JP3129487U - トイレ用手摺り棚ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】トイレ側壁面Aに凹状壁面部12を形成し、該凹状壁面部12により構成される凹状空間22における上下方向の中途部に棚14,24,34を備え、上記棚14,24,34の前部に貫通孔15を形成して該貫通孔15の縁部を把持する把持部16,36を形成し、上記凹状空間22における上記棚14,24,34に対して上方側の上方空間23と下方側の下方空間とのそれぞれを、上記把持部16,36を把持可能な大きさを備えて構成し、上記上方空間23における上記把持部16,36の上方に対して側方に偏移させた位置にペーパーホルダ17を備えたトイレ用手摺り棚ユニット11,21,31。
【選択図】図1
Description
下記特許文献1によれば、「手摺り付き棚」は、トイレの側壁面から水平に突き出した形態であり、棚としても用いることができる手摺りである。
(第一実施形態)
第一実施形態におけるトイレ用手摺り棚ユニット11は、図1、及び、図2(a),(b),(c),(d)に示すように構成している。
なお、図1は、第一実施形態におけるトイレ用手摺り棚ユニット11を側壁面に設けたトイレの外観を示し、適宜、配管などの構成を省略して要部のみを示した外観説明図である。さらに図2(a)は、第一実施形態におけるトイレ用手摺り棚ユニット11の正面図、図2(b)は、図2(a)におけるA−A断面矢視図、図2(c)は、図2(a)におけるB−B断面矢視図、及び、図2(d)は、図2(a)におけるC−C断面矢視図である。
なお、上記右側壁面Aとは、トイレの便座C(便器C)に着座している利用者から視て右側の壁面を示す。
なお、上述した前腕部許容空間23aは、図2(a),(d)中、一点鎖線で囲んだ範囲内の空間であり、目安として高さが約385mm、幅が約170mmの大きさを確保して構成されている。
なお、図3(a)―1,(a)―2は、いずれも利用者Dが便座Cに着座している様子を示す説明図であり、図3(b)―1,(b)―2は、いずれも利用者Dが便座Cから起立した様子を示す説明図である。さらに、図4(c)―1,(c)―2は、いずれも利用者Dが便座Cから起立する途中過程を示す説明図である。
このとき第一実施形態におけるトイレ用手摺り棚ユニット11は、図4(c)―1,(c)―2に示すように上記前腕部許容空間23aを確保しているため、利用者Dの前腕部Daを、把持部16を把持した状態で右肘を立てた姿勢としても右腕の前腕部Daが右側壁面Aに干渉することなしに立ち上がることができる。
従って、限られたトイレのスペースを有効に活かすことができる。
(第二実施形態)
第二実施形態におけるトイレ用手摺り棚ユニット21は、図5(d),(e)に示すような手摺り兼用棚板24を備えて構成している。この手摺り兼用棚板24は、該手摺り兼用棚板24の前端部における把持部16を含めた貫通孔15の周縁部がそれ以外の部位に対して便器C側へ突き出した形態で構成している。
なお、図5(a)は、第二実施形態におけるトイレ用手摺り棚ユニット21の外観説明図であり、図5(b)は、図2(b)に対応させて示した第二実施形態における手摺り兼用棚板24の構成説明図である。
第三実施形態におけるトイレ用手摺り棚ユニット31における殊に手摺り兼用棚板34は、図6に示すように構成している。
なお、図6は、第三実施形態におけるトイレ用手摺り棚ユニット31の構成を、要部を拡大して縦断面で示した構成説明図である。
具体的に、手摺り兼用棚板34は、上述した実施形態の手摺り兼用棚板14,24と同様に把持部36を含めて木製であるが、本実施形態の把持部36は、その外周部にウレタン部材32が包囲されている。このように把持部36の表面をウレタン部材32で構成することにより、該把持部36を利用者が繰り返し把持しても、木製のみで構成した把持部の表面のように木の繊維や木目の隙間に細菌や汚れが付着したり含浸したりし難くなり、又、汚れなどが付着しても拭き取り易く構成することができる。
上方凹状空間23は、上方側の上方空間に対応し、
前腕許容空間23aは、上記上方空間における上記把持部の上方側の空間に対応し、
下部棚板13は、第二の棚に対応するも、
本考案のトイレ用手摺り棚ユニットは、上述した本実施形態のトイレ用手摺り棚ユニット11,21,31の実施形態のみに限定されるものではなく、多くの実施形態を得ることができる。
12…凹状壁面部
13…下部棚板
14,24,34…手摺り兼用棚板
15…貫通孔
16,36…把持部
17…ペーパーホルダ
22…凹状空間
23a…前腕部許容空間
32…ウレタン部材
A…トイレ右側壁面
B…トイレットペーパー
C…便座(便器)
Da…前腕部
Claims (5)
- トイレ側壁面に凹状壁面部を形成し、該凹状壁面部により構成される凹状空間における上下方向の中途部に棚を備え、
上記棚の前部に貫通孔を形成して該貫通孔の縁部を把持する把持部を形成し、
上記凹状空間における上記棚に対して上方側の上方空間と下方側の下方空間とのそれぞれを、上記把持部を把持可能な大きさを備えて構成し、
上記上方空間にペーパーホルダを備えた
トイレ用手摺り棚ユニット。 - 上記上方空間における上記把持部の上方側の空間を、上記把持部を把持した状態で肘を立てた姿勢の腕の少なくとも前腕部が入り込む大きさで構成し、
上記ペーパーホルダは、上記上方空間における上記把持部の上方に対して側方に偏移させた位置に備えられた
請求項1に記載のトイレ用手摺り棚ユニット。 - 上記凹状壁面部を上記トイレ側壁面における便器に対して斜め前方部位に形成し、
上記棚の前部における少なくとも上記把持部を上記便器と略対向する斜め前方へ突設させた
請求項1、又は、請求項2に記載のトイレ用手摺り棚ユニット。 - 上記棚における上記把持部の少なくとも表面部をウレタンにより構成した
請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載のトイレ用手摺り棚ユニット。 - 上記凹状空間の下端面に上記棚とは別の第二の棚を備え、
上記凹状空間における上記下方空間を、上記第二の棚にトイレットペーパーを載置可能な大きさに構成した
請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載のトイレ用手摺り棚ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006009937U JP3129487U (ja) | 2006-12-07 | 2006-12-07 | トイレ用手摺り棚ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006009937U JP3129487U (ja) | 2006-12-07 | 2006-12-07 | トイレ用手摺り棚ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3129487U true JP3129487U (ja) | 2007-02-22 |
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ID=43280432
Family Applications (1)
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JP (1) | JP3129487U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015034406A (ja) * | 2013-08-09 | 2015-02-19 | 株式会社神田製作所 | 手摺 |
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2006
- 2006-12-07 JP JP2006009937U patent/JP3129487U/ja not_active Expired - Fee Related
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