JP3132840B2 - 感熱転写記録用受像シートおよび感熱転写記録方法 - Google Patents

感熱転写記録用受像シートおよび感熱転写記録方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感熱転写記録用受像シー
トおよび感熱転写記録方法に関し、更に詳しくは、色素
ムラがなく、保存性の良好な画像を高い転写濃度で得ら
れる感熱転写記録用受像シートと、画像記録表面の形状
を任意に変えることが可能な感熱転写記録方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来か
ら、カラーハードコピーを得る方法としては、インクジ
ェット方式、電子写真方式、感熱転写方式等によるカラ
ー記録技術が検討されており、中でも感熱転写方式は、
操作や保守の容易性や、装置の小型化、低コスト化が可
能であること、ランニングコストが安い等の利点を有し
ている。
【0003】この感熱転写方式には、支持体上に熱溶融
性インク層を有する転写シート(以後、感熱転写記録材
料とも言う。)を感熱ヘッドにより加熱して、熱溶融性
インク層からインクを感熱転写記録用受像シート上に溶
融転写する方式と、支持体上に熱拡散性色素(昇華性色
素)を含有するインク層を有する転写シートを感熱ヘッ
ドにより加熱して、インク層から熱拡散性色素を感熱転
写記録用受像シートに転写する熱拡散転写方式(昇華転
写方式)との二種類があるが、熱拡散転写方式の方が感
熱ヘッドの熱的エネルギーの変化に応じて色素の転写量
を変化させて画像の階調をコントロールすることができ
るので、フルカラー記録に有利である。
【0004】ところで、熱拡散転写方式の感熱転写記録
においては、感熱転写記録材料に用いられる色素が重要
であり、従来のものでは得られた画像の安定性、即ち耐
光性や定着性が良くないという欠点を有している。
【0005】そこでこれらの点を改良するために、特開
昭59−78893号、同59−109394号、同6
0−2398号の各公報には、キレート化可能な熱拡散
性の色素を用い、感熱転写記録用受像シート上にキレー
ト化された色素によって画像を形成する画像形成方法が
開示されている。
【0006】しかしながら、これらの画像形成方法は耐
熱性や定着性を改良する方法としては優れた方法である
が、従来の感熱転写記録用受像シートは、感熱転写時に
感熱転写記録用インクシートから移行してくる色素の拡
散やキレート化が十分に進行せず、画像の均一性が十分
でなかった。
【0007】また、キレート化反応した色素が受像層表
面にあるため、形成された画像の耐光性等も十分でな
く、画像形成時の画像品質を維持することが困難である
という問題点を有している
【0008】本発明は前記の事情に基づいてなされたも
のである。すなわち、本発明の目的は、転写濃度、画像
均一性、画像保存性が改良された感熱転写記録用受像シ
ートおよび画像記録体表面の形状を任意に変えることの
できる感熱転写記録方法を提供することにある。
【0009】
【前記課題を解決するための手段】前記目的を達成する
ための請求項1に記載の本発明は、支持体と、この支持
体に近いほど金属イオン含有化合物濃度が高い受像層と
を積層してなることを特徴とする感熱転写記録用受像シ
ートであり、請求項2に記載の発明は、前記受像層が複
数の層からなる前記請求項1に記載の感熱転写記録用受
像シートであり、請求項3に記載の発明は、前記受像層
が、金属イオン含有化合物の濃度が実質的に0である最
外層を含む前記請求項2に記載の感熱転写記録用受像シ
ートであり、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の感熱転写記録用受像シートと、熱拡散性色素を含むイ
ンク層を支持体上に設けてなる感熱転写記録用インクシ
ートのインク層とを重ね合せ、熱転写により画像を形成
した後、さらに加熱処理することを特徴とする感熱転写
記録方法である。
【0010】以下に本発明について詳述する。
【0011】(1)感熱転写記録用受像シート 本発明の感熱転写記録用受像シートは、基本的に支持体
上に受像層を積層してなる。
【0012】−支持体− 支持体としては、たとえば紙、コート紙、および合成紙
(ポリプロピレン、ポリスチレンもしくは、それらを紙
とはり合せた複合材料)等の各種紙類、塩化ビニル系樹
脂シート、ABS樹脂シート、ポリエチレンテレフタレ
ートベースフィルム、ポリエチレンテレフタレートベー
スフィルム、ポリエチレンナフタレートベースフィルム
等の各種プラスチックフィルムないしシート、各種の金
属で形成されたフィルムないしシート、各種のセラミッ
クス類で形成されたフィルムないしシート等を挙げるこ
とができる。
【0013】支持体中には、後の工程で形成される画像
の鮮明性を高めるために、白色顔料たとえばチタンホワ
イト、炭酸マグネシウム、酸化亜鉛、硫酸バリウム、シ
リカ、タルク、クレー、炭酸カルシウム等が添加されて
いるのが好ましい。
【0014】支持体の厚みは通常20〜1,000μ
m、好ましくは20〜800μmであり、このような範
囲の中から適宜に選定される。
【0015】−受像層− 受像層は、受像層用バインダー、金属イオン含有化合物
および必要に応じて用いられる各種の添加剤とで形成さ
れる。又、例えば実施例7、8のように、受像層が複数
層であり、金属イオン含有化合物濃度が実質的に0であ
る受像層を含む場合、この受像層は、バインダー及び必
要に応じて用いられる各種の添加剤とで形成される。
【0016】本発明においては、受像層が、支持体に近
い側の金属イオン含有化合物濃度が高いことが重要であ
る。受像層中の金属イオン含有化合物が、支持体に近い
ほど高濃度で存在すると、感熱転写記録用受像シート
は、画像の高均一性、高画像保存性を発揮することがで
きる。このような効果を奏させるためには、後述する受
像層用バインダー、金属イオン含有化合物、添加剤等の
中から適宜に材料を選択したり、これらの配合量や受像
層の厚み等を調整すればよい。
【0017】1.受像層用バインダー 一般に、受像層用バインダーとしては、例えばポリ塩化
ビニル樹脂、塩化ビニルと他のモノマー(例えばアルキ
ルビニルエーテル、アリルグリシジルエーテル、プロピ
オン酸ビニル等)との共重合体樹脂、ポリ塩化ビニリデ
ン系樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル酸エステル、メ
タクリル酸エステル、エポキシ樹脂、フェノキシ樹脂、
ポリビニルブチラール、ポリビニルピロリドン、ポリカ
ーボネート、ポリサルフォン、ポリアリレート、ポリパ
ラバン酸、三酢酸セルロース、スチレンアクリレート樹
脂、ビニルトルエンアクリレート樹脂、ポリウレタン樹
脂、ポリアミド樹脂、尿素樹脂、ポリカプロラクトン樹
脂、スチレン−無水マレイン酸樹脂、ポリアクリロニト
リル樹脂を挙げることができる。本発明に用いる受像
層用バインダーとしては、塩化ビニル樹脂、エポキシ
樹脂、フェノキシ樹脂が好ましい
【0018】これらの樹脂は一種を単独に用いることも
できるし、二種以上を組み合わせて用いることもでき
る。
【0019】上記各種の樹脂は新たに合成して使用して
も良いが、市販品を使用することもできる。
【0020】なお、受像層の形成に際しては、上述した
各種の樹脂はその反応活性点を利用して(反応活性点が
無い場合はそれを樹脂に付与する。)、放射線、熱、湿
気、触媒等により架橋もしくは硬化しても良い。
【0021】その場合には、エポキシ、アクリルの如き
放射線活性モノマーや、イソシアナートの如き架橋剤を
用いることができる。
【0022】2.金属イオン含有化合物 前記金属イオン含有化合物を構成する金属イオンとして
は、周期律表の第I〜第VIII族に属する2価および多価
の金属が挙げられるが、中でもAl、Co、Cr、C
u、Fe、Mg、Mn、Mo、Ni、Sn、Tiおよび
Znが好ましく、特にNi、Cu、Co、CrおよびZ
nが好ましい。
【0023】これらの金属イオンを含有する化合物とし
ては、該金属の無機または有機の塩および該金属の錯体
が好ましい。具体例を挙げると、Ni2+、Cu2+、Co
2+、Cr2+およびZn2+を含有した下記一般式で表され
る錯体が好ましく用いられる。
【0024】 [M(Q1k (Q2m (Q3nP+p(L- ) ただし、式中Mは金属イオンを表し、Q1 、Q2 、Q3
は各々Mで表される金属イオンと配位結合可能な配位化
合物を表し、これらの配位化合物としては例えば「キレ
ート化学(5)(南江堂)」に記載されている配位化合
物から選択することができる。特に好ましくは、金属と
配位結合する少なくとも一個のアミノ基を有する配位化
合物を挙げることができ、更に具体的には、エチレンジ
アミンおよびその誘導体、グリシンアミドおよびその誘
導体、ピコリンアミドおよびその誘導体が挙げられる。
【0025】Lは錯体を形成しうる対アニオンであり、
Cr、SO4、ClO4 等の無機化合物アニオンやベン
ゼンスルホン酸誘導体、アルキルスルホン酸誘導体等の
有機化合物アニオンが挙げられるが、特に好ましくはテ
トラフェニルホウ素アニオンおよびその誘導体、ならび
にアルキルベンゼンスルホン酸アニオンおよびその誘導
体である。
【0026】kは1、2または3の整数を表し、mは
1、2または0を表し、nは1または0を表すが、これ
らは前記一般式で表される錯体が4座配位か、6座配位
かによって決定されるか、あるいはQ1 、Q2 、Q3
配位子の数によって決定される。pは1、2または3を
表す。この種の金属イオン含有化合物としては、米国特
許第4,987,049号明細書、特開平1−2179
06号、特開平1−244539号公報に例示されたも
のを挙げることができる。
【0027】金属イオン含有化合物の添加量は、受像層
に対して、0.5〜20g/m2 が好ましく、1〜15
g/m2 がより好ましい。
【0028】3.添加剤 受像層には、剥離剤、酸化防止剤、UV吸収剤、光安定
剤、フィラー(無機微粒子、有機樹脂粒子)、顔料を添
加しても良い。また増感剤として可塑剤、熱溶剤などを
添加しても良い。
【0029】剥離剤は、感熱転写記録用インクシートと
感熱転写記録用受像シートとの剥離性を向上させるため
のものであり、本発明の場合には最外層に含有させるこ
とが好ましい。
【0030】このような剥離剤としては、シリコーンオ
イル(シリコーン樹脂と称されるものも含む。);ポリ
エチレンワックス、アミドワックス、テフロンパウダー
等の固型ワックス類;弗素系、燐酸エステル系の界面活
性剤等が挙げられ、なかでもシリコーンオイル好まし
このシリコーンオイルは、単に添加するタイプ(単
純添加型)と、硬化もしくは反応させるタイプ(硬化反
応型)とがある。
【0031】単純添加型の場合には、バインダーとの相
溶性を向上させるために、変性シリコーンオイル(例え
ばポリエステル変性シリコン樹脂、ウレタン変性シリコ
ン樹脂、アクリル変性シリコン樹脂等)を使用するのが
好ましい。
【0032】これらの単純添加型のシリコーンオイルの
添加量は、その種類に応じて様々に変化することがある
から一律に決定することができないが、一般的にいう
と、通常、受像層用バインダーに対して0.1〜50重
量%であり、好ましくは0.5〜20重量%である。
【0033】硬化反応型のシリコーンオイルとしては、
反応硬化型(たとえばアミノ変性シリコーンオイルとエ
ポキシ変性シリコーンオイルとを反応硬化させたもの
等)、光硬化型、触媒硬化型等が挙げられる。
【0034】これら硬化型シリコーンオイルの添加量は
受像層用バインダーの0.5〜30重量%が好ましい
【0035】なお、受像層最外層は、上記剥離剤を適当
な溶媒に溶解あるいは分散させて塗布した後、乾燥させ
る等によって設けることもできる。
【0036】次に前記酸化防止剤としては、特開昭59
−182785、同60−130735、特開平1−1
27387等に記載の酸化防止剤、および写真その他の
画像記録材料における画像耐久性を改善するものとして
公知の化合物を挙げることができる。
【0037】前記UV吸収剤および光安定剤としては、
特開昭59−158287、同63−74686、同6
3−145089、同59−196292、同62−2
29594、63−122596、同61−28359
5、特開平1−204788などに記載の化合物、およ
び写真その他の画像記録材料における画像耐久性を改善
するものとして公知の化合物を挙げることができる。
【0038】前記フィラーとしては、無機微粒子や有機
樹脂粒子を挙げることができる。
【0039】この無機微粒子としてはシリカゲル、炭酸
カルシウム、酸化チタン、酸性白土、活性白土、アルミ
ナ等を挙げることができ、有機微粒子としてはフッ素樹
脂粒子、グアナミン樹脂粒子、アクリル樹脂粒子、シリ
コン樹脂粒子等の樹脂粒子を挙げることができる。これ
らの無機・有機樹脂粒子は比重により異なるが、0〜3
0重量%の添加が好ましい。
【0040】前記顔料としては、代表例としてチタンホ
ワイト、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、硫酸バリウム、シ
リカ、タルク、クレー、カオリン、活性白土、酸性白土
などを挙げることができる。
【0041】前記可塑剤としてはフタル酸エステル類、
トリメリット酸エステル類、アジピン酸エステル類、そ
の他飽和あるいは不飽和カルボン酸エステル類、クエン
酸エステル類、エポキシ化大豆油、エポキシ化アマニ
油、エポキシステアリン酸エポキシ類、正リン酸エステ
ル類、亜燐酸エステル類、グリコールエステル類などが
挙げられる。
【0042】なお、本発明では、添加剤全体の添加量
は、通常、受像層用バインダーに対して0.1〜30重
量%の範囲である。
【0043】−その他の層− 受像層と支持体との間に断熱性、バリアー性、クッショ
ン性、接着性等の性質を付与する目的として中間層(下
引層)を設けてもよい。
【0044】また、受像層の表面には、感熱転写記録用
インクシートと感熱転写記録用受像シートとの融着防止
等を目的にして、オーバーコート層が積層されていても
良い。
【0045】さらに、受像層と反対の面(支持体面)に
帯電防止やカール防止等を目的としてバッキング層を設
けてもよい。
【0046】上記の中間層、オーバーコート層およびバ
ッキング層の厚みは、通常、0.1〜20μmである。
【0047】(2)感熱転写記録用受像シートの製造 感熱転写記録用受像シートは、前記受像層の形成成分を
溶媒に分散あるいは溶解して受像層形成用塗工液を調製
し、この受像層形成用塗工液を支持体の表面に塗布し乾
燥する塗工法や、前記受像層の形成成分を有する混合物
を溶融押出し、支持体の表面にラミネートするラミネー
ト法等により、形成することができる。これら各種の方
法の中でも、塗工法が好ましい。
【0048】上記塗工法に用いる溶媒としては、水、ア
ルコール類(例えばエタノール、プロパノール)、セロ
ソルブ類(例えばメチルセロソルブ、エチルセロソル
ブ)、芳香族類(例えばトルエン、キシレン、クロルベ
ンゼン)、ケトン類(例えばアセトン、メチルエチルケ
トン)、エステル系溶剤(例えば酢酸エチル、酢酸ブチ
ルなど)、エーテル類(例えばテトラヒドロフラン、ジ
オキサン)、塩素系溶剤(例えばクロロホルム、トリク
ロルエチレン)等が挙げられる。
【0049】前記塗工には、従来から公知のグラビアロ
ールによる塗布法、押し出し塗布法、ワイヤーバー塗布
法、ロール塗布法等を採用することができる。
【0050】受像層において金属イオン含有化合物の濃
度を支持体に近くなるほど大きくなるようにするには、
前記塗工法を採用する場合、十分に溶媒が乾燥する前
に、遠心分離により金属イオン含有化合物を支持体側に
沈降させる方法、電気泳動により支持体側の金属イオン
含有化合物の濃度を高くする方法などがあるが、好まし
くは、金属イオン含有化合物をある濃度で含有する第一
受像層形成用塗工液を支持体の上に塗布し、次いで第一
受像層形成用塗工液における金属イオン含有化合物より
も小さい濃度を有する金属イオン含有化合物を有する第
二受像層形成用塗工液を前記第一受像層形成用塗工液を
塗布し、順次この操作を任意の回数繰り返す方法を採用
するのが良い。
【0051】この場合、第一受像層形成用塗工液を支持
体の上に塗工してからこれを十分に乾燥させ、次いで第
一受像層の表面に第二受像層形成用塗工液を塗工する
と、受像層は金属イオン含有化合物の濃度が層界面にお
いて互いに相違する二層構造にすることができる。ま
た、支持体の上に塗工した第一受像層形成用塗工液が十
分に乾燥しない内に第二受像層形成用塗工液を塗工する
と、第一受像層形成用塗工液と第二受像層形成用塗工液
との界面において、塗工液を形成する各成分の相互拡散
を生じて、その結果、第一受像層と第二受像層との間に
明確な界面がなくなり、しかも第一受像層と第二受像層
とで形成される受像層においては、金属イオン含有化合
物の濃度が支持体に向かうにつれて漸増するようにな
る。あるいは、第一受像層形成用塗工液を支持体の上に
塗工してからこれを十分に乾燥させ、次いで第一受像層
形成用組成物を溶解させるような溶媒を含む第二受像層
形成用塗工液を塗工すると、界面において第一受像層形
成用組成物の溶解、拡散が生じて、その結果、第一受像
層と第二受像層との間に明確な界面がなくなり、かつ金
属イオン含有化合物の濃度が支持体に向かうにつれて増
加するようになる。なお、受像層は前述のような二層構
造に限られず、三層以上の構成にすることもできる。ま
た、受像層は、支持体表面全体に渡って形成されていて
も良いし、表面の一部に形成されていても良い。製造の
簡便さからは、二層構成が好ましい。
【0052】(3)感熱転写記録用インクシート 感熱転写記録用インクシートは、基本的に支持体上にイ
ンク層を積層してなる。
【0053】−支持体− 上記支持体としては、寸法安定性がよく、感熱ヘッドで
の記録の際の熱に耐えるものならば何でもよいが、コン
デンサー紙、グラシン紙のような薄葉紙、ポリエチレン
テレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリアミ
ド、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリサルフォン、
ポリビニルアルコール、セロファン、ポリスチレンのよ
うな耐熱性のプラスチックフィルムを用いることができ
る。
【0054】支持体の厚さは、2〜10μmが好まし
い。
【0055】支持体の形状については特に制限がなく、
たとえば広幅のシートやフィルム、細幅のテープやカー
ドなど任意の形状がある。
【0056】−インク層− 上記インク層は、必須成分として熱拡散性色素とバイン
ダーとを含有する。
【0057】1.熱拡散性色素 本発明に用いられる熱拡散性色素は、例えば特開昭59
−78893号、同59−109349号、同特願平2
−213303号、同2−214719号、同2−20
3742号に記載されている、少なくとも前記記載の金
属イオン含有化合物と2座のキレートを形成することが
できるシアン画像形成色素(以下シアン色素と称す)、
マゼンタ画像形成色素(以下マゼンタ色素と称す)、イ
エロー画像形成色素(以下イエロー色素と称す)を挙げ
ることができる。
【0058】好ましくは、下記一般式(化1)で表わさ
れる色素である。
【0059】
【化1】
【0060】ただし、式中X1 は、少なくとも一つの環
が5〜7個の原子から構成される芳香族の炭素環、また
は複素環を完成するのに必要な原子の集まりを表わし、
アゾ結合に結合する炭素原子の隣接位の少なくとも一つ
が、窒素原子またはキレート化基で置換された炭素原子
である。X2 は、少なくとも一つの環が5〜7個の原子
から構成される芳香族複素環または、芳香族炭素環を表
わす。Gはキレート化基を表わす。
【0061】インク層に含有される熱拡散性色素は、形
成しようとする画像が単色であるならば、イエロー色
素、マゼンタ色素、およびシアン色素の何れであっても
良い。また、形成しようとする画像の色調によっては、
前記三種の色素のいずれか二種以上もしくは他の熱拡散
性色素を含んでいても良い。
【0062】前記熱拡散性色素の使用量は、通常、支持
体1m2 あたり0.1〜20g、好ましくは0.2〜5
gである。
【0063】2.バインダ− インク層のバインダーとしてはセルロース付加化合物、
セルロースエステル、セルロースエーテル等のセルロー
ス系樹脂;ポリビニルアルコール、ポリビニルホルマー
ル、ポリビニルアセトアセタール、ポリビニルブチラー
ル等の、ポリビニルアセタール樹脂、ポリビニルピロリ
ドン、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリルアミド、スチレン
系樹脂、ポリ(メタ)アクリル酸系エステル、ポリ(メ
タ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸共重合体などのビ
ニル系樹脂、ゴム系樹脂、アイオノマー樹脂、オレフィ
ン系樹脂、ポリエステル樹脂等が挙げられる。
【0064】これらの樹脂のうちでも保存性の優れたポ
リビニルブチラール、ポリビニルアセトアセタールある
いはセルロース系樹脂が好ましい。
【0065】前記各種のバインダーは、その一種を単独
で使用することもできるし、またその二種以上を併用す
ることもできる。
【0066】バインダーと前記熱拡散性色素との重量比
は、1:10〜10:1が好ましく、2:8〜7:3の
範囲が特に好ましい。
【0067】3.その他の任意成分 さらに前記インク層には、各種の添加剤を適宜に添加す
ることができる。
【0068】その添加剤としては、シリコン樹脂、シリ
コンオイル(反応硬化タイプも可)、シリコン変性樹
脂、フッ素樹脂、界面活性剤、およびワックス類等の剥
離性化合物、金属微粉末、シリカゲル、金属酸化物、カ
ーボンブラック、および樹脂微粉末等のフィラー、バイ
ンダー成分と反応可能な硬化剤(たとえばイソシアネー
ト類やアクリル類やエポキシ類等の放射線活性化合物)
などを挙げることができる。
【0069】さらにまた、添加剤として転写を促進する
ための熱溶融性物質、たとえばワックスや高級脂肪酸エ
ステルなどの、特開昭59−106997号記載の化合
物を挙げることができる。
【0070】−その他の層− なお、感熱転写記録用インクシートは、支持体とインク
層とからなる二層構成に限られず、その他の層が形成さ
れていても良い。
【0071】例えば、感熱転写記録用受像シートとの融
着や熱拡散性色素の裏移り(ブロッキング)を防止する
目的で、インク層の表面にオーバーコート層を設けても
良い。
【0072】また支持体にはバインダーとの接着性の改
良や色素の支持体側への転写、染着を防止する目的で下
引層を有していてもよい。
【0073】さらに支持体の裏面(インク層と反対側)
には、ヘッドの支持体に対する融着やスティッキング、
感熱転写記録用インクシートのシワが発生するのを防止
する目的でスティッキング防止層を設けてもよい。
【0074】上記のオーバーコート層、下引層およびス
ティッキング防止層の厚みは通常、0.1〜1μmであ
る。
【0075】(4)感熱転写記録用インクシートの製造 感熱転写記録用インクシートは、インク層を形成する前
記各種の成分を溶媒に分散ないし溶解してなるインク層
形成用塗工液を調製し、これを支持体の表面に塗工し、
乾燥することにより製造することができる。
【0076】なお、前記バインダーは、一種または二種
以上を溶媒に溶解もしくはラテックス状に分散させて用
いる。
【0077】前記溶媒としては、水、エタノール、テト
ラヒドロフラン、メチルエチルケトン、トルエン、キシ
レン、クロロホルム、ジオキサン、アセトン、シクロヘ
キサン、酢酸ノルマルブチル等を挙げることができる。
【0078】前記塗工には、従来から公知のグラビアロ
ールによる面順次塗り別け塗布法、押し出し塗布法、ワ
イヤーバー塗布法、ロール塗布法等を採用することがで
きる。
【0079】インク層は、支持体の表面の全面あるいは
一部の表面に、単色の熱拡散性色素を含有する層として
形成されても良いし、また、バインダーとイエロー色素
とを含有するイエローインク層、バインダーとマゼンタ
色素とを含有するマゼンタインク層およびバインダーと
シアン色素とを含有するシアンインク層が、平面方向に
沿って一定の繰り返しで支持体の表面の全面あるいは一
部の表面に形成されていても良い。
【0080】また、平面方向に沿って配列された前記三
層のインク層に加えて、黒色画像形成物質を含む黒色イ
ンク層が介在していても良い。
【0081】なお、黒色インク層については、拡散転写
型でも溶融転写型でも、鮮明な画像が得られる。
【0082】かくして形成されたインク層の膜厚は、通
常、0.2〜10μmであり、好ましくは、0.3〜3
μmである。
【0083】なお、感熱転写記録用インクシートに、パ
ーフォレーションを形成したり、あるいは色相の異なる
区域の位置を検出するための検知マークなどを設けるこ
とによって、使用時の便を図ることもできる。
【0084】(5)画像の形成(熱転写記録) 画像を形成するには、感熱転写記録用インクシートのイ
ンク層と感熱転写記録用受像シートの受像層とを重ねあ
わせ、インク層と受像層との界面にイメージワイズに熱
エネルギーを与える。
【0085】すると、インク層中の熱拡散性色素は、こ
の画像形成時に加えられた熱エネルギーに応じた量だけ
気化あるいは昇華し、受像層側に移行され受容される結
果、受像層にキレート色素画像が形成される。
【0086】受像層に画像が形成されるといっても、一
般に、熱拡散性色素の濃度は受像層表面の方が高い場合
が多く、その際には、キレート化された熱拡散性色素も
表面に多く存在する。このような場合には、形成された
キレート色素画像の画像保存性(たとえば耐光性など)
に十分な効果が得られない場合がある。
【0087】本発明では、支持体に近いほど金属イオン
含有化合物の量を多く存在させているため、画像を形成
するキレート化した熱拡散性色素というものも、支持体
に近いほど多く存在する。しかしながら、画像形成時に
は、キレート化していない熱拡散性色素が受像層内に存
在する場合があるため、前記画像を形成した感熱転写記
録用受像シ−トをさらに熱処理するのである。
【0088】このように、支持体に近いほど金属イオン
含有化合物の量が多く存在するという条件下で画像形成
後に熱処理を行なうと、キレート化していない熱拡散性
色素が十分に拡散し、キレート化した安定な熱拡散性色
素画像が形成されるだけではなく、表面近傍にキレート
化した熱拡散性色素が少ないため、定着性が向上し、し
かも光・熱などによる色素の滲みやブリ−ドアウトが防
止され、画像の耐光保存性、耐熱保存性が向上する。
【0089】さらに、加熱処理の際に、圧着等の手段を
併用することによって、受像層表面の形状を任意に変え
ることができる。
【0090】前記熱処理の手段としては公知の手段が用
いられ、たとえば通常よく用いられるヒ−トロ−ル、ホ
ットスタンプ以外に画像形成時に用いられる後述の熱
源、すなわちサ−マルヘッド、レ−ザ−光、赤外線フラ
ッシュ、熱ペンなども用いることができる。
【0091】これらの熱源のうち、サ−マルヘッドを用
いる場合には、ヘッド等を保護するために、インク層の
ない領域を設けた感熱転写記録用インクシ−トあるいは
別の熱処理用のシートを介して、画像を有する感熱転写
記録用受像シ−トを熱処理することが好ましい。
【0092】いずれの場合にせよ、熱拡散性色素を支持
体近傍まで拡散させるのであるから、十分に熱エネルギ
ーが供給される必要がある。そのため熱処理時の加熱
は、十分に供給されるのであれば受像層表面側、支持体
側あるいはその両側からのいずれであってもよいが、効
率的な熱処理としては、支持体側から加熱するのが好ま
しい。
【0093】前記熱処理の加熱温度、および加熱時間は
熱源によって異なるが、後述の画像を記録する際に用い
る熱源はいずれも使用でき、通常の画像記録を行う範囲
内で熱処理を行うことができる。
【0094】前記熱処理にヒートロールを用いる場合の
加熱温度は、通常、70〜200℃、好ましくは100
〜150℃の範囲であり、またその搬送速度は、通常、
0.01〜20mm/秒、好ましくは0.05〜10m
m/秒である。
【0095】また、前記熱処理にホットスタンプを用い
る場合の加熱温度は、通常、50〜200℃、好ましく
は80〜150℃の範囲で、圧力としては、通常、0.
05〜20Kg/cm2 、好ましくは0.5〜5Kg/
cm2 、また加熱時間は、通常0.1〜20秒、好まし
くは0.5〜10秒である。
【0096】ところで、前述の画像形成するための熱エ
ネルギーを与える熱源としては、サーマルヘッドが一般
的であるが、このほかにレーザー光、赤外線フラッシ
ュ、熱ペンなどの公知のものを使用することができる。
【0097】熱エネルギーを与える熱源としてサーマル
ヘッドを用いるときは、サーマルヘッドに印加する電圧
あるいはパルス巾を変調することにより、与える熱エネ
ルギーを連続的にあるいは多段階に変化させることがで
きる。
【0098】熱エネルギーを与える熱源としてレーザー
光を用いるときは、レーザー光の光量や照射面積を変化
させることにより与える熱エネルギーを変化させること
ができる。
【0099】この場合、レーザー光を吸収し易くするた
め、レーザー光吸収材料(例えば、半導体レーザーの場
合、カーボンブラックや近赤外線吸収物質など)をイン
ク層中、もしくはインク層近傍に存在せしめるとよい。
【0100】なお、レーザー光を用いるときは感熱転写
記録用インクシートと感熱転写記録用受像シートとを充
分に密着させて行なうとよい。
【0101】音響光学素子を内蔵したドットジェネレー
ターを用いれば網点の大小に応じた熱エネルギーを与え
ることもできる。
【0102】熱エネルギーを与える熱源として赤外線フ
ラッシュランプを用いるときは、レーザー光を用いる場
合と同様に、加熱を黒色などの着色層を介して行なうと
よい。
【0103】あるいは黒色などの、画像の濃淡を連続的
に表現したパターンあるいは網点パターンを介して加熱
を行なってもよいし、また一面の黒色などの着色層と前
記のパターンのネガに相当するネガパターンを組み合わ
せて加熱を行なってもよい。熱エネルギーの与え方とし
ては感熱転写記録用インクシート側から行なっても、感
熱転写記録用受像シート側から行なっても、あるいは両
側から行なってもよいが、熱エネルギーの有効利用を優
先させるなら、感熱転写記録用インクシート側から行な
うのが望ましい。
【0104】以上の熱転写記録により、感熱転写記録用
受像シートの受像層に一色の画像を記録することができ
るが、下記の方法によると、各色の掛け合せからなるカ
ラー写真調のカラー画像を得ることもできる。
【0105】たとえばイエロー、マゼンタ、シアンおよ
び必要に応じて黒色の感熱転写記録用感熱シートを順次
取り換えて、各色に応じた熱転写を行なうと、各色のか
けあわせからなるカラー写真調のカラー画像を得ること
もできる。
【0106】またさらに、上記のように各色の感熱転写
記録用インクシートを用いるかわりに、予め各色に塗り
分けて形成した区域を有する感熱転写記録用インクシー
トを用いる方法の有効である。
【0107】そして、まずイエローの区域を用いてイエ
ローの分色画像を熱転写し、次にマゼンタの区域を用い
てマゼンタの分色画像を熱転写し、以下、順次に繰り返
すことによりイエロー、マゼンタ、シアン、及び必要に
より黒色の分色画像と順に熱転写する方法を採る。
【0108】この方法でも、カラー写真調のカラー画像
を得ることが可能であるが、さらに好都合なことに、こ
の方法には前記のような感熱転写記録用感熱シートの交
換が不要になるという利点がある。
【0109】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に具体的に説
明するが、本発明は、これらの実施例に限定されるもの
ではない。なお、以下において「部」は「重量部」を表
わす。
【0110】(実施例1) −感熱転写記録用インクシートの製造− 支持体として厚み6μmのポリエチレンテレフタレート
フィルム[東レ(株)製、]のコロナ処理された表面
に、下記組成のインク層形成用塗工液をワイヤーバーコ
ーティング法により、乾燥後の厚みが1μmになるよう
に塗布、乾燥するとともに、コロナ処理されていない裏
面にシリコーン樹脂[大日精化(株)製、SP−210
5]を含有するニトロセルロース溶液をスポイトで1、
2滴垂らして全面に広げ、背面処理コートを行なうこと
により感熱転写記録用インクシートを得た。
【0111】 インク層形成用塗工液; 熱拡散性色素・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3部 (化2で示される構造を有するイエロー色素) ニトロセルロース・・・・・・・・・・・・・・・・・・3部 [旭化成工業(株)製、セルノバBTH1/2] メチルエチルケトン・・・・・・・・・・・・・・・・44部 ジオキサン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・・10部。
【0112】
【化2】
【0113】−感熱転写記録用受像シートの製造− 支持体として厚み150μmの合成紙[商品名ユポFP
G−150;王子油化合成紙(株)製]上に下記組成の
受像層下層形成用塗工液と受像層上層形成用塗工液とを
塗工法により順次、塗布・乾燥し、合成紙上に厚み10
μmの受像層下層と厚み2μmの受像層上層とを形成す
ることによって、感熱転写記録用受像シートを得た。
【0114】 受像層下層形成用塗工液; ポリ塩化ビニル樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・6部 [信越化学工業(株)製、TK600] 金属イオン含有化合物・・・・・・・・・・・・・・・・4部 [[Ni(C25 NHCH2 CH2 NH2 )]2+[(C654 B]2-] ジオキサン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40部 メチルエチルケトン・・・・・・・・・・・・・・・・40部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・・10部。
【0115】受像層上層形成用塗工液; エポキシ樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9.0部 [東都化成(株)製、エポトートYD−014] 金属イオン含有化合物・・・・・・・・・・・・・・・・0.5部 [[Ni(C25 NHCH2 CH2 NH2 )]2+[(C654 B]2-] ポリエステル変性シリコーン樹脂・・・・・・・・・・・0.5部 [信越化学工業(株)製、X−24−8300] メチルエチルケトン・・・・・・・・・・・・・・・・80.0部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・・10.0部。
【0116】−画像形成− まず、前記感熱転写記録用インクシートと上記感熱転写
記録用受像シートとを、前者のインク層表面と後者の受
像層表面とが接するように重ね合わせ、感熱転写記録用
インクシートの支持体側から、下記の条件にて感熱ヘッ
ドを当てて画像を形成した。次いで、感熱転写記録用イ
ンクシートと感熱転写記録用受像シートとを引き剥が
し、画像を感熱転写記録用受像シート上に転写した。
【0117】画像記録後、受像層表面の転写濃度、画像
の耐熱性、耐光性、定着性および滲み防止性について、
下記の基準で評価した。結果を表1に示す。
【0118】 主走査、副走査の線密度:8ドット/mm 記録電力 :0.6W/ドット 感熱ヘッドの加熱時間 :20msec(印加エネルギー約11.2×1 -3 )から2msec(印加エネルギー約1 .12×1 -3 )の間で段階的に加熱時間を 調整した。
【0119】転写濃度: 光学濃度計で反射濃度OD値を測定した。 ◎・・・・OD値が2.5以上 〇・・・・OD値が2.0〜2.5未満 △・・・・OD値が1.7〜2.0未満 X・・・・OD値が1.7未満
【0120】耐熱性(耐熱画像保存性):画像を記録し
た感熱転写記録用受像シートを77℃、相対湿度80%
の環境下に72時間保持して、色素のブリードアウトお
よび色素の変色や褪色の有無を目視で判断するととも
に、分光光度計および光学濃度計で測定し判断した。 ◎・・・・色素の変色や褪色が全く認められない。 ○・・・・色素の変色や褪色がわずかに認められる。 △・・・・色素の変色や褪色が認められる。 X・・・・色素の変色や褪色が著しい。
【0121】耐光性(耐光画像保存性):画像を記録し
た感熱転写記録用受像シートをキセノンウェーザーメー
ターで72時間露光した後、画像を黙視で観察するとと
もに、分光光度計および光学濃度計で測定し判断した。 ◎・・・・色素の変色や褪色が全く認められない。 ○・・・・色素の変色や褪色がわずかに認められる。 △・・・・色素の変色や褪色が認められる。 X・・・・色素の変色や褪色が著しい。
【0122】色素の定着性: 画像を記録した感熱転写記録用受像シートを本発明の画
像を記録していない感熱転写記録用受像シートとを対面
させ、40g/cm2 の荷重を掛け、60℃・48時間
放置後画像を記録していない感熱転写記録用受像シート
に転写した色素の転写濃度で判断した。 ◎・・・・転写した色素が全く認められない。 ○・・・・転写した色素濃度が0.10未満であった。 △・・・・転写した色素濃度が0.10以上、0.15
未満であった。 X・・・・転写した色素濃度が0.15以上であった。
【0123】色素の滲み防止性:画像を記録した感熱転
写記録用受像シートを60℃・1週間放置後滲み具合を
目視で判断した。 ○・・・・滲みがほとんど認められない。 X・・・・滲みが認められた。
【0124】(実施例2)受像層下層形成用塗工液と受
像層上層形成用塗工液の組成とを下記のものに変えた以
外は実施例1と同様にして感熱転写記録用受像シートを
製造し、実施例1と同じ感熱転写記録用インクシートを
使用して、実施例1と同様にして画像を形成し評価し
た。結果を表1に示した。
【0125】 受像層下層形成用塗工液; ポリ塩化ビニル樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・5.0部 [信越化学工業(株)製、TK300] 金属イオン含有化合物・・・・・・・・・・・・・・・・4.0部 [[Ni(C25 NHCH2 CH2 NH2 )]2+[(C654 B]2-] フタル酸アルキルエステル・・・・・・・・・・・・・・1.0部 [大八化学(株)製、DOP] メチルエチルケトン・・・・・・・・・・・・・・・・80.0部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・
・10.0部。
【0126】受像層上層形成用塗工液; フェノキシ樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9.0部 [東都化成(株)製、フェノトートYP−50] 金属イオン含有化合物・・・・・・・・・・・・・・・・0.5部 [[Ni(C25 NHCH2 CH2 NH2 )]2+[(C654 B]2-] ポリエステル変性シリコーン樹脂・・・・・・・・・・・0.5部 [信越化学工業(株)製、X−24−8300] ジオキサン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80.0部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・・10.0部。
【0127】(実施例3) 受像層下層形成塗工液および受像層上層形成塗工液の組
成を下記のものに変え、支持体側から膜厚2μmになる
ように順次塗布・乾燥して感熱転写記録用受像シートを
製造し(支持体側から下記Xが3、4.5、6、7.
5、9)、実施例1と同じ感熱転写記録用インクシート
を使用して、実施例1と同様にして画像を形成し評価し
た。結果を表1に示した。
【0128】受像層下層形成用塗工液; エポキシ樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・X部 [東都化成(株)製、エポトートYD−014] 金属イオン含有化合物・・・・・・・・・・・・・(10−X)部 [[Ni(C25 NHCH2 CH2 NH2 )]2+[(C654 B]2-] メチルエチルケトン・・・・・・・・・・・・・・・・80.0部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・・10.0部。
【0129】受像層上層形成用塗工液; フェノキシ樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9.0部 [東都化成(株)製、フェノトートYP−50] 金属イオン含有化合物・・・・・・・・・・・・・・・・0.5部 [[Ni(C25 NHCH2 CH2 NH2 )]2+[(C654 B]2-] ポリエステル変性シリコーン樹脂・・・・・・・・・・・0.5部 [信越化学工業(株)製、X−24−8300] ジオキサン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・80.0部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・・10.0部。
【0130】(実施例4)実施例1において、画像形成
後に、ヒートローラーで支持体側から加熱温度120
℃、搬送速度5mm/secで熱処理を行った後に、画
像を評価した。結果を表1に示した。
【0131】(実施例5)受像層下層形成用塗工液と受
像層上層形成用塗工液の組成とを下記のものに変えた以
外は実施例1と同様にして感熱転写記録用受像シートを
製造し、実施例1と同じ感熱転写記録用インクシートを
使用して、実施例1と同様にして画像を形成し、ヒート
ローラーで支持体側から加熱(130℃、搬送速度5m
m/sec)後に、その画像を評価した。結果を表1に
示した。
【0132】 受像層下層形成用塗工液; ポリ塩化ビニル樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・2.5部 [信越化学工業(株)製、TK600] 塩化ビニル系樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・・2.5部 [積水化学工業(株)製、エスメディカV1330E] 金属イオン含有化合物・・・・・・・・・・・・・・・・5部 [[Ni(C25 NHCH2 CH2 NH2 )]2+[(C654 B]2-] メチルエチルケトン・・・・・・・・・・・・・・・・80.0部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・・10.0部。
【0133】受像層上層形成用塗工液; 塩化ビニル系樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・・9.0部 [積水化学工業(株)製、エスメディカV5142E] 金属イオン含有化合物・・・・・・・・・・・・・・・・0.5部 [[Ni(C25 NHCH2 CH2 NH2 )]2+[(C654 B]2-] ポリエステル変性シリコーン樹脂・・・・・・・・・・・0.5部 [信越化学工業(株)製、X−24−8300] メチルエチルケトン・・・・・・・・・・・・・・・・80.0部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・・10.0部。
【0134】(実施例6)受像層下層形成用塗工液と受
像層上層形成用塗工液の組成とを下記のものに変えた以
外は実施例1と同様にして感熱転写記録用受像シートを
製造し、実施例1と同じ感熱転写記録用インクシートを
使用して、実施例1と同様にして画像を形成し、ヒート
ローラーで支持体側から加熱(120℃、搬送速度5m
m/sec)後に、その画像を評価した。結果を表1に
示した。
【0135】 受像層下層形成用塗工液; エポキシ樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5.0部 [東都化成(株)製、エポトートYDF−2001] 金属イオン含有化合物・・・・・・・・・・・・・・・・5.0部 [[Ni(C25 NHCH2 CH2 NH2 )]2+[(C654 B]2-] メチルエチルケトン・・・・・・・・・・・・・・・・80.0部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・・10.0部。
【0136】受像層上層形成用塗工液; エポキシ樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9.0部 [東都化成(株)製、エポトートYD−017] 金属イオン含有化合物・・・・・・・・・・・・・・・・0.5部 [[Ni(C25 NHCH2 CH2 NH2 )]2+[(C654 B]2-] ポリエステル変性シリコーン樹脂・・・・・・・・・・・0.5部 [信越化学工業(株)製、X−24−8300] メチルエチルケトン・・・・・・・・・・・・・・・・80.0部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・・10.0部。
【0137】(実施例7)受像層下層形成用塗工液と受
像層上層形成用塗工液の組成とを下記のものに変えた以
外は実施例1と同様にして感熱転写記録用受像シートを
製造し、実施例1と同じ感熱転写記録用インクシートを
使用して、実施例1と同様にして画像を形成し、ヒート
ローラーで支持体側から加熱(130℃、搬送速度5m
m/sec)後に、その画像を評価した。結果を表1に
示した。
【0138】 受像層下層形成用塗工液; エポキシ樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5.0部 [油化シェルエポキシ(株)製、エピコート1001] 金属イオン含有化合物・・・・・・・・・・・・・・・・5.0部 [[Ni(C25 NHCH2 CH2 NH2 )]2+[(C654 B]2-] メチルエチルケトン・・・・・・・・・・・・・・・・80.0部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・・10.0部。
【0139】受像層上層形成用塗工液; 塩化ビニル系樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・・9.5部 [ユニオンカーバイト社製、VYHH] ポリエステル変性シリコーン樹脂・・・・・・・・・・・0.5部 [信越化学工業(株)製、X−24−8300] メチルエチルケトン・・・・・・・・・・・・・・・・80.0部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・・10.0部。
【0140】(実施例8)受像層上層形成用塗工液の組
成を下記のものに変えた以外は実施例1と同様にして感
熱転写記録用受像シートを製造し、実施例1と同じ感熱
転写記録用インクシートを使用して、実施例1と同様に
して画像を形成し、ヒートローラーで支持体側から加熱
(120℃、搬送速度3mm/sec)後に、その画像
を評価した。結果を表1に示した。
【0141】受像層上層形成用塗工液; エポキシ樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9.5部 [東都化成(株)製、エポトートYD−014] ポリエステル変性シリコーン樹脂・・・・・・・・・・・0.5部 [信越化学工業(株)製、X−24−8300] メチルエチルケトン・・・・・・・・・・・・・・・・80.0部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・・10.0部。
【0142】(実施例9)受像層上層形成用塗工液の組
成を下記のものに変え、受像層上層の外側に下記組成の
オーバーコート層形成用塗工液を塗布、乾燥して、厚み
1μmのオーバーコート層を設けた以外は実施例1と同
様にして感熱転写記録用受像シートを製造し、実施例1
と同じ感熱転写記録用インクシートを使用して、実施例
1と同様にして画像を形成し、ヒートローラーで支持体
側から加熱(130℃、搬送速度3mm/sec)後
に、その画像を評価した。結果を表1に示した。
【0143】 受像層上層形成用塗工液; エポキシ樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7.0部 [東都化成(株)製、エポトートYD−012] 金属イオン含有化合物・・・・・・・・・・・・・・・・3.0部 [[Ni(C25 NHCH2 CH2 NH2 )]2+[(C654 B]2-] ジオキサン・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40.0部 メチルエチルケトン・・・・・・・・・・・・・・・・40.0部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・・10.0部。
【0144】オーバーコート層形成用塗工液; 塩化ビニル系樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・・9.5部 [東ソー(株)製、リュウロンQC−640] ポリエステル変性シリコーン樹脂・・・・・・・・・・・0.5部 [信越化学工業(株)製、X−24−8300] メチルエチルケトン・・・・・・・・・・・・・・・・80.0部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・・10.0部。
【0145】(実施例10)受像層上層形成用塗工液の
組成を下記のものに変えた以外は実施例1と同様にして
感熱転写記録用受像シートを製造し、実施例1と同じ感
熱転写記録用インクシートを使用して、実施例1と同様
にして画像を形成し、ヒートローラーで加熱(120
℃、搬送速度5mm/sec)後に、その画像を評価し
た。結果を表1に示した。
【0146】受像層上層形成用塗工液; 塩化ビニル系樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・・7.5部 [積水化学(株)製、エスメディカV 1330E] 金属イオン含有化合物・・・・・・・・・・・・・・・・0.5部 [[Ni(C25 NHCH2 CH2 NH2 )]2+[(C654 B]2-] ポリエステル変性シリコーン樹脂・・・・・・・・・・・0.5部 [信越化学工業(株)製、X−24−8300] 紫外線吸収剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1.5部 [BASF社製、ユビナールN−35] メチルエチルケトン・・・・・・・・・・・・・・・・80.0部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・・10.0部。
【0147】(実施例11)上下受像層形成用塗工液の
組成を下記のものに変え、受像層上層の外側に下記組成
のオーバーコート層形成用塗工液を塗布、乾燥して、厚
み1μmのオーバーコート層を設けた以外は実施例1と
同様にして感熱転写記録用受像シートを製造し、実施例
1と同じ感熱転写記録用インクシートを使用して、実施
例1と同様にして画像を形成し、ヒートローラーで支持
体側から加熱(130℃、搬送速度3mm/sec)後
に、その画像を評価した。結果を表2に示した。
【0148】 受像層下層形成用塗工液; ポリ塩化ビニル樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・2部 [信越化学工業(株)製、TK300] エポキシ樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2部 [油化シェルエポキシ(株)製、エピコート1001] フタル酸アルキルエステル・・・・・・・・・・・・・・1部 [大八化学(株)製、DOP] 金属イオン含有化合物・・・・・・・・・・・・・・・・5部 [[Ni(C25 NHCH2 CH2 NH2 )]2+[(C654 B]2-] メチルエチルケトン・・・・・・・・・・・・・・・・80部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・・10部。
【0149】 受像層上層形成用塗工液; 塩化ビニル系樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・・8.0部 [ユニオンカーバイト社製、VYHH] 金属イオン含有化合物・・・・・・・・・・・・・・・・2.0部 [[Ni(C25 NHCH2 CH2 NH2 )]2+[(C654 B]2-] メチルエチルケトン・・・・・・・・・・・・・・・・80.0部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・・10.0部。
【0150】オーバーコート層形成用塗工液; 塩化ビニル系樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・・8.0部 [東ソー(株)製、リュウロンQC−640] ポリエステル変性シリコーン樹脂・・・・・・・・・・・0.5部 [信越化学工業(株)製、X−24−8300] 紫外線吸収剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1.5部 [BASF社製、ユビナールN−35] メチルエチルケトン・・・・・・・・・・・・・・・・80.0部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・・10.0部。
【0151】(実施例12)実施例1において、画像形
成後に加熱温度120℃、圧力1.5Kg/cm2、加
熱時間5secでホットスタンプによる熱処理をした後
に、その画像を評価した。結果を表2に示した。
【0152】(実施例13)実施例3において、画像形
成後に加熱温度120℃、圧力2Kg/cm2 、加熱時
間5secでホットスタンプによる熱処理をした後に、
その画像を評価した。結果を表2に示した。
【0153】(実施例14)受像層下層形成用塗工液と
受像層上層形成用塗工液の組成とを下記のものに変えた
以外は実施例1と同様にして感熱転写記録用受像シート
を製造し、実施例1と同じ感熱転写記録用インクシート
を使用して、実施例1と同様にして画像を形成し、赤外
線フラッシュランプを支持体側から照射して熱処理した
後に、その画像を評価した。結果を表2に示した。
【0154】 受像層下層形成用塗工液; 塩化ビニルーイソブチルビニルエ−テル共重合体・・・・3.9部 [BASF社製、ラロフレックスMP25] 金属イオン含有化合物・・・・・・・・・・・・・・・・5.0部 [[Ni(C25 NHCH2 CH2 NH2 )]2+[(C654 B]2-] トリメリット酸アルキルエステル・・・・・・・・・・・1.0部 [旭電化工業(株)製、アデカサイザーC79] 赤外線吸収剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.1部 [日本化薬(株)製、カヤソーブCY−9] メチルエチルケトン・・・・・・・・・・・・・・・・ 80.0部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10.0部。
【0155】受像層上層形成用塗工液; エポキシ樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6.0部 [東都化成(株)製、エポトートYD−7011] ポリ塩化ビニル樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・3.0部 [信越化学工業(株)製、TK300] 金属イオン含有化合物・・・・・・・・・・・・・・・・0.5部 [[Ni(C25 NHCH2 CH2 NH2 )]2+[(C654 B]2-] ポリエステル変性シリコーン樹脂・・・・・・・・・・・0.5部 [信越化学工業(株)製、X- 24- 8300] 赤外線吸収剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.01部 [日本化薬(株)製、カヤソーブCY−9] メチルエチルケトン・・・・・・・・・・・・・・・・ 80.0部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10.0部。
【0156】(実施例15)受像層下層形成用塗工液と
受像層上層形成用塗工液の組成とを下記のものに変えた
以外は実施例1と同様にして感熱転写記録用受像シート
を製造し、実施例1と同じ感熱転写記録用インクシート
を使用して、前記感熱転写記録用インクシートと感熱転
写記録用受像シートとを、前者のインク層表面と後者の
受像層表面とが接するように重ね合わせ、感熱転写記録
用インクシートの支持体側から、半導体レーザLT09
0MD/MF[波長830nm、最高光出力100m
w、シャープ(株)製]のレーザ光を集光して約80μ
m径のビーム光を照射し、画像を形成し、その得られた
画像を評価した。結果を表2に示した。
【0157】 受像層下層形成用塗工液; フェノキシ樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4.8部 [ユニオンカーバイト社製、PKHH] 金属イオン含有化合物・・・・・・・・・・・・・・・・4.0部 [[Ni(C25 NHCH2 CH2 NH2 )]2+[(C654 B]2-] 近赤外線吸収剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.2部 [三井東圧染料(株)製、SIR−103] フタル酸アルキルエステル・・・・・・・・・・・・・・1.0部 [大八化学(株)製、DOP] メチルエチルケトン・・・・・・・・・・・・・・・・40.0部 ジオキサン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40.0部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・・10.0部。
【0158】受像層上層形成用塗工液; 塩化ビニル系樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・・8.95部 [東ソー(株)製、リュウロンQC−640] 金属イオン含有化合物・・・・・・・・・・・・・・・・0.5部 [[Ni(C25 NHCH2 CH2 NH2 )]2+[(C654 B]2-] 近赤外線吸収剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.05部 [三井東圧染料(株)製、SIR−103] ポリエステル変性シリコン樹脂・・・・・・・・・・・・0.5部 [信越化学工業(株)製、X- 24- 8300] メチルエチルケトン・・・・・・・・・・・・・・・・80.0部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・・10.0部。
【0159】(実施例16)受像層下層形成用塗工液と
受像層上層形成用塗工液の組成とを下記のものに変えた
以外は実施例1と同様にして感熱転写記録用受像シート
を製造し、実施例1と同じ感熱転写記録用インクシート
を使用して、実施例15と同様に半導体レーザで画像を
形成し、赤外線フラッシュランプを支持体側から照射し
て熱処理した後に、その画像を評価した。結果を表2に
示した。
【0160】 受像層下層形成用塗工液; エポキシ樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4.8部 [油化シェルエポキシ(株)製、エピコート1001] 金属イオン含有化合物・・・・・・・・・・・・・・・・4.0部 [[Ni(C25 NHCH2 CH2 NH2 )]2+[(C654 B]2-] 近赤外線吸収剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.2部 [三井東圧染料(株)製、SIR−103] フタル酸アルキルエステル・・・・・・・・・・・・・・1.0部 [大八化学(株)製、DOP] メチルエチルケトン・・・・・・・・・・・・・・・・80.0部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・・10.0部。
【0161】受像層上層形成用塗工液; 塩化ビニル系樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・7.45部 [ユニオンカーバイト社製、VYHH] 金属イオン含有化合物・・・・・・・・・・・・・・・0.5部 [[Ni(C25 NHCH2 CH2 NH2)]2+[(C654B]2-] 近赤外線吸収剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.05部 [三井東圧染料(株)製、SIR−103] ポリエステル変性シリコーン樹脂・・・・・・・・・・0.5部 [信越化学工業(株)製、X−24−8300] 紫外線吸収剤・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1.5部 [BASF社製、ユビナールN−35] メチルエチルケトン・・・・・・・・・・・・・・・80.0部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・10.0部
【0162】(比較例1)受像層下層形成用塗工液の組
成と受像層上層形成用塗工液の組成とを下記のものに変
えた以外は実施例1と同様にして感熱転写記録用受像シ
ートを製造し、実施例1と同じ感熱転写記録用インクシ
ートを使用して、実施例1と同様にして画像を形成し、
その画像を評価した。結果を表2に示した。
【0163】 受像層下層形成用塗工液; ポリ塩化ビニル樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・9.5部 [信越化学工業(株)製、TK600] 金属イオン含有化合物・・・・・・・・・・・・・・・・0.5部 [[Ni(C25 NHCH2 CH2 NH2 )]2+[(C654 B]2-] メチルエチルケトン・・・・・・・・・・・・・・・・80.0部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・・10.0部。
【0164】受像層上層形成用塗工液; エポキシ樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5.5部 [東都化成(株)製、エポトートYD−014] 金属イオン含有化合物・・・・・・・・・・・・・・・・4.0部 [[Ni(C25 NHCH2 CH2 NH2 )]2+[(C654 B]2-] ポリエステル変性シリコーン樹脂・・・・・・・・・・・0.5部 [信越化学工業(株)製、X−24−8300] メチルエチルケトン・・・・・・・・・・・・・・・・80.0部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・・10.0部。
【0165】(比較例2)受像層下層形成用塗工液の組
成と受像層上層形成用塗工液の組成とを下記のものに変
えた以外は実施例1と同様にして感熱転写記録用受像シ
ートを製造し、実施例1と同じ感熱転写記録用インクシ
ートを使用して、実施例1と同様にして画像を形成し、
その画像を評価した。結果を表2に示した。
【0166】 受像層下層形成用塗工液; ポリ塩化ビニル樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・6.0部 [信越化学工業(株)製、TK600] 金属イオン含有化合物・・・・・・・・・・・・・・・・4.0部 [[Ni(C25 NHCH2 CH2 NH2 )]2+[(C654 B]2-] メチルエチルケトン・・・・・・・・・・・・・・・・80.0部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・・10.0部。
【0167】受像層上層形成用塗工液; エポキシ樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5.5部 [東都化成(株)製、エポトートYD−014] 金属イオン含有化合物・・・・・・・・・・・・・・・・4.0部 [[Ni(C25 NHCH2 CH2 NH2 )]2+[(C654 B]2-] ポリエステル変性シリコーン樹脂・・・・・・・・・・・0.5部 [信越化学工業(株)製、X−24−8300] メチルエチルケトン・・・・・・・・・・・・・・・・80.0部 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・・・・・・・10.0部。
【0168】(比較例3)比較例1において、画像形成
後に、ヒートローラーで支持体側から加熱温度120
℃、搬送速度5mm/secで熱処理を行った後に、画
像を評価した。結果を表2に示した。
【0169】(比較例4) 比較例2において、画像形成後に、ヒートローラーで支
持体側から加熱温度120℃、搬送速度5mm/sec
で熱処理を行った後に、画像を評価した。結果を表2に
示した
【0170】
【表1】
【0171】
【表2】
【0172】
【発明の効果】 本発明の感熱転写記録用受像シートおよ
び感熱転写記録方法により、高転写濃度でムラの無い画
像が得られ、しかも耐光性等の画像保存性に優れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 腰塚 国博 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株 式会社内 (72)発明者 河村 朋紀 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株 式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−171687(JP,A) 特開 平2−276683(JP,A) 特開 昭62−132680(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 5/38 - 5/40

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体と、この支持体に近いほど金属イ
    オン含有化合物濃度が高くなる受像層とを積層してなる
    ことを特徴とする感熱転写記録用受像シート。
  2. 【請求項2】 前記受像層が複数の層からなる前記請求
    項1に記載の感熱転写記録用受像シート。
  3. 【請求項3】 前記受像層が、金属イオン含有化合物の
    濃度が実質的に0である最外層を含む前記請求項2に記
    載の感熱転写記録用受像シート。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の感熱転写記録用受像シ
    ートと、熱拡散性色素を含むインク層を支持体上に設け
    てなる感熱転写記録用インクシートのインク層とを重ね
    合せ、熱転写により画像を形成した後、さらに加熱処理
    することを特徴とする感熱転写記録方法。
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