JP3128577U - 食品収納容器 - Google Patents

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義弘 岡田
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シーピー化成株式会社
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Abstract

【課題】飯の水分を適度に吸湿し同時に適度に保湿した状態で長時間収納可能な弁当箱などの食品用容器を提供する。
【解決手段】トレー状の二重容器の内容器3は内部を仕切り壁で複数の収納区画とするとともに,飯収納部区画4の底面3aに飯が通過可能で底面の略々過半以上の大きさの開口5を形成し、外容器2の底面2a内側に吸湿水分を放散可能な吸湿材6を介在させて食品収納容器1を構成した。
【選択図】図3

Description

本考案は、炊き上げた飯などを収納し、弁当容器などとして使用する食品収納容器に関する。
トレー状の食品容器は、合成樹脂製、木製、紙製、金属製、防水層などを積層した積層材、その他の積層材製など、種々な材質で提供されている。飯やおかず類を収納する食品容器の一種として、中容器内を仕切り、中底にドリップ(水分、汁など)用の小孔を穿設し、外底内面に吸湿材を敷設し、被蓋した構成のものも知られている。例えば下記公知文献にも示されている。
登録実用新案公報第3000401号 登録実用新案公報第3006987号
上記のように底面にドリップ用の小孔を穿設した構成の容器を使用した場合は、飯の水分が小孔から排出し、吸湿材に吸着されてしまい、また、中底の下側に空隙が形成されてしまうために、長時間飯を収納したままにしておくと、飯が乾燥傾向になり、硬く或いは硬めになって美味しくなくなってしまう問題があった。
本考案は、このような従来気が付かなかった問題点に着眼することによってなしたものであり、飯を適度に保湿した状態で長時間収納可能な食品用容器を提供せんとするものである。
上記課題を解決するために、本考案は、トレー状の少なくとも二重容器であって、内容器は飯収納部の底面に飯が通過可能な大きさの開口を形成し、外容器の底面内側に吸湿水分を放散可能な吸湿材を介在させて食品収納容器を構成したこと、また、内容器は内部を仕切り壁で複数の収納区画とするとともに、飯収納部区画の底面に飯が通過可能な大きさの開口を形成し、外容器の底面内側に吸湿水分を放散可能な吸湿材を介在させて食品収納容器を構成したことを特徴とする。
上記底面の開口は飯収納部区画の底面全体となるように形成するのが好ましい。また、飯収納部区画の底面全体の略々過半に亘る大きさに形成することもできる。
本考案によれば、容器内で滴下した水分は外容器の底面内側の吸湿材に吸着されるので、飯がふやけてしまうことがなく、同時に、水分が吸着されるものの、湿潤した吸湿材と飯との間に空隙が形成されることによって両者が断絶してしまうことがないので、飯の乾燥傾向につれて吸湿材の水分は吸湿材上に詰められた飯伝いに放散されることになり、飯は長時間保湿されてやわらかく、美味しい状態に保たれる。
以下、本考案の一実施形態を図面によって説明する。なお、図面は、好適な一例を示すものであって、本考案を限定するものではない。
食品収納容器1は、外底となる底面2aと周側面2bとを少なくとも有し、好ましくは周側面の上縁部を外折れ上縁部とした外容器2と、外容器2内に二重容器状に納まる内容器3とを有し、蓋(図示せず)を所望により被着して構成してある。容器1は圧空真空成型などの熱成形した合成樹脂材、防水加工した薄板材や紙材、金属箔その他の適宜素材を積層した複層材、その他防水性を有する任意の材質とすることができ、外容器と内容器とは、同素材としてもよく、異なる材質としてもよい。リブ、凹凸面の形成などは任意である。
内容器3は、内底となる底面3aと上記周側面2bの上縁部内側に嵌入する周側面3bとを有し、容器内を複数の収納部に区画する仕切り壁3cを設け、その中で、飯を収納する区画4の底を開口5して形成してある。
開口5は、図1〜3では区画4内の底面の略々全体を切除して形成してあるが、図4の如く区画4の底面内に数個(図では4個)形成し、或いは図示しないが中央部に1個形成するようにしてもよく、いずれであっても、収納された飯が開口5を通してその下側に介在する吸湿材6の面に接触できるような大きさに開口させ、かつ、開口面積が飯を収納する区画内の底面全体の略々過半部以上の大きさとなるように形成するのがよい。
飯を収納する区画4以外の内容器の底面は開口のない底面として形成すればよいが、水分が溜まらないように、水分のみを通過させ得る程度の小孔を適宜穿設しておいてもよい。なお、仕切り壁3cの態様(配置状態、形状、高さなど)は任意であり、限定されない。
上記外容器2の底面2aの内側には水分を吸湿可能でかつ放散可能なシート状の吸湿材6を介装してある。吸湿材6は、不織布、木質材、紙質材、その他の連通孔乃至多孔質素材など、食品用として無害な任意素材とすることができ、底面内側に積層し、或いは載置してもよく、この場合は食品用接着剤或いはヒートシールなどによってずれない程度に接着してもよい。また、内底面の略々全面に亘る大きさで介装してもよく、開口5をほぼ覆うように或いはその面積以上の大きさとして介装してもよい。
上記容器1には、飯収納区画4に炊き上げた或いは加熱した飯を詰め、他の区画には例えば副食類などを収納するなどして、使用に供することができる。飯は区画4内に収まると同時に底面3aの開口5から下方の底面2a側の吸湿材6面に接触するようにして詰まることになり、下方に滴下した水分は吸湿材6に吸湿されて、吸湿材が湿潤するが、これが飯を保湿するように作用して飯の乾燥を遅らせ、飯を長時間やわらかく美味しい状態に保つことになる。
本考案に係る一例容器の縦断面図である。 図1の外容器と内容器とを分離して示した断面図である。 図1の容器の斜視略図である。 図3の容器の別の一例を示す斜視略図である。
符号の説明
1容器、 2外容器、 2a底面、 2b周側面、
3内容器、 3a底面、 3b周側面、 3c仕切り壁、
4飯収納区画、 5開口、 6吸湿材

Claims (4)

  1. トレー状の少なくとも二重容器であって、内容器は飯収納部の底面に飯が通過可能な大きさの開口を形成し、外容器の底面内側に吸湿水分を放散可能な吸湿材を介在させてなる構成を有する食品収納容器。
  2. トレー状の少なくとも二重容器であって、内容器は内部を仕切り壁で複数の収納区画とするとともに、飯収納部区画の底面に飯が通過可能な大きさの開口を形成し、外容器の底面内側に吸湿水分を放散可能な吸湿材を介在させてなる構成を有する食品収納容器。
  3. 上記底面の開口は飯収納部区画の略々底面全体である請求項1又は2に記載の食品収納容器。
  4. 上記底面の開口は飯収納部区画の底面全体の略々過半に亘る大きさである請求項1又は2に記載の食品収納容器。
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