JP3129910U - 果実収納箱および板状展開物 - Google Patents

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Abstract

【課題】果実の包装、運搬用に繰り返して使用可能な果実収納箱を提供すること。
【解決手段】矩形の底面板2と、該底面板の各辺にヒンジ部3を介して連設された側板4,5,6,7と、該側板4,5の外辺の両端部にヒンジ部8を介して連設された連結板9,10と、該連結板の外方側辺にヒンジ部11を介して連設された連結片12,13とによって構成され、前記側板6,7の両端部と前記連結片とに面ファスナを配設されている合成樹脂発泡板からなる板状展開物を、前記底面板に対して前記各側板を前記ヒンジ部において折り曲げて該各側板を立たせ、前記側板4,5に対して前記連結板を前記ヒンジ部において折り曲げて該連結板を前記側板6,7の上端に架け渡し、前記連結板に対して前記連結片を前記ヒンジ部において折り曲げて該連結片を前記側板6,7に重ね合わせ、前記面ファスナを互いに係合させて組立ててなる果実収納箱1とした。
【選択図】 図4

Description

本考案は、果実を詰めたパックの運搬等に使用する果実収納箱に関するもので、特に、繰り返し使用する、いわゆる通い箱に適した果実収納箱、および該果実収納箱を形成する板状展開物に関するものである。
イチゴ、トマト、ブドウ、イチジク、サクランボ等の果実を、必要に応じてパックに収容し、該果実を収納するタイプの組立て式の果実収納箱は知られている(例えば、特許文献1,2,3等)。
特開平10−101082号公報 特開2004−338727号公報 特開2004−345668号公報
上記特許文献等に記載されているように、組立て式の果実収納箱としては、従来、所謂ダンボール紙製のものが軽くて安価であることから広く使用されてきたが、ダンボール紙製のものにあっては、紙粉が果実に付着する問題、水に濡れると壊れやすいという問題があった。さらに、ダンボール紙製のものは、十分な強度を維持し保形性を向上させるために側壁を2重壁にする等の方策が採られており、組立てが困難であった。また、安価であるとはいっても、1回の使用での強度低下が大きかったり、汚れが付着しても洗浄できず不衛生である等の理由で、長期にわたって繰り返して使用することが困難であるため、短期の使用で処分しなければならず、紙ごみの発生の問題もあった。
本考案は、上述した背景技術が有する課題に鑑みなされたものであって、紙粉発生の問題がなく、水濡れによる強度低下がなく、軽量であっても強度に優れ、組立ておよび解体が容易であり、リーターナブル容器としてイチゴ、トマト、ブドウ等の果実の包装、運搬用に繰り返して使用可能な果実収納箱、および該果実収納箱を形成する板状展開物を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するため、請求項1の本考案に係る果実収納箱は、矩形の底面板と、前記底面板の前後左右の各辺にヒンジ部を介して連設された前側板、後側板、左側板、右側板と、前記前側板および後側板における前記底面板と反対側の辺の両端部にそれぞれヒンジ部を介して連設された連結板と、それらの前記連結板の外方側辺にそれぞれヒンジ部を介して連設された連結片とによって構成されているとともに、前記左側板および右側板の両端部と前記連結片とに面ファスナがそれぞれ配設されている合成樹脂発泡板からなる板状展開物を、前記底面板に対して、前記前側板、後側板、左側板、右側板を前記ヒンジ部において上方に折り曲げて該各側板を立たせ、前記前側板、後側板に対して、前記連結板を前記ヒンジ部において内方に折り曲げて該連結板を前記左側板、右側板の上端にそれぞれ架け渡し、前記連結板に対して、前記連結片を前記ヒンジ部において下方に折り曲げて該連結片を前記左側板、右側板にそれぞれ重ね合わせ、前記面ファスナを互いに係合させることにより組立ててなることを特徴とする。
また、請求項2の本考案に係る果実収納箱は、上記請求項1の考案において、上記板状展開物の前側板、後側板、左側板、右側板のうちの少なくとも相対向する側板のそれぞれにおける上記底面板と反対側の辺に外方に向けて張出し片が形成されているとともに、上記底面板とのヒンジ部の前記張出し片に対応する部位に前記張出し片よりも僅かに大きな挿入孔が形成されていることを特徴とする。
また、請求項3の本考案に係る果実収納箱は、上記請求項1または2の考案において、上記板状展開物の底面板に複数の切起し仕切り片が形成されており、該仕切り片を立ち上げたときに、仕切り片同士が互いに干渉して立った状態に維持されるように該仕切り片を配置したことを特徴とする。
また、請求項4の本考案に係る果実収納箱は、上記請求項1〜3のいずれかの考案において、上記板状展開物の前側板、後側板、左側板、右側板のうちの少なくとも相対向する側板のそれぞれに通気孔が形成されていることを特徴とする。
また、請求項5の本考案に係る果実収納箱は、上記請求項1〜4のいずれかの考案において、上記板状展開物のヒンジ部が押し条溝により形成されているとともに、該押し条溝の端部に圧縮部が形成されていることを特徴とする。
また、請求項6の本考案に係る果実収納箱は、上記請求項1〜5のいずれかの考案において、上記板状展開物が帯電防止樹脂層を有する多層合成樹脂発泡板からなることを特徴とする。
また、請求項7の本考案に係る果実収納箱は、上記請求項1〜6のいずれかの考案において、上記板状展開物がポリオレフィン系樹脂発泡板からなることを特徴とする。
また、請求項8の本考案に係る板状展開物は、上記請求項1〜7のいずれかの考案に記載の合成樹脂発泡板からなる板状展開物であって、上記請求項1〜7のいずれかの考案における果実収納箱の組立て前、或いは展開後のものである。
上記した請求項1の本考案に係る果実収納箱によれば、合成樹脂発泡板からなる板状展開物の組立体により形成されているので、紙粉の果実への付着の問題がなく、水濡れによる強度低下もないため軽量であっても強度を維持できるものとなる。これに加えて、合成樹脂発泡板からなる特定構成の板状展開物を箱状に折り込み、面ファスナによって箱形が維持されるものであるので、面ファスナを着脱させることによって箱の組立て、解体が容易に行なえ、しかも、果実の非収納時においては、板の状態で保管、運搬ができるので、嵩張ることがなく、しかも軽量なので保管、運搬に有利である。さらに、連結板によって箱の開口部4隅が覆われるので、収納箱、特に開口部の強度が高められ、しかも箱を積み上げる場合に、上位の箱を確実に支持することができる。また、上記本考案に係る果実収納箱の特性は、通い箱として使用するのに好適であり、更に洗浄性に優れる効果と相俟って、果実の包装、運搬用に繰り返して使用可能な果実収納箱となる。
また、上記した請求項2の本考案に係る果実収納箱によれば、それらを積み上げる場合に、下位の果実収納箱の張出し片を上位の果実収納箱の挿入孔に嵌挿させることによって、積み上げた果実収納箱をズレないように位置決めを図ることができ、荷崩れの虞がなくなる。
また、上記した請求項3の本考案に係る果実収納箱によれば、複数の仕切り片が一体に形成され、それらを立ち上げた状態で互いに干渉させることによって仕切り片が立ち上げた状態に維持されるので、果実を入れたパック等を容易に移動し難い状態に収納することができるとともに、果実収納箱本体とは別に仕切り板を用意する必要がなく、コストダウンが図れ、仕切り板の管理も不要となる。
また、上記した請求項4の本考案に係る果実収納箱によれば、通気孔を介して外部との換気が行なえるとともに果実の状態確認もできるので、収納した果実の品質を保つことができる。
また、上記した請求項5の本考案に係る果実収納箱によれば、ヒンジ部を押し条溝、即ち、押圧による線状の薄肉部にて形成されているので、折り曲げが容易になり、箱の組立ての作業効率が高くなる。また、この押し条溝の端部には圧縮部が形成されているので、該ヒンジ部における亀裂や裂け目の発生を抑制することができる。
また、上記した請求項6の本考案に係る果実収納箱によれば、帯電防止樹脂層の存在により、塵埃の吸着が防止されるばかりでなく、多層構造の発泡板であることにより機械的強度が向上し、収納箱の強度向上、ヒンジ部の耐折強度向上の効果も同時に期待できる。
また、上記した請求項7の本考案に係る果実収納箱によれば、ポリオレフィン系樹脂発泡板により形成されるので、耐久性、機械的強度、ヒンジ特性、加工性、洗浄性、靭性、耐薬品性、取り扱い時の安全性に優れる果実収納箱が提供できる。
また、上記した請求項8の本考案に係る板状展開物によれば、板の状態で積み重ねることができるので、保管、運搬時に嵩張ることがなく省スペース化を図ることができ、更に、板の状態であることにより洗浄性、乾燥性にも優れ、特に果実収納通い箱の展開板として好適なものである。
以下、本考案に係る果実収納箱および該果実収納箱を形成する板状展開物の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、図1は、本考案に係る板状展開物の一実施の形態を示した平面図、図2および図3は、図1に示した板状展開物から本考案に係る果実収納箱を組立てる途中の状態を示した斜視図、図4は、図1に示した板状展開物を組立てて本考案に係る果実収納箱を形成した状態を示した斜視図である。
本考案に係る板状展開物100は、矩形の底面板2と、この矩形の底面板2の前後左右の各辺にヒンジ部3を介してそれぞれ連設された前側板4、後側板5、左側板6、右側板7と、前記前側板4および後側板5における底面板2と反対側の辺の両端部にそれぞれヒンジ部8を介して連設された連結板9,10と、それらの連結板9,10の外方側辺にそれぞれヒンジ部11を介して連設された連結片12,13とから構成されている。
また、この板状展開物100には、上記前側板4および後側板5における底面板2と反対側の辺の略中央付近に、外方に向けて2本の張出し片14,15がそれぞれ形成され、また前側板4および後側板5の底面板2とのヒンジ部3の前記張出し片14,15に対応する部位に、前記張出し片14,15よりも僅かに大きな2個の挿入孔16,17がそれぞれ形成されている。
さらに、この板状展開物100には、上記底面板2の中央部に2つの切起し仕切り片18が形成されている。これらの切起し仕切り片18は、互いに切起こし方向が逆に形成され、かつ底面板2とのヒンジ部19は、底面板2の中央に前後方向に直線上に配置されている。そして、これらの各仕切り片18は、基部18aの幅よりも自由端部18bの幅が広く形成され、該仕切り片18を立ち上げたときに、仕切り片同士が互いに干渉して立った状態に維持されるように構成されている。
また、この板状展開物100には、上記前側板4および後側板5に、複数の換気用の通気孔20,21がそれぞれ形成され、また、上記底面板2の4隅に位置する上記前後側板4,5と左右側板6,7との会合部には、それぞれヒンジ部3における応力集中を緩和する切欠き22が形成されている。
上記した構成の板状展開物100は、合成樹脂発泡板から、図1に示す展開図の通り打ち抜くことにより形成されている。この板状展開物100を形成する合成樹脂発泡板の基材樹脂としては、本発明の目的効果が達成できるものであれば如何なるものでも良いが、機械的強度、加工性の観点からポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂が好ましい。特に、ヒンジ部の耐久性、靭性、緩衝性、耐薬品性に優れることから、プロピレン単独重合体、プロピレン共重合体、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレンと高密度ポリエチレンおよび/または直鎖状低密度ポリエチレンとの混合物等のポリオレフィン系樹脂が特に好ましい。また、上記合成樹脂板を構成する基材樹脂にエラストマーを混合することにより脆さを改善することができ、この混合するエラストマーとしては、特にオレフィン系エラストマーやスチレン系エラストマーが耐折性や低温耐衝撃性等の観点から好ましい。なお、該エラストマーの含有量は、好ましくは1〜30重量%である。
また、上記板状展開物100を形成する合成樹脂発泡板の厚さは、各ヒンジ部のヒンジ特性、また収納箱としての機械的強度等を考慮し、1〜8mmが好ましく、2〜6mmがより好ましい。また、合成樹脂発泡板の見掛け密度は、軽量性、機械的強度等を考慮し、0.05〜0.60g/cm3 が好ましく、0.09〜0.45g/cm3 がより好ましい。
また、上記板状展開物100を組立てることにより形成される本考案の果実収納箱1は、塵や埃等の汚染物質の付着を防ぐために、帯電防止機能が付与されていることが好ましい。帯電防止機能の付与方法としては、帯電防止剤を板状展開物100を構成している上記合成樹脂発泡板に塗布する方法、帯電防止剤を該合成樹脂発泡板を構成する基材樹脂に練り込む方法等もあるが、該合成樹脂発泡板を帯電防止樹脂層を有する多層の合成樹脂発泡板とすることが、合成樹脂発泡板の機械的強度が向上し、ヒンジ部の耐折強度、折り曲げ易さなどのヒンジ特性向上の効果も同時に期待できることから特に好ましい。なお、帯電防止樹脂層を有する多層の合成樹脂発泡板は、共押出法、押出ラミネート法、帯電防止樹脂フィルムを積層接着する方法により形成することができる。
また、本考案の果実収納箱1は、洗浄して再利用する場合も想定されること、帯電防止剤のブリードアウトにより被収納物である果実を汚染することは好ましくないことから、上記帯電防止剤の種類としては、永久帯電防止剤と称されるポリマー型の帯電防止剤を使用することが好ましい。該ポリマー型の帯電防止剤としては、金属イオンとしてカリウム、ルビジウム及びセシウムからなる群より選ばれたアルカリ金属を含むアイオノマー樹脂、ポリエーテルエステルアミドやポリエーテルを主成分とする親水性樹脂等を主成分とするものが好ましく例示される。
なお、上記帯電防止機能を有するとは、JIS K6911−1995にて測定される合成樹脂発泡板の表面抵抗率が、1.0×1014(Ω)以下の値、好ましくは1.0×109 〜8.0×1013(Ω)の値を示すことを意味する。
上記表面抵抗率は具体的には、合成樹脂発泡板から切り出した試験片( 縦100mm、横100mm、厚み:合成樹脂発泡板の厚み) を23℃、湿度50%の雰囲気下に24時間放置して状態調整をした後に、タケダ理研工業( 株) 製「TR8601 HIGH MEGOHM METER」等を使用して印加電圧500Vの条件で電圧印加を開始してから1分後の表面抵抗率として測定される値である。
また、本考案の板状展開物100に形成されている上記各部位のヒンジ部3,8,11,19は、板状展開物100を上記合成樹脂発泡板から打ち抜き加工する際に、押込み刃を使用した押圧成形により形成した押し条溝とすることが好ましく、また、この押し条溝は1条でもよいが、近接する複数条の条溝、一般的には2乃至5条で構成されていることで、更に折り曲げが容易となるので好ましい。
また、上記各部位のヒンジ部3,8,11の端部に、図1に示したように、圧縮部Pを形成することは、各ヒンジ部における亀裂や裂け目の発生を抑制することができ、耐久性の高いヒンジ部となるために好ましい。かかる圧縮部Pの形成も、板状展開物100を合成樹脂発泡板から打ち抜き加工する際に、裁断刃を備えたプレス盤に圧縮部形成用治具を取付け、打ち抜き加工と同時に行うことができる。
上記合成樹脂発泡板からの打ち抜き加工により形成された板状展開物100には、図1に示したように、その左側板6および右側板7の裏面両端部と、連結片12,13の表面に、それぞれ面ファスナ23,24,25,26が取付けられる。
上記ように形成された板状展開物100は、次のようにして組立てられ、イチゴ等の果実を詰めたパック等が収納され、保管、運搬等に使用される本考案に係る果実収納箱1に形成される。
先ず、図2に示すように、底面板2に対して、前側板4、後側板5、左側板6、右側板7をヒンジ部3においてそれぞれ上方に折り曲げ、各側板4,5,6,7を立たせて周壁を形成する。
続いて、図3に示すように、前記前側板4、後側板5に対して、連設された連結板9,10をそれぞれヒンジ部8において内方に折り曲げ、該連結板9,10を前記左側板6、右側板7の上端にそれぞれ架け渡した状態とする。
続いて、図4に示すように、隣接する側板上端に架け渡した状態にある前記連結板9,10に対して、連設された連結片12,13をそれぞれヒンジ部11において下方に折り曲げ、該連結片12,13を前記左側板6、右側板7にそれぞれ重ね合わせ、該連結片12,13、および左側板6、右側板7にそれぞれ設けられた面ファスナ23,24,25,26を互いに係合させて箱状に組立てる。
続いて、底面板2に設けられた2個の切起し仕切り片18をヒンジ部19においてそれぞれ上方に折り曲げて立たせ、それらの自由端部18bを互いに係合させることによって、切起し仕切り片18を立った状態に維持させ、本考案に係る果実収納箱1の組立てが完了する。
上記した組立て手順は、一例を示したに過ぎず、例えば、角部を一つずつ組立てていっても良く、また、一辺の両端の角部を先ず組立て、続いて対向する他辺の両端の角部を組立てる手順としても良い。いずれにしても、本考案に係る果実収納箱1は、合成樹脂発泡板からなる板状展開物を箱状に折り込み、面ファスナによって箱形が維持されるものであるので、面ファスナを着脱させることによって箱の組立て、解体が容易に行なえ、しかも、果実の非収納時においては、図1に示した板状展開物の形態であるため保管、運搬に際して嵩張ることがなく、しかも軽量なので保管、運搬に有利なものとなる。
以上、本考案に係る果実収納箱および板状展開物の実施の形態を説明したが、本考案は、何ら既述の実施の形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載した本考案の技術思想としての果実収納箱および板状展開物の範囲内において、種々の変形および変更を加えることができるものである。
本考案に係る板状展開物の一実施の形態を示した平面図である。 図1に示した板状展開物から本考案に係る果実収納箱を組立てる途中の状態を示した斜視図である。 図1に示した板状展開物から本考案に係る果実収納箱を組立てる途中の状態を示した斜視図である。 図1に示した板状展開物を組立てて本考案に係る果実収納箱を形成した状態を示した斜視図である。
符号の説明
1 果実収納箱
2 底面板
3 ヒンジ部
4 前側板
5 後側板
6 左側板
7 右側板
8 ヒンジ部
9,10 連結板
11 ヒンジ部
12,13 連結片
14,15 張出し片
16,17 挿入孔
18 切起し仕切り片
18a 基部
18b 自由端部
19 ヒンジ部
20,21 通気孔
22 切欠き
23,24,25,26 面ファスナ
100 板状展開物
P 圧縮部

Claims (8)

  1. 矩形の底面板と、前記底面板の前後左右の各辺にヒンジ部を介して連設された前側板、後側板、左側板、右側板と、前記前側板および後側板における前記底面板と反対側の辺の両端部にそれぞれヒンジ部を介して連設された連結板と、それらの前記連結板の外方側辺にそれぞれヒンジ部を介して連設された連結片とによって構成されているとともに、前記左側板および右側板の両端部と前記連結片とに面ファスナがそれぞれ配設されている合成樹脂発泡板からなる板状展開物を、前記底面板に対して、前記前側板、後側板、左側板、右側板を前記ヒンジ部において上方に折り曲げて該各側板を立たせ、前記前側板、後側板に対して、前記連結板を前記ヒンジ部において内方に折り曲げて該連結板を前記左側板、右側板の上端にそれぞれ架け渡し、前記連結板に対して、前記連結片を前記ヒンジ部において下方に折り曲げて該連結片を前記左側板、右側板にそれぞれ重ね合わせ、前記面ファスナを互いに係合させることにより組立ててなることを特徴とする、果実収納箱。
  2. 前記板状展開物の前側板、後側板、左側板、右側板のうちの少なくとも相対向する側板のそれぞれにおける前記底面板と反対側の辺に外方に向けて張出し片が形成されているとともに、前記底面板とのヒンジ部の前記張出し片に対応する部位に前記張出し片よりも僅かに大きな挿入孔が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の果実収納箱。
  3. 前記板状展開物の底面板に複数の切起し仕切り片を形成し、該仕切り片を立ち上げたときに、仕切り片同士が互いに干渉して立った状態に維持されるように該仕切り片が配置されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の果実収納箱。
  4. 前記板状展開物の前側板、後側板、左側板、右側板のうちの少なくとも相対向する側板のそれぞれに通気孔が形成されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の果実収納箱。
  5. 前記板状展開物のヒンジ部が押し条溝により形成されているとともに、該押し条溝の端部に圧縮部が形成されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の果実収納箱。
  6. 前記板状展開物が帯電防止樹脂層を有する多層合成樹脂発泡板からなることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の果実収納箱。
  7. 前記板状展開物がポリオレフィン系樹脂発泡板からなることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の果実収納箱。
  8. 前記請求項1〜7のいずれかに記載の合成樹脂発泡板からなる板状展開物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010254348A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Toppan Printing Co Ltd 紙製トレー
JP2015157639A (ja) * 2014-02-24 2015-09-03 大日本印刷株式会社 紙製トレー

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