JP3127699B2 - 樹脂モールド型電子回路ユニット及びその製造方法 - Google Patents
樹脂モールド型電子回路ユニット及びその製造方法Info
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- JP3127699B2 JP3127699B2 JP06009058A JP905894A JP3127699B2 JP 3127699 B2 JP3127699 B2 JP 3127699B2 JP 06009058 A JP06009058 A JP 06009058A JP 905894 A JP905894 A JP 905894A JP 3127699 B2 JP3127699 B2 JP 3127699B2
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/22—Secondary treatment of printed circuits
- H05K3/28—Applying non-metallic protective coatings
Landscapes
- Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防水性を備えた樹脂モ
ールド型電子回路ユニット及びその製造方法に関するも
のである。
ールド型電子回路ユニット及びその製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のこの種の樹脂モールド型
電子回路ユニットの構造を示したものである。
電子回路ユニットの構造を示したものである。
【0003】該樹脂モールド型電子回路ユニットにおい
ては、回路基板1を備え、該回路基板1上には抵抗器の
如き電子部品2,マイクロコンピュータからなる電子部
品3,ROM(リードオンリメモリ)からなる電子部品
4等の複数の電子部品が接続されている。これら電子部
品2,3,4等を搭載した回路基板1は、金属製又は樹
脂製のケース5内に収納され、ケース5内に充填された
樹脂6により全体的にモールドされている。
ては、回路基板1を備え、該回路基板1上には抵抗器の
如き電子部品2,マイクロコンピュータからなる電子部
品3,ROM(リードオンリメモリ)からなる電子部品
4等の複数の電子部品が接続されている。これら電子部
品2,3,4等を搭載した回路基板1は、金属製又は樹
脂製のケース5内に収納され、ケース5内に充填された
樹脂6により全体的にモールドされている。
【0004】このような防水性の樹脂モールド型電子回
路ユニットは、例えば内燃機関の制御対象を制御する用
途に用いられる。
路ユニットは、例えば内燃機関の制御対象を制御する用
途に用いられる。
【0005】内燃機関には、各種の制御条件に応じて制
御することが必要な制御対象が多くある。例えば、点火
装置を用いた内燃機関では、機関の点火時期を回転数に
応じて制御することが必要とされる。また、インジェク
タを用いて燃料を供給する内燃機関においては、スロッ
トルバルブの開度,吸気温度,大気圧等に応じて燃料の
噴射時期や噴射時間を制御することが必要とされる。更
に、機関の排気タイミングを制御するバルブが設けられ
ている場合には、該バルブの開度を回転数に応じて制御
する必要がある。
御することが必要な制御対象が多くある。例えば、点火
装置を用いた内燃機関では、機関の点火時期を回転数に
応じて制御することが必要とされる。また、インジェク
タを用いて燃料を供給する内燃機関においては、スロッ
トルバルブの開度,吸気温度,大気圧等に応じて燃料の
噴射時期や噴射時間を制御することが必要とされる。更
に、機関の排気タイミングを制御するバルブが設けられ
ている場合には、該バルブの開度を回転数に応じて制御
する必要がある。
【0006】このような内燃機関の制御対象を、前述し
た樹脂モールド型電子回路ユニットで制御する場合に
は、例えば内燃機関の所定の制御対象の制御特性を与え
る制御データと、該制御データを用いて所定の制御特性
を得るように制御対象を制御するための制御プログラム
をROMからなる電子部品4に記憶させ、制御プログラ
ムをマイクロコンピュータからなる電子部品3で実行し
て制御対象を制御する。なお、制御データと制御プログ
ラムとは、別個のROMからなる電子部品4に記憶させ
る場合もある。
た樹脂モールド型電子回路ユニットで制御する場合に
は、例えば内燃機関の所定の制御対象の制御特性を与え
る制御データと、該制御データを用いて所定の制御特性
を得るように制御対象を制御するための制御プログラム
をROMからなる電子部品4に記憶させ、制御プログラ
ムをマイクロコンピュータからなる電子部品3で実行し
て制御対象を制御する。なお、制御データと制御プログ
ラムとは、別個のROMからなる電子部品4に記憶させ
る場合もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示す構造の樹脂モールド型電子回路ユニットでは、防水
性や耐振性は確保できるが、回路基板1の機能や特性が
決まってしまうため、該回路基板1の機能や特性を後で
変更しようとしたとき、この樹脂モールド型電子回路ユ
ニットを全体的に交換しなければならず、非常にコスト
高になる問題点があった。
示す構造の樹脂モールド型電子回路ユニットでは、防水
性や耐振性は確保できるが、回路基板1の機能や特性が
決まってしまうため、該回路基板1の機能や特性を後で
変更しようとしたとき、この樹脂モールド型電子回路ユ
ニットを全体的に交換しなければならず、非常にコスト
高になる問題点があった。
【0008】これを避けるために、可変抵抗器の如き可
変型電子部品の外周にチューブを嵌合してモールドし、
このチューブ内に可変操作部の通路を確保し、モールド
後に可変型電子部品の調整を行えるようにした樹脂モー
ルド型電子回路ユニットも提案されているが、このよう
な構造では数多くある特性の1部の特性を調整できるだ
けであって、機能を変更することはできない問題点があ
り、またチューブ内の可変型電子部品の防水性を確保で
きない問題点がある。
変型電子部品の外周にチューブを嵌合してモールドし、
このチューブ内に可変操作部の通路を確保し、モールド
後に可変型電子部品の調整を行えるようにした樹脂モー
ルド型電子回路ユニットも提案されているが、このよう
な構造では数多くある特性の1部の特性を調整できるだ
けであって、機能を変更することはできない問題点があ
り、またチューブ内の可変型電子部品の防水性を確保で
きない問題点がある。
【0009】本発明の目的は、防水性を悪化させないで
機能や特性の変更を一部の部品を交換するだけで簡単に
行える樹脂モールド型電子回路ユニットを提供すること
にある。
機能や特性の変更を一部の部品を交換するだけで簡単に
行える樹脂モールド型電子回路ユニットを提供すること
にある。
【0010】本発明の他の目的は、防水性を悪化させな
いで機能や特性の変更を一部の部品を交換するだけで簡
単に行え、しかも防水性を悪化させないで1部の特性等
の調整も行える樹脂モールド型電子回路ユニットを提供
することにある。
いで機能や特性の変更を一部の部品を交換するだけで簡
単に行え、しかも防水性を悪化させないで1部の特性等
の調整も行える樹脂モールド型電子回路ユニットを提供
することにある。
【0011】本発明の他の目的は、防水性を悪化させな
いで機能や特性の変更を一部の部品を交換するだけで簡
単に行え、しかも樹脂モールドタイプに拘らず発光表示
も行える樹脂モールド型電子回路ユニットを提供するこ
とにある。
いで機能や特性の変更を一部の部品を交換するだけで簡
単に行え、しかも樹脂モールドタイプに拘らず発光表示
も行える樹脂モールド型電子回路ユニットを提供するこ
とにある。
【0012】本発明の他の目的は、防水性を悪化させな
いで機能や特性の変更を一部の部品を交換するだけで簡
単に行え、しかも樹脂モールドタイプに拘らず外部環境
の検出も行える樹脂モールド型電子回路ユニットを提供
することにある。
いで機能や特性の変更を一部の部品を交換するだけで簡
単に行え、しかも樹脂モールドタイプに拘らず外部環境
の検出も行える樹脂モールド型電子回路ユニットを提供
することにある。
【0013】本発明の他の目的は、防水性を悪化させな
いで機能や特性の変更を一部の部品を交換するだけで簡
単に行える樹脂モールド型電子回路ユニットの製造を容
易に行える樹脂モールド型電子回路ユニットの製造方法
を提供することにある。
いで機能や特性の変更を一部の部品を交換するだけで簡
単に行える樹脂モールド型電子回路ユニットの製造を容
易に行える樹脂モールド型電子回路ユニットの製造方法
を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の手段を説明すると、次の通りである。
発明の手段を説明すると、次の通りである。
【0015】本発明の樹脂モールド型電子回路ユニット
は、複数の電子部品が取り付けられた回路基板がケース
内に収納され、前記電子部品のうち記憶内容の変更を必
要とするROM素子からなる電子部品が存在する箇所で
は該ROM素子からなる電子部品を包囲する囲い体が前
記回路基板上に配置され、前記囲い体内の前記回路基板
上には前記ROM素子からなる電子部品を接続する複数
のコネクタ端子が設けられ、前記ケース内には前記囲い
体内を除いて前記電子部品及び前記回路基板をモールド
する樹脂が充填され、前記囲い体内には少なくとも前記
各コネクタ端子の上端を露出させて前記樹脂が充填さ
れ、前記囲い体内で前記樹脂の表面から露出した前記各
コネクタ端子の上端に前記ROM素子からなる電子部品
の各端子がコネクタ接続され、前記囲い体の上端には蓋
が気密に固定されていることを特徴とする。
は、複数の電子部品が取り付けられた回路基板がケース
内に収納され、前記電子部品のうち記憶内容の変更を必
要とするROM素子からなる電子部品が存在する箇所で
は該ROM素子からなる電子部品を包囲する囲い体が前
記回路基板上に配置され、前記囲い体内の前記回路基板
上には前記ROM素子からなる電子部品を接続する複数
のコネクタ端子が設けられ、前記ケース内には前記囲い
体内を除いて前記電子部品及び前記回路基板をモールド
する樹脂が充填され、前記囲い体内には少なくとも前記
各コネクタ端子の上端を露出させて前記樹脂が充填さ
れ、前記囲い体内で前記樹脂の表面から露出した前記各
コネクタ端子の上端に前記ROM素子からなる電子部品
の各端子がコネクタ接続され、前記囲い体の上端には蓋
が気密に固定されていることを特徴とする。
【0016】また本発明の樹脂モールド型電子回路ユニ
ットは、複数の電子部品が取り付けられた回路基板がケ
ース内に収納され、前記電子部品のうち記憶内容の変更
を必要とするROM素子からなる電子部品が存在する箇
所では該ROM素子を包囲する囲い体が前記回路基板上
に配置され、前記囲い体内の前記回路基板上には前記R
OM素子からなる電子部品を接続する複数のコネクタ端
子が設けられ、前記囲い体内の前記回路基板上には前記
電子部品のうち調整を必要とする可変型電子部品も配置
され、前記ケース内には前記囲い体内を除いて前記電子
部品及び前記回路基板をモールドする樹脂が充填され、
前記囲い体内には少なくとも前記各コネクタ端子の上端
と前記可変型電子部品の可変操作部とを露出させて前記
樹脂が充填され、前記囲い体内で前記樹脂の表面から露
出した前記各コネクタ端子の上端に前記ROM素子から
なる電子部品の各端子がコネクタ接続され、前記囲い体
の上端には蓋が気密に固定されていることを特徴とす
る。
ットは、複数の電子部品が取り付けられた回路基板がケ
ース内に収納され、前記電子部品のうち記憶内容の変更
を必要とするROM素子からなる電子部品が存在する箇
所では該ROM素子を包囲する囲い体が前記回路基板上
に配置され、前記囲い体内の前記回路基板上には前記R
OM素子からなる電子部品を接続する複数のコネクタ端
子が設けられ、前記囲い体内の前記回路基板上には前記
電子部品のうち調整を必要とする可変型電子部品も配置
され、前記ケース内には前記囲い体内を除いて前記電子
部品及び前記回路基板をモールドする樹脂が充填され、
前記囲い体内には少なくとも前記各コネクタ端子の上端
と前記可変型電子部品の可変操作部とを露出させて前記
樹脂が充填され、前記囲い体内で前記樹脂の表面から露
出した前記各コネクタ端子の上端に前記ROM素子から
なる電子部品の各端子がコネクタ接続され、前記囲い体
の上端には蓋が気密に固定されていることを特徴とす
る。
【0017】可変型電子部品としては、例えば、可変型
抵抗器,可変型コンデンサ等を用いることができる。
抵抗器,可変型コンデンサ等を用いることができる。
【0018】また、本発明の樹脂モールド型電子回路ユ
ニットは、複数の電子部品が取り付けられた回路基板が
ケース内に収納され、前記電子部品のうち記憶内容の変
更を必要とするROM素子からなる電子部品が存在する
箇所では該ROM素子を包囲する囲い体が前記回路基板
上に配置され、前記囲い体内の前記回路基板上には前記
ROM素子からなる電子部品を接続する複数のコネクタ
端子が設けられ、前記囲い体内の前記回路基板上には発
光素子からなる電子部品も配置され、前記ケース内には
前記囲い体内を除いて前記電子部品及び前記回路基板を
モールドする樹脂が充填され、前記囲い体内には少なく
とも前記各コネクタ端子の上端と前記発光素子からなる
電子部品の表示面とを露出させて前記樹脂が充填され、
前記囲い体内で前記樹脂の表面から露出した前記各コネ
クタ端子の上端に前記ROM素子からなる電子部品の各
端子がコネクタ接続され、前記囲い体の上端には透明又
は半透明の蓋が気密に固定されていることを特徴とす
る。
ニットは、複数の電子部品が取り付けられた回路基板が
ケース内に収納され、前記電子部品のうち記憶内容の変
更を必要とするROM素子からなる電子部品が存在する
箇所では該ROM素子を包囲する囲い体が前記回路基板
上に配置され、前記囲い体内の前記回路基板上には前記
ROM素子からなる電子部品を接続する複数のコネクタ
端子が設けられ、前記囲い体内の前記回路基板上には発
光素子からなる電子部品も配置され、前記ケース内には
前記囲い体内を除いて前記電子部品及び前記回路基板を
モールドする樹脂が充填され、前記囲い体内には少なく
とも前記各コネクタ端子の上端と前記発光素子からなる
電子部品の表示面とを露出させて前記樹脂が充填され、
前記囲い体内で前記樹脂の表面から露出した前記各コネ
クタ端子の上端に前記ROM素子からなる電子部品の各
端子がコネクタ接続され、前記囲い体の上端には透明又
は半透明の蓋が気密に固定されていることを特徴とす
る。
【0019】発光素子からなる電子部品としては、例え
ば発光ダイオード等を用いることができる。
ば発光ダイオード等を用いることができる。
【0020】また、本発明の樹脂モールド型電子回路ユ
ニットは、複数の電子部品が取り付けられた回路基板が
ケース内に収納され、前記電子部品のうち記憶内容の変
更を必要とするROM素子からなる電子部品が存在する
箇所では該ROM素子からなる電子部品を包囲する囲い
体が前記回路基板上に配置され、前記囲い体内の前記回
路基板上には前記ROM素子からなる電子部品を接続す
る複数のコネクタ端子が設けられ、前記囲い体内の前記
回路基板上には外部環境を検出するセンサからなる電子
部品も配置され、前記外部環境を検出するセンサからな
る電子部品は前記囲い体内で前記ROM素子からなる電
子部品を収容した室から独立した室内に収容され、前記
ケース内には前記囲い体内を除いて前記電子部品及び前
記回路基板をモールドする樹脂が充填され、前記囲い体
内には少なくとも前記各コネクタ端子の上端と前記外部
環境を検出するセンサからなる電子部品の検出部とを露
出させて前記樹脂が充填され、前記囲い体内で前記樹脂
の表面から露出した前記各コネクタ端子の上端に前記R
OM素子からなる電子部品の各端子がコネクタ接続さ
れ、前記囲い体の上端には蓋が気密に固定され、前記外
部環境を検出するセンサからなる電子部品を収容した室
に対応した前記蓋の部分には前記外部環境に連通させる
連通孔が設けられていることを特徴とする。
ニットは、複数の電子部品が取り付けられた回路基板が
ケース内に収納され、前記電子部品のうち記憶内容の変
更を必要とするROM素子からなる電子部品が存在する
箇所では該ROM素子からなる電子部品を包囲する囲い
体が前記回路基板上に配置され、前記囲い体内の前記回
路基板上には前記ROM素子からなる電子部品を接続す
る複数のコネクタ端子が設けられ、前記囲い体内の前記
回路基板上には外部環境を検出するセンサからなる電子
部品も配置され、前記外部環境を検出するセンサからな
る電子部品は前記囲い体内で前記ROM素子からなる電
子部品を収容した室から独立した室内に収容され、前記
ケース内には前記囲い体内を除いて前記電子部品及び前
記回路基板をモールドする樹脂が充填され、前記囲い体
内には少なくとも前記各コネクタ端子の上端と前記外部
環境を検出するセンサからなる電子部品の検出部とを露
出させて前記樹脂が充填され、前記囲い体内で前記樹脂
の表面から露出した前記各コネクタ端子の上端に前記R
OM素子からなる電子部品の各端子がコネクタ接続さ
れ、前記囲い体の上端には蓋が気密に固定され、前記外
部環境を検出するセンサからなる電子部品を収容した室
に対応した前記蓋の部分には前記外部環境に連通させる
連通孔が設けられていることを特徴とする。
【0021】外部環境を検出するセンサからなる電子部
品としては、例えば大気圧センサ,湿度センサ等を用い
ることができる。
品としては、例えば大気圧センサ,湿度センサ等を用い
ることができる。
【0022】また、本発明に係る樹脂モールド型電子回
路ユニットの製造方法は、複数の電子部品が取り付けら
れていて、そのうち記憶内容の変更を必要とするROM
素子からなる電子部品が存在する箇所では該ROM素子
からなる電子部品を包囲する囲い体を設け、該囲い体内
には前記ROM素子からなる電子部品を接続する複数の
コネクタ端子を設けた回路基板上をケース内に収納する
工程と、前記ケース内又は前記囲い体内のいずれか一方
又は双方に、少なくとも該囲い体の下部をシールする高
さまで樹脂を充填する第1の樹脂充填工程と、前記ケー
ス内に前記囲い体内を除いて前記電子部品の上端より所
定の高さまで樹脂を充填する第2の樹脂充填工程と、前
記囲い体内で前記樹脂の表面から露出した前記各コネク
タ端子の上端に前記ROM素子からなる電子部品の各端
子をコネクタ接続する工程と、前記囲い体の上端に気密
に蓋を固定する工程とをとることを特徴とする。
路ユニットの製造方法は、複数の電子部品が取り付けら
れていて、そのうち記憶内容の変更を必要とするROM
素子からなる電子部品が存在する箇所では該ROM素子
からなる電子部品を包囲する囲い体を設け、該囲い体内
には前記ROM素子からなる電子部品を接続する複数の
コネクタ端子を設けた回路基板上をケース内に収納する
工程と、前記ケース内又は前記囲い体内のいずれか一方
又は双方に、少なくとも該囲い体の下部をシールする高
さまで樹脂を充填する第1の樹脂充填工程と、前記ケー
ス内に前記囲い体内を除いて前記電子部品の上端より所
定の高さまで樹脂を充填する第2の樹脂充填工程と、前
記囲い体内で前記樹脂の表面から露出した前記各コネク
タ端子の上端に前記ROM素子からなる電子部品の各端
子をコネクタ接続する工程と、前記囲い体の上端に気密
に蓋を固定する工程とをとることを特徴とする。
【0023】
【作用】上記のように、回路基板上の複数の電子部品の
うち記憶内容の変更を必要とするROM素子からなる電
子部品が存在する箇所で、該ROM素子からなる電子部
品を包囲する囲い体を該回路基板上に配置し、該囲い体
内の回路基板上には該ROM素子からなる電子部品を接
続する複数のコネクタ端子を設け、該回路基板を収容す
るケース内には囲い体内を除いて電子部品及び該回路基
板をモールドする樹脂を充填し、囲い体内には少なくと
もコネクタ端子の上端を露出させて樹脂を充填し、囲い
体内で樹脂の表面から露出した各コネクタ端子の上端に
ROM素子からなる電子部品の各端子をコネクタ接続
し、囲い体の上端には蓋を気密に固定した構造にする
と、機能や特性の変更を行う必要が生じた場合には、蓋
を開けて、各コネクタ端子の上端にコネクタ接続されて
いるROM素子からなる電子部品を、別の記憶をさせた
ROM素子からなる電子部品と交換接続し、その後に再
び蓋を気密に囲い体の上端に固定することができる。
うち記憶内容の変更を必要とするROM素子からなる電
子部品が存在する箇所で、該ROM素子からなる電子部
品を包囲する囲い体を該回路基板上に配置し、該囲い体
内の回路基板上には該ROM素子からなる電子部品を接
続する複数のコネクタ端子を設け、該回路基板を収容す
るケース内には囲い体内を除いて電子部品及び該回路基
板をモールドする樹脂を充填し、囲い体内には少なくと
もコネクタ端子の上端を露出させて樹脂を充填し、囲い
体内で樹脂の表面から露出した各コネクタ端子の上端に
ROM素子からなる電子部品の各端子をコネクタ接続
し、囲い体の上端には蓋を気密に固定した構造にする
と、機能や特性の変更を行う必要が生じた場合には、蓋
を開けて、各コネクタ端子の上端にコネクタ接続されて
いるROM素子からなる電子部品を、別の記憶をさせた
ROM素子からなる電子部品と交換接続し、その後に再
び蓋を気密に囲い体の上端に固定することができる。
【0024】このようにすると、防水性を悪化させない
で機能や特性の変更を一部の部品を交換するだけで簡単
に行えるようになる。
で機能や特性の変更を一部の部品を交換するだけで簡単
に行えるようになる。
【0025】この場合、蓋の下にはROM素子からなる
電子部品を押える電子部品押え部を設けることができ
る。この電子部品押え部は、蓋と一体でも、別体でもよ
い。この電子部品押え部は、ゴムや発泡スチロールのよ
うな弾性体で形成することが好ましい。
電子部品を押える電子部品押え部を設けることができ
る。この電子部品押え部は、蓋と一体でも、別体でもよ
い。この電子部品押え部は、ゴムや発泡スチロールのよ
うな弾性体で形成することが好ましい。
【0026】また、囲い体内の回路基板上には電子部品
のうち調整を必要とする可変型電子部品も配置し、該囲
い体内には少なくともコネクタ端子の上端と可変型電子
部品の可変操作部とを露出させて樹脂を充填し、囲い体
内で樹脂の表面から露出した各コネクタ端子の上端にR
OM素子からなる電子部品の各端子をコネクタ接続し、
囲い体の上端には蓋を気密に固定した構造にすると、1
部の特性等の調整を行う必要が生じた場合には、蓋を開
けて、可変型電子部品の可変操作部を操作して1部の特
性等の調整を行うことができる。
のうち調整を必要とする可変型電子部品も配置し、該囲
い体内には少なくともコネクタ端子の上端と可変型電子
部品の可変操作部とを露出させて樹脂を充填し、囲い体
内で樹脂の表面から露出した各コネクタ端子の上端にR
OM素子からなる電子部品の各端子をコネクタ接続し、
囲い体の上端には蓋を気密に固定した構造にすると、1
部の特性等の調整を行う必要が生じた場合には、蓋を開
けて、可変型電子部品の可変操作部を操作して1部の特
性等の調整を行うことができる。
【0027】このようにすると、防水性を悪化させない
で1部の特性等の調整を行える樹脂モールド型電子回路
ユニットを提供することができる。
で1部の特性等の調整を行える樹脂モールド型電子回路
ユニットを提供することができる。
【0028】また、囲い体内の回路基板上には発光素子
からなる電子部品も配置し、該囲い体内には少なくとも
コネクタ端子の上端と発光素子からなる電子部品の表示
面とを露出させて樹脂を充填し、囲い体内で樹脂の表面
から露出した各コネクタ端子の上端にROM素子からな
る電子部品の各端子をコネクタ接続し、囲い体の上端に
は該透明又は半透明の蓋を気密に固定した構造にする
と、発光素子の発光表示を該透明又は半透明の蓋を介し
て見ることができる。
からなる電子部品も配置し、該囲い体内には少なくとも
コネクタ端子の上端と発光素子からなる電子部品の表示
面とを露出させて樹脂を充填し、囲い体内で樹脂の表面
から露出した各コネクタ端子の上端にROM素子からな
る電子部品の各端子をコネクタ接続し、囲い体の上端に
は該透明又は半透明の蓋を気密に固定した構造にする
と、発光素子の発光表示を該透明又は半透明の蓋を介し
て見ることができる。
【0029】このため、樹脂モールドタイプに拘らず発
光表示も行える樹脂モールド型電子回路ユニットを提供
することができる。
光表示も行える樹脂モールド型電子回路ユニットを提供
することができる。
【0030】また、囲い体内の回路基板上には外部環境
を検出するセンサからなる電子部品も配置し、該外部環
境を検出するセンサからなる電子部品は囲い体内でRO
M素子からなる電子部品を収容した室から独立した室内
に収容し、囲い体内には少なくとも各コネクタ端子の上
端と外部環境を検出するセンサからなる電子部品の検出
部とを露出させて樹脂を充填し、囲い体内で樹脂の表面
から露出した各コネクタ端子の上端にROM素子からな
る電子部品の各端子をコネクタ接続し、囲い体の上端に
は蓋を気密に固定し、外部環境を検出するセンサからな
る電子部品を収容した室に対応した蓋の部分には外部環
境に連通させる連通孔を設けた構造にすると、外部環境
の検出を蓋の部分の連通孔を通して外部環境を検出する
センサからなる電子部品で行うことができる。
を検出するセンサからなる電子部品も配置し、該外部環
境を検出するセンサからなる電子部品は囲い体内でRO
M素子からなる電子部品を収容した室から独立した室内
に収容し、囲い体内には少なくとも各コネクタ端子の上
端と外部環境を検出するセンサからなる電子部品の検出
部とを露出させて樹脂を充填し、囲い体内で樹脂の表面
から露出した各コネクタ端子の上端にROM素子からな
る電子部品の各端子をコネクタ接続し、囲い体の上端に
は蓋を気密に固定し、外部環境を検出するセンサからな
る電子部品を収容した室に対応した蓋の部分には外部環
境に連通させる連通孔を設けた構造にすると、外部環境
の検出を蓋の部分の連通孔を通して外部環境を検出する
センサからなる電子部品で行うことができる。
【0031】このため、樹脂モールドタイプに拘らず外
部環境の検出も行える樹脂モールド型電子回路ユニット
を提供することができる。この場合、外部環境を検出す
るセンサからなる電子部品を外部環境に晒す連通孔が蓋
に存在しても、ROM素子からなる電子部品は囲い体内
で外部環境を検出するセンサからなる電子部品とは別の
室に収容されているので、ROM素子からなる電子部品
の防水性が損なわれることはない。
部環境の検出も行える樹脂モールド型電子回路ユニット
を提供することができる。この場合、外部環境を検出す
るセンサからなる電子部品を外部環境に晒す連通孔が蓋
に存在しても、ROM素子からなる電子部品は囲い体内
で外部環境を検出するセンサからなる電子部品とは別の
室に収容されているので、ROM素子からなる電子部品
の防水性が損なわれることはない。
【0032】また、本発明のように、複数の電子部品が
取り付けられていて、そのうち記憶内容の変更を必要と
するROM素子からなる電子部品が存在する箇所では該
ROM素子からなる電子部品を包囲する囲い体を設け、
該囲い体内には前記ROM素子からなる電子部品を接続
する複数のコネクタ端子を設けた回路基板上をケース内
に収納する工程と、前記ケース内又は前記囲い体内のい
ずれか一方又は双方に、少なくとも該囲い体の下部をシ
ールする高さまで樹脂を充填する第1の樹脂充填工程
と、前記ケース内に前記囲い体内を除いて前記電子部品
の上端より所定の高さまで樹脂を充填する第2の樹脂充
填工程と、前記囲い体内で前記樹脂の表面から露出した
前記各コネクタ端子の上端に前記ROM素子からなる電
子部品の各端子をコネクタ接続する工程と、前記囲い体
の上端に気密に蓋を固定する工程とにより樹脂モールド
型電子回路ユニットの製造を行うと、第1の樹脂充填工
程により囲い体の下部と回路基板との間のシールを該樹
脂で行えて、第2の樹脂充填工程による樹脂の充填が所
定の高さまでその後に行われても、囲い体内における樹
脂で埋まらない空間の形成を容易に行うことができる。
取り付けられていて、そのうち記憶内容の変更を必要と
するROM素子からなる電子部品が存在する箇所では該
ROM素子からなる電子部品を包囲する囲い体を設け、
該囲い体内には前記ROM素子からなる電子部品を接続
する複数のコネクタ端子を設けた回路基板上をケース内
に収納する工程と、前記ケース内又は前記囲い体内のい
ずれか一方又は双方に、少なくとも該囲い体の下部をシ
ールする高さまで樹脂を充填する第1の樹脂充填工程
と、前記ケース内に前記囲い体内を除いて前記電子部品
の上端より所定の高さまで樹脂を充填する第2の樹脂充
填工程と、前記囲い体内で前記樹脂の表面から露出した
前記各コネクタ端子の上端に前記ROM素子からなる電
子部品の各端子をコネクタ接続する工程と、前記囲い体
の上端に気密に蓋を固定する工程とにより樹脂モールド
型電子回路ユニットの製造を行うと、第1の樹脂充填工
程により囲い体の下部と回路基板との間のシールを該樹
脂で行えて、第2の樹脂充填工程による樹脂の充填が所
定の高さまでその後に行われても、囲い体内における樹
脂で埋まらない空間の形成を容易に行うことができる。
【0033】上記各実施例で、蓋はプラスチック又は金
属で形成する場合と、ゴム等のシール機能を有する材料
で形成する場合とがある。プラスチック又は金属製の蓋
の場合には、シールを行うためにシール材が必要とな
る。シール機能を有する材料で形成された蓋の場合に
は、その上に囲い体の上面の形状等をした押え枠を載せ
て固定することが好ましい。
属で形成する場合と、ゴム等のシール機能を有する材料
で形成する場合とがある。プラスチック又は金属製の蓋
の場合には、シールを行うためにシール材が必要とな
る。シール機能を有する材料で形成された蓋の場合に
は、その上に囲い体の上面の形状等をした押え枠を載せ
て固定することが好ましい。
【0034】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して詳細に
説明する。なお、前述した図6と対応する部分には、同
一符号を付けて示している。
説明する。なお、前述した図6と対応する部分には、同
一符号を付けて示している。
【0035】図1(A)(B)及び図2(A)〜(C)
は、本発明の第1実施例を示したものである。本実施例
の樹脂モールド型電子回路ユニットにおいては、回路基
板1を備え、該回路基板1上には抵抗器の如き電子部品
2,マイクロコンピュータからなる電子部品3,ROM
(リードオンリメモリ)からなる電子部品4等の複数の
電子部品が接続されている。ROM素子からなる電子部
品4には、マイクロコンピュータからなる電子部品3を
動作させるためのプログラムや特性データが書き込まれ
ている。
は、本発明の第1実施例を示したものである。本実施例
の樹脂モールド型電子回路ユニットにおいては、回路基
板1を備え、該回路基板1上には抵抗器の如き電子部品
2,マイクロコンピュータからなる電子部品3,ROM
(リードオンリメモリ)からなる電子部品4等の複数の
電子部品が接続されている。ROM素子からなる電子部
品4には、マイクロコンピュータからなる電子部品3を
動作させるためのプログラムや特性データが書き込まれ
ている。
【0036】これら電子部品のうち記憶内容の変更を必
要とするROM素子からなる電子部品4が存在する箇所
では、該ROM素子からなる電子部品4を包囲するプラ
スチック又は金属製の囲い体7が該回路基板1上に配置
されている。該囲い体7は、その下部に突設した複数の
位置決めピン8を回路基板1の各位置決め孔に通して半
田付け等することにより固定されている。
要とするROM素子からなる電子部品4が存在する箇所
では、該ROM素子からなる電子部品4を包囲するプラ
スチック又は金属製の囲い体7が該回路基板1上に配置
されている。該囲い体7は、その下部に突設した複数の
位置決めピン8を回路基板1の各位置決め孔に通して半
田付け等することにより固定されている。
【0037】囲い体7内の回路基板1上には、ROM素
子からなる電子部品4を接続する複数のコネクタ端子9
が設けられている。本実施例の各コネクタ端子9は、図
1(B)に示す如く中空の金属チューブよりなり、回路
基板1の各貫通孔に通されて半田付けで固定されてい
る。各コネクタ端子9の上部には、周方向に複数のスリ
ット9aが入れられ、ROM素子からなる電子部品4の
各端子4aが挿入し易くなるように、且つ各端子4aと
の接触が確実に行われるようになっている。このような
コネクタ端子9は、その上端が囲い体7の外の電子部品
2,3の上端より上方に位置するようにその高さが定め
られている。
子からなる電子部品4を接続する複数のコネクタ端子9
が設けられている。本実施例の各コネクタ端子9は、図
1(B)に示す如く中空の金属チューブよりなり、回路
基板1の各貫通孔に通されて半田付けで固定されてい
る。各コネクタ端子9の上部には、周方向に複数のスリ
ット9aが入れられ、ROM素子からなる電子部品4の
各端子4aが挿入し易くなるように、且つ各端子4aと
の接触が確実に行われるようになっている。このような
コネクタ端子9は、その上端が囲い体7の外の電子部品
2,3の上端より上方に位置するようにその高さが定め
られている。
【0038】ケース5内には、囲い体7の外の電子部品
2,3の上端を覆う高さまで樹脂6aが、囲い体7内も
含めて充填されている。これにより囲い体7の外の電子
部品2,3及び回路基板1が該樹脂6aでモールドさ
れ、囲い体7内では回路基板1が樹脂6aでモールドさ
れているが、各コネクタ端子9aの上端は樹脂6aの上
に露出されている。
2,3の上端を覆う高さまで樹脂6aが、囲い体7内も
含めて充填されている。これにより囲い体7の外の電子
部品2,3及び回路基板1が該樹脂6aでモールドさ
れ、囲い体7内では回路基板1が樹脂6aでモールドさ
れているが、各コネクタ端子9aの上端は樹脂6aの上
に露出されている。
【0039】囲い体7の外のケース5内には、図1
(A)に示すように、樹脂6aと同じ樹脂6bが該ケー
ス5の上端近くまで充填されている。
(A)に示すように、樹脂6aと同じ樹脂6bが該ケー
ス5の上端近くまで充填されている。
【0040】囲い体7内で樹脂6aの表面から露出した
各コネクタ端子9の上端には、機能や特性のプログラム
を書き込んだROM素子からなる電子部品4がその各端
子4aをこれらコネクタ端子9の孔9bに挿入すること
によりコネクタ接続されている。
各コネクタ端子9の上端には、機能や特性のプログラム
を書き込んだROM素子からなる電子部品4がその各端
子4aをこれらコネクタ端子9の孔9bに挿入すること
によりコネクタ接続されている。
【0041】囲い体7の上端には、プラスチック又は金
属製の蓋10がゴム製のシール材11を介してビス12
で固定されている。蓋10の下には、ROM素子からな
る電子部品4を押える電子部品押え部13が一体に取付
けられている。この電子部品押え部13は、ゴムや発泡
スチロールのような弾性体で形成されている。
属製の蓋10がゴム製のシール材11を介してビス12
で固定されている。蓋10の下には、ROM素子からな
る電子部品4を押える電子部品押え部13が一体に取付
けられている。この電子部品押え部13は、ゴムや発泡
スチロールのような弾性体で形成されている。
【0042】このような構造にすると、機能や特性の変
更を行う必要が生じた場合には、蓋10を開けて、各コ
ネクタ端子9の上端にコネクタ接続されているROM素
子からなる電子部品4を、別の記憶をさせたROM素子
からなる電子部品4と交換接続し、その後に再び蓋10
をシール材11を介して囲い体7の上端に固定すること
ができる。
更を行う必要が生じた場合には、蓋10を開けて、各コ
ネクタ端子9の上端にコネクタ接続されているROM素
子からなる電子部品4を、別の記憶をさせたROM素子
からなる電子部品4と交換接続し、その後に再び蓋10
をシール材11を介して囲い体7の上端に固定すること
ができる。
【0043】このような樹脂モールド型電子回路ユニッ
トによれば、防水性を悪化させないで、機能や特性の変
更を、一部の部品を交換するだけで簡単に行うことがで
きる。
トによれば、防水性を悪化させないで、機能や特性の変
更を、一部の部品を交換するだけで簡単に行うことがで
きる。
【0044】また、蓋10の下にROM素子からなる電
子部品4を押える電子部品押え部13を設けておくと、
各コネクタ端子9からROM素子からなる電子部品4の
各端子4aが振動等で外れるのを確実に防止できる。
子部品4を押える電子部品押え部13を設けておくと、
各コネクタ端子9からROM素子からなる電子部品4の
各端子4aが振動等で外れるのを確実に防止できる。
【0045】なお、電子部品押え部13は蓋10とは別
体構造であってもよいことは、勿論である。
体構造であってもよいことは、勿論である。
【0046】次に、この第1実施例の樹脂モールド型電
子回路ユニットの製造方法について、図1及び図2
(A)〜(C)を参照して説明する。
子回路ユニットの製造方法について、図1及び図2
(A)〜(C)を参照して説明する。
【0047】回路基板1に前述した複数の電子部品2,
3,4等を取り付ける。これら電子部品2,3,4のう
ち記憶内容の変更を必要とするROM素子からなる電子
部品4が存在する箇所では、該ROM素子からなる電子
部品4を包囲する囲い体7を回路基板1上に位置決め固
定する。該囲い体7内の回路基板1上には、該ROM素
子からなる電子部品4を接続する複数のコネクタ端子9
を予め立設して該回路基板1の回路に半田付け接続して
おく。各コネクタ端子9は、その上端が前述したように
囲い体7の外の電子部品2,3の上端を越えるように高
さが定められている。
3,4等を取り付ける。これら電子部品2,3,4のう
ち記憶内容の変更を必要とするROM素子からなる電子
部品4が存在する箇所では、該ROM素子からなる電子
部品4を包囲する囲い体7を回路基板1上に位置決め固
定する。該囲い体7内の回路基板1上には、該ROM素
子からなる電子部品4を接続する複数のコネクタ端子9
を予め立設して該回路基板1の回路に半田付け接続して
おく。各コネクタ端子9は、その上端が前述したように
囲い体7の外の電子部品2,3の上端を越えるように高
さが定められている。
【0048】このように構造の回路基板1をケース5内
に、その底面から図示しないスペーサ等で浮かせて収納
する。
に、その底面から図示しないスペーサ等で浮かせて収納
する。
【0049】かかる状態で、第1の樹脂充填工程の実施
により、囲い体7の外側でケース5内に樹脂6aを、囲
い体7の外の電子部品2,3が没する高さまで充填す
る。このように樹脂6aを充填すると、囲い体7の下面
と回路基板1との間の隙間から該樹脂6aが囲い体7内
に入り込み、各コネクタ端子9の上端が露出する高さま
で図示のように充填される。なお、この第1の樹脂充填
工程の実施は、囲い体7の中に樹脂6aを充填して行っ
てもよく、或いは囲い体7の内外に同時に樹脂6aを充
填して行ってもよい。
により、囲い体7の外側でケース5内に樹脂6aを、囲
い体7の外の電子部品2,3が没する高さまで充填す
る。このように樹脂6aを充填すると、囲い体7の下面
と回路基板1との間の隙間から該樹脂6aが囲い体7内
に入り込み、各コネクタ端子9の上端が露出する高さま
で図示のように充填される。なお、この第1の樹脂充填
工程の実施は、囲い体7の中に樹脂6aを充填して行っ
てもよく、或いは囲い体7の内外に同時に樹脂6aを充
填して行ってもよい。
【0050】充填した樹脂6aを硬化させたら、第2の
樹脂充填工程の実施により、囲い体7の外側でケース5
内に電子部品2,3の上端より所定の高さまで樹脂6b
を充填する。この場合、囲い体7の外側でケース5内に
樹脂6bを充填すると、囲い体7の下部は樹脂6aでシ
ールされているので、樹脂6bは囲い体7の中に入って
来ない。従って、各コネクタ端子9の上端が樹脂6bで
埋没されることはない。
樹脂充填工程の実施により、囲い体7の外側でケース5
内に電子部品2,3の上端より所定の高さまで樹脂6b
を充填する。この場合、囲い体7の外側でケース5内に
樹脂6bを充填すると、囲い体7の下部は樹脂6aでシ
ールされているので、樹脂6bは囲い体7の中に入って
来ない。従って、各コネクタ端子9の上端が樹脂6bで
埋没されることはない。
【0051】次に、囲い体7内で樹脂6aの表面から露
出した各コネクタ端子9の上端にROM素子からなる電
子部品4の各端子4aを挿入して、ROM素子からなる
電子部品4を各コネクタ端子9にコネクタ接続する。
出した各コネクタ端子9の上端にROM素子からなる電
子部品4の各端子4aを挿入して、ROM素子からなる
電子部品4を各コネクタ端子9にコネクタ接続する。
【0052】しかる後、囲い体7の上端にシール材11
を介して蓋10を載せ、ビス12で固定する。
を介して蓋10を載せ、ビス12で固定する。
【0053】なお、第1の樹脂充填工程では、樹脂6a
を囲い体7の外の電子部品2,3が没する高さまで充填
する必要はなく、少なくとも囲い体7の下部がシールさ
れ、且つ回路基板1の表面がモールドされる高さまで樹
脂6aを充填すればよい。
を囲い体7の外の電子部品2,3が没する高さまで充填
する必要はなく、少なくとも囲い体7の下部がシールさ
れ、且つ回路基板1の表面がモールドされる高さまで樹
脂6aを充填すればよい。
【0054】このようにして樹脂モールド型電子回路ユ
ニットの製造を行うと、第1の樹脂充填工程により囲い
体7の下部と回路基板1との間のシールを樹脂6aで行
えて、第2の樹脂充填工程による樹脂6bの充填が囲い
体7の外で所定の高さまでその後に行われても、囲い体
7内における樹脂で埋まらない空間の形成を容易に行う
ことができる。
ニットの製造を行うと、第1の樹脂充填工程により囲い
体7の下部と回路基板1との間のシールを樹脂6aで行
えて、第2の樹脂充填工程による樹脂6bの充填が囲い
体7の外で所定の高さまでその後に行われても、囲い体
7内における樹脂で埋まらない空間の形成を容易に行う
ことができる。
【0055】図3(A)(B)は、本発明の第2実施例
を示したものである。本実施例は、囲い体7内の構造が
第1実施例と相違している。
を示したものである。本実施例は、囲い体7内の構造が
第1実施例と相違している。
【0056】即ち、本実施例の樹脂モールド型電子回路
ユニットにおいては、囲い体7内の回路基板1上には可
変抵抗器の如き調整を必要とする可変型電子部品14も
配置され、該回路基板1の回路に電気的,機械的に接続
されている。囲い体7内には、コネクタ端子9の上端と
可変型電子部品14の可変操作部14aとを露出させて
樹脂6aが充填されている。囲い体7内で樹脂6aの表
面から露出した各コネクタ端子9の上端には、前述した
ようにROM素子からなる電子部品4の各端子4aがコ
ネクタ接続されている。囲い体7の上端には、図2
(B)に示に示すような形状をした蓋10が、図2
(C)に示に示すような形状をしたシール材11を介し
て前述したと同様に固定されている。蓋10の下には、
図示しないが、ROM素子からなる電子部品4を押える
電子部品押え部13が一体構造又は別体構造で設けられ
ている。
ユニットにおいては、囲い体7内の回路基板1上には可
変抵抗器の如き調整を必要とする可変型電子部品14も
配置され、該回路基板1の回路に電気的,機械的に接続
されている。囲い体7内には、コネクタ端子9の上端と
可変型電子部品14の可変操作部14aとを露出させて
樹脂6aが充填されている。囲い体7内で樹脂6aの表
面から露出した各コネクタ端子9の上端には、前述した
ようにROM素子からなる電子部品4の各端子4aがコ
ネクタ接続されている。囲い体7の上端には、図2
(B)に示に示すような形状をした蓋10が、図2
(C)に示に示すような形状をしたシール材11を介し
て前述したと同様に固定されている。蓋10の下には、
図示しないが、ROM素子からなる電子部品4を押える
電子部品押え部13が一体構造又は別体構造で設けられ
ている。
【0057】このような構造にすると、1部の特性等の
調整を行う必要が生じた場合には、蓋13を開けて、可
変型電子部品14の可変操作部14aを操作して1部の
特性等の調整を行う。
調整を行う必要が生じた場合には、蓋13を開けて、可
変型電子部品14の可変操作部14aを操作して1部の
特性等の調整を行う。
【0058】このようにすると、防水性を悪化させない
で、マイクロコンピュータからなる電子部品3に依存し
ない1部の特性等の調整を行える樹脂モールド型電子回
路ユニットを提供することができる。
で、マイクロコンピュータからなる電子部品3に依存し
ない1部の特性等の調整を行える樹脂モールド型電子回
路ユニットを提供することができる。
【0059】可変型電子部品14としては、可変型抵抗
器以外に、例えば可変型コンデンサ等を用いることがで
きる。
器以外に、例えば可変型コンデンサ等を用いることがで
きる。
【0060】図4は、本発明の第3実施例を示したもの
である。本実施例も、囲い体7内の構造が第1実施例と
相違している。
である。本実施例も、囲い体7内の構造が第1実施例と
相違している。
【0061】即ち、本実施例の樹脂モールド型電子回路
ユニットにおいては、囲い体7内の回路基板1上には発
光素子からなる電子部品15も配置され、該回路基板1
の回路に電気的,機械的に接続されている。囲い体7内
には、コネクタ端子9の上端と発光素子からなる電子部
品15の表示面とを露出させて樹脂6aが充填されてい
る。囲い体7内で樹脂16aの表面から露出した各コネ
クタ端子9の上端には、前述したと同様にROM素子か
らなる電子部品4の各端子4aがコネクタ接続されてい
る。囲い体7の上端には、図2(B)に示すような形状
をした透明又は半透明の蓋10が、図2(C)に示すよ
うな形状をしたシール材11を介して前述したと同様に
固定されている。蓋10の下には、図示しないが、RO
M素子からなる電子部品4を押える電子部品押え部13
が一体構造又は別体構造で設けられている。
ユニットにおいては、囲い体7内の回路基板1上には発
光素子からなる電子部品15も配置され、該回路基板1
の回路に電気的,機械的に接続されている。囲い体7内
には、コネクタ端子9の上端と発光素子からなる電子部
品15の表示面とを露出させて樹脂6aが充填されてい
る。囲い体7内で樹脂16aの表面から露出した各コネ
クタ端子9の上端には、前述したと同様にROM素子か
らなる電子部品4の各端子4aがコネクタ接続されてい
る。囲い体7の上端には、図2(B)に示すような形状
をした透明又は半透明の蓋10が、図2(C)に示すよ
うな形状をしたシール材11を介して前述したと同様に
固定されている。蓋10の下には、図示しないが、RO
M素子からなる電子部品4を押える電子部品押え部13
が一体構造又は別体構造で設けられている。
【0062】このような構造にすると、発光素子からな
る電子部品15の発光表示を透明又は半透明の蓋10を
介して見ることができる。例えば、回路基板1のカプラ
外れや動作パターンをこの発光素子からなる電子部品1
5を点滅させて表示させることによって、これらの状態
を透明又は半透明の蓋10を通して確認することができ
る。
る電子部品15の発光表示を透明又は半透明の蓋10を
介して見ることができる。例えば、回路基板1のカプラ
外れや動作パターンをこの発光素子からなる電子部品1
5を点滅させて表示させることによって、これらの状態
を透明又は半透明の蓋10を通して確認することができ
る。
【0063】このため、樹脂モールドタイプに拘らず発
光表示も行える樹脂モールド型電子回路ユニットを提供
することができる。
光表示も行える樹脂モールド型電子回路ユニットを提供
することができる。
【0064】この場合、発光素子からなる電子部品15
としては、発光ダイオード等を用いることができる。
としては、発光ダイオード等を用いることができる。
【0065】図5(A)〜(C)は、本発明の第4実施
例を示したものである。本実施例も、囲い体7内の構造
が第1実施例と相違している。
例を示したものである。本実施例も、囲い体7内の構造
が第1実施例と相違している。
【0066】即ち、本実施例の樹脂モールド型電子回路
ユニットにおいては、囲い体7内の回路基板1上には外
部環境を検出するセンサからなる電子部品16も配置さ
れ、該回路基板1の回路に電気的,機械的に接続されて
いる。この外部環境を検出するセンサからなる電子部品
16は、囲い体7内でROM素子からなる電子部品4を
収容した室7aから独立した室7b内に収容されてい
る。即ち、囲い体7内でROM素子からなる電子部品4
を収容した室7aと、外部環境を検出するセンサからな
る電子部品16を収容した室7bとは、仕切り体7cで
仕切られて独立されている。仕切り体7cの上面は、囲
い体7の上面と同じ高さに設けられている。囲い体7内
には、各コネクタ端子9の上端と外部環境を検出するセ
ンサからなる電子部品16の検出部とを露出させて樹脂
6aが充填されている。囲い体7内で樹脂6aの表面か
ら露出した各コネクタ端子9の上端には、前述したと同
様にROM素子からなる電子部品4の各端子4aがコネ
クタ接続されている。囲い体7の上端には、蓋10がシ
ール材11を介して固定されている。この場合、シール
材11は仕切り体7cの上面にも存在する構造になって
いる。外部環境を検出するセンサからなる電子部品16
を収容した室7bに対応した蓋10の部分には、外部環
境に連通させる連通孔17が設けられている。蓋10の
下には、ROM素子からなる電子部品4を押える電子部
品押え部13が一体構造又は別体構造で設けられてい
る。
ユニットにおいては、囲い体7内の回路基板1上には外
部環境を検出するセンサからなる電子部品16も配置さ
れ、該回路基板1の回路に電気的,機械的に接続されて
いる。この外部環境を検出するセンサからなる電子部品
16は、囲い体7内でROM素子からなる電子部品4を
収容した室7aから独立した室7b内に収容されてい
る。即ち、囲い体7内でROM素子からなる電子部品4
を収容した室7aと、外部環境を検出するセンサからな
る電子部品16を収容した室7bとは、仕切り体7cで
仕切られて独立されている。仕切り体7cの上面は、囲
い体7の上面と同じ高さに設けられている。囲い体7内
には、各コネクタ端子9の上端と外部環境を検出するセ
ンサからなる電子部品16の検出部とを露出させて樹脂
6aが充填されている。囲い体7内で樹脂6aの表面か
ら露出した各コネクタ端子9の上端には、前述したと同
様にROM素子からなる電子部品4の各端子4aがコネ
クタ接続されている。囲い体7の上端には、蓋10がシ
ール材11を介して固定されている。この場合、シール
材11は仕切り体7cの上面にも存在する構造になって
いる。外部環境を検出するセンサからなる電子部品16
を収容した室7bに対応した蓋10の部分には、外部環
境に連通させる連通孔17が設けられている。蓋10の
下には、ROM素子からなる電子部品4を押える電子部
品押え部13が一体構造又は別体構造で設けられてい
る。
【0067】このような構造にすると、外部環境の検出
を蓋10の部分の連通孔17を通して外部環境を検出す
るセンサからなる電子部品16で行うことができる。
を蓋10の部分の連通孔17を通して外部環境を検出す
るセンサからなる電子部品16で行うことができる。
【0068】このため、樹脂モールドタイプに拘らず外
部環境の検出も行える樹脂モールド型電子回路ユニット
を提供することができる。
部環境の検出も行える樹脂モールド型電子回路ユニット
を提供することができる。
【0069】この場合、外部環境を検出するセンサから
なる電子部品16を外部環境に晒す連通孔17が蓋10
に存在しても、ROM素子からなる電子部品4は囲い体
7内で外部環境を検出するセンサからなる電子部品16
を収容する室7bとは別の室7aに収容されているの
で、ROM素子からなる電子部品4の防水性が損なわれ
ることはない。
なる電子部品16を外部環境に晒す連通孔17が蓋10
に存在しても、ROM素子からなる電子部品4は囲い体
7内で外部環境を検出するセンサからなる電子部品16
を収容する室7bとは別の室7aに収容されているの
で、ROM素子からなる電子部品4の防水性が損なわれ
ることはない。
【0070】外部環境を検出するセンサからなる電子部
品16としては、例えば大気圧センサ,湿度センサ,温
度センサ等を用いることができる。
品16としては、例えば大気圧センサ,湿度センサ,温
度センサ等を用いることができる。
【0071】なお、第2実施例〜第4実施例の樹脂モー
ルド型電子回路ユニットの製造も、第1実施例の樹脂モ
ールド型電子回路ユニットの製造方法と同様の方法で行
うことができる。
ルド型電子回路ユニットの製造も、第1実施例の樹脂モ
ールド型電子回路ユニットの製造方法と同様の方法で行
うことができる。
【0072】また、各コネクタ端子9は、上記実施例の
ように各コネクタ端子9が独立しているものに限定され
るものではなく、各コネクタ端子9が共通の絶縁体に組
み込まれたもの、即ちICコネクタのタイプのものも用
いることもできる。
ように各コネクタ端子9が独立しているものに限定され
るものではなく、各コネクタ端子9が共通の絶縁体に組
み込まれたもの、即ちICコネクタのタイプのものも用
いることもできる。
【0073】更に、電子部品押え部13は、上記実施例
ではゴムや発泡スチロールのような弾性体で形成した
が、蓋10と同じ材質で、該蓋10の下面に一体成形で
突出部を設けて形成することもできる。
ではゴムや発泡スチロールのような弾性体で形成した
が、蓋10と同じ材質で、該蓋10の下面に一体成形で
突出部を設けて形成することもできる。
【0074】或いは、該電子部品押え部13は、蓋10
の下面に一体成形で設けた突出部と、該突出部の先端に
取り付けた弾性層とで形成することもできる。このよう
な構造にすると、弾性層の厚みを可及的に薄くすること
ができる。
の下面に一体成形で設けた突出部と、該突出部の先端に
取り付けた弾性層とで形成することもできる。このよう
な構造にすると、弾性層の厚みを可及的に薄くすること
ができる。
【0075】また、上記実施例では、蓋10をプラスチ
ック又は金属製とし、シール材11をゴム製としたが、
その代りに蓋10をゴム等のシール機能を有する材料で
形成し、この蓋10の上に例えば図2では図2(C)に
示すシール材11のような形状とした押え枠を載せ、図
5では図5(C)に示すシール材11のような形状をし
た押え枠を載せてビス12で囲い体7の上面に気密に固
定することもできる。
ック又は金属製とし、シール材11をゴム製としたが、
その代りに蓋10をゴム等のシール機能を有する材料で
形成し、この蓋10の上に例えば図2では図2(C)に
示すシール材11のような形状とした押え枠を載せ、図
5では図5(C)に示すシール材11のような形状をし
た押え枠を載せてビス12で囲い体7の上面に気密に固
定することもできる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下記のような優れた効果を達成することができる。
下記のような優れた効果を達成することができる。
【0077】本発明に係る樹脂モールド型電子回路ユニ
ットでは、回路基板上の複数の電子部品のうち記憶内容
の変更を必要とするROM素子からなる電子部品が存在
する箇所で、該ROM素子からなる電子部品を包囲する
囲い体を該回路基板上に配置し、該囲い体内の回路基板
上には該ROM素子からなる電子部品を接続する複数の
コネクタ端子を設け、該回路基板を収容するケース内に
は囲い体内を除いて電子部品及び該回路基板をモールド
する樹脂を充填し、囲い体内には少なくともコネクタ端
子の上端を露出させて樹脂を充填し、囲い体内で樹脂の
表面から露出した各コネクタ端子の上端にROM素子か
らなる電子部品の各端子をコネクタ接続し、囲い体の上
端には蓋を気密に固定した構造にしているので、機能や
特性の変更を行う必要が生じた場合には、蓋を開けて、
各コネクタ端子の上端にコネクタ接続されているROM
素子からなる電子部品を、別の記憶をさせたROM素子
からなる電子部品と交換接続し、その後に再び蓋を気密
に囲い体の上端に固定することができる。
ットでは、回路基板上の複数の電子部品のうち記憶内容
の変更を必要とするROM素子からなる電子部品が存在
する箇所で、該ROM素子からなる電子部品を包囲する
囲い体を該回路基板上に配置し、該囲い体内の回路基板
上には該ROM素子からなる電子部品を接続する複数の
コネクタ端子を設け、該回路基板を収容するケース内に
は囲い体内を除いて電子部品及び該回路基板をモールド
する樹脂を充填し、囲い体内には少なくともコネクタ端
子の上端を露出させて樹脂を充填し、囲い体内で樹脂の
表面から露出した各コネクタ端子の上端にROM素子か
らなる電子部品の各端子をコネクタ接続し、囲い体の上
端には蓋を気密に固定した構造にしているので、機能や
特性の変更を行う必要が生じた場合には、蓋を開けて、
各コネクタ端子の上端にコネクタ接続されているROM
素子からなる電子部品を、別の記憶をさせたROM素子
からなる電子部品と交換接続し、その後に再び蓋を気密
に囲い体の上端に固定することができる。
【0078】このため本発明の樹脂モールド型電子回路
ユニットによれば、防水性を悪化させないで機能や特性
の変更を、一部の部品を交換するだけで簡単に行うこと
ができる。
ユニットによれば、防水性を悪化させないで機能や特性
の変更を、一部の部品を交換するだけで簡単に行うこと
ができる。
【0079】また、本発明に係る樹脂モールド型電子回
路ユニットでは、囲い体内の回路基板上には電子部品の
うち調整を必要とする可変型電子部品も配置し、該囲い
体内には少なくともコネクタ端子の上端と可変型電子部
品の可変操作部とを露出させて樹脂を充填し、囲い体内
で樹脂の表面から露出した各コネクタ端子の上端にRO
M素子からなる電子部品の各端子をコネクタ接続し、囲
い体の上端には蓋を気密に固定した構造にしているの
で、1部の特性等の調整を行う必要が生じた場合には、
蓋を開けて、可変型電子部品の可変操作部を操作して1
部の特性等の調整を行うことができる。
路ユニットでは、囲い体内の回路基板上には電子部品の
うち調整を必要とする可変型電子部品も配置し、該囲い
体内には少なくともコネクタ端子の上端と可変型電子部
品の可変操作部とを露出させて樹脂を充填し、囲い体内
で樹脂の表面から露出した各コネクタ端子の上端にRO
M素子からなる電子部品の各端子をコネクタ接続し、囲
い体の上端には蓋を気密に固定した構造にしているの
で、1部の特性等の調整を行う必要が生じた場合には、
蓋を開けて、可変型電子部品の可変操作部を操作して1
部の特性等の調整を行うことができる。
【0080】このため本発明の樹脂モールド型電子回路
ユニットによれば、防水性を悪化させないで1部の特性
等の調整も行うことができる。
ユニットによれば、防水性を悪化させないで1部の特性
等の調整も行うことができる。
【0081】また、本発明に係る樹脂モールド型電子回
路ユニットでは、囲い体内の回路基板上には発光素子か
らなる電子部品も配置し、該囲い体内には少なくともコ
ネクタ端子の上端と発光素子からなる電子部品の表示面
とを露出させて樹脂を充填し、囲い体内で樹脂の表面か
ら露出した各コネクタ端子の上端にROM素子からなる
電子部品の各端子をコネクタ接続し、囲い体の上端には
透明又は半透明の蓋を気密に固定した構造にしているの
で、発光素子の発光表示を透明又は半透明の蓋を介して
見ることができる。
路ユニットでは、囲い体内の回路基板上には発光素子か
らなる電子部品も配置し、該囲い体内には少なくともコ
ネクタ端子の上端と発光素子からなる電子部品の表示面
とを露出させて樹脂を充填し、囲い体内で樹脂の表面か
ら露出した各コネクタ端子の上端にROM素子からなる
電子部品の各端子をコネクタ接続し、囲い体の上端には
透明又は半透明の蓋を気密に固定した構造にしているの
で、発光素子の発光表示を透明又は半透明の蓋を介して
見ることができる。
【0082】このため本発明の樹脂モールド型電子回路
ユニットによれば、樹脂モールドタイプに拘らず発光表
示も行うことができる。
ユニットによれば、樹脂モールドタイプに拘らず発光表
示も行うことができる。
【0083】また、本発明に係る樹脂モールド型電子回
路ユニットでは、囲い体内の回路基板上には外部環境を
検出するセンサからなる電子部品も配置し、該外部環境
を検出するセンサからなる電子部品は囲い体内でROM
素子からなる電子部品を収容した室から独立した室内に
収容し、囲い体内には少なくとも各コネクタ端子の上端
と外部環境を検出するセンサからなる電子部品の検出部
とを露出させて樹脂を充填し、囲い体内で樹脂の表面か
ら露出した各コネクタ端子の上端にROM素子からなる
電子部品の各端子をコネクタ接続し、囲い体の上端には
蓋を気密に固定し、外部環境を検出するセンサからなる
電子部品を収容した室に対応した蓋の部分には外部環境
に連通させる連通孔を設けた構造にしているので、外部
環境の検出を蓋の部分の連通孔を通して外部環境を検出
するセンサからなる電子部品で行うことができる。
路ユニットでは、囲い体内の回路基板上には外部環境を
検出するセンサからなる電子部品も配置し、該外部環境
を検出するセンサからなる電子部品は囲い体内でROM
素子からなる電子部品を収容した室から独立した室内に
収容し、囲い体内には少なくとも各コネクタ端子の上端
と外部環境を検出するセンサからなる電子部品の検出部
とを露出させて樹脂を充填し、囲い体内で樹脂の表面か
ら露出した各コネクタ端子の上端にROM素子からなる
電子部品の各端子をコネクタ接続し、囲い体の上端には
蓋を気密に固定し、外部環境を検出するセンサからなる
電子部品を収容した室に対応した蓋の部分には外部環境
に連通させる連通孔を設けた構造にしているので、外部
環境の検出を蓋の部分の連通孔を通して外部環境を検出
するセンサからなる電子部品で行うことができる。
【0084】このため本発明の樹脂モールド型電子回路
ユニットによれば、樹脂モールドタイプに拘らず外部環
境の検出も行うことができる。また本発明では、外部環
境を検出するセンサからなる電子部品を外部環境に晒す
連通孔が蓋に存在しても、ROM素子からなる電子部品
は囲い体内で外部環境を検出するセンサからなる電子部
品を収容する室とは別の室に収容しているので、ROM
素子からなる電子部品の防水性が損なわれるの防止する
ことができる。
ユニットによれば、樹脂モールドタイプに拘らず外部環
境の検出も行うことができる。また本発明では、外部環
境を検出するセンサからなる電子部品を外部環境に晒す
連通孔が蓋に存在しても、ROM素子からなる電子部品
は囲い体内で外部環境を検出するセンサからなる電子部
品を収容する室とは別の室に収容しているので、ROM
素子からなる電子部品の防水性が損なわれるの防止する
ことができる。
【0085】また、本発明に係る樹脂モールド型電子回
路ユニットの製造方法では、複数の電子部品が取り付け
られていて、そのうち記憶内容の変更を必要とするRO
M素子からなる電子部品が存在する箇所では該ROM素
子からなる電子部品を包囲する囲い体を設け、該囲い体
内には前記ROM素子からなる電子部品を接続する複数
のコネクタ端子を設けた回路基板上をケース内に収納す
る工程と、前記ケース内又は前記囲い体内のいずれか一
方又は双方に、少なくとも該囲い体の下部をシールする
高さまで樹脂を充填する第1の樹脂充填工程と、前記ケ
ース内に前記囲い体内を除いて前記電子部品の上端より
所定の高さまで樹脂を充填する第2の樹脂充填工程と、
前記囲い体内で前記樹脂の表面から露出した前記各コネ
クタ端子の上端に前記ROM素子からなる電子部品の各
端子をコネクタ接続する工程と、前記囲い体の上端に気
密に蓋を固定する工程とにより樹脂モールド型電子回路
ユニットの製造を行うので、第1の樹脂充填工程により
囲い体の下部と回路基板との間のシールを該樹脂で行え
て、第2の樹脂充填工程による樹脂の充填が所定の高さ
までその後に行われても、囲い体内における樹脂で埋ま
らない空間の形成を容易に行うことができる。
路ユニットの製造方法では、複数の電子部品が取り付け
られていて、そのうち記憶内容の変更を必要とするRO
M素子からなる電子部品が存在する箇所では該ROM素
子からなる電子部品を包囲する囲い体を設け、該囲い体
内には前記ROM素子からなる電子部品を接続する複数
のコネクタ端子を設けた回路基板上をケース内に収納す
る工程と、前記ケース内又は前記囲い体内のいずれか一
方又は双方に、少なくとも該囲い体の下部をシールする
高さまで樹脂を充填する第1の樹脂充填工程と、前記ケ
ース内に前記囲い体内を除いて前記電子部品の上端より
所定の高さまで樹脂を充填する第2の樹脂充填工程と、
前記囲い体内で前記樹脂の表面から露出した前記各コネ
クタ端子の上端に前記ROM素子からなる電子部品の各
端子をコネクタ接続する工程と、前記囲い体の上端に気
密に蓋を固定する工程とにより樹脂モールド型電子回路
ユニットの製造を行うので、第1の樹脂充填工程により
囲い体の下部と回路基板との間のシールを該樹脂で行え
て、第2の樹脂充填工程による樹脂の充填が所定の高さ
までその後に行われても、囲い体内における樹脂で埋ま
らない空間の形成を容易に行うことができる。
【図1】(A)は本発明に係る樹脂モールド型電子回路
ユニットの第1実施例の縦断面図、(B)はこの第1実
施例で用いているコネクタ端子の上部斜視図である。
ユニットの第1実施例の縦断面図、(B)はこの第1実
施例で用いているコネクタ端子の上部斜視図である。
【図2】(A)は本発明に係る樹脂モールド型電子回路
ユニットの第2実施例の平面図、(B)はこの第2実施
例で用いている蓋の平面図、(C)はこの第2実施例で
用いているシール材の平面図である。
ユニットの第2実施例の平面図、(B)はこの第2実施
例で用いている蓋の平面図、(C)はこの第2実施例で
用いているシール材の平面図である。
【図3】(A)は本発明に係る樹脂モールド型電子回路
ユニットの第3実施例の平面図、(B)はこの第3実施
例における可変型電子部品の部分の縦断面図である。
ユニットの第3実施例の平面図、(B)はこの第3実施
例における可変型電子部品の部分の縦断面図である。
【図4】本発明に係る樹脂モールド型電子回路ユニット
の第4実施例の平面図である。
の第4実施例の平面図である。
【図5】(A)は本発明に係る樹脂モールド型電子回路
ユニットの第5実施例の平面図、(B)はこの第5実施
例で用いている蓋の平面図、(C)はこの第5実施例で
用いているシール材の平面図である。
ユニットの第5実施例の平面図、(B)はこの第5実施
例で用いている蓋の平面図、(C)はこの第5実施例で
用いているシール材の平面図である。
【図6】従来の樹脂モールド型電子回路ユニットの縦断
図である。
図である。
1 回路基板 2 抵抗器の如き電子部品 3 マイクロコンピュータからなる電子部品 4 ROMからなる電子部品 4a 端子 5 ケース 6,6a,6b 樹脂 7 囲い体 7a,7b 室 7c 仕切り体 8 位置決めピン 9 コネクタ端子 9a スリット 9b 孔 10 蓋 11 シール材 12 ビス 13 電子部品押え部 14 可変型電子部品 14a 可変操作部 15 発光素子からなる電子部品 16 外部環境を検出するセンサからなる電子部品 17 連通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−298061(JP,A) 実開 昭63−67281(JP,U) 実開 昭52−72864(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 1/18 H01L 23/28
Claims (5)
- 【請求項1】複数の電子部品が取り付けられた回路基板
がケース内に収納され、 前記電子部品のうち記憶内容の変更を必要とするROM
素子からなる電子部品が存在する箇所では該ROM素子
からなる電子部品を包囲する囲い体が前記回路基板上に
配置され、 前記囲い体内の前記回路基板上には前記ROM素子から
なる電子部品を接続する複数のコネクタ端子が設けら
れ、 前記ケース内には前記囲い体内を除いて前記電子部品及
び前記回路基板をモールドする樹脂が充填され、 前記囲い体内には少なくとも前記各コネクタ端子の上端
を露出させて前記樹脂が充填され、 前記囲い体内で前記樹脂の表面から露出した前記各コネ
クタ端子の上端に前記ROM素子からなる電子部品の各
端子がコネクタ接続され、 前記囲い体の上端には蓋が気密に固定されていることを
特徴とする樹脂モールド型電子回路ユニット。 - 【請求項2】複数の電子部品が取り付けられた回路基板
がケース内に収納され、 前記電子部品のうち記憶内容の変更を必要とするROM
素子からなる電子部品が存在する箇所では該ROM素子
を包囲する囲い体が前記回路基板上に配置され、 前記囲い体内の前記回路基板上には前記ROM素子から
なる電子部品を接続する複数のコネクタ端子が設けら
れ、 前記囲い体内の前記回路基板上には前記電子部品のうち
調整を必要とする可変型電子部品も配置され、 前記ケース内には前記囲い体内を除いて前記電子部品及
び前記回路基板をモールドする樹脂が充填され、 前記囲い体内には少なくとも前記各コネクタ端子の上端
と前記可変型電子部品の可変操作部とを露出させて前記
樹脂が充填され、 前記囲い体内で前記樹脂の表面から露出した前記各コネ
クタ端子の上端に前記ROM素子からなる電子部品の各
端子がコネクタ接続され、 前記囲い体の上端には蓋が気密に固定されていることを
特徴とする樹脂モールド型電子回路ユニット。 - 【請求項3】複数の電子部品が取り付けられた回路基板
がケース内に収納され、 前記電子部品のうち記憶内容の変更を必要とするROM
素子からなる電子部品が存在する箇所では該ROM素子
を包囲する囲い体が前記回路基板上に配置され、 前記囲い体内の前記回路基板上には前記ROM素子から
なる電子部品を接続する複数のコネクタ端子が設けら
れ、 前記囲い体内の前記回路基板上には発光素子からなる電
子部品も配置され、 前記ケース内には前記囲い体内を除いて前記電子部品及
び前記回路基板をモールドする樹脂が充填され、 前記囲い体内には少なくとも前記各コネクタ端子の上端
と前記発光素子からなる電子部品の表示面とを露出させ
て前記樹脂が充填され、 前記囲い体内で前記樹脂の表面から露出した前記各コネ
クタ端子の上端に前記ROM素子からなる電子部品の各
端子がコネクタ接続され、 前記囲い体の上端には透明又は半透明の蓋が気密に固定
されていることを特徴とする樹脂モールド型電子回路ユ
ニット。 - 【請求項4】複数の電子部品が取り付けられた回路基板
がケース内に収納され、 前記電子部品のうち記憶内容の変更を必要とするROM
素子からなる電子部品が存在する箇所では該ROM素子
からなる電子部品を包囲する囲い体が前記回路基板上に
配置され、 前記囲い体内の前記回路基板上には前記ROM素子から
なる電子部品を接続する複数のコネクタ端子が設けら
れ、 前記囲い体内の前記回路基板上には外部環境を検出する
センサからなる電子部品も配置され、 前記外部環境を検出するセンサからなる電子部品は前記
囲い体内で前記ROM素子からなる電子部品を収容した
室から独立した室内に収容され、 前記ケース内には前記囲い体内を除いて前記電子部品及
び前記回路基板をモールドする樹脂が充填され、 前記囲い体内には少なくとも前記各コネクタ端子の上端
と前記外部環境を検出するセンサからなる電子部品の検
出部とを露出させて前記樹脂が充填され、 前記囲い体内で前記樹脂の表面から露出した前記各コネ
クタ端子の上端に前記ROM素子からなる電子部品の各
端子がコネクタ接続され、 前記囲い体の上端には蓋が気密に固定され、 前記外部環境を検出するセンサからなる電子部品を収容
した室に対応した前記蓋の部分には前記外部環境に連通
させる連通孔が設けられていることを特徴とする樹脂モ
ールド型電子回路ユニット。 - 【請求項5】複数の電子部品が取り付けられていて、そ
のうち記憶内容の変更を必要とするROM素子からなる
電子部品が存在する箇所では該ROM素子からなる電子
部品を包囲する囲い体を設け、該囲い体内には前記RO
M素子からなる電子部品を接続する複数のコネクタ端子
を設けた回路基板上をケース内に収納する工程と、 前記ケース内又は前記囲い体内のいずれか一方又は双方
に、少なくとも該囲い体の下部をシールする高さまで樹
脂を充填する第1の樹脂充填工程と、 前記ケース内に前記囲い体内を除いて前記電子部品の上
端より所定の高さまで樹脂を充填する第2の樹脂充填工
程と、 前記囲い体内で前記樹脂の表面から露出した前記各コネ
クタ端子の上端に前記ROM素子からなる電子部品の各
端子をコネクタ接続する工程と、 前記囲い体の上端に気密に蓋を固定する工程とをとるこ
とを特徴とする樹脂モールド型電子回路ユニットの製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06009058A JP3127699B2 (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 樹脂モールド型電子回路ユニット及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06009058A JP3127699B2 (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 樹脂モールド型電子回路ユニット及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07221429A JPH07221429A (ja) | 1995-08-18 |
JP3127699B2 true JP3127699B2 (ja) | 2001-01-29 |
Family
ID=11710027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06009058A Expired - Fee Related JP3127699B2 (ja) | 1994-01-31 | 1994-01-31 | 樹脂モールド型電子回路ユニット及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3127699B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2007086525A1 (ja) * | 2006-01-26 | 2009-06-25 | パナソニック株式会社 | 基板構造および電子機器 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4161860B2 (ja) | 2003-09-12 | 2008-10-08 | 国産電機株式会社 | モールド形電子制御ユニット及びその製造方法 |
KR101065694B1 (ko) * | 2004-11-02 | 2011-09-19 | 엘지전자 주식회사 | 드럼세탁기의 컨트롤러 어셈블리 |
GB0509483D0 (en) * | 2005-05-10 | 2005-06-15 | Pace Micro Tech Plc | Protection means for a printed circuit board and method of use thereof |
KR20080016064A (ko) * | 2006-08-17 | 2008-02-21 | 전영찬 | 방수형 통신용 보호기 |
CN101468675B (zh) * | 2007-12-26 | 2011-06-08 | 本田技研工业株式会社 | 车辆用电子控制装置 |
-
1994
- 1994-01-31 JP JP06009058A patent/JP3127699B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2007086525A1 (ja) * | 2006-01-26 | 2009-06-25 | パナソニック株式会社 | 基板構造および電子機器 |
US8106307B2 (en) | 2006-01-26 | 2012-01-31 | Panasonic Corporation | Substrate structure and electronic apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07221429A (ja) | 1995-08-18 |
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