JP3134185B2 - フォーム部材及びマット構造体及びフォーム部材の製造方法 - Google Patents

フォーム部材及びマット構造体及びフォーム部材の製造方法

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JP3134185B2
JP3134185B2 JP08110417A JP11041796A JP3134185B2 JP 3134185 B2 JP3134185 B2 JP 3134185B2 JP 08110417 A JP08110417 A JP 08110417A JP 11041796 A JP11041796 A JP 11041796A JP 3134185 B2 JP3134185 B2 JP 3134185B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフォーム部材及びマ
ット構造体及びフォーム部材の製造方法に関するもので
ある。更に詳しくは、通気孔を形成したフォーム部材及
びマット構造体、及び、折り曲げやすく、かつ通気孔を
効率よく形成することのできるフォーム部材の製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来技術】通常、敷布団や座布団などの内部には、ク
ッション効果を有する合成樹脂製のフォーム部材が備え
てある。このフォーム部材は一般的に通気性に乏しいた
め、例えば、上記に示す敷布団や座布団などにあって
は、内部に湿気が溜ってしまうことがあった。
【0003】このような敷布団や座布団などは衛生的に
好ましいものではない。これを解決するために、平板状
をなす合成樹脂製のフォーム部材の全面に上下方向に貫
通する穴を隣設し、空気の流通効果を高めて湿気を除去
するという考案が、実開昭62−153953号公報ま
たは実開昭62−153954号公報などに開示されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報に開
示された考案には次のような課題があった。上記に示す
平板状のフォーム部材は、クッション効果を確保するた
めにある程度の厚みを有している。そのため、このフォ
ーム部材を折り曲げると、その折り曲げ部分には大きな
圧縮及び引っ張り応力がかかる。従って、このフォーム
部材及びこのフォーム部材を使用した例えば敷布団や座
布団などは折り曲げにくかった。
【0005】また、上記に示すようなフォーム部材に穴
を設けるためには、穴あけ加工を施したり、穴が形成さ
れるように成形加工を行ったりしなければならない。穴
あけ加工は、切断刃を上下に昇降させて穴あけを行う形
態のものが一般的である。しかし、この切断刃を上下に
昇降させる穿設作業は間欠的であるので、切断刃の動き
に無駄が多く加工効率が悪かった。また、成形加工は、
所定の位置に穴を形成するような金型を準備しなければ
ならない。しかし、金型は一般に高価であるため、設備
に費用がかかり過ぎるという欠点があった。
【0006】本発明の目的は、上記課題を解消するもの
で、通気孔を形成したフォーム部材及びマット構造体、
及び、折り曲げやすく、かつ通気孔を効率よく形成する
ことのできるフォーム部材の製造方法を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
は、クッション効果を有する発泡ポリウレタンフォーム
または発泡ポリエチレンフ ォームの表面に、錐形状の凸
部及び逆錐形状の凹部を有する連続した凹凸面が形成し
てあり、上記凹部の底部には貫通した孔が設けてあり、
該孔は、上記フォームの裏面側に凹部の底部側と交わる
ような平面状の切断面を形成することにより形成されて
いることを特徴とする、フォーム部材である。
【0008】第2の発明は、クッション効果を有する発
泡ポリウレタンフォームまたは発泡ポリエチレンフォー
の表面に、錐形状の凸部及び逆錐形状の凹部を有する
連続した凹凸面が形成してあり、上記凹部の底部には貫
通した孔が設けてあり、該孔は、上記フォームの裏面側
に凹部の底部側と交わるような平面状の切断面を形成す
ることにより形成されているフォーム部材と、上記フォ
ーム部材のまわりに層を形成する綿状体と、上記フォー
ム部材及び綿状体を包む外布と、を備えていることを特
徴とする、マット構造体である。
【0009】第3の発明は、クッション効果を有する発
泡ポリウレタンフォームまたは発泡ポリエチレンフォー
の表面に、錐形状の凸部及び逆錐形状の凹部を有する
連続した凹凸面が形成してあり、上記凹部の底部には貫
通した孔が設けてあり、該孔は、上記フォームの裏面側
に凹部の底部側と交わるような平面状の切断面を形成す
ることにより形成されているフォーム部材の製造方法で
あって、表面に錐形状の凸部及び逆錐形状の凹部を有す
る連続した凹凸面をプロファイル加工を施し形成するス
テップ、上記凹凸面を構成する凹部の底部側と交わるよ
うな切断面を形成するステップ、を含んでいることを特
徴とする、フォーム部材の製造方法である。
【0010】第4の発明は、クッション効果を有する発
泡ポリウレタンフォームまたは発泡ポリエチレンフォー
の表面に、錐形状の凸部及び逆錐形状の凹部を有する
連続した凹凸面が形成してあり、上記凹部の底部には貫
通した孔が設けてあり、該孔は、上記フォームの裏面側
に凹部の底部側と交わるような平面状の切断面を形成す
ることにより形成されているフォーム部材の製造方法で
あって、母材を切断して付加フォーム及び基フォームを
形成するステップ、上記ステップにて形成された付加フ
ォームと基フォームとを接面するステップ、凹部の底部
が上記接面するステップにて接面された付加フォームと
交わるように、上記基フォームにプロファイル加工を施
凹凸面を形成するステップ、上記付加フォームを取り
除くステップ、を含んでいることを特徴とする、フォー
ム部材の製造方法である。
【0011】フォーム部材を構成する材料は、クッショ
ン効果を有する軟質または半硬質のものであればよく、
例えば、発泡ポリウレタンフォーム、発泡ポリエチレン
フォームなどが挙げられる。
【0012】綿状体は、例えば、ポリエステル綿のよう
に合成樹脂をわた状にしたもの、ウール綿、木綿綿、ま
た、遠赤外線を発するセラミックス入りの綿、パンヤな
どが挙げられる。しかし、これらに限定するものではな
い。
【0013】
【作 用】フォーム部材は、凹部の底部に裏面へと貫通
した孔を設けているので、クッション効果を確保するた
めにある程度の厚みを有しながらも、折り曲げた場合、
その折り曲げ部分にかかる圧縮及び引っ張り応力が小さ
く、折り曲げやすい。
【0014】フォーム部材は、凹部の底部に裏面へと貫
通した孔を設けているので、空気の流通効果に優れてい
る。これにより、上記フォーム部材を使用した製品は内
部に湿気を溜めにくく衛生的に使用することができる。
【0015】フォーム部材を使用したマット構造体は、
綿状体がフォーム部材のまわりに層を形成しているため
保温効果が高い。従って、上記マット構造体は快適かつ
衛生的に使用することができる。
【0016】フォーム部材は、表面に錐形状の凸部及び
逆錐形状の凹部を有する連続した凹凸面を形成し、上記
凹凸面を構成する凹部の底部側と交わるような切断面を
形成して、上記凹部の底部に貫通した孔を設けることに
より製造される。このように、孔は切断刃の直線状の動
きにより形成することができるので、従来のような間欠
的な動きに比べて無駄が少なく加工効率が良い。
【0017】表面に錐形状の凸部及び逆錐形状の凹部を
有する連続した凹凸面を形成したフォーム部材の上記凹
部の底部に設けてある孔は、上記逆錐形状の凹部の高さ
方向における切断の位置を変えることによりその大きさ
を変えることができる。従って、従来のように孔の大き
さを変えるために、切断刃を交換したり金型を新たに準
備したりする等の手間がいらず、空気の流通量の異なる
フォーム部材を簡単に製造することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
き更に詳細に説明する。図1は本発明に係るフォーム部
材の一実施の形態を示す斜視図であり、想像線で示す部
分は一体フォームから切除する肉厚部を表わしている。
図2は図1に示すフォーム部材を示す断面図である。符
号Fは本発明に係る合成樹脂製のフォーム部材を示して
いる。このフォーム部材Fの表面には連続した凹凸面1
が形成してある。凹凸面1には頂部100を含む錐形状
の凸部である山部材10が形成してある。
【0019】山部材10の隣り合う斜面間にはこの山部
材10の半分ほどの高さを有する谷部101が形成して
ある。隣り合う山部材10で四方を囲まれた部分には逆
錐形状の凹部11が形成してある。凹部11の底部には
裏面へと貫通した通気孔2が設けてある。なお、本実施
の形態において示すフォーム部材Fは、クッション効果
を有する発泡ポリウレタンフォームで形成されている。
しかしながら、これに限定するものではない。
【0020】次に、上記フォーム部材Fの製造方法を説
明する。 まず母材にプロファイル加工を施し、表面
に連続した山部材10及び凹部11を有する一体フォー
ムKを形成する。プロファイル加工とは、表面に模様が
形成されている所要数のロールを使用して対象物を圧縮
し、切断することで、当該対象物の表面にも前記ロール
の模様と同様の形状を形成させる加工法である。本実施
の形態においては、一つの母材から互いに対称形状を有
する二つの一体フォームKが形成される。なお、上記に
示す一体フォームKを形成する方法は、一例でありこれ
に限定するものではない。
【0021】 次に、切断面が凹部11の底部側と交
わるように、つまり、図1、図2において想像線で示す
肉厚部Lが切除されるように、一体フォームKの裏面側
を実質的に平面状に切断する。これにより凹部11の底
部に裏面へと貫通した通気孔2が形成される。本実施の
形態においてこの切断は、対称形状を有する二つの一体
フォームKの表面に形成された凹凸面1を互いに合わせ
重ねた状態で一方ずつ行う。なお、この切断方法は、例
えば、カッターなどの刃物による切断、熱線による切断
などが挙げられる。しかし、これらに限定するものでは
ない。
【0022】(作 用) 図1及び図2を参照して本発明に係るフォーム部材Fの
作用を説明する。フォーム部材Fは、凹部11の底部に
裏面へと貫通した通気孔2と、谷部101とを設けてい
るので、クッション効果を確保するためにある程度の厚
みを有しながらも、折り曲げた場合、その折り曲げ部分
にかかる圧縮及び引っ張り応力が小さく、折り曲げやす
い。
【0023】フォーム部材Fは、上記に示すように表面
に山部材10及び凹部11を有する一体フォームKの裏
面側に、凹部11の底部側と交わるような切断面を形成
し、凹部11の底部に貫通した通気孔2を設けることに
より製造される。このように通気孔2は、切断刃の直線
状の動きにより形成することができるので、従来のよう
な間欠的な動きに比べて無駄が少なく加工効率が良い。
【0024】フォーム部材Fは、凹部11の底部に裏面
へと貫通した通気孔2を設けているので空気の流通効果
に優れている。これにより、フォーム部材Fを使用した
製品は内部に湿気を溜めにくく衛生的に使用することが
できる。
【0025】通気孔2は一体フォームKの裏面側におけ
る切断の位置を、例えば図3に示すように、、と
変えることにより、その大きさを変えることができる。
従って、従来のように通気孔2の大きさを変えるために
切断刃を交換したり、金型を新たに準備したりする等の
手間がいらず、空気の流通量の異なるフォーム部材Fを
簡単に製造することができる。
【0026】図4は本発明に係るフォーム部材の他の製
造工程概略説明図である。なお、図4において、図1な
いし図3に示すものと同一または同等である箇所には、
同一の符号を付して示している。フォーム部材Fは下記
に示す方法でも製造することができる。 まず、母材
B((a) 参照)の所要の位置を切断して、二つの付加フ
ォームL1と一つの基フォームK1を形成する((b) 参
照)。 再び、上記にて形成された付加フォームL
1を母材に仮止め状態になるように接面する。 次
に、凹部11の底部が上記にて接面された付加フォー
ムL1と交わるように、上記にて形成された基フォー
ムK1に例えば上記で示すプロファイル加工を施す
((c) 参照)。 そして、予め切断しておいた付加フ
ォームL1を取り除く。これにより、凹部11の底部に
裏面へと貫通した通気孔2を設けたフォーム部材Fを製
造することができる。
【0027】図5はフォーム部材を使用した敷布団の第
1の実施の形態を示す要部断面図である。符号Z1はマ
ット構造体である敷布団を示しており、この敷布団Z1
は、フォーム部材Fとこのフォーム部材Fのまわりを覆
うようにして層を形成する綿状体であるわた3とを外布
4で包んだものである。
【0028】(作 用) 敷布団Z1は、フォーム部材Fのまわりをわた3が覆っ
て層を形成しているために保温効果が高い。従って、こ
の敷布団Z1は快適かつ衛生的に使用することができ
る。
【0029】フォーム部材Fは、凹部11の底部に裏面
へと貫通した通気孔2と谷部101とを設けているの
で、クッション効果を確保するためにある程度の厚みを
有しながらも、折り曲げた場合、その折り曲げ部分にか
かる圧縮及び引っ張り応力が小さい。従って、敷布団Z
1は折り曲げやすい。
【0030】フォーム部材Fは表面に連続して錐形状を
なす山部材10を有しているので、例えば、敷布団Z1
の上に人が寝た場合にあっては、上記山部材10の頂部
100が東洋医学にいう各所つぼに当接して、指圧効果
が得られ、血行不良などを改善することができる。この
場合の材料の硬度としては、JIS20Kgf〜JIS
25Kgfほどが好ましい。
【0031】図6はフォーム部材を使用した敷布団の第
2の実施の形態を示す要部断面図である。なお、図6に
おいて、図1ないし図5に示すものと同一または同等で
ある箇所には、同一の符号を付して示している。符号Z
2は敷布団を示している。この敷布団Z2は、所要間隔
を設けてフォーム部材F、Fが二つ配置してあり、その
フォーム部材間F、Fにもわた3の層が設けてある。
【0032】(作 用) フォーム部材Fの凹凸面1が上下面にそれぞれ形成して
あるので、表裏面が双方とも同様に使用でき、使い勝手
が良い。
【0033】フォーム部材F、F間にわた3の層が設け
てあっても、わた3は通気性に優れているので空気の流
通が容易に可能である。従って、わた3の層の厚みを変
化させることで、異なる厚みを有する敷布団Z2を簡単
に製造することができる。
【0034】図7はフォーム部材を使用した敷布団の第
3の実施の形態を示す要部断面図である。なお、図7に
おいて、図1ないし図6に示すものと同一または同等で
ある箇所には、同一の符号を付して示している。符号Z
3は敷布団を示している。この敷布団Z3に備えてある
フォーム部材F、Fは、通気孔2を塞がないように対応
させて裏面側を接着してある。
【0035】(作 用) フォーム部材F、Fは裏面側を接着してあるので、使用
にあたって中身がずれることなく、型くずれもせず使用
感が良い。また、この場合、通気孔2は塞がないように
対応させて接着してあるので、空気の流通効果は上記に
示すものと同様に良好である。
【0036】なお、フォーム部材Fを使用したものとし
て上記の第1ないし第3の実施の形態に示すような敷布
団以外にも、例えば、座布団、マットレス、クッション
などを挙げることができる。また、本発明は図示の実施
の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記
載内において種々の変形が可能である。
【0037】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a) フォーム部材は、凹部の底部に裏面へと貫通し
た孔を設けているので、クッション効果を確保するため
にある程度の厚みを有しながらも、折り曲げた場合、そ
の折り曲げ部分にかかる圧縮及び引っ張り応力が小さ
く、折り曲げやすい。
【0038】(b) フォーム部材は、凹部の底部に裏
面へと貫通した孔を設けているので、空気の流通効果に
優れている。これにより、上記フォーム部材を使用した
製品は内部に湿気を溜めにくく衛生的に使用することが
できる。
【0039】(c) フォーム部材を使用したマット構
造体は、綿状体がフォーム部材のまわりに層を形成して
いるため保温効果が高い。従って、上記マット構造体は
快適かつ衛生的に使用することができる。
【0040】(d) フォーム部材は、表面に錐形状の
凸部及び逆錐形状の凹部を有する連続した凹凸面を形成
し、上記凹凸面を構成する凹部の底部側と交わるような
切断面を形成して、上記凹部の底部に貫通した孔を設け
ることにより製造される。このように孔は、切断刃の直
線状の動きにより形成することができるので、従来のよ
うな間欠的な動きに比べて無駄が少なく加工効率が良
い。
【0041】(e) 表面に錐形状の凸部及び逆錐形状
の凹部を有する連続した凹凸面を形成したフォーム部材
の上記凹部の底部に設けてある孔は、上記逆錐形状の凹
部の高さ方向における切断の位置を変えることにより、
その大きさを変えることができる。従って、従来のよう
に孔の大きさを変えるために、切断刃を交換したり金型
を新たに準備したりする等の手間がいらず、空気の流通
量の異なるフォーム部材を簡単に製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフォーム部材の一実施の形態を示
す斜視図であり、想像線で示す部分は一体フォームから
切除する肉厚部を表わしている。
【図2】図1に示すフォーム部材を示す断面図である。
【図3】付加フォーム付きフォーム材の切断位置を示す
説明図である。
【図4】本発明に係るフォーム部材の他の製造工程概略
説明図である。
【図5】フォーム部材を使用した敷布団の第1の実施の
形態を示す要部断面図である。
【図6】フォーム部材を使用した敷布団の第2の実施の
形態を示す要部断面図である。
【図7】フォーム部材を使用した敷布団の第3の実施の
形態を示す要部断面図である。
【符号の説明】
F フォーム部材 K 一体フォーム K1 基フォーム B 母材 L 肉厚部 L1 付加フォーム Z1、Z2、Z3 敷布団 1 凹凸面 10 山部材 100 頂部 101 谷部 11 凹部 2 通気孔 3 わた 4 外布
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−202436(JP,A) 特開 昭54−6659(JP,A) 特開 平7−163441(JP,A) 実開 平6−86619(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47C 27/00 - 27/22 A47C 31/00 - 31/12 B26D 3/00 - 3/30 B29C 44/00 - 44/60 B29C 67/20 B29C 69/00 - 69/02 B32B 3/00 - 3/30 B32B 5/00 - 5/32

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クッション効果を有する発泡ポリウレタ
    ンフォームまたは発泡ポリエチレンフォームの表面に、
    錐形状の凸部及び逆錐形状の凹部を有する連続した凹凸
    が形成してあり、上記凹部の底部には貫通した孔が設
    けてあり、該孔は、上記フォームの裏面側に凹部の底部側と交わる
    ような平面状の切断面を形成することにより形成されて
    いる ことを特徴とする、 フォーム部材。
  2. 【請求項2】 クッション効果を有する発泡ポリウレタ
    ンフォームまたは発泡ポリエチレンフォームの表面に、
    錐形状の凸部及び逆錐形状の凹部を有する連続した凹凸
    が形成してあり、上記凹部の底部には貫通した孔が設
    けてあり、 該孔は、上記フォームの裏面側に凹部の底部側と交わる
    ような平面状の切断面を形成することにより形成されて
    いる フォーム部材と、 上記フォーム部材のまわりに層を形成する綿状体と、 上記フォーム部材及び綿状体を包む外布と、 を備えていることを特徴とする、 マット構造体。
  3. 【請求項3】 クッション効果を有する発泡ポリウレタ
    ンフォームまたは発泡ポリエチレンフォームの表面に、
    錐形状の凸部及び逆錐形状の凹部を有する連続した凹凸
    が形成してあり、上記凹部の底部には貫通した孔が設
    けてあり、該孔は、上記フォームの裏面側に凹部の底部側と交わる
    ような平面状の切断面を形成することにより形成されて
    いる フォーム部材の製造方法であって、 表面に錐形状の凸部及び逆錐形状の凹部を有する連続し
    た凹凸面をプロファイル加工を施し形成するステップ、 上記凹凸面を構成する凹部の底部側と交わるような切断
    面を形成するステップ、 を含んでいることを特徴とする、 フォーム部材の製造方法。
  4. 【請求項4】 クッション効果を有する発泡ポリウレタ
    ンフォームまたは発泡ポリエチレンフォームの表面に、
    錐形状の凸部及び逆錐形状の凹部を有する連続した凹凸
    が形成してあり、上記凹部の底部には貫通した孔が設
    けてあり、該孔は、上記フォームの裏面側に凹部の底部側と交わる
    ような平面状の切断面を形成することにより形成されて
    いる フォーム部材の製造方法であって、 母材を切断して付加フォーム及び基フォームを形成する
    ステップ、 上記ステップにて形成された付加フォームと基フォーム
    とを接面するステップ、 凹部の底部が上記接面するステップにて接面された付加
    フォームと交わるように、上記基フォームにプロファイ
    ル加工を施し凹凸面を形成するステップ、 上記付加フォームを取り除くステップ、 を含んでいることを特徴とする、 フォーム部材の製造方法。
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