JP3128100B2 - ベルト型定着装置 - Google Patents

ベルト型定着装置

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JP3128100B2 JP05349663A JP34966393A JP3128100B2 JP 3128100 B2 JP3128100 B2 JP 3128100B2 JP 05349663 A JP05349663 A JP 05349663A JP 34966393 A JP34966393 A JP 34966393A JP 3128100 B2 JP3128100 B2 JP 3128100B2
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Katsuragawa Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子複写機または電子写
真プリンター等に用いられるベルト型定着装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】加熱定着装置の一つとして加熱ローラと
加圧ベルトとを組み合わせてなるベルト型定着装置が知
られる。例えば特開昭60−104980号公報に開示
される定着装置においては、加圧ベルトは2つの支持ロ
ーラの間に張り渡され、それら支持ローラの間の走行部
分が加熱ローラの周面に接しており、加熱ローラとの直
接の摩擦力により、またはその間を通る転写材を介して
の間接的な摩擦力により加熱ローラの駆動を伝達されて
走行する。
【0003】従来、加圧ベルトは適当なゴム材料により
作製され、上記した摩擦による従動を可能とするために
その外表面は比較的摩擦係数の高い面を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、加圧ベルト
としてゴムベルトを用いた場合の問題点の一つとして、
ゴムベルトの伸縮がある。即ち、十分に伸び率の低いゴ
ムベルトを用いた場合であっても、支持ローラの入口側
においてベルトが伸び、出口側において収縮するといっ
た一連の微少な伸縮の繰り返しを避け得ず、これが加熱
ローラとの間で挟持している転写材を前後方向に動か
し、加熱ローラと転写材とのずれを生じさせて定着画像
のずれやボケを発生させる一因となる場合がある。
【0005】それ故、本発明は、加圧ベルトの伸縮性を
解消し、加熱ローラと十分に同期して転写材を搬送し得
るベルト型定着装置を提供する本発明によるベルト型定
着装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、トナー像を担持した転写材を加熱ローラと該加熱ロ
ーラに圧接する加圧ベルトとの間に通過させトナー像を
転写材上に定着する構成のベルト型定着装置において、
加圧ベルトは、スチールベルトの外表面にフッ素樹脂層
を形成したエンドレスベルトよりなり、その左右両側に
周方向に沿った一連のトラクタ用スプロケット穴を有
し、さらに、加圧ベルトは、上端が加熱ローラの下端よ
りも上方に位置するように配置され支持ローラにより張
架され、加熱ローラはその左右両側に周方向に沿った一
連のトラクタ用スプロケット穴と係合する周方向に沿っ
た一連のトラクタピンを有し、加熱ローラの駆動を、加
熱ローラのトラクタピンを介して、加圧ベルトに従動さ
れることを特徴とする。
【0007】
【作用】このような構成により、スチールベルトは加熱
ローラのトラクタピンにより駆動されて確実に加熱ロー
ラと同期して移動し、またその表面に形成されたフッ素
樹脂被覆は、加圧ベルト上へのトナーのオフセットを防
止すると共に、転写材に外部から予期しない引っ張り等
の力が加わった場合においても、転写材と加圧ベルトと
を滑らせ転写材のしわの発生や破損を防止する。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照として、本発明の実施例を
説明する。図1において、1は画像形成装置の内部に配
置された加熱ローラであり、加熱ローラ1との間に転写
材Pを搬送し得るように、加圧ベルト2が加熱ローラ1
の周面に対して適当な圧力により圧接されて設けられて
いる。
【0009】加熱ローラ1は通常、中空のアルミニウム
ローラの表面にテフロンまたはシリコンゴム等の耐熱離
型材料をコーテイングした構成よりなり、その中空円筒
内には加熱のための棒状ヒータ(図示なし)が配置され
ている。加熱ローラ1は画像形成装置の固定側板に対し
て回転自在に設けられており、不図示の駆動装置に連結
されて作動時に矢印Aの方向に回転する。加熱ローラ1
の周囲には加熱ローラ1への転写材の巻き付けを防止す
るための剥離爪3、オフセット防止液を加熱ローラ1に
供給する供給部材4、加熱ローラ周面を清掃するクリー
ニングブレード6などが配置されている。7はドラム状
感光体8から搬送される転写材Pを加熱ローラ1に搬送
するための案内板、9は定着後の転写材を排出するため
の排出ローラ対である。
【0010】一方、加熱ローラ1に圧接する加圧ベルト
2は、可撓性を有する薄肉のスチールベルトを基体と
し、その外周面にテフロンコーティングなどのフッ素樹
脂層が形成されている。スチールベルトは加熱ローラ1
とほぼ等しい幅を有し、SUS304、SUS301、SUS
631、15-7PH、チタン、炭素鋼などの材料により作製
され、押し出しまたは溶接等の手段によりエンドレスの
ループ状に形成されている。加圧ベルト2は一対の回転
自在な支持ローラ10、11により張架されており、支
持ローラ10と11との間においてベルトの上側走行部
分12が加熱ローラ1の外周面に圧接する。この圧接を
行うため、加圧ベルト2を張架する支持ローラ10、1
1はその上端が加熱ローラ1の下端よりも上方に位置す
るように配置されている。
【0011】加熱ローラ1の駆動を加圧ベルト2に従動
させるために、加圧ベルト2の左右両側に周方向に沿っ
た一連のトラクタ用スプロケット穴13、14を形成
し、また、加熱ローラ1の左右両側にベルト2のスプロ
ケット穴13、14と係合する周方向に沿った一連の
ラクタピン16、17を形成する。トラクタピン16、
17は必ずしも加熱ローラ1に直接に形成する必要がな
く、加熱ローラ1と同軸にトラクタピン16、17を有
するスプロケットを固定することにより一体的に回転す
る構成としても良い。
【0012】なお、上記例においては、加熱ローラと加
圧ベルトとの組合せにおいて説明してが、図3に示すよ
うに加熱ベルトと加圧ベルトとの組合せに対しても本発
明を適用することができる。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば伸縮がほ
ぼないスチールベルトを用い、これをトラクタピンとス
プロケット穴との係合により駆動させる構成としたため
に、転写材の搬送を常時均一に行なうことができ、従来
のゴムベルトにより生じ得た定着時の画像ズレなどの問
題を十分に解消することができる。またスチールベルト
の表面をテフロン等のフッ素樹脂層としたために、ベル
ト上へのトナーのオフセットを防止し、また、転写材に
外部から不意の引っ張り力が生じても転写材がベルト表
面を滑ってその破損が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるベルト型定着装置を組み入れた
画像形成装置の一例を示す概略図。
【図2】 本発明によるベルト型定着装置の一例を示す
概略斜視図。
【図3】 本発明によるベルト型定着装置の別の例を示
す概略説明図。
【符号の説明】
1 加熱ローラ 2 加圧ベルト 10,11 支持ローラ 13,14 トラクタ用スプロケット穴 16,17 トラクタ用ピン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像を担持した転写材を加熱ローラ
    と該加熱ローラに圧接する加圧ベルトとの間に通過させ
    トナー像を転写材上に定着する構成のベルト型定着装置
    において、前記加圧ベルトは、スチールベルトの外表面
    にフッ素樹脂層を形成したエンドレスベルトよりなり、
    その左右両側に周方向に沿った一連のトラクタ用スプロ
    ケット穴を有し、さらに、前記加圧ベルトは、上端が加
    熱ローラの下端よりも上方に位置するように配置され支
    持ローラにより張架され、前記加熱ローラはその左右両
    側に周方向に沿った一連のトラクタ用スプロケット穴と
    係合する周方向に沿った一連のトラクタピンを有し、
    記加熱ローラの駆動を、前記加熱ローラのトラクタピン
    を介して、加圧ベルトに従動されることを特徴とするベ
    ルト型定着装置。
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