JP3135789U - 箔押加工用版 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】箔押加工用版1は、版基材11の表面に形成された箔押パターン27を有する箔押部2と、その箔押部2の内領域に形成された表層付箔押部3と、その表層付箔押部3を囲むように形成された表層抜刃31とを備える。このような箔押加工用版1と、ベースフィルム層付転写箔材料とを使用して転写加工した場合、転写箔層に加えてベースフィルム層も被加工物に転写形成される。
【選択図】図2
Description
従来の箔押加工用版は、版基材の表面に形成された箔押部を備え、その箔押部は版基材の表面に略垂直方向に突出して形成された略平面表面形状の箔押突起部を有し、箔押突起部の表面に所定文字・模様・文様・図柄・絵柄等の凹凸形状の箔押パターンが刻設されている。
このような箔押加工用版を箔押転写装置に装着して、転写箔材料を介して紙などの被加工物の表面に向けて押圧して、転写箔材料により形成された所定の文字・模様・文様・図柄・絵柄等の凹凸パターン形状の箔加工パターンを有する箔押加工部が被加工物の表面に転写形成されて箔押加工される。
転写箔材料としては少なくともベースフィルム層と転写箔層とを有するベースフィルム層付転写箔材料が使用され、例えば、ベースフィルム層・離型層・表面保護層・着色層・金属層・接着層とからなるベースフィルム層付転写箔材料が使用される。このようなベースフィルム層付転写箔材料を使用した場合、箔押加工時に、離型層を境として、転写箔層のみ、すなわち、表面保護層・着色層・金属層・接着層のみが被加工物の表面に転写されるとともに接着されて、箔加工パターンが形成される。この場合、ベースフィルム層はキャリアフィルムとしての役割を有し、被加工物表面に転写されることなく、転写箔材料側に残存する。
また、上記のような表層フィルム付箔押加工部を有するとともに、さらに、表層フィルム層がなく転写箔層のみを有する転写箔加工部をも形成することにより、異なる表面光沢を放つ箔加工パターンを転写形成できる箔押加工用版を提供する。
また、本考案において、望ましくは、前記版基材はロール形状を有し、前記箔押部および前記表層付箔押部は、前記ロール形状の基板材の表面に形成されている。
また、ベースフィルム層によりなる表層フィルム層付箔押加工部において、ベースフィルム層は一般に機械的強度が強いために傷などの損傷の発生が防止され、また、ベースフィルム層が存在するために湿気の透過が抑えられて温度湿度等の雰囲気条件に起因する色褪せなどの箔押加工部の経時的劣化が抑えられる。
また、表層付箔押部を囲むように表層抜刃を形成した構成により、転写加工された被加工物の表層フィルム層付箔押加工部において、被加工物を盛り上げるとともに、ベースフィルム層と転写箔層とを転写形成する盛り上げ作用もあり、箔加工パターンの意匠効果が向上する効果がある。
図1は本考案の箔押加工用版を使用した箔押加工装置の一実施例の概略構成図である。図1の箔押加工装置は原理的な機構を示すものであり、支持部材9の上に置かれた被加工物10に対し、ロール状に巻かれた転写箔材料としてのベースフィルム層付転写箔材料4から一対の送受ロール5で繰り出されるベースフィルム層付転写箔材料4を間に挟んで、所望の文字・模様・文様・図柄・絵柄等の凹凸パターンを刻設した箔押抜き加工用版1を固定した熱盤7で支持して配置し、プレス8により上下方向に押圧・離反させてベースフィルム層付転写箔材料4を転写印刷するように構成されている。転写印刷加工された残りのベースフィルム層付転写箔材料4は他方の送受ロール5で巻き取られる。プレス8と熱盤7は基盤を構成し、これら基盤が上下動する。この場合、熱盤7を加熱しない構成、または、熱盤7を使用しないでプレス8に箔押加工用版1を直接に固定した構成、または、熱盤7に基板(図示しない)を固定してその基板の表面に箔押加工用版1を固定した構成も可能である。本実施例において、箔押加工用版1としては平板状の箔押加工用版1が使用される。
箔押部2は版基材11の表面に略垂直方向に突出して形成された略平面表面形状の箔押突起部26を有し、箔押パターン27が箔押突起部26の表面に刻設されている。箔押突起部26の表面は版基材11の表面と平行に形成されている。表層抜刃31は、箔押突起部26の表面に略垂直方向に突出して所望の先端形状を有するとともに、箔押突起部26の表面に平行方向に表層付箔押部3を囲んで線状に連続した形状で形成されている。本実施例では、表層抜刃31は所定の鋭角な先端角度を有する。
図2の実施例においては、箔押部2は略円形状で、表層付箔押部3は略6角形状の実施例を示すが、これらの箔押部2や表層付箔押部3の形状に限定されることなく、任意の所望の形状に形成した箔押加工用版1を使用することができる。
図2において、箔押突起部26の表面の所定領域に箔押パターン27が形成され、箔押パターン27の一実施例としての「網目状微細模様」と、「BC株式会社」の反転文字とが刻設されているが、これに限定されることなく、箔押パターン27としては、箔押突起部26の表面の所望の領域に、所望の文字・記号・模様・文様・図柄・絵柄・万線などの凹凸パターンまたはこれらの組み合わせパターンまたは無凹凸パターンを使用することができる。箔押パターン27の凹凸形状は特に限定されないが、例えば、線幅約0.01mmから約0.1mmの万線状模様、点幅約0.1から約1mmの複数点により描かれた図柄・絵柄、約1mmから約10mmの大きさの文字・記号・文様、または、これらの組み合わせなどの凹凸パターンが適用される。箔押パターン27の深さは特に限定されないが、例えば、約0.01mmから約1.5mmである。このような箔押パターン27は、腐蝕エッチング加工、レーザ加工、機械加工、またはこれらの組み合わせ等により刻設される。例えば、図2に示される箔押パターン27において、黒く塗りつぶされている部分が凹形状に刻設されている。また、箔押パターン27において、黒く塗りつぶされている部分が凸形状に刻設されている形状も使用可能である。なお、図2の断面図(B)と側面図(C)において、箔押パターン27は図示を略している。
また、本実施例において、表層抜刃31の高さと箔押突起部26の高さとの差は、使用するベースフィルム層と転写箔層とを有するベースフィルム層付転写箔材料4のベースフィルム層の厚さと同等以上であって、使用する被加工物10に損傷を与えない程度の高さが望ましい。
また、本実施例において、表層抜刃31は鋭角な先端角度を有するが、本考案においては、これに限定されることなく、使用するベースフィルム層付転写箔材料4のベースフィルム層を抜き取ることができるような所望の先端形状を有することが望ましく、例えば、表層抜刃31の断面において先端部が平らな台形であるような先端形状も使用できる。
図3において、被加工物10としてのレター用紙の表面に、使用した箔押加工用版1の箔押部2に対応して箔押加工部20が箔押転写形成され、表層付箔押部3に対応して表層フィルム付箔押加工部30が前記箔押加工部20の所定の領域に箔押転写形成されている。表層フィルム付箔押加工部30は使用したベースフィルム層付転写箔材料4から転写箔層と一緒に同時に抜き取られて形成されたベースフィルム層から構成される。この場合、被加工物側に転写されなかった残りのベースフィルム層と転写箔層とを含むベースフィルム層付転写箔材料4は、他方の送受ロール5により巻き取られる。
箔押加工部20の所定の領域に、箔押加工用版1の箔押パターン27に対応した反転形状の箔加工パターン28が凹凸模様で箔押加工形成される。
ベースフィルム層付転写箔材料4としては、例えば、ベースフィルム層・離型層・表面保護層・着色層・金属層・接着層とから構成され、ベースフィルム層(約0.01mm−0.05mm厚)と転写箔層とからなる転写箔材料が使用できる。ここで、ベースフィルム層はキャリアフィルム層とも呼ばれ、ポリエステルフィルムなどの強靭なフィルムが使用される。転写箔層は例えば、表面保護層・着色層・金属層・接着層から構成される。着色層としては、染料や顔料などの着色剤含有材や着色フィルム層などが使用される。表面保護層としては、透明または着色された塗料やプラスチックフィルムが使用される。金属層としては金属蒸着層、金属薄膜層、金属蒸着フィルム層または金属箔層などが使用される。接着層は対象となる被加工物に接着しやすい材質の接着剤より構成される。離型層は、ベースフィルム層側または転写箔層側に形成される。これらの金属層の金属の種類や着色層の色の種類を組み合わせることによって、「金色」、「銀色」、「メタリックブルー」、「メタリックピンク」などの所望の色を呈するベースフィルム層付転写箔材料4が得られる。
このようなベースフィルム層付転写箔材料4を使用した場合、箔押加工部20においては、転写箔層(表面保護層・着色層・金属層・接着層)の接着層側が被加工物の表面に接着されて箔押転写形成され、表層フィルム付箔押加工部30においては、その転写箔層の上にベースフィルム層をも箔押転写形成している。
なお、本実施例において、ベースフィルム層付転写箔材料4の転写箔層として、表面保護層・着色層・金属層・接着層からなる構成を例示したが、これに限定されることなく、箔押により転写形成できる所定の構成からなる転写箔層が使用できる。
被加工物10としては、本実施例においてはレター用紙を使用したが、これに限定されることなく、例えば、通常の紙類、厚紙、便箋、ノート表紙、カード、ラベル、繊維織物、布、不織布等、樹脂コートされた紙類、防水コートされた紙類、プラスチックフィルムとラミネートされた紙類、プラスチックフィルムシート、皮革製品、プラスチック薄板、金属薄板、ラミネートフィルム、プラスチック製シート、プラスチック成形品、などが使用される。
図4は本考案の他の実施例の箔押加工用版1の概略図であり、(A)は平面図、(B)は平面図のC−C切断線における断面図、(C)は側面図を示す。箔押加工用版1は、略平面の表面形状を有する版基材11と、その版基材11の表面に形成された表層付箔押部3と、その表層付箔押部3を囲んで形成された表層抜刃31を備える。表層付箔押部3は版基材11の表面に略垂直方向に突出して形成された略平面表面形状の箔押突起部26を有し、箔押パターン27は箔押突起部26の表面に形成されている。箔押突起部26の表面は版基材11の表面と平行に形成されている。表層抜刃31の外周側は版基材11の表面から高さ方向突出して形成され、表層抜刃31の内周側は箔押突起部26の表面から高さ方向に突出して形成されている。すなわち、箔押部2の全領域が表層付箔押部3となっていると同時に、箔押突起部26の全領域も表層付箔押部3となっている。
表層抜刃31は、版基材11の表面に対して略垂直方向に突出して所定の先端形状を有するとともに、版基材11の表面に平行方向に表層付箔押部33を囲んで線状に連続した形状であり、特に、表層抜刃31の外周側は版基材11の表面から高さ方向に突出し、表層抜刃31の内周側は箔押突起部26の表面から高さ方向に突出して高く形成されている。本実施例における表層抜刃31の先端形状は鋭角な先端形状を示しているが、これに限定されることなく、実施例1で説明した内容と同じく、使用するベースフィルム層付転写箔材料4に対応してそのベースフィルム層を抜き取ることができるような形状が望ましい。
本実施例の図4においては、は略円形状の実施例を示すが、この表層付箔押部3の形状に限定されることなく、任意の所望の形状に形成した箔押加工用版1を使用することができる。また、本実施例における表層付箔押部3や表層抜刃31などのその他の構成および変形例は、実施例1で説明した内容と同じ例も適用できる。
図5において、被加工物10としての厚紙の表面に、使用した箔押加工用版1の表層付箔押部3に対応して表層フィルム付箔押加工部30が箔押印刷形成される。この場合、表層フィルム付箔押加工部30の下には使用したベースフィルム層付転写箔材料4の転写箔層から形成された箔押加工部20が転写形成されている。すなわち、表層フィルム付箔押加工部30は使用したベースフィルム層付転写箔材料4から転写箔層と一緒に同時に抜き取られて形成されたベースフィルム層から構成される。被加工物側に転写されなかった残りのベースフィルム層と転写箔層とを含むベースフィルム層付転写箔材料4は、他方の送受ロール5により巻き取られる。表層フィルム付箔押加工部30の所定の領域に、箔押加工用版1の箔押パターン27に対応した反転形状の箔加工パターン28が凹凸模様で箔押加工形成される。
本実施例において、実施例1で説明したことと同じく、表層抜刃31の高さと箔押突起部26の高さとの差は、使用するベースフィルム層と転写箔層とを有するベースフィルム層付転写箔材料4のベースフィルム層の厚さと同等以上であって、使用する被加工部に損傷を与えない程度の高さが望ましい。特に、表層抜刃31の高さと箔押突起部26の高さとの差がベースフィルム層の厚さの約2倍から約5倍の寸法にした場合、ベースフィルム層と転写箔層とを被加工物10に転写接着形成するとともに、転写された被加工物10の領域のみをその周囲の被加工物10の表面よりも盛り上げる作用があり、箔押加工部の被加工物をも立体的に盛り上げて意匠的効果を高める盛上効果が発揮される。たとえば、約0.3mm厚のベースフィルム層を有するベースフィルム層付転写箔材料4を使用し、表層抜刃31の高さと箔押突起部26の高さとの差が0.1mmである箔押加工用版1を使用して加工した場合、上述した被加工物10の盛上効果が著しく良好に発揮される。このような盛上効果を必要としない場合には、表層抜刃31の高さと箔押突起部26の高さとの差を小さく設計すればよい。
図6は本考案の他の実施例の箔押加工用版1の概略図であり、(A)は平面図、(B)は平面図のE−E切断線における断面図、(C)は側面図を示す。箔押加工用版1は、略平面の表面形状を有する版基材11と、その版基材11の表面に形成された箔押部2と、表層抜刃31により囲まれた表層付箔押部3とを備える。箔押部2は版基材11の表面から突出して形成された箔押突起部26を有し、箔押パターン27は箔押突起部26の表面に形成されている。表層付箔押部3は箔押部2の内領域に形成され、表層抜刃31の外周側は箔押部2の表面から高さ方向に突出して形成され、表層抜刃31の内周側は版基材11の表面から高さ方向に突出して形成されている。
特に実施例1の図2と異なる構成としては、表層抜刃31が箔押部2の外周に平行に形成されている構成である。すなわち、表層付箔押部3は箔押部2の内領域に形成され、表層抜刃31の外周側は箔押部2の外周に平行に一定幅をあけて箔押部2の箔押突起部26の表面から高さ方向に突出して形成され、表層抜刃31の内周側も箔押部2の箔押突起部26の表面から高さ方向に突出して形成されている。
表層抜刃31は、版基材11の表面および箔押突起部26の表面に対して略垂直方向に突出して所定の先端形状を有するとともに、版基材11の表面に平行方向に表層付箔押部3を囲んで線状に連続した形状であり、特に、表層付箔押部3は箔押部2と相似形であり、表層抜刃31の外周側は箔押部2の外周に平行に、その箔押突起部26の表面から高さ方向に突出して高く形成されている。
本実施例における表層抜刃31の先端形状は鋭角な先端形状を示しているが、これに限定されることなく、実施例1で説明した内容と同じく、使用するベースフィルム層付転写箔材料4に対応してそのベースフィルム層を抜き取ることができるような形状が望ましい。
本実施例においては、箔押部2は略三角形状で、表層付箔押部3も略三角形状の実施例を示すが、これらの箔押部2や表層付箔押部3の形状に限定されることなく、任意の所望の形状に形成した箔押加工用版1を使用することができる。
本実施例における箔押部2や表層付箔押部3および箔押パターン27などのその他の構成および変形例は、実施例1および実施例2で説明した内容と同じ例も適用できる。
図7において、被加工物10としてのポスター用紙の表面に、使用した箔押加工用版1の箔押部2に対応して箔押加工部20が箔押印刷形成され、表層付箔押部3に対応して表層フィルム付箔押加工部30が形成されている。すなわち、箔押加工形成された三角形の箔押加工部20の内領域に、三角形状の表層フィルム付箔押加工部30が形成されている。使用した箔押加工用版1の箔押部2に対応して箔押加工部20が箔押転写形成され、表層付箔押部3に対応して表層フィルム付箔押加工部30が前記箔押加工部20の内領域に相似形で箔押転写形成されている。表層フィルム付箔押加工部30は使用したベースフィルム層付転写箔材料4から転写箔層と一緒に同時に抜き取られて形成されたベースフィルム層から構成される。この場合、被加工物側に転写されなかった残りのベースフィルム層と転写箔層とを含むベースフィルム層付転写箔材料4は、他方の送受ロール5により巻き取られる。このように、表層フィルム付箔押加工部30の周囲は平行幅の箔押加工部20によって囲まれた形状を有する。また、箔押加工部20の所定の位置に、箔押加工用版1の箔押パターン27に対応した反転形状の箔加工パターン28が凹凸模様で箔押加工形成されている。
本実施例における箔押加工部20や表層フィルム付箔押加工部30などのその他の構成および変形例は、実施例1および実施例2で説明した内容と同じ例も適用できる。
図8は本考案の他の実施例の箔押加工用版1の概略図であり、(A)は平面図、(B)は平面図のG−G切断線における断面図、(C)は側面図を示す。
箔押加工用版1は、略平面の表面形状を有する版基材11と、その版基材11の表面に形成された複数個の箔押部2b,2dと、複数個の表層付箔押部3a,3cと、それぞれの表層付箔押部3a,3cを囲んで形成されたそれぞれの表層抜刃31a,31cとを備える。それぞれの箔押部2b,2dは版基材11の表面から突出して形成されたそれぞれの箔押突起部26b,26dを有し、それぞれの表層付箔押部3a,3cは版基材11の表面に略垂直方向に突出して形成された略平面表面形状のそれぞれの箔押突起部26a,26cを有する。それぞれの表層抜刃31a,31cの外周側は版基材11の表面から高さ方向突出して形成され、それぞれの表層抜刃31a,31cの内周側はその内周側に位置する箔押突起部26a,26cの表面から高さ方向に突出して形成されている。
すなわち、箔押部2は版基材11の表面の所望領域に形成された複数個の箔押部26a,26b,26c,26dを有し、それぞれの箔押部26a,26b,26c,26dはそれぞれの箔押突起部26a,26b,26c,26dを有し、複数個の箔押部26a,26b,26c,26dのうちの所定の複数個の箔押部2b,2dは表層抜刃を形成しない箔押突起部26b,26dを有し、複数個の箔押部26a,26b,26c,26dのうちの他の複数個の箔押部26a,26cは、それぞれの箔押部の全領域がそれぞれの箔押突起部26a,26cを有する表層付箔押部3a,3cであり、それぞれの表層付箔押部3a,3cの周囲を囲んでそれぞれの表層抜刃31a,31cが形成され、それぞれの表層抜刃31a,31cの外周側は版基材11の表面から高さ方向突出して形成され、それぞれの表層抜刃31a,31cの内周側は箔押突起部26a,26cの表面から高さ方向に突出して形成されている。それぞれの箔押突起部26a,26b,26c,26dの表面にはそれぞれ所望の箔押パターン27a,27b,27c,27dが刻設されている。また、それぞれの箔押突起部26a,26b,26c,26dの表面は版基材11の表面と平行に形成されている。
本実施例においては、2個の表層付箔押部3a,3cと2個の箔押部26a,26cを形成した箔押加工用版1について説明したが、これに限定されることなく、2個以上の任意の個数の複数個の表層付箔押部と、2個以上の任意の個数の複数個の箔押部とを備え、それらの表層付箔押部と箔押部との間隔を任意に設定した箔押加工用版1も使用可能である。この場合、それぞれの表層付箔押部と箔押部とを組み合わせた図柄の外観が、一つの図柄を表すような箔押パターンを形成することもできる。これにより、優れた意匠効果を有する箔加工パターンが得られる。
本実施例の箔押加工用版1は、実施例2で説明した表層付箔押部3と表層抜刃31とを含む構成の複数個と、さらに、表層抜刃を形成しない箔押突起部2を含む構成の複数個とを備えた箔押加工用版1である。
本実施例におけるそれぞれの箔押部やそれぞれの表層付箔押部およびそれぞれの箔押パターンなどのその他の構成および変形例は、実施例1、実施例2および実施例3で説明した内容と同じ例も適用できる。
図9において、被加工物10としての冊子用表紙の表面に、使用した箔押加工用版1のそれぞれの箔押部2b,2dに対応してそれぞれの箔押加工部20b,20dが箔押印刷形成され、表層付箔押部3a,3cに対応して表層フィルム付箔押部30a,30cが箔押印刷形成されている。すなわち、箔押加工部20b,20dにはベースフィルム層を持たない転写箔層のみからなる箔押加工部が転写形成され、また、表層フィルム付箔押部30a,30cには転写箔層からなる箔押加工部20a,20cとその上に同じ形状で構成したベースフィルム層からなる表層フィルム付箔押部30a,30cとが同時に箔押転写形成される。また、それぞれの箔押加工部20a,20b,20c,20dの所定の位置に、箔押加工用版1のそれぞれの箔押パターン27a,27b,27c,27dに対応した反転形状の箔加工パターン28a,28b,28c,28dが凹凸模様で箔押加工形成されている。
本実施例における箔押加工部20a,20b,20c,20dや表層フィルム付箔押部30a,30cなどのその他の構成および変形例は、実施例1、実施例2および実施例3で説明した内容と同じ例も適用できる。
図10は本考案の他の実施例の箔押加工用版1の概略図であり、(A)は平面図、(B)は平面図のI−I切断線における断面図、(C)は側面図を示す。
箔押加工用版1は、略平面の表面形状を有する版基材11と、その版基材11の表面に形成された箔押突起部2と、その箔押突起部2の所望の領域に形成された複数個の箔押部2e,2g,2iと、複数個の表層付箔押部3f,3hと、それぞれの表層付箔押部3f,3hを囲んで形成されたそれぞれの表層抜刃31f,31hとを備える。複数個の箔押部2e,2g,2iと複数個の表層付箔押部3f,3hは、一つの箔押突起部26を共有して形成されている。
すなわち、表層付箔押部は、箔押部の内領域において所望の領域に複数個に分割された複数個の表層付箔押部3f,3hを有し、表層付箔押部3f,3hにより分割された箔押部の他の領域は、表層抜刃を形成しない箔押突起部のみからなる複数個の箔押部2e,2g,2iを形成し、複数個の表層付箔押部3f,3hのそれぞれの表層付箔押部3f,3hを囲むように複数個の表層抜刃31f,31hが形成され、それぞれの表層抜刃31f,31hの外周側は版基材11の表面または箔押突起部26の表面から高さ方向突出して形成され、それぞれの表層抜刃31f,31hの内周側は箔押突起部26の表面から高さ方向に突出して形成されている。
箔押突起部26の表面に、凹凸形状の箔押パターン27nとパターン模様を有しない無凹凸の箔押パターン27mとが形成されている。図10に示す実施例においては、凹凸形状の箔押パターン27nとしては、ハート形状の中に刻設された「格子模様」と「ABCD」文字が例示されている。
また、本実施例においては、表層付箔押部3f,3hは、箔押突起部26の表面の左右方向の内領域であって、表面の上下方向の端部にまたがって形成されているが、これに限定されることなく、表層付箔押部3f,3hは、箔押突起部26の表面の任意の領域に形成することができる。さらに、複数個の表層付箔押部および複数個の箔押部は、任意の数であって、任意の形状でもって形成することができる。これによって、所望の意匠効果を持つ押圧転写加工を施すことができる箔押加工用版1が得られる。
図11において、被加工物10としてのポスター用紙の表面に、使用した箔押加工用版1のそれぞれの箔押部2e,2g,2iに対応してそれぞれの箔押加工部20e,20g,20iが箔押印刷形成され、表層付箔押部3f,3hに対応して表層フィルム付箔押部30f,30hが箔押印刷形成されている。すなわち、箔押加工部20e,20g,20iにはベースフィルム層を持たない転写箔層のみからなる箔押加工部が転写形成され、また、表層フィルム付箔押部30f,30hには転写箔層からなる箔押加工部20f,20hとその上に同じ形状で構成したベースフィルム層からなる表層フィルム付箔押部30f,30hとが同時に箔押転写形成される。すなわち、それぞれの箔押加工部20e,20g,20iとそれぞれの箔押加工部20f,20hは、互いに一体となって一つの箔押加工部を形成し、その一つの箔押加工部の内領域の所定の領域の表面にベースフィルム層からなる表層フィルム付箔押部30f,30hが形成された攻勢である。
また、それぞれの箔押加工部20e,20f,20g,20h,20iの所定の位置に、箔押加工用版1のそれぞれの箔押パターン27m,27nに対応する凹凸模様の反転形状の箔加工パターン28nと無凹凸の箔加工パターン28mが箔押加工形成されている。
本実施例における箔押加工部20e,20f,20g,20h,20iや表層フィルム付箔押部30f,30hなどのその他の構成および変形例は、実施例1から実施例4で説明した内容と同じ例も適用できる。
図12は本考案の一実施例の箔押加工用版1の概略図であり、(A)は平面図、(B)は平面図のK−K切断線における断面図、(C)は側面図を示す。このような箔押加工用版1が図1の箔押加工装置に取り付けられる。箔押加工用版1は、略平面の表面形状を有する版基材11と、その版基材11の表面に形成された箔押部2と、箔押部2の内領域に形成された表層付箔押部3と、表層付箔押部3を囲むように形成された表層抜刃31とを備える。本実施例においては、箔押部2は円形状と三角形状との合わさった形状である。
箔押部2は版基材11の表面に略垂直方向に突出して形成された略円形状の箔押突起部26aと略三角形状の箔押突起部26bを有し、それぞれの箔押パターン27a,27bがそれぞれの箔押突起部26a,26bの表面に刻設されている。箔押突起部26の表面は版基材11の表面と平行に形成されている。円形状の箔押突起部26aと三角形状の箔押突起部26bは互いに一体に形成されている。すなわち、本実施例では、実施例1に示した箔押加工用版1の変形例であり、円形状の箔押突起部26aと三角形状の箔押突起部26bとが箔押部2を形成し、その箔押部2の内領域の三角形状の箔押突起部26bに三角形状の表層付箔押部3が形成された構成である。
表層抜刃31の内周は、三角形の箔押突起部26bの表面に略垂直方向に突出して所望の先端形状を有するとともに、三角形の箔押突起部26bの表面に平行方向に表層付箔押部3を囲んで線状に連続した形状で形成されている。表層抜刃31の外周において、円形状の箔押突起部26aに連続する部分では、箔押突起部26aの表面に略垂直方向に突出し、円形状の箔押突起部26aにかからない部分では、版基材11の表面から突出して形成されている。本実施例では、表層抜刃31は所定の鋭角な先端角度を有する。
本実施例におけるそれぞれの箔押部やそれぞれの表層付箔押部およびそれぞれの箔押パターンなどのその他の構成および変形例は、実施例1から実施例5で説明した内容と同じ例も適用できる。
図13において、被加工物10としての厚紙の表面に、使用した箔押加工用版1の箔押部2に対応して箔押加工部20が箔押印刷形成され、表層付箔押部3に対応して表層フィルム付箔押部30が箔押印刷形成されている。すなわち、箔押加工部20にはベースフィルム層を持たない転写箔層のみからなる箔押加工部が転写形成され、また、表層フィルム付箔押加工部30には転写箔層からなる箔押加工部20とその上に同じ形状で構成したベースフィルム層からなる表層フィルム付箔押部30が同時に箔押転写形成される。また、箔押加工部20には、箔押加工用版1の箔押パターン27aに対応した反転形状の箔加工パターン28aが凹凸模様で箔押加工形成され、表層フィルム付箔押加工部30には、箔押加工用版1の箔押パターン27bに対応した反転形状の箔加工パターン28bが凹凸模様で箔押加工形成されている。
本実施例における箔押加工部20や表層フィルム付箔押部30などのその他の構成および変形例は、実施例1から実施例5で説明した内容と同じ例も適用できる。
上記の実施例1から実施例6において、平板形状の略平面の表面形状を有する版基材11の表面に形成された箔押部と表層付箔押部とを備えた平板形状の箔押加工用版1について説明したが、本考案は、これに限定されることなく、版基材として円柱状や円筒形状のロール状のロールを使用し、そのロールの表面に箔押部と表層付箔押部とを形成した構成の箔押加工用版も使用できる。または、なめらかに曲げることができるフレキシブルな薄板形状の版基材の表面に箔押部と表層付箔押部とを形成し、その箔押部と表層付箔押部とを形成したフレキシブル薄板をロールの表面に巻きつけて固定して構成した箔押加工用版も使用できる。この固定方法としては、例えば、磁力を利用した固定、ボルトなどの固定治具を使用した固定または接着剤を利用した固定などが使用できる。以下に、このようなロール形状の箔押抜き加工用版を使用した実施例について説明する。
図14は本考案の箔押加工用版を使用した箔押加工装置の一実施例の概略構成図である。図14の箔押加工装置は原理的な機構を示すものであり、ロール状の箔押加工用版1aと支持部材としてのアンビルロール9aとが対を成して対向し、所定方向に回転している。その箔押加工用版1aとアンビルロール9aとの間に被加工物10aと転写箔材料4aが位置する状態で、被加工物10aと転写箔材料4aが繰り出される。
上記の実施例1から実施例6においては平板形状の略平面の表面形状を有する版基材11について説明したが、本実施例においては、ロールの円周表面が実施例1から実施例6で説明した平板形状の表面に相当し、ロールの円周表面に箔押部2、表層付箔押部3および表層抜刃31が形成されている。すなわち、そのロールの表面の展開図が実施例1から実施例6において説明した箔押加工用版に相当する。また、実施例1から実施例6で説明した平板形状の版基材の平面表面は、ロールの円周表面に相当する。
ロール状の箔押加工用版1aには、上記の実施例1から実施例6において説明したような箔押部2と表層付箔押部3と表層抜刃31が形成されている。ロール状の箔押加工用版1aとアンビルロール9aとが被加工物10aと転写箔材料4aの速度と同期してこれらを送る方向に回転しながら、それらの間に位置する被加工物10aと転写箔材料4aとを押圧する。これにより、被加工物10aの表面に箔押加工部20と表層フィルム付箔加工箔押加工部30が転写形成される。転写されなかった残りの転写箔材料4aは他方の方向に運び去られる。
本実施例におけるその他の構成および変形例は、実施例1から実施例6で説明した内容と同じ例も適用できる。
また、ベースフィルム層によりなる表層フィルム層付箔押加工部において、ベースフィルム層は一般に機械的強度が強いために傷などの損傷の発生が防止され、また、ベースフィルム層が存在するために湿気の透過が抑えられて温度湿度等の雰囲気条件に起因する色褪せなどの箔押加工部の経時的劣化が抑えられる。
また、表層付箔押部を囲むように表層抜刃を形成した構成により、転写加工された被加工物の表層フィルム層付箔押加工部において、被加工物を盛り上げるとともに、ベースフィルム層と転写箔層とを転写形成する盛り上げ作用もあり、箔加工パターンの意匠効果が向上する効果がある。
1a ロール状の箔押加工用版
2 箔押部
3 表層付箔押部
4 転写箔材料、ベースフィルム層付転写箔材料
4a 転写箔材料、ベースフィルム層付転写箔材料
5 一対の送受ロール
7 箔押加工装置の熱盤
8 箔押加工装置のプレス
9 箔押加工装置の支持部材
9a アンビルロール、箔押加工装置の支持部材
10 被加工物
10a 被加工物
11 版基材
20 箔押加工部
26 箔押突起部
27 箔押パターン
28 箔加工パターン
30 表層フィルム付箔押加工部
31 表層抜刃
Claims (12)
- 版基材(11)の表面に形成された箔押パターン(27)を有する箔押部(2)と、前記箔押部の内領域に形成された表層付箔押部(3)と、前記表層付箔押部を囲むように形成された表層抜刃(31)とを備えたことを特徴とする箔押加工用版。
- 前記箔押部は前記版基材の表面に略垂直方向に突出して形成された略平面表面形状の箔押突起部(26)を有し、
前記箔押パターンは前記箔押突起部の表面に刻設され、
前記表層抜刃は、前記箔押突起部の表面に略垂直方向に突出して所望の先端形状を有するとともに、前記箔押突起部の表面に平行方向に前記表層付箔押部を囲んで線状に連続した形状で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の箔押加工用版。 - 被加工物(10)の表面に、少なくともベースフィルム層と転写箔層とを有するベースフィルム層付転写箔材料(4)を押圧することにより、前記被加工物の表面に箔加工パターン(28)を転写形成すると同時に、前記表層付箔押部により前記ベースフィルム付転写箔材料のベースフィルム層を含む所望の領域を所定形状に抜き取って前記被加工物の表面に転写形成するとともに、前記箔押部によりベースフィルム層を除く転写箔材料のみを前記被加工物の表面に転写形成するために使用されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の箔押加工用版。
- 前記箔押部(2)の全領域が前記表層付箔押部(3)であり、
前記表層抜刃は前記表層付箔押部の周囲を囲んで形成され、
前記表層抜刃の外周側は前記版基材の表面から高さ方向突出して形成され、
前記表層抜刃の内周側は前記箔押突起部の表面から高さ方向に突出して形成されていることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記載の箔押加工用版。 - 前記表層箔押部は前記箔押部の内領域に形成され、
前記表層抜刃の外周側は前記箔押突起部の外周に平行に所定幅をあけて前記箔押突起部の表面から高さ方向に突出して形成され、
前記表層抜刃の内周側は前記箔押突起部の表面から高さ方向に突出して形成されていることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記載の箔押加工用版。 - 前記箔押部は前記版基材の表面の所望領域に形成された複数個の箔押部を有し、
それぞれの箔押部はそれぞれの箔押突起部(26a,26b,26c,26d)を有し、
前記複数個の箔押部のうちの所定の複数個の箔押部(2b,2d)は表層抜刃を形成しない箔押突起部(26b,26d)を有し、
前記複数個の箔押部のうちの他の複数個の箔押部は、それぞれの箔押部の全領域がそれぞれの箔押突起部(26a,26c)を有する表層付箔押部(3a,3c)であり、
前記それぞれの表層付箔押部の周囲を囲んでそれぞれの表層抜刃(31a,31c)が形成され、前記それぞれの表層抜刃の外周側は前記版基材の表面から高さ方向突出して形成され、前記それぞれの表層抜刃の内周側は前記箔押突起部(26a,26c)の表面から高さ方向に突出して形成され、
前記それぞれの箔押突起部(26a,26b,26c,26d)の表面にはそれぞれ所望の箔押パターン(27a,27b,27c,27d)が刻設されていることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記載の箔押加工用版。 - 前記表層付箔押部は、前記箔押部の内領域において所望の領域に複数個に分割された複数個の表層付箔押部(3f,3h)を有し、
前記表層付箔押部により分割された前記箔押部の他の領域は、表層抜刃を形成しない箔押突起部のみからなる複数個の箔押部(2e,2g,2i)を形成し、
前記複数個の表層付箔押部(3f,3h)のそれぞれの表層付箔押部を囲むように複数個の表層抜刃(31f,31h)が形成され、
それぞれの表層抜刃の外周側は前記版基材の表面または前記箔押突起部(26)の表面から高さ方向突出して形成され、それぞれの表層抜刃の内周側は前記箔押突起部(26)の表面から高さ方向に突出して形成されていることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記載の箔押加工用版。 - 前記表層箔押部は前記箔押部の内領域に形成され、
前記表層抜刃の内周側は前記箔押突起部の表面から高さ方向に突出して形成され、
前記表層抜刃の外周側で前記箔押部に連続する部分では前記箔押突起部の表面から高さ方向に突出して形成され、
前記表層抜刃の外周側で前記箔押部にかからない部分では前記版基材の表面から高さ方向に突出して形成されていることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記載の箔押加工用版。 - 前記箔押パターンは、所望の文字・記号・模様・文様・図柄・絵柄・万線などの凹凸パターンまたはこれらの組み合わせパターンまたは無凹凸パターンを有することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに1項に記載の箔押加工用版。
- 前記版基材は平板形状を有し、前記箔押部(2)および前記表層付箔押部(3)は、前記平板形状の前記版基材の表面に形成されていることを特徴とする請求項請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の箔押加工用版。
- 前記版基材はロール形状を有し、前記箔押部(2)および前記表層付箔押部(3)は、前記ロール形状の前記版基材の表面に形成されていることを特徴とする請求項請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の箔押加工用版。
- 請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の箔押加工用版とベースフィルム層付転写箔材料を使用して製造された表層フィルム層付箔押加工部を有する被加工物。
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