ込む際には、凸部21aと、溝部32aとの位置を合わせて口部21を筒状部32内に挿入すればよい。そして、凸部21aがL字状の溝部32aの上端に当接したときに、筒状部材3を口部21に対して回転させることにより、凸部21aが溝部32aにロックされるため、筒状部材3が口部21に対して抜止めされる。
容器本体2と口部21とは、低密度のポリエチレン(LDPE)等の可撓性を有する合成樹脂を用いてブロー成形により形成される。又、口部21は、径方向外方から押圧することにより隙間なく潰れる様に、口部21以外の容器本体2の肉厚と同様に肉薄に形成されている。
本実施形態のチューブ1によれば、口部21と筒状部材3との嵌合は、凸部21a,21aと溝部32a,32aとで行われる。従って、従来品のように雄ネジを形成する必要がないため、口部21を平滑な形状とすることができる。これにより、チューブ1内の内容物を使い切る際には、口部21から筒状部材3を取り外せば、口部21の内周面及び外周面が肉薄に形成されていることと相俟って、口部21を隙間なく押し潰すことが可能となる。これにより、口部21や口部21近傍の部分に残ったマヨネーズやケチャップ等の粘性の内容物を従来品よりも容易に残すことなく押し出すことができる。
又、口部21の上端部がドーム状に形成され、開口22が筒状部材3の注出口31aと同一の径となっているため、内容物が筒状部材3の内面に付着することを抑制することができる。このため、チューブ1内のみならず、筒状部材3内にも内容物を残さずに使い切ることが容易となる。
ところで、通常、マヨネーズ等の内容物を押し出す際には、チューブ1の中央近傍を押し出すので、口部21の内側には内容物の圧力がかかり、口部21の外周面が筒状部材3の内周面に抑えられ、変形が防止される。一方で、内容物が減ってきた場合には、容器本体2の口部21近傍の箇所が押される場合がある。
この場合、図3に示す他の実施形態のように、凸部21b,21bの形状を断面視で外側が長辺の台形状とし、溝部32b,32bの形状も同様の台形状とすることにより、より口部21から筒状部材3が外れてしまうことを防止することができる。
尚、上記実施形態においては、ヒンジ41により筒状部材3と一体に成型されたキャップ4を説明したが、キャップは筒状部材3と螺合させるものであってもよい。
1…チューブ(包装用容器)、 2…容器本体、 21…口部、 21a,21b…凸部、 22…開口、 3…筒状部材、 31…天板部、 31a…注出口、 32…筒状部、 32a,32b…L字状の溝部、 4…キャップ、 41…ヒンジ。
Claims (2)
- 可撓変形自在な容器本体と、該容器本体を可撓変形させることにより該容器本体に充填された粘性の内容物が該容器本体外に押し出されるように開口を形成する口部とを備える包装用容器において、
注出口を有する天板部と該天板部の外周縁から下方に垂下する筒状部とを有し、該筒状部が前記口部に外嵌される筒状部材と、前記注出口を閉塞するキャップとを備え、
前記口部の内周面及び外周面は平滑な面に形成され、
前記口部の外周面には、径方向外方に突出する一対の凸部が設けられ、
前記筒状部の内周面には、前記凸部を受け入れて嵌合する一対のL字状の溝部が設けられていることを特徴とする包装用容器。 - 前記凸部及び前記溝部が側断面視で外方が長辺となる台形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007005754U JP3136015U (ja) | 2007-07-26 | 2007-07-26 | 包装用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007005754U JP3136015U (ja) | 2007-07-26 | 2007-07-26 | 包装用容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3136015U true JP3136015U (ja) | 2007-10-04 |
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ID=43286478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007005754U Expired - Fee Related JP3136015U (ja) | 2007-07-26 | 2007-07-26 | 包装用容器 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3136015U (ja) |
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2007
- 2007-07-26 JP JP2007005754U patent/JP3136015U/ja not_active Expired - Fee Related
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