JP3385034B2 - 履物の滑り止め構造体 - Google Patents

履物の滑り止め構造体

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JP3385034B2
JP3385034B2 JP53599398A JP53599398A JP3385034B2 JP 3385034 B2 JP3385034 B2 JP 3385034B2 JP 53599398 A JP53599398 A JP 53599398A JP 53599398 A JP53599398 A JP 53599398A JP 3385034 B2 JP3385034 B2 JP 3385034B2
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    • A43B13/14—Soles; Sole-and-heel integral units characterised by the constructive form
    • A43B13/22—Soles made slip-preventing or wear-resisting, e.g. by impregnation or spreading a wear-resisting layer
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    • A43B13/26—Soles made slip-preventing or wear-resisting, e.g. by impregnation or spreading a wear-resisting layer by use of insertions projecting beyond the sole surface
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A43—FOOTWEAR
    • A43C—FASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
    • A43C15/00—Non-skid devices or attachments
    • A43C15/16—Studs or cleats for football or like boots
    • A43C15/162—Studs or cleats for football or like boots characterised by the shape

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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 背景技術 スポーツ活動で使用する運動靴は、しばしば、より優
れた引っ掛かりのために、靴の裏から突出しているスパ
イクを設ける。図１において、靴60のようなゴルフシュ
ーズは、従来、靴裏60aに取り付けられた各ベースフラ
ンジ64から約8mm下方に延びる、靴裏60aから突出してい
る多数の単一スパイク62を有する。スパイク62は、引っ
掛かりを与えるために、地面36に十分深く侵入する。最
近、スパイクが芝生、特にゴルフコースのグリーンに与
えるダメージのために、これら従来のゴルフスパイクの
使用を、ゴルフコースが禁止し始めている。
従来のスパイクの禁止に対処するために、ゴルフスパ
イク製造業者は、図２に示すように、従来のスパイクベ
ースフランジ64に、約2mm高さの多数の小さい突起66を
円形状に配置している。この解決法の欠点は、特に、湿
った地表において、地面をかむ力がほとんどなくなり、
ゴルファーの支持および保護が基準以下となることであ
る。
発明の開示 本発明は、従来のスパイクと同様の支持を提供し、同
時に、ゴルフコースグリーンのような芝生を傷つけない
ゴルフシューズのような履物の滑り止め構造体を提供す
ることを目的とする。本発明の滑り止め構造体は、中心
ハブ部と、このハブ部で片持ち支持され、かつ、このハ
ブ部から径方向の外向きに延びる、芝生にからむ多数の
突起または突出とを有する。
好適な実施形態では、突起は、また、ハブ部からわず
かに下向きに延びて、下方に突出している。滑り止め構
造体が履物裏に固定された状態で、突起は、履物裏から
隔てられる。滑り止め構造体は、柔軟なプラスチックか
ら形成されており、したがって、突起は、弾力性があ
り、上向きに偏向できる。突起は、第１の凸形側縁およ
び第２の凹形側縁で湾曲し、第２の側縁は、好ましくは
第１の側縁よりも短い。ねじ部が、中心ハブから延び
て、履物に滑り止め構造体を固定する。
従来のスパイクが芝生の下位層に侵入するように設計
されているのに対して、本発明の滑り止め構造体は、芝
生の下位層に侵入することによる履物と芝生の間の引っ
掛かりを与えない。本発明の滑り止め構造体の靴を履く
人が、フェアウェー、または起伏の多い地表を有するラ
フにおいて任意の方向にスリップし始めた場合、突起
は、突起と履物の裏の間の領域における芝の一部を捕ら
えて、地面上方の芝生にからむ。しかし、ゴルフグリー
ンのような比較的平坦で固い地表上を歩く時、履く人の
体重によって、突起が上向きに偏向するか折り曲げられ
る結果、突起を引っ込ませて芝生とからませない。これ
により、滑り止め構造体は休止し、ゴルフグリーンのよ
うな地表に対するダメージを防止する。ほとんどのゴル
フグリーンは比較的平坦な地表なので、引っ掛かりは、
通常不必要で、引っ掛かりなしで歩く間にスリップする
ことはほとんどない。本発明の滑り止め構造体のさらな
る利点は、この滑り止め構造体を有する履物が、床材を
傷つけることなく屋内で履けることである。これは、滑
り止め構造体の柔らかいプラスチック材料と、床材を押
した時に、構造体の突起が、不作動または拘留状態にな
ることによるものである。
図面の簡単な説明 図１は、ゴルフグリーンのような密集した短い芝生の
区域における、慣習的な従来の金属スパイクの側面図で
ある。
図２は、密集した短い芝生の区域における、多数の小
さい突起からなる従来のスパイクの側面図である。
図３は、本発明の滑り止め構造体を有するゴルフシュ
ーズの底面図である。
図４は、本発明の滑り止め構造体の底面図である。
図５は、本発明の滑り止め構造体の側面図である。
図６は、本発明の滑り止め構造体の側断面図である。
図７は、芝生の区域に置かれた靴の底の本発明の滑り
止め構造体を示す側面図である。
図８は、芝生の区域内における滑り止め構造体の側面
図である。
図９は、芝生の区域に突起がからんだ状態を示す滑り
止め構造体の側面図である。
図10は、ゴルフグリーンのような密集した短い芝生の
区域で圧縮された位置の突起がからんだ状態を示す滑り
止め構造体の側面図である。
図11は、別の好適な滑り止め構造体の底面図である。
図12は、さらに別の好適な滑り止め構造体の底面図で
ある。
図13は、さらに別の好適な滑り止め構造体の底面図で
ある。
図14は、さらに別の好適な滑り止め構造体の底面図で
ある。
図15は、図14の滑り止め構造体の側断面図である。
発明の実施形態 図3,4,5および６において、ゴルフシューズ30は、ゴ
ルフシューズ30の裏30aに取り付けられた、多数の本発
明の滑り止め構造体10を有する。各滑り止め構造体10
は、中心ハブ部20から径方向の外向きに延び、かつ下向
きに湾曲して、中心ハブ部20よりも外方および下方に突
出している、複数の芝係合突起12a,12b,12cおよび12dを
持つ弾性部を有する。各芝生にからむ要素12a,12b,12c
および12dは、隣接する頂部18a,18b,18cおよび18d間に
それぞれ形成された、第１の湾曲凸形側縁16a,16b,16c
および16dを、第２の湾曲凹形側縁14a,14b,14cおよび14
dのほかに有する。湾曲凸形側縁16a,16b,16cおよび16d
は、湾曲凹形側縁14a,14b,14cおよび14dよりも長い。こ
れによって、頂部18a,18b,18cおよび18dが、中心ハブ部
20から、これよりも径方向の外方に突出して、外向きの
螺旋形になる。好ましくは、湾曲凸形側縁16a,16b,16c
および16dは、湾曲凹形側縁14a,14b,14cおよび14dの３
倍よりも長い。芝係合突起12a,12b,12cおよび12dは、中
心ハブ部20により片持ち支持されている。芝係合突起12
a,12b,12cおよび12dの下向きの湾曲は、頂部18a,18b,18
c,および18dの近くで外向きに湾曲し始めて、頂部が、
ほぼ平坦で水平となり、かつ靴の裏30aに平行となる。
芝係合突起12a,12b,12cおよび12dが、中心ハブ部20から
径方向外向きおよび下向きに延びているため、円形状の
溝34が、靴の裏30aと、芝係合突起12a,12b,12cおよび12
dとの間の中心ハブ部20の円周の回りに形成されている
（図７）。
滑り止め構造体10は、好ましくは、40デュロメータの
熱可塑性ウレタンのような柔らかいプラスチック材料か
ら型成形されて、芝係合突起12a,12b,12cおよび12dが可
撓性をもつ。例えば、図５に示すように、芝係合突起12
aおよび12cは、それぞれ、円弧19'および19に沿って撓
む。これによって、芝係合突起12a,12b,12cおよび12d
が、上向きまたは下向きに折り曲がることが許容され
る。靴を履く人が、ゴルフグリーンのような比較的平坦
で固い地表上を歩く時のように、十分な体重または垂直
方向の圧力が、滑り止め構造体10に加えられると、芝係
合突起12a,12b,12cおよび12dが、上向きに折り曲がる。
芝係合突起12a,12b,12cおよび12dの可撓性は、材料選択
によって制御できる。例えば、柔らかい材料によって、
可撓性の大きい突起12a,12b,12cおよび12dとなり、子供
のような体重が軽い人用の滑り止め構造体10に用いるこ
とができる。
各滑り止め構造体10の中心ハブ部20は、靴裏30aの対
応する係合ねじ穴に取り付けるねじ部24を有する。十字
形の穴22は、中心ハブ部20に形成され、ねじ部24の芯内
を上向きに延びる。十字形の穴22には、靴裏30aに滑り
止め構造体10を締めつけるプラスねじドライバが嵌ま
る。
図7,8および９に、ゴルフシューズ30を履いている人
が、フェアウェーのような芝生領域32上を歩く場合の滑
り止め構造体10の動作を明示する。図７に示すように、
歩行の最初では、ゴルフシューズ30および滑り止め構造
体10は、芝生32および地面36の上方にある。滑り止め構
造体10の芝係合突起12a,12b,12cおよび12dは、型成形さ
れた元の方向を向いている。
図８に示すように、ゴルフシューズ30は、芝生32およ
び地面36に降ろされる。芝生38の一部のエリアが、滑り
止め構造体10の下側で密度が高くなる。代表的なフェア
ウェーでは、芝生32は、背の高い先端（loft）を有し、
芝係合突起12a,12b,12cおよび12dは、型成形された位置
を維持する。滑り止め構造体10は、芝生32または地面36
にからまったり傷つけたりしない。密度が高くなった芝
生38に対する垂直方向の圧力は、芝係合突起12a,12b,12
cおよび12dを上向きに折り曲げたり偏向するのに十分で
はないので、円形状の溝34は、開いたままである。
図９において、ゴルフシューズ30および滑り止め構造
体10が、矢印27（図４）の方向に、芝生に沿って横方向
にスライドすると、芝係合突起12aおよび12bが、芝生32
の上位層でからみ、下向きに折り曲がるか偏向して、ゴ
ルフシューズ30の矢印27の方向におけるスリップを止め
る。円形状の溝34は、芝生でふさがれ、さらに、芝係合
突起12aおよび12bを下方に押しつける。芝係合突起12d
（見えない）は、芝生内にからもうとしない。これは、
前縁が凸形側縁16dで、これに逆らって芝生がスライド
するからである。その結果、芝係合突起12dは、円形状
の溝34内で上向きに折り曲がろうとする。芝係合突起12
cも、円形状の溝34内で上向きに折り曲がろうとする。
短い凹形側縁14a,14b,14cおよび14dと組み合わされ
た、長い凸形側縁16a,16b,16cおよび16dが、使用中に滑
り止め構造体10の自動締めつけ（self tightening）を
容易にする。矢印26（図４）は、滑り止め構造体10が、
靴裏30aにねじ止めされる方向を示す。滑り止め構造体1
0が矢印27の方向に横滑りした場合、芝生による抵抗が
矢印28,28',28"の方向から等しく加えられる。芝生の上
位層が、芝係合突起12aの側縁14aの短い凹形表面をつか
む。同時に、芝生が、芝係合突起12cの長い凸形側縁16c
の周囲を滑るので、芝係合突起12cは、芝係合突起12aの
ような大きい力でつかまれない。これは、加えられた力
が、最終的に、滑り止め構造体10を緩めるよりも、矢印
26の方向に滑り止め構造体10を締めつけることを意味す
る。
図10は、ゴルフグリーンのような密集した短い芝生40
の区域を歩く時の滑り止め構造体10の動作を示す。滑り
止め構造体10の下の芝生42の領域は、滑り止め構造体10
の垂直方向の圧力によって、密度が高められる。芝係合
突起12a,12b,12cおよび12dは、ゴルフグリーンの比較的
固い地表によって上向きに折り曲げられるか、偏向さ
れ、芝生40にからまない。したがって、ゴルフグリーン
へのダメージを防止できる。芝係合突起は、また、アス
ファルトや屋内の床材のような固い表面上を歩く時に、
上向きに折り曲げられて、これらの表面を傷つけない。
図11は、別の好適な滑り止め構造体50を示し、滑り止
め構造体50は、ねじドライバでゴルフシューズ30の裏30
aに、滑り止め構造体50を締めつけるスロット52を有す
る点で、先の滑り止め構造体10とは異なっている。スロ
ット52は、10セント硬貨のようなコインの側端で締めつ
けられるように、十分大きく作成される。
図12は、さらに別の好適な滑り止め構造体54を示し、
滑り止め構造体54は、ゴルフシューズ30の裏30aに、滑
り止め構造体54を締めつける２つの穴56を有する点で、
先の滑り止め構造体10とは異なっている。穴56に係合す
る２つの突起を有する工具が、滑り止め構造体54を締め
つけるのに用いられる。
図13は、さらに別の好適な滑り止め構造体70を示し、
芝係合突起72a,72b,72cおよび72dの幅が広く、これらが
相互に実質上垂直にハブ部20から延びている点で、先の
滑り止め構造体10とは異なっている。さらに、滑り止め
構造体70は、三角形の工具で滑り止め構造体70を締めつ
ける三角穴74を有する。
図14および15は、さらに別の好適な滑り止め構造体76
を示し、芝係合突起78a,78b,78cおよび78dが、平行な側
縁82および平坦な頂部80を有するので、芝係合突起78a,
78b,78cおよび78dが、外向きおよび下向きに、外向きの
らせん形の代わりに、比較的まっすぐな形態でハブより
も外方および下方に延びている点で、先の滑り止め構造
体10とは異なっている。さらに、滑り止め構造体76は、
六角レンチで滑り止め構造体76を締めつける六角穴79を
有する。
均等の技術 本発明は、好適な実施形態を参照して、特別に示し、
詳述したが、請求の範囲によって明らかにされる本発明
の趣旨と範囲を逸脱しないで、形式または細部を種々変
更できることは、当業者に理解されるであろう。例え
ば、四角穴や星形の穴のような、他の適当な形を有する
穴を、他の一般的な型のドライバに適応するために、本
発明の滑り止め構造体に形成できる。さらに、本発明の
滑り止め構造体は、ゴルフシューズに引っ掛かりを与え
るために詳述したが、代わりに、この滑り止め構造体の
使用は、ゴルフシューズに限定されないが、草以外の表
面のほかに、サッカーやフットボールのような他の適当
な目的に用いることができる。さらに、それぞれの好適
な滑り止め構造体は４つの突起を有するとして説明した
が、代わりに、４つ以外の数の突起を用いてもよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−191303（ＪＰ，Ａ) 特開 昭56−28701（ＪＰ，Ａ) 実開 昭63−179808（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A43C 15/02 102 A43B 5/00 303 A43B 13/26

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】上位層および下位層を有する芝生（32）上
    で使用するための履物裏（30a）に固定する履物の滑り
    止め構造体（10）であって、 中心ハブ部（20）と、 径方向の外向きおよび下向きに該ハブ部から、該ハブ部
    よりも径方向外方および下方に突出して、ほぼ平坦な頂
    部（12a〜12d）で終端するまで延びる弾性部であって、
    該履物裏が該芝生にある時は、該頂部が外向きかつ該履
    物裏に実質上平行となって延び、該芝生にからんだり傷
    つけたりせず、引っ掛かりが不必要な時は、該芝生への
    ダメージをさらに避けるように、該頂部は上向きに偏向
    し、隣接する頂部間には頂部を連結する側縁（14a〜14
    d、16a〜16d）が形成され、該滑り止め構造体が該芝生
    内で横方向に移動する時は、該頂部が下向きに偏向し
    て、該連結する側縁および頂部が該芝生の該上位層にか
    らむ、弾性部と、を備えた履物の滑り止め構造体。
  2. 【請求項２】請求項１において、前記頂部（12a〜12d）
    が湾曲している、滑り止め構造体。
  3. 【請求項３】請求項２において、前記各頂部（12a〜12
    d）は第１の側縁（16a〜16d）および第２の側縁（14a〜
    14d）を有し、該第２の側縁が該第１の側縁よりも短
    い、滑り止め構造体。
  4. 【請求項４】請求項３において、前記第１の側縁（16a
    〜16d）は凸形湾曲を有し、前記第２の側縁（14a〜14
    d）は凹形湾曲を有する、滑り止め構造体。
  5. 【請求項５】請求項１において、前記滑り止め構造体
    （10）が柔軟なプラスチックから形成されている、滑り
    止め構造体。
  6. 【請求項６】請求項１において、さらに、前記中心ハブ
    部（20）から延びて、履物に前記滑り止め構造体（10）
    を固定するためのねじ部（24）を備えた滑り止め構造
    体。
  7. 【請求項７】請求項１において、前記滑り止め構造体が
    前記履物裏に固定された状態で、前記頂部（12a〜12d）
    が前記履物裏（30a）から隔てられている、滑り止め構
    造体。
  8. 【請求項８】請求項１において、前記滑り止め構造体
    （10）が一体物である、滑り止め構造体。
  9. 【請求項９】上位層および下位層を有する芝生（32）上
    で使用するための履物裏（30a）に固定する履物の滑り
    止め構造体（10）の製造方法であって、 中心ハブ部（20）を設ける工程と、 径方向の外向きおよび下向きにハブ部から、ハブ部より
    も径方向外方および下方に突出して、ほぼ平坦な頂部
    （12a〜12d）で終端するまで、弾性部を設ける工程であ
    って、該履物裏が該芝生にある時は、該頂部は外向きか
    つ該履物裏に実質上平行となって延び、該芝生にからん
    だり傷つけたりせず、引っ掛かりが不必要な時は、該芝
    生へのダメージをさらに避けるように、該頂部は上向き
    に偏向し、隣接する頂部間には頂部を連結する側縁（14
    a〜14d、16a〜16d）が形成され、該滑り止め構造体が該
    芝生内で横方向に移動する時は、該頂部が下向きに偏向
    して、該連結する側縁および頂部が該芝生の該上位層に
    からむ工程と、 を包含する、履物の滑り止め構造体の製造方法。
  10. 【請求項１０】請求項９において、さらに、前記各頂部
    （12a〜12d）が凸形の第１の側縁（16a〜16d）およびこ
    れよりも短い凹形の第２の側縁（14a〜14d）を有するよ
    うに、該頂部を湾曲させる工程を包含する、滑り止め構
    造体の製造方法。
  11. 【請求項１１】請求項10において、さらに、前記頂部
    （12a〜12d）が上向きに偏向できるように、該頂部を柔
    軟なプラスチックから形成する工程を包含する、滑り止
    め構造体の製造方法。
  12. 【請求項１２】履物の裏（30a）への取り付けに適応さ
    れる、該履物のための滑り止め構造体（10）であって、
    該滑り止め構造体は、 上面、下面および該上面および下面を接続する周辺縁を
    有する中心ハブ部（20）； 該上面からほぼ上向きに延びる裏係合部；および 複数の可撓性の片持ち支持されている芝係合部材であっ
    て、各芝係合部材は、該周辺縁上の個々の位置において
    該周辺縁に接続された近位端、および遠位端を有し、各
    芝係合部材は、該芝係合部材が曲げられていない場合に
    該遠位端が該下面を下向きに超えるレベルで配置される
    ように、該周辺縁から径方向外向きかつ下向きに延び、
    各芝係合部材は、該芝係合部材を芝に対して押し付ける
    該履物の使用者の重量下で、該遠位端に、弾力的かつ軸
    中心的に上方向に屈曲させる程度に垂直方向に十分に可
    撓性である、芝係合部材、 を有する、滑り止め構造体。
  13. 【請求項１３】請求項12において、各芝係合部材が、前
    記ハブからほぼ外側に面する凸型部を備える、滑り止め
    構造体（10）。
  14. 【請求項１４】請求項12において、前記芝係合部材が前
    記周辺縁に沿って等しく間隔を開けられ、ここで該複数
    が少なくとも４である、滑り止め構造体（10）。
  15. 【請求項１５】履物の裏（30a）への取り付けに適応さ
    れる、該履物のための滑り止め構造体（10）であって、
    該滑り止め構造体は、 上面および下面を有する中心ハブ部（20）； 該上面からほぼ上向きに延びる裏係合部；および 複数の可撓性の片持ち支持されている芝係合部材であっ
    て、各芝係合部材は、該ハブ上の個々の位置に接続され
    た近位端、および遠位端を有し、各芝係合部材は、該芝
    係合部材が曲げられていない場合に該遠位端が下面を下
    向きに超えるレベルで配置されるように、該ハブから径
    方向外向きかつ下向きに延び、各芝係合部材は、該芝係
    合部材を芝に対して押し付ける該履物の使用者の重量下
    で、該遠位端に、弾力的かつ軸中心的に上方向に屈曲さ
    せる程度に垂直方向に十分に可撓性であり、ここで各芝
    係合部材は、ほぼ径方向外向きに向く露出した凸型部お
    よびほぼ径方向内向きに向く露出した凹型部を含む、芝
    係合部材、 を有する、滑り止め構造体。
  16. 【請求項１６】請求項15において、前記芝係合部材が前
    記ハブのまわりに等しく間隔を空けられ、ここで前記複
    数が少なくとも４である、滑り止め構造体（10）。
  17. 【請求項１７】履物の裏（30a）への取り付けに適応さ
    れる、該履物のための滑り止め構造体（10）を形成する
    ための方法であって、該方法は、以下の工程： （ａ）上面、下面ならびに該上面および下面を接続する
    周辺縁を有する中心ハブ部（20）を提供する工程； （ｂ）該上面から裏係合部をほぼ上向きに延ばす工程； （ｃ）複数の可撓性の片持ち支持されている芝係合部材
    を、該芝係合部材が曲げられていない場合に該遠位端が
    下面を下向きに超えるレベルで配置されるように、該周
    辺縁から径方向外向きかつ下向きに突出させる工程であ
    って、各芝係合部材は、近位端において前記周辺縁上の
    個々の位置における該周辺縁に接続される、工程；なら
    びに （ｄ）各芝係合部材に、該芝係合部材を芝に対して押し
    付ける該履物の使用者の重量下で、該遠位端に、弾力的
    かつ軸中心的に上方向に屈曲させる程度に垂直方向に十
    分な可撓性を与える工程、 を包含する、方法。
  18. 【請求項１８】請求項17において、さらに、該ハブから
    ほぼ外向きに向く凸型部を各芝係合部材に提供する工程
    を包含する、方法。
  19. 【請求項１９】請求項17において、さらに、少なくとも
    ４つの該芝係合部材を提供する工程、および該周辺縁に
    沿って等しく間隔を空けて該芝係合部材を配置する工程
    を包含する、方法。
  20. 【請求項２０】履物の裏（30a）への取り付けに適応さ
    れる、該履物のための滑り止め構造体（10）を形成する
    ための方法であって、該方法は、以下の工程： （ａ）上面および下面を有する中心ハブ部（20）を提供
    する工程； （ｂ）該上面から裏係合部をほぼ上向きに延ばす工程； （ｃ）複数の可撓性の片持ち支持されている芝係合部材
    を、該芝係合部材が曲げられていない場合にその遠位端
    が下面を下向きに超えるレベルで配置されるように、該
    ハブから径方向外向きかつ下向きに突出させる工程； （ｄ）各芝係合部材を個々の位置の該ハブにその近位端
    で接続する工程； （ｅ）各芝係合部材に、ほぼ径方向外向きに向く露出し
    た凸型部およびほぼ径方向内向きに向く露出した凹型部
    を提供する工程；ならびに （ｆ）各芝係合部材に、該芝係合部材を芝に対して押し
    付ける該履物の使用者の重量下で、該遠位端に、弾力的
    かつ軸中心的に上方向に屈曲させる程度に垂直方向に十
    分な可撓性を与える工程、 を包含する、方法。
  21. 【請求項２１】請求項20において、さらに、少なくとも
    ４つの該芝係合部材を提供する工程、および該ハブの周
    りに等しく間隔を空けて該芝係合部材を配置する工程を
    包含する、方法。
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