JP3130220U - 放屁対策パッド - Google Patents

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Abstract

【課題】 混雑した車内やエレベーター等の中における放屁による臭気や音声の発生を消滅又は減少させる放屁対策パッドを安価に提供する。
【解決手段】 本考案は、柔軟質繊維シートからなる肌当て部材1の一方の面に少なくとも一端部から長さの半分の範囲を非透過シート部材5で覆い、周囲を貼り合わせて袋部5aとし、この中に脱臭材7を収納したものからなる。肌当て部材1の他方の面における外周部に、所定幅で付着させてあるとともに剥離紙3aで覆われた粘着材3で放屁口を取り囲むように、地肌に貼り付けることにより地肌の要所に貼り付けることにより装着する。放屁ガスは肌当て部材1を透過し、脱臭材7中を通過して開口部5bから放出する構成にしてあるため、臭気及び音声は脱臭材7に吸収されて外部に影響を及ぼすおそれをなくする。
【選択図】 図1

Description

本考案は、放屁ガスによる臭気や音声の発生を消滅又は減少させるために身体の要所に装着する放屁対策パッドに関するものである。
人間の生理現象である放屁は、古来より恥ずかしい話として落語の種や民話の題材として語られてきている。ただ、現在のように満員電車の車内やエレベーター内で我慢できずに、あるいは腹具合が悪い状態のときに不用意に出てしまうこともあり、周囲の人に対して気まずい思いをすることがある。放屁音は愛嬌とされることもあるが、恥ずかしく思うことに変わりはない。臭気については周囲の人に嫌われるし、発した本人はいたたまれないものがある。そこで、このような放屁臭や放屁音対策として、臭いや音を消すために局所にあてるパッドが提案されている。第1例として、消音シート部材と消臭シート部材とを交互に積重し、その上面又は下面に布地に着脱可能とするための固着用テープ部材を設けたものがある(特許文献1)。これはパンツや生理帯の尻部に対応する位置にこれを装着することにより、放屁に伴う臭気や音声を吸収するようにしたものである。第2例として、表面を吸気製のよい保護カバーで覆い、裏面にショーツへの装着用シートを有するお尻用パッドの中に繊維状活性炭を入れたものからなる生理臭と放屁臭の併用対策パッドがある(特許文献2)。
実用新案登録第3039020号 特開2000−175963号公報
上記第1例のパッドは、肌に対する保護が不十分であり、かつ放屁ガスが発せられた時に、ガスが積重帯を透過しても消臭・消音の効果がどれほどのものか疑わしい。第2例のパッドは、女性専用のものであるので、男性用として用いることができず、さらには、生理期間でないときにこれを装着すると、生理対策の部分が無駄になってしまうので、生理期間以外の期間はどうしても装着を躊躇してしまう傾向が出ることが予想される。本考案の課題は、男女問わず使用可能かつ消臭・消音効果の優れた放屁対策パッドを安価に提供することにある。
本考案は、以下の手段を採用することにより以下の作用効果を生じるようにしたものである。請求項1に記載の考案に係る放屁対策パッド(以下「パッド」という)は、帯状の柔軟質繊維シートからなる肌当て部材と、この肌当て部材の一方の面に少なくとも一端部から長さの半分以上の範囲を覆いかつ、他端部側のみ開口になるように周囲を貼り付けてある非透過シート部材と、肌当て部材と非透過シート部材との間に形成される袋部に収納してある脱臭材と、肌当て部材の他方の面における外周部に所定幅で付着している粘着材とにより構成してある。ここで柔軟繊維シートとは、軟質紙やコットン地など肌に対して違和感を抱かせることがなく、かつ脱臭材を安全に保持可能な強さを有する繊維体を指す。また、非透過シート部材とは、通気性を有しないものであるとともに装着時に違和感なくかつ変形可能なフィルム状シートを指す。
上記のパッドは、生理帯等他の用品に附属させるものではなく、性別を問わず単独で装着可能であるため、安価に利用可能となる。このパッドは、放屁が憚れる様な場所に出掛ける前に放屁ガスの放出孔にパッドの脱臭材の中心部が対応するようにあてがい、粘着材でパッドの周囲を内股の付け根部分に貼り付ける。これにより、人前で放屁してもガスは肌当て部材を透過して脱臭材に向かって進入するが、非透過シート部材の存在によって方向転換して人体の後方に回り、袋部の開口部から放出される。この時発生する放屁臭は、脱臭材中を通過する際に吸収され、放屁音も脱臭材によって大部分が減衰されるため、よほどの大音声でない限り他人に気付かれるおそれがなくなる。また、不用意にガスを漏らしてしまったような場合にも充分に対応可能なので、腹具合が悪いような時にも安心して人前に出ることができるようになる。
請求項2に記載した考案は、請求項1に記載した考案の変形例である。この考案は、上記した肌当て部材の他方の面における放屁音の発射口の周囲を取り囲んだ状態で地肌に接着可能なリング状粘着部を設けたものである。これは放屁音が周囲の粘着材の不完全な部分から漏れることなく粘着部の内側から必ず袋部に入り、脱臭材中を通過することにより消音効果を確実なものとしたものである。放屁音が大きいことを気にする人向けの放屁対策パッドである。
本考案によれば、放屁ガスが脱臭材中を通過し、しかも迂回して大気中に放出するようにしてあるため、不快な放屁臭の放出を防止可能となるとともに、放屁音も抑えることができるので、このパッドを装着していれば、安心して他人の前に出ることが可能となる。肌当て部材の他方の面における放屁音の発射口の周囲を取り囲んだ状態で地肌に接着可能なリング状粘着部を設けたものとすれば、放屁音をさらに吸収可能となる。
図1は、本考案に係るパッドの使用前の状態を示している。同図(a)は上面の状態を示しており、平面形状を鏃状に形成してなる肌当て部材1の上面に前端部(図面左端)を10mmほど残した耳片1aとし、残りの部分の周囲を所定幅で取り囲んでなる剥離紙3aが貼付してある。肌当て部材1は、肌触りの良い布地等を採用してあるが、使用時における変形を容易にするために伸縮性に富むものが望ましい。剥離紙3aと肌当て部材1との間には粘着材3が付着させてある。粘着材3は医療用粘着テープと同様に肌に対して無害なものを採用し、取り外し後に容易に肌から除去可能なものを選ぶことが望ましい。
同図(b)は、長手方向の断面図である。同図(c)は、下面の状態を示しており、同図(d)は、同図(a)のB−B線の拡大断面図である。図示してあるように、肌当て部材1の下面に、非透過シート部材5が図面右端部側の一部を除く全面の周囲に貼付により取り付けてある。非透過シート部材5の大部分の範囲は、下方に膨らまして袋状に形成してなる袋部5aが形成してある。非透過シート部材5の右端部側には1〜2mmほどの隙間を設けて袋部の開口部5bとしてある。
袋部5a内には、綿花に活性炭素を浸透させてなる脱臭材7が充填してある。脱臭材7はガスの通過を容易にするために通気性に優れ、かつある程度の厚さにしてあることが望ましいが、装着による違和感を減少させるためには、薄手の方がよいので具体的な厚みは非透過部材5の厚みや柔軟性とのかねあいにより決められる。なお、脱臭材7としてはこの他、活性炭素繊維の不織布その他の脱臭剤を採用してもよい。
次に、本考案に係る放屁対策パッドの使用法及び作用について説明する。このパッドの使用に際しては、まず、剥離紙3aを肌当て部材1から剥がして粘着材3を露出させ、耳片1aを前に位置させた状態で袋部5aの範囲をガス発射口にあてがい、粘着材3を内股の地肌の該当個所に押し付けて貼り付けることにより装着が終了する。図2は、装着状態における放屁口近傍の状態を示したものであるが、肌当て部材1の両側が内股に沿って斜め状態となるのに伴い、袋部5aが上方に押し出された状態となり、発射口に当接状態となる。パッド上面の膨らみは、地肌Sへの貼り付け方にもよるが、実際には上面と発射口との間には幾分の隙間が生じていることが多いと推測される。
この状態は長手方向では、図3に示すように、パッドは内股の割れ目に沿ってあてがった時には湾曲状態となる。この状態にて放屁ガスが発射されると、矢印線で示してあるように、ガスは肌当て部材1を透過して脱臭材7内に進入して拡散されるが、非透過シート部材5の存在により放散が規制されるため、袋部5aの開口部5bに向かって移動し、最後にここから外部に放出される。したがって、ガスの通過路が長くなるため、ガスの臭気は脱臭材7内を進行中に確実に吸収され、外部に放出される頃には殆ど臭わなくなる。また、放屁音も袋部5a内を移動中にかなり減衰されるため、他人に気づかれることがない程度の音声となる。このパッドを地肌から除去する際には、耳片1aをつまんで内股から引き剥がせばよい。
上記したパッドを発展させたものとして、発射口の周囲を取り囲むリング状粘着部を形成するようにしたものがある。これは図4に示すように、リング状粘着部13の形成範囲には、楕円形リング状の第2剥離紙13aが貼付してある。このパッドの使用法は、剥離紙3aを剥がす際に、第2剥離紙13aも同時に剥がす必要があること以外は上記のパッドに準じたものとなる。ただし、リング状粘着部13は、確実にガス発射口の周囲を取り囲むように貼り付ける必要がある。この場合にはすべての放屁ガスは、図5に示すように、リング状粘着部13aの穴部から肌当て部材1を透過して袋部5a内の脱臭材7内を進行して開口部5bから大気中に放出される。
なお、パッドの形状については、上記の他、種々のものが考えられるが、このパッドに対して要求されることは、第1に着脱が容易なこと。第2に脱臭・消音効果が大きいこと、第3に、装着中における不快感がないことである。また、肌当て部材1や非透過シート部材5の材質は適宜選択したものを選択して快適な使用感を得るように配慮することが望ましい。
本考案は、身体装着用物品であるが、この物品の実施により製造業の発展に貢献可能となる。
本考案に係るパッドの構成を示すものであり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A線断面図、(c)は下面図、(d)は(a)のB−B線の拡大断面図である。 使用状態を示す横断面図である。 使用状態における縦方向に湾曲した状態を示す断面図である。 応用例の構成を示す平面図である。 応用例における作用を示す断面図である。
符号の説明
1 肌当て部材
3,13 粘着材
3a,13a 剥離紙
5 非透過シート部材
5a 袋部
5b 開口部
7 脱臭材

Claims (2)

  1. 帯状の柔軟質繊維シートからなる肌当て部材と、
    上記肌当て部材の一方の面に少なくとも一端部から長さの半分以上の範囲を覆いかつ他端部側のみ開口になるように周囲を貼り付けてある非透過シート部材と、
    上記肌当て部材と上記非透過シート部材との間に形成される袋部に収納してある脱臭材と、
    上記肌当て部材の他方の面における外周部に所定幅で付着している粘着材と
    により構成してあることを特徴とする放屁対策パッド。
  2. 請求項1又は請求項2において、上記肌当て部材の他方の面における放屁音の発射口の周囲を取り囲んだ状態で地肌に粘着可能なリング状粘着部が設けてあることを特徴とする放屁対策パッド。
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