JP3135876B2 - 情報記録ディスクの収納検索装置及びこの装置を応用した情報記録ディスクの記録/再生装置 - Google Patents

情報記録ディスクの収納検索装置及びこの装置を応用した情報記録ディスクの記録/再生装置

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JP3135876B2
JP3135876B2 JP09309399A JP30939997A JP3135876B2 JP 3135876 B2 JP3135876 B2 JP 3135876B2 JP 09309399 A JP09309399 A JP 09309399A JP 30939997 A JP30939997 A JP 30939997A JP 3135876 B2 JP3135876 B2 JP 3135876B2
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一之 木戸
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク等の情
報記録ディスクを検索できる情報記録ディスクの収納検
索装置及びこの装置を応用した情報記録ディスクの記録
/再生装置に係り、特に高密度で収納状態にある情報記
録ディスクを迅速かつ正確に検索できる情報記録ディス
クの収納検索装置及びこの装置を応用した情報記録ディ
スクの記録/再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の光ディスク等の情報記録ディス
クは、記録容量が大きく、しかもアクセス速度が早いた
め、大量のデータを扱う技術分野に広く利用されてい
る。このような情報記録ディスクを大量に取り扱う場合
には、情報記録ディスクを管理することが重要なことに
なる。例えば、光ディスクのオートチェンジャー装置の
内部に大量の光ディスクを収納した場合、所定の光ディ
スクから所望のデータを取り出すときには、従来、次の
ようにしている。
【0003】すなわち、光ディスクの記録内容と光ディ
スクの収納位置とを関連づけて光ディスクのオートチェ
ンジャー装置に記憶させておき、例えば必要とする情報
のタイトル等を前記オートチェンジャー装置に入力する
と、前記記憶内容を参照して当該収納位置の光ディスク
を取り出してディスクドライバーにセットし、必要な情
報を取り出すようにしている。したがって、必要な情報
を取り出し終わった後に、正確に元の収納位置に光ディ
スクを収納しないと、収納位置と光ディスクとの対応が
とれなくなり、次回その情報を取り出すことができなく
なってしまう。
【0004】また、光ディスクを入れ換えたときには、
新たに光ディスクの内容と収納位置の対応関係を記憶さ
せ直さなければならず、光ディスクの入れ換えの時間や
情報の書き換え時間を多く必要としていた。
【0005】そこで、光ディスクのハブのつば部等にバ
ーコード等を付け、このバーコードを光学的に読み込
み、そのデータによってディスクの管理を行おうとする
従来の第1装置が提案されている(特開平6−3651
2号公報、特開平6−76364号公報)。この従来の
第1装置は、光ディスクを一旦収納部から取り出し、ハ
ブのつば部のバーコードを光学的に読み取らせて、光デ
ィスクの管理情報を得ていた。
【0006】また、光ディスクを収納した光ディスクカ
ートリッジ(光ディスクケース)の端面にバーコード等
を設け、それらを光学的に読み取り、そのデータを基に
管理する従来の第2装置が提案されている(特開平4−
324159号公報、特開平5−144156号公
報)。
【0007】この従来の第2装置では、収納部に収納さ
れている光ディスクカートリッジの端面のバーコード等
を光学読取装置で読み取り、その読み取りデータをコン
トローラに送って必要な光ディスクカートリッジを取り
出し、この光ディスクをディスクドライバーにセットす
るようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の第1装置に
あっては、光ディスクを一旦収納部から取り出し、ハブ
のつば部のバーコードを光学的に読み取らせて、光ディ
スクを管理する情報を得ようとするものであるが、バー
コードを光学的に読み取らせるためには、光ディスクを
一旦収納部から取り出さねばならず、この取り出しのた
めの検索は別の手段を使わなければならないという欠点
があった。
【0009】このように光ディスクの表面にバーコード
等の情報を付与する従来の光ディスクにおいては、収納
状態では、その情報が検出できないため、その情報によ
って光ディスクを検索することができないという共通の
欠点があった。
【0010】一方、従来の第2装置にあっては、光ディ
スクを収納した光ディスクカートリッジを取り扱うた
め、カートリッジに厚みがあり、また、収納部に一定の
機械的操作空間が必要となって、大量の光ディスクを収
納できないという欠点があった。
【0011】また、上記従来の両装置を応用した光ディ
スクの記録/再生装置にあっては、大量の光ディスクの
記録/再生には適さないという欠点があった。
【0012】本発明の第1の目的は、上記従来の欠点を
解消し、高密度で収納状態にある大量の情報記録ディス
クを迅速かつ正確に検索できる情報記録ディスクの収納
検索装置を提供することにある。
【0013】本発明の第2の目的は、高密度で収納され
た大量の情報記録ディスクであっても管理を容易に行う
ことができるようにした情報記録ディスクの収納検索装
置を提供することにある。
【0014】本発明の第3の目的は、高密度で収納れさ
た大量の情報記録ディスクをディスクドライバーに高速
でセットし、記録/再生することを可能にした情報記録
ディスクの収納検索装置を応用した情報記録ディスクの
記録/再生装置を提供することにある。
【0015】本発明の第4の目的は、高密度で収納され
た大量の情報記録ディスクの管理を容易に行うことがで
きるようにした情報記録ディスクの収納検索装置を応用
した情報記録ディスクの記録/再生装置を提供すること
にある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記第1及び第2の目的
を達成するために、請求項1記載の発明に係る情報記録
ディスクの収納検索装置は、情報記録ディスクと前記情
報記録ディスクを収納する収納部とを備え、前記収納部
内の情報記録ディスクを検索できる情報記録ディスクの
収納検索装置において、前記情報記録ディスクの外周側
面に、前記ディスクに関する情報が記録された識別体を
け、前記情報記録ディスクの識別体の情報を読み取り
電気信号に変換するコード検出装置と、前記コード検出
装置を多数の情報記録ディスクの積み重ね方向に対して
移動させる移動機構と、前記移動機構を駆動制御しコー
ド検出装置により全情報記録ディスクの識別体を全体サ
ーチして上記全情報記録ディスクの識別体の内容を取り
込み、この識別体の内容と前記全情報記録ディスクの位
置データとを関連づけた収納位置データを取得してお
き、検索すべき情報記録ディスクが指定されたときに前
記収納位置データを参照して前記移動機構を駆動制御し
て前記コード検出装置をブロック移動させ、当該位置デ
ータのブロック番号の位置に到着したところで、前記コ
ード検出装置からのデータと前記収納位置データとを比
較照合し、より詳細に移動機構を制御して部分サーチを
させて当該検索すべき情報記録ディスクの位置を特定す
データ処理装置とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0017】したがって、請求項1記載の発明によれ
ば、情報記録ディスクの外周側面に識別体が設けられて
いるので、収納状態でも迅速かつ正確に情報記録ディス
クの検索特定ができるものである。
【0018】請求項2記載の発明では、請求項1におい
て、前記情報記録ディスクは、ディスクケースに収納し
ない光ディスク、光磁気ディスク、または磁気ディスク
であることを特徴とするものである。
【0019】請求項3記載の発明では、請求項1におい
、前記識別体は、バーコード、文字、数字、記号、ド
ット、図形あるいはカラーコードであることを特徴とす
るものである。
【0020】請求項4記載の発明では、請求項1におい
て、前記識別体は、情報記録ディスクの外周側面の全周
面に設けたことを特徴とするものである。
【0021】請求項5記載の発明では、請求項1におい
て、前記識別体は、情報記録ディスクの外周側面の一部
周面に設けたことを特徴とするものである。
【0022】請求項6記載の発明では、請求項1におい
て、前記コード検出装置は、レーザビームを前記情報記
録ディスクの外周側面に照射するレーザ光照射手段と、
前記情報記録ディスクの外周側面にある識別体より反射
してきた反射光を検出して電気信号に変換するセンサ部
とを備えたことを特徴とするものである。
【0023】したがって、請求項6記載の発明によれ
ば、前記コード検出装置は、レーザ光照射手段によりレ
ーザビームを振らせて照射し、前記情報記録ディスクの
外周側面にある識別体より反射してきた反射光をセンサ
部で検出して電気信号に変換するので、バーコード等の
認識を正確に行うことができる。
【0024】請求項7記載の発明では、請求項1におい
て、前記コード検出装置は、光を前記情報記録ディスク
の外周側面に与える照明装置と、前記情報記録ディスク
の外周側面にある識別体を撮影する撮像装置とを備えた
ことを特徴とするものである。
【0025】したがって、請求項7記載の発明によれ
ば、前記情報記録ディスクの外周側面にある識別体を撮
像装置で撮影し、画像としてデータを取り込むことがで
きるので、文字、数字、記号等であっても認識すること
ができる。
【0026】上記第3及び第4の目的を達成するため
に、請求項8記載の発明に係る情報記録ディスクの記録
/再生装置は、情報記録ディスクと前記情報記録ディス
クを収納する収納部とを備え、前記収納部内の情報記録
ディスクを検索できる情報記録ディスクの収納検索装置
を応用した情報記録ディスクの記録/再生装置におい
て、前記情報記録ディスクの外周側面に、前記ディスク
に関する情報が記録された識別体を設け、前記情報記録
ディスクの識別体の情報を読み取り電気信号に変換する
コード検出装置、前記コード検出装置を多数の情報記録
ディスクの積み重ね方向に対して移動させる移動機構、
前記移動機構を駆動制御しコード検出装置により全情報
記録ディスクの識別体を全体サーチして上記全情報記録
ディスクの識別体の内容を取り込み、この識別体の内容
と前記全情報記録ディスクの位置データとを関連づけた
収納位置データを取得しておき、検索すべき情報記録デ
ィスクが指定されたときに前記収納位置データを参照し
て前記移動機構を駆動制御して前記コード検出装置をブ
ロック移動させ、当該位置データのブロック番号の位置
に到着したところで、前記コード検出装置からのデータ
と前記収納位置データとを比較照合し、より詳細に移動
機構を制御して部分サーチをさせて当該検索すべき情報
記録ディスクの位置を特定するデータ処理装置からなる
情報記録ディスクの収納検索装置と、情報記録ディスク
を記録/再生できるディスクドライバーと、前記情報記
録ディスクの収納検索装置で特定した情報記録ディスク
を収納部から取り出して前記ディスクドライバーにセッ
トし、あるいは前記ディスクドライバーで記録/再生の
終了した情報記録ディスクを収納部に戻すディスク取出
し戻し機構とを備えたことを特徴とする。したがって、
請求項8記載の発明によれば、迅速かつ正確な情報記録
ディスクの検索特定ができ、高速で情報記録ディスクの
記録/再生が可能になる。
【0027】
【発明の実施の形態及び実施例】以下、本発明の実施の
形態を図面を参照して説明する。
【0028】図1は、本発明に係る情報記録ディスクの
収納検索装置の第1の実施の形態を示す斜視図である。
図2は、同第1の実施の形態において使用する収納部の
構造の一部を拡大して示す斜視図である。図3は、同実
施の形態で使用する光ディスクを示す斜視図である。
【0029】図1において、符号1は情報記録ディスク
としての光ディスクであり、大量の光ディスク1,1,
…は収納部2に高密度で収納されている。この収納部2
に収納された光ディスク1,1,…の正面には、ディス
ク取出し戻し機構3が配置されている。このディスク取
出し戻し機構3は、レール4の上を図示左右に移動する
移動機構5に固定されている。また、この移動機構5の
上にはコード検出装置6が固定されており、このコード
検出装置6も移動機構5の移動に伴ってレール4の上を
図示左右に移動できるようになっている。
【0030】上記収納部2は、断面が円形の一部分をと
った形状をした図示横長のトレー2aと、このトレー2
aの内部に一定間隔で設けた仕切板2b,2b,…(図
2参照)とから構成されている。この実施の形態では、
図2に示すように、例えば二つの仕切板2b,2bの間
に形成された収容空間2cに光ディスク1が1枚収納で
きる。仕切板2bは例えば0.5〔mm〕、収容空間2
cは1.5〔mm〕の合計2〔mm〕で構成されている
ものとする。また、前記各収容空間2c,2c,…に
は、光ディスク1,1,…が収容されるようになってい
る。このトレー2aの図示右端側の所定のエリアには、
戻し専用スペース2dが設けられている。
【0031】また、光ディスク1は、図3に示すよう
に、例えば厚さ1〔mm〕の円盤状の形状をしており、
その記録内容に応じて各ディスク1の外周側面7の全周
面にわたって識別体として例えばバーコード8が設けら
れている。このバーコード8は、例えばディスクの素材
にも付着するインクで直接印刷するか、シールを貼る
か、または、印刷し易いあるいはシールを貼り付け易い
素材を介して印刷するか、シールを貼るかすればよい。
さらに、成形技術によって光学的記録のためのピットを
形成してもよい。
【0032】前記コード検出装置6は、各光ディスク
1,1,…のバーコード8,8,…を光学的に読み取っ
て電気信号に変換できるものであり、次のようになって
いる。すなわち、このコード検出装置6は、レーザービ
ームを所定の角度にて振らせて光ディスク1,1,…の
外周側面7,7,…に照射し、その反射光を基にバーコ
ード8,8,…の内容を読み取って電気信号に変換し出
力端子から出力できるようになっている。このコード検
出装置6の出力端子は、データ処理装置9のコントロー
ルユニット9aに電気的に接続されている。
【0033】上記光ディスク1,1,…の収納部2の側
面には、例えばディスクドライバー10a〜10fが6
台配置されており、これらのディスクドライバー10a
〜10fにより光ディスク1を記録/再生することがで
きるようになっている。また、この第1の実施の形態で
は、収納部2の片方の側面に6台のディスクドライバー
10a〜10fを配置したが、ディスクドライバー10
a〜10fのうちの3台を収納部2の左側面に、残り3
台を収納部2の右側面に配置したものであってもよく、
あるいは他の数の組み合わせで構成してもよい。この場
合、収納部2のトレー2aの図示左端側にも戻し専用ス
ペースを設ける。また、ディスクドライバーの数はさら
に増設してもよい。
【0034】データ処理装置9は、図1に示すように、
コントロールユニット9a、操作盤9b、及びモニタ9
cから構成されている。このコントロールユニット9a
には、ディスク取出し戻し機構3、移動機構5、コード
検出装置6及びディスクドライバー10a〜10fが電
気的に接続されている。また、データ処理装置9のコン
トロールユニット9aには、各種指令や所定のデータを
入力するための操作盤9bと、入力されたデータや処理
した結果を表示するモニタ9cとが接続されている。ま
た、コントロールユニット9aには、例えば外部からの
検索指令9dを入力できるようになっており、その検索
指令9dに基づいて処理した処理結果9eを外部に送出
できるようになっている。さらに、前記データ処理装置
9は、全光ディスク1,1,…と位置データとの関連づ
けを行うための全体サーチと、指令により光ディスク1
の検索を行うためのブロック移動及び部分サーチと、こ
の部分サーチが終了し詳細に光ディスク1の位置を特定
を行するためのトラッキングと、光ディスク1の取り出
し処理と、光ディスク1を運搬してディスクドライバー
10にセットする処理と、ディスクドライバー10から
取り出して収納部2の戻し専用スペース2dに戻す処理
と、検索や記録/再生の稼働率が低下したときに戻し専
用スペース2dに一時的に戻してある光ディスク1を空
いている収容空間2cに戻してデータの書き換えを行う
処理とを行うことができる。
【0035】なお、上記移動機構5と、上記コード検出
装置6と、前記データ処理装置9とにより検索手段が構
成されている。
【0036】図4は、第1の実施の形態で使用されるコ
ード検出装置を示す原理的構成図である。この図におい
て、コード検出装置6は、レーザ光をレーザビームLB
にして照射させるレーザ光照射手段11と、そのレーザ
ビームLBが光ディスク1の外周側面7のバーコード8
で反射した反射光RLを取り込み電気的なデータに変換
できるセンサ部12とから構成されている。ここで、レ
ーザ光照射手段11は、レーザ光発生装置13、コリメ
ートレンズ14、及びスキャニングミラー15からな
る。スキャニングミラー15は、ステッピングモータ
(図示せず)によって、レーザ光発生装置13から発射
されたレーザビームLBを振動させる。
【0037】図5は、上記第1の実施の形態の信号処理
系統を示すブロック図である。このコード検出装置6の
センサ部の出力端子は、データ処理装置9のアナログ/
デジタル(A/D)変換器16に電気的に接続されてい
る。前記データ処理装置9のコントロールユニット9a
は、A/D変換器16と、デコーダ17と、コントロー
ラ18と、外部メモリ19とから構成されている。
【0038】A/D変換器16は、センサ部12からの
データをアナログからデジタルに変換できる。このA/
D変換器16の出力は、デコーダ17に接続されてい
る。このデコーダ17は、A/D変換器16からのデジ
タルデータをコードに解読し、その解読データを出力で
きる。このデコーダ17の出力は、コントローラ18に
与えられるようになっている。
【0039】コントローラ18は、例えば、図示しな
い、中央演算処理装置と、入出力ポートと、内部主メモ
リと、内部補助メモリとから構成されている。また、こ
のコントローラ18には、操作盤9b、モニタ9c及び
外部メモリ19が接続されている。コントローラ18
は、外部からの検索指令9dが入出力ポートを介して入
力されるようになっており、かつ処理した結果9eを入
出力ポートを介して外部に出力できるようになってい
る。このコントローラ18には、ディスク取出し戻し機
構3と、移動機構5とが接続されている。このディスク
取出し戻し機構3と移動機構5により駆動機構20が構
成されている。
【0040】また、上記コントローラ18は、この実施
の形態では、「全体サーチ」という処理を実行するとと
もに、「ブロック移動」、「部分サーチ」及び「トラッ
キング」の各一連の処理を実行することができる。これ
らの動作のうち、「全体サーチ」は、全光ディスク1,
1,…の各外周側面にそれぞれ記録された識別体から得
られる内容と、それら光ディスク1,1,…の位置デー
タとの関係を得ることにある。また、「ブロック移動」
は、ディスク取出し戻し機構3を、取り出したい光ディ
スク1が収納されているブロックに一気に移動させる動
作のことである。さらに、「部分サーチ」は、ブロック
移動で当該ブロック部分に移動したディスク取出し戻し
機構3に対して、取り出すべき光ディスク1を検索する
動作のことである。加えて、「トラッキング」は、取り
出すべき光ディスク1の厚み方向の中心位置を特定する
動作のことである。当該光ディスク1の厚み方向の中心
位置を特定することによって、ディスク取出し戻し機構
3は、当該光ディスク1を正確に取り出すことができ
る。
【0041】上述した「全体サーチ」、「ブロック移
動」、「部分サーチ」及び「トラックング」について、
図6を参照して説明する。図6(a)は、大量の光ディ
スクと、これらを収納した収納部と、各符号の意味を説
明するための図である。図6(b)は、データ処理装置
内の外部メモリ19に記憶された収納位置データDTを
説明するための図である。光ディスク1,1,…は、図
6(a)に示すように、収納部2のトレー2aの収容空
間2c,2c,…に収納されている。この収納部2の収
容空間2c,2c,…に収納された光ディスク1,1,
…はブロック毎にグループ化されている。これらブロッ
クには、ブロック番号001,002,003,…が付
されている。この単位ブロックには、例えば光ディスク
1,1,…が数枚から十数枚、この実施の形態では5枚
の光ディスク1,1,…が収納されている。
【0042】前記コントローラ18は、全体サーチの処
理を行うようになっている。すなわち、移動機構5に駆
動制御信号を与えることによりコード検出装置6を所定
の移動パターンで移動させつつコード検出装置6を介し
て光ディスク1,1,…の外周側面7,7,…のバーコ
ード8,8,…の内容を読み取り、そのデータと、移動
機構5に与えた制御信号を基にした収納位置番号とを関
連づけて外部メモリ19に記憶させる。この全体サーチ
により、外部メモリ19に記憶される収納位置データD
Tは、図6(b)に示すように、光ディスク1,1,…
の内容111,123,190,166,…と、収納位置番号0
001,0002,0003,…と、ブロック番号00
1,002,003,…とが関連づけられた状態で記憶
されることになる。
【0043】また、コントローラ18は、ブロック移動
の処理を行うようになっている。すなわち、検索すべき
光ディスク1に関する情報が操作盤9bまたは外部から
の検索指令9dからコントローラ18に入力されると、
コントローラ18は、外部メモリ19を検索し、当該光
ディスク1と当該光ディスク1が収納されている収納位
置データを照合し、当該光ディスク1のブロック番号を
取り出して移動機構5を駆動制御するようになってい
る。この駆動制御には、例えばステッピングモータを用
いる。これにより、移動機構5は、コード検出装置6
を、その収納位置のブロック番号の場所へ一挙に移動さ
せるようになっている(図5の矢印G参照)。
【0044】さらに、コントローラ18は、ブロック移
動の処理が終了すると、部分サーチの処理を実行するよ
うになっている。すなわち、コントローラ18は、外部
メモリ19内の収納位置データを照合した上で、そのブ
ロック単位の収納位置の範囲内をコード検出装置6が移
動するように、移動機構5を駆動制御させるようになっ
ている。コントローラ18は、前記コード検出装置6の
移動に伴ってコード検出装置6から得られる検出信号を
基に当該光ディスク1の位置を特定するようになってい
る。
【0045】また、コントローラ18は、部分サーチの
処理が終了すると、トラッキングの処理を実行するよう
になっている。すなわち、コントローラ18は、移動機
構5を駆動制御してコード検出装置6を光ディスク1の
ほぼ厚み程度の距離を例えば往復動させるようになって
いる。このようにコード検出装置6が例えば往復動する
ことによりコード検出装置6から得られるデータを基
に、コントローラ18は当該光ディスク1の厚みや傾き
を詳細に測定し、当該光ディスク1の厚み方向の中心位
置を検出するようになっている。
【0046】なお、コントローラ18は、取り出そうと
している光ディスク1の取り出し処理と、当該光ディス
ク1を運搬してディスクドライバー10にセットする処
理と、ディスクドライバー10から当該光ディスク1を
取り出して収納部2の戻し専用スペース2dに戻す処理
と、検索や記録/再生の稼働率が低下したときに戻し専
用スペース2dに一時的に戻してある光ディスク1を空
いている収容空間2cに戻し前記外部メモリ19に記憶
されている収納位置データDTの書換えを行う処理と、
を実行することができるようになっている。また、記録
/再生が終了したとき、装置全体の稼働率が低い場合に
は、光ディスクを取り出した位置に再び戻せばよい。こ
の場合は、収納位置データDTの書き換えが不要にな
る。
【0047】上記外部メモリ19は、書込み読出しが自
由でかつ電源を切っても書き込んだ内容が消去されない
記憶装置であり、例えばハードディスクドライブ、ある
いはバッテリーでバックアップされたRAM、フラッシ
ュメモリ等が相当する。この外部メモリ19には、本装
置の処理プログラムや、処理した結果得られた各光ディ
スク1,1,…の内容やその内容に対応させて当該光デ
ィスク1,1,…の位置データ等を記憶させることがで
きるようになっている。
【0048】このような構成の第1の実施の形態の動作
を、図1ないし図6を基に図7及び図8を参照して説明
する。
【0049】図7は、第1の実施の形態における収納位
置データの取得処理、すなわち全体サーチの動作を説明
するためのフローチャートである。データ処理装置9
は、まず、図7に示すように、光ディスク1,1,…の
内容と、該当する光ディスク1,1,…の収納位置とを
対応させた収納位置データの取得処理を全体サーチによ
って行う(ステップ(STP)100)。
【0050】このSTP100では、次のように処理す
る。データ処理装置9は、移動機構5を駆動制御し、か
つコード検出装置6からのデータを読み取り処理を実行
する。すなわち、まず、コード検出装置6により、全光
ディスク1,1,…の外周側面7,7,…のバーコード
8,8,…を光学的に読み取る。コード検出装置6で読
み取ったデータは、データ処理装置9に入力される。デ
ータ処理装置9において、コード検出装置6からのデー
タは、A/D変換器16でデジタルデータに変換されて
デコーダ17に入力される。デジタルデータは、デコー
ダ17によりコードに変換されてコントローラ18に入
力される。このとき、データ処理装置9のコントローラ
18は、移動機構5を駆動制御しているので、コード検
出装置6の位置データを取得することができる。そこ
で、データ処理装置9のコントローラ18は、当該光デ
ィスク1のディスク内容と、その位置データ(収納位置
番号、ブロック番号)とを関連づけて外部メモリ19に
記憶させる。これにより、外部メモリ19の所定の領域
には、図6(b)に示すように、全光ディスク1,1,
…の収納位置データDTが格納されたことになる。な
お、この収納位置データの取得処理(全体サーチ)は、
光ディスク1,1,…を収納部2に最初に収納した当初
に1回行えばよい。
【0051】次に、通常の検索、取り出し、セット及び
戻し処理について図8を参照して説明する。ここで、図
8は、上記第1の実施の形態における通常の検索、取り
出し、セット及び戻し処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【0052】検索すべき光ディスク1のデータが、例え
ば操作盤9bから入力されたときに(図8のSTP10
1)、通常の検索、取り出し、セット及び戻しの各一連
の処理が開始される。
【0053】まず、データ処理装置9は、この光ディス
クの検索処理(ブロック移動/部分サーチ/トラッキン
グ)を実行するとともに、光ディスクの取出し処理を実
行する(STP102)。
【0054】このSTP102では次のように処理を実
行する。すなわち、検索すべき光ディスクのデータが例
えば操作盤9bから入力されたときに、データ処理装置
9のコントローラ18は、そのデータを基に外部メモリ
19の収納位置データDT(図6(b)参照)を検索し
て当該検索すべき光ディスクの位置データ(収納位置番
号及びブロック番号)を得る。その位置データのブロッ
ク番号を基に前記コントローラ18は、ブロック移動を
実行する。すなわち、前記コントローラ18は、まず、
前記検索した位置データのブロック番号を基に移動機構
5を当該ブロック番号の位置まで一挙に移動させるよう
に駆動制御する。これにより、コード検出装置6は、直
ちに検索すべき光ディスク1が存在する収納部2のトレ
ー2aのブロック(図6(a)参照)に移動する。そし
て、当該ブロックにコード検出装置6が到着したところ
で、前記コントローラ18は、部分サーチの処理を実行
する。すなわち、コード検出装置6からのデータを基に
前記コントローラ18は、より詳細に光ディスク1,
1,…の位置データの収納位置番号を比較照合して検索
すべき光ディスク1の位置を特定する。
【0055】そして、当該光ディスク1の位置が特定さ
れたときに、前記コントローラ18は、トラッキング処
理を実行する。すなわち、コード検出装置6を例えば往
復動させることにより、当該光ディスク1の外周側面7
のバーコード8,8,…を光学的に読み取って得られた
データを、A/D変換器16、デコーダ17を介してコ
ントローラ18に取り込む。この取り込んだデータを基
に、前記コントローラ18は、さらに移動機構5を駆動
制御してコード検出装置6を当該光ディスク1の厚み方
向にさらに往復動させ、当該光ディスクの厚み方向の中
心位置を検出する。
【0056】〔トラッキング処理例1〕 次に、上記トラッキング処理例1について図9を参照し
て説明する。この図9において、その横軸にはコード検
出装置6のレーザビームのスキャン方向がとられてお
り、その縦軸にはコード検出装置6の移動方向(トラッ
キングの往復動の方向)がとられている。このような図
9において、いま、光ディスク1がその収納位置におい
て垂直面Voに対して傾き角θoで傾いているとする。
このような状態において、コード検出器6が図示垂直方
向に移動するとともに、コード検出器6のレーザビーム
が図示水平方向にスキャンをすることにより、当該光デ
ィスク1の厚み方向の幅AB(図9の点線で示す)の間
でコード8が1個検出される。このときのコード検出装
置6の位置A及び位置Bは、移動機構5の位置により判
っているから、その位置Aと位置Bの中間位置Cをコン
トローラ18により割り出すと、この位置Cは光ディス
ク1の厚み方向の中心位置にほぼ等しい。そして、コン
トローラ18は、その割り出した位置Cのデータを基に
移動機構5を駆動制御し、ディスク取出し戻し機構3を
その位置Cに移動させてトラッキングが完了する。
【0057】〔トラッキング処理例2〕 次に、上記トラッキング処理例2について図10を参照
して説明する。前記トラッキング処理例1では、コード
8が1個の場合の例を説明したが、このトラッキング処
理例2では、コード8が3個の場合の例について説明す
る。このようにコード8を3個連続して記録する方法
は、コード8の検出誤差を低減するためにとられる方法
の一つである。すなわち、検出された3個のコードのう
ち2個以上が同一であればそのコードは正しいと判定す
るものであり、この方法によってコードが1個や2個の
場合に較べてコードの検出誤差を著しく低減することが
できる。このトラッキング処理例2では、元々、検出誤
差を低減するためにとられる3個のコードを用いる方法
をトラッキングにも利用してトラッキング精度をさらに
上げられるようにするものである。図10において、そ
の横軸にはコード検出装置6のレーザビームのスキャン
方向がとられており、その縦軸にはコード検出装置6の
移動方向(トラッキングの往復動方向)がとられてい
る。このような図10においても、上述同様に、光ディ
スク1がその収納位置において垂直面Voに対して傾き
角θoで傾いているとする。このような状態において、
コード検出器6が図示垂直方向に移動するとともに、コ
ード検出器6のレーザービームが図示水平方向にスキャ
ンをすることにより当該光ディスク1の厚み方向の幅A
B(図10の点線で示す)の間でコード8が3個検出さ
れる。このときのコード検出装置6の位置A及び位置B
は、移動機構5の位置により判っているから、その位置
Aと位置Bの中間位置Cをコントローラ18により割り
出すと、この位置Cは光ディスク1の厚み方向の中心位
置にほぼ等しい。そして、コントローラ18は、その割
り出した位置Cのデータを基に移動機構5を駆動制御
し、ディスク取出し戻し機構3をその位置Cに移動させ
てトラッキングが完了する。図9に示す内容と、図10
に示す内容とを比較して判るとおり、図9と図10の傾
き角θoを同じとすると、トラッキング処理例2の幅A
Bの方がトラッキング処理例1の幅ABより狭く、した
がって位置A及び位置Bから割り出される位置Cの精度
も高い。
【0058】このようにして当該光ディスク1の中心位
置が検出されたときに、データ処理装置9のコントロー
ラ18は、ディスク取出し戻し機構3を駆動制御し、当
該光ディスク1をディスク取出し戻し機構3によって取
り出す。このディスク取出し戻し機構3は、光ディスク
1を取り出した後に、ディスクドライバー10にセット
する。この場合、各ディスクドライバー10a〜10f
の稼働状況があらかじめデータ処理装置9のコントロー
ラ18に入力されており、その中から稼働していないデ
ィスクドライバー10が選択され、当該ディスクドライ
バー10に光ディスク1がセットされる。
【0059】ついで、ディスクドライバー10により当
該光ディスク1の記録/再生の処理が実行される(ST
P103)。
【0060】このSTP103では次のように処理を実
行する。すなわち、当該光ディスク1は、ディスク取出
し戻し機構3により例えばディスクドライバー10aに
セットされるものとする。この場合、再生処理の指令で
あったときには、ディスクドライバー10aは、当該光
ディスク1を回転させて光ディスク1に記録された情報
を取り出して出力する。この情報の取り出しが終了する
と、ディスクドライバー10aは、再生処理が終了した
ことをデータ処理装置9のコントローラ18に通知す
る。
【0061】ついで、コントローラ18は光ディスクの
戻し処理を実行する(STP104)。このSTP10
4では、データ処理装置9のコントローラ18が移動機
構5を駆動制御し、かつディスク取出し戻し機構3を駆
動制御してディスクドライバー10aから当該光ディス
ク1を取り出す。ついで、データ処理装置9のコントロ
ーラ18は、移動機構5を駆動制御して、ディスク取出
し戻し機構3を収納部2の戻し専用スペース2d部分ま
で移動させる。さらに、コントローラ18は、ディスク
取出し戻し機構3を駆動制御して光ディスク1を戻し専
用スペース2dに一時的に戻す。
【0062】そして、移動機構5、ディスク取出し戻し
機構3、ディスクドライバー10の稼働率(検索、記録
/再生の稼働率)が低下したとコントローラ18が判断
したときに、コントローラ18は、戻し専用スペース2
dに一時的に戻しておいた光ディスク1,1,…を収納
部2の空き収容空間2cに戻し、外部メモリ19のデー
タDTの該当データを戻した収納空間2cの位置データ
に書き換える。なお、記録/再生が終了したとき、上記
装置全体の稼働率が低いとコントローラ18が判断した
場合は、光ディスクを戻し専用スペース2dに一時的に
戻すことなく取り出した位置に再び戻せばよい。この場
合は、収納位置データDTの書き換えが不要となる。
【0063】上述した戻しの場合においても、空き収容
空間2cは収納位置データDTで判明しているが、その
位置を正確に特定するために、コントローラ18は、移
動機構5、コード検出装置6等を使用してトラッキング
の処理を実行する。この場合のトラッキング処理は、隣
接する両側の光ディスク1,1のコード8,8の内容が
既知であることから、コントローラ18は、その両コー
ド8,8をトラッキングして空き収容空間2cの中心位
置を割り出し、その中心位置にディスク取出し戻し機構
3の所定の戻し機構を位置させるように駆動制御してい
る。
【0064】本発明の第1の実施の形態は上述したよう
に構成されているので、迅速にかつ正確に大量の光ディ
スクを検索し、記録/再生することができる。
【0065】なお、上記第1の実施の形態では、長さが
例えば収容空間2cで1.5〔mm〕、仕切板2bで
0.5〔mm〕とし、光ディスク1,1,…が1000
枚収納されるものとして2〔m〕の長さの収納部2が横
長の一列で構成された例で説明したが、この収納部2を
縦方向に例えば複数段設けるような構造のものであって
もよい。また、収納部2は、縦長の列で構成してもよ
い。
【0066】図11は、本発明の情報記録ディスクの収
納検索装置の第2の実施の形態の信号処理系統を示すブ
ロック図である。この図に示す第2の実施の形態は、コ
ード検出装置6Aとして撮像装置であるビデオカメラ2
1を使用し動画像により光ディスク1,1,…の検索を
可能にした点に特徴があり、他の構成は第1の実施の形
態と同一である。したがって、同一構成要素には、同一
の符号を付して説明を省略する。
【0067】まず、ビデオカメラ21により、光ディス
ク1,1,…の部分を撮影するものとする。すなわち、
コード検出装置6の照明装置22から照明を当てて、ビ
デオカメラ21により光ディスク1,1,…の部分を撮
影する。すると、ビデオカメラ21の撮像素子が例えば
面のCCD(電荷結合素子)の場合は、図12(a)に
示すような1枚の画像200が得られることになる。ま
た、例えばラインセンサーのような線の撮像素子の場合
は画像200の中心の水平走査線に相当する画像201
が得られる。そこで、CCDあるいはラインセンサーの
いずれを問わず、中心の水平走査線201のビデオ信号
を取り出すと、図12(b)に示すようなビデオ信号V
sが得られることになる。このビデオ信号Vsは、1枚
目の光ディスクのコードの列Vs1、ディスクの間隔Vs
d、2枚目の光ディスクのコードの例Vs2というように
得られる。この場合、コードVsの中には、図12
(a)の画像の横軸に現れる同一コードの数に、ビデオ
カメラが矢印J方向に移動する間に同一の光ディスクの
コードを水平走査する回数を乗じた数だけの同じコード
の列が含まれる。このビデオ信号Vsを、A/D変換器
16に入力して、デコーダ17を介してコントローラ1
8に入力し、上記第1の実施の形態と同様に処理して光
ディスクの検索を行う。
【0068】〔トラッキング処理例3〕 このトラッキング処理例3は、線の撮像素子であるライ
ンセンサーをコード検出装置6Aに使用した場合に適用
できる。第1の実施の形態のコード検出装置6に使用し
たレーザビームは線のスキャンをするから、線の撮像素
子であるラインセンサーと機能は同じである。したがっ
て、このトラッキング処理例3は、上記トラッキング処
理例1,2と同じ処理方法が使用できる。
【0069】〔トラッキング処理例4〕 図13は、トラッキング処理例4について説明するため
の図である。このトラキッグ処理例4は、トラッキング
処理例1,2及び3とは異なり、面の撮像素子であるC
CDを使用するから、トランキング処理1,2及び3よ
りも直接的に、かつ、精度よく光ディスクの厚み方向の
幅を測定することができる。まず、図12(a)に示す
画像200の中心部分を光ディスクの収納位置における
垂直面との傾きを考慮して描くと、図13の実線で示す
ような画像となる。図13において、画像の垂直走査の
方向はコード検出装置6A(ビデオカメラ21)の移動
方向(トラッキングの往復動の方向)と合致している。
トラッキングの往復動中、光ディスクの厚み方向の幅D
E(図13の点線で示す)の間でコード8(図13の例
では、3個のコード)が検出される。ここで、D及びE
は画像の水平走査線番号と等価であり、画像の中心の水
平走査線番号をFとして、それぞれの差(F−D)及び
差(E−F)をコントローラ18によって常時計算して
おき、この二つの値が等しくなるように、コード検出装
置6Aの移動機構5を駆動制御し、等しくなった時に画
像中心Fが当該光ディスク1の厚み方向の中心位置と合
致したことになり、トラッキングが完了する。このトラ
ッキング処理例4の場合、光ディスクの厚み方向の幅の
中には、画像の水平走査線が15本ないし20本含まれ
るから、この水平走査線の値を基にしたトラッキングの
精度は非常に高い。
【0070】このような第2の実施の形態によっても、
第1の実施の形態と同様な作用効果を得ることができ
る。
【0071】また、第2の実施の形態は、コード検出装
置6をとしてCCD、ラインセンサー等を用いたビデオ
カメラ21の動画像を利用したが、この外にも、ビデオ
カメラ21の静止画像を利用するもの、撮像装置である
電子スチルカメラで構成するもの、あるいは、これらの
組み合わせたもの等が考えられる。
【0072】図14は、同第3の実施の形態を示す斜視
図である。この図に示す構成の特徴は、収納部2Aに収
納された光ディスク1,1,…を取り囲むような透孔2
5が設けられた四角形状の構造体26が移動機構27を
介してレール28に移動可能に取り付けられており、か
つ、この構造体26に、ディスク取出し戻し機構29
と、ディスクドライバー30と、コード検出装置31と
が内蔵されている点にある。
【0073】この収納部2Aは、トレー33と、このト
レー33の上に載置された光ディスク1,1,…の面を
押圧するエンドプレート34と、このエンドプレート3
4を押圧する付勢手段35とから構成されている。
【0074】この構成でも上記第1の実施の形態と同様
に、最初に、ディスクの内容と、収納位置データとを関
連づけてデータ処理装置のコントロールユニット9aに
記憶させておく。検索するときには、コントロールユニ
ット9aに記憶させておいた光ディスクの位置データを
まず検索し、これを基にブロック番号の位置に構造体2
6を一挙に移動させる。
【0075】そのブロック番号の位置に到着したところ
で、そのブロックの範囲内を構造体26の内部のコード
検出装置31により詳細に光ディスクの内容を検出し、
データ処理装置9により所望の光ディスクであることが
判明したあと、さらに、当該光ディスクの中心位置をト
ラッキングによって検出し、中心位置が特定され次第、
直ちに、データ処理装置9により構造体26の内部のデ
ィスク取出し戻し機構29を動作させて、当該光ディス
ク1を構造体26の内部のディスクドライバー30にセ
ットし、当該光ディスク1の記録/再生を行わせること
ができる。この場合、そのセット位置に停止していて、
再生の終了した光ディスク1を直ちに元の収納位置に戻
すようにすれば、収納位置データDTの更新をする必要
はない。
【0076】このような構成の装置によっても、迅速か
つ正確に光ディスクの検索ができ、かつ取り出した光デ
ィスクを直ちに記録/再生できるので、大量の光ディス
クがある場合でも迅速に光ディスクの記録/再生が可能
になる。
【0077】なお、このように一体的に構成した構造体
26を複数台設けることによって、より一層迅速かつ大
量の光ディスクの記録/再生を行うことができる。この
場合、収納部2Aの両端に構造体26の待機領域を設
け、また、構造体26のディスクドライバー30で記録
/再生した光ディスク1を戻すときに常にエンドプレー
ト34と光ディスク1との間に戻すようにすれば、効率
よい検索、記録/再生の処理ができることになる。この
とき、収納位置データDTの変更処理を実行しておけば
よい。
【0078】上記各実施の形態において、情報記録ディ
スクを光ディスクの例で説明したが、もちろん他のディ
スク、例えば光磁気ディスク、磁気ディスク等であって
もよい。また、識別体の記録法としては、上記各実施の
形態においては、印刷やシールを貼ったり、成形技術に
よってピットを形成するなどの光学的記録の例で説明し
たが、磁性膜を塗布して磁気的に記録する方法や、成形
技術によって溝や孔を形成し、その静電容量の変化によ
って電気的に記録する方法や、さらに、光ディスクの情
報を記録したICチップを外周側面に貼る方法であって
もよい。
【0079】また、上記各実施の形態において、ディス
クドライバーは、記録/再生の双方が可能な装置で説明
したが、記録専用、再生専用のものであってもよい。
【0080】また、図15(a)〜(c)に示す断面図
のように、バーコード等を印刷し易いあるいはシールを
貼り付け易い素材60,61,62を光ディスク1の外
周側面7の全周面或いは一部周面に設け、それを介して
バーコード8を印刷あるいはバーコード8を付したシー
ルを貼るようにしてもよい。図15(b)及び(c)の
場合は、素材61,62の側面部61a,62aがスペ
ーサを兼ねることになり、収納部2の仕切板2bを不要
としてもよい。
【0081】ここで、光ディスク1の外周側面7の周面
にバーコード等を印刷する場合について説明する。図1
6及び図17は、バーコード等を光ディスク1の外周側
面7の周面に印刷する場合の説明図である。この図16
に示すように、光ディスク1の回転中心軸72を中心に
光ディスク1を回転させ、その回転に同期させつつプリ
ンター71により印刷するようにすればよい。または、
図17に示すように、光ディスク1は固定し、光ディス
ク1の回転中心軸72を中心にプリンター73または、
プリンター73のヘッドを円弧状に移動させつつ印刷す
るようにしてもよい。さらに、図16及び図17に示す
ような印刷方法を併用することにより、ある範囲内の印
刷をプリンター78のヘッドの回転で行い、次に、光デ
ィスク1を所定の角度だけ回転させた上で、再び、ヘッ
ドの回転によって印刷させるようにしてもよい。
【0082】なお、バーコード等は、光ディスクの外周
面の一部に設けるものであってもよいが、この場合に
は、光ディスクを収納部に収納するときに、常に、バー
コードがコード検出装置側に向くようにする機構が必要
となる。
【0083】加えて、光ディスク1の外周側面に設けた
複数のバーコード8について、例えば3個のバーコード
8のうち2個以上が同一であれば、そのコードは正しい
と判定する機能をデコーダ17の中に持たせることによ
って、光ディスク1の内容の検出誤差を低減することが
できる。
【0084】なお、上記実施の形態では、識別体として
バーコード8で説明したが、識別体は文字、数字、記
号、ドット、図形、あるいは、色を組み合わせることに
より情報を表わすカラーコード等であってもよい。これ
らの場合には、ビデオカメラ、電子スチルカメラ等の撮
像装置を利用し、かつパターン認識、あるいは、色識別
が可能となる技術を利用すればよい。
【0085】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、情報記録
ディスクの外周側面に識別体が設けられており、かつ、
情報記録ディスクの収納状態で全情報記録ディスクを検
索して全情報記録ディスクの内容と前記全情報記録ディ
スクの位置データとを関連つけた収納位置データを取得
するので、検索のためのデータを短時間にかつ自動的に
取得できる効果がある。また、検索すべき情報記録ディ
スクの要求があったときに前記収納位置データを参照す
るので、高速でしかも正確な情報記録ディスクの検索特
定ができる効果がある。
【0086】請求項2記載の発明では、前記情報記録デ
ィスクは、ディスクケースに収納しない光ディスク、光
磁気ディスク、または磁気ディスクであるので、ディス
クの適用範囲が広い利点がある。
【0087】、請求項3記載の発明では、前記識別体が
バーコード、文字、数字、記号、ドット、図形あるいは
カラーコードであるので、情報記録ディスクの内容の表
示が容易になる。
【0089】請求項4記載の発明では、前記識別体は、
情報記録ディスクの外周側面の全周面に設けているの
で、収納状態に関わらず情報記録ディスクの検索特定が
容易にできる。
【0090】請求項5記載の発明では、前記識別体は、
情報記録ディスクの外周側面の一部周面に設けてあるの
で、識別体を設けるための工数が少なくなる。
【0091】請求項6記載の発明では、前記コード検出
装置は、レーザビームを振らせて照射できるレーザ光照
射手段と、前記情報記録ディスクの外周側面にある識別
体より反射してきた反射光を検出して電気信号に変換す
るセンサ部とを備えたので、バーコード等の認識を正確
に行うことができる。
【0092】請求項7記載の発明では、前記コード検出
装置は、光を前記情報記録ディスクの外周側面に与える
照明装置と、前記情報記録ディスクの外周側面にある識
別体を撮影する撮像装置とを備え、画像としてデータを
取り込むことができるので、文字、数字、記号等であっ
ても認識することができる。
【0093】請求項8記載の発明によれば、迅速かつ正
確な情報記録ディスクの検索特定ができ、高速での情報
記録ディスクの記録/再生が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報記録ディスクの収納検索装置
の第1の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】同第1の実施の形態で使用する収納部を一部拡
大して示す斜視図である。
【図3】同第1の実施の形態で使用する外周側面に識別
体を設けた光ディスクを示す斜視図である。
【図4】同第1の実施の形態で使用するコード検出装置
を示す原理的構成図である。
【図5】同第1の実施の形態の信号処理系統を示すブロ
ック図である。
【図6】図6(a)は第1の実施の形態における収納部
の配置と収納位置データとの関係を説明するための説明
図であり、図6(b)は、データ処理装置内の外部メモ
リに記憶された収納位置データを説明するための図であ
る。
【図7】同第1の実施の形態の収納位置データの取得処
理を説明するためのフローチャートである。
【図8】同第1の実施の形態の通常の検索処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図9】同第1の実施の形態のトラッキング処理例1を
説明するための説明図である。
【図10】同第1の実施の形態のトラッキング処理例2
を説明するための説明図である。
【図11】同第2の実施の形態の信号処理系統を示すブ
ロック図である。
【図12】図12(a)はコード検出装置から得られる
1枚の画像を示す説明図であり、図12(b)は、その
画像のビデオ信号Vsを示す図である。
【図13】同第2の実施の形態のトラキッグ処理例4を
説明するための説明図である。
【図14】同第3の実施の形態を示す斜視図である。
【図15】図15(a)は光ディスクの外周側面に素材
を介して識別体を設けた第1の例を示す断面図であり、
図15(b)は光ディスクの外周側面に素材を介して識
別体を設けた第2の例を示す断面図であり、図15
(c)は光ディスクの外周側面に素材を介して識別体を
設けた第3の例を示す断面図である。
【図16】同光ディスクにコードを書き込む例を示す説
明図である。
【図17】同光ディスクにコードを書き込む他の例を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 2、2A 収納部 3、29 ディスク取出し戻し機構 4、28 レール 5、27 移動機構 6、6A、31 コード検出装置 8 バーコード 9 データ処理装置 9a コントロールユニット 9b 操作盤 9c モニタ 10a〜10f、30 ディスクドライバー 11 レーザ光照射手段 12 センサ部 16 A/D変換器 17 デコーダ 18 コントローラ 19 外部メモリ 21 ビデオカメラ(撮像装置) 22 照明装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 27/00 G11B 19/02 G06K 3/06 G11B 17/22 G11B 23/03

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録ディスクと前記情報記録ディス
    クを収納する収納部とを備え、前記収納部内の情報記録
    ディスクを検索できる情報記録ディスクの収納検索装置
    において、 前記情報記録ディスクの外周側面に、前記ディスクに関
    する情報が記録された識別体を設け、 前記情報記録ディスクの識別体の情報を読み取り電気信
    号に変換するコード検出装置と、 前記コード検出装置を多数の情報記録ディスクの積み重
    ね方向に対して移動させる移動機構と、前記移動機構を駆動制御しコード検出装置により全情報
    記録ディスクの識別体を全体サーチして上記全情報記録
    ディスクの識別体の内容を取り込み、この識別体の内容
    と前記全情報記録ディスクの位置データとを関連づけた
    収納位置データを取得しておき、検索すべき情報記録デ
    ィスクが指定されたときに前記収納位置データを参照し
    て前記移動機構を駆動制御して前記コード検出装置をブ
    ロック移動させ、当該位置データのブロック番号の位置
    に到着したところで、前記コード検出装置からのデータ
    と前記収納位置データとを比較照合し、より詳細に移動
    機構を制御して部分サーチをさせて当該検索すべき情報
    記録ディスクの位置を特定する データ処理装置とを備え
    たことを特徴とする情報記録ディスクの収納検索装置。
  2. 【請求項2】 前記情報記録ディスクは、ディスクケー
    スに収納しない光ディスク、光磁気ディスク、または磁
    気ディスクであることを特徴とする請求項1記載の情報
    記録ディスクの収納検索装置。
  3. 【請求項3】 前記識別体は、バーコード、文字、数
    字、記号、ドット、図形あるいはカラーコードであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の情報記録ディスクの収納
    検索装置。
  4. 【請求項4】 前記識別体は、情報記録ディスクの外周
    側面の全周面に設けたことを特徴とする請求項1記載の
    情報記録ディスクの収納検装置。
  5. 【請求項5】 前記識別体は、情報記録ディスクの外周
    側面の一部周面に設けたことを特徴とする請求項1記載
    の情報記録ディスクの収納検索装置。
  6. 【請求項6】 前記コード検出装置は、 レーザビームを前記情報記録ディスクの外周側面に照射
    するレーザ光照射手段と、 前記情報記録ディスクの外周側面にある識別体より反射
    してきた反射光を検出して電気信号に変換するセンサ部
    とを備えたことを特徴とする請求項1記載の情報記録デ
    ィスクの収納検索装置。
  7. 【請求項7】 前記コード検出装置は、 光を前記情報記録ディスクの外周側面に与える照明装置
    と、 前記情報記録ディスクの外周側面にある識別体を撮影す
    る撮像装置とを備えたことを特徴とする請求項1記載の
    情報記録ディスクの収納検索装置。
  8. 【請求項8】 情報記録ディスクと前記情報記録ディス
    クを収納する収納部とを備え、前記収納部内の情報記録
    ディスクを検索できる情報記録ディスクの収納検索装置
    を応用した情報記録ディスクの記録/再生装置におい
    て、 前記情報記録ディスクの外周側面に、前記ディスクに関
    する情報が記録された識別体を設け、前記情報記録ディスクの識別体の情報を読み取り電気信
    号に変換するコード検出装置、前記コード検出装置を多
    数の情報記録ディスクの積み重ね方向に対して移動させ
    る移動機構、前記移動機構を駆動制御しコード検出装置
    により全情報記録ディスクの識別体を全体サーチして上
    記全情報記録ディスクの識別体の内容を取り込み、この
    識別体の内容と前記全情報記録ディスクの位置データと
    を関連づけた収納位置データを取得しておき、検索すべ
    き情報記録ディスクが指定されたときに前記収納位置デ
    ータを参照して前記移動機構を駆動制御して前記コード
    検出装置をブロック移動させ、当該位置データのブロッ
    ク番号の位置に到着したところで、前記コード検出装置
    からのデータと前記収納位置データとを比較照合し、よ
    り詳細に移動機構を制御して部分サーチをさせて当該検
    索すべき情報記録デ ィスクの位置を特定するデータ処理
    装置からなる情報記録ディスクの収納検索装置と、 情報記録ディスクを記録/再生できるディスクドライバ
    ーと、 前記情報記録ディスクの収納検索装置で特定した情報記
    録ディスクを収納部から取り出して前記ディスクドライ
    バーにセットし、あるいは前記ディスクドライバーで記
    録/再生の終了した情報記録ディスクを収納部に戻すデ
    ィスク取出し戻し機構とを備えたことを特徴とする情報
    記録ディスクの記録/再生装置。
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