JP3130198B2 - 自動販売機の商品収納装置 - Google Patents

自動販売機の商品収納装置

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JP3130198B2
JP3130198B2 JP06041256A JP4125694A JP3130198B2 JP 3130198 B2 JP3130198 B2 JP 3130198B2 JP 06041256 A JP06041256 A JP 06041256A JP 4125694 A JP4125694 A JP 4125694A JP 3130198 B2 JP3130198 B2 JP 3130198B2
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善幸 中村
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松下冷機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、缶もしくは瓶詰めなど
の商品を販売する自動販売機の商品収納装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】自動販売機の商品収納装置は、収納販売
する商品の胴径に応じて商品通路の通路幅を設定する必
要があり、その通路幅を設定する作業を軽減できるもの
が、近年は求められ、種々の商品収納装置が提案されて
いる。例えば従来の自動販売機の商品収納装置としては
特開昭64−10398号公報に示されているようなも
のがある。
【0003】以下に図面を参照しながら上記従来の自動
販売機の商品収納装置について説明する。
【0004】従来の自動販売機の要部側断面図を示す図
5において、自動販売機内に設置された商品収納装置1
には、垂設した一対の側板2間に屈曲しながら上下方向
に延在する商品通路3を形成し、商品通路3の下端に形
成した出口部4には、収納された商品5を搬出する商品
搬出装置6が設けられている。商品通路3を挟んで商品
搬出装置6と対向する位置には、規制板8が設けられ、
この規制板8の両側部の上下部には、それぞれ突出する
係止杆7を設け、この係止杆7が側板2に開口して設け
た上下の案内溝9に移動自在に挿通支持されることによ
り、商品搬出装置6の方向へ規制板8は進退移動自在に
なっている。以上のように構成された自動販売機の商品
収納装置について、以下その動作について説明する。
【0005】規制板8は、収納する缶、瓶等の商品5の
胴径に応じて商品搬出装置6の方向に対して進出位置8
a、または後退位置8bに設定できる。商品通路3に
は、商品5が横置姿勢で上下1列に並んで収納されてお
り、商品5の販売指示があると商品搬出装置6が作動
し、商品5が出口部4より販売される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成にあっては、商品の収納状態において、規制板8
の進退移動が可能なため、小径の商品を収納中に、規制
板8を、小径商品の位置8aから大径商品を収納する規
制板8の位置8bに後退移動させる事故が発生し易く、
その結果商品の不正取出しや、商品購入時に商品が多数
本出口部4に落下するという問題点を有していた。
【0007】本発明は上記の課題を解決するもので、中
扉が閉成されている時には、規制板の進退移動ができな
いように抑制し、事故、悪戯による商品の不正取出し
や、商品が一度に多数本出るような異常がなく、商品購
入者に不安感を与えない自動販売機の商品収納装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の自動販売機の商品収納装置においては、商
品を一列に収納する商品通路を形成し、商品通路の出口
部に商品通路を挟んで商品搬出装置と規制板を対設し、
規制板は、収納すべき商品の胴径に応じて商品搬出装置
に対して進退移動できるようにし、商品収納装置の前面
で開閉する中扉の閉成時には、上記規制板の進退移動を
抑制するスペーサを中扉に突設した構成にしたものであ
る。
【0009】また、スペーサは、規制板に連動し、中扉
閉成時、中扉に当接し規制板の進退移動を抑制する軸着
したスペーサとから構成されている。
【0010】また、規制板に突設し、中扉閉成時、中扉
に当接し規制板の進退移動を抑制するスペーサとから構
成されている。
【0011】
【作用】本発明の自動販売機の商品収納装置は、中扉開
成時には規制板を収納する缶、瓶等の商品の胴径に応じ
て案内溝に沿って移動できるが、中扉閉成時は、中扉に
設けたスペーサが規制板の進退移動を抑制するため、収
納する缶、瓶等の商品の胴径に応じて設定された規制板
の位置移動が不可能となる。
【0012】また、規制板に連動する軸着したスペーサ
が、中扉閉成時、中扉に当接し規制板の進退移動を抑制
するため、収納する缶、瓶等の商品の胴径に応じて設定
された規制板の位置移動が不可能となる。
【0013】また、規制板に突設したスペーサが、中扉
閉成時、中扉に当接し規制板の進退移動を抑制するた
め、収納する缶、瓶等の商品の胴径に応じて設定された
規制板の位置移動が不可能となり、商品の不正取出し
や、商品購入時に商品が多数本出る等の異常なく商品を
販売することができる。
【0014】
【実施例】
(第1の実施例)以下、本発明による自動販売機の商品
収納装置の第1の実施例について、図1および図2を参
照しながら説明する。なお、従来と同一構成について
は、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0015】図1は本発明の一実施例における商品収納
装置を備えた自動販売機の要部斜視図、図2は同自動販
売機の要部側断面図である。図1及び図2において、1
0は自動販売機のキャビネット、11はキャビネット1
0の前面の扉で、扉11とキャビネット10との間に位
置する中扉12には、中扉12の閉成時に、規制板8が
進退移動するのを抑制するスペーサ13aが設けられて
いる。
【0016】以上のように構成された自動販売機の商品
収納装置において、以下その動作について説明する。ま
ず、図2に示すように、規制板8は、両側部の上下部
に、それぞれ突出して設けた係止杆7を、側板2の上下
部に開口して設けた案内溝9内に挿入し、その溝9の形
状に沿って移動させるだけで、収納する缶、瓶等の商品
5の胴径に応じて商品搬出装置6に対して進出位置8
a、または後退位置8bに固定することができる。
【0017】しかし、中扉12が閉成している時は、中
扉12に設けたスペーサ13aに、規制板8の一部が当
接して規制板8が位置8aから位置8bへの移動を位置
8cで抑制するため、規制板8は、位置8aに設定され
た状態を維持できる。また、規制板8が位置8bから位
置8aへ位置移動する時も同様に抑制されるため、規制
板8は位置8bに設定された状態を維持する。
【0018】以上のように本実施例によれば、中扉12
が閉成している時は、規制板8の進退移動がスペーサ1
3aにより抑制されるため、収納する缶、瓶等の商品5
の胴径に応じて一度設定された規制板8の位置移動は不
可能となり、商品の不正取出しや、商品購入時に商品が
多数本出る等の異常が生ずることなく商品を販売するこ
とができる。
【0019】(第2の実施例)次に、本発明による自動
販売機の商品収納装置の第2の実施例について、図3を
参照しながら説明する。なお、第1の実施例と同一構成
については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0020】本発明の第2の実施例による自動販売機の
要部側断面図である図3において、13bは、規制板8
の上部に当接し、これと連動して回動するよう側板2に
軸着したスペーサで、第1の実施例による自動販売機の
商品収納装置の中扉12に設けたスペーサ13aと同じ
作用をするものである。
【0021】以上のように構成された自動販売機の商品
収納装置について、以下その動作について説明する。ま
ず、図3に示すように、規制板8は、両側部の上下に、
それぞれ突出して設けた係止杆7を、側板2の上下部に
開口して設けた案内溝9の中に挿入して、その形状に沿
って移動させるだけで、収納する缶、瓶等の商品5の胴
径に応じて商品搬出装置6に対して進出位置8a、また
は後退位置8bに設定できる。しかし、中扉12が閉成
している時は、規制板8に連動するスペーサ13bの端
部が、中扉12に当接して規制板8が位置8aから位置
8bへ移動するのを、位置8cで抑制するため、規制板
8は位置8aに設定された状態を維持する。また、規制
板8が位置8bから位置8aに位置を移動することも同
様に抑制されるため、規制板8は位置8bに設定されて
おれば、その状態を維持する。
【0022】(第3の実施例)次に、本発明による自動
販売機の商品収納装置の第3の実施例について、図4を
参照しながら説明する。なお、第1の実施例と同一構成
については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0023】本発明の第3の実施例による自動販売機の
要部側断面図である図4において、13cは、規制板8
の端部に突設したスペーサで、本実施例は第1の実施例
による自動販売機の商品収納装置の中扉12に設けたス
ペーサ13aと同じ作用をするものである。
【0024】以下のように構成された自動販売機の商品
収納装置について、以下その動作について説明する。ま
ず、図4に示すように、規制板8は、両側部の上下部に
それぞれ突出して設けた係止杆7を、側板2の上下部に
開口して設けた案内溝9の中に挿入して、その形状に沿
って移動させるだけで、収納する缶、瓶等の商品5の胴
径に応じて商品搬出装置6に対して進出位置8a、また
は後退位置8bに設定できる。
【0025】しかし、中扉12が閉成している時は、規
制板8に突設したスペーサ13cが中扉12に当接し
て、規制板8が位置8aから位置8bへ移動するのを、
位置8cで抑制するため、規制板8は位置8aに設定さ
れた状態を維持する。また、規制板8が位置8bから位
置8aに位置を移動することも同様に抑制されるため、
規制板8は位置8bに設定されておれば、その状態を維
持する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、商品通路
の出口部に商品通路を挟んで、商品搬出装置と、収納す
べき商品の胴径に応じて商品搬出装置に対して進退する
規制板とを設け、商品収納装置の前面で開閉する中扉が
閉成している時には、規制板の進退移動を抑制するスペ
ーサを中扉に突設させて自動販売機の商品納品装置を構
成するので、中扉が開成している時は、規制板は進退移
動できるが、中扉が閉成している時は、スペーサが規制
板の進退移動を抑制し、商品搬出装置に対して進出位
置、または後退位置に設定された状態を維持するため、
商品の不正取出しや、一度に多数個の商品が出ることが
なくなる。
【0027】また、スペーサは、規制板の上部に当接
し、規制板に連動するよう軸着させることにより自動販
売機の商品収納装置を構成すると、中扉の開成時には、
規制板は進退移動できるが、中扉の閉成時は、スペーサ
の動きが中扉により阻止されて規制板の進退移動を抑制
し、商品搬出装置に対して進出位置、または後退位置に
設定された状態を維持するので、商品の不正取出しや、
一度に多数個出ることはなくなる。
【0028】また、スペーサは、規制板に突設させるこ
とにより自動販売機の商品収納装置を構成すると、中扉
の開成時には、規制板は進退移動できるが、中扉の閉成
時は、スペーサが中扉と当接して規制板の進退移動を抑
制し、商品搬出装置に対して進出位置、または後退位置
に設定された状態を維持するため、商品の不正取出し
や、商品購入時に商品が多数個が出ること等の異常の発
生がなく、安定して商品を販売することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における商品収納装置を
備えた自動販売機の要部斜視図
【図2】同自動販売機の商品収納装置の側断面図
【図3】本発明の第2の実施例における自動販売機の商
品収納装置の側断面図
【図4】本発明の第4の実施例における自動販売機の商
品収納装置の側断面図
【図5】従来の自動販売機の商品収納装置の側断面図
【符号の説明】
1 商品収納装置 3 商品通路 4 出口部 5 商品 6 商品搬出装置 8 規制板 12 中扉 13a,13b,13c スペーサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−155494(JP,A) 実開 昭58−32581(JP,U) 実開 平2−99479(JP,U) 実開 平3−3080(JP,U) 実願 平1−5139号(実開 平2− 99479号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 11/00 - 11/72

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を収納する商品通路の出口部に、商
    品通路を挟んで商品搬出装置、および収納する商品の胴
    径に応じて移動する規制板と、中扉閉時に前記規制板の
    移動を抑制する抑制手段とを有する自動販売機の商品収
    納装置。
  2. 【請求項2】 抑制手段が、中扉に突設したスペーサで
    ある請求項1記載の自動販売機の商品収納装置。
  3. 【請求項3】 抑制手段が、規制板に連動するスペーサ
    である請求項1記載の自動販売機の商品収納装置。
  4. 【請求項4】 抑制手段が、規制板に突設したスペーサ
    である請求項1記載の自動販売機の商品収納装置。
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