JP3129674B2 - インジゴ系染料による合成繊維の染色法及び染色物 - Google Patents
インジゴ系染料による合成繊維の染色法及び染色物Info
- Publication number
- JP3129674B2 JP3129674B2 JP09085276A JP8527697A JP3129674B2 JP 3129674 B2 JP3129674 B2 JP 3129674B2 JP 09085276 A JP09085276 A JP 09085276A JP 8527697 A JP8527697 A JP 8527697A JP 3129674 B2 JP3129674 B2 JP 3129674B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dyeing
- dye
- fiber
- indigo
- dyed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Coloring (AREA)
Description
よる合成繊維の染色を繊維の変性や前加工なしに染色条
件を変更するだけで簡便に実施可能な染色法及びそれに
より得られる合成繊維製の糸又は布帛もしくは縫製品等
からなる染色物に関する。
ス繊維では一般的に次のようにして行われるものであ
る。すなわち、還元剤とアルカリの存在下に染料を還元
し、ロイコ体を得る。このロイコ体を常温でセルロース
繊維に染着させ、続いて空気(酸素)あるいは酸化剤で酸
化して元の不溶性染料に戻して固着させるもので、この
操作を十数回繰り返す。この方法によれば、セルロース
繊維の濃紺色を得ることができるが、合成繊維の多くは
疎水性で構造が緻密であるため、濃色に染め上げること
ができず、淡く汚染するのみである。
ンジゴ系染料による染色性を高める方法として、特公昭
60-14158号には、合成繊維を素材とする繊維構造物に親
水性重合体を形成させるポリアルキレンオキサイドセグ
メントを有する単量体化合物で処理して繊維表面上に重
合体を形成せしめ、しかる後インジゴ系染料を含む建染
染料で合成繊維を染色する方法が開示されている。
得ることが困難、もしくは繊維を有機化合物等で前処理
することで可能となる合成繊維のインジゴ系染料による
染色を、一般的な合成繊維の染色方法に準じて簡易な方
法により淡色から濃色までの染色物を希望の色濃度で再
現性よく染色する加工方法及び加工染色物を得ることを
目的とするものである。
するもので、次に述べる構成よりなるものである。すな
わち、還元剤とアルカリの存在下、繊維を高温処理する
ことを特徴とする合成繊維の染色法及びそれにより得ら
れる染色物を要旨とするものである。
維をインジゴ系染料で染色する際、還元剤とアルカリの
存在下に高温で処理することで、繊維の非結晶部分を膨
潤させて染色できる。
ルファイト、二酸化チオ尿素、ロンガリット、塩化第一
錫、グルコース、水酸化ホウ素ナトリウムなどがあり、
アルカリとしては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、炭酸ナトリウム、第三リン酸ナトリウムなどが挙げ
られる。なかでも、還元剤がハイドロサルファイトある
いは二酸化チオ尿素であると、最も好ましい染色条件と
なる。
ナイロン、アクリル、半合成繊維であるアセテート、ト
リアセテートなどを意味し、その繊維の形態は糸、織
物、編物、縫製品等いかなる形態のものであってもよ
く、またこれら繊維を2つ以上組み合わせたもの、ある
いは綿、絹、羊毛等天然繊維との組み合わせでもよく、
混紡糸、混繊糸からなる混織物、混編物の形態であって
もよい。
リの存在下に、インジゴ系染料を還元溶解し、糸又は布
帛もしくは縫製品の処理を行う。ここでいうインジゴ系
染料とは天然藍を含むインジゴ染料および臭素を置換し
た艶インジゴで、還元剤は、特にハイドロサルファイト
ナトリウム、または二酸化チオ尿素が好ましく、アルカ
リには、前述の水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭
酸ナトリウム、第三燐酸ナトリウム溶液等が適宜使用で
きる。
成繊維を染色するに際しては、染料濃度如何に拘わらず
ハイドロサルファイト−水酸化ナトリウムの系ではそれ
ぞれ3〜10g/Lおよび0.1〜3g/L、二酸化チオ尿素−水
酸化ナトリウムの系ではそれぞれ2〜10g/Lおよび1〜
5g/Lの範囲で行われる。
染色方法は高温で染色することを特徴とし、90〜130
℃、好ましくはポリエステルの場合100℃以上望ましく
は120℃で10分以上通常60分以内で浸漬処理を行う。こ
のとき用いる加工機にはウインス型染色装置、ドラム型
染色装置、液流染色装置等を用いることができる。
その作用としては、還元剤とアルカリ存在下の染料溶液
中に繊維を浸漬し、高温処理することで繊維の非結晶部
分が膨潤し、染料ロイコ体が容易に繊維内部まで浸透す
るのではないかと思われる。このとき、還元剤とアルカ
リ量が重要で、多量の場合染料が過還元状態となり分解
し、また少量の場合ロイコ体の生成が困難で染着し難
い。したがって、還元剤とアルカリ量とは上記範囲内で
決定する必要がある。ロイコ体が繊維内部に侵入した後
は十分水洗し、空気、水あるいは種々の酸化剤を使用し
て元の不溶性のインジゴ系染料に酸化して染色工程を終
了する。セルロース系繊維では全く無力な染色方法であ
るのは、このような条件では染料分子が定着せず、従来
通り低温で複数回の還元−酸化が必要である。
よる合成繊維の染色法及び染色物(染物製品)を得るため
のフローチャートを示した。また、図2に従来のインジ
ゴ系染料によるセルロース系被染色原料の染色法及び染
色物を得るためのフローチャートを示した。両者の対比
で明らかなように、本発明の染色法は高温(90〜130℃)
染色であることを特徴とし、従来法に比べて極めて簡素
化されている。すなわち、本発明の方法は、ストックバ
ット液を準備する必要はなく、いきなり染料液を加熱し
た中にポリエステル繊維等の合成繊維を投入し、1回の
浸漬で染色が終了する。これに対し、従来法では、常温
〜30℃の低温で浸漬回数は数回から十数回の浸漬による
還元・酸化を繰返しながら、付着染料を酸化定着させな
ければならないのである。したがって、図1の本発明プ
ロセスではセルロース系繊維は染まらず、逆に、図2の
従来プロセスでは本発明の目的とする合成繊維では染ま
らない。これらの対比は以下の実施例と比較例で詳細に
説明する。
定評価は下記の方法で行った。染色後十分湯洗、水洗を
繰り返し乾燥した試料について、その反射率をクラボウ
(株)色彩測定システム(AUCOLOR-NF)で測定した後、全波
長(20nm間隔)でクベルカムンク関数に変換しトータルK
/Sで評価した。
を常法により糊抜き精練し被染色原料とした。一方、図
1に示す工程で染色した。染料はMitui IndigoPure EX-
N(C.I.Vat Blue 1.三井東圧染料(株)製)を5%owf(浴比
1:50)でハイドロサルファイト5g/L、水酸化ナトリウ
ム0.5g/Lにて120℃45分染色した。次に十分水洗した後8
0℃1時間乾燥(酸化を含む)し、本発明の染色布を得
た。その結果は表1に示す通りで、トータルK/Sは18
6.85という高い値を得た。
ハイドロサルファイト3g/L、水酸化ナトリウム2.5g/L
にて120℃45分染色し、同様の後処理をした。結果は汚
染程度であり、表1に示す通り、23.85という低いトー
タルK/S値であった。
同様の処理をした。結果は汚染程度であり、表1に示す
通り、トータルK/S値は24.90にとどまっている。
f、ポリエステル染色用キャリヤーTBコンク(大和化学
(株)製)4g/Lにて染色し同様の後処理をした。結果は汚
染程度であり、表1に示す通り、トータルK/S値は2
2.34と低く、汚染程度の色にしか染まらなかった。
f、ロンガリット5g/L、水酸化ナトリウム1g/Lにて120
℃45分染色し同様の後処理をした。結果は汚染程度であ
り表1に示す通りトータルK/S値は48.20までしか上
らなかった。
素6g/L、水酸化ナトリウム2.5g/L溶液にインジゴ染料
濃度、染色温度、染色時間を種々変化させて染色した
後、実施例1と同様の処理をした。結果は表2〜4に示
す通りであり、再現性にも優れ、一般的にポリエステル
用染料として用いられる分散染料と同様の結果が得られ
た。この結果より、120℃30分以上の染色がポリエステ
ルに適していることが分かる。
略す)白布ナイロンタフタ織物を用いて実施例1と同じ
染料で、二酸化チオ尿素6g/L、水酸化ナトリウム2.5g/
L溶液で染料濃度および染色温度を種々変化させて45分
染色し実施例1と同じ後処理をし、その色濃度を同様の
方法で測定した。結果を表2,3の中欄に示す。染料濃
度は2〜10%owf、染色温度は90〜130℃で、高いトータ
ルK/Sを示した。
方法で染色処理、測定を行った。結果を表2,3の右欄
に示す。アクリル織物の場合もナイロンタフタ織物同様
に染料濃度2〜10%owf、染色温度は90〜130℃で良好に
染色できた。
素6g/L、水酸化ナトリウム2.5g/L溶液でMitui Tsuya I
ndigo RN(C.I.Vat Blue 3(三井東圧染料(株)製))、Mitu
i Tsuya Indigo 2B(C.I.Vat Blue 5(三井東圧染料(株)
製))をそれぞれ2%owf(浴比1:50)で120℃45分染色し
た。そのトータルK/Sは111.37および120.79で、濃色
の染色物を得ることができた。
用) JIS L 0803規定の染色堅ろう度試験用白布、綿かなきん
3号をセルロース系被染色原料に用いて、図1に示す本
発明の方法により、実施例1と同じ染料で、染料濃度5
%owf(浴比1:50)で、ハイドロサルファイト5g/L、水
酸化ナトリウム0.5g/Lにて120℃45分染色した。その後
は実施例1と同様の後処理をした。結果は汚染程度であ
りトータルK/Sは28.52であった。つまり、本発明の
染色法は綿、スフ等セルロース系繊維には全く無力であ
った。
リエステル繊維への適用) はじめにストックバット液の調製を下記の如く行った。 Indigo Pure EX-N(三井東圧染料(株)製) 50g/L ハイドロサルファイト 45g/L 水酸化ナトリウム 35g/L の水溶液を60℃に加熱して15分間処理した。その後、た
だちに常温の水で希釈して、下記にインジゴ染浴を調製
した。 Indigo Pure 5.0g/L ハイドロサルファイト 4.5g/L 水酸化ナトリウム 3.5g/L この染浴に実施例1と同じポリエステル織物及びJIS L
0803規定の綿かなきん3号を試料として20秒浸漬後、空
気中に被染物を引き上げた後、30秒空気酸化を行った。
同様の工程を3回繰り返した。その後、十分水洗、乾燥
した。それぞれの処理布のトータルK/Sは綿114.11、
ポリエステル58.66でポリエステルは汚染程度であっ
た。つまり、従来の図2に示す染色法では木綿は染まる
が、ポリエステルは染まらないことが明らかである。
色処方でこれまで困難とされてきたインジゴ系染料によ
る合成繊維、特に通常のポリエステルの染色が可能で、
しかも再現性に優れ、染料濃度を変化させるだけで目的
の色を得ることができた。
れない横糸だけにしか、使用できなかった合成繊維が縦
横いずれにでも使用可能となり、風合や強度あるいは寸
法安定性の面で幅広く素材の選択が可能となった。
Claims (3)
- 【請求項1】 合成繊維をインジゴ系染料で染色するに
際して、還元剤とアルカリの存在下に高温で処理して繊
維の非結晶部分を膨潤させて染色することを特徴とする
インジゴ系染料による合成繊維の染色法。 - 【請求項2】 還元剤がハイドロサルファイトあるいは
二酸化チオ尿素であることを特徴とする請求項1記載の
インジゴ系染料による合成繊維の染色法。 - 【請求項3】 インジゴ系染料に対し少なくとも還元
剤、アルカリ及び水を配合した染料液に対し、合成繊維
系被染色原料を浸漬し、90〜130℃の高温下に染色処理
してなることを特徴とするインジゴ系染料による合成繊
維の染色物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09085276A JP3129674B2 (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | インジゴ系染料による合成繊維の染色法及び染色物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09085276A JP3129674B2 (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | インジゴ系染料による合成繊維の染色法及び染色物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10280286A JPH10280286A (ja) | 1998-10-20 |
JP3129674B2 true JP3129674B2 (ja) | 2001-01-31 |
Family
ID=13854050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09085276A Expired - Fee Related JP3129674B2 (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | インジゴ系染料による合成繊維の染色法及び染色物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3129674B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004332148A (ja) * | 2003-05-07 | 2004-11-25 | Tango Orimono Kogyo Kumiai | ポリエステル系繊維製品の藍染め方法 |
JP2005314829A (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Hiroshi Akai | 家蚕および/又は野蚕からなるシルク糸又は生地に藍染めを施した高紫外線遮蔽品並びにその製造方法。 |
KR100665390B1 (ko) | 2005-08-11 | 2007-01-04 | 동일염직(주) | 천연 인디고를 이용한 염색사의 염색 방법 |
ES2428765B1 (es) | 2013-10-04 | 2014-03-27 | Tejidos Royo S.L. | Tejido Denim con características ignífugas y proceso de tintura de la urdimbre con colorante azul índigo |
JP6232511B1 (ja) * | 2017-03-03 | 2017-11-15 | 株式会社ショーワ | デニム製品用糸の製造方法、並びにその方法によって製造されたデニム製品用糸、デニム製品用生地、及びデニム製品 |
CN114411434A (zh) * | 2020-10-28 | 2022-04-29 | 苏州中纺学面料产业研究院 | 高耐光色牢度尼龙纤维及其染色方法、染料母液制备方法 |
CN115110324A (zh) * | 2022-07-22 | 2022-09-27 | 赵顺艳 | 一种蓝印花布的建缸配方与浸染方法 |
-
1997
- 1997-04-03 JP JP09085276A patent/JP3129674B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10280286A (ja) | 1998-10-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6214058B1 (en) | Comfort melamine fabrics and process for making them | |
US5824614A (en) | Articles having a chambray appearance and process for making them | |
US5885307A (en) | Dyeing articles composed of melamine fiber and cellulose fiber | |
JPH10503558A (ja) | バット染料による合成素材の染色方法 | |
JP3129674B2 (ja) | インジゴ系染料による合成繊維の染色法及び染色物 | |
Grant et al. | A progress report on cyanoethylated cotton | |
CA2232255A1 (en) | Process for dyeing melamine fibers and melamine fibers so dyed | |
US4113431A (en) | Method for dyeing cellulose fibers by disperse dyes | |
JP4020658B2 (ja) | 繊維構造物の染色加工方法及び染色繊維構造物 | |
US5861045A (en) | Method of dyeing textiles | |
US2380503A (en) | Dyeing | |
JPH10121384A (ja) | 改質セルロース再生繊維を含む繊維構造物の染色方法及び染色加工方法 | |
JPH11158785A (ja) | 染色方法 | |
JPH1025670A (ja) | 割繊型複合繊維を含む構造物の染色方法 | |
JP3692475B2 (ja) | 繊維製品の斑染め染色方法 | |
JP3257158B2 (ja) | ポリエステル系繊維構造物の染色方法 | |
JPS61174485A (ja) | 再生繊維素繊維又は繊維構造物の染色法 | |
JP2003049374A (ja) | ポリ乳酸繊維の染色加工方法 | |
Ghazal et al. | An overview of the dyeing process of lyocell fabric and its blends | |
JP3203362B2 (ja) | 蛋白繊維布の染色法 | |
JP2022166595A (ja) | 布地の製造方法、布地及びそれを用いた繊維製品 | |
Youssef et al. | Blend denim fabric performance: Key features of dyed weft silk yarn with different weave structures | |
JP3142714B2 (ja) | パラ系アラミド繊維の染色方法 | |
KR100528359B1 (ko) | 인독실을 사용하여 직물 재료를 인디고로 염색하는 방법및 그 방법을 이용하기 위한 시스템 | |
CN113584911A (zh) | 一种用于聚乳酸拼色染色的促染剂及其制备方法和应用 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071117 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081117 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091117 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091117 Year of fee payment: 9 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091117 Year of fee payment: 9 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |