JP3135758B2 - ジッパ付きガセット袋の製袋装置および製袋方法 - Google Patents

ジッパ付きガセット袋の製袋装置および製袋方法

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JP3135758B2 JP05251405A JP25140593A JP3135758B2 JP 3135758 B2 JP3135758 B2 JP 3135758B2 JP 05251405 A JP05251405 A JP 05251405A JP 25140593 A JP25140593 A JP 25140593A JP 3135758 B2 JP3135758 B2 JP 3135758B2
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▲らい▼蔵 久下
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内容物を充填したと
きに折り襞状の側面部が拡開することにより箱状の容器
になるガセット袋にシール用のジッパを装着したジッパ
付きガゼット袋を製袋するための製袋装置および製袋方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、お茶,コーヒ,飴玉等のように湿
気を嫌うため密閉して保存しなければならない食品等を
収納するために、図16に示すようなジッパ2を有する
平型のシール袋1が使用されている。
【0003】この従来のジッパ付きシール袋1は、重ね
合わされた二枚のシート材1A,1Aの上縁部1a,下
縁部1bおよび両側縁部1cがヒート・シール法により
融着されていて、充填された内容物を密封するようにな
っている。
【0004】そして、このジッパ付きシール袋1は、内
容物を取り出すときには、シールされた上縁部1aの下
側を切断することにより開封され、開封後は、開封によ
って内容物の取出し口となる開口部の内周縁部に融着さ
れているジッパ2によって、内部を密封するようになっ
ている。
【0005】また、図17に示すような、その両側面部
に折り襞3Aが形成され内容物を充填したときにこの折
り襞3Aが拡開することにより箱状の容器になる、いわ
ゆる『まち』を備えたガセット袋3が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図16の従来のジッパ
付きシール袋1は、開封後もその密封性を保つことがで
きるため広く使用されているが、二枚のシート材1A,
1Aを重ね合わせてその四辺をヒート・シールするいわ
ゆる四方シール袋であるため、その厚さが薄く内容量が
小さく、またその自立性にも欠けている。
【0007】このため、内容量が大きく自立性も備えて
いる図17のような折り襞3Aを有するガセット袋3
に、ジッパを装着して、開封後もその密封性を保つこと
が出来るようにすることが強く望まれている。
【0008】しかしながら、図17のような折り襞3A
を有するガセット袋3にジッパを装着してジッパ付きガ
セット袋を製造する場合、その製造工程においては、ジ
ッパ装着時の折り襞3Aの処理工程やジッパ装着部分周
辺のシール工程等、図16のような従来の四方シールの
ジッパ付きシール袋1の製造工程には無い複雑な工程が
必要になるため、製造の自動化が難しい。
【0009】このため、従来は、図17のような側面部
に折り襞を有するガセット袋にジッパを装着したジッパ
付きガセット袋は無く、図18に示すように、あらかじ
めジッパ4を装着した袋状のキャップ5を製造してお
き、このキャップ5を折り襞6Aを有するガセット袋6
の口部に被せて装着し、開封後も内部を密閉することが
出来るようにする等の方法がとられていたが、この様な
方法により製造されるガセット袋は、外観が見苦しくま
た使い勝手が悪いため、商品価値の低いものである。
【0010】この発明は、上記のような従来の開封後も
シールが可能なシール袋を製造する際の問題点を解決す
るためになされたものである。すなわち、この発明は、
側面部に折り襞を有するガセット袋へのジッパの装着を
自動化して、内容量が大きく自立性を有するジッパ付き
ガセット袋の製造を可能とし、しかも製造されたガセッ
ト袋の外観が良好で商品価値の高い製袋装置および製袋
方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によるジッパ付きガセット袋の製袋装置
は、前面と後面が互いに平行に対向する一対の平面部に
よって構成され、側面がそれぞれ両平面部の側縁を連結
するとともに両平面部の内側に折り込まれた折り襞状の
側面部によって構成され、両平面部の先端面の間には側
面部が形成されておらず側面が開放されている袋本体部
にジッパを装着して、ジッパ付きガセット袋を製袋する
製袋装置であって、前記袋本体部をその両側面部が前後
になる向きにして順次搬送する搬送手段と、前記搬送手
段によって搬送されてくる袋本体部の側面部が形成され
ていない前記先端面を互いに離間するようにそれぞれ拡
開させる拡開手段と、楔形状の一対の摺動板を有し、こ
の一対の摺動板を前記搬送手段の搬送方向と直交する方
向に前進させて前記拡開手段により拡開された先端面の
側から袋本体部内に進入させるとともに搬送方向と平行
な方向に沿って互いに離間するようにそれぞれ逆方向に
スライドさせ、摺動板をそれぞれ前記折り襞状の側面部
の内面に摺接させることにより、側面部の先端部を折り
襞の折り線状の一点を基点に外側に折り畳んで開き面を
形成する開き面形成手段と、前記開き面形成手段により
側面部に前記開き面が形成された袋本体部の前記一対の
先端面間に、搬送方向と平行な方向に沿って、互いに嵌
合される雄型のテープと雌型のテープからなるシール用
のジッパを挿入するジッパ挿入手段と、前記ジッパ挿入
手段により一対の先端面間に挿入された前記ジッパの雄
型のテープを一方の先端面の内面に、雌型のテープを他
方の先端面の内面に、互いに対向するようにそれぞれ装
着するジッパ装着手段と、前記ジッパ装着手段によりジ
ッパが装着された袋本体部の一対の先端面のジッパが装
着されている部分よりも先端の部分、一対の先端面の互
いに離間している側部、および前記開き面の形成により
開放された側方部分をシールするシール手段とを備えて
いることを特徴としている。
【0012】
【作用】上記ジッパ付きガセット袋の製袋装置は、一対
の平面部と折り襞状の側面部を有し、両平面部の先端面
の間には側面部が形成されていない袋本体部をあらかじ
め作成しておき、この袋本体部をその両側面部が前後に
なる向きにして順次搬送しながらジッパの装着、および
シール処理等を行ってジッパ付きガセット袋の製袋を行
う。
【0013】すなわち、搬送手段によって搬送されてく
る袋本体部の先端面を拡げて摺動板の侵入を容易にした
後、楔形状の一対の摺動板を搬送方向と直交する方向に
前進させて袋本体部内に進入させた後、搬送方向と平行
な方向に沿ってそれぞれ逆方向にスライドさせ摺動板を
それぞれ折り襞状の側面部の内面に摺接させて、側面部
の先端部を折り畳むことにより開き面を形成し、この
後、一対の先端面間に搬送方向と平行な方向に沿ってシ
ール用のジッパを挿入して、このジッパの雄型のテープ
を一方の先端面の内面に、雌型のテープを他方の先端面
の内面にそれぞれ互いに対向するように装着する。
【0014】そして、このジッパが装着された袋本体部
のうち、少なくとも一対の先端面のジッパが装着されて
いる部分よりも先端の部分、一対の先端面の互いに離間
している側部、および前記開き面の形成により開放され
た側方部分をシールして、一連の製袋工程を終了する。
【0015】このようにして製袋されたジッパ付きガセ
ット袋の開口されている後端部は、この後端部から内容
物が充填された後、シールされる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、ガセット袋を構成しジッパを装着する
ための図2に示すような袋本体部10を、一枚の帯状の
フィルムから成型する袋本体部成型装置20を示すもの
である。
【0017】この袋本体部成型装置20は、一枚の帯状
のフィルムSの両側部をその進行にともなって互いに引
き寄せてヒータ21により融着することにより中空体S
1を成型し、成型された中空体S1の両側部を、等間隔
に、カッタ22によって矩形に切り取って、互いに対向
する凹所aを形成する。そして、凹所aが形成された中
空体S1の両側部を、中空体S1の両側に配置されたロ
ーラ23によって互いに内側に折り込むことにより、折
り襞bを形成する。この中空体S1に折り襞bを形成す
る過程を拡大して示したものが図3である。
【0018】そして、このように折り襞bが形成された
中空体S1を、カッタ24によって凹所aの先端部分
(図3の鎖線y)で切断して、袋本体部10を作成す
る。以上の様にして成型された袋本体部10は、図2か
ら分かるように、ガセット袋の前面と背面を構成するこ
ととなる平面部10Aと、この平面部10Aの両側部間
に形成された折り襞部10Bとを有するが、平面部10
Aの先端面10aの側部間には、袋本体部10の成型工
程において形成された凹所aによって、折り襞部10B
が形成されていない。このように袋本体部10の側面上
部を開放するのは、後述するように、ジッパを挿入して
装着するためである。
【0019】この袋本体部10の上部側面を開放する方
法としては、上記の方法の他、図4に示すような切断方
法もある。この方法は、折り襞部10B′が形成された
中空体S1′を等間隔に切断し、この切断の際に、切断
線cに連続する中空体S1′の側部の一部を、切断線d
に沿って切断する。そして、切断線dにおける切断によ
って平面部10A′の先端面10a′と折り襞部10
B′の先端部とが切り離されてタブ10Cが形成される
ため、このタブ10Cを、図5に示すように、平面部1
0A′の先端面10a′とタブ10Cとが分岐する位置
で切断線eに沿って切断することにより、袋本体部10
を作成するものである。
【0020】次に、上記のような各方法によって作成さ
れた袋本体部10は、図6および図7に示すような工程
を経て、ジッパの装着およびシール等の処理が行われ
る。図6は、このジッパの装着およびシール処理を行う
装置の処理工程を示す平面図であり、図7は同処理工程
を示す側面図である。
【0021】図6および図7において、図2の形態に作
成された袋本体部10は、ベルト・コンベア30によっ
て一枚ずつ処理工程に送られる。このベルト・コンベア
30によって図6,図7の右側から左方向に順次搬送さ
れる袋本体部10は、その長手方向がベルト・コンベア
30の搬送方向Xと直角になるように配置され、したが
って、その平面部10Aの先端面10aがベルト・コン
ベア30の側方部に突き出した状態で搬送される。
【0022】第一工程(図6(a),図7(a))にお
いて、順次搬送される袋本体部10の互いに対向する先
端面10aを、真空パッド31により吸引して、図8
(a)に示すように、上下に拡開する。
【0023】第二工程(図6(b),(b′),図7
(b),(b′))において、この拡開された先端面1
0aの間に袋本体部10の前方向(搬送方向Xに対して
直角方向)から一対の摺動板32,32を侵入させ、さ
らにその摺動板32,32を互いに離間するように搬送
方向Xと平行に拡開することによって、図8(b)に示
すように、折り襞部10Bの先端部の一部を、それぞれ
基点Pから延びる二本の稜線αに沿って折り曲げて、三
角形状の開き面10bを形成する。
【0024】この第二工程における開き面10bの形成
のための構成を、図11,図12および図13に基づい
てさらに詳しく説明すると、この第二工程部には一対の
治具33A,33Bが上下に重ね合わされた状態で配置
されており、第一工程を経た袋本体部10がこの一対の
治具33A,33B間の隙間に挟み込まれるようになっ
ている。そして、この一対の治具33A,33Bの側面
はそれぞれ内側に向かって傾斜する傾斜面33a,33
bとなっており、この傾斜面33a,33bによって断
面三角形状の空所34を形成している。
【0025】第一工程において上下に拡開された袋本体
部10の先端面10aおよび折り襞部10Bの先端部が
空所34内に位置され、この拡開された袋本体部10の
先端面10aの内側に、一対の摺動板32,32を治具
33A,33Bの側方部から搬送方向Xと直行する方向
に前進して侵入させる。
【0026】摺動板32,32はそれぞれ先端部が楔状
に形成されて尖っており、この先端部の楔形状が空所3
4の断面形状とほぼ一致している。また、摺動板32,
32の互いに対向する内側の面には、シリコン製のゴム
板32A,32Aが、その外縁部が摺動板32,32の
外縁部から突出する状態で固定されている。
【0027】袋本体部10が第一工程から第二工程に移
行されてきた段階で、図12(a)に示すように,後退
位置にある摺動板32,32を基台37ごと前進させ
て、図12(b)に示すように,袋本体部10の先端面
10aの内側に侵入させる。この基台37の前進および
後述する後退動作は、図示のようなモータ35およびス
クリュ・シャフト36の作動によって行う他、カム機構
の利用等、種々の手段を用いることが出来る。
【0028】摺動板32,32は、袋本体部10の先端
面10aの内側に侵入した後、図13(c)に示すよう
に,一方が搬送方向Xと同じ方向に他方が搬送方向Xと
逆方向に向かってスライドして互いに離間するように駆
動される。この摺動板32,32を拡開する手段として
は、モータとスクリュ・シャフトを組合せた機構やカム
機構等、種々の手段を用いることが出来る。
【0029】この摺動板32,32が拡開する際、袋本
体部10は搬送方向Xに移動しているために、この搬送
方向Xと同じ方向にスライドする一方の摺動板32は、
袋本体部10の移動速度よりも早い速度でスライドされ
る。
【0030】そして、この摺動板32,32がスライド
する際に、ゴム板32A,32Aの外縁部がそれぞれ袋
本体部10の折り襞部10Bに摺接しながら折り襞部1
0Bを治具33A,33Bの傾斜面に押圧していくこと
により、前述したように折り襞部10Bを中間の基点P
から斜めに延びる二本の稜線αに沿って折り曲げて、三
角形状の開き面10bを形成していく。このとき、ゴム
板32A,32Aの有する弾性の作用によって、開き面
10bの形成が、あたかも人の指で押さえて折り襞部1
0Bを稜線αに沿って折り曲げていくようにして行われ
るので、確実で、しかも仕上がりの良好な開き面10b
を形成することが出来る。
【0031】摺動板32,32は、図13(d)に示す
ように,それぞれ開き面10bの形成を終了して袋本体
部10の両側から外れると、基台37ごと後退され、図
12(a)の最初の状態に復帰される。
【0032】第三工程(図6(c),図7(c))にお
いて、開き面10bが形成された袋本体部10の先端面
10a間にリール38から繰り出されるジッパ・テープ
11を、図9(c)に示すように、挟み込んでゆく。
【0033】第四工程(図6(d),図7(d))にお
いて、袋本体部10の先端面10a間に挟み込まれたジ
ッパ・テープ11を、プレス機39によって、図9
(d)に示すように、先端面10aの内側に融着する。
このとき、ジッパ・テープ11は雄型部と雌型部とが互
いに嵌合されている状態で先端面10a間に挟み込まれ
ており、プレス機39によって融着される際に、雄型部
が一方の先端面10aの内側に、雌型部が他方の先端面
10aの内側にそれぞれ融着される。
【0034】第五工程(図6(e),(e′),図7
(e),(e′))において、袋本体部10の先端面1
0aに融着されたジッパ・テープ11よりも先端側の部
分10cを、プレス機40によって、図10(e)に示
すように、互いにヒートシールする。
【0035】第六工程(図6(f),(f′),図7
(f),(f′))において、先端面10aに融着され
たジッパ・テープ11の袋本体部10の側部に位置する
部分11aを、プレス機41によって、図10(f)に
示すように、叩いて平坦化するとともに、ジッパ・テー
プ11の袋本体部10の側方に食み出した部分を切断す
る。このように、ジッパ・テープ11の袋本体部10の
側部に位置する部分11aを平坦化するのは、次の工程
で袋本体部10の側部をシールする際(以下、このシー
ルのことをサイド・シールという)に、袋本体部10を
構成するジッパ・テープ11周辺のフィルム材にひび割
れ等が生じたり、またジッパ・テープ11とフィルム材
との間に隙間が生じたりしないようにするためである。
【0036】第七工程(図6(g),図7(g))にお
いて、プレス機42によって、図10(g)に示すよう
に、袋本体部10のサイド・シールを行う。このサイド
・シールは、図1ないし図5における袋本体部10の作
成の際に、開放された袋本体部10の上部側面10dを
全てシールするためである。このサイド・シールによ
り、袋本体部10の側部に形成されている開口部(図1
4に斜線で示す部分)が互いに融着されることにより、
第五工程における先端面10aの先端側の部分10cの
シールと合わせて、先端面10aの外縁部が全てシール
される。
【0037】上記のような工程を経て作成されたジッパ
付きガセット袋10′は、シールされていない後端開口
部から内容物(例えばお茶,コーヒ等)を充填した後、
後端部をシールして内部を密閉する。この内容物の充填
の際に、図15に示すように、ジッパ付きガセット袋1
0′は、折り襞部10Bが拡開することにより膨らんで
その厚さが大きくなり、箱状の形態になる。これによっ
て、内容量が従来の平型のジッパ付きシール袋に比べて
格段に大きくなり、また、箱状の形態になることによっ
て自立が可能である。
【0038】このジッパ付きガセット袋10′を開封す
る場合には、先端側のシール部分10cとジッパ・テー
プ11との間を図15の鎖線βに沿って切断する。そし
て、ジッパ・テープ11によるシールを解除すれば、ガ
セット袋の上部が開口されて内容物を取り出すことが出
来、この内容物の取り出しの後、ジッパ・テープ11を
シールすることによって,再びガセット袋10′内を密
閉することが出来る。
【0039】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ガセ
ット袋の折り襞状の側面部の処理、その後工程における
ガセット袋へのジッパの装着およびシール処理を自動化
することが出来、これによって内容量が大きく自立性を
有するジッパ付きガセット袋の大量生産が可能となる。
しかも生産されるジッパ付きガセット袋は、外観が良好
で商品価値が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】袋本体部を制作するための装置を示す概略斜視
図である。
【図2】袋本体部を示す斜視図である。
【図3】図1の装置による袋本体部の制作工程の途中の
状態を拡大して示す斜視図である。
【図4】袋本体部の制作方法の他の例を示す斜視図であ
る。
【図5】同袋本体部の制作方法の他の例を示す斜視図で
ある。
【図6】この発明による製袋装置の実施例を示す平面図
である。
【図7】同製袋装置の実施例を示す側平面図である。
【図8】同製袋装置による製袋の状態を段階的に示す斜
視図である。
【図9】同製袋装置による製袋の状態の続きを段階的に
示す斜視図である。
【図10】同製袋装置による製袋の状態の続きを段階的
に示す斜視図である。
【図11】同製袋装置における袋本体部の拡開のための
機構を示す斜視図である。
【図12】同袋本体部の拡開のための機構の作動状態を
段階的に示す平面図である。
【図13】同袋本体部の拡開のための機構の作動状態の
続きを段階的に示す平面図である。
【図14】同製袋装置によってサイド・シールが行われ
る袋本体部の部分を示す斜視図である。
【図15】同製袋装置によって製袋されたジッパ付きガ
セット袋の一例を示す斜視図である。
【図16】従来のジッパ付きシール袋を示す斜視図であ
る。
【図17】従来のガセット袋を示す斜視図である。
【図18】従来のジッパ付きガセット袋の作成方法を示
す斜視図である。
【符号の説明】
10 …袋本体部 10′…ジッパ付きガセット袋 10A…平面部 10a…先端面 10B…折り襞部 10b…開き面 11 …ジッパ・テープ 30 …ベルト・コンベア 31 …真空パッド 32 …摺動板 32A…ゴム板 33A,33B…治具 X …搬送方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B31B 35/10 B65D 33/25

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面と後面が互いに平行に対向する一対
    の平面部によって構成され、側面がそれぞれ両平面部の
    側縁を連結するとともに両平面部の内側に折り込まれた
    折り襞状の側面部によって構成され、両平面部の先端面
    の間には側面部が形成されておらず側面が開放されてい
    る袋本体部にジッパを装着して、ジッパ付きガセット袋
    を製袋する製袋装置であって、 前記袋本体部をその両側面部が前後になる向きにして順
    次搬送する搬送手段と、 前記搬送手段によって搬送されてくる袋本体部の側面部
    が形成されていない前記先端面を互いに離間するように
    それぞれ拡開させる拡開手段と、 楔形状の一対の摺動板を有し、この一対の摺動板を前記
    搬送手段の搬送方向と直交する方向に前進させて前記拡
    開手段により拡開された先端面の側から袋本体部内に進
    入させるとともに搬送方向と平行な方向に沿って互いに
    離間するようにそれぞれ逆方向にスライドさせ、摺動板
    をそれぞれ前記折り襞状の側面部の内面に摺接させるこ
    とにより、側面部の先端部を折り襞の折り線上の一点を
    基点に外側に折り畳んで開き面を形成する開き面形成手
    段と、 前記開き面形成手段により側面部に前記開き面が形成さ
    れた袋本体部の前記一対の先端面間に、搬送方向と平行
    な方向に沿って、互いに嵌合される雄型のテープと雌型
    のテープからなるシール用のジッパを挿入するジッパ挿
    入手段と、 前記ジッパ挿入手段により一対の先端面間に挿入された
    前記ジッパの雄型のテープを一方の先端面の内面に、雌
    型のテープを他方の先端面の内面に、互いに対向するよ
    うにそれぞれ装着するジッパ装着手段と、 前記ジッパ装着手段によりジッパが装着された袋本体部
    の、一対の先端面のジッパが装着されている部分よりも
    先端の部分、一対の先端面の互いに離間している側部、
    および前記開き面の形成により開放された側方部分をシ
    ールするシール手段と、 を備えていることを特徴とするジッパ付きガセット袋の
    製袋装置。
  2. 【請求項2】 前面と後面が互いに平行に対向する一対
    の平面部によって構成され、側面がそれぞれ両平面部の
    側縁を連結するとともに両平面部の内側に折り込まれた
    折り襞状の側面部によって構成され、両平面部の先端面
    の間には側面部が形成されておらず側面が開放されてい
    る袋本体部にジッパを装着して、ジッパ付きガセット袋
    を製袋する製袋方法であって、 前記袋本体部をその両側面部が前後になる向きにして順
    次搬送し、 搬送されてくる前記袋本体部の側面部が形成されていな
    い先端面を互いに離間するようにそれぞれ拡開させ、 一対の楔状の摺動板を前記搬送方向と直交する方向に前
    進させて拡開された先端面の側から袋本体部内に進入さ
    せるとともに搬送方向と平行な方向に沿って互いに離間
    するようにそれぞれ逆方向にスライドさせ、摺動板をそ
    れぞれ前記折り襞状の側面部の内面に摺接させることに
    より、側面部の先端部を折り襞の折り線上の一点を基点
    に外側に折り畳んで開き面を形成し、 前記側面部に開き面が形成された袋本体部の一対の先端
    面間に、搬送方向と平行な方向に沿って、互いに嵌合さ
    れる雄型のテープと雌型のテープからなるシール用のジ
    ッパを挿入し、 前記一対の先端面間に挿入されたジッパの雄型のテープ
    を一方の先端面の内面に、雌型のテープを他方の先端面
    の内面に、互いに対向するようにそれぞれ装着し、 前記ジッパが装着された袋本体部の、一対の先端面のジ
    ッパが装着されている部分よりも先端の部分、一対の先
    端面の互いに離間している側部、および前記開き面の形
    成により開放された側方部分をシールする、 ことを特徴とするジッパ付きガセット袋の製袋方法。
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