JP3134215U - 集塵フード - Google Patents

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康名 横井
利明 加藤
功 鈴木
昌史 竹田
義展 伊藤
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Abstract

【課題】簡素な構造で安価に製造することができ、粉塵類の拡散を防止することが可能な集塵フードを提供する。
【解決手段】エアブローノズル55により圧縮空気を吹き付けて清掃を施されるワーク類wを臨ませる開口部2と、圧縮空気により吹き飛ばされて浮遊する粉塵類を含む空気を排出させる排出口3を箱状本体1に備え、集塵機の吸込口に連結される吸入管65の先端部を排出口3に接続するようにした集塵フードAにおいて、本体1の開口部2には、エアブローノズル55からワーク類wに吹き付けられた後に開口部2側に向かう空気の流れ方向を内方へ反転させるように、内面5aが円弧状に形成された空気流反転部材5,6を周縁部に沿うように設けた。
【選択図】図1

Description

本考案は、エアブローノズルによりワーク類に圧縮空気を吹き付けて清掃を施す(いわゆる「エアブロー」)場合に使用される集塵機の集塵フードに関する。
機械加工したときにワーク類に付着した切粉や切削油は、後工程の塗装・めっき処理や組み立て作業に支障を生ずる。そこで、機械加工されたワーク類を集塵フードの大きな開口部に臨ませた状態にてエアブローノズルから圧縮空気を吹き付けることにより、切粉や切削油の除去が行なわれている。
上記エアブローの際に勢いよく吹き飛ばされた切粉や切削油が集塵フードの開口部から拡散すると、作業環境の悪化や作業者の健康への影響が懸念される。そこで、作業環境の向上や作業者の健康に配慮した集塵装置や集塵フードが、いろいろ提案されている。
例えば、特許文献1の公開特許公報には、被加工物のエアブロー処理用作業空間を形成するエアブロー部とエアブロー時のエアを排気する排出口を有する箱状部材と、箱状部材の底部に設けた油溜まり槽部と、箱状部材の内部空間を前後に区画するフィルタ部材と、箱状部材の開口部の上部と下部に切粉や切削油の飛散を防止する反射板を備えたエアブロー用ボックスが開示されている。
上記エアブロー用ボックスでは、内部に設けたフィルタ部材により切粉や切削油の除去ができる反面、エアブローされた空気がフィルタ部材により通過しにくくなり跳ね返って作業者側に戻って拡散する虞がある。これに関しては、フィルタ部材の手前に平板を交互に配置した反射板を設けてエアブローされた空気の速度を減衰させ、開口部に反射板を設けて切粉や切削油が周囲へ飛散するのを防止すると記載されている。しかし、エアブロー用ボックスの構造が複雑化して製造コストが高くなり、フィルタ部材の交換等に要するメンテナンス費用が高くつくことは否めない。
特開平11−235511号公報
この考案の目的は、簡素な構造で安価に製造することができ、粉塵類の拡散を防止することが可能な集塵フードを提供することにある。
前記目的を達成するために請求項1に記載の考案は、エアブローノズルにより圧縮空気を吹き付けて清掃を施されるワーク類を臨ませる開口部と、圧縮空気により吹き飛ばされて浮遊する粉塵類を含む空気を排出させる排出口を箱状本体に備え、集塵機の吸込口に連結される吸入管の先端部を該排出口に接続するようにした集塵フードにおいて、前記本体の開口部には、前記エアブローノズルからワーク類に吹き付けられた後に該開口部側に向かう空気の流れ方向を空気流反転部材により内方へ反転させるように、内面が円弧状に形成された空気流反転部材を周縁部に沿うように設けたことを特徴とする。
同様の目的を達成するために請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の集塵フードにおいて、前記本体の開口部が四辺形とされ、その上辺部と両側辺部に沿うように前記空気流反転部材を設けたことを特徴とするものである。
同様の目的を達成するために請求項3に記載の考案は、請求項1又は2に記載の集塵フードにおいて、内面が円弧状に形成された所定長さの空気流反転器を別途に設け、前記本体の適宜箇所に設置可能としたことを特徴とするものである。
この集塵フードは、エアブローノズルからワーク類に吹き付けられた後に作業者側に向かう空気の流れ方向を内方へ反転させる空気流反転部材を本体の開口部に設けた簡素な構造であり、安価に製造することができて粉塵類の拡散を防止することができる。
さらに、別途に設けられた空気流反転器を集塵フードの開口部の適宜箇所に設置すれば、切粉や粉塵類の拡散防止に有効である。
以下に、本考案の最良の形態例を図面に基づいて説明する。図1は本考案に係る第1実施形態の集塵フード、図2は本体の開口部の断面図、図3は本考案に係る第2実施形態の集塵フード、図4は本考案に係る第3実施形態の集塵フード、図5は集塵機の説明図である。
本考案に係る集塵フードは、エアブローにより清掃を施されるワーク類を臨ませる開口部と、エアブローにより吹き飛ばされて浮遊する粉塵類を含む空気を排出させる排出口を本体に備えている。
(実施形態例1)
第1実施形態の集塵フードAを図1に示す。この集塵フードAの箱状本体1は、正面側の開口部2を四辺形とされ、内方に向かうにしたがい徐々に狭くなるように設けられている。本体1の後壁板1bには、後記吸入管65の先端部を接続するための排出口3が設けられている。本体1の上板1aの中央には、開口部2から所定深さの切欠き4が形成されている。
上記開口部2の上辺部2aには、内面5aが円弧状に形成された空気流反転部材5,5を切欠き4の箇所を除いて縁部に沿うように設ける。また、両側辺部2b、2bについても、図2に示すように、内面6aが円弧状に形成された空気流反転部材6,6を縁部に沿うように設ける。
図1において、wはホイスト51の吊り下げチェン52により集塵フードAの開口部2に臨ませたワーク類、55はコンプレッサや工場に設備された配管から供給される圧縮空気を用いるエアブローノズルである。
(実施形態例2)
第2実施形態の集塵フードBを図3に示す。この集塵フードBはテーブル60等に載せて使用するように小型に設けられているが、第1実施形態の集塵フードAとほぼ同じ構造とされている。よって、それと同一構成部分には同集塵フードAの説明に用いた符号を10番台の符号として図面に記載し、その説明を省略する。
なお、この実施形態例では本体11に底板を設けていないが、必要に応じて適宜設ける。
21は集塵フードBと別途に設けられた移動可能な空気流反転器である。この空気流反転器21は、内面22aが円弧状に形成された所定長さの本体部22に、端板23,23が固定されている。
(実施形態例3)
第3実施形態の集塵フードCを図4に示す。この集塵フードCは、排出口33を上下2箇所に配置した大型に設けられているが、第1実施形態の集塵フードAとほぼ同じ構造とされている。よって、それと同一構成部分には同集塵フードAの説明に用いた符号を30番台の符号として図面に記載し、その説明を省略する。
なお、この実施形態例では本体31に形成される切欠きを設けていないが、必要に応じて適宜設ける。
上述した本考案に係る集塵フードA〜Cに使用する集塵機の一例を図5に示す。
この集塵機Eは、前記集塵フードA〜C内に浮遊する粉塵類を含む空気を吸引して粉塵類を捕集する捕集ユニット70と、捕集ユニット70の吸入側を負圧状態として同捕集ユニットを通過した空気を外部へ排出させるルーツ式ブロワ95とから構成されている。
図5において、捕集ユニット70のケース71には、流出口77を備えたエンドカバー76を右方の開口端に、モータ装置80を取付けたハウジング79を左方の開口端に取付けている。ケース71の胴部には、集塵フードA〜Cの排出口3,23,33に接続される吸入管65を連結するための流入口73と、粉塵類を排出するドレン口74とが開設されている。
モータ装置80の回転軸81には、化学合成不織布により多数の襞がジグザグ状に連続して形成されたフィルタ材を用いた回転式フィルタ83を取り付けている。この回転式フィルタ85は、モータ装置80により毎分500〜1500回転で駆動回転されるように設けられている。
上記ドレン口74には、捕集ユニット70から除去される粉塵類を回収するためのキャスタを備えたドレンタンク85を着脱可能に設けている。
上記捕集ユニット70の流出口77には、吸引管91を介して後記ルーツ式ブロワ95の吸込み側を接続する。
92は回転式フィルタ83を洗浄するためのエアブロー用ノズルである。エアブロー用ノズル92には、供給管93を介して吸引管91に接続されている。
ルーツ式ブロワ95は、正転と逆転運転を切替えることができる3葉形式を用いる。96はルーツ式ブロワ95の排気側に連結されたサイレンサである。サイレンサ96には排気管97が接続されている。
つぎに、第1実施形態の集塵フードAを集塵機Eに用いた場合の作用について説明する。
(1)集塵フードAの開口部2に臨ませたワーク類wは、作業者によりエアブローノズル55で圧縮空気を吹き付けられて清掃を施される。
(2)ワーク類に吹き付けられた後の空気は、後方へ向かうと共にその一部は本体1の内面に沿って開口部2側に向かう。そして、開口部2側に向かう空気の流れ方向が空気流反転部材5,6により内方へ反転する。これにより、エアブローにより飛散する粉塵類は外部へ拡散しにくくなる。
(3)集塵機Eでは、ルーツ式ブロワ95の運転により捕集ユニット70と吸入管65内が負圧に保持され、その負圧作用によって(1)で空気中に浮遊する粉塵類は排出口3から周囲の空気と一緒に吸入管65を通って捕集ユニット70内に流入する。
(3)捕集ユニット70では、モータ装置80により回転式フィルタ83が毎分500〜1500回転の範囲内で回転制御される。
(4)回転式フィルタ83により分離除去された粉塵類は、ケース71の下方に落下してドレンタンク85に回収される。
(5)捕集ユニット70により浄化された空気は、流出口77、吸引管91、ルーツ式ブロワ95を通って排気管97から外部へ排出される。
この集塵フードは、エアブローノズルからワーク類に吹き付けられた後に作業者側に向かう空気の流れ方向を内方へ反転させる空気流反転部材を本体に設けた簡素な構造であり、安価に製造することができて粉塵類の拡散を防止することができる利点がある。
本考案に係る第1実施形態の集塵フード 本体の開口部の断面図 本考案に係る第2実施形態の集塵フード 本考案に係る第3実施形態の集塵フード 集塵機の説明図
符号の説明
A・・・第1実施形態の集塵フード
1・・・本体
2・・・開口部 3・・・排出口
5、6・・・空気流反転部材
5a、6a・・・内面
21・・・空気流反転部材
22a・・・内面
w・・・ワーク類
55・・・エアブローノズル
E・・・集塵機
65・・・吸入管

Claims (3)

  1. エアブローノズルにより圧縮空気を吹き付けて清掃を施されるワーク類を臨ませる開口部と、圧縮空気により吹き飛ばされて浮遊する粉塵類を含む空気を排出させる排出口を箱状本体に備え、集塵機の吸込口に連結される吸入管の先端部を該排出口に接続するようにした集塵フードにおいて、
    前記本体の開口部には、前記エアブローノズルからワーク類に吹き付けられた後に該開口部側に向かう空気の流れ方向を内方へ反転させるように、内面が円弧状に形成された空気流反転部材を周縁部に沿うように設けたことを特徴とする集塵フード。
  2. 前記本体の開口部が四辺形とされ、その上辺部と両側辺部に沿うように前記空気流反転部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の集塵フード。
  3. 内面が円弧状に形成された所定長さの空気流反転器を別途に設け、前記本体の適宜箇所に設置可能としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の集塵フード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101319026B1 (ko) * 2011-11-17 2013-10-15 주식회사 포스코 트랜스퍼카 및 이를 구비한 코크스 생산 설비

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