JP3132067U - 織物 - Google Patents

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敏雄 松川
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株式会社松川レピヤン
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Abstract

【課題】細かい模様を表現することができる織物を提供する。
【解決手段】経糸11と緯糸12とからなる織物10において、経糸11が、太さ20〜100デニールで、織密度30〜180本/cmで織成され、緯糸12が、太さ30〜150デニールで、織密度50〜120本/cmで織成されている。
【選択図】図1

Description

この考案は、織物に関するものである。
従来から、経糸と緯糸とを編成して織物とする織成方法としては、レピア織機、エアー織機、シャトル織機、ニードル織機、ドビー織機などの織機を用いたものが知られている。これらの織機を用いて、織ネーム、マーク、ワッペン、テープなどの商品、表生地、裏生地などの和洋生地、帯、レースなどの各種織物が生産されている。
上述の各種織物のように、経糸と緯糸を複数種類の組織パターンを利用して織り方を変えて、種々の地模様の織り込んだものが知られている。さらに、上述の織機を用いて、織成する織物において、経糸と緯糸とを色彩の異なる模様経糸を用いて表面に絣様の文様を形成し、織り方によって表面に表したり、表れないようにするものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−293246号公報
ところで、上述の特許文献1の織物は、色の異なる糸を用いて模様を表現することができるが、糸の太さや織密度に限界があり、細かな模様を表現することができないという問題があった。
そこで、この考案は、上述の事情を鑑みてなされたものであり、細かい模様を表現することができる織物を提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した考案は、経糸と緯糸とからなる織物において、前記経糸が、太さ20〜100デニールで、織密度30〜180本/cmで織成され、前記緯糸が、太さ30〜150デニールで、織密度50〜120本/cmで織成されていることを特徴とする。
請求項2に記載した考案は、前記緯糸に、色彩の異なる複数種類の糸を用いて織成されていることを特徴とする。
請求項3に記載した考案は、前記経糸と前記緯糸により、電子機器にて読み取り可能なQRコードの模様を織り込んだことを特徴とする。
請求項1に記載した考案によれば、従来よりも細い糸で、かつ高織密度で織成することができるため、経糸と緯糸をより多く織り込むことができる効果がある。
請求項2に記載した考案によれば、色彩の異なる糸をより多く織り込むことができるため、織物の表面に細かい模様を表現することができる効果がある。
請求項3に記載した考案によれば、QRコードを織物として表現することができるため、QRコードをより有効に活用することができる効果がある。
次に、この考案の実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
図1、図2に示すように、本実施形態の織物10は、図示しないジャガード織レピア(エアー)織機で織成されたものである。織物10は、経糸11と緯糸12とで構成されている。経糸11の材質は、無染色(白色)のポリエステルブライダルであり、その太さは50デニールのものが採用されている。一方、緯糸12の材質は、ポリエステルカチオンであり、その太さは30デニールのものが採用されている。ここで、緯糸12には、白色の糸12aと黒色の糸12bの2種類の色彩のものを用いている。
なお、経糸11の太さは、20〜100デニールであればよく、緯糸12の太さは、30〜150デニールであればよい。
織物10は、緯糸12の白色糸12aと黒色糸12bとで織柄が織られている。この織柄のパターニングは、織機に接続されているコンピュータに予め入力しておくか、パンチングカードなどを用いて所定のパターンに織ることができるように構成されている。
そして、織物10の織柄として、QRコード15が表現されている。QRコード15は、緯糸12の白色糸12aを下地部分になるようにし、黒色糸12bがコード部分になるように織られている。
このように、QRコード15を織物により表現する場合には、従来の太い糸を用いて織成しても、パターンがシャープにならず、携帯電話などの電子機器にて認識すること(読み取ること)ができなかった。
ここで、本実施形態では、上述の糸の太さの経糸11および緯糸12を用い、さらに、経糸11の織密度を85本/cmとし、緯糸12の織密度を100本/cmとした。なお、経糸11の撚り数としては、750回/24〜48フィラメント程度とし、緯糸12の撚り数としては、120回/24〜48フィラメント程度とした。
なお、経糸11の織密度は、30〜180本/cmであればよく、緯糸12の織密度は、織密度50〜120本/cmであればよい。
このように細い糸を高密度に構成して織成することで、QRコード15の各コードを表現するパターン(模様)を織ることができる。また、糸の撚り数が少ないと織っているうちに糸が膨れたり、毛羽立ったりしてパターンがはっきりせず、QRコード15などの細かいパターンが表現できないが、上述の糸を用いることで、その問題も解消される。
図3に示すように、織機により上述のQRコード15を表現した織物10は、連続的に形成することが可能であり、QRコード15を織物の必要な箇所に自由に織成することができる。
したがって、上述の実施形態によれば、経糸11と緯糸12とからなる織物10において、経糸11が、太さ50デニールで、織密度85本/cmで織成され、緯糸12が、太さ30デニールで、織密度100本/cmで織成したため、従来よりも細い糸で、かつ高織密度で織成することができ、したがって、経糸11と緯糸12をより多く織り込むことができる。
また、緯糸12に、色彩の異なる白色糸12aと黒色糸12bとを用いて織成したため、2色の糸をより多く織り込むことができ、したがって、織物10の表面に細かい模様を表現することができる。
また、経糸11と緯糸12により、電子機器にて読み取り可能なQRコード15の模様を織り込んだため、QRコード15を織物として表現することができ、したがって、QRコード15をより有効に活用することができる。
また、上述のように構成することで、最小12mm角サイズのQRコード15を織物で表現することができる。また、そのQRコード15を携帯電話などのバーコードリーダで読み取ることができる。
さらに、従来の織ネーム、織ワッペン、織テープなどにQRコード15を織り込むことにより、その織ネーム、織ワッペン、織テープを発注した企業のホームページに容易にアクセスすることができる。また、QRコード15により、その製品の管理なども容易にすることができる。
そして、名前、メールアドレス、URL、連番などを一括して雛形にQRコードとして展開することができるソフトを利用して、低価格で小ロットのオリジナル織ネーム、織ワッペン、織テープなどを製造することができる。
なお、本考案の技術範囲は上述の実施形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能であり、実施形態で挙げた具体的な材料や構成などはほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
例えば、経糸および緯糸を構成する糸の材質は、織機により織成できるものであれば、特に拘らない。
また、本実施形態においては、白色の糸と黒色の糸を用いてQRコードを織成するような場合の説明をしたが、糸の色は電子機器で読み取り可能な配色の糸であればよい。
本考案の実施形態における織物の一部示す斜視図である。 本考案の実施形態における織物の要部拡大図である。 本考案の実施形態における織物を示す斜視図である。
符号の説明
10…織物 11…経糸 12…緯糸 15…QRコード

Claims (3)

  1. 経糸と緯糸とからなる織物において、
    前記経糸が、太さ20〜100デニールで、織密度30〜180本/cmで織成され、
    前記緯糸が、太さ30〜150デニールで、織密度50〜120本/cmで織成されていることを特徴とする織物。
  2. 前記緯糸に、色彩の異なる複数種類の糸を用いて織成されていることを特徴とする請求項1に記載の織物。
  3. 前記経糸と前記緯糸により、電子機器にて読み取り可能なQRコードの模様を織り込んだことを特徴とする請求項2に記載の織物。
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