JP3133457B2 - モータアクチュエータ装置 - Google Patents

モータアクチュエータ装置

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JP3133457B2
JP3133457B2 JP04043581A JP4358192A JP3133457B2 JP 3133457 B2 JP3133457 B2 JP 3133457B2 JP 04043581 A JP04043581 A JP 04043581A JP 4358192 A JP4358192 A JP 4358192A JP 3133457 B2 JP3133457 B2 JP 3133457B2
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    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
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    • B60H1/00671Damper doors moved by rotation; Grilles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
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    • B60H1/00821Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being ventilating, air admitting or air distributing devices
    • B60H1/00835Damper doors, e.g. position control
    • B60H1/00857Damper doors, e.g. position control characterised by the means connecting the initiating means, e.g. control lever, to the damper door

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータアクチュエータ装
置に係り、特に詳しくは、自動車用エアコンディショナ
ーの風量調節ダンパ等を回動させるために用いられるモ
ータアクチュエータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車用エアコンディショナーの
風量調節ダンパには、これを作動させるためにモータア
クチュエータ装置が用いられている。
【0003】この種のモータアクチュエータ装置では、
ハウジングケース内にモータが配置されている。また、
このハウジングケースには、アームを介して風量調節ダ
ンパに連結される出力軸が回転可能に支持されており、
さらに複数のギヤが組み付けられてモータの回転軸と出
力軸とを連結している。また、ハウジングケース内には
スイッチユニットと称される電気回路部が組み付けられ
ている。
【0004】ここで、図13及び図14に示す如く、ス
イッチユニット110は、樹脂製でブロック状に形成さ
れたインシュレータ112に金属製のプレート114を
熱かしめによって固定した構成となっている。プレート
114にはブラシ116が形成されており、インシュレ
ータ112に固定された状態においてインシュレータ1
12から上方へ延出されている。またプレート114が
固定された後のインシュレータ112の給電ターミナル
部118に、前記モータ(図示省略)が接続される。ま
た、プレート114が固定された後のインシュレータ1
12のコネクタ部120には、複数のコネクタピン12
2がプレート114に圧入されて取り付けられており、
コネクタ部120から外部に露出している。以上の構成
によるスイッチユニット110は、ハウジングケース1
24内に収容され、カバー126によって被覆されてい
る。
【0005】このモータアクチュエータ装置では、ブラ
シ116及び給電ターミナル部118はプレート114
を介してコネクタピン122と電気的に接続され、さら
にコネクタピン122が外部の制御装置と接続される。
これにより、出力軸の回転位置がブラシ116によって
検出されると共に給電ターミナル部118を介してモー
タへ給電され、モータは制御装置によって制御されなが
ら回転し、さらにこの回転力は複数のギヤを介して減速
されて伝達され、出力軸が所定位置へ回転される。これ
によって、風量調節ダンパが所定の回転位置へ移動され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のモータアクチュエータ装置では、前述の如くモー
タや複数のギヤの他に、スイッチユニット110、すな
わちインシュレータ112、プレート114あるいは複
数のコネクタピン122等の部品によって構成されるた
め、部品点数が多く、このため組付性が悪くまたコスト
高の原因であった。
【0007】また、インシュレータ112に固定された
後のプレート114にコネクタピン122を圧入して取
り付ける構成であるため、換言すれば、金属同士を圧入
して接触させて導通させる構成であるため、この導通状
態を確実に維持して高い信頼性を確保することが困難で
あり、電気的な故障の原因となっていた。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、部品点数が大
幅に低減されてコストや組付性に優れ、さらに耐久性や
信頼性も向上するモータアクチュエータ装置を得ること
が目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るモータアク
チュエータ装置は、ハウジングケース内に配置されたモ
ータと、前記ハウジングケース内に配置され前記モータ
の回転軸に連結されてモータの回転力を減速して出力軸
に伝達する複数のギヤと、前記複数のギヤのうち前記出
力軸に固定されたギヤの表面に固着されたパターン状の
配線プレートと、前記ハウジングケース内に配置されて
前記配線プレート上を相対的に摺動し、前記出力軸の回
転位置を検出することにより前記モータの回転を制御す
るためのブラシ、前記モータに接続されてモータへ給電
するための給電ターミナル、前記ハウジングケースから
外部に露出する状態で配置されたコネクタピンを有する
コネクタ部、及び、パターン状に形成され前記ブラシと
給電ターミナルとコネクタピンを所定の回路で電気的に
接続する配線部を一体形成したプレートと、を備え、か
つ、前記プレートを前記ハウジングケース内面に一体的
に固着したことを特徴としている。
【0010】
【作用】上記構成のモータアクチュエータ装置では、ブ
ラシ及び給電ターミナルは配線部を介してコネクタピン
と電気的に接続され、さらにコネクタピンが外部の制御
装置と接続される。これにより、出力軸の回転位置がブ
ラシによって検出されると共に給電ターミナルを介して
モータへ給電され、モータは制御されながら回転し、さ
らにこの回転力は複数のギヤを介して減速されて伝達さ
れ、出力軸が所定位置へ回転される。
【0011】ここで、ブラシ、給電ターミナル、コネク
タピン及び配線部は一体に設けられており、かつこの状
態でハウジングケースに一体的に固着されるため、従来
に比べて大幅に部品点数が低減されることになる。した
がって、低コストとなる共に、簡単容易な手順でハウジ
ングケース内に組み付けることができ、組付性が向上す
る。
【0012】また、従来の如く金属同士を圧入して接触
させて導通させる構成部分が存在しないため、導通状態
を確実に維持することができ耐久性や信頼性も向上す
る。
【0013】
【実施例】図1には本発明に係るモータアクチュエータ
装置10の分解斜視図が示されている。また、図2には
モータアクチュエータ装置10の内部構造が平面図にて
示されており、図3にはモータアクチュエータ装置10
を図2の3−3線に沿って展開した展開縦断面図が示さ
れている。また、図4乃至図9にはモータアクチュエー
タ装置10の構成部品がそれぞれ示されている。
【0014】モータアクチュエータ装置10では、上部
が開口する箱形に形成されたハウジングケース12を有
している。図2、図4及び図5にも示す如く、ハウジン
グケース12の一側の底壁12Aには、一対の支持突起
14、16が突出形成されている。この支持突起14、
16の先端部はU字状に切り欠かれて支持部18、20
となっている。図6に示す如く、一方の支持突起16の
支持部20には、略直角に切り立った壁部17が形成さ
れている。これらの支持突起14、16の間にはモータ
22が配置されている。モータ22は、支持突起14、
16の間に位置しており、軸線方向両端部がOリング2
4を介在させた状態でそれぞれ支持部18、20に嵌ま
り込んで支持されている。すなわち、モータ22は、支
持突起14、16及びOリング24によって所謂フロー
ティング支持されている。
【0015】モータ22の回転軸26の先端部には、ウ
オームギヤ28が一体的に固着されている。このウオー
ムギヤ28の側方には、支軸30、32、34によって
それぞれギヤ36、ギヤ38及びギヤ40が配置されて
いる。ギヤ36は、大径のギヤ部36Aと小径のギヤ部
36Bとが同軸的でかつ一体に設けられた構成とされて
おり、ギヤ部36Aが前記モータ22のウオームギヤ2
8に噛み合っている。ギヤ38は、ギヤ36の側方でか
つ下方に位置しており、ギヤ36と同様に、大径のギヤ
部38Aと小径のギヤ部38Bとが同軸的でかつ一体に
設けられた構成とされている。このギヤ38のギヤ部3
8Aが、前記ギヤ36のギヤ部36Bに噛み合ってい
る。また、ギヤ40は、ギヤ38の側方に位置してお
り、小径で比較的幅寸法が長く形成されたギヤ部40A
と大径のギヤ部40Bとが同軸的でかつ一体に設けられ
た構成とされている。このギヤ40のギヤ部40Bが、
前記ギヤ38のギヤ部38Bに噛み合っている。
【0016】一方、ギヤ40の側方には出力軸としての
シャフト42が配置されている。このシャフト42はハ
ウジングケース12に回転可能に支持されており、軸線
方向中間部にはギヤ44が同軸的でかつ一体に設けられ
た構成とされている。このギヤ44が、前記ギヤ40の
ギヤ部40Aに噛み合っている。
【0017】このように、ギヤ36、ギヤ38、ギヤ4
0及びギヤ44は、四段階の減速機構となっており、モ
ータ22の回転力は、各ギヤを介して伝達されて、シャ
フト42が回転される構成である。
【0018】モータ22及びギヤ44の下方には、ハウ
ジングケース12の底壁12Aにプレート46が一体的
に固着されている。図4、図7、図8及び図9にも示す
如く、プレート46は、導電性を有する薄肉の金属板に
よって形成されており、複数(本実施例では、5本)の
ブラシ48、一対の給電ターミナル50、複数(本実施
例では、4本)のコネクタピン52、及びこれらを互い
に接続する配線部54から構成されている。
【0019】各ブラシ48は、上方へ向けて屈曲されて
おり、前記ギヤ44の下面に固着されたパターン状の配
線プレート56に対応している。各ブラシ48の先端部
はこの配線プレート56に所定の付勢力で接触してい
る。シャフト42が回転することによって、各ブラシ4
8が配線プレート56の接点上を摺動し電気的接続関係
が変更され、これによりシャフト42の回転位置が検出
される構成である。
【0020】また、一対の給電ターミナル50は、上方
へ向けて略直角に屈曲されている。各給電ターミナル5
0は前記モータ22の一対の端子27に対応しており、
端子27が嵌まり込んで電気的に接続されている。この
給電ターミナル50は、モータ22へ給電する役目を有
している。
【0021】一方、各コネクタピン52は、給電ターミ
ナル50の側方に位置しており、同様に上方へ向けて略
直角に屈曲されている。これらのコネクタピン52は、
後述するカバー62のコネクタ部64に対応している。
【0022】配線部54はパターン状に形成されてお
り、前述のブラシ48、給電ターミナル50及びコネク
タピン52を所定の回路で電気的に接続している。この
配線部54には、複数箇所に透孔58が形成されてお
り、ハウジングケース12の底壁12Aに設けられた突
起60に対応している。すなわち、各突起60が配線部
54の透孔58に嵌入し、さらに熱かしめされることに
よって、配線部54すなわちプレート46がハウジング
ケース12の底壁12Aに一体的に固着されている。さ
らにこの状態で、図4に示す如く、配線部54の不要な
部位Xが穴空け等によって削除されて所定の電気回路が
できる構成である。
【0023】前記各部品が組み付けられたハウジングケ
ース12の上部開口にはカバー62が取り付けられてお
り、ハウジングケース12の上部開口を閉鎖している。
カバー62の一端部には、前述したプレート46のコネ
クタピン52に対応してコネクタ部64が設けられてい
る。図8に詳細に示す如く、コネクタ部64には、図示
しない接続コネクタが嵌入する嵌入孔66が形成されて
おり、この嵌入孔66の底壁68をコネクタピン52が
貫通して嵌入孔66内に突出している。すなわち、各コ
ネクタピン52は、コネクタ部64(嵌入孔66)にお
いてカバー62の外部に露出している。
【0024】また、カバー62の略中央部には透孔70
が形成されている。この透孔70は前記シャフト42に
対応しており、シャフト42の先端部が貫通して突出し
ている。透孔70から突出したシャフト42の先端部に
は、図示を省略したアームが固定され、このアームを介
して風量調節ダンパ等に連結される。
【0025】次に本実施例の作用を説明する。上記構成
のモータアクチュエータ装置10では、各ブラシ48及
び給電ターミナル50は配線部54を介して各コネクタ
ピン52と電気的に接続され、さらに、図示を省略した
接続コネクタがコネクタ部64の嵌入孔66に嵌入する
ことにより、コネクタピン52が外部の制御装置と接続
される。これにより、給電ターミナル50からモータ2
2へ給電されてモータ22が回転される。このモータ2
2の回転力は、ウオームギヤ28、ギヤ36、ギヤ3
8、ギヤ40及びギヤ44を介して減速されて伝達さ
れ、シャフト42が所定位置へ回転される。これによ
り、シャフト42に連結された風量調節ダンパ等が作動
される。
【0026】また、モータ22の回転によってシャフト
42が回転すると、シャフト42に一体的に設けられた
ギヤ44と共に配線プレート56が回転し、各ブラシ4
8が配線プレート56の接点上を摺動して(相対的に移
動して)電気的接続関係が変更され、これによりシャフ
ト42の回転位置が検出される。このため、モータ22
は制御されながら回転する。
【0027】ここで、モータアクチュエータ装置10で
は、プレート46の各ブラシ48、給電ターミナル5
0、各コネクタピン52及び配線部54が一体に設けら
れており、かつこの状態でハウジングケース12に一体
的に固着されているため、従来のモータアクチュエータ
装置の如くインシュレータやコネクタピン等がそれぞれ
個々の部品として設けられていた場合に比べて、大幅に
部品点数が低減されることになる。したがって、低コス
トとなる共に、簡単容易な手順でハウジングケース12
内に組み付けることができ、組付性も向上する。
【0028】また、モータアクチュエータ装置10のプ
レート46では、各コネクタピン52を従来の如く金属
同士の圧入により接触させて導通させる部分が存在しな
い構成としているため、導通状態を確実に維持すること
ができ耐久性や信頼性も向上する。
【0029】さらに、モータアクチュエータ装置10で
は、各ブラシ48がハウジングケース12の底壁12A
に設けられかつこれに対応する配線プレート56がシャ
フト42に一体的に設けられたギヤ44に取り付けられ
た構成となっているため、換言すれば、立体的に形成さ
れるブラシ48が静止し平面的に形成される配線プレー
ト56が回転する構成であるため、ブラシ48が回転し
てシャフト42の回転位置を検出する構成のものに比べ
て、ブラシ48の高さ寸法に相当するスペース(すなわ
ち、ギヤ44の直下のブラシ48が存在しない部分)を
有効に利用することができ(例えば、隣接する他のギヤ
40等を接近して配置することができ)、このため装置
の小型化を図ることができる。これは、複数のギヤを組
み合わせて用いる場合には特に有効であり、ギヤの減速
段を増やして高トルクとする場合等にはこの効果が顕著
である。
【0030】また、このようなモータアクチュエータ装
置10においては、シャフト42の回転角度を調節する
場合等には前記配線プレート56(パターンの形状)を
変更する必要がある。この場合、従来では配線プレート
56がハウジングケース12に固定された構成であった
ため、この配線プレート56の変更が極めて困難であっ
た。これに対し、本実施例に係るモータアクチュエータ
装置10では、前述の如くシャフト42に設けられたギ
ヤ44に配線プレート56が取り付けられた構成である
ため、単にシャフト42(ギヤ44)を取り外すことに
より容易に配線プレート56を交換してそのパターンを
変更することができる。
【0031】また、モータアクチュエータ装置10で
は、支持部18、20にそれぞれ形成された凹部にOリ
ング24を装着し、モータ22はそのOリング24を介
して所謂フローティング支持された構成であるため、振
動や騒音が大幅に低減される。さらに、ウオームギヤ2
8の噛み合いに起因する偏心力が発生しても、回転軸2
6およびこの回転軸26に固着されたウオームギヤ28
の先端部28Aは、支持突起16に形成された壁部17
およびハウジングケース12の段部13によって保持さ
れることにより、偏心が防止される。よって、ウオーム
ギヤ28とギヤ36のギヤ部36Aとの噛み合いが外れ
ることが無くなると共に、シャフト42に強い負荷が掛
かった場合のウオームギヤ28からギヤ部36Aへの動
力伝達効率の悪化を防止することができる。
【0032】次に本発明の他の実施例を説明する。な
お、前記実施例と基本的に同一の部品には前記実施例と
同一の符号を付与しその説明を省略している。
【0033】図10には他の実施例に係るモータアクチ
ュエータ装置80の要部を分解した断面図が示されてお
り、また、図11にはモータアクチュエータ装置80の
要部を分解した図10に対応する側面図が示されてい
る。
【0034】このモータアクチュエータ装置80では、
ハウジングケース82の底壁82Aにプレート84が一
体的に固着されている。プレート84は、前記実施例と
同様に、ブラシ86、給電ターミナル(前記実施例と同
様のため図示省略)、配線部88及びコネクタピン90
が一体に形成されている。コネクタピン90は、プレー
ト84の配線部88から一旦上方へ向けて略直角に屈曲
された後に、再び略直角に屈曲されて水平方向へ延出さ
れている。水平方向へ延出されたこれらのコネクタピン
90は、ハウジングケース82の一端部に設けられたコ
ネクタ部92に対応している。
【0035】コネクタ部92は、前述の実施例と異な
り、ハウジングケース82の一端部から側方(水平方
向)へ開口する嵌入孔94が形成されている。この嵌入
孔94の底部には櫛歯状に連続する凹凸部96が形成さ
れており、水平方向へ延出された各コネクタピン90
は、この凹凸部96の凹部分に嵌まり込んでいる。
【0036】一方、ハウジングケース82の上部開口を
被覆するカバー98には、前記ハウジングケース82の
嵌入孔94に対応して複数の押え突起100が形成され
ている。各押え突起100は、嵌入孔94の底部に形成
された凹凸部96の凹部分に対応して連続して形成され
ており、カバー98がハウジングケース82に取り付け
られた状態において、凹凸部96の凹部分に入り込み、
かつ、水平方向へ延出されこの凹部分に嵌まり込んだ前
記各コネクタピン90に当接してこれを上方から押さえ
込んで固定している。
【0037】本実施例に係るモータアクチュエータ装置
80では、各ブラシ86は配線部88を介して各コネク
タピン90と電気的に接続され、さらに、図示を省略し
た接続コネクタがコネクタ部92(嵌入孔94)に嵌入
することにより、コネクタピン90が外部の制御装置と
接続される。これにより、モータ22へ給電されてモー
タ22が回転されると共に、モータ22の回転が制御さ
れる。
【0038】ここで、モータアクチュエータ装置80で
は、プレート84の各ブラシ86、、給電ターミナル5
0、各コネクタピン90及び配線部88が一体に設けら
れており、かつこの状態でハウジングケース82に一体
的に固着されているため、大幅に部品点数が低減される
ことになる。したがって、低コストとなる共に、簡単容
易な手順でハウジングケース82内に組み付けることが
でき、組付性も向上する。
【0039】また、モータアクチュエータ装置80のプ
レート84では、各コネクタピン90を従来の如く金属
同士の圧入により接触させて導通させる部分が存在しな
い構成としているため、導通状態を確実に維持すること
ができ耐久性や信頼性も向上する。
【0040】さらに、モータアクチュエータ装置80の
プレート84では、コネクタピン90が水平方向へ延出
されているが、これは前記実施例のモータアクチュエー
タ装置10におけるコネクタピン52を、単に略直角に
屈曲させるのみで容易に形成が可能である。したがっ
て、特別な製作工程の必要がなく、前記実施例における
コネクタピン52(すなわち、プレート46)をそのま
ま用いることが可能であり、部品の共通化やコストの低
減を図ることができる。
【0041】なおここで、カバー98に設けられ各コネ
クタピン90に当接してこれを上方から押さえ込む押え
突起100の先端に、図12に示す如く、凸部102を
さらに形成してもよい。この場合には、カバー98がハ
ウジングケース82に取り付けられ各押え突起100が
コネクタ部92の凹凸部96の凹部分に入り込んだ状態
では、凸部102が各コネクタピン90に確実に当接し
てこれを上方から押さえ込むことになり、各コネクタピ
ン90を一層確実に保持することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係るモータア
クチュエータ装置は、部品点数が大幅に低減されてコス
トや組付性に優れ、さらに耐久性や信頼性も向上すると
いう効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るモータアクチュエータ装
置の分解斜視図である。
【図2】モータアクチュエータ装置の内部構造を示す平
面図である。
【図3】モータアクチュエータ装置を図2の3−3線に
沿って展開した展開縦断面図である。
【図4】ハウジングケースに固定されたプレートを示す
平面図である。
【図5】ハウジングケースの平面図である。
【図6】図5の6−6線に沿って破断したハウジングケ
ースの断面図である。
【図7】プレートの平面図である。
【図8】プレートの概略側面図である。
【図9】プレートとハウジングケース及びカバーの対応
関係を示す縦断面図である。
【図10】他の実施例に係るモータアクチュエータ装置
のプレートとハウジングケース及びカバーの対応関係を
示す縦断面図である。
【図11】図9に示すハウジングケース及びカバーの側
面図である。
【図12】押え突起の変形例を示す断面図である。
【図13】従来のモータアクチュエータ装置に用いられ
たスイッチユニットとハウジングケース及びカバーの対
応関係を示す縦断面図である。
【図14】図13に示すスイッチユニットの構成を示す
分解した断面図である。
【符号の説明】
10 モータアクチュエータ装置 12 ハウジングケース 22 モータ 28 ウオームギヤ 36 ギヤ 38 ギヤ 40 ギヤ 42 シャフト(出力軸) 44 ギヤ 46 プレート 48 ブラシ 50 給電ターミナル 52 コネクタピン 54 配線部 80 モータアクチュエータ装置 82 ハウジングケース 84 プレート 86 ブラシ 88 配線部 90 コネクタピン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングケース内に配置されたモータ
    と、 前記ハウジングケース内に配置され前記モータの回転軸
    に連結されてモータの回転力を減速して出力軸に伝達す
    る複数のギヤと、前記複数のギヤのうち前記出力軸に固定されたギヤの表
    面に固着されたパターン状の配線プレートと、 前記ハウジングケース内に配置されて前記配線プレート
    上を相対的に摺動し、前記出力軸の回転位置を検出する
    ことにより前記モータの回転を制御するためのブラシ、
    前記モータに接続されてモータへ給電するための給電タ
    ーミナル、前記ハウジングケースから外部に露出する状
    態で配置されたコネクタピンを有するコネクタ部、
    び、パターン状に形成され前記ブラシと給電ターミナル
    とコネクタピンを所定の回路で電気的に接続する配線部
    一体形成したプレートと、 を備え、かつ、前記プレートを 前記ハウジングケース
    に一体的に固着したことを特徴とするモータアクチュ
    エータ装置。
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