JP2016043989A - 注出口栓及び包装容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャップ及び注出口栓に過大なトルクがかかった場合であっても、オーバーランの発生を抑えることができる注出口栓及びこれを用いた包装容器を提供する。
【解決手段】注出口栓は、外周面に外ネジが形成された円筒状の側壁を含む口栓本体と、内周面に内ネジが形成された円筒状の側壁を含み、口栓本体の側壁の一端である上端側から螺着されるキャップとを備え、口栓本体の側壁の下端には、口栓本体の側壁の下端縁から外方に延伸して設けられた円盤状のフランジ部が形成され、外ネジは、螺合軸方向に沿って、口栓本体の側壁のフランジ部との接続位置から、当該接続位置と上端縁との距離の3分の1以上3分の2以下の距離までの範囲に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、注出口栓及び包装容器に関するものである。
飲料、液体調味料、化粧品等の製品の包装容器の注出口にネジ部が形成された注出口栓(スパウト)を設けて、これに螺合可能なネジ部を形成したキャップにより注出口を閉塞する技術が知られている。このような注出口栓及びキャップは、一旦キャップを取り外して開栓した後でも、ネジ部どうしを再び螺合することにより、繰り返してキャッピングが可能である(特許文献1)。
特開2008−018971号公報
このような口栓は、包装容器に溶着固定して用いられることが多い。このため、溶着後の、注出口栓と包装容器とのシール性を高める目的から、スパウトの材質には低密度ポリエチレン樹脂(LDPE、L−LDPE)がよく用いられる。このような場合には、キャップの材質には、低密度ポリエチレン樹脂と比較して剛性の高いポリプロピレン樹脂や高密度ポリエチレン樹脂等を用いることで、スパウトとキャップとの間での密封性を高めることができる。
しかしながら、スパウト及びキャップの剛性が異なると、両者に過大なトルクがかかった場合に、剛性の低いスパウトがキャップの内ネジから受けた荷重により内周方向に倒れ込み、内ネジがスパウトのネジ部を乗り越える「オーバーラン」が発生することがある。オーバーランが発生すると、キャップとの螺合が不完全となり、内容液が漏出しやすくなる。また、オーバーランによりスパウトの外ネジの一部がキャップのネジ部により削られることにより、螺合に遊び(隙間)が生じ、注出口栓の密封性能が低下することがある。
本発明は、上述の課題を鑑みてなされたものであり、キャップ及び口栓本体に過大なトルクがかかった場合であっても、オーバーランの発生を抑えることができる注出口栓及びこれを用いた包装容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の一局面は、外周面に外ネジが形成された円筒状の側壁をを含む口栓本体と、内周面に内ネジが形成された円筒状の側壁を含み、口栓本体の側壁の一端である上端側から螺着されるキャップとを備え、口栓本体の側壁の下端には、口栓本体の側壁の下端縁から外方に延伸して設けられた円盤状のフランジ部が形成され、外ネジは、螺合軸方向に沿って、口栓本体の側壁のフランジ部との接続位置から、当該接続位置と上端縁との距離の3分の1以上3分の2以下の距離までの範囲に形成されている、注出口栓である。
また、本発明の他の局面は、容器本体と、容器本体に取り付けられた上述の注出口栓とを含む、包装容器である。
本発明により、キャップ及び口栓本体に過大なトルクがかかった場合であっても、オーバーランの発生を抑えることができる注出口栓及びこれを用いた包装容器を提供することができる。
本発明の実施形態に係る注出口栓を示す断面図 本発明の実施形態に係る包装容器を示す斜視図
本発明の実施形態に係る注出口栓3及び包装容器5について、図1及び2を参照して説明する。なお、本明細書中において、「螺合」とは、キャップと口栓本体の側壁とのネジ山どうしをかみ合わせて、これらを相対的に円周方向に回転させることで両者を嵌合することをいう。また、「螺合軸」とは、ネジ山の形成する円周の中心上にあって、キャップと口栓本体の側壁とを螺合するに際してキャップが移動する方向に延びる、架空の線のことをいう。また、「螺着」とは、キャップを口栓本体の側壁に、螺合によって取り付けることをいう。
図1には、キャップ2を螺合した状態の注出口栓3の断面図(a)と、その要部拡大図(b)を示す。口栓本体1は、円筒状の側壁11と、側壁11の外周面16に形成された外ネジ12と、側壁11の下端に形成され、側壁11内部の上端側と下端側とを隔てる隔壁14と、側壁11の下端に形成されたフランジ部15とを有する。ここで、側壁11の上端とは、キャップ2が螺着される側(図1では紙面上方)の一端をいう。
外ネジ12は、キャップ2の内ネジ22と螺合するように、口栓本体1の側壁11の外周面16にらせん状に形成される。1条ネジであっても、多条ネジであってもよい。
隔壁14は、側壁11の下端に側壁11内部の上端側と下端側とを隔てるように形成される。また、隔壁14はプルリング13を備える。注出口栓3の使用者は、プルリング13を使って隔壁14を引き抜くことで、側壁11の上端側と下端側とを連通させて開口することができる。
フランジ部15は、図2に示す容器本体4と、容器本体4に取り付けられた注出口栓3とを含む包装容器5を製造する際に、容器本体4と注出口栓3との接合箇所となる。接合方法には、超音波溶着等の周知の技術を用いることができる。
キャップ2は、円筒状の側壁21と、側壁21の内周面23に形成された、口栓本体1の側壁11と螺合する内ネジ22とを有する。また、キャップ2は、口栓本体1と螺着した状態において、口栓本体1の側壁11の内周面に嵌合して、側壁11を密封するインナーリング24を有する。また、インナーリング24と側壁21との間には、口栓本体1の側壁11の上端部分が全周にわたって面接触する領域である当接部25が設けられ、より高い密封性が得られる。当接部25は、螺着状態において側壁11の上端部分やその近傍が全周にわたって当接すればよく、キャップ2においてインナーリング24の外周面、側壁21の内周面の上端寄りの部分や、これらに挟まれる天面部分のいずれに設けられてもよい。
図1の(b)に示すように、外ネジ12の形成される範囲(L2)は、口栓本体1の螺合軸方向に沿って、側壁11のフランジ部15との接続位置から、当該接続位置と上端縁との距離(L1)の3分の1以上3分の2以下の距離までの範囲である。なお、側壁11のフランジ部15との接続位置とは、フランジ15の上面の位置であり、図1に示すように、キャップ2の側壁21の下端に対向する部分の上面の高さがその外方の上面の高さより高い場合は、高い方の部分である、側壁21の下端に対向する部分の上面の位置をいう。また、外ネジ12が形成される下端位置は、厳密に側壁11のフランジ部15との接続位置でなくてもよい。例えば内ネジ22と係合しえない範囲の外ネジ12は、当然形成しなくてもよく、この場合、外ネジ12の下端位置はフランジ15との接続位置からネジ山の1ピッチ分程度上方であってもよい。
外ネジ12、内ネジ22が互いを乗り越えるオーバーランは、口栓本体1の剛性がキャップ2の剛性より低い場合は、内ネジ22が内側に向かって押し込まれることによって発生しやすく、逆に高い場合は、キャップ2が外側に向かって押し広げられることによって発生しやすい。オーバーランを抑制するため、口栓本体1およびキャップ2の剛性を以下のように設定することが好ましい。例えば、キャップ2に用いられる材質の剛性は、口栓本体1の側壁11に用いられる材質の剛性よりも高くてもよい。例えば、キャップ2の材質には、ポリプロピレン樹脂又は高密度ポリエチレン樹脂を、口栓本体1の側壁11には、低密度ポリエチレン樹脂を用いることができる。また、キャップ2の材質の曲げ弾性率は、例えば1000MPa以上1500MPa以下とし、口栓本体1の側壁11の材質の曲げ弾性率は、例えば100MPa以上200MPa以下とすることが好ましい。キャップ2の材質の曲げ弾性率が、1000MPa未満であると、変形しやすいため、キャップ2に過大な回転荷重がかかった場合に、内ネジ22の径が広がって、内ネジ22が外ネジ12を乗り越えて、オーバーランが発生しやすくなる。また、1500MPaより大きいと、インナーリング24が弾性変形しにくく、クリープ変形するため密封性が低下する。口栓本体1の側壁11の材質の曲げ弾性率が、100MPa未満であると、変形しやすいため、内ネジ22が口栓本体1の側壁11を内側へ向かって押し込んで、内ネジ22が外ネジ12を乗り越えて、オーバーランが発生しやすくなる。また、200MPaより大きいと、変形しにくく強度が生じ、プルリング13を使って隔壁14を引き抜いて開口することが困難になる。
外ネジ12を、側壁11のフランジ部15との接続位置から、当該接続位置と上端縁との距離(L1)の3分の1以上3分の2以下の距離までの範囲に設けることによって、すなわち、フランジ部15や隔壁14によって剛性が高くなっている側壁11の下部寄りの部分を含む範囲に設けることによって、内ネジ22によって外ネジ12が押されても、側壁11が内側に変形しにくくすることができ、オーバーランを発生しにくくすることができる。
外ネジ12の形成される範囲が、側壁11のフランジ部15との接続位置から、当該接続位置と側壁11の上端縁との距離(L1)の3分の1未満である場合、キャップ2の内ネジ22とは、径が広がりやすいキャップ2の下端部分のみで係合することになり、また、外ネジ12の巻き数が少なくなり、十分な係合が得られにくい。また、外ネジ12の形成される範囲が、側壁11のフランジ部15との接続位置から、当該接続位置と側壁11の上端縁との距離(L1)の3分の2より大きい場合、側壁11の外ネジ12が形成されていない部分が短くなり、キャップ2を口栓本体1に挿入する際に、キャップ2の回転軸とネジの螺合軸とを一致させるガイドとしての機能を果たさなくなり、ネジを正しく係合させにくくなる。
また、射出成型で製造される口栓本体1は、金型からの抜けを向上するため、テーパが、側壁11の上端から下端に向かって広がるようにつけられてもよい。このため、側壁11の厚みは、上端より下端が大きくなり、側壁11の剛性は、下端側がより大きい。したがって、テーパを設けた場合、口栓本体1の外ネジ12を上述の範囲に形成することで、テーパによっても、オーバーランの発生を抑える効果が得られる。なお、キャップ2にも同様に上端から下端に向かって径が広がるテーパが設けられてもよい。この場合でも、外ネジ12の形成される範囲が、側壁11のフランジ部15との接続位置から、当該接続位置と側壁11の上端縁との距離(L1)の3分の1以上であれば、十分にネジがかみ合い、オーバーランの発生を抑えることができる。
また、従来技術に係る注出口栓では、側壁の剛性を高めてオーバーランを抑えるために、側壁への外ネジの巻き数を増やす方法も採られていた。しかしながら、本実施形態では、外ネジ12を上述の範囲に形成することで、オーバーランの発生を抑えることができるため、外ネジ12の側壁への巻き数を、従来よりも減らすことができる。このため、注出口栓3の使用者は、従来の注出口栓と比較して、より少ない回転数で容易にキャップ2の螺合及び取り外しをすることができる。
また、側壁11の上端側には、外ネジ12の形成されていない領域が増える。この結果、当該領域がキャップ2を嵌める際のガイドとなって、螺合軸に沿ったキャップ2の螺着・螺合が容易になる。また、当該領域に内容液が付着した場合であってもこれを拭き取りやすくなる。
(実施例1)
本発明の実施例1は、図1の(a)に断面図を示す注出口栓1である。実施例1は、外ネジ12は、フランジ部15との接続位置から、当該接続位置と上端縁との距離の60%の高さまでの範囲に形成されている。なお、キャップ2は、曲げ弾性率1470MPaのポリプロピレンを用い、口栓本体1は、曲げ弾性率120MPaの低密度ポリエチレンを用いた。
(実施例2)
実施例2は、実施例1において外ネジ12の形成範囲を変更し、フランジ部15との接続位置から、当該接続位置と上端縁との距離の58.7%の高さまでの範囲に形成したものである。なお、上述のL1を12.70mm、L2を7.45mmとした。
(実施例3)
実施例3は、実施例1において外ネジ12の形成範囲を変更し、フランジ部15との接続位置から、当該接続位置と上端縁との距離の55%の高さまでの範囲に形成したものである。なお、上述のL1を14.34mm、L2を7.89mmとした。
(比較例1)
比較例1は、実施例1において外ネジ12の形成範囲を変更し、フランジ部15との接続位置から、当該接続位置と上端縁との距離の70%の高さまでの範囲に形成したものである。
(比較例2)
比較例2は、実施例1において外ネジ12の形成範囲を変更し、フランジ部15との接続位置から、当該接続位置と上端縁との距離の75%の高さまでの範囲に形成したものである。
(オーバーラン発生トルク値の測定)
実施例1〜3、比較例1及び2を用いて、オーバーランが発生するトルクを測定した。それぞれ、未使用状態の側壁にキャップを螺合して、オーバーランが発生するまで回転荷重を加えた(1回目)。オーバーランが発生すると、キャップの螺合を緩め、再びオーバーランが発生するまで回転荷重を加えた(2回目)。これを10個の注出口栓のサンプルについて行った測定結果を、表1に示す。
Figure 2016043989
測定結果より、実施例1〜3は、比較例1及び2と比較して、初回にオーバーランの発生するトルクが大きいこと、すなわち、オーバーランが発生しにくいことが確認できた。また、いずれの場合にも、2回目のオーバーランが発生するトルクが低下する傾向が見られるが、実施例1〜3は、比較例2と比較してその低下量が少なく、また、トルクの値は比較例1、2と同程度であり、比較例1、2と比べてオーバーランが発生しやすくなることがないことが確認できた。
(オーバーラン発生時の液漏れ評価)
実施例1〜3、比較例1及び2を取り付けた包装容器を用いて、オーバーラン発生後の内容液の漏れ性能についての評価を行った。実施例1〜3、比較例1及び2に係る口栓本体の隔壁を取り除き、包装容器に水1.8リットルを充填した後、それぞれの側壁に螺合したキャップにオーバーランが発生するまで回転荷重を加えた。オーバーランが発生した時点で荷重を加えるのをやめ、そのままで包装容器の注出口栓及びキャップを下に向けて、水漏れの有無を確認した。その後、キャップの螺合を緩めた後、、今度はオーバーランが発生しない回転荷重を加えてキャップを螺合し、キャップを螺合した状態のままで包装容器の注出口栓及びキャップを下に向けて、水漏れの有無を確認した。評価結果を、表2に示す。
Figure 2016043989
評価結果より、比較例1及び2では、オーバーランが発生した状態では、全ケースで水漏れを防ぐことができなかったのに対して、実施例1〜3では、オーバーランが発生した状態でも側壁の変形が小さく、16ケース中7ケースは水漏れを防ぐことができており、密封性が向上していることが確認できた。また、キャップを締め直すことにより、実施例、比較例1、2ともに全ケースで水漏れを防ぐことができ、実施例が従来品に比べてオーバーラン後の締め直しによって同程度の密封性を維持できることも確認できた。
本発明は、紙製包装容器、ペットボトル、ビン、フレキシブル包装容器等の各種包装容器の注出口栓に用いることができる。
1 口栓本体
11 側壁
12 外ネジ
13 プルリング
14 隔壁
15 フランジ部
16 外周面
2 キャップ
21 側壁
22 内ネジ
23 内周面
24 インナーリング
25 当接部
3 注出口栓
4 容器本体
5 包装容器
上記課題を解決するための本発明の一局面は、外周面に外ネジが形成された円筒状の側壁をを含む口栓本体と、内周面に内ネジが形成された円筒状の側壁を含み、口栓本体の側壁の一端である上端側から螺着されるキャップとを備え、口栓本体の側壁の下端には、口栓本体の側壁の下端縁から外方に延伸して設けられた円盤状のフランジ部が形成され、外ネジは、口栓本体の側壁のフランジ部との接続位置を第1の位置とし第1の位置と口栓本体の側壁の上端縁との距離の3分の1以上3分の2以下の距離だけ第1の位置から螺合軸方向に沿って上端縁側に離れた位置を第2の位置とした場合、第1の位置から第2の位置までの範囲に形成されておりキャップの材質は、ポリプロピレン樹脂又は高密度ポリエチレン樹脂であり、口栓本体の材質は、低密度ポリエチレン樹脂である、注出口栓である。

Claims (6)

  1. 外周面に外ネジが形成された円筒状の側壁を含む口栓本体と、
    内周面に内ネジが形成された円筒状の側壁を含み、前記口栓本体の側壁の一端である上端側から螺着されるキャップとを備え、
    前記口栓本体の側壁の下端には、前記口栓本体の側壁の下端縁から外方に延伸して設けられた円盤状のフランジ部が形成され、
    前記外ネジは、螺合軸方向に沿って、前記口栓本体の側壁の前記フランジ部との接続位置から、当該接続位置と上端縁との距離の3分の1以上3分の2以下の距離までの範囲に形成されている、注出口栓。
  2. 前記キャップの材質の剛性は、前記口栓本体の材質の剛性よりも高い、請求項1に記載の注出口栓。
  3. 前記キャップの材質は、ポリプロピレン樹脂又は高密度ポリエチレン樹脂であり、
    前記口栓本体の材質は、低密度ポリエチレン樹脂である、請求項1または2に記載の注出口栓。
  4. 前記キャップは、前記口栓本体の側壁と螺着した状態において、前記口栓本体の側壁の内周面に嵌合して、前記口栓本体の側壁を密封するインナーリングを有し、
    前記口栓本体の側壁の上端部分は、前記キャップが前記口栓本体の側壁と螺着した状態において、前記インナーリングと前記キャップの側壁との間において、全周にわたって前記キャップに面接触する、請求項1〜3のいずれかに記載の注出口栓。
  5. 前記口栓本体の側壁および前記キャップの側壁の少なくとも一方は、上端から下端に向かって径が広がるテーパが形成されている、請求項1〜4のいずれかに記載の注出口栓。
  6. 容器本体と、
    前記容器本体に取り付けられた請求項1〜5のいずれかに記載の注出口栓とを含む、包装容器。
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