JP3135418U - スライドカバーを有する安全かみそり - Google Patents

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純夫 熊田
伸司 澤田
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Abstract

【課題】カバーの開閉操作を確実かつ簡単に行えるだけでなく、材料毎の分別も行える安全かみそりを、簡単な構造によって提供する。
【解決手段】柄20の先端に刃体カートリッジ10を保持する保持部21を設けるとともに、この保持部21の外面及びこれに連続する柄20の外面にスライド面22を形成し、このスライド面22に接する第1案内面を挿通穴の内面に形成するとともに、挿通穴の第1案内面とは反対側になる内面に第2案内面を形成して、これら両案内面によってスライドカバー30をスライド可能に保持し、柄20の外面に案内溝または案内突起23を形成するとともに、これらの案内溝または案内突起23に係合する案内突起または案内溝33をスライドカバー30の挿通穴の内面に形成する。
【選択図】図1

Description

本考案は、安全かみそりに関し、特にスライドカバーを有する安全かみそりに関するものである。
「安全かみそり」としては、種々なタイプのものがあるが、中でも「柄」が長いものは、柄の折り畳みが行えるか否かに拘わらず、非常に簡単な構成にできるから、所謂「使い捨て」のものとして便利なタイプのものである。この使い捨ての長柄安全かみそりを捨てる際には、金属製の刃体と、例えば合成樹脂製の柄部分とを分けて、所謂分別収集できるようにしておく必要もある。
また、安全かみそりといっても、刃体を剥き出しできるようにしないと使用できないから、使用しないときやバッグの中に入れる際には、刃体を覆えるようにしておけるとより安全となる。そこで、特許文献1にて提案されているような、「刃物用カバー」が案出された。
この特許文献1にて提案されている「刃物用カバー」は、「カバーを開閉する際に、開く操作を容易に行うことができる刃物用カバーを提供すること」を目的としてなされたもので、図6に示すように、「剃刀用カバー11は、腹部に設けた蝶番12により開閉可能とした基板部13と、蓋部14とから構成されている。前記基板部13と前記蓋部14とは少なくとも剃刀15の刃部16を覆うように構成されており、支持板部18が剃刀15の柄17の前半部を支え得るように基板部13を後方へ延出して形成されている。また、前記支持板部18には柄17の背部20に臨む押圧部21が形成されており、該押圧部21には剃刀15の柄17の側面より側方へ突出した突部としての突条22が形成されている」ものである。
しかしながら、この「刃物用カバー」の構造は非常に複雑であり、所謂使い捨ての安全かみそりには、コストの面でも適さない構造のものであると考えられる。
特開2005−46191号公報、要約、図3
本考案は、刃体をカバーによって簡単に覆うことができて、安全かみそりを使用したい場合には、このカバーの覆い状態を簡単に解除できるようにするにはどうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、本考案を完成したのである。
すなわち、本考案の目的とするところは、カバーの開閉操作を確実かつ簡単に行えるだけでなく、材料毎の分別も行える安全かみそりを、簡単な構造によって提供することにある。
以上の課題を解決するために、本考案の採った手段は、後述する最良形態の説明中で使用する符号を付して説明すると、
「刃体カートリッジ10を柄20の先端に取り付けて、この刃体カートリッジ10の刃体11を覆いながら挿通穴30aによって保持されるスライドカバー30をスライド可能に設けた安全かみそり100であって、
柄20の先端に刃体カートリッジ10を保持する保持部21を設けるとともに、この保持部21の外面及びこれに連続する柄20の外面にスライド面22を形成し、
このスライド面22に接する第1案内面31を挿通穴30aの内面に形成するとともに、挿通穴30aの第1案内面31とは反対側になる内面に第2案内面32を形成して、これら両案内面31及び32によってスライドカバー30をスライド可能に保持し、
さらに、柄20の外面に案内溝または案内突起23を形成するとともに、これらの案内溝または案内突起23に係合する案内突起または案内溝33をスライドカバー30の挿通穴30aの内面に形成したことを特徴とするスライドカバー30を有する安全かみそり100」
である。
すなわち、この安全かみそり100は、図1にも示すように、刃体カートリッジ10を柄20の先端に取り付けて、この刃体カートリッジ10の刃体11を覆うスライドカバー30をスライド可能に設けたものである。この場合、スライドカバー30には、図3にも示すように、挿通穴30aが形成してあって、この挿通穴30aに柄20を挿通することにより、当該スライドカバー30は柄20に対してスライド可能になっているのである。
刃体カートリッジ10としては、柄20に対して固定されたものであってもよいが、後述する最良形態のように、「カートリッジ化」して、交換可能にしたものであってもよい。最良形態に係る刃体11は、図5に示すように、一対の刃カバー12の間に刃体11を挟み込んで固定したものであり、一体化された刃カバー12の上端には次に述べる柄20の保持部21内に挿通される案内レール13が形成してある。
柄20は、図1及び図2の(b)に示すように、その先端に設けた刃体カートリッジ10を保持するための保持部21を有するもので、この保持部21の外面及びこれに連続する柄20の外面にスライド面22が形成してある。なお、後述する最良形態に係る柄20は、直線状の一本物としてあるが、その適宜部分で折り畳み自在に形成して実施してもよいものである。
さて、スライドカバー30であるが、このスライドカバー30には、図3にも示すように、上記柄20が挿通されるべき挿通穴30aが形成してあり、この挿通穴30aの図示上側が第1案内面31であり、下側が第2案内面32である。換言すれば、スライドカバー30の挿通穴30aの上側内面に形成した第1案内面31には、上記柄20側のスライド面22が接することになるのであり、この第1案内面31とは反対側になる挿通穴30aの内面に形成した第2案内面32は、柄20の図示下側面が接することになるものである。これら両案内面31及び32によって、スライドカバー30は柄20に対してスライド可能に保持されることになるのである。
そして、この安全かみそり100にあっては、図1等に示すように、その柄20の外面に案内溝または案内突起23が形成してあり、一方、これらの案内溝または案内突起23に係合する案内突起または案内溝33がスライドカバー30の挿通穴30aの内面に形成してある。勿論、これらの案内溝または案内突起23及び案内突起または案内溝33については、両者が係合し合うものであればよいから、一方が「溝」であれば他方が「突起」となることはいうまでもない。
これらの案内溝または案内突起23及び案内突起または案内溝33は、両者が係合し合う状態になっていれば、スライドカバー30を柄20に対してスライド(移動)させたときその移動位置を案内するものであり、第1案内面31とスライド面22との接触、及び第2案内面32と柄20の底面との接触とも相まって、柄20に対するスライドカバー30のスライド移動を安定させることになり、スライドカバー30の柄20からの不用意な外れも防止している。
以上の結果、この安全かみそり100においては、図1の(a)に示すように、スライドカバー30を保持部21の先端まで移動させたときには、このスライドカバー30によって刃体カートリッジ10の全体を包み込むことになって、刃体カートリッジ10の刃体11が大きく露出するのを防止して、危険な状態となることを阻止しているのである。一方、図1の(b)に示すように、このスライドカバー30を柄20の中程までスライド移動させたときには、このスライドカバー30によって覆っていた刃体カートリッジ10を完全に露出されることはいうまでもない。このスライドカバー30のスライド移動は安定した状態で行えることは前述した通りである。
図1の(b)に示すように、刃体カートリッジ10が露出すれば、その刃体11によって、髭剃りは勿論、眉剃りや産毛剃りが行えるのであり、この使用の間、スライドカバー30はその挿通穴30aが第1案内面31及び第2案内面32と接しているため柄20に対して移動することがないから、当該安全かみそり100の使用中に支障をきたすことはない。勿論、このような状態で刃体カートリッジ10を洗浄することも問題なく行える。
次に、当該安全かみそり100の使用が終われば、今度は図1の(a)に示したように、スライドカバー30を柄20の先端にスライドさせれば、刃体カートリッジ10をスライドカバー30によって覆うことができる。なお、後述する最良形態では、図2に示すように、スライドカバー30にクシ歯34が形成してあって、これらのクシ歯34の間から刃体11の小部分が露出するようにしてある。つまり、スライドカバー30自体がクシ歯34を有しているから、当該安全かみそり100は、スライドカバー30を閉じた状態で、例えば「眉毛の梳き剃り」に使用することができるのである。
そして、この安全かみそり100では、上述したように、柄20から刃体カートリッジ10及びスライドカバー30を簡単に外せるようにもなっているし、刃体カートリッジ10についても、保持部21と刃体11とを簡単に分離できるものとなっているから、刃体11以外を合成樹脂によって形成すれば、金属である刃体11とそのたの合成樹脂部分との分別も簡単に行えるものとなっているのである。
従って、この安全かみそり100は、刃体11をスライドカバー30によって簡単に覆うことができて、安全かみそりを使用したい場合には、このスライドカバー30の覆い状態を簡単に解除できるものとなっているのである。
以上、説明した通り、本考案においては、
「刃体カートリッジ10を柄20の先端に取り付けて、この刃体カートリッジ10の刃体11を覆いながら挿通穴30aによって保持されるスライドカバー30をスライド可能に設けた安全かみそり100であって、
柄20の先端に刃体カートリッジ10を保持する保持部21を設けるとともに、この保持部21の外面及びこれに連続する柄20の外面にスライド面22を形成し、
このスライド面22に接する第1案内面31を挿通穴30aの内面に形成するとともに、挿通穴30aの第1案内面31とは反対側になる内面に第2案内面32を形成して、これら両案内面31及び32によってスライドカバー30をスライド可能に保持し、
さらに、柄20の外面に案内溝または案内突起23を形成するとともに、これらの案内溝または案内突起23に係合する案内突起または案内溝33をスライドカバー30の挿通穴30aの内面に形成したこと」
にその構成上の主たる特徴があり、これにより、スライドカバー30の開閉操作を確実かつ簡単に行えるだけでなく、材料毎の分別も行える安全かみそり100を、簡単な構造によって提供することができるのである。
次に、上記のように構成した本考案を、図面に示した最良の形態である安全かみそり100について説明すると、図1には、本考案に係る安全かみそり100の側面図が示してあり、この安全かみそり100は、軸型の柄20の先端部に刃体カートリッジ10を取り付けて、この刃体カートリッジ10をスライドカバー30によって覆うようにしたものである。そして、この図1の(a)では、スライドカバー30によって刃体カートリッジ10を覆い、図1の(b)では、この覆いであるスライドカバー30を柄20の中程までスライドさせて、刃体カートリッジ10の刃体11全体を露出させた状態が示してある。
本最良形態に係る刃体カートリッジ10は、図5に示したように、一枚の刃体11の両側に刃カバー12をそれぞれ配置して、一体的に構成されるものである。つまり、この最良形態の刃体カートリッジ10では、一方の刃カバー12に形成してある突起を、刃体11に形成してある取付穴内に挿通して、他方の刃カバー12に形成してある嵌合穴内に嵌合して一体化したものである。なお、これら2枚の刃カバー12は、ヒンジ部によって開閉自在にしておいて、これらの間に刃体11を挿入した後にこれを挟み込んで一体化するようにしてもよい。
この刃体カートリッジ10を構成している各刃カバー12の上縁には、図5及び図4に示したように、案内レール13が形成してあり、これらの案内レール13を案内部として、当該刃体カートリッジ10は、次に述べる柄20側の保持部21内に差し込まれるものである。
そして、この刃体カートリッジ10の案内レール13の外端(外に出る側の端)には、図5に示したように、係止突起14が形成してある。この係止突起14は、当該刃体カートリッジ10の保持部21内への挿入が完了したとき、この保持部21の外端に当接して、当該刃体カートリッジ10全体の位置決めを行うものである。
この刃体カートリッジ10において、刃体11は当然金属製のものとしてあるが、その他の部分、つまり各刃カバー12は合成樹脂を材料としたものである。そして、この刃体11は、その両刃カバー12に対する嵌合状態を解けば、各刃カバー12と完全かつ簡単に分別し得るものとしてある。
本最良形態における柄20は、図1に示したように、直線状の一本の「長柄」としたものであり、合成樹脂を材料として一体成形したものである。勿論、この柄20は、「長柄」状のものだけでなく、中程で折り畳み可能なものとして実施してもよい。
この柄20の先端部には、図2にて拡大して示したように、保持部21が一体的に形成してあり、この保持部21の図示下側には、図示はしていないが上記刃体カートリッジ10側の案内レール13が係合して案内される条溝が形成してある。また、この保持部21の先端部には、図2の(b)にも示したように、上記刃体カートリッジ10側の係止突起14が係合される係合穴が形成してあって、この係合穴と係止突起14とが係合することによって、当該保持部21に対する刃体カートリッジ10の位置決めがしっかりとなされるのである。
また、この柄20と保持部21との、図1に示した上面は、滑らかに連続するスライド面22となっており、後述するスライドカバー30の案内を円滑に行えるようにしてある。このスライド面22の断面形状は、後述するスライドカバー30に形成してある挿通穴30aの断面形状と同じになるようにしてある。
さらに、この柄20の正面側側面には、図1及び図2に示したように、案内溝または案内突起23が形成してあり、この案内溝または案内突起23は上記スライド面22と平行になるようにしてある。この案内溝または案内突起23は、後述するスライドカバー30側の案内突起または案内溝33が係合することになるものであり、スライドカバー30を案内するものである。
本最良形態では、上記柄20に形成した案内溝または案内突起23の内側端部(図2の(a)では図示左端)及び外側端部(図2の(b)では図示右端)には、落ち込み穴23aがそれぞれ形成してある。これらの落ち込み穴23a内には、後述するスライドカバー30が図示左端または右端にまでスライドされたとき、このスライドカバー30に形成してある案内突起または案内溝33が落ち込んで係合するものであり、スライドカバー30の所謂位置決めストッパとしての役割を果たすものである。
勿論、この落ち込み穴23aは、スライドカバー30側の案内突起または案内溝33が「溝」である場合には、「突起」となることは言うまでもない。このような落ち込み穴23aを案内溝または案内突起23の内側端部(図2の(a)では図示左端)に形成した場合には、この落ち込み穴23aを、スライドカバー30を開放したときの位置決めストッパとすることができて、当該安全かみそり100の使用時にスライドカバー30が閉じてしまうことを防止することができる。また、案内溝または案内突起23の外側端部(図2の(b)では図示右端)に形成した落ち込み穴23aは、閉じたスライドカバー30が不用意に開放されないようにするストッパとすることができるのである。
さて、スライドカバー30は、図3にも示したように、柄20、及びその保持部21に取り付けた刃体カートリッジ10を挿通することができる程度の形状と大きさを有する挿通穴30aを有している略筒状のものであり、このスライドカバー30の正面側には、図1及び図2に示したように、刃体カートリッジ10の刃体11の一部を多数露出させるためのクシ歯34が一体的に形成してある。また、このスライドカバー30は合成樹脂を材料として一体成形したものである。
このスライドカバー30は、その挿通穴30aに、図3にも示したように、刃体カートリッジ10を取り付けた保持部21及び柄20が挿通されるものであり、これにより、柄20に対してスライド可能に取り付けられるものである。このスライドカバー30の挿通穴30aの上下各内面には第1案内面31及び第2案内面32がそれぞれ形成してあり、当該スライドカバー30を柄20にスライド可能に取り付けた場合、これらの第1案内面31及び第2案内面32には、柄20及び保持部21の上面に形成したスライド面22及び柄20の底面が、図3にも示したように、当接することになる。これにより、スライドカバー30は、柄20に対して位置ズレを生ずることなくスライドされることになる。
また、各クシ歯34間には隙間が形成してあり、スライドカバー30を柄20の先端部分に移動させたとき、つまり、このスライドカバー30によって刃体カートリッジ10を覆ったとき、図1及び図2の(a)にて示したように、これらのクシ歯34間になる各隙間から、刃体カートリッジ10の刃体11を部分的に露出させるものである。これらクシ歯34の隙間は、手指が通るような大きさではないから刃体カートリッジ10の安全性を確保している。それだけでなく、これらクシ歯34の隙間は、眉毛や髪の毛が通せるような大きさのものであるから、これらの隙間内に眉毛等を通すようにしてこの安全かみそり100を使用すれば、眉毛や髪の毛の「梳き刈り」や「梳き剃り」が行えるものである。
さて、スライドカバー30この安全かみそり100を組み立ては、次のようにすれば簡単に行えるのであり、これによって当該安全かみそり100の製造も簡単に行えるようになっている。すなわち、まず、スライドカバー30側の案内突起または案内溝33が柄20側の案内溝または案内突起23に係合するようにしながら、スライドカバー30を柄20及び保持部21に挿通する。そして、案内突起または案内溝33側の突起が案内溝または案内突起23側の落ち込み穴23a内に完全に係合するようにしながら、図1の(b)に示したように、このスライドカバー30が柄20の中程になるまでスライドさせて、柄20の保持部21をスライドカバー30から完全に露出した状態にしておく。
このスライドカバー30の挿通作業時において、案内溝または案内突起23または案内突起または案内溝33、あるいは落ち込み穴23aが挿通の邪魔になって少し固いかもしれないが、少なくとも案内溝または案内突起23と案内突起または案内溝33とが係合することなれば、その後は円滑に行えるから、それほど問題にはならない。なお、これらの案内溝または案内突起23及び案内突起または案内溝33は細いものであるし、柄20やスライドカバー30は合成樹脂によって形成したのであるから、人の力程度の挿入力で、挿入時の固さは簡単に解消される。特に、スライドカバー30を軟質合成樹脂(例えば合成ゴム)によって形成しておけば、当該スライドカバー30の柄20に対する嵌合やスライド操作を容易に行え、しかも、スライドカバー30の指での操作を安全におこなえるから、より一層効果的になる。
次に、図5に示したようにして組立た刃体カートリッジ10を、その各案内レール13を利用して、図4に示したように、柄20の保持部21に係合させてスライドさせ、当該刃体カートリッジ10の内端部側を柄20の先端穴に挿入する。この作業は、当該刃体カートリッジ10が所謂「替え刃」である場合に、使用者が行う作業でもあり、簡単に行えるものとなっている。いずれにしても、これによって刃体カートリッジ10の柄20に対する固定が完了するから、スライドカバー30を柄20の先にスライドさせれば完成である。
この安全かみそり100は、上記のように通常の使用は勿論のこと、「梳き刈り」や「梳き剃り」が行えるものであることは言うまでもないが、全体構造が「分別作業」がし易いものとなっているため、分別収集を簡単にできて、清掃作業や資源回収作業を簡単にしている。
つまり、この安全かみそり100は、リサイクルあるいは資源利用にも役立つものとなっているのである。
本考案に係る安全かみそりを示すもので、(a)はスライドカバーを閉じたときの正面図、(b)はスライドカバーを開放したときの正面図である。 同安全かみそりを拡大して示すもので、(a)はスライドカバーを閉じたときの拡大部分正面図、(b)はスライドカバーを開放したときの拡大部分正面図である。 図2の(a)中の1−1線に沿って見た拡大縦断面図である。 柄の先端に刃体カートリッジを固定している様子を示す分解斜視図である。 安全かみそりを構成する刃体カートリッジを形成している様子を示す分解斜視図である。 従来技術を示すもので、(a)は剃刀用カバーに剃刀を収納した状態を示す正面図、(b)は同図(a)の3b−3b線における断面図、(c)は同図(a)の3c−3c線における断面図である。
符号の説明
100 安全かみそり
10 刃体カートリッジ
11 刃体
12 刃カバー
13 案内レール
14 係止突起
20 柄
21 保持部
22 スライド面
23 案内溝または案内突起
23a 落ち込み穴
30 スライドカバー
30a 挿通穴
31 第1案内面
32 第2案内面
33 案内突起または案内溝
34 クシ歯

Claims (1)

  1. 刃体カートリッジを柄の先端に取り付けて、この刃体カートリッジの刃体を覆いながら挿通穴によって保持されるスライドカバーをスライド可能に設けた安全かみそりであって、
    前記柄の先端に前記刃体カートリッジを保持する保持部を設けるとともに、この保持部の外面及びこれに連続する前記柄の外面にスライド面を形成し、
    このスライド面に接する第1案内面を前記挿通穴の内面に形成するとともに、前記挿通穴の前記第1案内面とは反対側になる内面に第2案内面を形成して、これら両案内面及びによって前記スライドカバーをスライド可能に保持し、
    さらに、前記柄の外面に案内溝または案内突起を形成するとともに、これらの案内溝または案内突起に係合する案内突起または案内溝を前記スライドカバーの前記挿通穴の内面に形成したことを特徴とするスライドカバーを有する安全かみそり。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012171324A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Sumitomo Electric Hardmetal Corp スピュー切除用カッタ
KR200481064Y1 (ko) * 2016-02-02 2016-08-10 양건모 눈썹화장기구

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