JP3671818B2 - 駐車管理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駐車管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の駐車管理システムとしては、例えば、特開平9−245296号公報にて示すようなものがある。この駐車管理システムでは、駐車場の各駐車領域にそれぞれ磁気センサを設けて、駐車領域における車両の有無を当該駐車領域の磁気センサにより検出し、この検出結果に応じて、駐車領域の空車状態の有無を表示するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記駐車管理システムのように、単に駐車領域の空車状態の有無を表示するだけでは、駐車領域に車両が駐車していることは判明するが、当該車両の駐車時間の長さまでは分からない。従って、例えば、複数の駐車領域の各々にそれぞれ車両が駐車している場合に、どの車両が長期滞留車であるかの判別がつかないという不具合がある。
【0004】
そこで、本発明は、以上のようなことに対処するため、駐車場の駐車室における長期滞留車の駐車室を特定するようにした駐車管理システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題の解決にあたり、請求項1に記載の発明に係る駐車管理システムは、各車両が駐車場(P)へ入庫する毎に当該各車両の車両ナンバーを撮像し撮像データとして出力する撮像手段(80a)と、
撮像手段からの各撮像データの出力に応答して各車両の車両ナンバー及び駐車場への入庫時刻を記憶する第1記憶手段(93)と、
駐車場の複数の駐車室(40乃至75)にそれぞれ設けられて各車両が当該複数の駐車室の各々に入車するとき当該各車両をそれぞれ検出する各検出センサ(S1乃至S75)と、
各車両の入車駐車室の車室番号及び入車時刻をそれぞれ記憶する第2記憶手段と、
この第2記憶手段に記憶した各入車時刻のうち一番古い入車時刻よりも古い入庫時刻の車両を第1記憶手段の記憶データに基づき検索する検索手段(400、401)と、
この検索手段の検索車両が一台のみのとき当該検索車両の車両ナンバー及び入車駐車室の車室番号を確定し、当該確定車室番号の駐車室に確定車両ナンバーを付して駐車場を画像として表示する表示手段(410、411乃至413、102)とを備える。
【0006】
これにより、駐車場に長期に滞留する車両を速やかに確認できる。
【0007】
また、請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、
表示手段は、検索車両が複数台のとき当該複数台の検索車両の各車両ナンバーを確定し、当該各確定車両ナンバーを共に表示することを特徴とする。
【0008】
これにより、長期滞留車両が複数台であっても、その車両ナンバーの表示でもって、当該複数台の長期滞留車両を速やかに特定できる。
【0009】
また、請求項3に記載の発明に係る駐車管理システムは、
各車両が駐車場(P)へ入庫する毎に当該各車両の車両ナンバーを撮像し撮像データとして出力する第1撮像手段(80a)と、
各車両が駐車場から出庫する毎に当該各車両の車両ナンバーを撮像して撮像データとして出力する第2撮像手段(80b)と、
第1撮像手段からの各撮像データの出力に応答して各車両の車両ナンバー及び駐車場への入庫時刻を入庫データとしてそれぞれ記憶するとともに、当該各入庫データのうち第撮像手段からの各撮像データに対応する入庫データを消去する第1記憶手段(93)と、
駐車場の複数の駐車室(40乃至75)にそれぞれ設けられて、各車両が当該複数の駐車室の各々に入車するとき当該各車両をそれぞれ検出し、また当該各車両の駐車室からの退車を検出する各検出センサ(S1乃至S75)と、
これら各検出センサの入車検出毎に各車両の入車駐車室の車室番号及び入車時刻を入車データとしてそれぞれ記憶するとともに、当該各入車データのうち各検出センサの退車検出に対応する入車データを削除する第2記憶手段と、
この第2記憶手段に記憶してある各入車時刻のうち一番古い入車時刻よりも古い入庫時刻の車両を第1記憶手段の記憶データに基づき検索する検索手段(400、401)と、
この検索手段の検索車両が一台のみのとき当該検索車両の車両ナンバー及び入車駐車室の車室番号を確定し、当該確定車室番号の駐車室に確定車両ナンバーを付して駐車場を画像として表示し、また、検索車両が複数台のとき当該複数の検索車両の各車両ナンバーを確定し、当該各確定車両ナンバーを共に表示する表示手段(410、411乃至416、102)とを備える。
【0010】
これにより、請求項1及び2に記載の発明の双方の作用効果を達成できる。
【0011】
また、請求項4に記載の発明では、表示手段は、検索車両が複数台のとき当該複数の検索車両の各車両ナンバー及び各入車駐車室の車室番号を確定し、当該各確定車室番号の各駐車室に対応の各確定車両ナンバーを付して駐車場を画像として、各確定車両ナンバーの表示に代えて、表示することを特徴とする。
【0012】
これにより、複数台に亘り長期滞留車両があっても、その各駐車室及び各車両を速やかに確認できる。
【0013】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面により説明する。図1は本発明に係る駐車管理システムの一実施形態が適用された駐車場Pを模式的に示している。駐車場P内には、管理室10と、入庫路20と、出庫路30と、複数の駐車室40乃至75とが配設されている。
【0015】
管理室10、入庫路20及び出庫路30は、図1にて示すごとく、駐車場Pの中央に配設されている。ここで、入庫路20及び出庫路30は、互いに並行に配設されており、入庫路20には、その直下に形成した地下入路21から図1にて図示矢印aにて示す方向に車両が入庫する。一方、車両は、図1にて図示矢印bにて示すごとく、出庫路30からその直下に形成した地下出路31へ出庫する。
【0016】
各駐車室40乃至57及び各駐車室58乃至75は、図1にて示すごとく、管理室10、入庫路20及び出庫路30を挟んで、互いに列状に配列されている。ここで、各駐車室40乃至57の入出口は、図1にて図示上側に開口しており、各駐車室58乃至75の入出口は、図1にて図示下側に開口している。なお、図1にて、符号22は、入庫路20に設けた入庫ゲートを示し、符号32は、出庫路30に設けた出庫ゲートを示し、符号Rは通路を示す。
【0017】
当該駐車管理システムは、図1及び図2にて示すごとく、両ビデオカメラ80a、80bと、複数の超音波センサS1乃至S75と、入出庫監視装置90と、在車監視装置100とを備えている。
【0018】
ビデオカメラ80aは、駐車場P内にてその内壁のうち入庫路20から通路Rへの入り口23に対向する部分に設置されており、このビデオカメラ80aは、入庫路20の入り口23から通路R内に進入する車両のナンバープレートを撮像して撮像データを出力する。一方、ビデオカメラ80bは、各駐車室40乃至57の後壁の図1にて図示左右方向中央に支持されており、このビデオカメラ80bは、通路Rから出庫路30内に出庫ゲート32を通り進入する車両のナンバープレートを撮像して撮像データを出力する。
【0019】
各超音波センサS1乃至S75は、図1から分かるように、各駐車室40乃至75内にそれぞれ配設されており、これら各超音波センサS1乃至S75は、それぞれ、対応の各駐車室40乃至75内の車両の有無を超音波により検出する。
【0020】
入出庫監視装置90及び在車監視装置100は、図1にて示すごとく、管理室10内に配設されている。入出庫監視装置90は、図2にて示すごとく、データ処理回路91と、コンピュータ92と、記憶装置93とにより構成されている。データ処理回路91は、各ビデオカメラ80a、80bからの撮像データを処理して各処理データとしてコンピュータ92に出力する。
【0021】
コンピュータ92は、入出庫監視プログラムを図3にて示すフローチャートに従い実行し、この実行中において、データ処理回路91の出力に基づき記憶装置93へのデータの記憶処理及びその更新処理や当該記憶装置93の記憶データのコンピュータ101(後述する)への出力処理等を行う。なお、上記入出庫監視プログラムは、コンピュータ92のROMに予め記憶されている。
【0022】
在車監視装置100は、図2にて示すごとく、コンピュータ101と、表示装置102とを備えている。コンピュータ101は、図4にて示すフローチャートに従い在車監視メインプログラムを実行し、また、図5にて示すフローチャートに従い在車監視割り込みプログラムを実行する。コンピュータ101は、在車監視メインプログラムの実行中において、各超音波センサS1乃至S75の出力に基づき各駐車室40乃至75への車両の進入や退出の監視処理を等を行い、また、在車監視割り込みプログラムの実行中において、各駐車室の在車状態の監視処理を行う。
【0023】
本実施形態では、在車監視割り込みプログラムは、コンピュータ101に内蔵のタイマーが所定割り込み時間の計時を終了する毎に、コンピュータ101により、在車監視メインプログラムの実行の中止でもって割り込み実行される。なお、在車監視メインプログラム及び在車監視割り込みプログラムはコンピュータ101のROMに予め記憶されている。
【0024】
表示装置102は、コンピュータ101による制御を受けて、各駐車室の在車状態を表示する。
【0025】
以上のように構成した本実施形態において、入出庫監視装置90における処理モード及び在車監視装置100における処理モードに分けて説明する。
【0026】
(1)入出庫監視装置90における処理モード
入出庫監視装置90において、コンピュータ92は図3のフローチャートに従い入出庫監視プログラムの実行を開始すると、ステップ200において、出庫車両ありかが判定される。この判定は、ビデオカメラ80aの撮像データに対するデータ処理回路91の処理データに基づきなされる。
【0027】
ここで、入庫路20から入庫ゲート22を通り通路Rへの入り口23に向かう車両のナンバープレートがビデオカメラ80aにより撮像されていれば、入庫車両があることから、ステップ200における判定はYESとなる。これに伴い、ステップ201において、上記入庫車両の車両ナンバーAAAA及び入庫時刻t1がセットされ、これら車両ナンバーAAAA及び入庫時刻t=t1が、ステップ202において、入庫データとして記憶装置93に入力されて当該記憶装置93に記憶される(図6(a)参照)。
【0028】
なお、同様にして、車両ナンバーBBBB及び車両ナンバーCCCCの各車両の入庫があれば、車両ナンバーBBBBの車両の入庫時刻t=t2及び当該車両ナンバーBBBBが入庫データとして記憶装置93に記憶され、車両ナンバーCCCCの車両の入庫時刻t=t3及び当該車両ナンバーCCCCが入庫データとして記憶装置93に記憶される(図6(a)参照)。
【0029】
然る後、ステップ210において、出庫車両ありかが判定される。この判定は、ビデオカメラ80bの撮像データに対するデータ処理回路91の処理データに基づきなされる。ここで、出庫ゲート32を通り出庫路30から出庫する車両のナンバープレートがビデオカメラ80bにより撮像されていれば、出庫車両があることから、ステップ210における判定はYESとなる。そして、出庫車両が車両ナンバーAAAAの車両であれば、ステップ211において、当該車両の車両ナンバーAAAAがセットされ、ステップ212において、このセットに基づき、入庫車両の車両ナンバーAAAA及び入庫時刻t1からなる入庫データを消去するように記憶装置93に指令がなされる。これに伴い、記憶装置93の記憶データのうち、車両ナンバーAAAA及び入庫時刻t1からなる入庫データが消去される(図6(b)参照)。
【0030】
(2)在車監視装置100における処理モード
在車監視装置100において、コンピュータ101は、図4のフローチャートに従い在車監視メインプログラムの実行を開始するとともに、上記タイマーの計時終了毎に、在車監視割り込みプログラムの割り込み実行を開始する。
【0031】
在車監視メインプログラムの実行においては、図4のステップ300において、各超音波センサS1乃至S75の出力の変化ありかが判定される。現段階において、各超音波センサS1乃至S75の出力のいずれかに変化があれば、ステップ300における判定はYESとなる。
【0032】
ついで、ステップ310において、各駐車室40乃至75への入庫車両の入車の有無が判定される。この判定は、各超音波センサS1乃至S75の出力の有無によりなされる。ここで、駐車室への入車は、当該駐車室における超音波センサの出力があることに対応し、当該駐車室からの退車は当該駐車室における超音波センサの出力がないことに対応する。
【0033】
しかして、駐車室への入車があってステップ310における判定がYESとなるときには、ステップ311において、入車のあった駐車室が当該駐車室内の超音波センサの出力でもって特定される。そして、当該ステップ311において、上述のように入車のあった駐車室の車室番号及び当該駐車室への入車時刻が、入車データとして、コンピュータ101のRAMに記憶される。本実施形態では、各駐車室40乃至75の車室番号をそれぞれ1乃至36とする。そして、例えば、上述のように入車のあった駐車室の車室番号が1であり、当該駐車室への入車時刻がT=T1であれば、これら車室番号1及び入車時刻T1が入車データとしてコンピュータ101のRAMに記憶される(図7(a)参照)。
【0034】
なお、同様にして、駐車室41、42に入車があれば、車室番号2及び入車時刻T=T2が入車データとしてコンピュータ101のRAMに記憶され、車室番号3及び入車時刻T=T3が入車データとしてコンピュータ101のRAMに記憶される(図7(a)参照)。
【0035】
一方、駐車室からの退車の場合にはステップ310における判定がNOとなる。これに伴い、ステップ312において、退車のあった駐車室の車室番号及び入車時刻からなる入車データがコンピュータ101のRAMから消去される。例えば、退車のあった駐車室の車室番号が1であれば、車室番号1及び入車時刻T1からなる入車データがコンピュータ101のRAMから消去される(図7(b)参照)。
【0036】
在車監視割り込みプログラムの実行においては、図5のステップ400において、上記RAMの記憶データの中から最も古い入車時刻が検索される。現段階では、入車時刻T1が最も古いものであるとする。ついで、ステップ401において、(入車時刻T−所定時間α)が入庫時刻t以上である入庫車両が記憶装置93の記憶データから検索される。なお、所定時刻αは、入庫後駐車室に入車するまでの平均時間を表す。
【0037】
ステップ401で検索した入庫車両が一台のみである場合には、ステップ410における判定がYESとなる。そして、当該入庫車両が車両ナンバーCCCCの車両であり、駐車室40に入車した車両であれば、ステップ411において、車室番号1=車両ナンバーCCCCを表すデータとして確定される。これに伴い、ステップ412において、この確定データに基づき、駐車場の該当駐車室に当該確定データの車両ナンバーCCCCを特定する表示データが作成される。
【0038】
そして、この作成表示データがステップ413において表示装置102に出力される。これに伴い、この表示装置102は、その表示画面102aにおいて、上記作成表示データを表示する(図8参照)。
【0039】
これにより、長期滞留している車両及びその駐車室を速やかに管理室10の在車監視装置100において確認することができる。
【0040】
ステップ413の処理後、入車時刻T1の次に古い入車時刻Tの有無がコンピュータ101のRAMの記憶データに基づきステップ420において判定される。入車時刻T1の次に古い入車時刻T=T2があれば、ステップ420においてYESとの判定がなされる。そして、ステップ421において、次に古い時刻の入車時刻TがT2とセットされる。なお、ステップ420における判定がNOとなる場合には、ステップ422にて処理が終了される。
【0041】
上述のようにステップ421における処理がなされると、再び、ステップ401において、(T2−α)以前の入庫時刻の入庫車両が記憶装置93の記憶データに基づき検索される。上述と同様にステップ401での検索車両が一台のみである場合には、ステップ410におけるYESとの判定のもと、ステップ411以後の処理がなされる。これに伴い、上述と同様にステップ413での作成表示データの表示が表示装置102によりなされる。
【0042】
上述のようにステップ410での判定がなされるとき、ステップ401での検索車両が複数台である場合には、当該ステップ410での判定がNOとなる。これに伴い、ステップ414において、当該複数台の検索車両の各車両ナンバーが、その駐車室の車室番号に対応する複数台の車両ナンバーデータとして確定される。
【0043】
ついで、ステップ415において、該当駐車室に対応の複数の車両ナンバーを特定した表示データが作成され、この表示データがステップ416において表示装置102に出力される。これにより、表示装置102は、その表示面102aにおいて、当該表示データを駐車場の画像として表示する。以下、同様の処理が残りの全ての入車時刻Tについてなされる。
【0044】
その結果、長期にわたり滞留している車両が複数台あっても、これら各車両の駐車室及び車両ナンバーを速やかに確認できる。この場合、各車両の駐車室の車室番号が確定できない場合には、各車両の車両ナンバーのみを共に表示するようにしてもよい。
【0045】
なお、本発明の実施にあたり、各超音波センサS1乃至S75に代えて、各磁気センサを各駐車室40乃至75内にそれぞれ配設して、これら各磁気センサにより、対応の各駐車室内への入車車両を磁気的に検出し、これら各検出出力を対応の各超音波センサの出力に代えてコンピュータ101に入力するようにしてもよい。
【0046】
また、本発明の実施にあたり、駐車車両の使用者が駐車した駐車室を忘れた場合には、コンピュータ101のキーボードの操作により、当該駐車車両の車両ナンバー等を入力することで、駐車室を推定するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る駐車管理システムの一実施形態が適用される駐車場の模式的平面図である。
【図2】当該駐車管理システムの電気回路構成を示すブロック図である。
【図3】図2のコンピュータ92の作用を示す入出庫監視プログラムのフローチャートである。
【図4】図2のコンピュータ101の作用を示す在車監視メインプログラムのフローチャートである。
【図5】図2のコンピュータ101の作用を示す在車監視割り込みプログラムのフローチャートである。
【図6】(a)は記憶装置に記憶する入庫データを示す図であり、(b)は当該入庫データの一部を消去した図である。
【図7】(a)は図2のコンピュータ101に記憶する入車データを示す図であり、(b)は当該入車データの一部を消去した図である。
【図8】図2の表示装置102の表示例示図である。
【符号の説明】
P…駐車場、S1乃至S75…超音波センサ、40乃至75…駐車室、
80a、80b…ビデオカメラ、92、101…コンピュータ、
93…記憶装置、102…表示装置。

Claims (4)

  1. 各車両が駐車場(P)へ入庫する毎に当該各車両の車両ナンバーを撮像し撮像データとして出力する撮像手段(80a)と、
    前記撮像手段からの各撮像データの出力に応答して前記各車両の車両ナンバー及び駐車場への入庫時刻を記憶する第1記憶手段(93)と、
    駐車場の複数の駐車室(40乃至75)にそれぞれ設けられて前記各車両が当該複数の駐車室の各々に入車するとき当該各車両をそれぞれ検出する各検出センサ(S1乃至S75)と、
    前記各車両の入車駐車室の車室番号及び入車時刻をそれぞれ記憶する第2記憶手段と、
    この第2記憶手段に記憶した前記各入車時刻のうち一番古い入車時刻よりも古い入庫時刻の車両を前記第1記憶手段の記憶データに基づき検索する検索手段(400、401)と、
    この検索手段の検索車両が一台のみのとき当該検索車両の車両ナンバー及び入車駐車室の車室番号を確定し、当該確定車室番号の駐車室に前記確定車両ナンバーを付して駐車場を画像として表示する表示手段(410、411乃至413、102)とを備える駐車管理システム。
  2. 前記表示手段は、前記検索車両が複数台のとき当該複数台の検索車両の各車両ナンバーを確定し、当該各確定車両ナンバーを共に表示することを特徴とする請求項1に記載の駐車管理システム。
  3. 各車両が駐車場(P)へ入庫する毎に当該各車両の車両ナンバーを撮像し撮像データとして出力する第1撮像手段(80a)と、
    前記各車両が駐車場から出庫する毎に当該各車両の車両ナンバーを撮像して撮像データとして出力する第2撮像手段(80b)と、
    前記第1撮像手段からの各撮像データの出力に応答して前記各車両の車両ナンバー及び駐車場への入庫時刻を入庫データとしてそれぞれ記憶するとともに、当該各入庫データのうち前記第撮像手段からの各撮像データに対応する入庫データを消去する第1記憶手段(93)と、
    駐車場の複数の駐車室(40乃至75)にそれぞれ設けられて、前記各車両が当該複数の駐車室の各々に入車するとき当該各車両をそれぞれ検出し、また当該各車両の駐車室からの退車を検出する各検出センサ(S1乃至S75)と、
    これら各検出センサの入車検出毎に前記各車両の入車駐車室の車室番号及び入車時刻を入車データとしてそれぞれ記憶するとともに、当該各入車データのうち前記各検出センサの退車検出に対応する入車データを削除する第2記憶手段と、
    この第2記憶手段に記憶してある前記各入車時刻のうち一番古い入車時刻よりも古い入庫時刻の車両を前記第1記憶手段の記憶データに基づき検索する検索手段(400、401)と、
    この検索手段の検索車両が一台のみのとき当該検索車両の車両ナンバー及び入車駐車室の車室番号を確定し、当該確定車室番号の駐車室に前記確定車両ナンバーを付して駐車場を画像として表示し、また、前記検索車両が複数台のとき当該複数の検索車両の各車両ナンバーを確定し、当該各確定車両ナンバーを共に表示する表示手段(410、411乃至416、102)とを備える駐車管理システム。
  4. 前記表示手段は、前記検索車両が複数台のとき当該複数の検索車両の各車両ナンバー及び各入車駐車室の車室番号を確定し、当該各確定車室番号の各駐車室に対応の前記各確定車両ナンバーを付して駐車場を画像として、前記各確定車両ナンバーの表示に代えて、表示することを特徴とする請求項3に記載の駐車管理システム。
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