JP3134156B1 - ゴルフシューズ用スパイク鋲 - Google Patents

ゴルフシューズ用スパイク鋲

Info

Publication number
JP3134156B1
JP3134156B1 JP2000024036A JP2000024036A JP3134156B1 JP 3134156 B1 JP3134156 B1 JP 3134156B1 JP 2000024036 A JP2000024036 A JP 2000024036A JP 2000024036 A JP2000024036 A JP 2000024036A JP 3134156 B1 JP3134156 B1 JP 3134156B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leg
legs
lawn
golf shoe
spike
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000024036A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001211910A (ja
Inventor
保之 寺島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japana Co Ltd
Original Assignee
Japana Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japana Co Ltd filed Critical Japana Co Ltd
Priority to JP2000024036A priority Critical patent/JP3134156B1/ja
Priority to TW090100104A priority patent/TW464483B/zh
Priority to TW090100103A priority patent/TW512053B/zh
Priority to US10/181,571 priority patent/US7073280B2/en
Priority to DE60105395T priority patent/DE60105395T2/de
Priority to EP01900256A priority patent/EP1253834B1/en
Priority to DE60104819T priority patent/DE60104819T2/de
Priority to KR10-2002-7008840A priority patent/KR100530473B1/ko
Priority to AU24058/01A priority patent/AU766961B2/en
Priority to EP01900255A priority patent/EP1253833B1/en
Priority to CNB018040179A priority patent/CN1171549C/zh
Priority to US10/181,512 priority patent/US6675505B2/en
Priority to CA002396703A priority patent/CA2396703C/en
Priority to PCT/JP2001/000013 priority patent/WO2001054528A1/en
Priority to CA002396707A priority patent/CA2396707C/en
Priority to AT01900256T priority patent/ATE275352T1/de
Priority to AU24057/01A priority patent/AU774257B2/en
Priority to PCT/JP2001/000012 priority patent/WO2001054527A1/en
Priority to CNB018051480A priority patent/CN1199599C/zh
Priority to AT01900255T priority patent/ATE272956T1/de
Application granted granted Critical
Publication of JP3134156B1 publication Critical patent/JP3134156B1/ja
Publication of JP2001211910A publication Critical patent/JP2001211910A/ja
Priority to HK03102549A priority patent/HK1050302A1/xx
Priority to HK03104647.6A priority patent/HK1052279B/zh
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】芝生面上におけるスパイク鋲の使用に際して
は、ほぼその形状を保って芝生に突き刺さり、スパイク
鋲の脚部間に設けた空間部、或いは脚部に形成したスリ
ットに芝生の茎又は根が入り込むことにより咬合して強
力なグリップ力を発揮する、ゴルフシューズ用スパイク
鋲を提供する。 【解決手段】ゴルフシューズの裏面に対する角度が70
度±15度の範囲となるように、ゴルフシューズの裏面
から下方に向かって徐々に拡開しながら延設された複数
本の第1の脚部1であって、芝生面に刺さって芝生と係
合可能な第1の脚部1と、前記第1の脚部1より下方へ
の突出量が少なく構成されるとともに、前記第1の脚部
1間に配設された複数本の第2の脚部2であって、芝生
面を押さえつけることができる第2の脚部2とを備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフシューズ用
スパイク鋲に関し、特に、芝生上での使用の際にはその
形状を保って芝生面に突き刺さり、スパイク鋲に形成し
た空間(隙間)部分に芝生が食い込んで強力なグリップ
力を発揮し、なおかつ、芝生面に対しては与える損傷少
なくすることが可能なゴルフシューズ用スパイク鋲に関
するものである。
【0002】なお、ゴルフシューズの裏面に設けられる
場合と、着脱自在な場合とを含む。
【0003】
【従来の技術】旧来から針状の金属製スパイクは広く使
われていた。ところが、この金属製スパイクを装着した
ゴルフシューズで芝生上を歩行すると芝が荒れてしまう
ことに加えて、硬い路面上を歩行するとスパイク部分か
らの突き上げ感があり、履き心地が悪いものとなってい
たが、樹脂製スパイクによってこれらの問題の解決を図
っていた。従来品に係る樹脂製スパイクは、スパイク鋲
の周縁にわたって当接部分を突出させたものであるが、
芝に食い込まないのでグリップ力に欠けるものであっ
た。
【0004】そこで、これらの問題を解決して、なおか
つ芝生面の損傷を抑制するために、近年、特開平11−
262401号公報が示す技術の合成樹脂製のスパイク
鋲30が提案されている。このスパイク鋲30は、図1
1に示すように、ゴルフシューズに対する取り付け用の
ネジ部31と、可撓性を備えた複数の脚部32とから構
成されている。
【0005】かかる合成樹脂製のスパイク鋲は、ゴルフ
コース又はクラブハウスの床面の損傷を防止する点では
優れているものの、構造上、脚部の強度が低いため、ゴ
ルフシューズ着用者の体重が加わると、脚部が撓みきっ
てしまい、鋲本体が地面に当接してしまう。そのため、
芝生面でのグリップ力が弱く、それでいて、アスファル
ト面又はクラブハウス内の床面を歩行する際にフワフワ
した感があり安定性が悪い。また、アスファルト面等を
歩行すると、脚部の摩耗、損傷が大きく、耐久性に劣
る。一方、可撓性脚部の強度を高めれば前記の問題は発
生しないが、金属製のスパイク鋲と同様にパッティング
用のグリーン面の損傷を招いてしまう。
【0006】
【発明の解決しようとする課題】そのため、本発明の解
決しようとする課題は、芝生面上におけるスパイク鋲の
使用に際しては、ほぼその形状を保って芝生に突き刺さ
り、スパイク鋲の脚部間に設けた空間部、或いは脚部に
形成したスリットに芝生の茎又は根が入り込むことによ
り咬合して強力なグリップ力を発揮する、ゴルフシュー
ズ用スパイク鋲を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、長い脚部と短
い脚部とを組み合わせることにより、これらの問題の解
決を図ることとしたものであり、具体的な手段は以下の
とおりである。
【0008】請求項1に係る発明は、ゴルフシューズの
裏面に対する角度が70度±15度の範囲となるよう
に、ゴルフシューズの裏面から下方に向かって徐々に拡
開しながら延設された複数本の第1の脚部1であって、
芝生面に刺さって芝生と係合可能な第1の脚部1と、前
記第1の脚部1より下方への突出量が少なく構成される
とともに、前記第1の脚部1間に配設された複数本の第
2の脚部2であって、芝生面を押さえつけることができ
る第2の脚部2とから構成されることを特徴とするゴル
フシューズ用スパイク鋲10である。
【0009】この請求項1に係る発明のゴルフシューズ
用スパイクは、第1の脚部1の寸法(ゴルフシューズ裏
面からの突出量)が第2の脚部2の寸法よりも大きくさ
れており、第1の脚部1の先端と第2の脚部2の先端と
の間に高さの差が存在する。そのため、長尺の脚部の先
端から短尺の脚部の先端までに空間が生じるので、芝生
上で使用した場合には、この空間部分に芝生の茎或いは
葉が入り込んで咬合し、芝生面を強力にグリップするも
のである。
【0010】なお、この発明に係るスパイク鋲10を芝
生上で使用する場合には、脚部は芝生の層には突き刺さ
るが土の層にまでは突き刺さらないため、芝生が荒れる
ことを防止できるものである。
【0011】請求項2に係る発明は、ゴルフシューズの
裏面に対する角度が70度±15度の範囲となるよう
に、ゴルフシューズの裏面から下方に向かって徐々に拡
開しながら延設された複数本の第1の脚部1であって、
芝生面に刺さって芝生と係合可能な第1の脚部1と、前
記第1の脚部1より下方への突出量が少なく構成される
とともに、前記第1の脚部1間に配設された複数本の第
2の脚部2であって、芝生面を押さえつけることができ
る第2の脚部2と、から構成されるゴルフシューズ用ス
パイク鋲10であって、前記両脚部は、芝生面上におい
て、ゴルフシューズの着用者の体重によってもほぼ元の
形状を維持できる強度としたことを特徴とするゴルフシ
ューズ用スパイク鋲10である。
【0012】この請求項2に係る発明のゴルフシューズ
用スパイク鋲10は、請求項1に係る発明の奏する作用
の他、芝生上においては、本スパイク鋲10がゴルフシ
ューズの着用者の体重を受けたとしてもほぼそのままの
形状を保つことができるように成形しているために、脚
部が撓むことなくそのままの形状で芝生に突き刺さるの
で、確実にグリップ力を発揮することが可能となるもの
である。
【0013】請求項3に係る発明は、ゴルフシューズの
裏面に対する角度が70度±15度の範囲となるよう
に、ゴルフシューズの裏面から下方に向かって徐々に拡
開しながら延設された複数本の第1の脚部1であって、
芝生面に刺さって芝生と係合可能な第1の脚部1と、前
記第1の脚部1より下方への突出量が少なく構成される
とともに、前記第1の脚部1間に配設された複数本の第
2の脚部2であって、芝生面を押さえつけることができ
る第2の脚部2と、から構成されるゴルフシューズ用ス
パイク鋲10であって、前記第1及び第2の脚部2の間
には、芝生を内包する隙間が設けられ、両脚部の間にて
芝生を内包することを特徴とするゴルフシューズ用スパ
イク鋲10である。
【0014】この請求項3に係る発明は、第1の脚部1
と第2の脚部2との間に隙間(空間)を設けてあるた
め、この隙間に芝生の茎或いは葉が食い込むことによっ
て本スパイク鋲10が芝生に咬合して、強力にグリップ
するものである。
【0015】請求項4に係る発明は、ゴルフシューズの
裏面に対する角度が70度±15度の範囲となるよう
に、ゴルフシューズの裏面から下方に向かって徐々に拡
開しながら延設された複数本の第1の脚部1であって、
芝生面に刺さって芝生と係合可能な第1の脚部1と、前
記第1の脚部1は、芝生面上において、ゴルフシューズ
の着用者の体重によってもほぼ元の形状を維持できる強
度であり、前記第1の脚部1の間には、芝生を内包する
隙間が設けられ、両脚部の間にて芝生を内包することを
特徴とするゴルフシューズ用スパイク鋲10である。
【0016】この請求項4に係る発明は、所定の角度で
形成した複数の第1の脚部1の間に空間が設けてあるた
め、この空間に芝生の茎或いは葉が入り込んで強力にグ
リップするものである。
【0017】請求項5に係る発明は、ゴルフシューズの
裏面に対する角度が70度±15度の範囲となるよう
に、ゴルフシューズの裏面から下方に向かって徐々に拡
開しながら延設された複数本の第1の脚部1であって、
芝生面に刺さって芝生と係合可能な第1の脚部1と、前
記第1の脚部1より下方への突出量が少なく構成される
とともに、前記第1の脚部1間に配設された複数本の第
2の脚部2であって、芝生面を押さえつけることができ
る第2の脚部2と、から構成されるゴルフシューズ用ス
パイク鋲10であって、前記両脚部は、芝生面上におい
て、ゴルフシューズの着用者の体重によってもほぼ元の
形状を維持できる強度であり、前記第1及び第2の脚部
2の間には、芝生を内包する隙間が設けられ、両脚部の
間にて芝生を挟持することを特徴とするゴルフシューズ
用スパイク鋲10である。
【0018】すなわち、この請求項5に係る発明によれ
ば、第1の脚部1は、芝生面に刺さるため、芝生面に対
するグリップ力が確保される。一方、第2の脚部2は、
芝生面を主に押さえつけたり、第1の脚部1との隙間に
芝生を挟み込むものであるため、芝生面に対する損傷を
非常に軽度なものとすることができるとともに、第1の
脚部1と共同して芝生面の大きなグリップ力を発揮する
ことができる。
【0019】上記第1の脚部1は、ゴルフシューズの裏
面に対する角度が約70度であるため、第1の脚部1は
傾斜面においても芝生面を強く保持する(ゴルフシュー
ズを確実に支持する)ことができるものであり、さらに
は、基台部分から垂直の角度で脚部を形成しているもの
に比べて芝生との当接面積が広いため、歩行時における
安定性を高めることができる。
【0020】請求項6に係る発明は、ゴルフシューズの
裏面に対する着脱自在な鋲本体3と、ゴルフシューズの
裏面に対する角度が70度±15度の範囲となるよう
に、前記鋲本体3から下方に向かって徐々に拡開しなが
ら延設された複数本の第1の脚部1であって、芝生面に
刺さって芝生と係合可能な第1の脚部1と、前記第1の
脚部1より下方への突出量が少なく構成されるととも
に、前記第1の脚部1間に配設された複数本の第2の脚
部2であって、芝生面を押さえつけることができる第2
の脚部2と、から構成されるゴルフシューズ用スパイク
鋲10であって、前記両脚部は、芝生面上において、ゴ
ルフシューズの着用者の体重によってもほぼ元の形状を
維持できる強度であり、前記第1及び第2の脚部2の間
には、芝生を内包する隙間が設けられ、両脚部の間にて
芝生を挟持することを特徴とするゴルフシューズ用スパ
イク鋲10である。
【0021】すなわち、この請求項6に係る発明のゴル
フシューズ用スパイク鋲10によれば、請求項5の発明
に対して、ゴルフシューズから着脱が自在となり、スパ
イク鋲10の交換が可能となるものである。
【0022】請求項7に係る発明は、ゴルフシューズの
裏面に対する着脱自在な鋲本体3と、ゴルフシューズの
裏面に対する角度が70度±15度の範囲となるよう
に、前記鋲本体3から下方に向かって徐々に拡開しなが
ら延設された複数本の第1の脚部1であって、芝生面に
刺さって芝生と係合可能な第1の脚部1と、前記第1の
脚部1より下方への突出量が少なく構成されるととも
に、前記第1の脚部1間に配設された複数本の第2の脚
部2であって、芝生面を押さえつけることができる第2
の脚部2と、から構成されるゴルフシューズ用スパイク
鋲10であって、前記第1の脚部1又は第2の脚部2の
どちらか一方には、その先端部にスリット6を備え、芝
生面のグリップ力を増大させており、さらに、前記第1
及び第2の脚部2の間には、芝生を内包する隙間が設け
られ、両脚部の間にて芝生を挟持することを特徴とする
ゴルフシューズ用スパイク鋲10である。
【0023】この請求項7の発明に係るゴルフシューズ
用スパイク鋲10は、第1の脚部1又は第2の脚部2の
どちら一方にスリット6を形成している。そのため、芝
生上において使用する際には、このスリット6中へ芝生
が入り込み、強力なグリップ力を発揮するものである。
【0024】請求項8に係る発明は、前記第1の脚部1
は、堅い路面上では、シューズの裏面方向へ変形して第
2の脚部2とほぼ同じ突出量となるようにその強度が設
定されているものであることを特徴とする請求項1から
7のいずれかに記載のゴルフシューズ用スパイク鋲10
である。
【0025】この請求項8の発明に係るゴルフシューズ
用スパイク鋲10は、第1の脚部1が可撓性を有し、ゴ
ルフシューズ着用者の体重がこのスパイク鋲10の上方
から加わることによって変形し、第2の脚部2とほぼ同
位の突出量となる。
【0026】すなわち、この請求項8に係る発明によれ
ば、ゴルフシューズ着用者が堅い路面上等を歩行した場
合には、ゴルフシューズ着用者の体重が加重されること
にって、先に路面に当接した第1の脚部1が変形し、そ
の後に第2の脚部2が路面に当接するように段階的に作
用することにより、堅い路面から身体が受けるであろう
衝撃を吸収することが可能となるものである。
【0027】請求項9に係る発明は、前記第1の脚部1
は、鋲本体3の円周上に3〜5本設けられ、第2の脚部
2は、それらの間において3〜5本設けられていること
を特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のゴルフ
シューズ用スパイク鋲10である。
【0028】請求項10に係る発明は、ゴルフシューズ
の裏面に対する着脱自在な鋲本体3と、ゴルフシューズ
の裏面に対する角度が70度±15度の範囲となるよう
に、前記鋲本体3から下方に向かって徐々に拡開しなが
ら延設された複数本の第1の脚部1であって、芝生面に
刺さって芝生と係合可能な第1の脚部1と、前記第1の
脚部1より下方への突出量が少なく構成されるととも
に、前記第1の脚部1間に配置された複数本の第2の脚
部2であって、芝生面を押さえつけることができる第2
の脚部2と、から構成されている合成樹脂製のゴルフシ
ューズ用スパイク鋲10の製造方法であって、前記第1
の脚部1及び第2の脚部2の外方への拡開量が成形直後
の合成樹脂の復元可能な変形量の範囲内に設定されてお
り、成形直後の合成樹脂が完全に固化する前に、成形型
からスパイク鋲10を無理抜きすることを特徴とするゴ
ルフシューズ用スパイク鋲10の製造方法である。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明に係るゴルフシューズ用ス
パイク鋲10は、第1の脚部1と、第2の脚部2と、鋲
本体3とスリット6とを有している。これらの部材を金
型により一体成形することなどが考えられる。材質につ
いては、金属や合成樹脂等如何なるものを用いてもよい
が、特に、請求項8に係る発明のスパイク鋲10につい
ては、第1の脚部1が変形可能とするために可撓性を有
する材質のものにより成形するとよい。具体的には、ポ
リウレタンにより成型することが考えられる。
【0030】まず、鋲本体3は、前記した第1の脚部1
及び第2の脚部2を設けるための基台となり、なおか
つ、ゴルフシューズに装着するためのものである。従っ
て、これらが可能であれば如何なる形状(3,4,5,
6,7,8,9,10角形等の多角形又は円形さらには
楕円形等)のものとしてもよいが、具体的には、ゴルフ
シューズに装着するための係合部4を設けて、円形に形
成した基台とすることが考えられる。なお、ここで、ゴ
ルフシューズに装着するための係合部4は、所定形状の
係合突部7を形成するものの他、単に、ゴルフシューズ
に螺合するための螺刻面を形成したものとしてもよい。
係合部4には、その中心に金属製のピンを挿入する等に
より、この係合部4自体の強度を向上させることが考え
られる。
【0031】さらには、ゴルフシューズの底部と一体的
に同時成形し、鋲を交換できないようにしてもよい。
【0032】次に、第1の脚部1は、芝生面に刺さって
芝生に係合するものであって、ゴルフシューズの裏面に
対する角度が70度±15度の範囲となるように、ゴル
フシューズの裏面から下方に向かって徐々に拡開しなが
ら延設している。
【0033】なお、ゴルフシューズの裏面に対する角度
については、特に、67度±10度、さらには70度±
5度或いは67度±5度の範囲内であると、より効果的
であると考えられる。
【0034】また、第1の脚部1は、芝生上で使用した
場合にはほとんど撓むことなく、この脚部の先端部分が
芝生に食い込んで強力なグリップ力を発揮する。一方、
舗装路等の固い地面上で使用した場合には、ゴルフシュ
ーズ着用者の体重が加わることにより、さらに外方へ拡
がるように若干変形するものとしてもよい。この脚部が
撓んで偏向することにより地面からの衝撃を吸収して、
膝・腰等の負担を軽減するものである。すなわち、この
ように作用するものであれば如何なる形状のものとして
もよいが、具体的には、ゴルフシューズ着用者の体重で
撓む強度の太さで、前記した鋲本体3の基台部分から下
方に向かって放射状に一体成形することが考えられる。
【0035】そして、第2の脚部2は、芝生面を押さえ
つけることによってゴルフシューズ着用者の体重を支持
するものであって、前記第1の脚部1より下方への突出
量が少なく構成されるとともに、前記第1の脚部1間に
配設することで複数設けられている。従って、前記した
第1の脚部1の先端と、この第2の脚部2の先端との間
に空間が設けられることになり、この空間に芝生の茎或
いは葉が入り込んで強力にグリップすることになるもの
である。
【0036】これらの各脚部を、前記した鋲本体3とと
もに一体的に形成する。このとき、第1の脚部1と第2
の脚部2との間に適当な空間を設けて形成する。この空
間を設けることにより、芝生上で使用する場合には、こ
の空間に芝生の茎或いは葉が入り込むことにより、本ス
パイク鋲10が芝生面に対してグリップすることとなる
ものである。なお、この空間部は、図10に示すよう
に、最も深い部分が平坦のものの他、図1又は図8に示
すように、空間が深くなるにつれて狭くなるものとして
もよい。すなわち、このように奥行き部分が狭くなるも
のとして、これを芝生面で使用する場合には、ゴルフシ
ューズ着用者の体重がスパイク鋲10の上方から加えら
れて、空間の頂点部分に芝生の茎或いは葉が集められる
となる。そのため、スパイク鋲10が芝生面に対して強
力に咬合することになり、優れたグリップ性能を発揮す
ることとなる。
【0037】スリット6は、前記した第1の脚部1又は
第2の脚部1,2のどちらか一方、或いは両脚部に形成
することにより、芝生をこのスリット6に咬合させて強
力なグリップ力を確保するものである。また、このよう
に脚部にスリット6を形成することにより、先端部の摩
耗量を判定するスリップマークとしての役割を果たすも
のとすると、スパイク鋲10の最適な交換時期を知るた
めの目安となってより好適と考えられる。
【0038】さらに、第2の脚部2とともに、鋲本体3
の裏面中央部に支持突部5を設けた場合には、ゴルフシ
ューズ着用者の体重を支持させることもでき、使用時に
おいてさらに安定感が増すので有効である。この支持突
部5は、前記した第2の脚部2と同程度の寸法(突出
量)に形成するのが好適と考えられるが、特段これに限
定されるものではない。また、前記第1の又は第2の各
脚部1,2のどちらか一方、又は双方に、形成したスリ
ット6における最も深い位置と同位の高さ寸法に形成す
ると、第2の脚部2が摩耗した頃に支持突部5が地面と
当接し始めることになるので、第2の脚部2のそれ以上
の摩耗を防ぐことができ、スパイク鋲の各脚部1,2の
摩耗によるグリップ力の急激な低下を防止することが可
能となる。さらに、このスリット6は、本スパイク鋲1
0の成型時において、後述の「無理抜き」を容易に行う
ことをも可能とするものである。
【0039】本発明に係るスパイク鋲は、以上の部分を
一体成形することにより作成することができるものであ
る。
【0040】第1の脚部1としては、互いに等間隔に9
0度ずつ離間して4本設け、第2の脚部2をそれらの間
に設けることが好ましいと考えられるが、特段これに限
定されるものではない。
【0041】この場合、芝生面のグリップ力は、例え
ば、第2の脚部2の先端部の伸びている方向(A)に対
して大きく、第1の脚部1の伸びている方向(B)に対
しては若干弱くなるといった方向性(図5参照)を鋲に
持たせることができる。
【0042】従って、靴の裏に対する鋲の取付位置(方
向)を工夫することで(図6参照)、少ない数のスパイ
ク鋲でより優れた芝生面のグリップ力を得ることができ
る。また、ゴルフシューズの裏面に突起物等を形成し
て、これらの突起物等との組み合わせによってグリップ
性能を更に向上させるものとしてもよい。
【0043】第1の脚部1としては、上記のように等間
隔で設ける場合の他、間隔を60度程度から120度程
度の間で適宜選択し、不等間隔にて配置して設けてもよ
い。
【0044】また、第2の脚部2も、常に全ての第1の
脚部1の間に設ける必要はなく、第1の脚部1の本数又
は設置間隔に応じて適宜変更してもよい。
【0045】従って、第1の脚部1の本数としては、
2,3,4,5,6,7,8等から選択でき、第2の脚
部2の本数も2,3,4,5,6,7,8等から選択で
きる。
【0046】これらの本数の選択に際しては、合成樹脂
の強度、各脚部の太さ及び長さなどに応じて適宜変更す
ればよく、これらの要素を考慮して変更することで、ス
パイク鋲のグリップ力、グリップ力の方向性、耐久性、
装着感などを適宜変更できるものである。
【0047】次に、本発明の製造方法につき説明する。
【0048】本発明係るスパイク鋲は、金型により全体
を、すなわち、鋲本体3と第1の脚部1と第2の脚部2
と支持突部5とを一体成形して、いわゆる「無理抜き」
を行うことにより金型から取り出す方法によって製造す
るものである。本実施形態において「無理抜き」とは、
金型での成形時において、第1の脚部1及び第2の脚部
2の外方への拡開量が成形直後の合成樹脂の復元可能な
変形量の範囲内で成形されており、成形直後の合成樹脂
が完全に固化する前に、成形型からスパイク鋲の中心部
分をピンにより押し出して、当該スパイク鋲を金型から
抜き出すことをいうものである。なお、前記第1の脚部
1と第2の脚部2との間に空間(隙間)を設けることに
より、(さらには、前記複数本の第1又は第2の各脚部
1,2のどちらか一方、又は双方の、下端部にスリット
6を設けることにより、)上記の「無理抜き」はより一
層容易となる。このため、本発明に係るスパイク鋲の外
側部の形状は、約67度(正確には66.9度)の拡開
量に設定された円錐台形状となっているが、特段この角
度に限定されるものではなく、この拡開の角度の範囲
は、前記したように55度程度から85度程度が考えら
れる。すなわち、図7に示すように、ポリウレタンなど
の合成樹脂材料を金型に射出して、この合成樹脂が完全
に固化する前に押し出しピンで押し出すことによりスパ
イク鋲を離型させる。離型後、スパイク鋲が離型前の金
型の形状に復元しようとする作用が働き、時間が経過す
ることによりスパイク鋲が所期の形状に復元するのであ
る。
【0049】この方法によれば、簡易な構造の金型で製
造できるため、金型に要するコストを下げることが可能
となり、ひいては、スパイク鋲1つに対する製造コスト
を低下させることも可能となるものである。
【0050】以下、本発明の好適と考えられる実施例
を、図面を用いて説明する。
【0051】(実施例1)本実施例は、図1に示すよう
に、鋲本体3に係合部4と略円盤状(円錐台形状)の基
台部分を形成し、この鋲本体3に第1の脚部1と第2の
脚部2と支持突部5とをポリウレタンにより一体成形し
て、金型から無理抜きすることにより製造したものであ
る。
【0052】ゴルフシューズの裏面との係合部4は、そ
のゴルフシューズ側の上端部に互いに120度離隔した
係合突起7を設けており、さらに、鋲本体3の裏面に設
けた2つの凹部8を専用ハンドルにて操作することによ
り、ゴルフシューズの底面に設けた係合穴とスパイク鋲
10との脱着を容易なものとしている。また、係合部4
の中心部分には金属製のピンを埋設するように一体成形
することにより当該係合部4の強度を向上させている。
【0053】第1の性脚部1は、ゴルフシューズ着用者
の体重で撓む強度の太さで、上記した鋲本体3の基台部
分から下方に向かって放射状に一体成形しており、堅い
路面上では、シューズの裏面方向へ変形して第2の脚部
とほぼ同じ突出量となるようにその強度が設定されてい
る第2の脚部2は、前記した第1の脚部1の間部分に、
それよりも寸法は短く形成し、太さはやや太めに形成し
て、第1の脚部1が硬い路面状で変形した場合にゴルフ
シューズの着用者の体重を支えるようになっている。こ
の第2の脚部2にスリップマークとしてのスリット6を
形成している。
【0054】支持突部5は、鋲本体3の裏面中央部に、
前記第2の脚部2に形成したスリット6における最も深
い位置と同位の高さ寸法に形成している。
【0055】(実施例2)本実施例は、図8に示すよう
に、実施例1に対して、各脚部1,2の数を3箇所ずつ
形成したものである。
【0056】(実施例3)本実施例は、図9に示すよう
に、鋲本体3に係合部4と略円盤状(逆円錐台形状)の
基台部分を形成し、この鋲本体3の周縁部の4箇所に第
1の脚部1と4本の第2の脚部2と支持突部5とをポリ
ウレタンにより一体成形して、金型から無理抜きするこ
とにより製造したものである。
【0057】ゴルフシューズの裏面との係合部4は、そ
のゴルフシューズ側の上端部に互いに120度離隔した
係合突起を設けており、さらに、鋲本体3の裏面に設け
た2つの凹部8を専用ハンドルにて操作することによ
り、ゴルフシューズの底面に設けた係合穴とスパイク鋲
10との脱着を容易なものとしている。また、係合部4
の中心部分には金属製のピンを埋設するように一体成形
することにより当該係合部4の強度を向上させている。
【0058】第1の脚部1は、硬い路面状ではゴルフシ
ューズ着用者の体重で撓む強度の太さで、上記した鋲本
体3の基台部分から下方(66.9度)に向かって徐々
に拡開するように一体成形している。この第1の脚部1
の先端部には、スリップマークとしてのスリット6を形
成している。このスリット6は芝生面に対して咬合し
て、スパイク鋲10のグリップ力を確保する役割も果た
している。
【0059】第2の脚部2は、前記した第1の脚部1の
間部分に、第1の脚部1よりも寸法は小さく形成してい
る。
【0060】支持突部5は、鋲本体3の裏面中央部に、
前記第1の脚部1に形成したスリット6における最も深
い位置と同位の高さ寸法に形成している。
【0061】(実施例4)本実施例は、図10に示すよ
うに、実施例1に係るスパイク鋲10とは異なり、鋲本
体3の周縁部の3箇所に設けた3本の第1の脚部1と、
それらの間に配設された3本の第2の脚部2とを設けて
いる。そして、前記脚部1,2間に設けた空間部分を平
坦なものとし、スリット6を第2の脚部2にのみ形成し
たものである。また、本実施例においては、各脚部1,
2の内側に支持突部5に連結するリブRが設けられてお
り、鋲本体3の強度の確保と、芝生のグリップ力の向上
に役立つようになっている。
【0062】
【発明の効果】本発明に係るゴルフシューズ用スパイク
鋲は、芝生面上におけるスパイク鋲の使用に際しては、
ほぼその形状を保って芝生に突き刺さり、スパイク鋲の
脚部間に設けた空間部、或いは脚部に形成したスリット
に芝生の茎又は葉が入り込むことにより咬合して強力な
グリップ力を発揮することが可能となるものである。
【0063】特に、請求項1に記載のゴルフシューズ用
のスパイク鋲においては、芝生上で使用する場合には、
脚部は芝生の層には突き刺さるが土の層にまでは突き刺
さらないため、芝生が荒れることを防止できるという効
果を奏するものである。
【0064】次に、請求項2に記載のゴルフシューズ用
のスパイク鋲においては、請求項1に係る発明の奏する
効果の他、芝生上においては、本スパイク鋲10がゴル
フシューズの着用者の体重を受けたとしてもほぼそのま
まの形状を保つことができるように成形しているため
に、脚部が撓むことなくそのままの形状で芝生に突き刺
さるので、確実にグリップ力を発揮することができると
いう効果を奏するものである。
【0065】また、請求項3に記載のゴルフシューズ用
のスパイク鋲においては、第1の脚部1と第2の脚部2
との間に隙間(空間)を設けてあるため、この隙間に芝
生の茎或いは葉が食い込むことによって本スパイク鋲1
0が芝生に咬合して、強力にグリップするという効果を
奏するものである。
【0066】さらに、請求項4に記載のゴルフシューズ
用のスパイク鋲においては、所定の角度で形成した複数
の第1の脚部1の間に空間が設けてあるため、この空間
に芝生の茎或いは葉が入り込んで強力にグリップすると
いう効果を奏するものである。
【0067】請求項5に記載のゴルフシューズ用のスパ
イク鋲においては、第1の脚部1は、芝生面に刺さるた
め、芝生面に対するグリップ力が確保される。一方、第
2の脚部2は、芝生面を主に押さえつけたり、第1の脚
部1との隙間に芝生を挟み込むものであるため、芝生面
に対する損傷を非常に軽度なものとすることができると
ともに、第1の脚部1と共同して芝生面の大きなグリッ
プ力を発揮することができるという効果を奏するもので
ある。
【0068】請求項6に記載のゴルフシューズ用のスパ
イク鋲においては、請求項5の発明に対して、ゴルフシ
ューズから着脱が自在となり、スパイク鋲10の交換が
可能となるという効果を奏するものである。
【0069】請求項7に記載のゴルフシューズ用のスパ
イク鋲においては、第1の脚部1又は第2の脚部2のど
ちら一方にスリット6を形成している。そのため、芝生
上において使用する際には、このスリット6中へ芝生が
入り込み、強力なグリップ力を発揮するという効果を奏
するものである。
【0070】そして、請求項8に記載のゴルフシューズ
用のスパイク鋲においては、第1の脚部1が可撓性を有
し、ゴルフシューズ着用者の体重がこのスパイク鋲10
の上方から加わることによって変形し、第2の脚部2と
ほぼ同位の突出量となることから、各脚部1,2が段階
的に地面に当接するため、身体が受ける衝撃を軽減する
ことができるという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゴルフシューズ用のスパイク鋲の
斜視図である。
【図2】図1に係るスパイク鋲の側面図である。
【図3】係合部をねじ式のものとしたスパイク鋲の側面
図である。
【図4】図2に係るスパイク鋲に上方から加重して、第
1の脚部を偏向させた状態を示した側面図である。
【図5】図1に係るスパイク鋲の底面図である。
【図6】図1に係るスパイク鋲をゴルフシューズの裏面
に装着した状態を示した図である。
【図7】本発明の生産方法を示した図である。
【図8】実施例2に係るゴルフシューズ用スパイク鋲1
0の斜視図である。
【図9】実施例3に係るゴルフシューズ用スパイク鋲1
0の斜視図である。
【図10】実施例4に係るゴルフシューズ用スパイク鋲
10の斜視図である。
【図11】従来技術に係るゴルフシューズ用スパイク鋲
30の斜視図である。
【符号の説明】
1 第1の脚部 2 第2の脚部 3 鋲本体 4 係合部 5 支持突部 6 スリット 7 係合突部 8 凹部 10 スパイク鋲
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−189211(JP,A) 特開2000−23708(JP,A) 特開 平11−262401(JP,A) 特開 平11−276211(JP,A) 特開 平9−294605(JP,A) 特開 平6−217802(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A43B 1/00 - 23/30 A43C 1/00 - 17/06

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴルフシューズの裏面に対する角度が7
    0度±15度の範囲となるように、ゴルフシューズの裏
    面から下方に向かって徐々に拡開しながら延設された複
    数本の第1の脚部であって、芝生面に刺さって芝生と係
    合可能な第1の脚部と、 前記第1の脚部より下方への突出量が少なく構成される
    とともに、前記第1の脚部間に配設された複数本の第2
    の脚部であって、芝生面を押さえつけることができる第
    2の脚部とから構成されることを特徴とするゴルフシュ
    ーズ用スパイク鋲。
  2. 【請求項2】 ゴルフシューズの裏面に対する角度が7
    0度±15度の範囲となるように、ゴルフシューズの裏
    面から下方に向かって徐々に拡開しながら延設された複
    数本の第1の脚部であって、芝生面に刺さって芝生と係
    合可能な第1の脚部と、 前記第1の脚部より下方への突出量が少なく構成される
    とともに、前記第1の脚部間に配設された複数本の第2
    の脚部であって、芝生面を押さえつけることができる第
    2の脚部と、から構成されるゴルフシューズ用スパイク
    鋲であって、 前記両脚部は、芝生面上において、ゴルフシューズの着
    用者の体重によってもほぼ元の形状を維持できる強度と
    したことを特徴とするゴルフシューズ用スパイク鋲。
  3. 【請求項3】 ゴルフシューズの裏面に対する角度が7
    0度±15度の範囲となるように、ゴルフシューズの裏
    面から下方に向かって徐々に拡開しながら延設された複
    数本の第1の脚部であって、芝生面に刺さって芝生と係
    合可能な第1の脚部と、 前記第1の脚部より下方への突出量が少なく構成される
    とともに、前記第1の脚部間に配設された複数本の第2
    の脚部であって、芝生面を押さえつけることができる第
    2の脚部と、から構成されるゴルフシューズ用スパイク
    鋲であって、 前記第1及び第2の脚部の間には、芝生を内包する隙間
    が設けられ、両脚部の間にて芝生を内包することを特徴
    とするゴルフシューズ用スパイク鋲。
  4. 【請求項4】 ゴルフシューズの裏面に対する角度が7
    0度±15度の範囲となるように、ゴルフシューズの裏
    面から下方に向かって徐々に拡開しながら延設された複
    数本の第1の脚部であって、芝生面に刺さって芝生と係
    合可能な第1の脚部と、 前記第1の脚部は、芝生面上において、ゴルフシューズ
    の着用者の体重によってもほぼ元の形状を維持できる強
    度であり、 前記第1の脚部の間には、芝生を内包する隙間が設けら
    れ、両脚部の間にて芝生を内包することを特徴とするゴ
    ルフシューズ用スパイク鋲。
  5. 【請求項5】 ゴルフシューズの裏面に対する角度が7
    0度±15度の範囲となるように、ゴルフシューズの裏
    面から下方に向かって徐々に拡開しながら延設された複
    数本の第1の脚部であって、芝生面に刺さって芝生と係
    合可能な第1の脚部と、 前記第1の脚部より下方への突出量が少なく構成される
    とともに、前記第1の脚部間に配設された複数本の第2
    の脚部であって、芝生面を押さえつけることができる第
    2の脚部と、から構成されるゴルフシューズ用スパイク
    鋲であって、 前記両脚部は、芝生面上において、ゴルフシューズの着
    用者の体重によってもほぼ元の形状を維持できる強度で
    あり、 前記第1及び第2の脚部の間には、芝生を内包する隙間
    が設けられ、両脚部の間にて芝生を内包することを特徴
    とするゴルフシューズ用スパイク鋲。
  6. 【請求項6】 ゴルフシューズの裏面に対する着脱自在
    な鋲本体と、 ゴルフシューズの裏面に対する角度が70度±15度の
    範囲となるように、前記鋲本体から下方に向かって徐々
    に拡開しながら延設された複数本の第1の脚部であっ
    て、芝生面に刺さって芝生と係合可能な第1の脚部と、 前記第1の脚部より下方への突出量が少なく構成される
    とともに、前記第1の脚部間に配設された複数本の第2
    の脚部であって、芝生面を押さえつけることができる第
    2の脚部と、から構成されるゴルフシューズ用スパイク
    鋲であって、 前記両脚部は、芝生面上において、ゴルフシューズの着
    用者の体重によってもほぼ元の形状を維持できる強度で
    あり、 前記第1及び第2の脚部の間には、芝生を内包する隙間
    が設けられ、両脚部の間にて芝生を挟持することを特徴
    とするゴルフシューズ用スパイク鋲。
  7. 【請求項7】 ゴルフシューズの裏面に対する着脱自在
    な鋲本体と、 ゴルフシューズの裏面に対する角度が70度±15度の
    範囲となるように、前記鋲本体から下方に向かって徐々
    に拡開しながら延設された複数本の第1の脚部であっ
    て、芝生面に刺さって芝生と係合可能な第1の脚部と、 前記第1の脚部より下方への突出量が少なく構成される
    とともに、前記第1の脚部間に配設された複数本の第2
    の脚部であって、芝生面を押さえつけることができる第
    2の脚部と、から構成されるゴルフシューズ用スパイク
    鋲であって、 前記第1の脚部又は第2の脚部のどちらか一方には、そ
    の先端部にスリットを備え、芝生面のグリップ力を増大
    させており、 さらに、前記第1及び第2の脚部の間には、芝生を内包
    する隙間が設けられ、両脚部の間にて芝生を挟持するこ
    とを特徴とするゴルフシューズ用スパイク鋲。
  8. 【請求項8】 前記第1の脚部は、堅い路面上では、シ
    ューズの裏面方向へ変形して第2の脚部とほぼ同じ突出
    量となるようにその強度が設定されているものであるこ
    とを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のゴル
    フシューズ用スパイク鋲。
  9. 【請求項9】 前記第1の脚部は、鋲本体の円周上に3
    〜5本設けられ、第2の脚部は、それらの間において3
    〜5本設けられていることを特徴とする請求項1から8
    のいずれかに記載のゴルフシューズ用スパイク鋲。
  10. 【請求項10】 ゴルフシューズの裏面に対する着脱自
    在な鋲本体と、 ゴルフシューズの裏面に対する角度が70度±15度の
    範囲となるように、前記鋲本体から下方に向かって徐々
    に拡開しながら延設された複数本の第1の脚部であっ
    て、芝生面に刺さって芝生と係合可能な第1の脚部と、 前記第1の脚部より下方への突出量が少なく構成される
    とともに、前記第1の脚部間に配置された複数本の第2
    の脚部であって、芝生面を押さえつけることができる第
    2の脚部と、から構成されている合成樹脂製のゴルフシ
    ューズ用スパイク鋲の製造方法であって、 前記第1の脚部及び第2の脚部の外方への拡開量が成形
    直後の合成樹脂の復元可能な変形量の範囲内に設定され
    ており、 成形直後の合成樹脂が完全に固化する前に、成形型から
    スパイク鋲を無理抜きすることを特徴とするゴルフシュ
    ーズ用スパイク鋲の製造方法。
JP2000024036A 2000-01-24 2000-02-01 ゴルフシューズ用スパイク鋲 Expired - Lifetime JP3134156B1 (ja)

Priority Applications (22)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000024036A JP3134156B1 (ja) 2000-02-01 2000-02-01 ゴルフシューズ用スパイク鋲
TW090100103A TW512053B (en) 2000-01-24 2001-01-03 A cleat for a golf shoe
TW090100104A TW464483B (en) 2000-01-24 2001-01-03 Cleat for golf shoes
CA002396707A CA2396707C (en) 2000-01-24 2001-01-04 Cleat for golf shoes
EP01900256A EP1253834B1 (en) 2000-01-24 2001-01-04 Cleat for golf shoes
DE60104819T DE60104819T2 (de) 2000-01-24 2001-01-04 Greifelement für golfschuhe
KR10-2002-7008840A KR100530473B1 (ko) 2000-01-24 2001-01-04 골프화용 클리트 및 그 제조 방법
AU24058/01A AU766961B2 (en) 2000-01-24 2001-01-04 Cleat for golf shoes
EP01900255A EP1253833B1 (en) 2000-01-24 2001-01-04 Golf shoe cleat
CNB018040179A CN1171549C (zh) 2000-01-24 2001-01-04 高尔夫鞋的固着楔及其生产方法
US10/181,512 US6675505B2 (en) 2000-01-24 2001-01-04 Golf shoe cleat
CA002396703A CA2396703C (en) 2000-01-24 2001-01-04 Golf shoe cleat
US10/181,571 US7073280B2 (en) 2000-01-24 2001-01-04 Cleat for golf shoes
DE60105395T DE60105395T2 (de) 2000-01-24 2001-01-04 Greifelement für golfschuhe
AT01900256T ATE275352T1 (de) 2000-01-24 2001-01-04 Greifelement für golfschuhe
AU24057/01A AU774257B2 (en) 2000-01-24 2001-01-04 Golf shoe cleat
PCT/JP2001/000012 WO2001054527A1 (en) 2000-01-24 2001-01-04 Golf shoe cleat
CNB018051480A CN1199599C (zh) 2000-01-24 2001-01-04 高尔夫鞋的固着楔
AT01900255T ATE272956T1 (de) 2000-01-24 2001-01-04 Greifelement für golfschuhe
PCT/JP2001/000013 WO2001054528A1 (en) 2000-01-24 2001-01-04 Cleat for golf shoes
HK03102549A HK1050302A1 (en) 2000-01-24 2003-04-09 Golf shoe cleat and manufacturing method therefor.
HK03104647.6A HK1052279B (zh) 2000-01-24 2003-06-30 高爾夫鞋的固著楔

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000024036A JP3134156B1 (ja) 2000-02-01 2000-02-01 ゴルフシューズ用スパイク鋲

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3134156B1 true JP3134156B1 (ja) 2001-02-13
JP2001211910A JP2001211910A (ja) 2001-08-07

Family

ID=18550109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000024036A Expired - Lifetime JP3134156B1 (ja) 2000-01-24 2000-02-01 ゴルフシューズ用スパイク鋲

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3134156B1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102007019270B4 (de) * 2007-04-24 2009-07-09 Puma Ag Rudolf Dassler Sport Verfahren zum Herstellen einer Stollensohle
US10953564B2 (en) 2017-09-08 2021-03-23 Équipements Boifor Inc. Spike for harvester heads and debarker rollers

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001211910A (ja) 2001-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103002763B (zh) 自调节鞋钉
KR100300931B1 (ko) 운동화 징
JP3385034B2 (ja) 履物の滑り止め構造体
US9565890B2 (en) Retaining device and spike devices for shoes
US20090211118A1 (en) Traction Cleat for Field Sports
JP4773638B2 (ja) ゴルフシューズ用スパイク鋲
US7086183B2 (en) Cleated article of footwear
JP3134156B1 (ja) ゴルフシューズ用スパイク鋲
US5329704A (en) Split-sole anti-slip attachments for footwear
KR20120137786A (ko) 골프화 밑창구조
JP4036155B2 (ja) 靴底
AU709983B2 (en) Athletic shoe traction system for use on turf
JP3134155B1 (ja) ゴルフシューズ用スパイク鋲
JP3226944U (ja) 踵交替型履物
US2479793A (en) Spiked shoe sole
JP3969358B2 (ja) 靴底
CN2899522Y (zh) 高尔夫球鞋的鞋钉结构
USD528619S1 (en) Sole for a golf club head
WO1997014325A1 (en) Golf shoe cleat
JP2593140Y2 (ja) 靴の滑止め具
JP2617865B2 (ja) スパイクピン付き靴底
US5901474A (en) Spikeless golf cleat
JPS62487Y2 (ja)
WO2004071228A1 (en) Ice grip
JP2001258604A (ja) ゴルフシューズセット及びゴルフシューズ

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3134156

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081201

Year of fee payment: 8

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081201

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091201

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101201

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111201

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121201

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131201

Year of fee payment: 13

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term