JP3132359U - 買い物用手押し車 - Google Patents

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Abstract

【課題】片手で安全かつ容易に操作がおこなえると共に、軽量かつコンパクトに折り畳み可能な買い物用手押し車を提供する。
【解決手段】左右一対の前車輪1,1を下端に有する一本の前脚杆2と、左右一対の後車輪3,3を有する一本の後脚杆4とを前後折り畳み可能に上部にて枢着し、前脚杆2は左右一対の上記前車輪1,1の左右中央から左右いずれかに偏って配設され、上記後脚杆4は左右一対の後車輪3,3の左右中央から前脚杆2と同じ左右方向に偏って配設する。
【選択図】図4

Description

本考案は、買い物用手押し車に関する。
従来、買い物用手押し車は、左右一対の前輪と左右一対の後輪を各々脚杆にて連結したものや、特許文献1記載のように荷物を積載する基台を設け、その基台に車輪を取着したものがあった。また、ハンドル部にて車輪の操舵を可能にしたものや、手押し車を収納する際に折り畳み可能としたものがあった。
しかし、車輪の操舵機構や、片手で操作を容易にする機構や、収納の際に折り畳み可能にする機構は、複雑で部品点数が多い為、手押し車が重量化して使用者が扱いにくいという欠点があった。
特開平1ー132465号公報
解決しようとする課題は、片手操作を容易にすると共に、折り畳み可能に構成して軽量化をおこなうのが困難であった点である。
そこで、本考案は、片手で安全かつ容易に操作がおこなえると共に、軽量かつコンパクトに折り畳み可能な買い物用手押し車の提供を目的とする。
そこで、上記目的を達成させるために本考案に係る買い物用手押し車は、左右一対の前車輪を下端に有する一本の前脚杆と、左右一対の後車輪を有する一本の後脚杆とを前後折り畳み可能に上部にて枢着し、上記前脚杆は左右一対の上記前車輪の左右中央から左右いずれかに偏って配設され、上記後脚杆は左右一対の上記後車輪の左右中央から上記前脚杆と同じ左右方向に偏って配設されたものである。
また、上記前脚杆の上端にハンドル部を連設して、前脚杆を介して操舵可能とし、さらに、上記後脚杆と該前脚杆とを上下各々にて連結する上連結部材・下連結部材を設け、上記前脚杆が、略鉛直状軸心廻りに回転可能として上記上連結部材に枢結され、かつ、上記下連結部材が相互に左右首振可能に枢着される2部品を有し、その枢着軸心を上記鉛直状軸心の延長線上に配設して、該枢着軸心を中心として上記前車輪が操舵されるように構成されたものである。
また、左右一対の前車輪を下端に有する一本の前脚杆と、左右一対の後車輪を有する一本の後脚杆とを前後折り畳み可能に上下各々にて連結する上連結部材・下連結部材を設け、該下連結部材は、上記前脚杆に固着した前方取着部材と、上記後脚杆に固着した後方取着部材と、上記前方取着部材に上下揺動可能に枢着された揺動部材と、該揺動部材に左右首振可能に略鉛直状軸心方向に枢着される枢着部材と、上記後方取着部材に上下揺動可能に枢着された孔付きガイド部材と、上記枢着部材から後方に突出した複数のスライド杆とを、備えたものである。
また、左右一対の前車輪を下端に有する一本の前脚杆と、左右一対の後車輪を有する一本の後脚杆とを前後折り畳み可能に上下各々にて連結する上連結部材・下連結部材を設け、該下連結部材は、上記前脚杆に固着した前方取着部材と、上記後脚杆に固着した後方取着部材と、上記前方取着部材に上下揺動可能に枢着されて後方に第1凸部を有する揺動部材と、該揺動部材に左右首振可能に略鉛直状軸心方向に枢着されて後方に第2凸部を有する枢着部材と、上記後方取着部材に上下揺動可能に枢着されて前方に凹部を有する孔付きガイド部材と、上記枢着部材から後方に突出した複数のスライド杆とを備え、かつ、前後の折り畳み状態では上記第1・2凸部が上記凹部に突入するように構成されたものである。
本考案の買い物用手押し車によれば、左右一対の前車輪に対する前脚杆と左右一対の後車輪に対する後脚杆を各々1本しか必要としないので、軽量化できる。また、前脚杆と後脚杆とが、前後車輪の左右中央から同じ左右方向に偏って配設されているので、荷物を積載するスペースを充分に確保できる。また、一本の前脚杆の上端にハンドル部を連設して、前脚杆の回転軸心と前車輪の操舵の中心が同一心上にあるので、片手でも操作性が容易にできる。また、前脚杆と後脚杆とを前後折り畳み可能に上連結部材と下連結部材で上下各々に連結し、下連結部材に上下揺動可能に枢着された揺動部材とガイド部材とを備えているので、スムーズに折り畳みができる。前後の折り畳み状態では第1凸部・第2凸部が凹部に突入するように構成されているので、よりコンパクトに折り畳めると共に、折り畳み後に杖として使用できる。
以下、実施の形態を示す図面に基づき本考案を詳説する。
図1は本考案に係る買い物用手押し車の実施の一形態の展開状態を示す側面図であり、図4はそのA−A断面図であり、図6はその正面図である。
図1及び図4に於て、2は、金属管で形成された一本の前脚杆であって、下端に前車輪1,1を取着している。つまり、前脚杆2を、左右に配置された前車輪1,1を左右連結する前車輪連結部材18に、左右の中央から左側に偏って配置して、前車輪1,1が進行方向に対して前後回転自在可能に取着している。また、前脚杆2の上端の軸心を略水平となるように進行方向に対して後方に曲げてブレーキレバー25を有するハンドル部5を連設している。
4は、金属製の角管で形成された一本の後脚杆であって、下端に後車輪3,3を取着している。つまり、後脚杆4を、左右に配置された後車輪3,3を左右連結する後車輪連結部材19に、左右の中央から左側に偏って配置して、後車輪3,3が進行方向に対して前後回転自在可能に取着している。また、前脚杆2と後脚杆4とを左右の中央線L3 から同方向に等しい距離で偏らせて平面視同一線上に配置させるのが望ましい。
また、後脚杆4の上端を円筒状ボス部16aを有する上連結部材16に枢着させると共に、前脚杆2を円筒状ボス部16aに挿通して略鉛直状(90°±10°)軸心L1 廻りに回転可能に枢結している。つまり、略鉛直状軸心L1 を中心にハンドル部5を左右に振ることで、前脚杆2を介して前車輪1,1を操舵可能に構成している。
さらに、前脚杆2と後脚杆4とを前後折り畳み可能に下方にて連結する下連結部材17を設けている。下連結部材17は、後方に3つの第1枢着凸部8a,8a,8aを有するブロック状の前方取着部材8と、前方に3つの第1枢着凹部6b,6b,6bと後方に円弧状の第1凸部6aとを有するブロック状揺動部材6と、左右後方に突設した2本のスライド杆12,12と後方に円弧状の第2凸部13aとを有するブロック状の枢着部材13と、左右前方に2つのガイド孔14c,14cと前方に凹部14aと下面に3つの第2枢着凹部14b,14b,14bを有するブロック状のガイド部材14と、前方に3つの第2枢着凸部9a,9a,9aを有するブロック状の後方取着部材9とで構成している。
つまり、前方取着部材8を前脚杆2の下方に外嵌して固着すると共に、第1枢着凸部8a,8a,8aを揺動部材6の第1枢着凹部6b,6b,6bに各々噛み合わせて金属製の第1枢着軸10で串挿し状に枢結して、揺動部材6を上下揺動可能にしている。また、後方取着部材9を後脚杆4の下方に外嵌して固着すると共に、第2枢着凸部9a,9a,9aをガイド部材14の第2枢着凹部14b,14b,14bに各々噛み合わせて金属製の第2枢着軸11で串挿し状に枢結して、ガイド部材14を上下揺動可能にしている。また、揺動部材6の上面にスペーサ21を介して枢着部材13を枢着している。そして、枢着部材13から突出したスライド杆12,12をガイド部材14のガイド孔14c,14cに各々挿通させると共に、挿通されたスライド杆12,12の各々端部に抜け止め用の当り部材7を枢結している。また、枢着部材13とガイド部材14との各々上面が同一平面上にあるのが望ましい。また、揺動部材6と枢着部材13の枢着軸心L2 は上述した前脚杆2の回転軸心である軸心L1 の延長線上に配設している。
また、図4に於て二点鎖線で示した20は後述するブレーキ部であり、図1と図4及び図6に於て二点鎖線で示した15は、本考案に係る手押し車に固着され、所定の品物を収納可能な買い物袋である。
さらに、図7は本考案に係る買い物用手押し車の要部拡大背面図である。
図7に於て、20はブレーキ部であり、上述したブレーキレバー5 にブレーキワイヤー24を介して連結している。ブレーキ部20は左右の後車輪3,3に接触して回転を停止可能なブレーキ溝22a,23aを有する左右揺動ブレーキ部材22,23と、ブレーキワイヤー24に連結される上下揺動板26とから構成され、後車輪連結部材19の左右突出部19a,19bとに左右揺動ブレーキ部材22,23のブレーキ溝22a,23aが左右後車輪3,3に各々に接触・離間可能に各々枢着されると共に、左右の後車輪3,3の中央で、上下揺動板26と左右揺動ブレーキ部材22,23とを枢着ピン28にて枢着している。また、左右の後車輪3,3の中央で、左右揺動ブレーキ部材22,23の枢着ピン28を弾性部材27にて常時下方に弾発付勢している。
なお、本考案は、設計変更可能であって、例えば、前脚杆2と後脚杆4とを、左右の車輪中央より右側に偏って配置するも自由である。また、ハンドル部5を進行方向に対してどの方向に折曲げるも、折曲げないのも自由である。また、展開状態を保持する機構を備えても良い。
上述した本考案に係る買い物用手押し車の使用方法(作用)について説明する。
まず、買い物袋15を前脚杆2と後脚杆4の右側に設置して、本考案に係る買い物用手押し車を使用者の右側に配置し、ハンドル部5を右手で持って進行方向へ進む。そして、進路を変更する際は、ハンドル部5を左右に振る。すると、枢着軸心L2 を中心に前方取着部材8と揺動部材6と前脚杆2とが一体状に旋回すると共に、前脚杆2の下端に取着された左右の前車輪1,1が旋回する。この際、買い物袋15は枢着部材13とガイド部材14の上面に設置されているがハンドル部5の操作によって旋回されるのは、上述した前方取着部材8と揺動部材6と左右の前車輪1,1であり、枢着部材13とガイド部材14は旋回せず、買い物袋は常に安定する。
また、進行を停止させる際は、ブレーキレバー25を握る。すると、ブレーキワイヤー24が引っ張られることで、上下揺動板26が上方に引っ張られ、上下揺動板26と左右ブレーキ部材22,23の枢着点を力点とし、左右突出部19a,19bの枢着点を支点として、左右ブレーキ溝22a,23aが下方に揺動して、後車輪3,3に接触する。即ち、後車輪3,3の回転をブレーキ溝22a,23aとの接触摩擦により停止させて、買い物用手押し車の進行が停止する。そして、ブレーキレバー25を握るのをやめると、弾性部材27にて枢着ピン28が下方に引っ張られ、上下揺動板26と左右ブレーキ部材22,23の枢着点を力点とし、左右突出部19a,19bの枢着点を支点として、左右ブレーキ溝22a,23aが上方に揺動して、後車輪3,3から離間する。即ち、後車輪3,3の回転が可能となる。
次に、図2は本考案に係る買い物用手押し車の実施の一形態の折り畳み状態を示す側面図であり、図5はそのB−B断面図であり、図3は折り畳み状態を可能にする下連結部材17の作用説明図である。
本考案に係る買い物用手押し車を折り畳む際は、前脚杆2へ後脚杆4を前方へ接近させる。すると、後脚杆4は上端で上連結部材16に枢着されているので、その枢着点を中心として後脚杆4に取着された後車輪3,3は円弧状の軌跡を描いて前車輪1,1に接近しようとするが、後車輪3,3が地面に常に接触している場合では、後車輪3,3は円弧状の軌跡を描けないので、後脚杆4と枢着した上連結部材16の後方が上下方向に揺動すると共に、前車輪1,1の地面との接触点を支点として前脚杆2が前後に揺動しながら、前車輪1,1と後車輪3,3が接近する。
この際、図3に示すように、下連結部材17の枢着部材13は、第1枢着軸10を中心として上下揺動して、前脚杆2の前後の揺動に影響を受けずに地面に対して上面を平行に保つと共に、下連結部材17のガイド部材14は第2枢着軸11を中心として上下に揺動して、後脚杆4の上下の揺動に影響を受けずに地面に対して上面を平行に保つので、スライド杆12がガイド部材14のガイド孔14cに拗れることなく摺動し、前脚杆2と後脚杆4が前後に容易に接近する。さらに、揺動部材6の第1凸部6aと枢着部材13の第2凸部13aが、ガイド部材14の凹部14aに突入して、揺動部材6の第1後方面6dと枢着部材13の第2後方面13dとが、ガイド部材14の前方面14dと当接する。
つまり、折り畳みの際に、下連結部材17は、枢着部材6から突出したスライド杆12,12とガイド部材14を上下に揺動しながら摺動し、第1・2凸部6a,13aが凹部14aに突入して、第1・2後方面6d,13dが前方面14dに当接して前脚杆2と後脚杆4との折り畳みを終了する。
以上のように、本考案は、左右一対の前車輪1,1を下端に有する一本の前脚杆2と、左右一対の後車輪3,3を有する一本の後脚杆4とを前後折り畳み可能に上部にて枢着し、前脚杆2は左右一対の前車輪1,1の左右中央から左右いずれかに偏って配設され、後脚杆4は左右一対の後車輪3,3の左右中央から前脚杆2と同じ左右方向に偏って配設されているので、脚杆を前後で2本しか必要とせず、軽量化でき、小さい力でも容易に使用できると共に製作コストを削減できる。また、買い物袋や荷物を前後の脚杆2,4の側面(即ち、使用者の側面)に配置できるので、進行方向の足元の視界が広がり、安全に使用できる。さらに、使用者の前方にハンドルや荷物がないので、充分な歩幅を確保できる。また、前後脚杆2,4を車輪の左右中央部から偏在させているので、上述した、左右の車輪の中央部に力点を必要とするようなブレーキ部20を付設するのに充分なスペースが確保できる。また、前後脚杆2,4の側面に荷物が積載可能なので、荷物や買い物袋の前後に障害となる部材がなく、前後方向に長尺なものを積載できる。
また、前脚杆2の上端にハンドル部5を連設して、前脚杆2を介して操舵可能とし、さらに、後脚杆4と前脚杆2とを上下各々にて連結する上連結部材16・下連結部材17を設け、前脚杆2が、略鉛直状軸心L1 廻りに回転可能として上連結部材16に枢結され、かつ、下連結部材17が相互に左右首振可能に枢着される2部品を有し、その枢着軸心L2 を鉛直状軸心L1 の延長線上に配設して、枢着軸心L2 を中心として前車輪1,1が操舵されるように構成されているので、前車輪1,1をハンドル部5よりも前方に配設でき、後車輪3,3との前後の間隔を充分に確保し、荷物を載せる為の前後のスペースを充分に確保できる。また、ハンドル部5を旋回させる力を車輪1,1の旋回させる力に直接伝えることができるので、容易に前車輪1,1を操舵できる。
また、左右一対の前車輪1,1を下端に有する一本の前脚杆2と、左右一対の後車輪3,3を有する一本の後脚杆4とを前後折り畳み可能に上下各々にて連結する上連結部材16・下連結部材17を設け、下連結部材17は、前脚杆2に固着した前方取着部材8と、後脚杆4に固着した後方取着部材9と、前方取着部材8に上下揺動可能に枢着された揺動部材6と、揺動部材6に左右首振可能に略鉛直状軸心L1 方向に枢着される枢着部材13と、後方取着部材9に上下揺動可能に枢着された孔付きガイド部材14と、枢着部材13から後方に突出した複数のスライド杆12,12とを、備えているので、ガイド部材14とスライド杆12,12が揺動し、容易に摺動して、前後脚杆2,4を折り畳みできる。また、脚杆を前後で2本しか必要とせず、軽量化でき、小さい力でも容易に使用できると共に製作コストを削減できる。また、折り畳み動作中であっても、ガイド部材14と枢着部材13の各々上面が地面に対して水平なので、ガイド部材14と枢着部材13の各々上面に設置した買い物袋の中身等が上下に揺れない。また、買い物袋を前後脚杆2,4のどちらか一方に固着しておけば、折り畳み状態でも、買い物袋を使用できる。また、前後に折り畳んだ際に、揺動部材6の第1後方面6dとガイド部材14の前方面14dが当接して、揺動部材6が左右首振り不可能となるので、前車輪1,1の旋回が不可能となり、折り畳み状態では、安定した杖(ステッキ)として安全に使用できる。
また、左右一対の前車輪1,1を下端に有する一本の前脚杆2と、左右一対の後車輪3,3を有する一本の後脚杆4とを前後折り畳み可能に上下各々にて連結する上連結部材16・下連結部材17を設け、下連結部材17は、前脚杆2に固着した前方取着部材8と、後脚杆4に固着した後方取着部材9と、前方取着部材8に上下揺動可能に枢着されて後方に第1凸部6aを有する揺動部材6と、揺動部材6に左右首振可能に略鉛直状軸心L1 方向に枢着されて後方に第2凸部13aを有する枢着部材13と、後方取着部材9に上下揺動可能に枢着されて前方に凹部14aを有する孔付きガイド部材14と、枢着部材13から後方に突出した複数のスライド杆12,12とを備え、かつ、前後の折り畳み状態では第1・2凸部6a,13aが凹部14aに突入するように構成されているので、ガイド部材14とスライド杆12,12が揺動し、容易に摺動して、前後脚杆2,4を折り畳みできる。また、脚杆を前後で2本しか必要とせず、軽量化でき、小さい力でも容易に使用できると共に製作コストを削減できる。また、折り畳み動作中であっても、ガイド部材14と枢着部材13の各々上面が地面に対して水平なので、ガイド部材14と枢着部材13の各々上面に設置した買い物袋の中身等が上下に揺れない。また、買い物袋を前後脚杆2,4のどちらか一方に固着しておけば、折り畳み状態でも、買い物袋を使用できる。また、前後に折り畳んだ際に、揺動部材6の第1後方面6dとガイド部材14の前方面14dが当接して、揺動部材6が左右首振り不可能となるので、前車輪1,1の旋回が不可能となり、折り畳み状態では、安定した杖(ステッキ)として安全に使用できる。また、前後の折り畳み状態で、揺動部材6の第1凸部6aと枢着部材13の第2凸部13aとが、ガイド部材14の凹部14aに突入するように構成されているので、さらにコンパクトに折り畳める。また、第1・2凸部6a,13aを揺動部材6と枢着部材13との枢着部周縁のみに設けることで、揺動部材6と枢着部材13とを軽量化でき、使用者が容易に手押しすることができる。また、ガイド部材14の凹部14aを第1・2凸部6a,13aの突入箇所以外にも広く設けることで、ガイド部材14を軽量化でき、使用者が容易に手押しすることができる。
本考案に係る買い物用手押し車の実施の一形態の展開状態を示す側面図である。 本考案に係る買い物用手押し車の実施の一形態の折り畳み状態を示す側面図である。 作用説明図である。 本考案に係る買い物用手押し車の実施の一形態の展開状態を示す平面断面面図である。 本考案に係る買い物用手押し車の実施の一形態の折り畳み状態を示す平面断面図である。 本考案に係る買い物用手押し車の実施の一形態を示す正面図である。 要部拡大背面図である。
符号の説明
1 前車輪
2 前脚杆
3 後車輪
4 後脚杆
5 ハンドル部
6 揺動部材
6a 第1凸部
8 前方取着部材
9 後方取着部材
12 スライド杆
13 枢着部材
13a 第2凸部
14 ガイド部材
14a 凹部
16 上連結部材
17 下連結部材
1 鉛直状軸心
2 枢着軸心

Claims (4)

  1. 左右一対の前車輪(1)(1)を下端に有する一本の前脚杆(2)と、左右一対の後車輪(3)(3)を有する一本の後脚杆(4)とを前後折り畳み可能に上部にて枢着し、上記前脚杆(2)は左右一対の上記前車輪(1)(1)の左右中央から左右いずれかに偏って配設され、上記後脚杆(4)は左右一対の上記後車輪(3)(3)の左右中央から上記前脚杆(2)と同じ左右方向に偏って配設されたことを特徴とする買い物用手押し車。
  2. 上記前脚杆(2)の上端にハンドル部(5)を連設して、前脚杆(2)を介して操舵可能とし、さらに、上記後脚杆(4)と該前脚杆(2)とを上下各々にて連結する上連結部材(16)・下連結部材(17)を設け、上記前脚杆(2)が、略鉛直状軸心(L1 )廻りに回転可能として上記上連結部材(16)に枢結され、かつ、上記下連結部材(17)が相互に左右首振可能に枢着される2部品を有し、その枢着軸心(L2 )を上記鉛直状軸心(L1 )の延長線上に配設して、該枢着軸心(L2 )を中心として上記前車輪(1)(1)が操舵されるように構成された請求項1記載の買い物用手押し車。
  3. 左右一対の前車輪(1)(1)を下端に有する一本の前脚杆(2)と、左右一対の後車輪(3)(3)を有する一本の後脚杆(4)とを前後折り畳み可能に上下各々にて連結する上連結部材(16)・下連結部材(17)を設け、該下連結部材(17)は、上記前脚杆(2)に固着した前方取着部材(8)と、上記後脚杆(4)に固着した後方取着部材(9)と、上記前方取着部材(8)に上下揺動可能に枢着された揺動部材(6)と、該揺動部材(6)に左右首振可能に略鉛直状軸心(L1 )方向に枢着される枢着部材(13)と、上記後方取着部材(9)に上下揺動可能に枢着された孔付きガイド部材(14)と、上記枢着部材(13)から後方に突出した複数のスライド杆(12)(12)とを、備えたことを特徴とする買い物用手押し車。
  4. 左右一対の前車輪(1)(1)を下端に有する一本の前脚杆(2)と、左右一対の後車輪(3)(3)を有する一本の後脚杆(4)とを前後折り畳み可能に上下各々にて連結する上連結部材(16)・下連結部材(17)を設け、該下連結部材(17)は、上記前脚杆(2)に固着した前方取着部材(8)と、上記後脚杆(4)に固着した後方取着部材(9)と、上記前方取着部材(8)に上下揺動可能に枢着されて後方に第1凸部(6a)を有する揺動部材(6)と、該揺動部材(6)に左右首振可能に略鉛直状軸心(L1 )方向に枢着されて後方に第2凸部(13a)を有する枢着部材(13)と、上記後方取着部材(9)に上下揺動可能に枢着されて前方に凹部(14a)を有する孔付きガイド部材(14)と、上記枢着部材(13)から後方に突出した複数のスライド杆(12)(12)とを備え、かつ、前後の折り畳み状態では上記第1・2凸部(6a)(13a)が上記凹部(14a)に突入するように構成されたことを特徴とする買い物用手押し車。
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JP2011178394A (ja) * 2011-06-22 2011-09-15 Suehiro Kogyo Kk 片手手押し車
JP2013124040A (ja) * 2011-12-15 2013-06-24 Shima Seisakusho:Kk ショッピングカート

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