JP3135597B2 - 表示制御装置の同期制御回路 - Google Patents
表示制御装置の同期制御回路Info
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- JP3135597B2 JP3135597B2 JP03088096A JP8809691A JP3135597B2 JP 3135597 B2 JP3135597 B2 JP 3135597B2 JP 03088096 A JP03088096 A JP 03088096A JP 8809691 A JP8809691 A JP 8809691A JP 3135597 B2 JP3135597 B2 JP 3135597B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の表示制御部の表
示データを重ね合せて表示させるのに好適な表示制御装
置の同期制御回路に関する。
示データを重ね合せて表示させるのに好適な表示制御装
置の同期制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】欧米を中心にビジネスや研究など様々な
分野に普及している、国際標準機と呼ばれるパーソナル
コンピュータがある。このパーソナルコンピュータに内
蔵され、CRTなどの表示データを生成する表示制御部
は、テキストモードとグライックモードのどちらか一方
のモードを選択する構成となっている。このため、テキ
ストモードとグライックモードの重ね合わせ表示を必要
とするプログラムを実行できるように、上記表示制御部
を二つ用いた表示制御装置がある。
分野に普及している、国際標準機と呼ばれるパーソナル
コンピュータがある。このパーソナルコンピュータに内
蔵され、CRTなどの表示データを生成する表示制御部
は、テキストモードとグライックモードのどちらか一方
のモードを選択する構成となっている。このため、テキ
ストモードとグライックモードの重ね合わせ表示を必要
とするプログラムを実行できるように、上記表示制御部
を二つ用いた表示制御装置がある。
【0003】図3は、二つの表示制御部の表示データを
重ね合わせ可能なように同期化を行うクロック生成部を
備えた表示制御装置の構成を示すブロック図である。な
お、この種の装置として関連するものに、例えば特開昭
64−62694号公報等があげられる。同図で、2,
4はドットクロックを基に生成された同期制御信号と、
同期制御信号の位相に合わせた表示データを出力する表
示制御部で、それぞれマスター,スレーブである。6
a,8はそれぞれマスター,スレーブのドットクロック
MDOTCK,SDOTCK、5,7はそれぞれマスタ
ー,スレーブの同期制御信号MVSYNC,SVSYN
C、12,13はそれぞれ表示制御部2,4の表示デー
タ、15は表示制御部2,4に出力するドットクロック
MDOTCK6a,SDOTCK8を生成するクロック
生成部、3は二つの表示データ12,13を重ね合わせ
た表示データ14を生成する重ね合わせ制御部、10は
CRTなどの表示装置、9は表示データを作成するため
表示制御部2,4に対するリード/ライトを行う中央処
理演算装置(以下、CPUと称する)である。
重ね合わせ可能なように同期化を行うクロック生成部を
備えた表示制御装置の構成を示すブロック図である。な
お、この種の装置として関連するものに、例えば特開昭
64−62694号公報等があげられる。同図で、2,
4はドットクロックを基に生成された同期制御信号と、
同期制御信号の位相に合わせた表示データを出力する表
示制御部で、それぞれマスター,スレーブである。6
a,8はそれぞれマスター,スレーブのドットクロック
MDOTCK,SDOTCK、5,7はそれぞれマスタ
ー,スレーブの同期制御信号MVSYNC,SVSYN
C、12,13はそれぞれ表示制御部2,4の表示デー
タ、15は表示制御部2,4に出力するドットクロック
MDOTCK6a,SDOTCK8を生成するクロック
生成部、3は二つの表示データ12,13を重ね合わせ
た表示データ14を生成する重ね合わせ制御部、10は
CRTなどの表示装置、9は表示データを作成するため
表示制御部2,4に対するリード/ライトを行う中央処
理演算装置(以下、CPUと称する)である。
【0004】図3の表示制御装置におけるマスター,ス
レーブの表示制御部2,4の同期合わせは、ドットクロ
ック6a,8の制御により、同期制御信号5,7の位相
を一致させて行う。以下、同期合わせ制御について具体
的に述べる。
レーブの表示制御部2,4の同期合わせは、ドットクロ
ック6a,8の制御により、同期制御信号5,7の位相
を一致させて行う。以下、同期合わせ制御について具体
的に述べる。
【0005】クロック生成部15において、同期制御信
号5,7の極性が同じ場合ドットクロックMDOTCK
6aとSDOTCK8を供給し、極性が異なる場合、同
期制御信号がアクティブ”H”になっている表示制御部
のドットクロック(MDOTCK6aまたはSDOTC
K8)を止める。同期制御信号5,7は周期とアクティ
ブ期間が等しいため、一度位相が合うとずっと極性が同
じなのでドットクロックMDOTCK6aとSDOTC
K8は止まることがなく、表示制御部2,4の同期がと
れた状態が続く。
号5,7の極性が同じ場合ドットクロックMDOTCK
6aとSDOTCK8を供給し、極性が異なる場合、同
期制御信号がアクティブ”H”になっている表示制御部
のドットクロック(MDOTCK6aまたはSDOTC
K8)を止める。同期制御信号5,7は周期とアクティ
ブ期間が等しいため、一度位相が合うとずっと極性が同
じなのでドットクロックMDOTCK6aとSDOTC
K8は止まることがなく、表示制御部2,4の同期がと
れた状態が続く。
【0006】しかし、同期を合わせている間、マスター
のドットクロックMDOTCK6aが止まると、マスタ
ーの同期制御信号MVSYNC5は、基準となるドット
クロックの停止期間だけ止まった状態が続き”H”また
は”L”の期間が長くなり変化する。このため、同期を
合わせている間にマスターの表示データ13をCRT1
0に表示させようとしても、同期制御信号MVSYNC
5が変化するので、表示の乱れが生じる。
のドットクロックMDOTCK6aが止まると、マスタ
ーの同期制御信号MVSYNC5は、基準となるドット
クロックの停止期間だけ止まった状態が続き”H”また
は”L”の期間が長くなり変化する。このため、同期を
合わせている間にマスターの表示データ13をCRT1
0に表示させようとしても、同期制御信号MVSYNC
5が変化するので、表示の乱れが生じる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、二つ
の表示制御部の表示データを重ね合わせ可能な使い勝手
の良い表示制御装置の同期制御方式を提供することであ
る。
の表示制御部の表示データを重ね合わせ可能な使い勝手
の良い表示制御装置の同期制御方式を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、(1)少なくとも、ドットクロックを基に生成され
た同期制御信号と上記同期制御信号に同期した表示デー
タを出力するマスター(外部クロック入力からドットク
ロックを出力)とスレーブ(外部クロックとしてドット
クロックを入力)二つの表示制御部と、マスター,スレ
ーブ二つの上記表示データを重ね合わせた表示データを
表示装置に出力する重ね合わせ制御部とから成る表示制
御装置において、マスター,スレーブの上記同期制御信
号がそれぞれインアクティブ,アクティブの場合にアク
ティブとする検出信号を出力する極性検出部と、スレー
ブの上記入力ドットクロックを、上記極性検出部がアク
ティブの場合には止め(”H”または、”L”に固
定)、それ以外の場合にマスター出力の上記ドットクロ
ックとするクロック制御部から成るクロック生成部を設
けた。
に、(1)少なくとも、ドットクロックを基に生成され
た同期制御信号と上記同期制御信号に同期した表示デー
タを出力するマスター(外部クロック入力からドットク
ロックを出力)とスレーブ(外部クロックとしてドット
クロックを入力)二つの表示制御部と、マスター,スレ
ーブ二つの上記表示データを重ね合わせた表示データを
表示装置に出力する重ね合わせ制御部とから成る表示制
御装置において、マスター,スレーブの上記同期制御信
号がそれぞれインアクティブ,アクティブの場合にアク
ティブとする検出信号を出力する極性検出部と、スレー
ブの上記入力ドットクロックを、上記極性検出部がアク
ティブの場合には止め(”H”または、”L”に固
定)、それ以外の場合にマスター出力の上記ドットクロ
ックとするクロック制御部から成るクロック生成部を設
けた。
【0009】また、(2)上記極性検出部は、マスタ
ー,スレーブの上記同期制御信号がそれぞれアクティ
ブ,インアクティブの場合にアクティブとする検出信号
を出力することを特徴とするクロック生成部を設けた。
ー,スレーブの上記同期制御信号がそれぞれアクティ
ブ,インアクティブの場合にアクティブとする検出信号
を出力することを特徴とするクロック生成部を設けた。
【0010】また、(3)上記極性検出部は、マスタ
ー,スレーブの上記同期制御信号の極性が互いに異なる
場合にアクティブとする検出信号を出力することを特徴
とするクロック生成部を設けた。
ー,スレーブの上記同期制御信号の極性が互いに異なる
場合にアクティブとする検出信号を出力することを特徴
とするクロック生成部を設けた。
【0011】また、(4)上記(1)または(2)また
は(3)のクロック生成部において、マスター,スレー
ブの上記同期制御信号の一方または両方に対し、位相調
整を行った信号を極性検出部の入力とする位相調整部を
設けたことを特徴とするクロック生成部を設けた。
は(3)のクロック生成部において、マスター,スレー
ブの上記同期制御信号の一方または両方に対し、位相調
整を行った信号を極性検出部の入力とする位相調整部を
設けたことを特徴とするクロック生成部を設けた。
【0012】また、(5)上記(1)の表示制御装置に
おいて、上記表示装置に出力する表示データとして、マ
スターの上記表示データと、マスター,スレーブそれぞ
れの表示データを重ね合わせた上記表示データとを切り
替えることを特徴とする重ね合わせ制御部を設けた。
おいて、上記表示装置に出力する表示データとして、マ
スターの上記表示データと、マスター,スレーブそれぞ
れの表示データを重ね合わせた上記表示データとを切り
替えることを特徴とする重ね合わせ制御部を設けた。
【0013】また、(6)上記(1)の表示制御装置に
おいて、上記表示装置に出力する表示データとして、マ
スターの上記表示データと、スレーブの上記表示データ
と、マスター,スレーブそれぞれの表示データを重ね合
わせた上記表示データとを切り替えることを特徴とする
重ね合わせ制御部を設けた。
おいて、上記表示装置に出力する表示データとして、マ
スターの上記表示データと、スレーブの上記表示データ
と、マスター,スレーブそれぞれの表示データを重ね合
わせた上記表示データとを切り替えることを特徴とする
重ね合わせ制御部を設けた。
【0014】
【作用】上記クロック生成部において、(1)スレーブ
の上記入力ドットクロックを、マスター,スレーブの上
記同期制御信号がそれぞれインアクティブ,アクティブ
の場合には止め(”H”または、”L”に固定)、それ
以外の場合にマスター出力の上記ドットクロックを出力
する。また、(2)スレーブの上記入力ドットクロック
を、マスター,スレーブの上記同期制御信号がそれぞれ
アクティブ,インアクティブの場合には止め(”H”ま
たは、”L”に固定)、それ以外の場合にマスター出力
の上記ドットクロックを出力する。また、(3)スレー
ブの上記入力ドットクロックを、マスター,スレーブの
上記同期制御信号の極性が互いに異なる場合には止
め(”H”または、”L”に固定)、それ以外の場合に
マスター出力の上記ドットクロックを出力する。マスタ
ー,スレーブの上記同期制御信号は周期とアクティブ期
間が等しいため、一度位相が合うとずっと極性が同じな
のでスレーブのドットクロックは停止されることがな
く、マスター,スレーブの表示制御部の同期が合った状
態が続く。
の上記入力ドットクロックを、マスター,スレーブの上
記同期制御信号がそれぞれインアクティブ,アクティブ
の場合には止め(”H”または、”L”に固定)、それ
以外の場合にマスター出力の上記ドットクロックを出力
する。また、(2)スレーブの上記入力ドットクロック
を、マスター,スレーブの上記同期制御信号がそれぞれ
アクティブ,インアクティブの場合には止め(”H”ま
たは、”L”に固定)、それ以外の場合にマスター出力
の上記ドットクロックを出力する。また、(3)スレー
ブの上記入力ドットクロックを、マスター,スレーブの
上記同期制御信号の極性が互いに異なる場合には止
め(”H”または、”L”に固定)、それ以外の場合に
マスター出力の上記ドットクロックを出力する。マスタ
ー,スレーブの上記同期制御信号は周期とアクティブ期
間が等しいため、一度位相が合うとずっと極性が同じな
のでスレーブのドットクロックは停止されることがな
く、マスター,スレーブの表示制御部の同期が合った状
態が続く。
【0015】(4)上記位相調整部で同期制御信号の位
相を調整することにより、マスター,スレーブの上記表
示データの位相を自由に調整できる。このため、上記ク
ロック生成部により同期がとれた後でマスター,スレー
ブの上記表示データの位相にズレが生じた場合でも、位
相調整により位相の合った表示ができる。
相を調整することにより、マスター,スレーブの上記表
示データの位相を自由に調整できる。このため、上記ク
ロック生成部により同期がとれた後でマスター,スレー
ブの上記表示データの位相にズレが生じた場合でも、位
相調整により位相の合った表示ができる。
【0016】(5)上記重ね合わせ制御部では、表示装
置の表示データとしてマスターの表示データを選択でき
る。また、同期合わせはスレーブのドットクロック制御
のみで行うため、マスターのドットクロックは不変で、
表示装置に出力されるマスターの同期制御信号は常に一
定の周期である。このため、同期を合わせている間でも
マスターの表示データを表示装置に正しく表示できる。
置の表示データとしてマスターの表示データを選択でき
る。また、同期合わせはスレーブのドットクロック制御
のみで行うため、マスターのドットクロックは不変で、
表示装置に出力されるマスターの同期制御信号は常に一
定の周期である。このため、同期を合わせている間でも
マスターの表示データを表示装置に正しく表示できる。
【0017】(6)上記重ね合わせ制御部では、表示装
置の表示データとしてスレーブの表示データも選択でき
る。このため、同期を合った後、スレーブ表示データだ
けの表示も可能である。
置の表示データとしてスレーブの表示データも選択でき
る。このため、同期を合った後、スレーブ表示データだ
けの表示も可能である。
【0018】
【実施例】図1は、本発明の第一の実施例の表示制御装
置を示すブロック図である。同図で、2,4はドットク
ロックを基に生成された同期制御信号と、同期制御信号
に同期した表示データを出力する表示制御部で、それぞ
れマスター,スレーブである。16は外部クロック、6
は外部クロックより生成されるドットクロックDOTC
K、8はスレーブ4入力のドットクロックSDOTC
K、5と7はそれぞれDOTCK6,SDOTCK8を
基準にして生成する表示装置用の同期制御信号MVSY
NC,SVSYNC、1はSDOTCK8を制御しMV
SYNC5とSVSYNC7を一致させてマスター,ス
レーブの同期を合わせるクロック生成部、12,13は
それぞれ表示制御部2,4の表示データ、10はCRT
などの表示装置、3は二つの表示データ12,13から
表示装置10用の表示データを生成する重ね合わせ制御
部、9は表示データを作成するため表示制御部2,4等
に対するリード/ライトを行うCPUである。図2は、
第一の実施例のクロック生成部1の内部ブロック図で極
性検出部とクロック制御部から成る。図2で、20は論
理インバータ回路、21は論理AND回路、22は論理
OR回路、23は極性検出部出力の検出信号CMSKで
ある。24は、マスター,スレーブの同期合わせを行う
同期イネーブル信号SYNCEN−Nで、CPU9によ
り極性を変えることが出来る。
置を示すブロック図である。同図で、2,4はドットク
ロックを基に生成された同期制御信号と、同期制御信号
に同期した表示データを出力する表示制御部で、それぞ
れマスター,スレーブである。16は外部クロック、6
は外部クロックより生成されるドットクロックDOTC
K、8はスレーブ4入力のドットクロックSDOTC
K、5と7はそれぞれDOTCK6,SDOTCK8を
基準にして生成する表示装置用の同期制御信号MVSY
NC,SVSYNC、1はSDOTCK8を制御しMV
SYNC5とSVSYNC7を一致させてマスター,ス
レーブの同期を合わせるクロック生成部、12,13は
それぞれ表示制御部2,4の表示データ、10はCRT
などの表示装置、3は二つの表示データ12,13から
表示装置10用の表示データを生成する重ね合わせ制御
部、9は表示データを作成するため表示制御部2,4等
に対するリード/ライトを行うCPUである。図2は、
第一の実施例のクロック生成部1の内部ブロック図で極
性検出部とクロック制御部から成る。図2で、20は論
理インバータ回路、21は論理AND回路、22は論理
OR回路、23は極性検出部出力の検出信号CMSKで
ある。24は、マスター,スレーブの同期合わせを行う
同期イネーブル信号SYNCEN−Nで、CPU9によ
り極性を変えることが出来る。
【0019】まず、スレーブのドットクロックSDOT
CK8の制御について述べる。図2の極性検出部では、
MVSYNC5,SVSYNC7がそれぞれインアクテ
ィブ”L”,アクティブ”H”の場合に検出信号CMA
SK23をアクティブ”H”にする。同期合わせを行う
場合を考え、同期イネーブル信号SYNCEN−N24
をアクティブ”L”とする。この時、クロック制御部1
では、SDOTCK8を、検出信号CMASK23がア
クティブ”H”の場合に、”H”として止め、インアク
ティブ”L”の場合にDOTCK6とする。同期合わせ
をしないSYNCEN−N24がインアクティブ”H”
の場合、クロック制御部1では、SDOTCK8を”
H”に固定とし止める。
CK8の制御について述べる。図2の極性検出部では、
MVSYNC5,SVSYNC7がそれぞれインアクテ
ィブ”L”,アクティブ”H”の場合に検出信号CMA
SK23をアクティブ”H”にする。同期合わせを行う
場合を考え、同期イネーブル信号SYNCEN−N24
をアクティブ”L”とする。この時、クロック制御部1
では、SDOTCK8を、検出信号CMASK23がア
クティブ”H”の場合に、”H”として止め、インアク
ティブ”L”の場合にDOTCK6とする。同期合わせ
をしないSYNCEN−N24がインアクティブ”H”
の場合、クロック制御部1では、SDOTCK8を”
H”に固定とし止める。
【0020】以下、SDOTCK8の制御による同期合
わせの動作について図4を用いて説明する。図4は、図
2のスレーブのドットクロックSDOTCK8のタイム
チャート図である。同期イネーブル信号SYNCEN−
N24がインアクティブ”H”の時、SDOTCK8
は”H”固定となりSVSYNC7も止まる(図4で
は”L”のまま)。次に、同期合わせをするためSYN
CEN−N24をアクティブ”L”とする。SVSYN
C7がインアクティブ”L”の場合、検出信号CMAS
K23がインアクティブ”L”なので、SDOTCK8
はDOTCK6と等しい。MVSYNC5,SVSYN
C7が、それぞれインアクティブ,アクティブになる
と、検出信号CMASK23がアクティブ”H”となり
SDOTCK8は”H”固定で止まる。そして、MVS
YNC5がアクティブ”H”になると、ふたたび検出信
号CMASK23がインアクティブ”L”となりSDO
TCK8はDOTCK6と等しくなる。この時、MVS
YNC5とSVSYNC7の位相が合う。MVSYNC
5とSVSYNC7は周期とアクティブ期間が等しいた
め、一度位相が合うと極性が互いに同じなのでCMAS
K23がインアクティブ”L”のままとなり、SDOT
CK8はDOTCK6と等しい状態が続き、MVSYN
C5とSVSYNC7の位相が一致する。この結果、マ
スター,スレーブの表示制御部2,4の同期がとれる。
わせの動作について図4を用いて説明する。図4は、図
2のスレーブのドットクロックSDOTCK8のタイム
チャート図である。同期イネーブル信号SYNCEN−
N24がインアクティブ”H”の時、SDOTCK8
は”H”固定となりSVSYNC7も止まる(図4で
は”L”のまま)。次に、同期合わせをするためSYN
CEN−N24をアクティブ”L”とする。SVSYN
C7がインアクティブ”L”の場合、検出信号CMAS
K23がインアクティブ”L”なので、SDOTCK8
はDOTCK6と等しい。MVSYNC5,SVSYN
C7が、それぞれインアクティブ,アクティブになる
と、検出信号CMASK23がアクティブ”H”となり
SDOTCK8は”H”固定で止まる。そして、MVS
YNC5がアクティブ”H”になると、ふたたび検出信
号CMASK23がインアクティブ”L”となりSDO
TCK8はDOTCK6と等しくなる。この時、MVS
YNC5とSVSYNC7の位相が合う。MVSYNC
5とSVSYNC7は周期とアクティブ期間が等しいた
め、一度位相が合うと極性が互いに同じなのでCMAS
K23がインアクティブ”L”のままとなり、SDOT
CK8はDOTCK6と等しい状態が続き、MVSYN
C5とSVSYNC7の位相が一致する。この結果、マ
スター,スレーブの表示制御部2,4の同期がとれる。
【0021】次に、クロック生成部1の第二の実施例に
ついてのべる。図5は、第二の実施例のクロック生成部
の内部ブロック図である。同図で、20は論理インバー
タ回路、25は論理NAND回路、27は論理AND回
路、26は極性検出部出力の検出信号CMSKーNであ
る。図5のSDOTCK8のタイムチャート図を図6に
示す。図5では、SDOTCK8を”L”固定にして止
める回路で、それ以外の動作は図2と同じである。この
様に、SDOTCK8の止め方に”H”固定,”L”固
定の二通りあるが、以下、”H”固定の例で説明する。
ついてのべる。図5は、第二の実施例のクロック生成部
の内部ブロック図である。同図で、20は論理インバー
タ回路、25は論理NAND回路、27は論理AND回
路、26は極性検出部出力の検出信号CMSKーNであ
る。図5のSDOTCK8のタイムチャート図を図6に
示す。図5では、SDOTCK8を”L”固定にして止
める回路で、それ以外の動作は図2と同じである。この
様に、SDOTCK8の止め方に”H”固定,”L”固
定の二通りあるが、以下、”H”固定の例で説明する。
【0022】クロック生成部1の第三の実施例について
のべる。図7は、第三の実施例のクロック生成部の内部
ブロック図である。同図で、30は論理インバータ回
路、31は論理AND回路、32は論理OR回路であ
る。図7と図2との相違は検出信号CMASK23のア
クティブ条件である。即ち、図7では、MVSYNC
5,SVSYNC7がそれぞれアクティブ”H”,イン
アクティブ”L”の場合にCMASK23をアクティ
ブ”H”にし、この時SDOTCK8を”H”に固定に
して止める。図7のSDOTCK8の制御による同期合
わせの動作を示したタイムチャート図を図8に示す。以
下、図8を説明する。
のべる。図7は、第三の実施例のクロック生成部の内部
ブロック図である。同図で、30は論理インバータ回
路、31は論理AND回路、32は論理OR回路であ
る。図7と図2との相違は検出信号CMASK23のア
クティブ条件である。即ち、図7では、MVSYNC
5,SVSYNC7がそれぞれアクティブ”H”,イン
アクティブ”L”の場合にCMASK23をアクティ
ブ”H”にし、この時SDOTCK8を”H”に固定に
して止める。図7のSDOTCK8の制御による同期合
わせの動作を示したタイムチャート図を図8に示す。以
下、図8を説明する。
【0023】同期イネーブル信号SYNCEN−N24
がインアクティブ”H”の時、SDOTCK8は”H”
固定となりSVSYNC7も止まる(図8では”L”の
まま)。次に、同期合わせをするためSYNCEN−N
24をアクティブ”L”とする。MVSYNC5がイン
アクティブ”L”の場合、検出信号CMASK23がイ
ンアクティブ”L”なので、SDOTCK8はDOTC
K6と等しい。MVSYNC5,SVSYNC7が、そ
れぞれアクティブ”H”,インアクティブ”L”になる
と、検出信号CMASK23がアクティブ”H”となり
SDOTCK8は”H”固定となりSVSYNC7も止
まる。SVSYNC7の”L”から”H”となる時間
は、この止まる期間分遅くなる。そして、MVSYNC
5がインアクティブ”L”になると、ふたたび検出信号
CMASK23がインアクティブ”L”となり、SDO
TCK8はDOTCK6と等しくなる。結局、図8の様
に、MVSYNC5とSVSYNC7の位相が合うまで
検出信号CMASK23がアクティブ,インアクティブ
を繰り返す。そして、MVSYNC5とSVSYNC7
の位相が一度合うと、検出信号CMASK23がインア
クティブのままなので位相の一致した状態が続き、マス
ター,スレーブの表示制御部2,4の同期がとれる。
がインアクティブ”H”の時、SDOTCK8は”H”
固定となりSVSYNC7も止まる(図8では”L”の
まま)。次に、同期合わせをするためSYNCEN−N
24をアクティブ”L”とする。MVSYNC5がイン
アクティブ”L”の場合、検出信号CMASK23がイ
ンアクティブ”L”なので、SDOTCK8はDOTC
K6と等しい。MVSYNC5,SVSYNC7が、そ
れぞれアクティブ”H”,インアクティブ”L”になる
と、検出信号CMASK23がアクティブ”H”となり
SDOTCK8は”H”固定となりSVSYNC7も止
まる。SVSYNC7の”L”から”H”となる時間
は、この止まる期間分遅くなる。そして、MVSYNC
5がインアクティブ”L”になると、ふたたび検出信号
CMASK23がインアクティブ”L”となり、SDO
TCK8はDOTCK6と等しくなる。結局、図8の様
に、MVSYNC5とSVSYNC7の位相が合うまで
検出信号CMASK23がアクティブ,インアクティブ
を繰り返す。そして、MVSYNC5とSVSYNC7
の位相が一度合うと、検出信号CMASK23がインア
クティブのままなので位相の一致した状態が続き、マス
ター,スレーブの表示制御部2,4の同期がとれる。
【0024】クロック生成部1の第四の実施例について
のべる。図9は、第四の実施例のクロック生成部の内部
ブロック図である。同図で、41は論理EOR回路、4
2は論理OR回路、43は極性検出部出力の検出信号C
MSKである。図9と図2または図7との相違は検出信
号CMASK23のアクティブ条件である。即ち、図9
では、MVSYNC5,SVSYNC7の極性が異なる
場合にCMASK23をアクティブ”H”にし、この時
SDOTCK8を”H”に固定にして止める。検出信号
CMASK23のアクティブ条件は、図2の検出信号の
アクティブ条件に図7の検出信号のアクティブ条件も加
えたもので、同期合わせの動作を示した図9のSDOT
CK8のタイムチャート図を図10に示す。以下、図1
0を説明する。
のべる。図9は、第四の実施例のクロック生成部の内部
ブロック図である。同図で、41は論理EOR回路、4
2は論理OR回路、43は極性検出部出力の検出信号C
MSKである。図9と図2または図7との相違は検出信
号CMASK23のアクティブ条件である。即ち、図9
では、MVSYNC5,SVSYNC7の極性が異なる
場合にCMASK23をアクティブ”H”にし、この時
SDOTCK8を”H”に固定にして止める。検出信号
CMASK23のアクティブ条件は、図2の検出信号の
アクティブ条件に図7の検出信号のアクティブ条件も加
えたもので、同期合わせの動作を示した図9のSDOT
CK8のタイムチャート図を図10に示す。以下、図1
0を説明する。
【0025】同期イネーブル信号SYNCEN−N24
がインアクティブ”H”の時、SDOTCK8は”H”
固定となりSVSYNC7も止まる(図10では”L”
のまま)。次に、同期合わせをするためSYNCEN−
N24をアクティブ”L”とする。MVSYNC5,S
VSYNC7が共にインアクティブ”L”の場合、検出
信号CMASK23がインアクティブ”L”なので、S
DOTCK8はDOTCK6と等しい。MVSYNC
5,SVSYNC7が、それぞれアクティブ”H”,イ
ンアクティブ”L”になると、検出信号CMASK23
がアクティブ”H”となりSDOTCK8は”H”固定
となりSVSYNC7も止まる。SVSYNC7の”
L”から”H”となる時間は、この止まる期間分遅くな
る。そして、MVSYNC5がインアクティブ”L”に
なると、ふたたび検出信号CMASK23がインアクテ
ィブ”L”となり、SDOTCK8はDOTCK6と等
しくなる。次に、MVSYNC5,SVSYNC7が、
それぞれインアクティブ,アクティブになると、検出信
号CMASK23がアクティブ”H”となりSDOTC
K8は”H”固定で止まる。そして、MVSYNC5が
アクティブ”H”になると、ふたたび検出信号CMAS
K23がインアクティブ”L”となりSDOTCK8は
DOTCK6と等しくなる。この時、MVSYNC5と
SVSYNC7の位相の合う。その後、検出信号CMA
SK23がインアクティブのままなので位相の一致した
状態が続き、マスター,スレーブの表示制御部2,4の
同期がとれる。
がインアクティブ”H”の時、SDOTCK8は”H”
固定となりSVSYNC7も止まる(図10では”L”
のまま)。次に、同期合わせをするためSYNCEN−
N24をアクティブ”L”とする。MVSYNC5,S
VSYNC7が共にインアクティブ”L”の場合、検出
信号CMASK23がインアクティブ”L”なので、S
DOTCK8はDOTCK6と等しい。MVSYNC
5,SVSYNC7が、それぞれアクティブ”H”,イ
ンアクティブ”L”になると、検出信号CMASK23
がアクティブ”H”となりSDOTCK8は”H”固定
となりSVSYNC7も止まる。SVSYNC7の”
L”から”H”となる時間は、この止まる期間分遅くな
る。そして、MVSYNC5がインアクティブ”L”に
なると、ふたたび検出信号CMASK23がインアクテ
ィブ”L”となり、SDOTCK8はDOTCK6と等
しくなる。次に、MVSYNC5,SVSYNC7が、
それぞれインアクティブ,アクティブになると、検出信
号CMASK23がアクティブ”H”となりSDOTC
K8は”H”固定で止まる。そして、MVSYNC5が
アクティブ”H”になると、ふたたび検出信号CMAS
K23がインアクティブ”L”となりSDOTCK8は
DOTCK6と等しくなる。この時、MVSYNC5と
SVSYNC7の位相の合う。その後、検出信号CMA
SK23がインアクティブのままなので位相の一致した
状態が続き、マスター,スレーブの表示制御部2,4の
同期がとれる。
【0026】次に、位相調整部を備えたクロック生成部
1の実施例についてのべる。図11は、第五の実施例の
クロック生成部の内部ブロック図である。極性検出部と
クロック制御部は上述した構成のどれでもよいので、図
2を例にした。50,51は、MVSYNC5,SVS
YNC7の位相を調整できる位相調整部である。MVS
YNC5とSVSYNC7は、位相調整部50,51で
生じた相対的な位相差を保ったまま同期が一致する。図
12は、50,51の位相調整部の内部ブロック図であ
る。同図で、52はマスターのドットクロックDOTC
K6の周期で入力信号55をシフトするシフタ、53は
CPU9で値を変更可能なレジスタ、54はレジスタ5
3の値によりシフトした複数の信号60の一つを選択す
るセレクタである。
1の実施例についてのべる。図11は、第五の実施例の
クロック生成部の内部ブロック図である。極性検出部と
クロック制御部は上述した構成のどれでもよいので、図
2を例にした。50,51は、MVSYNC5,SVS
YNC7の位相を調整できる位相調整部である。MVS
YNC5とSVSYNC7は、位相調整部50,51で
生じた相対的な位相差を保ったまま同期が一致する。図
12は、50,51の位相調整部の内部ブロック図であ
る。同図で、52はマスターのドットクロックDOTC
K6の周期で入力信号55をシフトするシフタ、53は
CPU9で値を変更可能なレジスタ、54はレジスタ5
3の値によりシフトした複数の信号60の一つを選択す
るセレクタである。
【0027】図1のマスター,スレーブの表示データ1
2,13は、それぞれMVSYNC5,SVSYNC7
に同期している。従って、図11のクロック生成部で
は、CPU9によりMVSYNC5,SVSYNC7の
位相調整により、マスター,スレーブの表示データ1
2,13の位相を自由に調整できる。このため、同期が
とれた後でマスター,スレーブの表示データ12,13
の位相にズレが生じた場合でも、位相調整により位相の
合った表示ができる。尚、図11ではMVSYNC5と
SVSYNC7に位相調整部を二つ設けて位相を早めた
り遅くしたりできるが、どちらか一方の位相を遅くする
だけでよい場合は一つでも良い。
2,13は、それぞれMVSYNC5,SVSYNC7
に同期している。従って、図11のクロック生成部で
は、CPU9によりMVSYNC5,SVSYNC7の
位相調整により、マスター,スレーブの表示データ1
2,13の位相を自由に調整できる。このため、同期が
とれた後でマスター,スレーブの表示データ12,13
の位相にズレが生じた場合でも、位相調整により位相の
合った表示ができる。尚、図11ではMVSYNC5と
SVSYNC7に位相調整部を二つ設けて位相を早めた
り遅くしたりできるが、どちらか一方の位相を遅くする
だけでよい場合は一つでも良い。
【0028】図13は、図1の重ね合わせ制御部3の第
一の実施例の内部ブロック図である。同図で、57はマ
スターとスレーブの表示データ12と13を重ね合わせ
る(例えば、12が”H”なら”H”、12が”L”な
ら13の値とする)重ね合わせ論理部、61はCRT1
0の表示データ14として、マスター表示データ12
と、重ね合わせデータ59とを切り替えるセレクタであ
る。
一の実施例の内部ブロック図である。同図で、57はマ
スターとスレーブの表示データ12と13を重ね合わせ
る(例えば、12が”H”なら”H”、12が”L”な
ら13の値とする)重ね合わせ論理部、61はCRT1
0の表示データ14として、マスター表示データ12
と、重ね合わせデータ59とを切り替えるセレクタであ
る。
【0029】図14は、重ね合わせ制御部3の第二の実
施例の内部ブロック図である。同図で、58は表示デー
タ14として、マスター表示データ12と、スレーブ表
示データ13と、重ね合わせデータ59とを切り替える
セレクタである。尚、セレクタ61、58での切り替え
は、CPU6のソフトウェア、キーボードのキー入力、
または手動スイッチ等で行う。
施例の内部ブロック図である。同図で、58は表示デー
タ14として、マスター表示データ12と、スレーブ表
示データ13と、重ね合わせデータ59とを切り替える
セレクタである。尚、セレクタ61、58での切り替え
は、CPU6のソフトウェア、キーボードのキー入力、
または手動スイッチ等で行う。
【0030】以上の様に、スレーブのドットクロックS
DOTCK8制御のみで同期合わせを行うため、マスタ
ーのドットクロックDOTCK6は不変で、CRT10
に出力されるマスターの同期制御信号MVSYNC5は
常に一定の周期である。また、上記重ね合わせ制御部3
では、表示装置の表示データとしてマスターの表示デー
タを選択できる。このため、同期を合わせている間(S
YNCEN−N24をアクティブにしてから同期が合う
までの一定期間)でもマスターの表示データ12をCR
T10に対し、表示の乱れることがなく正しく表示でき
る。従って、例えば、マスターの表示データだけを表示
させている状態で、マスター/スレーブの表示データを
重ね合わせるソフトウェアを実行する場合に、次の様な
使い方ができる。この場合、スレーブの表示制御部に対
する初期設定(レジスタや表示メモリに対するアクセ
ス)、及び同期合わせの間、確定していないスレーブの
表示データを表示せずにマスターの表示データだけを表
示させる。同期がとれ、かつスレーブの表示データの確
定後に、表示データを切り替え、重ね合わせ表示データ
を何ら問題なく表示装置に表示させることができる。こ
れは、マスターのドットクロックを止めずに同期制御を
行うため、表示装置の同期制御信号が変化することなく
一定の周期で出力され表示の乱れがないという利点があ
るためである。
DOTCK8制御のみで同期合わせを行うため、マスタ
ーのドットクロックDOTCK6は不変で、CRT10
に出力されるマスターの同期制御信号MVSYNC5は
常に一定の周期である。また、上記重ね合わせ制御部3
では、表示装置の表示データとしてマスターの表示デー
タを選択できる。このため、同期を合わせている間(S
YNCEN−N24をアクティブにしてから同期が合う
までの一定期間)でもマスターの表示データ12をCR
T10に対し、表示の乱れることがなく正しく表示でき
る。従って、例えば、マスターの表示データだけを表示
させている状態で、マスター/スレーブの表示データを
重ね合わせるソフトウェアを実行する場合に、次の様な
使い方ができる。この場合、スレーブの表示制御部に対
する初期設定(レジスタや表示メモリに対するアクセ
ス)、及び同期合わせの間、確定していないスレーブの
表示データを表示せずにマスターの表示データだけを表
示させる。同期がとれ、かつスレーブの表示データの確
定後に、表示データを切り替え、重ね合わせ表示データ
を何ら問題なく表示装置に表示させることができる。こ
れは、マスターのドットクロックを止めずに同期制御を
行うため、表示装置の同期制御信号が変化することなく
一定の周期で出力され表示の乱れがないという利点があ
るためである。
【0031】また、図14の重ね合わせ制御部3では、
表示装置の表示データとしてマスターの表示データを選
択できるので、同期がとれた後、スレーブの表示データ
だけの表示も可能である。この結果、使い勝手を向上で
きる。また、この様に比較的少ない回路で同期制御を実
現できる効果もある。
表示装置の表示データとしてマスターの表示データを選
択できるので、同期がとれた後、スレーブの表示データ
だけの表示も可能である。この結果、使い勝手を向上で
きる。また、この様に比較的少ない回路で同期制御を実
現できる効果もある。
【0032】上述した図2または図5または図7または
図9のクロック生成部は、表示制御LSIの中に含めて
も、または汎用LSIを用いた表示制御回路としてもよ
い。
図9のクロック生成部は、表示制御LSIの中に含めて
も、または汎用LSIを用いた表示制御回路としてもよ
い。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スレーブ表示制御部のドットクロックのみを制御して同
期をとるため、同期を合わせている間でもマスターの表
示データを表示装置に正しく表示でき、使い勝手の良い
同期制御を行うことができる。
スレーブ表示制御部のドットクロックのみを制御して同
期をとるため、同期を合わせている間でもマスターの表
示データを表示装置に正しく表示でき、使い勝手の良い
同期制御を行うことができる。
【図1】本発明の実施例を示す表示制御装置の構成を示
すブロック図。
すブロック図。
【図2】本発明の第一の実施例のクロック生成部の構成
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図3】本発明の従来例を示す表示制御装置の構成を示
すブロック図。
すブロック図。
【図4】本発明の第一の実施例のドットクロックの生成
を示すタイムチャート図。
を示すタイムチャート図。
【図5】本発明の第二の実施例のクロック生成部の構成
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図6】本発明の第二の実施例のドットクロックの生成
を示すタイムチャート図。
を示すタイムチャート図。
【図7】本発明の第三の実施例のクロック生成部の構成
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図8】本発明の第三の実施例のドットクロックの生成
を示すタイムチャート図。
を示すタイムチャート図。
【図9】本発明の第四の実施例のクロック生成部の構成
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図10】本発明の第四の実施例のドットクロックの生
成を示すタイムチャート図。
成を示すタイムチャート図。
【図11】本発明の第五の実施例のクロック生成部の構
成を示すブロック図。
成を示すブロック図。
【図12】本発明の実施例の位相調整部の構成を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図13】本発明の第一の実施例の重ね合わせ制御部の
構成を示すブロック図。
構成を示すブロック図。
【図14】本発明の第二の実施例の重ね合わせ制御部の
構成を示すブロック図。
構成を示すブロック図。
1…クロック生成部、 8…スレーブのドットクロック、 6…マスターのドットクロック、 5,7…マスター、スレーブの同期制御信号、 3…重ね合わせ制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊東 浩道 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所マイクロエレクトロ ニクス機器開発研究所内 (56)参考文献 特開 昭64−62694(JP,A) 特開 平2−306297(JP,A) 特開 平2−158797(JP,A) 特開 昭63−241591(JP,A) 特開 昭58−9192(JP,A) 特開 昭61−97690(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/12 G09G 5/18 G09G 5/40
Claims (8)
- 【請求項1】少なくとも、ドットクロックを基に生成さ
れた同期制御信号と上記同期制御信号に同期した表示デ
ータを出力するマスター(外部クロック入力からドット
クロックを出力)とスレーブ(外部クロックとしてドッ
トクロックを入力)二つの表示制御部と、マスター,ス
レーブ二つの上記表示データを重ね合わせた表示データ
を表示装置に出力する重ね合わせ制御部とから成る表示
制御装置において、 マスター,スレーブの上記同期制御信号がそれぞれイン
アクティブ,アクティブの場合にアクティブとする検出
信号を出力する極性検出部と、スレーブの上記入力ドッ
トクロックを、上記極性検出部がアクティブの場合には
止め(”H”または、”L”に固定)、それ以外の場合
にマスター出力の上記ドットクロックとするクロック制
御部から成るクロック生成部を設けたことを特徴とする
表示制御装置の同期制御方式。 - 【請求項2】上記請求項1の極性検出部は、マスター,
スレーブの上記同期制御信号がそれぞれアクティブ,イ
ンアクティブの場合にアクティブとする検出信号を出力
することを特徴とする上記請求項1のクロック生成部。 - 【請求項3】上記請求項1の極性検出部は、マスター,
スレーブの上記同期制御信号の極性が互いに異なる場合
にアクティブとする検出信号を出力することを特徴とす
る上記請求項1のクロック生成部。 - 【請求項4】上記請求項1,2または3のクロック生成
部において、マスター,スレーブの上記同期制御信号の
一方または両方に対し、位相調整を行った信号を極性検
出部の入力とする位相調整部を設けたことを特徴とする
クロック生成部。 - 【請求項5】上記請求項1の表示制御装置において、上
記表示装置に出力する表示データとして、マスターの上
記表示データと、マスター,スレーブそれぞれの表示デ
ータを重ね合わせた上記表示データとを切り替えること
を特徴とする上記請求項1の重ね合わせ制御部。 - 【請求項6】上記請求項1の表示制御装置において、上
記表示装置に出力する表示データとして、マスターの上
記表示データと、スレーブの上記表示データと、マスタ
ー,スレーブそれぞれの表示データを重ね合わせた上記
表示データとを切り替えることを特徴とする上記請求項
1の重ね合わせ制御部。 - 【請求項7】上記請求項1,2,3または4のクロック
生成部を具備したことを特徴とする表示制御LSI。 - 【請求項8】上記請求項1,2,3または4のクロック
生成部を具備したことを特徴とする表示制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03088096A JP3135597B2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 表示制御装置の同期制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03088096A JP3135597B2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 表示制御装置の同期制御回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05303366A JPH05303366A (ja) | 1993-11-16 |
JP3135597B2 true JP3135597B2 (ja) | 2001-02-19 |
Family
ID=13933344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03088096A Expired - Fee Related JP3135597B2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 表示制御装置の同期制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3135597B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018235175A1 (ja) | 2017-06-20 | 2018-12-27 | コクヨ株式会社 | 椅子 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0382478A (ja) * | 1989-08-25 | 1991-04-08 | Terumo Corp | 線材操作器具 |
JP2521181B2 (ja) * | 1990-07-16 | 1996-07-31 | テルモ株式会社 | 線材操作器具 |
-
1991
- 1991-04-19 JP JP03088096A patent/JP3135597B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018235175A1 (ja) | 2017-06-20 | 2018-12-27 | コクヨ株式会社 | 椅子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05303366A (ja) | 1993-11-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |