JP3134548U - 多重積層物の転倒防止機構 - Google Patents

多重積層物の転倒防止機構 Download PDF

Info

Publication number
JP3134548U
JP3134548U JP2007004308U JP2007004308U JP3134548U JP 3134548 U JP3134548 U JP 3134548U JP 2007004308 U JP2007004308 U JP 2007004308U JP 2007004308 U JP2007004308 U JP 2007004308U JP 3134548 U JP3134548 U JP 3134548U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laminate
connecting plate
layered product
fall prevention
prevention mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007004308U
Other languages
English (en)
Inventor
久幸 三宮
Original Assignee
有限会社サンテクノ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社サンテクノ filed Critical 有限会社サンテクノ
Priority to JP2007004308U priority Critical patent/JP3134548U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3134548U publication Critical patent/JP3134548U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Abstract

【課題】簡易な構造により上方の積層物の転倒を防ぐことができ、しかも、大きな振動が加わったときにおける破損を防ぐことができる多重積層物の転倒防止機構を提供する。
【解決手段】多重積層物の上側積層物に固定された上部固定部11aと、上部固定部11aから下側積層物に向かって延設された板状の上部連結プレート11bを有する上側部材11と、上側部材11の上部連結プレート11bの下端部と下側積層物とを連結する連結部材とを備えており、上側部材11の上部連結プレート11bは、下側積層物と連結された状態において、下側積層物の間に隙間が形成される位置に配設されている。上側積層物と下側積層物とが連結されているので、上側積層物が転倒することを防ぐことができる。上側部材11の撓みによって多重積層物に加わる振動を吸収減衰させることができる。
【選択図】図1

Description

本考案は、多重積層物の転倒防止機構に関する。さらに詳しくは、剛体物を2層以上に積層した多重積層物、例えば石塔や墓、その他これらに類する物において、地震その他の振動が加わったときに、上方の積層物が転倒するのを防止する転倒防止機構に関する。
多重積層物の一例である墓の転倒防止装置としては、特許文献1,2に記載のものがある。特許文献1,2の従来技術は、上下に位置する墓材(石材)同士をボルトや連結棒で強固に連結するものである。この転倒防止技術は、剛体結合するものであるため、振動強度が弱い場合は耐えられるが、振動強度が強いとボルトや連結棒が切断されたり、墓材の連結部が破損したりして、結局は墓石全体の倒壊につながることが多い。
特開2005−42382 特開2005−76191
本考案は上記事情に鑑み、簡易な構造により上方の積層物の転倒を防ぐことができ、しかも、大きな振動が加わったときにおける破損を防ぐことができる多重積層物の転倒防止機構を提供することを目的とする。
第1考案の多重積層物の転倒防止機構は、多重積層物の上側積層物に固定された固定部と、該固定部から下側積層物に向かって延設された板状の上部連結プレートを有する上側部材と、該上側部材の上部連結プレートの下端部と下側積層物とを連結する連結部材とを備えており、前記上側部材の上部連結プレートは、前記下側積層物と連結された状態において、該下側積層物の間に隙間が形成される位置に配設されていることを特徴とする。
第2考案の多重積層物の転倒防止機構は、第1考案において、前記連結部材は、下側積層物に固定された固定部と、該固定部から前記上側積層物に向かって延設された板状の下部連結プレートを有する下側部材と、前記上部連結プレートの下端部と前記下部連結プレート上端部とを連結する連結ピンとを備えていることを特徴とする。
第3考案の多重積層物の転倒防止機構は、第2考案において、前記下側部材が板バネであることを特徴とする。
第4考案の多重積層物の転倒防止機構は、第2または第3考案において、前記上側積層物は、前記下側積層物の上面に沿って一方向に移動可能に配設されており、前記下側部材は、前記上側積層物の移動方向に沿って撓むように配設されていることを特徴とする。
第5考案の多重積層物の転倒防止機構は、第1考案において、前記上側部材が板バネであることを特徴とする。
第6考案の多重積層物の転倒防止機構は、第1または第5考案において、前記上側積層物は、前記下側積層物の上面に沿って一方向に移動可能に配設されており、前記上側部材は、前記上側積層物の移動方向に沿って撓むように配設されていることを特徴とする。
第7考案の多重積層物の転倒防止機構は、第1、第2、第3、第4、第5または第6考案において、多重積層物が墓誌であることを特徴とする。
第1考案によれば、連結部材と上部連結プレートによって上側積層物と下側積層物とが連結されているので、多重積層物に振動が加わったときに、上側積層物が転倒することを防ぐことができる。また、上部連結プレートと下側積層物の間に隙間があるので、固定部と上部連結プレートとの連結部分での撓みや上部連結プレート自体の撓みによって多重積層物に加わる振動を吸収減衰させることができる。そして、単純な構造であるので破損しにくい。
第2考案によれば、多重積層物に加わる振動を、上側部材の撓みだけでなく、下側部材の撓みによっても吸収減衰させることができるから、振動吸収能力を高くできる。
第3考案によれば、下側部材に板バネを用いているので、振動吸収能力がさらに高くなる。
第4考案によれば、上側積層物が移動するので、下側部材が撓み易くなる。すると、上側積層物が移動できる方向に沿って加わる振動を吸収する効果が高くなるので、地震等への耐久力が大きく向上する。
第5考案によれば、上側部材に板バネを用いているので、振動吸収能力が高くなる。
第6考案によれば、上側積層物が移動するので、上側部材が撓み易くなる。すると、上側積層物が移動できる方向に沿って加わる振動を吸収する効果が高くなるので、地震等への耐久力が大きく向上する。
第7考案によれば、簡易な構造で転倒を防止できるから、墓誌の構造が複雑になることを防ぐことができる。
つぎに、本考案の実施形態を図面に基づき説明する。
以下の実施形態では、本発明の転倒防止機構を墓誌に設けた場合を代表として説明するが、本発明の転倒防止機構は墓や石塔等の様々な多層積層物に採用することができる。
図1は本実施形態に転倒防止機構10を設けた墓誌の部分拡大断面図である。図2は(A)は図1のIIA−IIA線概略断面矢視図であり、(B)は転倒防止機構10の取り付け作業の説明図である。図3は本実施形態に転倒防止機構10を設けた墓誌の概略説明図であり、(A)は正面図、(B)は側面図である。
図1および図3において、符号1は墓誌本体を示しており、符号2は墓誌の台座を示している。図1および図3に示すように、墓誌本体1の下面に形成された凹部と、台座2の上面に形成された凹部によって穴10hが形成されており、この穴10h内に、本実施形態の転倒防止機構10が配設されている。
また、図1に示すように、台座2には、その側面と穴10hとの間を貫通する貫通孔10aが形成されているが、その理由は後述する。
なお、転倒防止機構10を設ける位置はとくに限定されないが、上記のごとく穴10h内に配設しておけば、外部から見えないので、墓誌の外観を損ねることがないので、好適である。
さらになお、台座2の上面にのみ凹部を形成して、この凹部に転倒防止機構10を設けてもよい。
さらになお、図3では、台座2において、墓誌中央に対して外方に位置する面から穴10hに向けて貫通孔10aが形成されているが、貫通孔10aは、台座2における墓誌中央側する面から穴10hに向けて貫通孔10aを形成してもよく、貫通孔10aを設ける位置はとくに限定されない。
図1および図2(A)に示すように、本実施形態の転倒防止機構10は、上側部材11と、下側部材12と、それらを連結する連結ピン13から構成されている。
前記上側部材11は、板状の部材を屈曲して形成された略L字状の部材であり、屈曲部分を挟んで位置する上部固定部11aと上部連結プレート11bとを備えている。
上部固定部11aは、上部連結プレート11bが前記台座2の貫通孔10a側に位置しかつ台座2側に向かって延びた状態となるように、ボルト11cによって前記墓誌本体1凹部の上面に固定されている。
一方、上部連結プレート11bは、上部固定部11aが墓誌本体1凹部の上面に固定された状態において、その先端部(図1では下端部)が台座2の凹部内に突出し、かつ、前記貫通孔10aの高さとなる程度の長さに形成されている(図1)。
また、下側部材12は、板状の部材を屈曲して略L字状に形成された板バネであって、屈曲部分を挟んで位置する下部固定部12aと下部連結プレート12bとを備えている。
下部固定部12aは、下部連結プレート12bが前記台座2の貫通孔10a側に位置しかつ墓誌本体1側に向かって延びた状態となるように、ボルト12cによって前記台座2凹部の底面に固定されている。しかも、下部固定部12aは、台座2凹部の底面に固定された状態において、下部連結プレート12bが前記上部連結プレート11bに対して貫通孔10a側に位置するように配設されている(図1、図2)。
一方、下部連結プレート12bは、下部固定部12aが台座2凹部の底面に固定された状態において、その先端部(図1では上端部)が、上部固定部11aが墓誌本体1凹部の上面に固定された状態における上部連結プレート11bの先端部よりも上方に位置する長さに形成されている(図1)。
そして、図1および図2に示すように、前記上側部材11の上部連結プレート11b先端部と前記下側部材12の下部連結プレート12b先端部は、連結ピン13によって連結されている。
連結ピン13はその先端に雄ネジ部を有しており、この雄ネジ部は、下部連結プレート12b先端部に形成されている貫通孔に挿通され、上部連結プレート11b先端部に形成されている雌ネジに螺合している。
以上のごとく、転倒防止機構10は、墓誌本体1に固定された上側部材11と台座2に固定された下側部材12とを連結ピン13によって連結するので、墓誌本体1と台座2とを固定することができる。すると、墓誌に対して地震などの振動が加わっても、転倒防止機構10によって、墓誌本体1が台座2から外れて転倒することを防ぐことができる。
とくに、台座2をアンカーボルトA等(図4参照)で基礎などに固定しておけば、墓誌本体1が台座2とともに転倒することも防ぐことができる。なお、かかる場合には、下側部材12を台座2に固定するボルト12cとしてアンカーボルトAを使用することができる。
また、転倒防止機構10は、上側部材11および下側部材12を連結ピン13で連結しただけの単純な構造であり、そして、上側部材11および下側部材12も板状の部材をL字状に曲げただけであるから、安価に設けることができ、破損しにくいという利点もある。
さらに、上側部材11の上部連結プレート11bは、前記墓誌本体1凹部の上面に固定された状態において、穴10hの内面との間に隙間ができるように配設されている。しかも、上部連結プレート11bと下部連結プレート12bとが連結ピン13によって連結された状態でも、下部連結プレート12bと穴10hの内面との間に隙間ができるように配設されている。
すると、墓誌に地震等の振動が加わったときに、板バネである下側部材12が撓んで振動を吸収減衰させることができるから、地震等の振動に対する耐久性を高くすることができる。しかも、板バネである下側部材12は、その弾性力によってバネ座金のように機能するので、転倒防止機構10に加わる振動の影響等による連結ピン13の弛みの発生も防ぐこともできる。
なお、墓誌本体1が台座2の上面に沿って一方向に移動可能となっている場合には、下側部材12がその移動方向に沿って撓むように配設するのが好ましい。この場合、墓誌本体1が移動しうる方向に沿って振動が加わると、墓誌本体1が移動するとともに下側部材12が撓み、墓誌に加わった振動エネルギを吸収減衰させることができる。しかも、墓誌本体1が移動すると下側部材12が撓み易いので、振動を吸収する効果が高くでき、地震等への耐久力を大きく向上させることができる。
具体的には、図3に示すように、台座2に設けられた溝に墓誌本体1を配置するような場合であれば、その溝の軸方向に沿って下側部材12が撓むようにしておけば、溝の軸方向に沿った振動を吸収する効果を高めることができる。
上記の実施形態では、下側部材12が板バネである場合を説明したが、下側部材12は必ずしも板バネによって形成しなくてもよく、下部固定部と下部連結プレートを有する部材であれば下側部材12として採用することができる。そして、下側部材12を、板バネではないが金属プレート等のようにある程度の撓む部材によって形成した場合では、下側部材12が下部固定部12aと下部連結プレート12bとの連結部分や下部連結プレート12b自体が撓むことができるから、ある程度の振動吸収減衰効果を発揮させることが可能である。
さらになお、上側部材11を、板バネや金属プレート等のようにある程度の撓む部材によって形成してもよい。この場合には、上側部材11が上部固定部11aと上部連結プレート11bとの連結部分や上部連結プレート11b自体が撓むことができる。すると、上側部材11にもある程度の振動吸収減衰効果を発揮させることが可能でき、上側部材11と下側部材12の両方の弾性によって振動を吸収減衰できるから、転倒防止機構10の振動吸収効果をより高くすることができる。そして、上側部材11を板バネ等の振動吸収効果を有する部材によって形成した場合には、下側部材12に振動吸収減衰機能を有しない部材を使用することも可能である。
つぎに、前記転倒防止機構10の取付方法を説明する。
まず、台座2を基礎などの上に設置し、台座2の凹部の底面に、下側部材12の下部固定部12aを取り付ける。
そして、墓誌本体1の凹部に上側部材11の上部固定部11aを固定し、この墓誌本体1を台座2の所定の位置に配置する。
このとき、図2(B)に示すように、上側部材11の上部連結プレート11bと下側部材12の下部連結プレート12bが重なり合うような状態であって、下部連結プレート12bが上部連結プレート11bよりも台座2の貫通孔10a側に位置するように、墓誌本体1を台座2に配置する。
なお、墓誌本体1を台座2に載せる前に、下側部材12の下部連結プレート12bを下部固定部12aに対して外方(貫通孔10aの方向)に傾けておけば、墓誌本体1を載せる位置をそれほど気にしなくても、下部連結プレート12bを上部連結プレート11bよりも貫通孔10a側に配置することができる。
ついで、台座2の貫通孔10aから連結ピン13を挿入し、その先端の雄ネジ部を、下部連結プレート12bの貫通孔を挿通させ、上部連結プレート11bの雌ネジに螺合させる。
すると、上部連結プレート11bと下部連結プレート12bとが連結ピン13によって固定され、転倒防止機構10の設置が完了する。
なお、転倒防止機構10の設置が完了後、台座2の貫通孔10aをゴムキャップ等によって塞いでもよいが、墓誌の台座2等のように目立たない位置に貫通孔10aが形成されている場合には、貫通孔10aをそのままにしておいてもよい。すると、台座2の凹部に入った水等を排出する孔として貫通孔10aを使用することもできる。
また、上記の実施形態では、上側部材11と下側部材12を有する場合を説明したが、下側部材12を設けずに、上側部材11の上部連結プレート11bを、直接、台座2に固定する構成としてもよい。
例えば、図4に示すように、連結ピン13を台座2の貫通孔10aを通して上部連結プレート11bに連結すれば、上側部材11の上方への移動、つまり、墓誌本体1の上方への移動は連結ピン13によって制限されるから、墓誌本体1が台座2から浮き上がって転倒することを防ぐことができる。
また、貫通孔10aに座2eを形成しておき、連結ピン13にもフランジ部13aを形成しておけば、墓誌本体1が水平方向に所定の量以上移動することを防ぐことができる。つまり、墓誌本体1の左方への移動は座2eとフランジ部13aが接触して規制されるし、右方への移動は上部連結プレート11bが穴10hの内面と接触することで規制される。すると、墓誌本体1が台座2の上面を滑って落下することを防ぐことができる。
さらに、上部連結プレート11bと穴10hの内面との間にブシュなどを配置して上部連結プレート11bが移動できないようにしてもよい。この場合には、上側部材11を板バネとしたり、金属プレート等のようにある程度の撓む部材によって形成したりすれば、上部固定部11aと上部連結プレート11bとの連結部分や上部連結プレート11b自体の撓みによって、墓誌に加わる振動を吸収減衰させることも可能である。
なお、上部連結プレート11bと穴10hの内面との間、および、貫通孔10aの座2eと連結ピン13のフランジ部13aとの間にゴムなどで形成された緩衝部材を配置しておけば、緩衝部材によって墓誌に加わる振動を吸収減衰させることも可能である。
図5には、本発明の転倒防止機構10を採用例として、転倒防止機構10を設けた一体型の台座2を有する墓誌を示している。かかる墓誌の場合には、上部の墓誌本体1の下端部が台座2に完全に埋め込まれているので、転倒防止機構10は必ず穴10hを設けて設置される。かかる墓誌の場合には、貫通孔10aを台座2の背面から穴10hに向かって形成しておけば、貫通孔10aが目立たなくすることができる。
そして、上部の墓誌本体1の下端部が台座2に完全に埋め込まれていると、墓誌本体1と台座2とが干渉するので、転倒防止機構10を一つしか設けなくても十分に転倒防止効果が得られるのであるが、転倒防止機構10は複数設けてもよく、複数設ければ転倒防止効果を高めることができる。
しかも、本発明の転倒防止機構10は、貫通孔10aに通して挿入した連結ピン13を上側部材11に連結するだけで設置できるので、複数の転倒防止機構10を設けても設置作業の工数の増加を抑えることができ、作業時間が長くなることも防ぐことができる。
本考案の多重積層物の転倒防止機構は、墓誌や墓石、石塔などの剛体を積層した多重構造物の転倒を防止する機構として適している。
本実施形態に転倒防止機構10を設けた墓誌の部分拡大断面図である。 (A)は図1のIIA−IIA線概略断面矢視図であり、(B)は転倒防止機構10の取り付け作業の説明図である。 本実施形態に転倒防止機構10を設けた墓誌の概略説明図であり、(A)は正面図、(B)は側面図である。 他の実施形態に転倒防止機構10を設けた墓誌の部分拡大断面図である。 本実施形態に転倒防止機構10を設けた一体型の台座2を有する墓誌の概略説明図であり、(A)は正面図、(B)は側面図である。
符号の説明
1 墓誌本体
2 台座
10 転倒防止機構
11 上側部材
11a 固定部
11b 上部連結プレート
12 下側部材
12a 固定部
12b 下部連結プレート
13 連結ピン

Claims (7)

  1. 多重積層物の上側積層物に固定された固定部と、該固定部から下側積層物に向かって延設された板状の上部連結プレートを有する上側部材と、
    該上側部材の上部連結プレートの下端部と下側積層物とを連結する連結部材とを備えており、
    前記上側部材の上部連結プレートは、前記下側積層物と連結された状態において、該下側積層物の間に隙間が形成される位置に配設されている
    ことを特徴とする多重積層物の転倒防止機構。
  2. 前記連結部材は、
    下側積層物に固定された固定部と、該固定部から前記上側積層物に向かって延設された板状の下部連結プレートを有する下側部材と、
    前記上部連結プレートの下端部と前記下部連結プレート上端部とを連結する連結ピンとを備えている
    ことを特徴とする請求項1記載の多重積層物の転倒防止機構。
  3. 前記下側部材が板バネである
    ことを特徴とする請求項2記載の多重積層物の転倒防止機構。
  4. 前記上側積層物は、前記下側積層物の上面に沿って一方向に移動可能に配設されており、
    前記下側部材は、前記上側積層物の移動方向に沿って撓むように配設されている
    ことを特徴とする請求項2または3記載の多重積層物の転倒防止機構。
  5. 前記上側部材が板バネである
    ことを特徴とする請求項1記載の多重積層物の転倒防止機構。
  6. 前記上側積層物は、前記下側積層物の上面に沿って一方向に移動可能に配設されており、
    前記上側部材は、前記上側積層物の移動方向に沿って撓むように配設されている
    ことを特徴とする請求項1または5記載の多重積層物の転倒防止機構。
  7. 多重積層物が墓誌である
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載の多重積層物の転倒防止機構。
JP2007004308U 2007-06-08 2007-06-08 多重積層物の転倒防止機構 Expired - Fee Related JP3134548U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007004308U JP3134548U (ja) 2007-06-08 2007-06-08 多重積層物の転倒防止機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007004308U JP3134548U (ja) 2007-06-08 2007-06-08 多重積層物の転倒防止機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3134548U true JP3134548U (ja) 2007-08-16

Family

ID=43285117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007004308U Expired - Fee Related JP3134548U (ja) 2007-06-08 2007-06-08 多重積層物の転倒防止機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3134548U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006241934A (ja) ダンパー装置
KR20120093175A (ko) 적층 고무체용 접합 부재 및 이 접합 부재를 사용한 적층 고무체 및 구조물
JP7360519B2 (ja) 免震構造用ダンパー機構、免震構造用ダンパー機構の配置構造、免震構造用トリガー機構、免震構造用トリガー機構の配置構造、免震構造用すべり支承機構、及び建物
JP5638762B2 (ja) 建築物
JP3134548U (ja) 多重積層物の転倒防止機構
JP2008002263A (ja) 免震装置
JP5911743B2 (ja) 制震ダンパー及び制震構造
JP2006275215A (ja) 振動エネルギー吸収装置およびその製造方法
JP2010173860A (ja) タワークレーンのマスト水平支持装置
JP2005187185A (ja) タワークレーンのマスト水平支持装置
TWI439616B (zh) 消能減震器
JP5907772B2 (ja) ローリング防止機構及び同機構付き防振架台
JP6833292B2 (ja) 屋根耐震構造
JP5095015B1 (ja) 免震装置
JP2001349091A (ja) 制震壁構造及び制震壁ユニット
JP3713645B2 (ja) 積層ゴムを用いた免震装置
JP6869015B2 (ja) 風ロック機構
JP2010185240A (ja) 免震構造および免震構造の構築方法
JP5202904B2 (ja) 壁面構造
JP2008127859A (ja) 制震構造及び制震パネル
JP6885670B2 (ja) 建物構造
JP4023547B2 (ja) 制振構造物
JP2008038374A (ja) 住宅用耐力壁およびそれを備えた耐震住宅
JP2001329716A (ja) 高層建物等の免震方法及び免震構造
JP3138538U (ja) 耐震用台座とその誤作動防止用段差付楔体

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100725

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100725

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100725

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120725

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130725

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees