JP3129623U - 甘えびの接着寿司種 - Google Patents

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文雄 矢崎
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Abstract

【課題】甘えび等を並列,重ね合わせて接着してなる単位寿司種を提供する。
【解決手段】にぎり寿司の具材として甘えび数尾をタンパク質同士に架橋反応させるトランスグルタミナーゼなどの酵素性食用接着剤2を用いて並列または重ね合わせ接着して単位寿司種を構成するようにしたことを特徴とする甘えびの接着寿司種3。接着寿司種3は甘えびのほかその他の食用魚介類を酵素性食用接着剤2にて接着して構成することもできる。
【選択図】図1

Description

本考案は甘えびの接着寿司種、詳しくはむき身にした生甘えびの数尾を豪華に重ね接着してなる甘えびの接着寿司種に関するものである。
従来、甘えびを寿司種とするにぎり寿司は、米飯のにぎりの上に生甘えびを載せ付けて提供している。しかしながら、甘えびは1尾ならばともかく2尾,3尾として重ね載せてにぎり寿司とするときは甘えびがばらばらになって1尾,2尾が脱落するという課題があった。
公開されている特開2002−204663号の考案は、米飯のにぎりに並べ載せる小形の魚や魚卵等の寿司種をコンニャクなどの透明な食用シートで覆ってバラけることを防止するようにしたことを記載している。
特開2002−204663号公報
しかしながら、コンニャクによるシートは透明にするとしても寿司種に異様感が生じ、しかもコンニャクの食感が加わることで、にぎり寿司の品質を低下させるという課題がある。
本考案は、生甘えびのむき身数尾を相互の間のタンパク質の架橋により接着して脱落の生じない単位寿司種を構成するようにして、かかる課題を解決しようとするものである。
本考案は、タンパク質同士を架橋接着し、接着反応後はタンパク質に同化して残らなくなる酵素性食用接着剤を用いて数尾の甘えびを接着して単位寿司種とするので、甘えびの脱落が生じないほか、外観,食感を良好にするという効果を生ずる。
接着寿司種は甘えびのほか、食用の他の魚介に適用することでにぎり寿司の食文化をさらに向上させる効果を生ずる。
本考案は、生甘えびのむき身を数尾づつタンパク質同士を架橋反応させる酵素性食用接着剤を用いて並列または重ね合わせた状態にて接着して単位寿司種にして提供するのである。トランスグルタミナーゼなどの酵素性食用接着剤は触媒としてタンパク質同士の架橋反応が生ずると該タンパク質に同化することで塗布した接着剤層がなくなって、通常の寿司種と変わらないものとなる。酵素性食用接着剤による接着は冷凍および解凍にも適するので接着寿司種は冷凍して保存し解凍して米飯のにぎりの上に載せてにぎり寿司とすることもある。
生甘えびは尾を残して、頭部と殻および足をとりのぞいてむき身の甘えび1とし、この甘えび1を2尾横並べして、さらに1尾の甘えび1の腹側にトランスグルタミナーゼなどの酵素性食用接着剤2を塗布して2尾の甘えび1の上に跨ぎ載せて接着2aして、単位寿司種3とするのである。
酵素性食用接着剤2は、甘えび1の成分中のタンパク質同士に架橋反応を触媒して甘えび1同士を接着し、架橋反応後は接着剤として残ることがないので食する際に何等の違和感も全く生じないこととなる。
寿司店などは、この単位寿司種3を米飯のにぎり4の上に載せてにぎり寿司5にして客に提供することができる。単位寿司種3は数尾にて構成しているにかかわらず、接着によって分裂することがないから、豪華に見えてしかも取扱いやすいものとなる。客も食する際に甘えびがバラバラになることがないので食べやすいものとなる。本考案の甘えびの単位寿司種3は家庭で供するにぎり寿司にも便利に使用することができる。
図3(a)(b)は下段2列の甘えび1の尾を取り、上段の尾付の甘えび1を少しうしろにずらして跨ぎ載せて接着した単位寿司種の例を示すもので、かくすることで単位寿司種3を大きな一匹のえびのように豪華にすることができる。また図3(c)は甘えび1を下3列、上2列に重ね合わせて大きな単位寿司種3とした例で、米飯のにぎり4の上に5尾の甘えびが載った豪華な単位寿司種3のにぎり寿司5を提供することができることとなる。いずれも接着によって形がくずれたり脱落したりすることがないので、扱いやすく食べやすいものとなる。
図4は例えばマグロの赤身6aと中トロ6bと大トロ6cの3種のそれぞれ細分した具材を酵素性食用接着剤2を用いて並列接着2aして単位寿司種3aとした例を示すものである。かくて一度に3種のマグロの味を味わえる新規の接着寿司種3aを提供することができることとなる。
このほか、酵素性食用接着剤にて接着することで、小貝、小イカなど小型の素材も、いくつかを並列また重ね合わせて接着して単位寿司種3とすることもできる。かくすることで、従来なかった食材による新規の接着寿司種を提供することもできることになる。
本考案は、生甘えび、その他の食用魚介の数尾,数個を接着して単位寿司種とすることで寿司業界において広く利用することができるものとなる。
(a)は酵素性食用接着剤により甘えびを3尾重ね合わせた接着寿司種例を示す斜視図、(b)は同、2尾横並べ接着した単位寿司種の斜視図 甘えびの単位寿司種にてにぎり寿司を構成した例の正面図 (a)は上段の甘えびをずらし載せ接着する前の斜視図、(b)は同、接着した単位寿司種の平面図、(c)は下3列、上2列の単位寿司種のにぎり寿司の斜視図 赤身,中トロ,大トロマグロ種による接着寿司種を示す斜視図
符号の説明
1はむき身の甘えび
2は酵素性食用接着剤
2aは接着部
3,3aは接着寿司種
4は米飯のにぎり
5はにぎり寿司
6a,6b,6cはマグロ種

Claims (2)

  1. にぎり寿司の具材として甘えび数尾をタンパク質同士に架橋反応させるトランスグルタミナーゼなどの酵素性食用接着剤を用いて並列または重ね合わせ接着して単位寿司種を構成するようにしたことを特徴とする甘えびの接着寿司種。
  2. 接着寿司種は甘えびのほかその他の食用魚介類の接着にて構成する請求項1に記載の接着寿司種。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009027964A (ja) * 2007-07-26 2009-02-12 Toyo Reizo Co Ltd 甘えびの寿司種の製造方法

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