JP3129095U - 逆エンボススキージ - Google Patents

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熊澤敬之
上田哲也
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株式会社プロセス・ラボ・ミクロン
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Abstract

【課題】
導電性ペースト・インク・樹脂等をスクリーン印刷する際の導電性ペースト等のスキージ付着を防ぎ、印刷性、ペーストの充填性を改善する。
【解決手段】
印刷スキージの表面にエッチング、電鋳法等により繰り返し凸部を形成する。また、スキージ表面にフッ素微粒子を含有する分散めっきを行う。
【選択図】図1

Description

本考案は導電性ペースト・インク・樹脂などをスクリーン印刷する際に使用するスキージに関する。
導電性ペースト・インク・樹脂等をスクリーン印刷する際、従来のスキージではペースト等がスキージに付着してしまうことで、印刷性、インクの充填性に悪影響があり、スキージに付着した導電性ペースト等が劣化することで印刷品質が悪化する問題があった。
スキージ表面に加工を行う技術としては、複数本の直線又は曲線の溝を設けることにより、はんだ攪拌を行う技術が開示されている。
特開2002-347209
また、スキージ表面にフッ素樹脂加工を行うことにより、はんだ離れ性を向上させる技術が開示されている。
特許2809156号
しかし、先行文献1のスキージの構造ははんだ攪拌が目的であるため、溝の幅を50〜200μmに規定しており、一般的なはんだペーストの粒径(10〜30μm)よりも大きいため、溝内にはんだペーストが付着することによりはんだ離れ性が十分ではないという問題がある。
また、先行文献2はスキージ表面にフッ素樹脂加工を行う必要があるため、スキージ製造にコストがかかるという問題があった。
導電性ペースト・インク・樹脂等をスクリーン印刷する際の導電性ペースト等のスキージ付着を防ぎ、印刷性、インクの充填性を改善する。
本発明者らは上記目的を達成するために鋭意改良研究を進めた結果、印刷スキージの表面に繰り返し凸部を設けることにより、導電性ペースト等が付着することなく印刷を行うことができるスキージを考案した。
すなわち、本考案は導電性ペースト・インク・樹脂等をスクリーン印刷する際に使用するスキージにおいて、印刷スキージの表面に、繰り返し凸部を形成することを特徴とする印刷スキージを提供する。

及び、本考案は凸部をエッチングで形成してなる印刷スキージを提供する。

さらに、本考案は凸部に対応した凹部をエッチングで形成した母材上に電鋳法で形成してなる印刷スキージを提供する。

また、本考案は、表面にフッ素微粒子を含有する分散めっきで被覆することを特徴とする印刷スキージを提供する。
印刷スキージの表面に、繰り返し凸型形状を形成することでペースト等のスキージ付着を防ぎ、印刷性を向上させることができる。
以下、本考案のスキージの代表的実施様態を説明する。
本考案のスキージにおいて、表面に形成する凸部の形状は円、楕円、多角形等問わないが、ペースト付着防止効果の点から、円形であることが望ましい。
また、凸部の寸法はペースト粒子の大きさや形状によって変更する必要があるが、一般的に用いられているはんだペースト等の粒子の大きさを考慮すると、直径100μm〜1mm、高さ10〜100μm程度が望ましい。
凸部のピッチは100μm〜1mm程度が望ましく、整列させて配置してもよく、千鳥に配置してもよい。
ペースト粒子の大きさ・形状により、またピッチ間隔およびドット寸法・形状によっても付着防止効果が異なる。
本考案のスキージの繰り返し設けられた凸部はエッチング、もしくは電鋳法によって形成するのが好ましい。
図1はエッチング法で本考案のスキージを製造する工程の断面図である。
まずスキージ本体となる金属板にドライフィルムレジストをラミネートし(a)、凸部に対応する位置にレジストパターンを形成する(b)。
図2は図1(b)の平面図である。
エッチングを行い、レジストパターン以外の部分を掘り下げることにより、凸部を形成する(c)。
レジストを除去することにより、凸部の形成されたスキージが得られる(d)。
図3は電鋳法で本考案のスキージを製造する際の母材の製造方法の断面図である。
まずスキージ本体となる金属板にドライフィルムレジストをラミネートし(a´)、凸部に対応する位置以外にレジストパターンを形成する(b´)。
図4は図3(b´)の平面図である。
エッチングを行い、レジストパターン以外の部分を掘り下げることにより、スキージ製造の際の凸部に対応した凹部を形成する(c´)。
レジストを除去することにより、凹部の形成された母材が得られる(d´)。
図5は電鋳法によるスキージの形成方法である。
図3(d)の母型上に電気めっきを行い(e)、母型から剥離することにより、凸部の形成されたスキージが得られる。めっきに用いられる金属としてはニッケル又はニッケル合金が好ましい。
また、本考案のスキージの表面をフッ素樹脂を含有する分散めっきで被覆することにより、ペースト付着防止効果をより向上させることができる。
フッ素樹脂分散めっきの金属としては、強度の点からニッケル又はニッケル合金が望ましい。
本考案のスキージは導電性ペースト・インク・樹脂等をスクリーン印刷する際の導電性ペースト等のスキージ付着を防ぎ、印刷性を向上させることができる。
本考案のスキージをエッチング法で製造する工程の断面図である。 図1(b)の平面図である。 本考案のスキージを電鋳法で製造する際の母材の製造方法の断面図である。 図3(b´)の平面図である。 本考案を電鋳法で製造する工程の断面図である。
符号の説明
1 スキージ素材
2 ドライフィルムレジスト
3
電鋳母材
4
電気めっきにより形成されたスキージ





Claims (4)

  1. 導電性ペースト・インク・樹脂等をスクリーン印刷する際に使用するスキージにおいて、印刷スキージの表面に、繰り返し凸部を設けることを特徴とする印刷スキージ。
  2. 凸部がエッチングによって形成されてなる請求項1記載の印刷スキージ。
  3. 凸部が電鋳法によって形成されてなる請求項1記載の印刷スキージ。
  4. フッ素微粒子を含有する分散めっきで表面を被覆することを特徴とする請求項1から3いずれかに記載の印刷スキージ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010110975A (ja) * 2008-11-05 2010-05-20 Toyota Motor Corp 印刷用スキージおよび印刷装置
JP5842063B2 (ja) * 2012-08-29 2016-01-13 ヤマハ発動機株式会社 印刷機

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