JPH0380400A - 駐車場の管理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は複数の駐車場について、各駐車場へ駐車できる
までの予測時間を各駐車場の空き状態、待っている車の
台数、および駐車場の車の出入り率などから演算して一
般利用者に対して表示する駐車場の管理装置に関するも
のである。

（従来の技術） 従来の方法による駐車場管理システムの一例を第７図に
示す。

第７図において、複数の駐車場１の入口には、それぞれ
車７の入場をカウントする機能をもった入場ゲート２が
あり、その前に車７が入場するために列を作って待機し
ている。また出口には、車７の退場をカウントする機能
をもった退場ゲート３が設けられている。

入／退場ゲート２，３からのカウント信号は、計算機シ
ステム１１のゲート信号入力部４を介して空状態演算部
５に送られる。

空状態演算部５は、入車数および退車数のそれぞれの積
算データ１３を更新し、その差と駐車場の収容可能台数
とから満車／空車の判断を行い５判断結果を表示出力部
６を介して外部の表示器１２に表示する。

空状態演算部５の処理フローの一例を第８図に示す、す
なわち入庫数の積算の、および出車数の積算■のデータ
から、満／空判断を行い■、出力部へ出力■する。

第９図は表示器１２の表示の一例を示すもので、これに
よって一般の駐車場利用者は各駐車場の満／空状態を知
ることができる。

（発明が解決しようとする課題） 上記従来技術による駐車場管理システムでは。

利用者は現在の各駐車場の状態を知って空いている駐車
場に向かうことができる。

しかしこの方法では、空いている駐車場がなく全く満車
状態である場合には、どの駐車場に行けばよいかの判断
ができない。

すなわち複数ある駐車場の中で、どの駐車場での待行列
が最も一番スムーズに流れているかが判断できず、入場
を待つ車の列が短い駐車場に並んでも、その駐車場の収
容車数が少ない場合には車のはけが悪く、待行列が長く
ても収容数の多い駐車場の方が早く入場できることがあ
り、従って従来の方法では利用者に対して効果的な情報
をあたえることができない。

本発明は上述した従来の駐車場管理システムの不都合な
点を考慮してなされたもので、複数の駐車場における満
車の場合の待時間に関する情報に基づいて、これから並
ぶのに最も適当な駐車場を案内表示する合理的な駐車場
の管理装置を提供することを目的としている。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段と作用） 本発明は、複数の駐車場の各駐車場ごとの空き状態を駐
車場利用者に案内表示する駐車場の管理装置において、
各駐車場のゲートを通過して入場する車の台数をカウン
トする手段、各駐車場の入側に駐車待ちのために並んで
いる車の台数をカウントする手段、上記入場する車の台
数から各駐車場の単位時間当りの平均入場台数を算出す
る手段、上記待ち台数と上記単位時間当りの平均入場台
数とから各駐車場ごとに駐車待ちの最後尾の車が駐車場
に入場できるまでの待ち時間を予測演算する手段、およ
び上記各駐車場ごとの待ち時間を比較して表示する表示
手段を備え、これによって各駐車場の空車状態だけでは
なく、どの駐車場に並んだ方が最も早く駐車できるかを
一般の駐車場利用者に案内表示して、利用者の便をはか
ると共に、駐車場の効率のよい運用を可能にしたもので
ある。

（実施例） 本発明による駐車場の管理装置の一実施例を第１図に示
す。

第１図において、複数の駐車場１、入場ゲート２、退場
ゲート３、ゲート信号入力部４、空状態演算部５、およ
び表示出力部６は従来の第７図の場合と同じである。

第１図ではさらに、駐車場１の入口側に入場を待ってい
る車７の各待ち位置に車の存在の有／無を感知する車セ
ンサ８が配列されている。車センサ８としては、例えば
赤外線を利用した光センサなどを用いることができる。

ざらにセンサ８からの信号を入力するセンサ入力部９お
よびセンサ入力部９からの情報と、空状態演算部５から
の情報とに基づいて待行列の待時間を予測演算する待時
間演算部１０が設けられている。

入／退場ゲート２，３からの信号は計算機システム１１
のゲート信号入力部４を経由し、空状態演算部５に送信
され、ここで第２図に示すような演算が行われる。

第２図に示す演算では、先ず従来の第８図と同様に、入
車数、出車数の積算（１）、■を行った後、溝車／空車
の判断■を行い、出力部に判断結果の）を出力する。

第２図ではさらに、当該駐車場が満車であった場合には
、演算制御を待時間演算部１０に移し０てその演算を終
了する。

演算制御が待時間演算部ＩＯに移されると、各駐車場１
の入口に並ぶ複数のセンサ８からのオン／オフ信号は、
センサ入力部９を介して待時間演算部１０に入力され、
これに基づいて待時間演算部１０は第３図に示すような
演算処理を行う。

すなわち各センサ８のオン／オフ状態から待状態の車の
列の長さを推定し０１次に待行列の長さから車の台数を
算定する０゜ 次に、空状態演算部５で積算した入車数または出車数の
時系列トレンドデータ１３を利用して単位時間当りの入
車率（台７分）を算出する■。

第４図はこのときの駐車場内の車の台数の変化の一例を
示したもので、第４図（Ａ）はＡ駐車場、第４図（Ｂ）
はＢ駐車場の場合であり、現時点１，０における累積入
車数Ｎ０と単位時間前の時点ｔ１における累積入車数Ｎ
１との差からそれぞれの入車率が求められる。

このようにして求めた入場待合数と現在の入車率とから
行列の最後尾に位置する車の予測待時間が計算される（
９）。

例えば第５図に示すように、Ａ駐車場は、５０台の待行
列が１分間に１０台ずつはけていくとして、５分の待時
間となり、Ｂ駐車場は、２４台の待行列が３台／分にて
処理され、待時間は８分と予測される。

全ての満車状態の駐車場について、上記■〜■の演算処
理が行われた（１０）後、全駐車場の中で最も待時間の
短い駐車場が判別され（１１）、表示器１２に例えば第
６図に示すように表示される。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明による駐車場管理装置によれ
ば、複数の駐車場が満車である場合にも、どの駐車場に
並ぶのが最も早く駐車できるかが駐車場利用者に対して
告知され、利用者の便が計られると共に効率のよい駐車
場の運用が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による駐車場の管理装置の一実施例を示
すシステム構成図、第２図は本発明における空状態演算
部の処理フローを示す図、第３図は本発明における待状
態演算部の処理フローを示す図、第４図は入車率の演算
方法を説明するための図、第５図は待時間の演算内容の
一例を示す図、第６図は本発明における表示内容の一例
を示す図、第７図は従来の駐車場管理装置の一例を示す
システム構成図、第８図は従来装置の空状態演算部の処
理フローを示す図、第９図は従来装置における表示内容
の一例を示す図である。 工・・・駐車場　　　　　　２・・・入場ゲート３・・
・退場ゲート　　　　４・・・ゲート信号入口部５・・
・空状態演算部　　　６・・・表示出力部７・・・車　
　　　　　　　８・・・センサ９・・・センサ入力部　
　　１０・・・待時間演算部１１・・・計算機システム
　　１２・・・表示器（８７３３）代理人弁理士　猪　
股　祥　晃（ばか１名）第 図 ？ 第 図 ■ 第 図 第 図 箇 第 図 第 ７ 図 雫 あ 第 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の駐車場の各駐車場ごとの空き状態を駐車場利用者
   に案内表示する駐車場の管理装置において、各駐車場の
   ゲートを通過して入場する車の台数をカウントする手段
   、各駐車場の入側に駐車待ちのために並んでいる車の台
   数をカウントする手段、上記入場する車の台数から各駐
   車場の単位時間当りの平均入場台数を算出する手段、上
   記待ち台数と上記単位時間当りの平均入場台数とから各
   駐車場ごとに駐車待ちの最後尾の車が駐車場に入場でき
   るまでの待ち時間を予測演算する手段、および上記各駐
   車場ごとの待ち時間を比較して表示する表示手段を備え
   たことを特徴とする駐車場の管理装置。