JP3128881B2 - 座席検札装置および着座検出方法 - Google Patents

座席検札装置および着座検出方法

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JP3128881B2 JP22089391A JP22089391A JP3128881B2 JP 3128881 B2 JP3128881 B2 JP 3128881B2 JP 22089391 A JP22089391 A JP 22089391A JP 22089391 A JP22089391 A JP 22089391A JP 3128881 B2 JP3128881 B2 JP 3128881B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、鉄道車両内
部に設けられて指定席の検札を自動的に行なうような座
席検札装置および着座検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、指定席の検札は、車掌が車両内を
巡回して1人1人個々に検札していたので、車掌の人数
の確保(人員の確保)を要し、かつ巡回に手間がかかる
ばかりでなく、車内検札は一見乗客が疑われているよう
でもあり、乗客に不快感を与える問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、指定席の
検札を自動的に行なうことにより人員の削減を図り、か
つ巡回の手間を大幅に低減することができると共に、
札者の接客対応が正確にできて利用客に不快感を与える
ことのない座席検札装置および着座検出方法の提供を目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、座席毎の利
用客の着座を検出する着座検出手段と、座席指定データ
を記憶する指定席媒体より座席指定データを読取る媒体
データ読取り手段と、指定席媒体より読取った座席指定
データに含まれる座席指定番号と座席の番号との一致の
可否を判定する判定手段と、所定部位に設けられ座席
状況を可視表示する表示手段とを備え、上記着座検出手
段が着座を検出してから、所定時間経過しても媒体デー
タの読取りが無い場合に、上記表示手段に該状況を表示
する座席検札装置であることを特徴とする。
【0005】さらにこの発明は、前記着座検出手段が着
座を検出してから所定時間経過経過しても媒体データの
読取りが無い場合と、該所定時間内に媒体データの読取
りが 有る場合とで、前記表示手段により異なる表示を行
うことを特徴とする。
【0006】さらにこの発明は、前記着座検出手段が着
座を検出してから、所定時間以上該検出状態が連続しな
い場合には、前記表示手段により非着座席を示す表示を
行なうことを特徴とする。
【0007】さらにこの発明は、座席毎の利用客の着座
を検出する着座検出方法であって、座席毎の利用客の着
座を検出する着座検出手段が着座を検出してから、所定
時間以上該着座検出状態が連続しない場合には、非着座
席として処理することを特徴とする。
【0008】
【作用】この発明によれば、着座検出手段が着座状態を
検出してから所定時間経過しても、媒体データ読取り手
段に媒体データの読取りがない場合、その状況、例え
ば、不正な着座である旨を表示手段に表示する。 また、
所定時間内に媒体データの読取りがあるときは、上述の
無い場合とは異なる表示で、例えば、正当着座、NG着
座などを表示手段に表示する。 また、着座検出手段が着
座状態を検出してから所定時間以上該着座検出状態が連
続しない場合には、非着座席を表示手段に表示する。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、不正着座を判定する
場合、所定時間を経過してから判定されるので、上述の
所定時間内に、例えば、利用客が網棚に手荷物を揚げる
前に一時的に該手荷物を座席においたり、グループの利
用客がグループ内での指定席で座席を選択するために着
座や起立移動を繰返すような不安定な挙動を繰返したり
する時期を除いて判定することができ、表示手段の表示
により監視する者に取っては不安定な挙動が繰返えされ
る時期を除いた安定した着座時期で判定できるために、
正確な情報を得ることができ、この正確な情報によっ
て、状況に応じた最適な接客対応ができる。
【0010】さらに、所定時間内に媒体データの読取り
があるときは、上述の無い場合、すなわち、不正着座と
は異なる表示で表示手段に表示されるので、表示手段の
表示により監視する者に取っては、不正着座と正当な着
座、あるいは不正着座とNGの着座との違いを明確に把
握でき、正確な区別情報によって、状況に応じた最適な
接客対応ができる。
【0011】さらに、着座を検出してから所定時間以上
連続して該検出状態が得られないときに、非着座席とし
て判定して表示および処理を行なうので、一時的に指定
席に手荷物をおいた場合、あるいは利用客が一時的に着
座したような不安定な着座時期で判定することがなく、
正確な非着座席の情報を得ることができて、表示を監視
する者に対して紛らわしい状況の表示がないため、正確
な対処ができ、この結果、人員の削減および巡回手数の
低減を図り、利用客に与える不快感をなくすことができ
る効果がある。
【0012】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は座席検札装置を示し、図1において、車
両のフロア1上には等間隔を隔ててシートブラケット2
…を取付け、これらの各シートブラケット2上にそれぞ
れシート3…を配設して、これらの各シート3…を指定
席に設定している。
【0013】また車両の座席番号は例えば前側から後側
に向けて1番、2番、3番、4番…に設定し、右側から
左側に向けてA番、B番、C番、D番に設定し、これら
の列、行の番号に車両番号を組合せることで、それぞれ
の指定席を特定番号に設定している。
【0014】このようにして特定番号の指定席に設定さ
れた上述のそれぞれのシート3のエリアには乗客の着座
を検出する着座センサ4…と、挿入される指定券(図示
せず)より座席指定データを読取るカードリーダ5…と
を配設している。
【0015】この実施例では上述の着座センサ4として
反射型センサを用いているが、シートクッションに乗客
が着座したことを圧力により検出する圧力センサやその
他のセンサを用いてもよい。なお、図1における6…は
車両のサイドウインドである。
【0016】図2は座席検札装置の制御回路を示し、C
PU10は着座センサ4およびカードリーダ5からの信
号に基づいて、ROM7に格納されたプログラムに従っ
て、監視盤8を駆動制御し、またRAM9は各シード3
のそれぞれの座席番号データ、判定に要するセンサON
信号継続時間t1(図3参照)に相当するデータ、乗客
が指定券をカードリーダ5に挿入する動作を待つのに要
する待ち時間t2(図3参照)に相当するデータなどの
必要なデータを記憶する。ここで、上述の監視盤8は車
両の所定部位たとえば車掌室内部に設けられ各指定席の
状況をCRTまたはLCD等により可視表示する。
【0017】また上述のCPU10は、座席指定された
指定券のカードリーダ5への挿入の有無を判定する第1
判定手段(図3のフローチャートにおける第4ステップ
14参照)と、上述の指定券の車両番号、座席指定番号
と車両の車両番号、座席番号との一致の可否を判定する
第2判定手段(図3のフローチャートにおける第6ステ
ップ16参照)と、着座センサ4の非着座信号出力時に
空席表示を、第1判定手段の指定券非挿入判定時に不正
乗車表示を、第2判定手段の不一致判定時にNG表示
を、第2判定手段の一致判定時に正常乗車表示を上述の
監視盤8にそれぞれ可視表示する制御手段とを兼ねる。
【0018】上述の4通りの各表示は、文字表示、色彩
表示あるいは記号表示による単一の被表示でもよく、こ
れらの各表示態様を組合わせた複合表示でもよい。例え
ば、記号表示による場合には、空席表示を「−」記号
で、不正表示を「×」記号で、NG表示を「※」で、正
常乗車表示を「○」記号でそれぞれ可視表示するように
構成すればよい。
【0019】このように構成した座席検札装置の動作を
図3のフローチャートを参照して説明する。第1ステッ
プ11で、CPU10は着座センサ4からの出力に基づ
いて同着座センサ4が所定時間t1以上ONになったか
否か、換言すれば、乗客が所定時間t1以上着座したか
否かを判定し、着座センサ4がt1以上ONにならない
場合には次の第2ステップ12に移行する一方、着座セ
ンサ4のt1以上ON時には別の第3ステップ13に移
行する。
【0020】上述の第2ステップ12で、CPU10は
監視盤8に空席表示を実行する一方、上述の第3ステッ
プ13で、CPU10は所定時間t2が経過したか否か
を判定する。この所定時間t2は乗客が指定券をカード
リーダ5に挿入する動作を待つのに要する待ち時間であ
り、t2経過時には次の第4ステップ14に移行する。
【0021】この第4ステップ14で、CPU10はカ
ードリーダ5からの信号に基づいて指定券間が同カード
リーダ5に挿入されたか否かを判定し、非挿入時には次
の第5ステップ15に移行する一方、挿入時には別の第
6ステップ16に移行する。
【0022】上述の第5ステップ15で、CPU10は
監視盤8に不正表示を実行する一方、上述の第6ステッ
プ16で、CPU10は指定券の磁気記録媒体に予め記
録された車両番号、座席指定番号と、RAM9に予め記
憶させた車両側の車両番号、座席番号とが互いに一致す
るか否かを判定し、不一致時には次の第7ステップ17
に移行する一方、一致時には別の第8ステップ18に移
行する。
【0023】上述の第7ステップ17で、CPU10は
監視盤8にNG表示(乗客が指定された指定席以外の他
の指定席に着座していることを現わす表示)を実行する
一方、上述の第8ステップ18で、CPU10は正常乗
車表示いわゆるOK表示を実行する。なお、上述の4通
りの各表示は例えは監視盤8の表示画面に号車毎の全指
定席の表示を一度に実行し、表示号車設定用の操作スイ
ッチ(図示せず)の選択により順次他の号車の表示を実
行する。
【0024】次に第9ステップ19で、CPU10はカ
ードリーダ9からの信号に基づいて乗客の下車に際して
上述の指定券が取出されたか否かを判定し、指定券取出
し時には次の第10ステップ20に移行し、この第10
ステップ20で、CPU10は該当する指定席の表示を
消示して、一連の処理を終了する。
【0025】以上要するに車掌室等の所定部位に配置さ
れた監視8の表示により、指定席の検札を自動的に行
なうことができる効果があり、この結果、検札人員の削
減、巡回手数の低減を図ることができると共に、乗客に
与える不快感をなくすことができる効果がある。
【0026】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の着座検出手段は、実施例の着座セ
ンサ4に対応し、以下同様に、座席は、シート3に対応
し、媒体データ読取り手段は、カードリーダ5に対応
し、 表示手段は、監視盤8に対応し、 判定手段は、CP
U10の判定処理機能に対応するも、この発明は上述の
実施例の構成のみに限定されるものではなく、例えば、
1両編成の車両においては、指定券およびRAM9への
車両番号(号両番号)の磁気記録および記憶を省略する
ことができ、さらに上記構成を全席指定のバス、船舶そ
の他の乗物に適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の座席検札装置を備えた車両の内部を
示す説明図。
【図2】 本発明の座席検札装置を示す制御回路ブロッ
ク図。
【図3】 自動検札処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
3…シート 4…着座センサ 5…カードリーダ 8…監視盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B61D 41/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】座席毎の利用客の着座を検出する着座検出
    手段と、座席指定データを記憶する指定席媒体 より座席指定デー
    タを読取る媒体データ読取り手段と、指定席媒体より読取った座席指定データに含まれる 座席
    指定番号と座席の番号との一致の可否を判定する判定手
    段と、 所定部位に設けられ座席の状況を可視表示する表示手段
    とを備え 上記着座検出手段が着座を検出してから、所定時間経過
    しても媒体データの読取りが無い場合に、上記表示手段
    に該状況を表示することを特徴とする 座席検札装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の座席検札装置において、 前記着座検出手段が着座を検出してから所定時間経過し
    ても媒体データの読取りが無い場合と、該所定時間内に
    媒体データの読取りが有る場合とで、前記表示手段によ
    り異なる表示を行うことを特徴とする座席検札装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の座席検札装置において、 前記着座検出手段が着座を検出してから、所定時間以上
    該検出状態が連続しない場合には、前記表示手段により
    非着座席を示す表示を行なうことを特徴とする座席検札
    装置。
  4. 【請求項4】座席毎の利用客の着座を検出する着座検出
    方法であって、 座席毎の利用客の着座を検出する着座検出手段が着座を
    検出してから、所定時間以上該着座検出状態が連続しな
    い場合には、非着座席として処理する着座検出方法。
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