JP3130306B2 - 駐車待時間表示装置 - Google Patents
駐車待時間表示装置Info
- Publication number
- JP3130306B2 JP3130306B2 JP02156299A JP15629990A JP3130306B2 JP 3130306 B2 JP3130306 B2 JP 3130306B2 JP 02156299 A JP02156299 A JP 02156299A JP 15629990 A JP15629990 A JP 15629990A JP 3130306 B2 JP3130306 B2 JP 3130306B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waiting time
- time
- parking lot
- departure
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Electric Clocks (AREA)
- Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、駐車場の入口付近に設置され情報を表示し
て利用者に駐車場の利用状況を知らしめる駐車場用の表
示装置に関するもので、特に駐車場が満車時に一台の車
両が出場し待機車両中先頭のものが駐車できるまでの予
想入場待時間を表示する駐車待時間表示装置に関する。
て利用者に駐車場の利用状況を知らしめる駐車場用の表
示装置に関するもので、特に駐車場が満車時に一台の車
両が出場し待機車両中先頭のものが駐車できるまでの予
想入場待時間を表示する駐車待時間表示装置に関する。
駐車場に付帯する駐車管理装置は、第4図に示すよう
に駐車場入場口に設置される入場車両を検出する車両検
出手段51、入場車両に対して駐車券を発行する駐車券発
行機52、及び駐車券を抜き取ることにより開放され車両
の入場を許可するための入場ゲート53等と、駐車場出場
口に設置され出場車両を検出するための車両検出手段5
4、出場車両に対しその駐車時間に応じた料金を計算し
て精算する精算機55、精算済みの車両の出場を許可する
ための出場ゲート56等から構成されている。更に従来よ
り、駐車場の入口付近には、駐車場が満車状態であるか
否かの駐車場利用状況すなわち「満車」、「空車」の2
値情報を表示し知らせて駐車場の利用者への便宜を図る
ために、駐車場の利用状況を表示する表示器41が設置さ
れている。
に駐車場入場口に設置される入場車両を検出する車両検
出手段51、入場車両に対して駐車券を発行する駐車券発
行機52、及び駐車券を抜き取ることにより開放され車両
の入場を許可するための入場ゲート53等と、駐車場出場
口に設置され出場車両を検出するための車両検出手段5
4、出場車両に対しその駐車時間に応じた料金を計算し
て精算する精算機55、精算済みの車両の出場を許可する
ための出場ゲート56等から構成されている。更に従来よ
り、駐車場の入口付近には、駐車場が満車状態であるか
否かの駐車場利用状況すなわち「満車」、「空車」の2
値情報を表示し知らせて駐車場の利用者への便宜を図る
ために、駐車場の利用状況を表示する表示器41が設置さ
れている。
前述した駐車場の利用状態を表示器41に表示するため
の従来の駐車場用表示装置の一例を図に従って以下に説
明する。
の従来の駐車場用表示装置の一例を図に従って以下に説
明する。
第5図は、従来の駐車場用表示装置(満車表示灯)40
のブロック図を示す。同図に於いて、1はアップダウン
カウンタ(在車台数検出手段)であり、駐車場の入口及
び出口に設置された図示しないループコイル式の車両検
知器等の周知の車両検出手段よりの信号を受けて同駐車
場へ現在入場している車両の台数(在車台数)を保持し
ている。このアップダウンカウンタ1からの保持値の出
力は、比較手段3(比較器)へ接続されている。なお、
入出場車両の係数は入場口の駐車券発行機52と出場口の
精算機55に対する利用者の働きかけを入力信号とする場
合もある。
のブロック図を示す。同図に於いて、1はアップダウン
カウンタ(在車台数検出手段)であり、駐車場の入口及
び出口に設置された図示しないループコイル式の車両検
知器等の周知の車両検出手段よりの信号を受けて同駐車
場へ現在入場している車両の台数(在車台数)を保持し
ている。このアップダウンカウンタ1からの保持値の出
力は、比較手段3(比較器)へ接続されている。なお、
入出場車両の係数は入場口の駐車券発行機52と出場口の
精算機55に対する利用者の働きかけを入力信号とする場
合もある。
2は駐車可能台数設定手段であり、駐車場ごとに異なる
駐車可能台数(駐車容量)を設定保持するもので前記ア
ップダウンカウンタ1の出力と同一形態の出力が前記比
較手段3へと接続されている。
駐車可能台数(駐車容量)を設定保持するもので前記ア
ップダウンカウンタ1の出力と同一形態の出力が前記比
較手段3へと接続されている。
前記比較手段3は、前記駐車可能台数設定手段2から
の出力が指示する台数“A"と、前記アップダウンカウン
タ1からの出力が指示する在車台数“B"とを常時比較し
ており、アップダウンカウンタ1からの在車台数“B"が
駐車可能台数設定手段2からの出力が指示する台数“A"
と同じとなるかこれを越えた場合に満車信号(F)を、
それ以外の場合には空車信号(E)を表示手段41へと出
力する。なお、満車信号(F)は入場口の駐車券発行機
へも送られて、入場しようとする車両に対する駐車券の
発行を停止させる。
の出力が指示する台数“A"と、前記アップダウンカウン
タ1からの出力が指示する在車台数“B"とを常時比較し
ており、アップダウンカウンタ1からの在車台数“B"が
駐車可能台数設定手段2からの出力が指示する台数“A"
と同じとなるかこれを越えた場合に満車信号(F)を、
それ以外の場合には空車信号(E)を表示手段41へと出
力する。なお、満車信号(F)は入場口の駐車券発行機
へも送られて、入場しようとする車両に対する駐車券の
発行を停止させる。
前記表示手段41は、前記比較手段3からの出力信号に
応じて第6図に例示するように「満車」を意味する表示
部42または「空車」を意味する表示部43の何れかを点灯
させ駐車場利用者に駐車場の混み具合を知らせる。
応じて第6図に例示するように「満車」を意味する表示
部42または「空車」を意味する表示部43の何れかを点灯
させ駐車場利用者に駐車場の混み具合を知らせる。
ところで、前述した従来の表示装置(満車表示灯)で
は、入場しようとする車両に対する情報は「満車」(こ
れ以上の駐車は出来ない。)あるいは「空車」(まだ駐
車出来る。)の何れかであり、いわゆる2値情報しか提
供できないものであった。従って満車であることは判っ
ても、どの程度待てば駐車出来るのかはわからない。こ
のため、例えば駐車場に入場しようとした場合に入場し
たい他の車両が既に十数台並んで入場を待っていたが、
満車表示灯には満車の旨の表示は無かったので待ち行列
の最後に並んだ。ところが、数台入場した時点であるい
は自分が入場する直前になったら「満車」状態となり長
時間待たされた後すぐには入場が期待できないことが判
ったなどの経験を余儀なくされる。
は、入場しようとする車両に対する情報は「満車」(こ
れ以上の駐車は出来ない。)あるいは「空車」(まだ駐
車出来る。)の何れかであり、いわゆる2値情報しか提
供できないものであった。従って満車であることは判っ
ても、どの程度待てば駐車出来るのかはわからない。こ
のため、例えば駐車場に入場しようとした場合に入場し
たい他の車両が既に十数台並んで入場を待っていたが、
満車表示灯には満車の旨の表示は無かったので待ち行列
の最後に並んだ。ところが、数台入場した時点であるい
は自分が入場する直前になったら「満車」状態となり長
時間待たされた後すぐには入場が期待できないことが判
ったなどの経験を余儀なくされる。
この様な時には、待ち行列からの離脱もままならない
場合も多く、さらに多くの待時間を費やした後でやっと
入場することにも成り兼ねない。
場合も多く、さらに多くの待時間を費やした後でやっと
入場することにも成り兼ねない。
列に並んで当該駐車場を利用する以外にも、他の駐車
場を探すという選択も可能であったことを考慮すると、
駐車場利用車に不要の負担を強いたことになり好ましい
事態とは言えない。
場を探すという選択も可能であったことを考慮すると、
駐車場利用車に不要の負担を強いたことになり好ましい
事態とは言えない。
逆に、駐車可能台数が多い駐車場であれば出場する車
両も比例して多く、入場のため順番待ちをしている車両
が多少あっても短時間待つだけで入場できる場合が多い
ため、いたずらに他の駐車場を探し回ることは適切な対
応でない場合もある。
両も比例して多く、入場のため順番待ちをしている車両
が多少あっても短時間待つだけで入場できる場合が多い
ため、いたずらに他の駐車場を探し回ることは適切な対
応でない場合もある。
このように、単に「満車・空車」の2値情報のみでは
駐車場の利用状況が正確には判らず他に判断材料もなく
利用者にとっては甚だ不便であった(サービス不足)。
また、駐車場設置者の立場からも適切な入場待ちならば
してもらった方がチャンス・ロスが少なくなり収益性が
向上する。
駐車場の利用状況が正確には判らず他に判断材料もなく
利用者にとっては甚だ不便であった(サービス不足)。
また、駐車場設置者の立場からも適切な入場待ちならば
してもらった方がチャンス・ロスが少なくなり収益性が
向上する。
また、待ち行列に並んだ場合に一体どの位の時間待つ
ことになるかが不明なためエンジンの回転を止めること
なくそのまま長時間待つこともおこり、こうした事態は
省エネルギーや環境汚染防止の観点からも好ましくな
い。
ことになるかが不明なためエンジンの回転を止めること
なくそのまま長時間待つこともおこり、こうした事態は
省エネルギーや環境汚染防止の観点からも好ましくな
い。
本発明は、従来の表示装置を用いて生じる上述した問
題点を解消した、駐車場での予想される待時間が的確に
判り利用者に恩恵をもたらす駐車待時間表示装置を提供
することを目的とするもので、 このため、本発明の駐車待時間表示装置は、駐車場に
入出場する車両による入車・出車信号に基づいて得られ
た駐車場内の在車台数と駐車可能台数とを比較し、満車
・空車を判断する比較手段と、 所定の監視時間間隔でリセット信号を出力するタイマ
部、及び前記出車信号により各監視時間間隔一回分の事
象で得られた出車間隔の平均時間を順次記憶蓄積すると
共に予め収集しておいた複数の事例に対応した予想入場
待時間のデータを記憶する記憶部を有し、前記出車信号
により一監視時間内での出車時間の平均時間を算出し、
この平均時間と記憶部に記憶されているデータとから予
想入場待時間を算出する演算制御手段と、 前記比較手段で満車と判断したとき、前記算出した予
想入場待時間を表示する表示手段とを含むものである。
題点を解消した、駐車場での予想される待時間が的確に
判り利用者に恩恵をもたらす駐車待時間表示装置を提供
することを目的とするもので、 このため、本発明の駐車待時間表示装置は、駐車場に
入出場する車両による入車・出車信号に基づいて得られ
た駐車場内の在車台数と駐車可能台数とを比較し、満車
・空車を判断する比較手段と、 所定の監視時間間隔でリセット信号を出力するタイマ
部、及び前記出車信号により各監視時間間隔一回分の事
象で得られた出車間隔の平均時間を順次記憶蓄積すると
共に予め収集しておいた複数の事例に対応した予想入場
待時間のデータを記憶する記憶部を有し、前記出車信号
により一監視時間内での出車時間の平均時間を算出し、
この平均時間と記憶部に記憶されているデータとから予
想入場待時間を算出する演算制御手段と、 前記比較手段で満車と判断したとき、前記算出した予
想入場待時間を表示する表示手段とを含むものである。
また、本発明の駐車待時間表示装置は、駐車場に入出
場する車両による入車・出車信号に基づいて得られた駐
車場内の在車台数と駐車可能台数とを比較し、満車・空
車を判断する比較手段と、 前記出車信号により車両が一台出車することで得られ
た出車間隔時間を順次記憶蓄積すると共に予め収集して
おいた複数の事例に対応した予想入場待時間のデータを
記憶する記憶部を有し、前記出車信号により車両が一台
出車したときに得られる出車間隔時間と記憶部に記憶さ
れているデータとから予想入場待時間を算出する演算制
御手段と、 前記比較手段で満車と判断したとき、前記算出した予
想入場待時間を表示する表示手段とを含むものである。
場する車両による入車・出車信号に基づいて得られた駐
車場内の在車台数と駐車可能台数とを比較し、満車・空
車を判断する比較手段と、 前記出車信号により車両が一台出車することで得られ
た出車間隔時間を順次記憶蓄積すると共に予め収集して
おいた複数の事例に対応した予想入場待時間のデータを
記憶する記憶部を有し、前記出車信号により車両が一台
出車したときに得られる出車間隔時間と記憶部に記憶さ
れているデータとから予想入場待時間を算出する演算制
御手段と、 前記比較手段で満車と判断したとき、前記算出した予
想入場待時間を表示する表示手段とを含むものである。
以下、添付図面に沿って本発明の実施例を説明する。
なお、電源回路については説明の簡略化のため省略す
る。
なお、電源回路については説明の簡略化のため省略す
る。
第1図は本発明の駐車待時間表示装置の一実施例要部
を示すブロック図である。待時間の表示は駐車場が満車
である時に初めて有用なものであるため、本実施例では
従来の「満車」、「空車」の表示も合わせて行ってい
る。まずこの部分について説明する。
を示すブロック図である。待時間の表示は駐車場が満車
である時に初めて有用なものであるため、本実施例では
従来の「満車」、「空車」の表示も合わせて行ってい
る。まずこの部分について説明する。
同図に於いて、1は在車台数算出手段であるアップダ
ウンカウンタであり、駐車場の入口及び出口に設置され
た車両検知器等の図示しない入場車両検知手段51及び出
場車両検知手段54からの信号を受けて同駐車場へ現在入
場している車両の台数を保持している。すなわち入場口
にて車両検知手段51が入場車両を一台検知する毎に入車
信号がアップダウンカウンタ1のカウントアップ端子に
送付され保持値を1ずつ加算する。一方出場口にて車両
検知手段54が出場車両を一台検知する毎に出車信号がア
ップダウンカウンタ1のカウントダウン端子に送付され
保持値を1ずつ減算する。従って、アップダウンカウン
タ1の保持値は、駐車場内の在車台数に常に対応するこ
とになる。このアップダウンカウンタ1の保持値は、比
較手段3(比較器)へと出力されている。なお。車両検
知手段としてはループコイル式の車両検知器を用いても
良いし、あるいはこれに換えて入場口の駐車券発行機と
出場口の精算機に対する利用者の働きかけをアップダウ
ンカウンタ1の入力としても良い。
ウンカウンタであり、駐車場の入口及び出口に設置され
た車両検知器等の図示しない入場車両検知手段51及び出
場車両検知手段54からの信号を受けて同駐車場へ現在入
場している車両の台数を保持している。すなわち入場口
にて車両検知手段51が入場車両を一台検知する毎に入車
信号がアップダウンカウンタ1のカウントアップ端子に
送付され保持値を1ずつ加算する。一方出場口にて車両
検知手段54が出場車両を一台検知する毎に出車信号がア
ップダウンカウンタ1のカウントダウン端子に送付され
保持値を1ずつ減算する。従って、アップダウンカウン
タ1の保持値は、駐車場内の在車台数に常に対応するこ
とになる。このアップダウンカウンタ1の保持値は、比
較手段3(比較器)へと出力されている。なお。車両検
知手段としてはループコイル式の車両検知器を用いても
良いし、あるいはこれに換えて入場口の駐車券発行機と
出場口の精算機に対する利用者の働きかけをアップダウ
ンカウンタ1の入力としても良い。
2は駐車可能台数設定手段であり、駐車場ごとに異な
る駐車可能台数(駐車容量)を設定保持するもので前記
アップダウンカウンタ1の出力と同一形態の出力が前記
比較手段3へと接続されている。
る駐車可能台数(駐車容量)を設定保持するもので前記
アップダウンカウンタ1の出力と同一形態の出力が前記
比較手段3へと接続されている。
前記比較手段3は、前記駐車可能台数設定手段2から
の出力が指示する台数“A"と、前記アップダウンカウン
タ1からの出力が指示する台数“B"とを常時比較処理し
ており、前記アップダウンカウンタ1からの出力が指示
する台数“B"が前記駐車可能台数設定手段2からの出力
が指示する台数“A"に満たない場合すなわち(A>B)
であれば空車信号(E)を発生して表示手段(7)の
「空車」の表示を駆動する。また、アップダウンカウン
タ1からの出力が指示する台数“B"が前記駐車可能台数
設定手段2からの出力が指示する台数“A"以上の場合す
なわち(A≦B)であれば満車信号(F)を発生して表
示手段7の「満車」の表示を駆動する。なお、満車信号
(F)は、後述する演算制御部12へも送付される。
の出力が指示する台数“A"と、前記アップダウンカウン
タ1からの出力が指示する台数“B"とを常時比較処理し
ており、前記アップダウンカウンタ1からの出力が指示
する台数“B"が前記駐車可能台数設定手段2からの出力
が指示する台数“A"に満たない場合すなわち(A>B)
であれば空車信号(E)を発生して表示手段(7)の
「空車」の表示を駆動する。また、アップダウンカウン
タ1からの出力が指示する台数“B"が前記駐車可能台数
設定手段2からの出力が指示する台数“A"以上の場合す
なわち(A≦B)であれば満車信号(F)を発生して表
示手段7の「満車」の表示を駆動する。なお、満車信号
(F)は、後述する演算制御部12へも送付される。
続けて本発明の特徴部分について詳述する。
まず演算制御手段9について説明する。10はカウンタ
であり前記出車信号を計数積算するとともに結果“C"を
演算制御部12に出力する。このカウンタ10は、タイマ部
11によって制御されており所定の設定時間間隔毎にリセ
ットされ保持値が“0"となる。演算制御部12は前記比較
手段3からの満車出力(F)、前記カウンタ10からの出
力“C"及び前記タイマ部11からの出力(T)が入力され
ており、これらの信号を基に所定の処理をして予想入場
待時間“D"を算出する。この演算制御部12には、算出過
程中の一時的なデータや、算出に際し、参照するために
予め記憶された過去のデータを記憶するための記憶部13
が接続されている。
であり前記出車信号を計数積算するとともに結果“C"を
演算制御部12に出力する。このカウンタ10は、タイマ部
11によって制御されており所定の設定時間間隔毎にリセ
ットされ保持値が“0"となる。演算制御部12は前記比較
手段3からの満車出力(F)、前記カウンタ10からの出
力“C"及び前記タイマ部11からの出力(T)が入力され
ており、これらの信号を基に所定の処理をして予想入場
待時間“D"を算出する。この演算制御部12には、算出過
程中の一時的なデータや、算出に際し、参照するために
予め記憶された過去のデータを記憶するための記憶部13
が接続されている。
次に、表示手段7に設けられた待時間表示部14は、前
記演算制御手段12から出力される予想入場待時間“D"を
表示するのもで、周知の発光ダイオードマトリクス、7
セグメント表示器、プラズマディスプレイ装置等を用い
て待時間を数値で表示する。
記演算制御手段12から出力される予想入場待時間“D"を
表示するのもで、周知の発光ダイオードマトリクス、7
セグメント表示器、プラズマディスプレイ装置等を用い
て待時間を数値で表示する。
以上述べた構成の駐車待時間表示装置の特徴部分の作
用について以下説明する。
用について以下説明する。
タイマ部11は、所定の監視時間間隔でリセット信号
(T)をカウンタ10に送付しこれをリセットする。この
リセット信号(T)は演算制御部12にも送付され演算制
御部12はこのことを認知する。カウンタ10は出車信号が
入力される度にこれを計数積算し演算制御部12へ送付す
る。カウンタ10は次のリセット信号(T)を受けると前
記計数積算値を“0"とし再び出車信号を計数する。演算
制御部12は、リセット信号(T)を受ける毎にその直前
でのカウンタ10の計数積算値をデータとして取り込む。
(T)をカウンタ10に送付しこれをリセットする。この
リセット信号(T)は演算制御部12にも送付され演算制
御部12はこのことを認知する。カウンタ10は出車信号が
入力される度にこれを計数積算し演算制御部12へ送付す
る。カウンタ10は次のリセット信号(T)を受けると前
記計数積算値を“0"とし再び出車信号を計数する。演算
制御部12は、リセット信号(T)を受ける毎にその直前
でのカウンタ10の計数積算値をデータとして取り込む。
前記演算制御部12は更に、タイマ部11からリセット信
号(T)が出される監視時間間隔をカウンタ10からの計
数積算値“C"で除することによって前述監視時間間隔内
での出車信号の発生する時間間隔の平均値を算出する。
そして、この平均時間と記憶部13に記憶されたデータと
から予想入場待時間“D"を算出し、この予想入場待時間
“D"を第2図に例示したような表示手段7の待時間表示
部14(「予想入場待時間 分です」は固定補助表
示)に表示する。
号(T)が出される監視時間間隔をカウンタ10からの計
数積算値“C"で除することによって前述監視時間間隔内
での出車信号の発生する時間間隔の平均値を算出する。
そして、この平均時間と記憶部13に記憶されたデータと
から予想入場待時間“D"を算出し、この予想入場待時間
“D"を第2図に例示したような表示手段7の待時間表示
部14(「予想入場待時間 分です」は固定補助表
示)に表示する。
このように、平均時間と記憶部13に記憶されたデータ
とから予想入場待時間“D"を算出することは、前記監視
時間間隔一回分の事象のみで予想入場待時間とするとた
またま起こった特異な傾向が直ぐ予想入場待時間に反映
されてしまい実情に合わない場合も生じがちであるの
で、例えば、前記監視時間間隔一回分の事象で得られた
平均時間を幾つか順次記憶部13に記憶蓄積しておき、こ
れら以前の平均時間を幾つか含めて平均する等の処理過
程で前記演算制御部12で演算処理し、この処理結果を予
想入場待時間“D"として待時間表示部14に表示させるも
のである。
とから予想入場待時間“D"を算出することは、前記監視
時間間隔一回分の事象のみで予想入場待時間とするとた
またま起こった特異な傾向が直ぐ予想入場待時間に反映
されてしまい実情に合わない場合も生じがちであるの
で、例えば、前記監視時間間隔一回分の事象で得られた
平均時間を幾つか順次記憶部13に記憶蓄積しておき、こ
れら以前の平均時間を幾つか含めて平均する等の処理過
程で前記演算制御部12で演算処理し、この処理結果を予
想入場待時間“D"として待時間表示部14に表示させるも
のである。
なお、前述した予想入場待時間“D"の表示は前記比較
手段3からの満車信号(F)が演算制御部12に入力され
ている時にのみ行われ、その他の時には表示がなされな
いように演算制御部12によって制御される。このよう
に、予想入場待時間“D"の表示は満車信号(F)が演算
制御部12に入力されている時にのみ行われるので、空車
時に待時間が表示されて利用者が誤って満車と見なすこ
とがなく、利用者の判断を誤ませることがない。
手段3からの満車信号(F)が演算制御部12に入力され
ている時にのみ行われ、その他の時には表示がなされな
いように演算制御部12によって制御される。このよう
に、予想入場待時間“D"の表示は満車信号(F)が演算
制御部12に入力されている時にのみ行われるので、空車
時に待時間が表示されて利用者が誤って満車と見なすこ
とがなく、利用者の判断を誤ませることがない。
また、前記満車信号(F)を待時間表示部14に加えこ
の信号の有無により待時間表示部14に表示を制御させる
構成としても予想入場待時間“D"の表示の制御をするこ
ともできる。
の信号の有無により待時間表示部14に表示を制御させる
構成としても予想入場待時間“D"の表示の制御をするこ
ともできる。
あるいは、満車信号(F)の入力があって初めて演算
制御部12が予想入場待時間“D"の算出を開始する構成と
してもよいがこの場合には最初に表示を開始するまでに
要する時間が長くなる。
制御部12が予想入場待時間“D"の算出を開始する構成と
してもよいがこの場合には最初に表示を開始するまでに
要する時間が長くなる。
前述した第1図の駐車待時間表示装置にあっては、予
想入場待時間を算出するのに所定の監視時間間隔ごとに
一事例を処理する構成であるため、結果を得るのにある
程度の時間を要するものである。結果を得るための所要
時間は短い方が好ましいので、所要時間を更に短縮した
本願発明による駐車待時間表示装置の他の実施例を図面
に沿って以下説明する。
想入場待時間を算出するのに所定の監視時間間隔ごとに
一事例を処理する構成であるため、結果を得るのにある
程度の時間を要するものである。結果を得るための所要
時間は短い方が好ましいので、所要時間を更に短縮した
本願発明による駐車待時間表示装置の他の実施例を図面
に沿って以下説明する。
第3図は本願発明による駐車待時間表示装置の他の実
施例要部を示すブロック図である。アップダウンカウン
タ1、駐車可能台数設定手段2、比較手段3、表示手段
7、満車・空車表示部8、演算制御部12、記憶部13及び
待時間表示部14の構成については第1図、第2図に示し
たものと略同一であるので説明を省略する。
施例要部を示すブロック図である。アップダウンカウン
タ1、駐車可能台数設定手段2、比較手段3、表示手段
7、満車・空車表示部8、演算制御部12、記憶部13及び
待時間表示部14の構成については第1図、第2図に示し
たものと略同一であるので説明を省略する。
本実施例は、演算制御手段9に計時部15を備えてい
る。この計時部15は、出車信号が入力に加わる間隔時間
を直接計時して結果を演算制御部12へ出力する。前記計
時部15は例えばクロックの発生部、クロックを計数し出
車信号によりリセットされるカウンタ部、カウンタ部の
計数値をリセット直前に保持するラッチ部、ラッチ部の
計数値を時間情報に変換し前記演算制御部12に出力する
変換部等を適宜組み合わせて構成できる。この計時部15
により、車両が一台出車する度に一事例の出車間隔時間
が得られるのでこれを基に前実施例と同様に記憶部13に
記憶されたデータとから予想入場待時間“D"を算出す
る。例えば、車両が一台出車する度に得られる出車間隔
時間を幾つか順次記憶部13に記憶蓄積しておき、これら
以前の出車間隔時間を幾つか含めて平均化する等の処理
をして予想入場待時間“D"を算出し、これを待時間表示
部14に表示させる。本実施例の駐車待時間表示装置は特
に出車間隔が長い場合には、得られる予想入場待時間の
正確さが前実施例に比してより良好なため有効である。
る。この計時部15は、出車信号が入力に加わる間隔時間
を直接計時して結果を演算制御部12へ出力する。前記計
時部15は例えばクロックの発生部、クロックを計数し出
車信号によりリセットされるカウンタ部、カウンタ部の
計数値をリセット直前に保持するラッチ部、ラッチ部の
計数値を時間情報に変換し前記演算制御部12に出力する
変換部等を適宜組み合わせて構成できる。この計時部15
により、車両が一台出車する度に一事例の出車間隔時間
が得られるのでこれを基に前実施例と同様に記憶部13に
記憶されたデータとから予想入場待時間“D"を算出す
る。例えば、車両が一台出車する度に得られる出車間隔
時間を幾つか順次記憶部13に記憶蓄積しておき、これら
以前の出車間隔時間を幾つか含めて平均化する等の処理
をして予想入場待時間“D"を算出し、これを待時間表示
部14に表示させる。本実施例の駐車待時間表示装置は特
に出車間隔が長い場合には、得られる予想入場待時間の
正確さが前実施例に比してより良好なため有効である。
本願の駐車待時間表示装置の運用に当たっては、特に
適用駐車場毎に異なり更には同一駐車場であっても日時
や時間帯、一時的な開催行事等によっても変動する駐車
場の利用状況に的確に対応すべく、各駐車場毎に予め収
集しておいた色々な事例に対応した予想入場待時間“D"
のデータをその記憶部を活用して記憶しておきこれらを
演算制御部での算出過程に適宜反映させることによっ
て、駐車場毎にまた日によって異なる利用状況の実情に
より合致した予想入場待時間の表示を行うことができる
ものである。
適用駐車場毎に異なり更には同一駐車場であっても日時
や時間帯、一時的な開催行事等によっても変動する駐車
場の利用状況に的確に対応すべく、各駐車場毎に予め収
集しておいた色々な事例に対応した予想入場待時間“D"
のデータをその記憶部を活用して記憶しておきこれらを
演算制御部での算出過程に適宜反映させることによっ
て、駐車場毎にまた日によって異なる利用状況の実情に
より合致した予想入場待時間の表示を行うことができる
ものである。
なお、前述実施例における満車信号及び空車信号に各
々対応する可変表示をダイオードマトリクス表示その他
の手段を用いて同一の表示個所に切替えてどちらかの表
示をするようにしても良い。
々対応する可変表示をダイオードマトリクス表示その他
の手段を用いて同一の表示個所に切替えてどちらかの表
示をするようにしても良い。
また、本発明の特徴点はきめ細かな駐車場利用情報を
提供するための前述した予想入場待時間を表示すること
にあるので満車時にこれのみを表示するようにしてもよ
い。
提供するための前述した予想入場待時間を表示すること
にあるので満車時にこれのみを表示するようにしてもよ
い。
なお、以上述べた実施例では、各部を明確に分けて説
明したが、マイコン(CPU)とメモリ及びI/Oインターフ
ェイス回路を用いて各部を渾然一体に構成することも可
能であることは言うまでもない。
明したが、マイコン(CPU)とメモリ及びI/Oインターフ
ェイス回路を用いて各部を渾然一体に構成することも可
能であることは言うまでもない。
以上述べた本発明の駐車待時間表示装置によれば、一
監視時間内の出車間隔の平均時間または車両が一台出車
する毎に得られる出車間隔時間と過去のデータとから予
想入場待時間を算出し、この予想入場待時間を満車時に
表示するので、状況に応じた予想入場待時間を表示する
ことができ、利用者が適切な判断に基づき適切な対応を
することができる。これにより、利用者は、駐車場への
待時間を客観的に把握して、別の駐車場へ向かう等の的
確な行動を速やかにとることができ、駐車場周辺に余計
な駐車待の行列を作る可能性が減る。
監視時間内の出車間隔の平均時間または車両が一台出車
する毎に得られる出車間隔時間と過去のデータとから予
想入場待時間を算出し、この予想入場待時間を満車時に
表示するので、状況に応じた予想入場待時間を表示する
ことができ、利用者が適切な判断に基づき適切な対応を
することができる。これにより、利用者は、駐車場への
待時間を客観的に把握して、別の駐車場へ向かう等の的
確な行動を速やかにとることができ、駐車場周辺に余計
な駐車待の行列を作る可能性が減る。
第1図は本発明による駐車待時間表示装置の一実施例の
ブロック図を、 第2図は本発明の駐車待時間表示装置に係る表示手段の
一実施例を示す外観図を、 第3図は本発明による駐車待時間表示装置の他の実施例
のブロック図を、 第4図は本発明に係る駐車管理装置の一例を示す平面図
を、 第5図は従来の駐車場用表示装置のブロック図を、 第6図は従来の駐車場用表示装置の表示器を示す外観図
を、各々示す。 7……表示手段、 9……演算制御手段、 54……出場車両検知手段
ブロック図を、 第2図は本発明の駐車待時間表示装置に係る表示手段の
一実施例を示す外観図を、 第3図は本発明による駐車待時間表示装置の他の実施例
のブロック図を、 第4図は本発明に係る駐車管理装置の一例を示す平面図
を、 第5図は従来の駐車場用表示装置のブロック図を、 第6図は従来の駐車場用表示装置の表示器を示す外観図
を、各々示す。 7……表示手段、 9……演算制御手段、 54……出場車両検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/14 G04F 10/00 G04G 9/00
Claims (2)
- 【請求項1】駐車場に入出場する車両による入車・出車
信号に基づいて得られた駐車場内の在車台数と駐車可能
台数とを比較し、満車・空車を判断する比較手段と、 所定の監視時間間隔でリセット信号を出力するタイマ
部、及び前記出車信号により各監視時間間隔一回分の事
象で得られた出車間隔の平均時間を順次記憶蓄積すると
共に予め収集しておいた複数の事例に対応した予想入場
待時間のデータを記憶する記憶部を有し、前記出車信号
により一監視時間内での出車間隔の平均時間を算出し、
この平均時間と記憶部に記憶されているデータとから予
想入場待時間を算出する演算制御手段と、 前記比較手段で満車と判断したとき、前記算出した予想
入場待時間を表示する表示手段と を含む駐車待時間表示装置。 - 【請求項2】駐車場に入出場する車両による入車・出車
信号に基づいて得られた駐車場内の在車台数と駐車可能
台数とを比較し、満車・空車を判断する比較手段と、 前記出車信号により車両が一台出車することで得られた
出車間隔時間を順次記憶蓄積すると共に予め収集してお
いた複数の事例に対応した予想入場待時間のデータを記
憶する記憶部を有し、前記出車信号により車両が一台出
車したときに得られる出車間隔時間と記憶部に記憶され
ているデータとから予想入場待時間を算出する演算制御
手段と、 前記比較手段で満車と判断したとき、前記算出した予想
入場待時間を表示する表示手段と を含む駐車待時間表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02156299A JP3130306B2 (ja) | 1990-06-14 | 1990-06-14 | 駐車待時間表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02156299A JP3130306B2 (ja) | 1990-06-14 | 1990-06-14 | 駐車待時間表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0452800A JPH0452800A (ja) | 1992-02-20 |
JP3130306B2 true JP3130306B2 (ja) | 2001-01-31 |
Family
ID=15624777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02156299A Expired - Fee Related JP3130306B2 (ja) | 1990-06-14 | 1990-06-14 | 駐車待時間表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3130306B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2710748B2 (ja) * | 1993-12-15 | 1998-02-10 | 有限会社 サンエス工業 | 駐車場総合管理システム |
-
1990
- 1990-06-14 JP JP02156299A patent/JP3130306B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0452800A (ja) | 1992-02-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2891136B2 (ja) | 自動料金徴収システムの車載機 | |
US20080319837A1 (en) | Pay Parking System and Method | |
CN108961821A (zh) | 一种基于计算机网络的车位智能管理系统 | |
JPH1027294A (ja) | 駐車場利用状況予測装置及び駐車場利用状況測定装置、並びにこれらを用いた駐車場案内装置 | |
JP3130306B2 (ja) | 駐車待時間表示装置 | |
KR20070047654A (ko) | 물류 터미널 자동화 시스템 및 그 방법 | |
JP2013174996A (ja) | 無人駐車場管理システム | |
JP2922986B2 (ja) | 駐車場用表示装置 | |
KR100517308B1 (ko) | 무인 자동 주차 지원 시스템 및 그 방법 | |
JP2004196215A (ja) | 洗車場システム | |
JP5173391B2 (ja) | 料金自動収受装置及びシステム | |
JP4064166B2 (ja) | 駐車場管理システム | |
CN213424214U (zh) | 一种道路监控系统 | |
JPH0935102A (ja) | 駐車場管理システム | |
JP3308510B2 (ja) | 駐車場の適正駐車台数判定装置 | |
JP3071848B2 (ja) | 駐車場の管理方法および管理装置 | |
CN209625447U (zh) | 一种车位善用系统 | |
JPH0457186A (ja) | 駐車場管理装置 | |
JPS62182890A (ja) | 駐車場管理システム | |
JPS63163590A (ja) | タクシ−運行デ−タ収集処理装置 | |
JP2784413B2 (ja) | タキシーメータ | |
JPH0380400A (ja) | 駐車場の管理装置 | |
JP2684067B2 (ja) | 短時間専用駐車機能付き駐車場管理装置 | |
CN108877292A (zh) | 一种智能停车用的停车管理系统 | |
KR20030064948A (ko) | 주차관리 시스템 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |