JP3134761B2 - 継目無管の製造装置および製造方法 - Google Patents
継目無管の製造装置および製造方法Info
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Description
置、特にエロンゲータで延伸中の素管のシェル内面に発
生した2次スケールをデスケーリングすることが可能な
製造装置、およびこの製造装置を使用した継目無管の製
造方法に関する。
した丸ビレットの中心部に穿孔機で貫通孔を穿孔し、穿
孔された素管に先端にプラグを装着したマンドレルバー
を挿入し、素管をエロンゲーターで圧延しながら、素管
のシェルの肉厚を均一にした後、プラグミル・サイジン
グミルで最終肉厚の鋼管に仕上げるという製造方法があ
る。
ロンゲーターで圧延する工程においては、マンドレルバ
ーの先端に固着したバーキャップに挿入したプラグで、
素管に穿孔された貫通孔を押し広げるとともに、素管の
外面を圧延ロールで延伸することにより、素管を最終製
品寸法の継目無管へと近づけていく。
ンドレルバーのバーキャップに装着したプラグは、圧延
中の衝撃等により前記バーキャップから逸脱すると、圧
延の継続が不可能となるため、プラグとバーキャップは
圧延中は常に一体となって係合されていなければならな
い。
は、過酷な使用条件の下で使用されるため、かなり短い
期間で取り替える必要がある。そして、プラグの取り替
えに時間がかかると、圧延能率が低下するので、プラグ
の取り替えは短時間で行われなければならない。
続構造は、バーキャップに対するプラグの着脱が容易
で、かつ圧延中にプラグがバーキャップから脱落しない
構造であることが望ましい。
のような条件を満足している継目無管の製造装置として
は、特公昭54−23865号公報に開示された接続構
造のマンドレルバーがある。
ー冷却用の冷却水圧力を操作することにより、バーキャ
ップの先端部にその軸心に対して半径方向に設けた複数
個の係止部材を出没可能にして、該バーキャップに挿入
した内周面に係合凹部を有するプラグを、該バーキャッ
プと着脱自在としたものである。
説明すると、次のとおりである。すなわち、プラグ31
は内周面に後端開口部34の径よりも大きい係合凹部3
5が設けられて、バーキャップ32の先端部36に挿入
されている。このバーキャップ36の先端部36には、
バーキャップ32の軸心に対して半径方向に出没する係
止用ボール38を収納するための複数個の係止用ボール
挿着孔37が軸心から放射状に開口されている。
により、プラグ31の後端面を支持するようになってお
り、バーキャップ32の後端はワッシャー41を介して
マンドレルバー42とねじ43によって螺合連結される
ている。
係止用ボール38を作動するためのコントロールピン4
4が設けられている。このコントロールピン44は、大
径部44aと小径部44bが、テーパー面44cにより
接続され、かつ中心部に導通孔46のある構造をしてお
り、バーキャップ32に穿設した同形の収納孔47内に
摺動自在になるように挿着され、前記係止用ボール38
が前記コントロールピン44の大径部44aまたは小径
部44bと接するようになっている。またバーキャップ
32の後端部中央には、前記コントロールピン44の収
納孔47よりも大きい内径の加圧室48が開設されてい
て、前記コントロールピン44の後端は、この加圧室4
8に突出し、かつスプリング49が介装されているとと
もに、加圧室48の内周面に密着して摺動し得るピスト
ン50がナット51により固定されている。加圧室48
の後端には、ピストン押え52が螺合され、このピスト
ン押え52に接近してマンドレルバー42およびプラグ
31冷却用の冷却水供給管53の管端が配管されてい
る。またバーキャップ32の先端中心にもコントロール
ピン44の導通孔46と通ずる導通孔54が設けられて
おり、マンドレルバー42の冷却水により、プラグ31
内部の冷却も可能になっている。
グ31との連結は、次のようにして行われる。すなわ
ち、プラグ31をバーキャップ32に固定連結するに際
しては、マンドレルバー42内の冷却水供給管53より
高圧冷却水を供給する。
ン50が水圧を受けて、スプリング49を圧縮してコン
トロールピン44をプラグ31の方向に押し込み移動さ
せるので、係止用ボール38がコントロールピン44の
大径部44aに接触して支えられる。その結果係止用ボ
ール38が挿着孔37から突出して、プラグ31をバー
キャップ32から引き抜こうとする力が作用した場合で
も、係止用ボール38がプラグ31内の係合凹部35に
引っ掛かり、プラグ31はバーキャップ32に完全に連
結された形となる。
ップ32から取り外そうとする場合には、マンドレルバ
ー42内の冷却水供給管53からの冷却水供給圧力を低
下させるか、もしくは冷却水を止めればよい。これによ
り、ピストン50がスプリング49の弾性により、ピス
トン押え52の方向に押されて、コントロールピン44
をマンドレルバー42の方向に移動させることになり、
コントロールピン44の小径部44bで係止用ボール3
8を支えることになる。したがって、この状態において
は、係止用ボール38は挿着孔37からほとんど突出し
ていない状態となるので、プラグ31はバーキャップ3
2から容易に取り外すことができる。
た従来の継目無管の製造装置には、次のような問題点が
あった。すなわち、継目無管製造用のエロンゲーターに
おいては、マンドレルバーの先端に装着したプラグで素
管に穿孔された貫通孔を押し広げていくときに、素管の
内面に2次スケールが発生する。この2次スケールは素
管の延伸中に大部分は内面から脱落してしまうが、一部
のものはプラグにより素管の内面に押しつけられ、最終
製品のシェル内部に残留してあばた疵やピット疵の原因
となる。
管の内面に残留しないように、プラグの先端から高圧水
を噴射し、デスケーリングしながら圧延できる製造装置
が必要となってくる。
ケーリング可能な高圧水を冷却水として使用すれば、プ
ラグ先端から高圧水を噴射してデスケーリングをするこ
とは可能である。しかしながら、継目無管の製造装置は
圧延中のみならず、圧延待機中も冷却する必要があるの
で、このような高圧水を使用した場合、圧延待機中には
高圧水がエロンゲーターの周辺に噴射されることにな
り、安全上危険であるとともに、機器が破損される恐れ
があるという問題点がある。
点を解消するためになされたものであり、プラグとバー
キャップの着脱が容易に行えるとともに、デスケーリン
グも安全に行える継目無管の製造装置およびこの製造装
置を使用した継目無管の製造方法を提供することを目的
としている。
の製造装置は、マンドレルバー冷却用の冷却水を作用さ
せることにより、バーキャップの先端部にその軸心に対
して半径方向に設けた複数個の係止部材を出没可能にし
て、該バーキャップに挿入した内周面に係合凹部を有す
るプラグを、該バーキャップと着脱自在に構成した継目
無管の製造装置において、所定圧力を超える水圧が作用
したときにはマンドレルバーからの導水が可能な導水路
を前記バーキャップおよびプラグの中心に形成し、かつ
プラグの先端には前記導水路に接続した噴射ノズルを設
けたものである。
の水圧に抵抗してバネの弾発力により導水路に設けた弁
座に押し付けられる弁体を設け、所定圧力以下の水が前
記導水路を通って前記噴射ノズ−ルから噴射されないよ
うにしたものである。
ては、所定圧力を超える冷却水が供給されると、導水路
に設けられた前記弁体が前記弁座から離れ、導水路を冷
却水が通水できる状態となる。導水路を通った冷却水
は、導水路に接続した噴射ノズルにより、プラグの先端
から外部に向けて噴射される。
と、導水路に設けられた前記弁体が前記弁座に押し付け
られて導水路を塞ぐので、導水路を冷却水が通水できな
い。
る場合または所定圧力以下の冷却水を供給する場合の双
方においても、係止部材は水圧によりプラグの係止凹部
にはまり込んでいる状態を保っているので、プラグがマ
ンドレルバー先端のバーキャップから脱落することはな
い。
と、係止部材がプラグの係止凹部から外れるので、プラ
グをバーキャップから容易に取り外すことができる。
記継目無管の製造装置に、前記所定圧力以下の圧力の冷
却水配管と所定圧力を超えるデスケーリング用高圧水配
管とを切り替え可能に接続し、圧延中には前記所定圧力
を超える高圧水をマンドレルバーに供給して、バーキャ
ップとプラグとの係合を維持しつつプラグの先端に設け
た噴射ノズルから高圧水を噴射して被圧延材のデスケー
リングを行い、圧延待機中には前記所定圧力以下の冷却
水をマンドレルバーに供給して、バーキャップとプラグ
との係合を維持しつつ製造装置の冷却を行うものであ
る。
ーリング可能な圧力の冷却水を、前記マンドレルバーに
供給することにより、デスケーリングしながら素管の圧
延を行うことができる。
かる圧延待機中においては、デスケーリング可能な圧力
の冷却水の供給を停止し、所定圧力以下の冷却水を前記
マンドレルバーに供給し、製造装置の冷却を行う。
製造装置を、図1〜図3により説明する。図1(a)は
この継目無管の製造装置の縦断面図、図1(b)は、図
1(a)のA−A部分矢視図、図1(c)は図1(a)
のB−B部分矢視図、図2はコントロールピンの縦断面
図、図3は低圧の冷却水の流入を阻止し、高圧のデスケ
ーリング用水を導水させるための弁体の縦断面図であ
る。
バー2と、マンドレルバー2の先端に固着されたバーキ
ャップ3、バーキャップ3の先端小径部3aに挿入され
たプラグ4と、バーキャップ3の中空部に挿入されたコ
ントロールピン5、コントロールピン5の中空部に挿入
される弁体6が主構成要件となって構成されている。
のとおりである。すなわち、プラグ4には、内周面に後
端開口部4aの径よりも大きい係合凹部4bが設けられ
ており、バーキャップ3の先端部3aに挿入されてい
る。このバーキャップ3の先端部3aには、バーキャッ
プ3の軸心に対して半径方向に出没する係止用ボール7
を収納するための複数個の係止用ボール挿着孔8が軸心
から放射状に開口されている。 バーキャップ3は、前
記先端小径部3aに接続する中央のフランジ部3bによ
り、プラグ4の後端面を支持するようになっており、バ
ーキャップ3の後端はワッシャー(図示せず)を介して
マンドレルバー2とねじによって螺合連結されるてい
る。
には、係止用ボール7を作動するためのコントロールピ
ン5が設けられている。このコントロールピン5は、小
径部5aと中径部5bおよび大径部5cとから構成さ
れ、中心部には導水路9a、9bおよび9cが設けられ
ている。そして、バーキャップ3に穿設した同形の収納
孔内に摺動自在となるように挿着され、前記係止用ボー
ル7が前記コントロールピン5の小径57aまたは中径
部5bと接するようになっている。またバーキャップ3
の後端部中央には、前記コントロールピン5の大径部5
cよりも大きい内径の加圧室10設けられている。そし
て、前記コントロールピン5の後端には、ピストン11
が接続されており、このピストン11が加圧室10内を
前後進するようになっている。また、コントロールピン
5の大径部5cの外周面、バーキャップ3の内周面およ
びピストン11とで形成される隙間には、スプリング1
2が配置されており、前記ピストン11はこのスプリン
グ12の弾発力に逆らって、または弾発力により作動す
るようになっている。
端には、ピストン押え13がバーキャップ3に螺合され
ている。そして、マンドレルバー2内に配管された冷却
水供給管14からは、冷却水がマンドレルバー2内に供
給され、マンドレルバー2やバーキャップ4を冷却する
ようになっており、冷却水の一部は前記ピストン押え1
3の通水孔13aを通って、前記加圧室10内に供給さ
れる。
対応する導水路9cには、シート面付スリーブ6a、ス
プリング6bおよびスリーブガイド6cとで構成される
弁体6が配置されている。シート面付スリーブ6aはス
プリング6bの弾発力により、一定の力で前記ピストン
11の中心部に接続した弁座15に接触し、弁座15の
中心に設けた導水孔15aをふさぐようになっている。
先端小径部3aに挿入するための開口部4aに続づい
て、冷却水導入のための導水路4cが先端まで設けられ
ており、前記コントロールピン5の小径部5aの先端が
この導水路4cに位置している。
の先端には、フレキシブルホース16が接続され、フレ
キシブルホース16の先端には、プラグ4の先端から斜
め前方に向けてデスケーリング水を噴射し、圧延材の内
周面に発生したスケールを除去するデスケーリングノズ
ル17が接続されている。
について説明する。この継目無管の製造装置のマンドレ
ルバー2内に設けた冷却水供給配管14に冷却水が供給
されていないときには、コントロールピン5はスプリン
グ12の弾発力により、プラグ4から離れる方向{図1
(a)の右方向}に移動する。したがって、バーキャッ
プ3に設けた係止用ボール挿着孔8の位置には、コント
ロールピン5の小径部5aが位置することになる。この
ため、係止用ボール7を径方向に押し出す力が無くな
り、係止用ボール7はプラグ4の係合凹部4bから外れ
た状態となるので、プラグ4はバーキャップ3から容易
に取り外すことができる状態となる。
水を前記冷却水供給配管14により供給すると、スプリ
ング12の弾発力はこの水圧よりも低い力に設定してあ
るので、加圧室10においてピストン11にかかる水圧
により、コントロールピン5はスプリング12の弾発力
に打ち勝って、プラグ4に近づく方向{図1(a)の左
方向)}に移動する。この結果、バーキャップ3に設け
た係止用ボール挿着孔8の位置には、コントロールピン
5の中径部5bが位置することになる。このため、係止
用ボール7は径方向に押し出され、係止用ボール7はプ
ラグ4の係合凹部4bに嵌まり込んだ状態となるので、
プラグ4はバーキャップ3から容易に外れない状態とな
る。
スリーブ6aにも、弁座15に設けた導水孔15aを通
して水圧がかかるが、弁体6のスプリング6bの弾発力
は20kg/cm2 程度の水圧に打ち勝つように設定さ
れているので、この場合冷却水が、コントロールピン5
の導水路9a、9b、9cおよび、フレキシブルホース
16を通って、デスケーリングノズル17から噴射され
ることはない。
リング用水を前記冷却水供給配管14により供給する
と、コントロールピン5は移動しないが、弁体6のスプ
リング6bの弾発力はこのような圧力以下に設定してあ
るので、弁体6のシート面付スリーブ6aに120kg
/cm2 程度のデスケーリング用水の水圧が作用するこ
とにより、シート面付スリーブ6aはスプリング6bの
弾発力に打ち勝って、弁座15から離れる方向{図1
(a)の左方向}に移動する。そのため、デスケーリン
グ用水が弁座15の導水孔15aを通って、コントロー
ルピン5の導水路9cにデスケーリング用水が流入す
る。
に、シート面付スリーブ6aおよびスリーブガイド6c
には、それぞれ導水路18aおよび18cが設けてある
ので、コントロールピン5の導水路9cに流入したデス
ケーリング用水は、これらの導水路を通って、コントロ
ールピン5の導水路9b、9aおよびフレキシブルホー
ス16を通過し、デスケーリングノズル17から噴射さ
れる。
よびスリーブガイド6cには1mm径程度のオリフス付
導水路19aおよび19bが設けられており、弁体6の
シート面付スリーブ6aにより弁座15の導水孔15a
がふさがれているときでも、20kg/cm2程度の圧
力の冷却水がこの導水路を通って微小量流れ、マンドレ
ルバー2およびバーキャップ3の冷却を行うとともに、
シート面付スリーブ6aのバランス力{図1(a)の右
方向の力}となっている。
ように作動するので、エロンゲーターで継目無管圧延中
は120kg/cm2 程度の高圧水によるデスケーリン
グを行い、圧延待機中は20kg/cm2 程度の圧力の
冷却水でこの継目無管の製造装置を冷却することができ
る。しかも、いずれの場合においても、プラグ4とバー
キャップ3との係合が確実であり、取り替え時には冷却
水の供給を停止すれば、プラグ4をバーキャップ3から
容易に取り外すことができる。
装置を使用した継目無管の製造方法の一実施形態を示し
た系統図である。図4(a)は20kg/cm2 程度の
圧力の冷却水で本発明の継目無管の製造装置を冷却して
いる状態を示し、図4(b)は120kg/cm2 程度
の圧力のデスケーリング水で圧延中デスケーリングして
いる状態を示している。
トブロック21に設けた走行車輪22により、レール
(図示せず)を前後に走行している。図4(a)におい
ては、継目無管の製造装置1が後退している、すなわち
圧延待機中の状態を表しており、冷却水ポンプ23から
フレキシブルホース24を通して、20kg/cm2 程
度の圧力の冷却水が供給されている。
置1が前進している、すなわち圧延中の状態を表してお
り、デスケーリングポンプ25からのデスケーリング用
水が、フレキシブルホース26および接続部27を通し
て供給されている。
は、継目無管の製造装置1に常時接続されており、継目
無管の製造装置1の移動にともなって動くようになって
いる。
シブルホース26は、圧延中のみ接続部27を通して継
目無管の製造装置1に接続され、圧延待機中は継目無管
の製造装置1から切り離されるようになっている。
の着脱が容易に行えるとともに、圧延中にはデスケーリ
ングが行え、圧延待機中にはマンドレルバーおよびバー
キャップの冷却を安全な状態で行うことができる。ま
た、圧延終了後マンドレルバーが後退するときに、マン
ドレルバー内の冷却水が慣性で噴出することがない。
(a)はこの継目無管の製造装置の断面図、(b)は、
(a)のA−A部分矢視図、(c)は(a)のB−B部
分矢視図である。
ロールピンの縦断面図である。
縦断面図である。
管の製造方法の一実施形態を示した系統図であり、
(a)は20kg/cm2 程度の圧力の冷却水で本発明
の継目無管の製造装置を冷却している状態を示すめし、
(b)は120kg/cm2程度の圧力のデスケーリン
グ水でデスケーリングしている状態を示している。
Claims (3)
- 【請求項1】 マンドレルバー冷却用の冷却水を作用さ
せることにより、バーキャップの先端部にその軸心に対
して半径方向に設けた複数個の係止部材を出没可能にし
て、該バーキャップに挿入した内周面に係合凹部を有す
るプラグを、該バーキャップと着脱自在に構成した継目
無管の製造装置において、所定圧力を超える水圧が作用
したときにはマンドレルバーからの導水が可能な導水路
を前記バーキャップおよびプラグの中心に形成し、かつ
プラグの先端には前記導水路に接続した噴射ノズルを設
けたことを特徴とする継目無管の製造装置。 - 【請求項2】 前記導水路に、前記所定圧力以下の水圧
に抵抗してバネの弾発力により導水路に設けた弁座に押
し付けられる弁体を設け、所定圧力以下の冷却水が前記
導水路を通って前記噴射ノズルから噴射されないように
したことを特徴とする請求項1に記載の継目無管の製造
装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の継目無管の製
造装置に、前記所定圧力以下の圧力の冷却水配管と所定
圧力を超えるデスケーリング用高圧水配管とを切り替え
可能に接続し、圧延中には前記所定圧力を超える高圧水
をマンドレルバーに供給して、バーキャップとプラグと
の係合を維持しつつプラグの先端に設けた噴射ノズルか
ら高圧水を噴射して被圧延材のデスケーリングを行い、
圧延待機中には前記所定圧力以下の冷却水をマンドレル
バーに供給して、バーキャップとプラグとの係合を維持
しつつマンドレルバーの冷却を行うことを特徴とする継
目無管の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08051155A JP3134761B2 (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | 継目無管の製造装置および製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08051155A JP3134761B2 (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | 継目無管の製造装置および製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09239409A JPH09239409A (ja) | 1997-09-16 |
JP3134761B2 true JP3134761B2 (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=12878947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08051155A Expired - Lifetime JP3134761B2 (ja) | 1996-03-08 | 1996-03-08 | 継目無管の製造装置および製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3134761B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102500620A (zh) * | 2011-12-22 | 2012-06-20 | 太原重工股份有限公司 | 无缝钢管穿孔机顶杆小车冷却装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19758388C1 (de) * | 1997-12-23 | 1999-09-02 | Mannesmann Ag | Vorrichtung zum Entzundern von Rohren |
-
1996
- 1996-03-08 JP JP08051155A patent/JP3134761B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102500620A (zh) * | 2011-12-22 | 2012-06-20 | 太原重工股份有限公司 | 无缝钢管穿孔机顶杆小车冷却装置 |
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JPH09239409A (ja) | 1997-09-16 |
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