JP3131544B2 - 電子部品内蔵キー - Google Patents
電子部品内蔵キーInfo
- Publication number
- JP3131544B2 JP3131544B2 JP06276366A JP27636694A JP3131544B2 JP 3131544 B2 JP3131544 B2 JP 3131544B2 JP 06276366 A JP06276366 A JP 06276366A JP 27636694 A JP27636694 A JP 27636694A JP 3131544 B2 JP3131544 B2 JP 3131544B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electronic component
- holder
- housing
- key
- key plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
した電子部品内蔵キーに関する。
は、ドアの施錠,解錠を遠隔操作するための発振器や、
始動に際しての所有者識別のための発振器等といった電
子部品を摘み部に内蔵したものが供されている。このも
のの場合、摘み部は二つに分割して形成したケースによ
り構成され、それらにより上記電子部品をキープレート
の基部と共に挟み込んでねじ締め固定するようになって
いる。
来のものによると、ねじ締めに手間がかかり、コスト高
となっていた。又、使用していくうちに、ねじが緩むお
それがあり、ねじが緩んで隙間ができた場合、ほこりや
水が侵入する可能性が考えられる。
であり、従ってその目的は、ねじ締めの手間が要らず、
コスト安にできると共に、ほこりや水の侵入のおそれも
なく使用することのできる電子部品内蔵キーを提供する
にある。
に、本発明の電子部品内蔵キーにおいては、キープレー
トの基部を収容する第1の収容部を有すると共に、電子
部品を挿入口から収容して該電子部品をその挿入口を除
き包み込む第2の収容部を有するホルダを具え、それら
第1の収容部及び第2の収容部にそれぞれキープレート
の基部と電子部品とを挿入して、これらを包囲する樹脂
によるインサートモールドにより摘み部を形成したこと
を特徴とする。
の収容部には、キープレートの基部と電子部品とを、樹
脂モールドの樹脂注入方向とは反対の方向から挿入する
ようにすると良い。又、ホルダは、電子部品を挿入した
該ホルダの第2の収容部の挿入口部を閉塞する蓋を具え
ると良い。更に、キープレートは、ホルダの第2の収容
部の挿入口部を閉塞した蓋を押える押え部を具えると良
い。
部品はこれらを第1の収容部とび第2の収容部とに挿入
したホルダと共に摘み部のモールド樹脂中に埋込み内蔵
される。又、その場合、ホルダの第1の収容部及び第2
の収容部に、キープレートの基部と電子部品とを、樹脂
モールドの樹脂注入方向とは反対の方向から挿入するよ
うにしたものでは、その注入圧によるそれら部品のずれ
を防止することができる。
ルダの第2の収容部の挿入口部を閉塞する蓋を具えるも
のでは、摘み部がモールドされるまでのホルダからの電
子部品の抜けを防ぐことができると共に、成形時の圧力
や熱から電子部品を防護することができる。
収容部の挿入口部を閉塞した蓋を押える押え部を具える
ものでは、摘み部がモールドされるまでのホルダからの
電子部品の抜けや成形圧,成形熱の影響を更に確実に防
ぐことができ、併せて、摘み部とキープレートの基部と
の結合強度を高めることまでできる。
し図3を参照して説明する。まず図1には、キープレー
ト1と、電子部品2、及びホルダ3、並びに摘み部4を
示している。このうち、キープレート1は、図2に示す
ように、基部1aが差込部1bより幅広な矩形状を成
し、孔5を有している。
解錠を遠隔操作するための発振器(トランスミッタ)
や、同じく自動車の始動に際しての所有者識別のための
発振器(トランスポンダ)等といったものである。
器状を成し、その内部には上記キープレート1の基部1
aを収容するに適した第1の収容部6と、電子部品2を
収容するに適した第2の収容部7とを、仕切壁8により
仕切って有している。又、このホルダ3の上記両収容部
6,7はホルダ3全体の共通の一面で開口しており、そ
れぞれ挿入口9,10となっている。更に、第1の収容
部6には内部の奥部の片側に突起11を形成しており、
一方、第2の収容部7には内部の開口縁部の片側に突起
12を形成している。
6にキープレート1の基部1aを挿入口9から挿入して
孔5を突起11に係合させることによって固定し、一
方、第2の収容部7に電子部品2を挿入して後縁部を突
起12に係合させることによって固定している。又、そ
の結果、電子部品2は挿入口10を除いて第2の収容部
7により包み込まれている。
し、注入跡が目立つことのないよう、図3に矢印Aで示
すようにキープレート1の差込部1b側から溶融樹脂を
注入し、この樹脂によりそれらを包囲するインサートモ
ールドにより前記摘み部4を形成している。
子部品2はこれらを第1の収容部6と第2の収容部7と
に挿入したホルダ3と共に摘み部4のモールド樹脂中に
埋込み内蔵されるもので、この摘み部4は従来のねじ締
め固定された二つ割りのケースから成る摘み部と違っ
て、ねじ締めの手間が必要なく、その分、コスト安にす
ることができる。又、使用を重ねても隙間ができること
がないので、ほこりや水の侵入のおそれもなく使用し続
けることができる。
第2実施例を示すもので、このものの場合、ホルダ21
は前述のホルダ3とは外形が異なるものの、プラスチッ
ク製で容器状を成し、その内部にはキープレート22の
基部22aを収容するに適した第1の収容部23と、電
子部品24を収容するに適した第2の収容部25とを、
仕切壁26により仕切って有している。
3,25はホルダ21全体の前述とは反対側の共通の一
面で開口しており、それぞれ挿入口27,28となって
いる。更に、第1の収容部23には開口縁部の相対する
両側に突起29を形成しており、一方、第2の収容部2
5には外側に挿入口28部を閉塞し得る蓋30をセルフ
ヒンジ部31により連ねて形成している。このほか、第
1の収容部23の底部にはキープレート22の差込部2
2bを挿通し得る孔32を形成している。
基部22aには、孔33と凹部34とを形成すると共
に、基部22aとは反対側に突出する凸部でもって押え
部35を形成している。
図9に示すように、第2の収容部25に電子部品24を
挿入し、これにより電子部品24を挿入口28を除き第
2の収容部25により包み込むようにして、その後に蓋
30をセルフヒンジ部31から屈曲させて挿入口28部
に被せることにより該挿入口28部を閉塞し、そして、
孔32に差込部22bを挿通させたキープレート22の
基部22aを、挿入口27から第1の収容部23に挿入
して、凹部34を突起29に係合させることにより固定
し、同時に押え部35を蓋30に当てて該蓋30を押え
ている。
し、図9に矢印Bで示すように、キープレート22の差
込部22b側から溶融樹脂を注入し、この樹脂によりそ
れらを包囲するインサートモールドにより摘み部36を
形成している。
の基部22aと電子部品24はこれらを第1の収容部2
3と第2の収容部25とに挿入したホルダ21と共に摘
み部36のモールド樹脂中に埋込み内蔵されるもので、
第1実施例同様に、ねじ締めの手間が必要なく、その
分、コスト安にできると共に、使用を重ねても隙間がで
きることがないので、ほこりや水の侵入のおそれもなく
使用し続けることができる。
成形する樹脂の注入を行なったときに、その注入圧で、
孔5に対する突起11の係合が外れ、図10に示すよう
にキープレート1からホルダ3が傾くおそれを有してい
るのに対して、上記第2実施例のものおいては、キープ
レート22の基部22aと電子部品24とを摘み部36
を成形する樹脂の注入方向とは反対の方向からホルダ2
1の第1の収容部23及び第2の収容部25に挿入する
ようにしているので、その注入圧によるホルダ21のず
れを防止でき、従って、電子部品24のずれも防止でき
て、正確に機能させることができる。
ダ21が蓋30を具え、電子部品24を挿入した該ホル
ダ21の第2の収容部25の挿入口28部をその蓋30
により閉塞するようにしているので、摘み部36がモー
ルドされるまでのホルダ21からの電子部品24の抜け
を防ぐことができると共に、成形時の圧力や熱から電子
部品24を防護することができる。
具え、ホルダ21の第2の収容部25の挿入口28部を
閉塞した蓋30をその押え部35により押えるようにし
ているので、摘み部36がモールドされるまでのホルダ
21からの電子部品24の抜けや、成形圧,成形熱の影
響を更に確実に防ぐことができ、併せて、その押え部3
5により摘み部36とキープレート22の基部22aと
の結合強度を高めることまでできる。
が増え、しかも、小さな部品であるので組立てが困難と
なり、更に紛失の可能性もある。これに対して、特に上
記構成のものでは、蓋30をホルダ21にセルフヒンジ
部31により連ねて一体に形成しているので、部品点数
は増えず、組立てもセルフヒンジ部31から屈曲させる
ことで挿入口28部に被せることができるので容易に済
ませ得、更に紛失の可能性もないようにできる。
が、本発明はそれらに限られるものではなく、特に、キ
ー全体としては車両用以外、例えば家屋用や他の機器用
などであっても良いものであり、又、各部の具体的形状
等も前述以外のものであっても良い。
たとおりのもので、下記の効果を奏する。第1に、キー
プレートの基部を収容する第1の収容部を有すると共
に、電子部品を挿入口から収容して該電子部品をその挿
入口を除き包み込む第2の収容部を有するホルダを具
え、それら第1の収容部及び第2の収容部にそれぞれキ
ープレートの基部と電子部品とを挿入して、これらを包
囲する樹脂によるインサートモールドにより摘み部を形
成したことにより、ねじ締めの手間が要らず、コスト安
にできると共に、ほこりや水の侵入のおそれもなく使用
し続けることができる。
2の収容部に、キープレートの基部と電子部品とを、樹
脂モールドの樹脂注入方向とは反対の方向から挿入した
ことにより、注入圧によるそれら部品のずれを防止する
ことができて、正確に機能させることができる。
た該ホルダの第2の収容部の挿入口部を閉塞する蓋を有
するようにしたことにより、摘み部がモールドされるま
でのホルダからの電子部品の抜けを防ぐことができると
共に、成形時の圧力や熱から電子部品を防護することが
できる。
2の収容部の挿入口部を閉塞した蓋を押える押え部を有
するようにしたことにより、摘み部がモールドされるま
でのホルダからの電子部品の抜けや成形圧,成形熱の影
響を更に確実に防ぐことができ、併せて、摘み部とキー
プレートの基部との結合強度を高めることまでできる。
子部品、3はホルダ、4は摘み部、6は第1の収容部、
7は第2の収容部、10は挿入口、21はホルダ、22
はキープレート、22aはキープレートの基部、24は
電子部品、23は第1の収容部、25は第2の収容部、
28は挿入口、30は蓋、35は押え部、36は摘み部
を示す。
Claims (4)
- 【請求項1】 キープレートの基部を収容する第1の収
容部を有すると共に、電子部品を挿入口から収容して該
電子部品をその挿入口を除き包み込む第2の収容部を有
するホルダを具え、それら第1の収容部及び第2の収容
部にそれぞれキープレートの基部と電子部品とを挿入し
て、これらを包囲する樹脂によるインサートモールドに
より摘み部を形成したことを特徴とする電子部品内蔵キ
ー。 - 【請求項2】 ホルダの第1の収容部及び第2の収容部
に、キープレートの基部と電子部品とを、樹脂モールド
の樹脂注入方向とは反対の方向から挿入したことを特徴
とする請求項1記載の電子部品内蔵キー。 - 【請求項3】 ホルダが、電子部品を挿入した該ホルダ
の第2の収容部の挿入口部を閉塞する蓋を有することを
特徴とする請求項1記載の電子部品内蔵キー。 - 【請求項4】 キープレートが、ホルダの第2の収容部
の挿入口部を閉塞した蓋を押える押え部を有することを
特徴とする請求項3記載の電子部品内蔵キー。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06276366A JP3131544B2 (ja) | 1994-11-10 | 1994-11-10 | 電子部品内蔵キー |
AU24554/95A AU708146B2 (en) | 1994-05-27 | 1995-05-19 | Key provided with built-in transmitter element and key body |
PCT/JP1995/000970 WO1995033115A1 (fr) | 1994-05-27 | 1995-05-19 | Clef a emetteur integre et corps de cle |
DE69530489T DE69530489T2 (de) | 1994-05-27 | 1995-05-19 | Schlüssel mit eingebautem sender und schlüsselkörper |
KR1019960706692A KR100234566B1 (ko) | 1994-05-27 | 1995-05-19 | 발신소자 내장 키 및 그 키 본체 |
EP95918756A EP0771919B1 (en) | 1994-05-27 | 1995-05-19 | Key provided with built-in transmitter element and key body |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06276366A JP3131544B2 (ja) | 1994-11-10 | 1994-11-10 | 電子部品内蔵キー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08135263A JPH08135263A (ja) | 1996-05-28 |
JP3131544B2 true JP3131544B2 (ja) | 2001-02-05 |
Family
ID=17568434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06276366A Expired - Lifetime JP3131544B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-11-10 | 電子部品内蔵キー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3131544B2 (ja) |
-
1994
- 1994-11-10 JP JP06276366A patent/JP3131544B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08135263A (ja) | 1996-05-28 |
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