JP3135833B2 - 水中構造物の構築方法 - Google Patents

水中構造物の構築方法

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JP3135833B2
JP3135833B2 JP07329821A JP32982195A JP3135833B2 JP 3135833 B2 JP3135833 B2 JP 3135833B2 JP 07329821 A JP07329821 A JP 07329821A JP 32982195 A JP32982195 A JP 32982195A JP 3135833 B2 JP3135833 B2 JP 3135833B2
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幹雄 竹内
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水底面上に複数の
沈埋函体を直列状に連結してなる沈埋トンネル等の水中
構築物を構築する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、水底面上に沈埋トンネル等の
水中構造物を施工するには、ドライドッグ内で水中構造
物を組み立てたのち、ドライドッグに注水して水中構造
物を浮かせ、設置すべき場所まで曳航したのち沈設する
方法が一般的に行われているが、この方法では水中構造
物を設置場所まで曳航する作業船が必要であると共に沈
設する際に張設するアンカーワイヤーが水上交通の妨げ
となるという問題点がある。
【0003】このため、水中構造物を曳航することな
く、水中構造物を設置すべき水中部に隣接する場所から
沈埋函体を水中で順次連結しながら推進させて水中部の
水底面に水中構造物を構築する方法が、例えば特開平成
5ー332093号公報や特開平6ー58089号公報
に記載されている。前者は、水中構造物を構築すべき水
中部に隣接して立坑を築造し、この立坑に発進口を開設
して立坑内から発進口を通じて沈埋函体を連結しながら
順次推進させることにより水中部の水底面に水中構造物
を構築する方法であり、後者は、水中構造物を構築すべ
き水中部から地表面に連続する斜路を築造すると共に該
斜路と水中部との連設部に締切と開閉自在な通過口を有
する立坑とを設けておき、前記斜路上で水中構造物を組
み立てたのち、締切を撤去して斜路部に注水することに
より水中構造物を水没状態にし、この水中構造物を立坑
に設けた通過口を通じて水中部側に移動させることによ
り水中部の水底面に水中構造物を構築する方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
方法によれば、長大な沈埋函体を組み立てるためのドラ
イドッグを必要としない利点を有しているが、立坑内か
ら沈埋函体を水中部に発進させるものであるから、沈埋
函体の長さが立坑の前後幅によって制限されて、長大な
沈埋トンネル等の水中構造物を構築する場合には長さの
短い沈埋函体を数多く使用しなければならず、多大な施
工時間を要すると共に作業性が悪いという問題点があ
る。その上、沈埋函体を水中で推進させる時、沈埋函体
を浮力に対抗できる重量にして推進しなければならない
ために大きな推進力を必要とするという難点がある。
【0005】一方、後者の方法によれば、水中構造物を
築造すべき水中部に隣接した斜路上で沈埋函体を製作し
て水中構造物を構成するものであるから、水中部への水
中構造物の移送作業性が向上すると共にドライドッグ等
の製作スペースが不要となるという利点を有する反面、
水中構造物を斜路面上に接して水中部側に移動させるも
のであるから、円滑な移動を可能するには、斜路を全長
に亘って平滑にしたり、或いは斜路上に水中構造物走行
用ガイドレール等の移送手段を全長に亘って設けなけれ
ばならず、このような移送手段の設置作業に多大な手間
と費用を要するという問題点がある。また、斜路部に注
水したのちは、水中構造物を構成する全ての沈埋函体が
水中に没した状態となるので、水中部側へ移送中の水中
構造物は勿論、待機中の水中構造物に対しても位置合わ
せや移動等の作業が困難となる。その上、水中構造物同
士を水中で接合するものであるから、その接合作業にも
困難をきたすという問題点がある。
【0006】さらに、この水中接合手段としては、水中
コンクリート方式と水圧利用方式とが一般的に採用され
ているが、前者の方式は水中構造物を構成する沈埋函体
同士の継手部を仕切枠で囲ったのち、仕切枠間に水中コ
ンクリートを充填して止水し、前後沈埋函体の対向端部
内に張設している仮隔壁間の水を排除して内部で継手構
造を施工するものであるから、仕切枠の組み立てや水中
コンクリート打設等の水中作業を必要とするので、作業
性が悪いという問題点がある。
【0007】一方、後者の水圧利用方式は、図15に示す
ように、ゴムガスケット42を沈埋函体41、41の対向する
接合端面間に介在させた状態で沈埋函体41、41同士を互
いに接近する方向に移動させることによりゴムガスケッ
ト42を接合端面に密着させたのち、沈埋函体41、41の対
向端部内に張設している仮隔壁(図示せず)間の水を排
除して対向する仮隔壁間を大気圧状態にすることによ
り、沈埋函体41内からこれらの仮隔壁に作用する水圧に
よって沈埋函体41、41同士をさらに接近する方向に移動
させてゴムガスケット42を圧縮し、完全に止水した状態
にして大気圧状態の仮隔壁間の内部に作業員が入り、継
手構造43を施工する工法である。
【0008】この工法によれば、水中で沈埋函体41、41
同士が正確に接合できる位置に設置されているかどうか
を確認しながらゴムガスケット42が止水に必要な圧縮量
となるまでジャッキによる一方の沈埋函体41の引き寄せ
作業を行わなければならず、さらに、引き寄せ前には潜
水夫が潜水してゴムガスケット等の接合部に異物がない
ことを確認し、引き寄せ時にはゴムガスケット42の圧縮
状態に異常がないことを監視しながら作業をしなければ
ならず、接合作業が能率よく行えないという問題点があ
った。本発明はこのような問題点を全面的に解消し得る
水中構造物の構築方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の水中構造物の構
築方法は、水中部に水中構造物を構築するに際して前記
水中部に隣接して立坑と該立坑に連なる溝とを築造し、
立坑の前後壁面部に前記溝の底面から水中部の水底面に
連通する前後通路口を開設し、この前後通路口を通じて
溝側から沈埋函体を順次直列状に連結させながら水中部
に移動させて水中構造物を構築する方法において、予
め、前記立坑の前後通路口の内周面に膨張、収縮自在な
環状止水パッキンを装着しておき、互いに接合した前後
沈埋函体の接合部が立坑の前後通路口間に達したときに
前記環状止水パッキンを膨張させてこれらの前後沈埋函
体の接続すべき対向部外周面に水密状に圧着させ、次い
で、立坑内を排水して前後沈埋函体を大気中の立坑内で
接続し、しかるのち、立坑内に注水して沈埋函体を水中
部に移動させることを特徴とするものである。
【0010】上記水中構造物の構築方法において、請求
項2に係る発明は、前記水中部に立坑を介して隣接する
前記溝内で複数の沈埋函体を造成したのち該溝内に注水
することによってこれらの沈埋函体を浮上させ、この浮
上した沈埋函体を順次立坑側に移動させたのち、沈埋函
体内に注水することにより該沈埋函体を前記溝の溝底部
上における前記立坑の後側通路口に隣接して沈降させ、
立坑内で先行する沈埋函体の後続沈埋函体として前後沈
埋函体の接続作業を行うことを特徴とするものであり、
請求項3に係る発明は、前記溝を立坑側に向かって下向
きに傾斜した傾斜溝に形成すると共に該溝の下傾端部の
溝底を立坑の通路口に向かって沈埋函体を水平状態に設
置させる水平溝底部に形成しておき、この水平溝底部か
ら立坑の前後通路口を通じて沈埋函体を順次接続しなが
ら水中部側に移動させるように構成していることを特徴
としているものである。また、請求項4に係る発明は、
前記傾斜溝の水平溝底部上に配設した沈埋函体の後端面
に押圧部材を当接させ、該押圧部材を推進装置によって
押し進めて沈埋函体を水中部側に移動させること特徴と
するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】水中部の水底面に水中構造物を構
築するに際して、まず、水中部に隣接して仮締切壁を築
造し、この仮締切壁を介して溝を掘削、形成すると共に
仮締切壁に接して溝側に立坑を築造する。この立坑の前
後壁面部には水中部の水底面に連通し、且つ水中構造物
を構成する沈埋函体が通過可能な通路口を開設している
と共にこれらの前後通路口の内周面に膨張、収縮自在な
環状止水パッキンを装着している。さらに、立坑の後側
通路口に連通する前記溝の一部は前記水中部の水底面と
面一状態の水平溝底部に形成していると共にその他の溝
部分は該水平溝底部の後端から地表側に向かって上向き
に傾斜した傾斜溝部に形成してあり、該傾斜溝部及び水
平溝底部に注水する前にこの溝上で水中構造物を構成す
るための複数の沈埋函体を製作する。
【0012】沈埋函体の製作後、仮締切壁の一部を切断
することによって立坑の通路口に連通する開口部を設け
ると、水中部側の水が立坑の通路口を通じて溝内に流入
し、水中部と同一水面となるまで注水されると共にこの
注水によって沈埋函体が浮上する。この際、水平溝底部
上に配置している沈埋函体に対してはその中空内部の前
後に張設している仮隔壁間のバラスト部に注水すること
によって浮上させることなく、沈下状態で水平溝底部に
設置させておく。
【0013】この沈埋函体の後端面に押圧部材を当てが
って推進装置を作動させることにより該沈埋函体を立坑
の前後通路を通じて水中部側に推進させ、後端部が立坑
内に達した位置で推進を停止する。次いで、溝内で浮上
している最前部側の沈埋函体を立坑に向かって移動さ
せ、水平溝底部の上方に達した位置で該沈埋函体のバラ
スト部に注水して水平溝底部上に沈降させ、先行する前
記沈埋函体の後端面に後続沈埋函体としてその前端面を
対向させる。しかるのち、この後続沈埋函体を前記押圧
部材を介して推進装置により前進させ、その前端面を立
坑内で先行する沈埋函体の後端面に接合させる。
【0014】こうして、立坑の前後通路口間に前後沈埋
函体の接合部が位置すると、これらの通路口に装着して
いる環状止水パッキンを膨張させて前後沈埋函体の対向
部の外周面にそれぞれ圧着させ、立坑内を水中部と溝に
対して遮断する。この状態で立坑内を排水して大気圧状
態にすると、立坑内が水中部側と溝側よりも低圧とな
り、立坑側からの水圧によって前側の沈埋函体が後方
に、後側の沈埋函体が前方に押圧されたこれらの沈埋函
体の接合面が強固に密着する。次いで、作業員が立坑内
及び前後沈埋函体の対向部適所に設けているハッチを開
いて対向部の空間内に入り、前後沈埋函体の内外周面間
の連結作業とシール作業とを行う。
【0015】これらの作業が完了すると、前後環状パッ
キンを収縮させることにより溝側及び水中部側からの水
を立坑内に流入させ、しかるのち、後続する沈埋函体の
後端面を押圧部材を介して推進装置によりその後端部が
立坑内に位置するまで推進させる。次いで、溝内の水面
上に浮上している次の沈埋函体を立坑側に移動させたの
ち、この沈埋函体のバラスト部に注水して水平溝底部上
に沈降させ、上記同様に押圧部材を介して推進装置によ
り前進させて立坑内で先行する前記沈埋函体の後端面に
その前端面を接合させ、環状止水パッキンを膨張させて
これらの前後沈埋函体の対向端部外周面に密着させる。
しかるのち、立坑内を排水して前記同様にこれらの沈埋
函体の連結作業とシール作業を行い、作業完了後、環状
止水パッキンを収縮して立坑内に注水したのち、沈埋函
体を水中部側に推進させる。
【0016】上記のように、溝側に浮上している沈埋函
体の前進移動→該沈埋函体の沈降→水平溝底部側から立
坑側への推進移動→立坑内の排水→大気中における前後
沈埋函体の連結作業→水中部側への推進作業を繰り返し
行って水中部に直列状に連結した複数の沈埋函体よりな
る水中構造物を築造するものである。
【0017】
【実施例】本発明の具体的な実施例を図面について説明
すると、海や河川、湖等の水中部1の水底面にトンネル
等の水中構造物Aを構築するに際して、まず、図1に示
すように、水中部1と該水中部を挟んだ両側の陸地2と
の間に多数本の鋼管杭等を互いに水密に密接させながら
打ち込んで水中部1と陸地2とを遮断する仮締切3を形
成したのち、この仮締切3の陸地2側の面に仮締切3に
接して立坑4を築造すると共に一方の陸地2に地表面か
ら立坑4の下端部に向かって下向きに傾斜した傾斜溝5
を掘削、形成する。この傾斜溝5の幅は後述する沈埋函
体6を該傾斜溝5内で製作可能な幅を有していると共
に、傾斜溝5の下傾端部から立坑4の下端部後壁面に向
かって沈埋函体6が設置可能な面積を有する水平溝底部
5aに形成している。この水平溝底部5aの底面は、水中構
造物Aを構築すべき水底面1aと同一水平面上に設けられ
ている。なお、水中構造物Aを構築すべき水底面1aは、
沈埋函体を推進移動させる上で支障がなければ、必ずし
も水平でなく多少傾斜していてもよい。
【0018】立坑4にはその前後壁面部4a、4bの下端部
に、図6、図7に示すように、前記水平溝底部5aと水中
部1側とに連通する前後通路口7、8をそれぞれ開設し
ている。これらの前後通路口7、8は沈埋函体6の断面
形状と同一形状に形成され、且つ沈埋函体6が通過可能
な大きさに形成されている。前後通路口7、8の内周面
には膨張、収縮自在な環状の止水パッキン9、10が装着
されてあり、これらの止水パッキン9、10に連通する配
管を通じて、通路口7、8の下方における立坑4の下端
内部に設置した注入ポンプ11から水を供給することによ
り膨張するように構成している。また、立坑4の下端内
部には排水ポンプ12が設置され、該排水ポンプ12の吐出
口に接続した排水管13を立坑4の開口上端から立坑外に
導出している。
【0019】沈埋函体6は図6、図8に示すように、一
定長さを有する扁平な角筒形状に形成されてあり、その
中空内の前後端部には仮隔壁6a、6bが張設され、これら
の前後仮隔壁6a、6b間の中空室に対して水密性を保持さ
せている。沈埋函体6内にはその中央部と両側部とに仕
切壁6c、6dを全長に亘って一体に形成してあり、両側の
仕切壁6d、6dと沈埋函体6の両側壁との間の空間部をバ
ラスト部14に形成している。さらに、沈埋函体6の前後
端部における内外周面には断面L字状に切欠いてなる継
手用周段部15、16が設けられてあり、外周側の前後周段
部15には図10に示すように、沈埋函体6、6同士を連結
するためのゴムバンド等の止水用環状シール材17を配設
するように形成している一方、内周側の前後周段部16に
はカップラー18によって連結される連結棒材19の先端結
合部材20が設けられている。
【0020】連結棒材19は沈埋函体6の前後端部内に長
さ方向に穿設してなる挿入孔21に挿入されてあり、この
挿入孔21の奥底側においてその外周面に巻回した螺旋鉄
筋22を介して沈埋函体6に一体的に固着されていると共
にその先端結合部材20を沈埋函体6から前後方向に突出
させている。挿入孔21は沈埋函体6の周方向に一定間隔
毎に複数個、穿設され、各挿入孔21に連結棒材19を配設
しているものである。23は内周側の前後周段部16から沈
埋函体6の前後端面に全周に亘って設けている条溝24内
に連通した止水材注入孔である。25は沈埋函体6の底壁
部の前端部に内外周面間に亘って貫設したハッチ(図7
に示す)で、前側の仮隔壁6aの前方側空間内に連通して
あり、その下端開口部には開閉自在な扉体26を設けてあ
る。27は沈埋函体6の底壁部下面四方に取り付けている
ローラで、後述するガイドレール28、29上を走行するも
のである。
【0021】仮締切3によって傾斜溝5側との連通を遮
断された上記水中部1は、水中構造物Aを構築すべき深
さまで掘削されてその水平な水底面1a上に基礎砕石を敷
設し、該基礎砕石上に、図2に示すように、仮締切3か
ら他方の陸地(対岸)側に向かってガイドレール28を敷
設しておく。一方、傾斜溝5と水平溝底部5aの溝底にも
基礎砕石を敷設し、水平溝底部5a上に上記ガイドレール
28と同一水平面上で且つこのガイドレール28の延長方向
にガイドレール29を敷設しておく。
【0022】上記傾斜溝5に敷設した基礎砕石は、水中
構造物Aの構築後において、該水中構造物Aに連なる陸
地側のトンネルの基礎砕石として使用される。なお、地
盤が軟弱な場合には基礎砕石下に基礎杭を打設しておけ
ばよい。また、水平溝底部5a上には、図6に示すよう
に、沈埋函体6の後端面を押圧する押圧部材30とこの押
圧部材30を介して沈埋函体6を推進するための推進装置
31とを配設している。この推進装置31は上記押圧部材30
の背面上端部両側に設けた巻取ドラム32と、該巻取ドム
32に巻回されてその端部を立坑4の後壁面部4bに固定し
てなるワイヤ33と、押圧部材30の背面上端部に設置され
た巻取ドラム駆動用モータ34とから構成されている。
【0023】沈埋函体6は注水前の傾斜溝5の溝底上で
製作されて該傾斜溝5の長さ方向に直列状に配列した状
態となるように順次組み立てられると共に、図1に示す
ように水中部1に向かって最初に推進される最前部の沈
埋函体6については、水平溝底部5aのガイドレール29上
に組み立てておけば、水中部1に対する推進移動が直接
行えることができるので好ましい。
【0024】こうして、傾斜溝5上に複数の沈埋函体6
を製作したのち、立坑4に開設している前側通路口7に
接した仮締切3の下端部を該通路口7よりもやゝ大きく
なるように切除してその切除口3aを通路口7に連通させ
ると、水中部1側の水が切除口3aから立坑4の前後通路
口7、8を通じて傾斜溝5内に流入し、傾斜溝5が水中
部1と同一水面高にまで注水35される。この注水35によ
って傾斜溝5上で製作した複数の沈埋函体6はその前後
仮隔壁6a、6b間内の空間部に封入されている空気によっ
て図2に示すように浮上する。一方、水平溝底部5a上に
製作されている最前部の沈埋函体6に対しては、予め、
バラスト部14内に注水することにより、この沈埋函体6
の重力と浮力とが均衡を保った状態に調整して浮上させ
ることなくガイドレール29上に設置しておく。なお、仮
締切3は切除することなく、上方に適宜長さ引き上げる
ことによって通路口7に連通する開口部を設けてもよ
い。
【0025】次いで、水平溝底部5a上の沈埋函体6の後
端面に、ガイドレール29の後端部上に設置している押圧
部材30を前進移動させて当てがったのち、駆動モータ34
により巻取ドラム32を巻取り方向に回転させることによ
ってワイヤ33を引き寄せながらその反力で沈埋函体6を
立坑4の前後通路口7、8を通じて水中部1の水底面1a
に敷設しているガイドレール28上にローラ27を介して移
動させる。この沈埋函体6の後端部が立坑4内に達した
時に推進を停止する。
【0026】一方、傾斜溝5の水面に浮上している最前
部の沈埋函体6を浮かせた状態で立坑4側に向かって移
動させ、水平溝底部5aの上方に達した位置で停止させた
のちバラスト部14内に注水することにより該沈埋函体6
を水平溝底部5aのガイドレール29上に沈降、設置させる
(図3参照)。なお、この時、沈埋函体6の重量が浮力
よりも大きくなるようにバラスト部14内に対する注水量
を調整しておく。
【0027】ガイドレール29上に沈下した沈埋函体6
は、上記同様にその後端面に押圧部材30を当てがって推
進装置31により前進させ、先に推進した沈埋函体6の後
端面にその前端面を接合させてこれらの前後沈埋函体
6、6を、その接合面が立坑4の前後通路口7、8間に
位置するまで一体に前進させる。しかるのち、前後通路
口7、8に装着している止水パッキン9、10に注入ポン
プ11によって水を注入して膨張させ、図9に示すように
これらの前後止水パッキン9、10を前側の沈埋函体6の
後端部外周面と後側の沈埋函体6の前端部外周面とに夫
々水密状態に圧着させることにより、立坑4内を水中部
1と傾斜溝5側に対して遮断する。
【0028】次いで、立坑4の底部内に設置している排
水ポンプ12を作動させることにより立坑4内を排水して
大気状態とする。この際、立坑4内に位置した前後沈埋
函体6、6の仮隔壁6a、6b間に充満している水も接合面
からの隙間等を通じて排水されて同じく大気状態とな
る。そうすると、立坑4内が水中部1や溝5側の水圧よ
りも低圧になるので、前側の沈埋函体6がその前側仮隔
壁6aに作用する水圧によって後方に押圧される一方、後
側の沈埋函体6がその後側仮隔壁6bに作用する水圧によ
って前方に押圧され、これらの前後沈埋函体6、6の接
合面が一層強固に密着すると共にその密着状態を維持す
る。
【0029】この状態で作業員が立坑4内に入り、図9
〜図11に示すように前後沈埋函体6、6の接合部におけ
る対向端部の外周段部15、15間に亘って環状シール材17
を装着し、その両端縁部をボルト36によって外周段部1
5、15に固着する。この環状シール材17の中央部には全
周に亘って断面半円形状の突条部17a が設けられてあ
り、該環状シール材17の装着後、この突条部17a 内に止
水材37を注入すると共にその注入後、両外周段部15、15
にコンクリート38を打設する。また、作業員がハッチ25
の扉体26を開いて前後沈埋函体6、6の仮隔壁6a、6b間
の空間部内に入り、互いに接合した前後沈埋函体6、6
の内周側周段部16、16に突出している全ての連結棒材1
9、19間をカップラー18によって連結すると共に注入孔2
3から条溝24に止水材を注入して前後沈埋函体6、6の
接合面を止水する。この条溝24への止水材の注入は、前
後沈埋函体6、6の接合時でなく、水中構造物Aの使用
時に前後沈埋函体の接合部からの漏水があった時にして
もよい。その場合、条溝24は補修用の止め水材の注入溝
として使用される。
【0030】このような大気中におけるシール作業と連
結作業が完了した後、前後の環状止水パッキン9、10内
の水を抜いて該止水パッキン9、10を収縮させることに
より前後沈埋函体6、6に対する圧着を解くと、水中部
1側及び溝5側から立坑4内に注水される。この際、前
後沈埋函体6、6の接合面は上記のようにシールされて
いるので、その内部に水が浸入する虞れはない。こうし
て、前後沈埋函体6、6を一体に接合、連結したのち、
後側の沈埋函体6の後端面に押圧部材30を当てがって推
進装置31により前後沈埋函体6、6を水中部1側のガイ
ドレール28上に推進させる。
【0031】後側の沈埋函体6の後端部が立坑4内に達
すると、その推進を停止し、再び、上記同様にして傾斜
溝5の水面上に浮上している次の沈埋函体6を立坑4側
に移動させたのち、そのバラスト部14内に注水すること
によって水平溝底部5aのガイドレール29上に沈降させ、
押圧部材30と推進装置31によって前進させて後端部が立
坑4内に位置させた先行する上記沈埋函体6の後端面に
接合させ、前後止水パッキン9、10を膨張させてこれら
の接合部における外周面に密着させたのち、立坑4内を
排水して前記同様に大気中においてシール材17の装着に
よるシール作業と連結細長を材19、19間のカップラー18
による連結作業とを行い、作業完了後、止水パッキン
9、10を収縮させて立坑4内に注水したのち、直列状に
連結したこれらの沈埋函体6・・を水中部1側に推進さ
せる。
【0032】上記のように、傾斜溝5の水面に浮上して
いる沈埋函体の前進移動→該沈埋函体の沈降→水平溝底
部側から立坑側への推進移動→立坑内の排水→大気中に
おける前後沈埋函体の連結作業→水中部側への推進作業
を繰り返し行って水中部1のガイドレール28上に、対岸
側の立坑4に達して直列状に連結した複数の沈埋函体よ
りなる水中構造物Aを築造するものである。水中構造物
Aの築造後、水中構造物Aの底部にモルタル等を打設し
たのち水中部1を埋戻して水中構造物Aを埋設する。
【0033】一方、水平溝底部5aを有する傾斜溝5内に
充満している水を排除する。この排水によって立坑4の
前後通路口7、8に連通している水中構造物Aの最後部
の沈埋函体6を通じて全ての沈埋函体6のバラスト部14
内の水も排除される。排水後、沈埋函体6の仮隔壁6a、
6bを除去して水中構造物Aの内部が全長に亘って連通し
た水中トンネルに形成すると共に、図5に示すように、
傾斜溝5の下端水平溝底部5aを補修して地表面から立坑
4の後側通路口8に至るまでの傾斜溝5に形成したの
ち、この傾斜溝5上に現場施工によって水中構造物Aの
後端に連結、連通した陸地側のトンネルBを構築するも
のである。
【0034】なお、以上の実施例においては、一方の陸
地側から水中部1の水底面1aに水中構造物Aを構築した
が、水中部1の両側の陸地2、2から水中部1の水底面
1aに水中構造物Aを上記実施例と同様な方法によって構
築してもよい。即ち、図13に示すように、水中部1を挟
んだ両立坑4、4の陸地側に上記実施例と同様に水平溝
底部5aを有する傾斜溝5を掘削してこの傾斜溝5内で複
数の沈埋函体6を製作したのち、仮締切3、3の一部を
立坑4、4の前後通路口7、8に連通するように除去す
ることによって両傾斜溝5、5内に注水して沈埋函体6
を浮上させ、これらの沈埋函体6を水平溝底部5aの上方
まで順次移動させたのち、バラスト部14内に注水するこ
とによって水平溝底部5aのガイドレール29上に沈降させ
る。
【0035】しかるのち、両方の立坑4、4側から上記
実施例と同様にして沈埋函体6を順次推進させ、水中部
1の水平面1aの中央部で接合した沈埋函体6、6同士を
連結して水中構造物Aを構築する。次いで、水中構造物
Aの底部に対するモルタル等の打設と水中部1の埋め戻
しを行う共に、傾斜溝5、5及び水中構造物A内を排水
して水中トンネルとし、この水中トンネルの両端開口部
から地表面に達する陸地側トンネルを構築するものであ
る。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明の水中構造物の構築
方法によれば、陸地側の溝から立坑の通路口を通じて沈
埋函体を接合しながら順次水中部に移動させる際に、前
記立坑の前後通路口の内周面に膨張、収縮自在な環状止
水パッキンを装着しておき、互いに接合した前後沈埋函
体の接合部が立坑の前後通路口間に達したときに前記環
状止水パッキンを膨張させてこれらの前後沈埋函体の接
続すべき対向部外周面に水密状に圧着させ、次いで、立
坑内を排水して前後沈埋函体を大気中の立坑内で接続
し、しかるのち、立坑内に注水して沈埋函体を水中部に
移動させるものであるから、沈埋函体同士の接続作業を
大気中で直接監視しながら行うことができるので、その
接続作業や止水作業が能率よく且つ確実に行えると共に
沈埋函体の接合面の止水作業が外周側からも容易に行え
て一層確実な止水が可能となるものである。その上、立
坑内の排水によって、前後止水パッキン間の沈埋函体同
士の接合部分が大気圧となるので、沈埋函体同士の接合
面が溝側の水中部側の水圧で強制的に強固に密着させら
れ、その密着状態下で上記接続作業や止水作業が円滑に
行えるものである。
【0037】また、前記溝を陸地側から立坑側に向かっ
て下向きに傾斜した傾斜溝に形成すると共にその下傾端
部の溝底を立坑の通路口に向かって沈埋函体を水平状態
に設置させる水平溝底部に形成しておくことによって、
この水平溝底部上に沈埋函体を順次設置して該水平溝底
部と面一の水中部の水底面側に沈埋函体を能率よく推進
させることができると共に、立坑内の前後通路口間での
沈埋函体同士の接合が容易かつ正確に行わせることがで
き、沈埋函体間の接続作業が円滑に行えるものである。
【0038】さらに、前記傾斜溝上で沈埋函体を製作し
たのち、該溝内に注水することによってこれらの沈埋函
体を浮上させ、この浮上した沈埋函体を順次立坑側に移
動させたのち、沈埋函体内に注水することにより該沈埋
函体を前記溝の溝底部上における前記立坑の後側通路口
に隣接した位置に沈降させ、立坑内で先行する沈埋函体
の後続沈埋函体として前後沈埋函体の接続作業を行うも
のであるから、従来のように水中において傾斜溝の溝底
上を立坑に向かって移動させる場合に必要な移送手段を
不必要にすることができるばかりでなく、沈埋函体を迅
速に設置すべき水平溝底部の上方まで移動させることが
でき、その位置で、沈埋函体のバラスト部内に注水する
ことにより、容易に水平溝底部上に沈埋函体を沈降させ
ることができる。
【0039】その上、沈埋函体のバラスト部内への注水
量を調整することによって沈埋函体に浮力を保持させて
おくことができ、従って、水中内での重量が著しく軽減
されて直列状に接続した沈埋函体を小さな推進力でもっ
て水中部側へ円滑に推進、移動させることができるもの
である。
【0040】この推進装置として、前記傾斜溝の水平溝
底部上に沈埋函体の後端面の押圧部材を配設しておき、
この押圧部材を沈埋函体の後端面に当接させると共に該
押圧部材の後面に配設した巻取ドラムのワイヤを立坑の
後部壁面に結着させた状態で巻取ドラムを巻取るという
簡単な構造を採用することにより、前記傾斜溝の水平溝
底部上に設置される沈埋函体を順次、効率よく推進させ
ることができ、水中構造物を作業性よく築造し得るもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】溝上に複数の沈埋函体を作製した状態の簡略縦
断側面図、
【図2】溝内に注水して沈埋函体を浮上させた状態の簡
略縦断側面図、
【図3】沈埋函体を沈降させて水中部側に移動させる状
態を示す簡略縦断側面図、
【図4】沈埋函体同士の接合部を立坑内に位置させた状
態の簡略縦断側面図、
【図5】水中構造物と陸地側トンネルとを築造した状態
の簡略縦断側面図、
【図6】沈埋函体同士の接合部を立坑内に位置させた状
態の縦断側面図、
【図7】その拡大縦断側面図、
【図8】沈埋函体の外周面に環状止水パッキンを密着さ
せた状態の拡大縦断正面図、
【図9】その一部拡大縦断側面図、
【図10】沈埋函体同士を連結した状態を示す一部拡大
縦断側面図、
【図11】その一部の縦断正面図、
【図12】水中部上の沈埋函体の縦断正面図、
【図13】本発明の別な実施例を示す簡略縦断側面図、
【図14】その施工状態を示す簡略縦断側面図、
【図15】従来のシール状態を示す縦断側面図。
【符号の説明】
1 水中部 1a 水底面 2 陸地 3 仮締切 4 立坑 5 傾斜溝 5a 水平溝底部 6 沈埋函体 7、8 前後通路口 9、10 環状止水パッキン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−58090(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 29/07 - 29/073

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水中部に水中構造物を構築するに際して
    前記水中部に隣接して立坑と該立坑に連なる溝とを築造
    し、立坑の前後壁面部に前記溝の底面から水中部の水底
    面に連通する前後通路口を開設し、この前後通路口を通
    じて溝側から沈埋函体を順次直列状に連結させながら水
    中部に移動させて水中構造物を構築する方法において、
    予め、前記立坑の前後通路口の内周面に膨張、収縮自在
    な環状止水パッキンを装着しておき、互いに接合した前
    後沈埋函体の接合部が立坑の前後通路口間に達したとき
    に前記環状止水パッキンを膨張させてこれらの前後沈埋
    函体の接続すべき対向部外周面に水密状に圧着させ、次
    いで、立坑内を排水して前後沈埋函体を大気中の立坑内
    で接続し、しかるのち、立坑内に注水して沈埋函体を水
    中部に移動させることを特徴とする水中構造物の構築方
    法。
  2. 【請求項2】 前記水中部に立坑を介して隣接する前記
    溝内で複数の沈埋函体を作製したのち該溝内に注水する
    ことによってこれらの沈埋函体を浮上させ、この浮上し
    た沈埋函体を順次立坑側に移動させたのち、沈埋函体内
    に注水することにより該沈埋函体を前記溝の溝底部上に
    おける前記立坑の後側通路口に隣接して沈降させ、しか
    るのち、立坑内で先行する沈埋函体の後続沈埋函体とし
    て前後沈埋函体の接続作業を行うことを特徴とする請求
    項1記載の水中構造物の構築方法。
  3. 【請求項3】 前記溝は立坑側に向かって下向きに傾斜
    した傾斜溝に形成されていると共にその下傾端部の溝底
    を立坑の通路口に向かって沈埋函体を水平状態に設置さ
    せる水平溝底部に形成してあり、該水平溝底部から立坑
    の前後通路口を通じて沈埋函体を順次接続しながら水中
    部側に移動させるように構成していることを特徴とする
    請求項1または請求項2記載の水中構造物の構築方法。
  4. 【請求項4】 前記傾斜溝の水平溝底部上に配設した沈
    埋函体の後端面に押圧部材を当接させ、該押圧部材を推
    進装置によって押し進めて沈埋函体を水中部側に移動さ
    せることを特徴とする請求項3記載の水中構造物の構築
    方法。
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