JP3134529B2 - 直線式ポテンショメータ - Google Patents
直線式ポテンショメータInfo
- Publication number
- JP3134529B2 JP3134529B2 JP04230878A JP23087892A JP3134529B2 JP 3134529 B2 JP3134529 B2 JP 3134529B2 JP 04230878 A JP04230878 A JP 04230878A JP 23087892 A JP23087892 A JP 23087892A JP 3134529 B2 JP3134529 B2 JP 3134529B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- insulating substrate
- cover
- linear potentiometer
- brush
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用の排ガス調整
用バルブ開閉の位置検出等に用いられる直線式ポテンシ
ョメータに関するものである。
用バルブ開閉の位置検出等に用いられる直線式ポテンシ
ョメータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図3の直線式ポテンショメ
ータにより説明する。同図によると、1はケース、2は
軸、3はケース一体に成形された軸受、4は集電体や抵
抗体を形成した絶縁基板6上を摺接する刷子5を装着し
た刷子取付板、7はこの刷子取付板とを押圧するスプリ
ング、8はケース1の開口部を封止するカバー、9は抵
抗体と接触している端子であり、刷子取付板4は軸2に
よって軸受3に摺動可能なように装着されている。
ータにより説明する。同図によると、1はケース、2は
軸、3はケース一体に成形された軸受、4は集電体や抵
抗体を形成した絶縁基板6上を摺接する刷子5を装着し
た刷子取付板、7はこの刷子取付板とを押圧するスプリ
ング、8はケース1の開口部を封止するカバー、9は抵
抗体と接触している端子であり、刷子取付板4は軸2に
よって軸受3に摺動可能なように装着されている。
【0003】この軸2を押して直線運動させると、スプ
リング7が刷子取付板4によってたわみながら反力を持
つため、押圧力を除去するともとの位置に自己復帰す
る。又、軸2の直線運動に比例して刷子5の位置が変位
し、絶縁基板6の上を摺動し、絶縁基板6上に印刷され
た抵抗体によって所望の電気信号を端子9によって外部
に取出すことができる。なお、カバー8はケース段部1
aに載置され、溶着等によって固定されるとともに絶縁
基板6もケース1の段部1bとカバー8とともに挟着さ
れている。
リング7が刷子取付板4によってたわみながら反力を持
つため、押圧力を除去するともとの位置に自己復帰す
る。又、軸2の直線運動に比例して刷子5の位置が変位
し、絶縁基板6の上を摺動し、絶縁基板6上に印刷され
た抵抗体によって所望の電気信号を端子9によって外部
に取出すことができる。なお、カバー8はケース段部1
aに載置され、溶着等によって固定されるとともに絶縁
基板6もケース1の段部1bとカバー8とともに挟着さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の直線式ポテンショメータでは図4に説明するよう
に、絶縁基板6の長さ寸法Aと、ケース1の絶縁基板位
置決めリブ1bとケース段部1aによってできる隙間B
寸法の関係がBよりAが大きい場合、絶縁基板6に無理
な力が加わり絶縁基板6の割れの原因となり、AよりB
が大きい場合、絶縁基板6が固定されないという課題が
あった。
来の直線式ポテンショメータでは図4に説明するよう
に、絶縁基板6の長さ寸法Aと、ケース1の絶縁基板位
置決めリブ1bとケース段部1aによってできる隙間B
寸法の関係がBよりAが大きい場合、絶縁基板6に無理
な力が加わり絶縁基板6の割れの原因となり、AよりB
が大きい場合、絶縁基板6が固定されないという課題が
あった。
【0005】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、寸法管理が容易にできて絶縁基板を固定し
得る直線式ポテンショメータを提供することを目的とす
るものである。
ものであり、寸法管理が容易にできて絶縁基板を固定し
得る直線式ポテンショメータを提供することを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためにカバーにリブを設け、このリブで絶縁基板を
固定したものである。
するためにカバーにリブを設け、このリブで絶縁基板を
固定したものである。
【0007】
【作用】したがって、本発明によれば、カバーにリブを
設けることによって、リブをつぶすことによって、絶縁
基板がケースとカバーとの間に挟持されることとなり、
結果として、絶縁基板を安定的に固定できるという効果
を有するものである。
設けることによって、リブをつぶすことによって、絶縁
基板がケースとカバーとの間に挟持されることとなり、
結果として、絶縁基板を安定的に固定できるという効果
を有するものである。
【0008】
【実施例】本発明の直線形ポテンショメータの一実施例
を図1、図2により説明する。
を図1、図2により説明する。
【0009】なお、従来技術と同一部分には同一番号を
付与し、説明を省略して説明すると、8aはリブであ
り、カバー8に一体に設けられており、1aはカバー8
を位置決めするケース段部である。
付与し、説明を省略して説明すると、8aはリブであ
り、カバー8に一体に設けられており、1aはカバー8
を位置決めするケース段部である。
【0010】このケース段部1aと絶縁基板位置決めリ
ブ1b間の距離Bは絶縁基板6の長さAより若干長く設
定されるとともに、その差はリブ8aの突起より若干小
さく設定されている。従って、カバー8をケース1のケ
ース段部1aに装着する際に、このリブ8aをつぶし、
絶縁基板6がケース1とカバー8との間に挟持されるこ
ととなり、結果として、ケース1内に絶縁基板6を確実
に固定するものである。
ブ1b間の距離Bは絶縁基板6の長さAより若干長く設
定されるとともに、その差はリブ8aの突起より若干小
さく設定されている。従って、カバー8をケース1のケ
ース段部1aに装着する際に、このリブ8aをつぶし、
絶縁基板6がケース1とカバー8との間に挟持されるこ
ととなり、結果として、ケース1内に絶縁基板6を確実
に固定するものである。
【0011】
【発明の効果】本発明は、上記実施例より明らかなよう
に、カバーにリブを設け装着時にこのリブをつぶすこと
により絶縁基板を固定するため、絶縁基板がケースとカ
バーとの間に挟持されることとなり、結果として、寸法
管理がリブだけで絶縁基板の割れなどの管理が容易にで
き、品質の安定した直線形ポテンショメータを提供でき
るものである。
に、カバーにリブを設け装着時にこのリブをつぶすこと
により絶縁基板を固定するため、絶縁基板がケースとカ
バーとの間に挟持されることとなり、結果として、寸法
管理がリブだけで絶縁基板の割れなどの管理が容易にで
き、品質の安定した直線形ポテンショメータを提供でき
るものである。
【図1】本発明の一実施例である直線式ポテンショメー
タの側断面図
タの側断面図
【図2】同要部の側断面図
【図3】従来のポテンショメータの側断面図
【図4】同要部の側断面図
1 ケース 1a ケース段部 4 刷子取付板 5 刷子 6 絶縁基板 8 カバー 8a リブ
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも抵抗体を形成した絶縁基板
と、この絶縁基板上を摺接する刷子を装着した刷子取付
板と、この絶縁基板を収納したケースと、上記ケースの
一端に装着されたカバーと、このカバーに上記絶縁基板
を上記ケースとで挟着するために設けられたリブとを備
え、前記ケースの一端にカバーを装着する際に、前記リ
ブが潰れ、前記絶縁基板がケースとカバーとの間に挟持
されるように構成した直線式ポテンショメータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04230878A JP3134529B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 直線式ポテンショメータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04230878A JP3134529B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 直線式ポテンショメータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0674707A JPH0674707A (ja) | 1994-03-18 |
JP3134529B2 true JP3134529B2 (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=16914727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04230878A Expired - Fee Related JP3134529B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 直線式ポテンショメータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3134529B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101707272B1 (ko) * | 2010-10-26 | 2017-02-15 | 나이키 이노베이트 씨.브이. | 마찰 잠금식 끈 조정 시스템을 갖는 비키니 상의 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003097984A (ja) * | 2001-09-26 | 2003-04-03 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | ポペット弁型流量計測器及び流量測定装置 |
JP2011096487A (ja) * | 2009-10-29 | 2011-05-12 | Panasonic Corp | 車両用スイッチ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0666168B2 (ja) * | 1988-11-08 | 1994-08-24 | 三菱自動車工業株式会社 | 直動式ポテンシヨメータ |
JP2508644Y2 (ja) * | 1990-08-23 | 1996-08-28 | 日本電気株式会社 | プリント基板の実装構造 |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP04230878A patent/JP3134529B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101707272B1 (ko) * | 2010-10-26 | 2017-02-15 | 나이키 이노베이트 씨.브이. | 마찰 잠금식 끈 조정 시스템을 갖는 비키니 상의 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0674707A (ja) | 1994-03-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |