JP3134050B2 - コンクリート型枠加振装置 - Google Patents

コンクリート型枠加振装置

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JP3134050B2
JP3134050B2 JP08169822A JP16982296A JP3134050B2 JP 3134050 B2 JP3134050 B2 JP 3134050B2 JP 08169822 A JP08169822 A JP 08169822A JP 16982296 A JP16982296 A JP 16982296A JP 3134050 B2 JP3134050 B2 JP 3134050B2
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    • B28B1/00Producing shaped prefabricated articles from the material
    • B28B1/08Producing shaped prefabricated articles from the material by vibrating or jolting
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    • B28B1/0873Producing shaped prefabricated articles from the material by vibrating or jolting by means acting on the mould ; Fixation thereof to the mould the mould being placed on vibrating or jolting supports, e.g. moulding tables
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B06BMETHODS OR APPARATUS FOR GENERATING OR TRANSMITTING MECHANICAL VIBRATIONS OF INFRASONIC, SONIC, OR ULTRASONIC FREQUENCY, e.g. FOR PERFORMING MECHANICAL WORK IN GENERAL
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    • B06B1/10Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of mechanical energy
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    • B06B1/166Where the phase-angle of masses mounted on counter-rotating shafts can be varied, e.g. variation of the vibration phase
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート製品
を成型する際に稠密で均質な製品を得るように、コンク
リート型枠に縦方向の振動を与えるようにしたコンクリ
ート型枠加振装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されているコンクリート型
枠加振装置は、回転軸に重錘を偏心させて固着し、回転
軸を回転させて生ずる振動をコンクリート型に伝達する
ようになっている。
【0003】コンクリート製品の重量や充填率によって
最適な振動の振幅は異なり、またコンクリート製品の成
型途中で、必要に応じて加振力を変化させると、高速に
均質な製品を得ることができ、特にコンクリートの即時
脱型方式の成型には、途中で加振力を変えることが必要
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のコ
ンクリート型枠加振装置では、加振力を増減させること
ができる範囲が狭く、加振力を増減できる範囲の拡大が
望まれていた。
【0005】本発明は、このような要望に応じたもの
で、加振力を増減できる範囲を大きくしたコンクリート
型枠加振装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、偏芯
重錘が固着された第1回転軸と、該第1回転軸の直下に
該第1回転軸と平行して水平に設けられて前記偏芯重錘
と同位相に偏芯重錘が固着された第3回転軸と、前記第
1回転軸と平行に設けられ、かつ第1回転軸の偏芯重錘
対称的な偏芯重錘が固着された第2回転軸と、第2回
転軸の直下に該第2回転軸と平行して水平に設けられ、
かつ第2回転軸の偏芯重錘と同位相の偏芯重錘が固着さ
れた第4回転軸と、前記第1回転軸、第3回転軸、第2
回転軸、第4回転軸にそれぞれ個別に固着され同一面に
設けられた第1ギアプーリー、第2ギアプーリー、第3
ギアプーリー、および第1ギアプーリーと、第1ギアプ
ーリーの下側から第2ギアプーリーの上側を経ると共に
前記第3ギアプーリーの下側から第4ギアプーリーの上
側を経て原動ギアプーリーとギアプーリーとに掛け渡さ
れた無端状のタイミングベルトと、上端にコンクリート
型枠を支持し下端に第1回転軸及び第2回転軸の振動と
共に前記第3回転軸及び第4回転軸の振動が伝達される
支持枠と、を備えたことを特徴とするコンクリート型枠
加振装置に係り、原動ギアプーリーを回転駆動すると、
タイミングベルトが第1ギアプーリー、第3ギアプーリ
ーと第2ギアプーリー、第4ギアプーリーとを互いに反
対方向へ回転し、各偏芯重錘は偏芯の位相を対称的に変
化させ、各回転軸から支持枠を介してコンクリート型枠
に振動が伝達される。
【0007】請求項2の発明は、原動ギアプーリーとギ
アプーリーとを取り付けた摺動ベースと、ピストンロッ
ドの伸縮によって摺動ベースを水平に変位させる油圧シ
リンダと、偏芯重錘の偏芯の位相と支持枠の振動の大き
さとの関連を記憶させたデータ記憶器と、振動設定入力
に基づき前記データ記憶器を介して前記油圧シリンダを
作動させる制御器とを備えたことを特徴とする請求項1
記載のコンクリート型枠加振装置に係り、ピストンロッ
ドの突出寸法をデータ記憶器に登録し、更に製品やコン
クリート製品の重量に対する振幅の必要変位をデータ記
憶器に記憶させ、必要回転数、振幅変化のデータをデー
タ記憶器に入力すると、支持枠に伝達される振動が自動
的に制御される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
を参照しつつ説明する。
【0009】図1は本発明の実施の形態の一例を示す正
面図、図2は図1の平面図、図3は図1の右側面図、図
4は図3のIV−IV断面図であって、図2ないし図4
に示す水平の固定台盤1上には1対の機枠2が鉛直に固
定されており、更に機枠2の上部に固着されているブラ
ケット3と固定台盤1との間には、ガイドロッド4が鉛
直に固定されている。
【0010】図1ないし図4に示すようにガイドロッド
4に近接した位置には鉛直の支持枠5が配置されてい
て、支持枠5の下端は自由端となっており、固定台盤1
との間に、図3、図4に示すように空気ばね6が介在さ
れており、支持枠5の上端はコンクリート型枠7に固定
されている。
【0011】更に支持枠5の上部と下部とに固定されて
いるガイドブラケット8(図3、図4参照)がガイドロ
ッド4に摺動可能に嵌合していて、支持枠5をガイドロ
ッド4に沿って上下方向にのみ変位できるようにしてい
る。
【0012】固定台盤1の前側(図2の手前側、図3の
左側)に鉛直に固定されている機枠2の下部には、前方
に張り出した1対の支持ブラケット9が固着されてい
て、この1対の支持ブラケット9間には、水平の軸受支
持架台10(図1、図2参照)が左右方向に固着されて
いる。
【0013】図1に示すように、軸受支持架台10の上
側には第1ギアプーリー軸11、第2ギアプーリー軸1
2が、軸受支持架台10の下側には第3ギアプーリー軸
13、第4ギアプーリー軸14が、いずれも奥行方向に
水平に配置されている。
【0014】これらの第1ギアプーリー軸11、第2ギ
アプーリー軸12、第3ギアプーリー軸13、第4ギア
プーリー軸14の配置状態は、第1ギアプーリー軸11
に対して第2ギアプーリー軸12は第1ギアプーリー軸
11と同じ高さで第1ギアプーリー軸11と平行して奥
行方向に水平に配置されており、第3ギアプーリー軸1
3は第1ギアプーリー軸11の直下で第1ギアプーリー
軸11と平行して奥行方向に水平に配置されており、第
4ギアプーリー軸14は第2ギアプーリー軸12の直下
で第2ギアプーリー軸12と平行して奥行方向に水平に
配置されている。
【0015】そしてこれらの第1ギアプーリー軸11、
第2ギアプーリー軸12、第3ギアプーリー軸13、第
4ギアプーリー軸14はいずれも、軸受支持架台10に
取付けられている軸受15(図1、図2参照)によって
回転自在に支持されている。また、これらの第1ギアプ
ーリー軸11、第2ギアプーリー軸12、第3ギアプー
リー軸13、第4ギアプーリー軸14の前端には、1つ
の鉛直平面に位置するようにした第1ギアプーリー1
6、第2ギアプーリー17、第3ギアプーリー18、第
4ギアプーリー19がそれぞれ固着されている。
【0016】図2ないし図4に示すように支持枠5の下
部には、上述した第1ギアプーリー軸11、第2ギアプ
ーリー軸12、第3ギアプーリー軸13、第4ギアプー
リー軸14と同じ配置状態で、第1回転軸20、第2回
転軸21、第3回転軸22、第4回転軸23(図4参
照)が配置されていて、これらの第1回転軸20、第2
回転軸21、第3回転軸22、第4回転軸23の両端近
傍は、いずれも図4に示す軸受支持架台24を介して支
持枠5に取付けられている軸受25によって、回転自在
に支持されている。
【0017】そしてこれらの第1回転軸20、第2回転
軸21、第3回転軸22、第4回転軸23の前端は、そ
れぞれ各別のユニバーサルジョイント軸26によって、
前述した第1ギアプーリー軸11、第2ギアプーリー軸
12、第3ギアプーリー軸13、第4ギアプーリー軸1
4の後端に連結されている。
【0018】また第1回転軸20、第2回転軸21、第
3回転軸22、第4回転軸23のそれぞれには、第1偏
芯重錘27、第2偏芯重錘28、第3偏芯重錘29、第
4偏芯重錘30(図6参照)が個別に固着されている。
【0019】なお、図2、図3、図6では、第1偏芯重
錘27、第2偏芯重錘28、第3偏芯重錘29、第4偏
芯重錘30が全て下向きの位相に偏心している状態を示
しているが、これらの偏芯重錘の偏心の位相について
は、後に詳細に説明する。
【0020】図1、図2に示すように、第1ギアプーリ
ー軸11ないし第4ギアプーリー軸14並びに第1ギア
プーリー16ないし第4ギアプーリー19が設けられて
いる位置の下方には、摺動ベース31が左右方向に水平
に変位できるように設けられている。
【0021】そして摺動ベース31上には、電動機32
で回転駆動される原動ギアプーリー33と、軸34と共
に軸受35によって回転自在に支持されているギアプー
リー36とが、第1ギアプーリー16ないし第4ギアプ
ーリー19を間に挟んで対峙する位置に取り付けられて
いる。
【0022】図1に示すように、原動ギアプーリー33
とギアプーリー36との間には無端状のタイミングベル
ト37が掛け渡されていて、このタイミングベルト37
は原動ギアプーリー33とギアプーリー36との間で、
第1ギアプーリー16の下側から第2ギアプーリー17
の上側を経由しており、また第3ギアプーリー18の下
側から第4ギアプーリー軸14の上側を経由している。
【0023】図1、図2に示すように1対の支持ブラケ
ット9の両側の位置には、摺動ベース31上に1対のベ
ース枠38が鉛直に固着されており、この1対のベース
枠38には、1対の支持ブラケット9を摺動自在に貫通
している複数のスライドシャフト39の両端が結合され
ている。
【0024】そして図1、図2における左側の支持ブラ
ケット9の上端には、駆動源としてパルスエンコーダ4
0を有する油圧シリンダ41の基端が結合されており、
図1、図2における右側のベース枠38の上端には、油
圧シリンダ41からタイミングベルト37に平行する方
向へ突出しているピストンロッド42の先端が結合され
ている。
【0025】油圧シリンダ41のピストンロッド42
は、パルスエンコーダ40のパルスによって伸長または
収縮するもので、例えば4パルスでピストンロッド42
が1mm伸長または収縮し、400パルスで100mm
伸長または収縮するように設定されている。
【0026】図5は、上述した電動機32、パルスエン
コーダ40の制御系統図を示すもので、制御盤43には
制御器44と、データ記憶器45と、可変制御盤46と
が設けられていて、更にデータ入力卓47がデータ記憶
器45に接続されている。
【0027】そしてデータ記憶器45は制御器44に接
続され、制御器44は油圧シリンダ41のパルスエンコ
ーダ40に接続されると共に、可変制御盤46を介して
電動機32に接続されている。
【0028】次に、上述した装置の作用を説明する。
【0029】図1、図2、図6は、駆動源である油圧シ
リンダ41のピストンロッド42が最も収縮した状態を
示していて、油圧シリンダ41の基端が結合されている
固定状態の支持ブラケット9を踏ん張り力点として、ピ
ストンロッド42は右側のベース枠38を引き寄せ、摺
動ベース31が最も左に摺動変位した状態になってい
る。
【0030】この状態においては、図6に示すように第
1偏芯重錘27、第2偏芯重錘28、第3偏芯重錘2
9、第4偏芯重錘30は、いずれも下向きの位相で変芯
しているようにそれぞれ第1回転軸20、第2回転軸2
1、第3回転軸22、第4回転軸23に固定されてい
る。
【0031】この状態で電動機32を作動させ、原動ギ
アプーリー33を例えば図6に矢印で示すように右回り
に回転駆動させると、原動ギアプーリー33とギアプー
リー36との間に掛け渡されているタイミングベルト3
7は右回りに循環駆動し、第1ギアプーリー16を左回
り、第2ギアプーリー17を右回り、第3ギアプーリー
18を右回り、第4ギアプーリー19を左回りにそれぞ
れ回転させるようになる。
【0032】これら第1ギアプーリー16、第2ギアプ
ーリー17、第3ギアプーリー18、第4ギアプーリー
19の回転は、それぞれ第1ギアプーリー軸11、第2
ギアプーリー軸12、第3ギアプーリー軸13、第4ギ
アプーリー軸14及び個別のユニバーサルジョイント軸
26を介して第1回転軸20、第2回転軸21、第3回
転軸22、第4回転軸23に伝達され、第1偏芯重錘2
7、第2偏芯重錘28、第3偏芯重錘29、第4偏芯重
錘30がそれぞれ第1回転軸20、第2回転軸21、第
3回転軸22、第4回転軸23を回転中心として回転す
ることになる。
【0033】この場合、第1回転軸20及び第1偏芯重
錘27の回転方向と、第2回転軸21及び第2偏芯重錘
28との回転方向は反対の方向になり、また、第3回転
軸22及び第3偏芯重錘29の回転方向と、第4回転軸
23及び第4偏芯重錘30の回転方向も反対の方向にな
る。
【0034】そして第1偏芯重錘27と第3偏芯重錘2
9、第2偏芯重錘28と第4偏芯重錘30は、左右の変
芯位相は対称的になるが、上下の変芯位相は互いに同調
して大きな上下振動を生ずるようになる。
【0035】この振動は、第1回転軸20、第2回転軸
21、第3回転軸22、第4回転軸23から図4に示す
軸受25、軸受支持架台24を介して支持枠5に伝達さ
れ、支持枠5をコンクリート型枠7と共に、ガイドロッ
ド4に沿って上下に大きな振幅で振動させることにな
る。
【0036】油圧シリンダ41のピストンロッド42が
最も収縮している図6の状態から、図7、図8に示すよ
うにピストンロッド42を伸長させると、油圧シリンダ
41の基端が結合されている固定状態の支持ブラケット
9を踏ん張り力点として、ピストンロッド42は右側の
ベース枠38を摺動ベース31と共に右側に変位させる
ようになる。
【0037】摺動ベース31が右側に変位すると、電動
機32、原動ギアプーリー33、ギアプーリー36は、
タイミングベルト37を伴って右側に変位する。
【0038】タイミングベルト37が右側に変位する
と、図7に矢印で示すように第1ギアプーリー16、第
3ギアプーリー18を左回り、第3ギアプーリー18、
第4ギアプーリー19を右回りにそれぞれ回転させるこ
とになる。
【0039】この回転は第1回転軸20、第2回転軸2
1、第3回転軸22、第4回転軸23に伝達され、ピス
トンロッド42が最も伸長した時には、図9に示すよう
に第1偏芯重錘27は最も右の位相に偏芯した位置とな
り、第2偏芯重錘28は第1偏芯重錘27と対称的な最
も左の位相に偏芯した位置となる。
【0040】また第3偏芯重錘29は、第1偏芯重錘2
7と同様に最も右の位相に偏芯した位置となり、第4偏
芯重錘30は第3偏芯重錘29と対称的な最も左の位相
に偏芯した位置となる。
【0041】この図9の状態で原動ギアプーリー33を
例えば図6に矢印で示すように右回りに回転駆動させる
と、第1偏芯重錘27と第3偏芯重錘29、第2偏芯重
錘28と第4偏芯重錘30は、互いに上下の変芯位相を
反対にして回転し、上下方向の振動を互いに相殺するよ
うになるため、支持枠5及びコンクリート型枠7には上
下方向の振動は発生しない状態になる。
【0042】図10は、ピストンロッド42を中程度に
伸長させた状態を示しており、この場合には、第1偏芯
重錘27及び第3偏芯重錘29は右下の位相に偏芯した
位置となり、第2偏芯重錘28及び第4偏芯重錘30は
左下の位相に偏芯した位置となり、全ての偏芯重錘は図
6の偏芯位相と図9の偏芯位相との中間の偏芯位相とな
る。
【0043】従って、ピストンロッド42を中程度に伸
長させた時には、支持枠5及びコンクリート型枠7には
中程度の振動が伝達され、その振動の振幅は、ピストン
ロッド42の伸長寸法によって定まるようになる。
【0044】第1偏芯重錘27、第2偏芯重錘28、第
3偏芯重錘29、第4偏芯重錘30の偏芯の位相と支持
枠5の振動の大きさとの関連は、試運転等のデータに基
づいて予め図5のデータ記憶器45に記憶させておき、
コンクリート製品を成型する際に、そのコンクリート製
品の種類、重量、コンクリート材料の状況に応じた所要
振動データをデータ入力卓47に入力すれば、データ記
憶器45は記憶データから最適な振幅を選定して制御器
44に入力する。
【0045】制御器44は選定された振幅に対応した数
のパルスをパルスエンコーダ40に送り、ピストンロッ
ド42の突出寸法を制御して所要の振幅が発生するよう
にする。
【0046】制御器44は可変制御盤46を介して電動
機32の回転速度を制御し、振動数を制御して振動状態
を制御することもできるようになっている。
【0047】電動機32で原動ギアプーリー33を回転
駆動し、支持枠5及びコンクリート型枠7を振動させて
いる状態の時に、ピストンロッド42の突出寸法を調整
すれば、タイミングベルト37が循環駆動している状態
のまま摺動ベース31、電動機32、原動ギアプーリー
33、タイミングベルト37は水平に変位し、第1偏芯
重錘27、第2偏芯重錘28、第3偏芯重錘29、第4
偏芯重錘30の偏芯位相を変えて、振幅を調整すること
ができる。
【0048】なお、各回転軸の偏芯重錘の取付位置は上
記の例のように回転軸の両端部であってもよいし、又、
中央部に寄せてもよい。
【0049】
【発明の効果】請求項1の発明は、偏芯重錘の偏芯位相
を変えることにより、コンクリート型枠の振幅を連続的
に広い範囲で調整できる効果がある。
【0050】請求項2の発明は、振動の振幅をコンクリ
ート製品に応じて簡単に設定できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す正面図であ
る。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の右側面図である。
【図4】図3のIV−IV断面図である。
【図5】制御系統図である。
【図6】本発明の作動状態を示す要部の正面図である。
【図7】図6とは異なる作動状態を示す要部の正面図で
ある。
【図8】図7の平面図である。
【図9】図7とは異なる作動状態を示す要部の正面図で
ある。
【図10】図9とは異なる作動状態を示す要部の正面図
である。
【符号の説明】
5 支持枠 16 第1ギアプーリー 17 第2ギアプーリー 18 第3ギアプーリー 19 第4ギアプーリー 20 第1回転軸 21 第2回転軸 22 第3回転軸 23 第4回転軸 27 第1偏芯重錘 28 第2偏芯重錘 29 第3偏芯重錘 30 第4偏芯重錘 31 摺動ベース 33 原動ギアプーリー 36 ギアプーリー 37 タイミングベルト 40 パルスエンコーダ 41 油圧シリンダ 42 ピストンロッド 44 制御器 45 データ記憶器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏芯重錘が固着された第1回転軸と、該
    第1回転軸の直下に該第1回転軸と平行して水平に設け
    られて前記偏芯重錘と同位相に偏芯重錘が固着された第
    3回転軸と、前記第1回転軸と平行に設けられ、かつ
    1回転軸の偏芯重錘と対称的な偏芯重錘が固着された第
    2回転軸と、第2回転軸の直下に該第2回転軸と平行し
    て水平に設けられ、かつ第2回転軸の偏芯重錘と同位相
    偏芯重錘が固着された第4回転軸と、前記第1回転
    軸、第3回転軸、第2回転軸、第4回転軸にそれぞれ個
    別に固着され同一面に設けられた第1ギアプーリー、第
    2ギアプーリー、第3ギアプーリー、および第1ギアプ
    ーリーと、第1ギアプーリーの下側から第2ギアプーリ
    ーの上側を経ると共に前記第3ギアプーリーの下側から
    第4ギアプーリーの上側を経て原動ギアプーリーとギア
    プーリーとに掛け渡された無端状のタイミングベルト
    と、上端にコンクリート型枠を支持し下端に第1回転軸
    及び第2回転軸の振動と共に前記第3回転軸及び第4回
    転軸の振動が伝達される支持枠と、を備えたことを特徴
    とするコンクリート型枠加振装置。
  2. 【請求項2】 原動ギアプーリーとギアプーリーとを取
    り付けた摺動ベースと、ピストンロッドの伸縮によって
    摺動ベースを水平に変位させる油圧シリンダと、偏芯重
    錘の偏芯の位相と支持枠の振動の大きさとの関連を記憶
    させたデータ記憶器と、振動設定入力に基づき前記デー
    タ記憶器を介して前記油圧シリンダを作動させる制御器
    とを備えたことを特徴とする請求項1記載のコンクリー
    ト型枠加振装置。
JP08169822A 1996-06-28 1996-06-28 コンクリート型枠加振装置 Expired - Fee Related JP3134050B2 (ja)

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