JP3133074B2 - 尿道をゆっくりと拡張するための装置 - Google Patents

尿道をゆっくりと拡張するための装置

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JP3133074B2 JP08526731A JP52673196A JP3133074B2 JP 3133074 B2 JP3133074 B2 JP 3133074B2 JP 08526731 A JP08526731 A JP 08526731A JP 52673196 A JP52673196 A JP 52673196A JP 3133074 B2 JP3133074 B2 JP 3133074B2
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/10Balloon catheters
    • A61M25/1011Multiple balloon catheters

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、全体として、尿道用拡張装置及び前立腺の
肥大の治療に関する。更に詳細には、本発明は、尿道の
閉塞部分をゆっくりと拡張するための新規な装置に関
し、更に、この装置と関連した尿道の閉塞部分をゆっく
りと拡張するための方法及び良性前立腺肥大(BPH)を
治療するための方法に関する。
良性前立腺肥大は、50歳以上の男性の50%以上にみら
れる症状である。BPHの治療は、医療上及び商業的に重
要な事項である。世界的に考えると、この症状の治療に
毎年最大40億ドルが費やされている。
背景技術 現在、BPHの治療には、多くの装置、技術、及び方法
が使用されている。前立腺肥大は、多年に亘り、外科的
治療を行うのが当たり前であった。このような外科的治
療の一つの方法は、腺の全部又は一部を除去する開腹前
立腺切除術であった。別の外科的治療方法は、経尿道的
前立腺切除術(TURP)である。しかしながら、外科的治
療は効果的であるけれども、衰弱をもたらし、痛みを伴
い、多くの場合に患者に外傷を残すといった極めて害の
ある方法である。このような手術には、性的不能、失
禁、出血、感染症及び他の望ましからぬ問題点等の様々
な合併症が伴う。従って、害が少ない方法が必要とされ
ている。
現在使用されている害が少ない方法には、尿道の末端
開口部にカテーテルを置き、これを少なくとも尿道の閉
塞部分内に入れる方法がある。カテーテルは、その内腔
を通して尿を膀胱から流すことができる。これらの尿路
カテーテルは、代表的には、その先端に配置された位置
決めバルーン即ち保持バルーンを膀胱頚部で使用する。
このバルーンを膨らますと、カテーテルが身体から抜け
ないようになる。このような位置決めバルーンカテーテ
ルの例は、当該技術分野でフォーリーカテーテル(Fole
y catheter)として周知である。
位置決めバルーンの他に、尿道の閉塞部分を拡張する
目的で膨張バルーンを使用することもまた提案されてい
る。このような種類のバルーンの一例は、レディに賦与
された米国特許第4,932,958号に記載されている。
前立腺の拡大部分を治療するためにこのようなカテー
テルと組み合わせて熱を使用することもまた提案されて
いる。このような熱は、マイクロウェーブ又はレーザー
エネルギを含む様々な手段によって提供できる。
これらの方法及び装置は有用であるけれども、更に害
が少ない装置及び方法に対する探究が続けられている。
患者に与える苦痛や不快さが少ない装置及び方法に大き
な関心が寄せられており、拡張した尿道を長期間に亘っ
て開放状態にする、即ち、前立腺肥大によって引き起こ
された尿道の閉塞を長期に亘って解放する手段及び装置
を提供するのが望ましい。これは、その弾性繊維質構造
のため及び容積が大きいため、閉塞した尿道の治療の完
了後に元に戻り易く、閉塞部を更新する。
従って、害及び苦痛がはるかに少なく、拡張した尿道
を長期に亘って開存状態に保持する、BPHを治療するた
めの装置及び方法を提供することが非常に望ましい。
害が幾らか少ない方法の例が、ローゼンブルスに賦与
された米国特許第4,762,128号に記載されている。この
特許には、迅速に膨張できる管状ステントが関連した膨
張カテーテルが開示されている。このカテーテルは、尿
道の外部開口部を通って尿道を通して挿入され、前立腺
肥大により生じた尿道内腔の閉塞部分内に配置されるよ
うになっている。膨張させた管状ステントを所定位置に
残して膨張カテーテルを取り出すことによって、尿道内
腔を長期に亘って開存状態にする。更に、ステントは尿
道から取り出すことができるようになっているけれど
も、装置の目的は、長期に亘って植え込むことである。
フロイックスに賦与された米国特許第5,163,952号に
は、例として心臓の動脈と定義される血管の壁が構成す
る内腔で使用するための膨張可能なステントが開示され
ている。ポリマー製ステントは、弾性であり且つ所定の
直径を有し、プラスチックによる熱の吸着、プラスチッ
クによる液体の吸着、又はプラスチックを取り囲む液体
のpHの変化によって熱賦勢点と賦勢時にとる所定の直径
よりも大きな直径の記憶を有する。
米国特許第5,084,060号には、選択された時間間隔中
に流体圧力を身体の血管の内側に加え、血管内腔を漸次
拡大するための装置が開示されている。
クレインに賦与された米国特許第4,660,560号には、
閉塞性前立腺症を治療するための方法が開示されてい
る。この方法では、膀胱頚部と精丘との間の距離を計測
する工程、拡張カテーテルを尿道に挿入する工程、及び
膀胱頚部に配置できる位置決めバルーンを使用すること
等によってカテーテルを位置決めする工程を含む。
公開されたPCT特許出願第WO95/03848号には、膀胱か
らの排尿を可能にする中空部材と、水を吸収してゆっく
りと膨張することによって尿道を拡張することができ
る、前記中空部材と関連した疎水性手段とを使用して尿
道をゆっくりと拡張するための方法及び装置が開示され
ている。
発明の概要 本発明は、その最も広い意味において、尿道の閉塞部
分をゆっくりと拡張するための装置に関する。この装置
は、前立腺尿道に挿入するための尿路カテーテルを有
し、このカテーテルは、基端及び先端を有する。カテー
テルの基端と先端との間には、少なくとも尿道の閉塞部
分の長さと等しい所定の長さを持つ拡張手段が配置され
ている。圧力の作用で漸次収縮できる圧力応答手段が更
に設けられている。この圧力応答手段及び拡張手段は互
いに流体連通している。圧力応答手段が圧力の作用で収
縮したとき、流体は、拡張手段を半径方向外方にゆっく
りと膨張させる所定速度で、及び尿道の閉塞部分を所望
の直径及び形体に拡張させるのに充分な影響力で圧力応
答手段から拡張手段に流入する。
更に、本発明は、その最も広い意味において、膨張可
能であり且つ収縮可能な圧力応答手段から流体を拡張手
段に漸次移送することによって尿道の閉塞部分をゆっく
りと拡張するための方法を提供する。拡張手段は、これ
によって、半径方向に膨張する。膨張した拡張手段は、
これによって、尿道の閉塞部分を所望の直径及び形体に
徐々に拡張するのに充分な、好ましくは一定の力で尿道
の閉塞部分に影響を与える。
本発明は、更に、良性前立腺肥大を治療するための方
法を提供する。この方法は、尿道の閉塞部分を拡張する
ことによって、前立腺の肥大によって生じた閉塞部を拡
げる上述の方法を含む。
本発明の一実施例では、単一の膨張/収縮内腔が設け
られている。この内腔により、先ず最初に圧力応答手段
を一杯に膨張され、拡張手段を(完全にではなく)膨張
させる。拡張手段を膨張させるにあたり、拡張の程度
は、尿道を所望の方法で拡張させるのに適当でなく、或
いは部分的にだけ適当である。この実施例では、これに
続いて圧力応答手段を収縮させる(少なくとも部分的に
萎ませる)ことによって拡張手段を必要なだけ一杯に膨
張し、これによって尿道を拡張する。
本発明の好ましい実施例では、圧力応答手段はカテー
テルの先端部分に又は先端部分の近くに配置されてお
り、先ず最初に、圧力応答手段を、単一の膨張内腔即ち
導管からの流体の流入により最大程度まで膨らますこと
ができる。この内腔は、圧力応答手段の収縮時に流体を
拡張収縮に送るのにも役立つ。しかしながら、収縮モー
ドにあるとき、流体は、以下に説明するように、別に配
置された導管即ち内腔を通って圧力応答手段から流れ
る。この実施例では、流体の流れは、制御された速度
で、代表的には流体抵抗器手段を通って進む。流体抵抗
器手段は、当該技術分野で周知の装置であるのがよい。
尿道をゆっくりと徐々に拡張させることには、多くの
従来技術の装置で現在行われている通常の拡張の場合の
ように尿道を迅速に即ち10分間程度又はそれ以下で拡張
した場合に付随する作用である患者が感じる不快さを緩
和する即ち少なくするという大きな利点がある。本発明
では、尿道の少なくとも閉塞部分を最大に又は所望の直
径及び形体に拡張するため、24時間の期間に亘って約1.
67mm乃至約6.67mm(約5フレンチ乃至約20フレンチ)の
膨張速度が望ましい。
本発明によれば、カテーテル上に配置された拡張手段
は、通常は、外面を少なくとも約30分間の期間に亘って
半径方向外方に膨張できる拡張バルーンの形態である。
カテーテルに設けられた拡張バルーンの長さは、少なく
とも尿道の閉塞部分の長さと一致しなければならない。
膨張バルーンは、弾性を有し且つ膨張に対する本来的限
度がないのがよく、或いは所定の形状を持ち且つ膨張に
対する本来的限度があるのがよい。
圧力応答手段は、随意であるが、膨張可能で収縮可能
なバルーンの形態であるのがよい。このバルーンは、身
体の膀胱頚部の領域に配置されたときに位置決めバルー
ンとして役立つ。しかしながら、別の位置決めバルーン
を、本発明の部品として、例えば尿道球の領域等に配置
してもよい。しかしながら、本発明の装置を固定又は位
置決めするために他の適当な手段を使用できる。
本発明の別の特徴は、取り出しまでに長期間に亘って
尿道内にとどめることができるようになっているという
ことである。このような長期間は、少なくとも約5日間
乃至約30日間である。約30日間というのは、臨床上の効
能及び患者の快適さによる所望の上限である。尿道内で
膨張させた装置が長期間に亘って存在するため、拡張さ
せた尿道形体は、装置を取り出した後でも長期間に亘っ
てこのような形体にとどまる傾向がある。前立腺肥大が
再び起こる前に最大12箇月乃至24箇月又はそれ以上経過
する。これは、本発明のこの特徴の非常に望ましい結果
である。上述のように、尿道の閉塞部分を迅速に拡張
し、尿道壁を変形するために使用された手段は、多くの
場合、前立腺尿道の閉塞部を拡げる作用が比較的短期間
しか続かない。これは、肥大した前立腺によって圧力が
連続的に及ぼされることによって前立腺尿道の閉塞部が
生じるためであり、その組織の粘弾性のためであり、肥
大が続いているためである。
本発明の装置は、尿路カテーテルの形態であるのがよ
いが、拡張された尿道内に所望の期間に亘ってとどまる
ことができる上述の拡張手段及びこれに設けられた圧力
応答手段を持つステントであってもよい。本発明の装置
は、ステントを挿入するための取り出し自在の区分を更
に有する。この区分は、流体の最初の流れをステント内
に流すための充填チューブを有するのがよい。拡張手段
及び圧力応答手段の両方を萎ませた後に尿路拡張を取り
出すための任意の適当な取り付け可能な手段を設けるこ
とができる。カテーテルがステント及び取り出し自在の
区分からなる場合には、この区分は、取り出し自在であ
るため、ステントから取り外した後に区分を引っ込める
簡単な動作によって取り出される。拡張させた尿道から
ステントを取り出すための手段は、クランプや引っ張り
ストリングを使用するといった当該技術分野で周知の任
意の手段によって行うことができる。
本発明のこの他の目的、特徴、及び利点は、添付図面
の詳細な説明から明らかになるであろう。
図面の簡単な説明 第1図は、閉塞した尿道、肥大した前立腺、膀胱、及
び前立腺尿道の閉塞部分に挿入する直前の位置にある未
膨張状態の本発明の拡張装置を示す、男性の身体の関連
した解剖学的部位の概略断面図である。
第2図は、尿道の閉塞部分内に導入した非膨張状態の
拡張装置の一部を示す、第1図の一部の断面図である。
圧力応答手段が膀胱内で先端側に配置された状態で示し
てある。
第3図は、第2図に示す装置の膨張状態での断面図で
あり、これに付随した前立腺尿道の拡張が示してある。
圧力応答手段は部分的にしか膨らましてないけれども、
位置決めバルーンとして役立つ。
第4図は、圧力応答手段及び拡張バルーンが単一の内
腔を通して流体連通しており、ステント部分及び取り外
し自在の挿入体を更に有する、本発明の拡張装置の概略
図である。
第5図は、圧力応答手段が位置決めバルーンとしても
役立ち、別の内腔が拡張バルーンと圧力応答/位置決め
バルーンとの間を更に流体連通する、本発明の拡張装置
の概略図である。
発明の詳細な説明 添付図面において、幾つかの図面に亘って同じ部分に
同じ参照番号が附してある。第1図には、閉塞部分12を
持つ尿道10が概略に示してある。閉塞部分12の周囲に
は、肥大した前立腺14が描いてある。この前立腺は、閉
塞部分12を内方に押圧しているものと推察される。第1
図には、膀胱16が更に示してあり、この膀胱から頚部18
が垂下している。尿道の他端には陰茎20がある。以下に
説明する本発明による拡張装置22は、尿道10内に挿入さ
れた所定位置で示してあり、この装置22は、少なくとも
閉塞部分12と同じ長さを持つ部分24を有する。
第2図には、尿道の閉塞部分に配置した場合の部分24
の概略断面図が示してある。部分24は、拡大させてない
状態で示してある。装置の先端に膀胱ドレンポート30を
有するドレン内腔28が部分24を通って延びている。装置
の先端は尿を通すためにドレン内腔と連通しており、即
ち膀胱から尿道を通って陰茎の外に出ている。突出部分
26は、挿入に適した手段に取り付けることができる。内
腔28は、尿を流すことができるようにするのに充分な直
径を持つ導管として作用する。圧力に応答する膨張可能
な源32は、部分24の先端部分に配置された状態で示して
ある。この部分は、身体に固定された場合、通常は膀胱
頚部領域である。膨張可能な手段34は、好ましくは膨張
バルーンの形態であり、部分24の外面に沿って配置され
ており、少なくとも尿道の閉塞部分の長さと同じ長さを
有する。
膨張可能な手段がその未膨張状態にある本発明の装置
の部分24は、直径が最小であり、圧力応答手段及び拡張
バルーンを含み、これにより、不快さを最小にして装置
22を陰茎に挿入でき、次いで尿道の閉塞部分に挿入でき
る。これに関し、適当な直径は、約6.67mm乃至約8.67mm
(約20フレンチ乃至約26フレンチ)である(1フレンチ
=1/3mm)。拡張バルーンは、尿道の閉塞部分12を所定
の直径及び(拡張)形体に膨張し即ち拡張するため、閉
塞した尿道に影響を与えるように外方及び半径方向に膨
張できる材料でできていなければならない。
第3図では、本発明の拡張装置の拡張バルーン34は、
膨張された即ち膨らませた状態で示してあり、その外面
36が尿道の閉塞部分に影響を与えている。前立腺肥大に
よって閉塞されていた尿道の部分12は、この図には拡張
された状態で示してある。圧力応答手段即ち圧力源32
は、先ず最初に完全に膨らまされるが、尿道を膨張させ
るこの実施例の最終作動モードでは、圧力応答手段32は
部分的に膨らまされているだけである。しかしながら、
充分に膨らまされた状態を保持しており、そのため、こ
の実施例では、膀胱頚部に配置された位置決めバルーン
として役立つ。
第4図には、本発明の別の代表的な装置の概略断面図
が示してある。この図に示すように、圧力源32は装置の
先端部分に配置されており、ステントの形態の部分24上
には拡張バルーン34が設けられている。このバルーン
は、好ましくはこの技術で通常使用されるバルーンであ
り、圧力源の手前に配置されるが、圧力源と当接しな
い。拡張バルーンの下流には、位置決めバルーン38が設
けられている。このバルーンは、この実施例では、ステ
ントの一部である。この実施例では、圧力源32は膀胱内
に配置されるようになっているが、位置決めバルーン38
は尿道球の領域に配置されるようになっている。この実
施例では、圧力源は、装置を尿道内に保持するのを助け
る追加の位置決め手段としても役立つ。拡張バルーン
は、少なくとも尿道の閉塞部分の長さの所定の長さを有
する。この図には、取り付け挿入体部材40もまた示して
ある。この部材は、好ましくは取り外し自在であり、ス
テントを尿道内に残す。しかしながら、随意であるが、
挿入体及びステントは取り外し不能であってもよい。即
ち、装置は、これによって、カテーテルとして機能す
る。更に、カテーテルの取り付け及び取り外しを行うた
めの、ニードル及び膜の形態で示す手段42を設けること
ができる。
上述のように、ドレン内腔28が装置22を通って延びて
いる。位置決めバルーン38、拡張バルーン34、圧力源32
は、装置22を通って延びる内腔44を通して互いに流体連
通している。ポート39により、流体を位置決めバルーン
38に流入させることができる。ポート35及び33により、
流体を拡張バルーン34及び圧力源32の夫々に流入させる
ことができる。
作動に当たっては、位置決めバルーン38及び圧力源32
が一杯に膨らまされるように、陰茎の外側から内腔44を
通る流体の通過を制御するが、本発明では、拡張バルー
ン34は、最初は、部分的にだけ、即ち、尿道の閉塞部分
を拡張するのに充分な力で影響を与えるのに必要な程度
よりも小さな程度までしか膨らまされない。好ましい作
動モードでは、圧力源32の圧力と前立腺肥大により拡張
バルーンに及ぼされる圧力との間の圧力差により圧力源
32が収縮するとき、流体が所定の流速で圧力源から拡張
バルーンに流入し、尿道の閉塞部分を拡張するのに充分
な力で影響を与えるのに必要な程度まで拡張バルーンを
ゆっくりと徐々に膨張させる。更に、この流れの流速
は、拡張バルーンを取り囲む前立腺組織の抵抗と対照を
なす圧力バルーンの幾何学的形状及び弾性率で決まる。
第5図には、圧力応答バルーン32が、膀胱頚部に配置
されるようになった位置決めバルーンとしても役立つ本
発明の一実施例が示してある。この図には、圧力応答バ
ルーン32と流体連通した単一の内腔44が更に示してあ
る。この内腔は、圧力応答バルーンを最初に一杯に膨張
させるのに役立つ。
しかしながら、この実施例には別の内腔46が設けられ
ており、この内腔により、収縮する圧力バルーン32から
拡張バルーン34に流体を通し、拡張バルーンを所望の通
りに膨張させる。内腔46は、図示のように、ステントの
端部まで連続している。更に、流体抵抗器48(当該技術
分野で周知の種類の装置であるのがよい)が示してあ
る。この抵抗器48は、圧力源32から拡張バルーン34への
流体の通過速度を制御し、拡張バルーンを本発明の実施
例に従って徐々に且つゆっくりと膨張できるようにす
る。流れの速度は、更に、流体の粘度により制御され
る。ポート50により、流体を内腔46から拡張バルーンに
流入させることができる。ステントを取り出すためにス
テントを萎ませる必要が生じた場合には、ドレンプラグ
52を使用できる。適当なプラグは、米国特許第5,112,30
6号に記載されている。
圧力応答手段を、随意であるけれども、例えば注射器
ポンプ又はポンプバルブの形態で身体の外側に配置でき
るということが本発明の範疇に含まれるということは理
解されよう。このような手段を使用する場合、注意深く
監視した量の適当な圧力を加えることによって流体を拡
張手段内に移動でき、これによって拡張手段をゆっくり
と拡張できる。
上述のように、本発明の装置の未膨張状態での直径
は、約6.67mm乃至8.67mm(約20フレンチ乃至約26フレン
チ)である。概括的に述べると、直径が約6.67mm(約20
フレンチ)以下であると、適当な排尿及び所望の拡張を
行うことができず、これに対し、未膨張状態で約8.67mm
(約26フレンチ)以上の直径を持つ装置は、通常は、閉
塞された前立腺尿道に挿入する前に陰茎の口部に挿入す
る際、患者にとって非常に苦痛である。かくして、本発
明の装置の内腔の直径は、未膨張状態の装置の直径の範
囲の許容可能な限度内で定められ、好ましくは約6.67mm
(約20フレンチ)程度である。
拡張バルーンを少なくとも30分の期間に亘って、好ま
しくは更に長い期間に亘って徐々にゆっくりと拡張しな
ければならない。20時間の期間当り約1.67mm(約5フレ
ンチ)の速度で拡張を行うのが特に望ましい。かくし
て、拡張させたステントが23.3mm(70フレンチ)である
のが望ましく且つステントの最初の直径が約6.67mm(約
20フレンチ)である場合には、9日乃至10日かけてゆっ
くりと拡張させる。更に、このように拡張期間を長くす
ると、拡張の結果、長い開存度が得られる。これに関
し、本発明の装置は、七日間乃至三十日間の期間に亘っ
て尿道内にとどまるようになっている。三十日間という
のは、尿路感染症の可能性、炎症による拡大や細菌によ
る前立腺炎といった生体適合性の理由により、尿道内に
保持する上での実際上の上限である。
理由はよくわかっていないけれども、本発明の装置を
取り除いた場合、拡張させた尿道は約12箇月乃至約24箇
月程度、又はそれよりも長い期間に亘って拡張させた形
体にとどまる傾向がある。即ち、尿道内腔の開存度がそ
の拡張させた状態にとどまる傾向がある。ゆっくりと拡
張させると、組織の圧迫壊死を引き起こし、繊維性膠原
が前立腺実質内に付着すると考えられている。繊維質組
織は、生理学的に活性でなく、かくして前立腺の収縮能
力を低下させる。前立腺のこの瘢痕形成は、梗塞後に心
筋に生じるものと非常に似ている。
本明細書中に特定的に説明した以外の変形及び変更を
本明細書中に説明し且つ添付図面に示した装置に、本発
明の概念から逸脱することなく行うことができるという
ことは明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スティール,ブラッドフォード・ジョー ジ アメリカ合衆国ミネソタ州55345,ミネ トンカ,クリーク・リッジ・パス 17720 (56)参考文献 特公 平4−22108(JP,B2) 特表 平3−505828(JP,A) 特表 平4−501670(JP,A) 米国特許5084016(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 29/02 A61M 25/00

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】尿道の閉塞部分をゆっくりと拡張するため
    の装置において、 尿道10に挿入するための、基端及び先端を持つ尿路カテ
    ーテル22と、 前記基端と前記先端との間に配置され、少なくとも前記
    尿道10の閉塞部分12の長さを有する、半径方向外方に膨
    張できる拡張手段34と、 圧力の作用で順次収縮できる、圧力応答手段32と、 前記圧力応答手段32と前記拡張手段34との間での流体連
    通を維持する導管手段であり、これにより前記圧力応答
    手段32が圧力の作用で収縮したときに流体を前記圧力応
    答手段32から前記拡張手段34に流すことによって、前記
    尿道10の前記閉塞部分12が所望の直径及び形体に拡張す
    るまで前記拡張手段34を半径方向外方に徐々に膨張させ
    ることができる、導管手段と、 前記拡張手段34を前記尿道10の閉塞部分12内で位置決め
    するように、前記装置を尿道10内で位置決めするために
    前記カテーテル22に設けられる位置決めバルーン32,38
    とを備えることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】前記拡張手段34は、所定速度で半径方向外
    方に膨張できる、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】前記拡張手段34は、24時間の期間に亘って
    約1.67mm乃至約6.67mm(約5フレンチ乃至約20フレン
    チ)の速度で膨張できる、請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】前記圧力応答手段32は、前記カテーテル22
    の先端部分に又はこの先端部分の近くに配置されてお
    り、流体の流入に従って膨張できる、請求項3に記載の
    装置。
  5. 【請求項5】流体の最初の流入により、前記圧力応答手
    段32を一杯に膨らますことができるが、前記拡張手段34
    は部分的にしか膨らまされない、請求項4に記載の装
    置。
  6. 【請求項6】前記拡張手段34は、少なくとも約30分間の
    期間に亘って半径方向外方に膨張できる外面36を有す
    る、請求項3に記載の装置。
  7. 【請求項7】前記拡張手段34は、膨張可能なバルーン34
    の形態である、請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】前記膨張可能なバルーン34は弾性を有し、
    固有の膨張の限度がない、請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】前記バルーン34は、所定の形状及び膨張に
    対する固有の限度を有する、請求項7に記載の装置。
  10. 【請求項10】前記圧力応答手段32は、膨張可能であり
    且つ収縮可能のバルーン32の形態であり、このバルーン
    は、身体の膀胱頚部18の領域に配置された場合に位置決
    めバルーンとして役立つ、請求項4に記載の装置。
  11. 【請求項11】別の位置決めバルーン38が、身体の尿道
    球に配置されるようになっている、請求項4に記載の装
    置。
  12. 【請求項12】前記拡張手段34と前記圧力応答手段32と
    の間の流体連通は、膨張及び収縮の両方に行うため、単
    一の内腔44によってなされている、請求項1に記載の装
    置。
  13. 【請求項13】前記圧力応答手段32の収縮モード中、流
    体が前記圧力応答手段32から前記拡張手段34に導管46に
    よって流れ、この導管は、前記圧力応答手段を最初に膨
    張した内腔44とは別に配置されている、請求項1に記載
    の装置。
  14. 【請求項14】流体抵抗器48が、前記拡張手段34と前記
    圧力応答手段32との間に、前記別に配置された内腔46の
    経路に沿って配置されている、請求項13に記載の装置。
  15. 【請求項15】前記カテーテル22は、前記拡張手段34及
    び前記圧力応答手段32を含むステントと、取り外し自在
    の取り付け部材40の二つの要素からなり、前記ステント
    は、尿道10の閉塞部分12がステントの取り出し後でも拡
    張形体を保持するようにするのに充分な時間に亘って尿
    道10内にとどまることができる、請求項4に記載の装
    置。
  16. 【請求項16】前記ステントは、約5日間乃至約30日間
    の期間に亘って尿道10内にとどまるようになっており、
    この場合、前記拡張させた尿道は約12箇月乃至24箇月の
    期間に亘ってその拡張形体を保持する、請求項15に記載
    の装置。
  17. 【請求項17】尿道の閉塞部分をゆっくりと拡張するた
    めの装置において、 前記尿道12に挿入するための、基端及び先端を持つ尿路
    カテーテル22と、 前記基端と前記先端との間に配置され、少なくとも前記
    尿道10の閉塞部分12の長さと等しい所定の長さを有す
    る、半径方向外方に膨張できる拡張バルーン34と、 膨張可能であり且つ収縮可能のバルーン32の形態であ
    り、前記カテーテル22のところに又はこのカテーテルの
    近くに配置された、圧力応答手段32とを有し、 前記圧力応答手段32及び前記拡張バルーン34は、内腔44
    又は46を通して流体連通しており、これによって、前記
    圧力応答手段32が圧力の作用で収縮したときに流体を前
    記圧力応答手段32から前記拡張バルーン34に流すことに
    よって、前記尿道10の前記閉塞部分12が所望の直径及び
    形体に拡張するまで前記拡張バルーン34を半径方向外方
    に24時間の期間に亘って約1.67mm乃至約6.67mm(約5フ
    レンチ乃至約20フレンチ)の速度で徐々に膨張させるこ
    とができ、 前記内腔46は、その経路に沿って流体抵抗器48を有す
    る、装置。
  18. 【請求項18】前記圧力応答手段32は、身体の膀胱頚部
    18の領域に配置された場合に位置決めバルーンとして役
    立つ、請求項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】前記カテーテル22は、前記拡張手段34及
    び前記圧力応答手段32を含むステントと、取り外し自在
    の取り付け部材40の二つの要素からなり、前記ステント
    は、拡張された尿道がステントの取り出し後でも拡張形
    体を保持するようにするのに充分な時間に亘って尿道10
    の閉塞部分12内にとどまることができる、請求項18に記
    載の装置。
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