JP3127193B2 - 多点測距装置 - Google Patents

多点測距装置

Info

Publication number
JP3127193B2
JP3127193B2 JP07042594A JP4259495A JP3127193B2 JP 3127193 B2 JP3127193 B2 JP 3127193B2 JP 07042594 A JP07042594 A JP 07042594A JP 4259495 A JP4259495 A JP 4259495A JP 3127193 B2 JP3127193 B2 JP 3127193B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light emitting
emitting means
distance
distance measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP07042594A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08219769A (ja
Inventor
照幸 大門
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP07042594A priority Critical patent/JP3127193B2/ja
Priority to US08/598,227 priority patent/US5760883A/en
Publication of JPH08219769A publication Critical patent/JPH08219769A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3127193B2 publication Critical patent/JP3127193B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/30Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line
    • G02B7/32Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line using active means, e.g. light emitter
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C3/00Measuring distances in line of sight; Optical rangefinders
    • G01C3/02Details
    • G01C3/06Use of electric means to obtain final indication
    • G01C3/08Use of electric radiation detectors
    • G01C3/085Use of electric radiation detectors with electronic parallax measurement

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の発光手段と、該
発光手段の前面に配置される、例えば複数の光軸を有す
るレンズユニットとを具備した多点測距装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、発光手段を有する多点測距装置に
おいて、発光手段の前面に光学部材を配置することによ
り、1つの発光手段(投光素子)でありながら投射点を
拡大することができることは、広く知られている。
【0003】ここで、発光手段の前面に光学部材を配置
することにより、1つの発光手段でありながら投射点を
拡大した発光手段を用いた場合の、アクティブ方式の多
点測距装置について、図18〜図20を用いて説明す
る。
【0004】図18はこの種の多点測距装置の概略を示
す構成図であり、同図において、841は発光手段であ
るところのIRED(赤外発光ダイオード)である。8
61,862,863は前記IRED841からの光を
集光し、且つ、分割する為の投光用レンズであり、焦点
距離はそれぞれf、光軸間隔はそれぞれx1 ,x2 の距
離に保っているものとする。881,882,883は
前記IRED841から前記投光用レンズ861,86
2,863を介して投射され、距離Dだけ離れた位置に
形成された投光像である。
【0005】同図に示す通り、1つの発光手段であるI
RED841から投射された光は投光用レンズ861,
862,863により3つに分割され、測距対象物上に
投光像881,882,883が形成される。
【0006】864は投射された光の測距対象物での反
射光を集光する為の受光レンズで、焦点距離はfJ1であ
り、又該投光用レンズ861,862,863と受光レ
ンズ864との間隔(基線長)はそれぞれKa1 ,Kb
1 である。815,816,817は前記受光レンズ8
64を介する入射光を受光し光電変換する受光センサで
あるところのPSD(半導体位置検出器)であり、PS
D815は投光像883の反射光を受光し、PSD81
6は投射光像882の反射光を受光し、PSD817は
投射光像881の反射光を受光する様に配置されてい
る。
【0007】図19は上記の多点測距装置の回路構成を
示すブロック図であり、図16と同じ部分は同一符号を
付してある。
【0008】同図において、821,822はPSD8
15の出力電流を電圧に変換する為のアンプ、823,
824はPSD816の出力電流を電圧に変換する為の
アンプ、825,826はPSD817の出力電流を電
圧に変換する為のアンプである。861,862,86
3,864,865,866は前記各アンプ821〜8
24の出力をスイッチングする為のアナログスイッチで
り、後述するCPU851の制御信号AS1,AS2,
AS3によって制御され、その出力が「0」でOFF、
「1」でONする。831,832は前記アナログスイ
ッチ861,863又は862,864又は865,8
66によって選択された電流電圧変換用のアンプ出力を
それぞれα倍する為の増幅用アンプである。841は距
離を算出するための演算回路であり、増幅用アンプ83
1,832の出力から距離の逆数に比例した結果を出力
する公知の二重積分回路である。851は各部の制御を
司ると共に距離を演算するCPUである。852はIR
ED841を駆動する為のIRED駆動回路であり、前
述のCPU851からの制御信号IR1にて制御され、
その出力が「0」の際には前記IRED841を非投光
状態にし、「1」になることにより投光状態にする。
【0009】上記のように構成された多点測距装置にお
いて、その測距動作について、図20のフローチャート
により説明する。
【0010】ここで、初期状態では、CPU851から
出力されている制御信号AS1,AS2,AS3,IR
1はそれぞれ「0」とする(AS1=AS2=AS3=
IR1=0)。
【0011】まず、ステップ901においては、AS1
=1としてPSD815を選択する。次のステップ90
2においては、IR1=1としてIRED841を駆動
する。そして、ステップ903において、公知の二重積
分動作(不図示)により投光像883による測距を行
い、これにより得られる測距値をAとする。
【0012】次に、ステップ904において、AS1=
0とし、続くステップ905において、AS2=1とし
てPSDを815から816に切り換える。そして、次
のステップ906において、公知の二重積分動作(不図
示)により投光像882による測距を行い、これにより
得られる測距値をBとする。次にステップ907におい
て、AS2=0とし、続くステップ908において、A
S=1としてPSDを816から817に切り換える。
そして次のステップ909において、公知の二重積分動
作(不図示)により投光像881による測距を行い、こ
れにより得られる測距値をCとする。続くステップ91
0においては、AS3=0とし、次のステップ911に
おいて、IR1=0としてIRED841の駆動を停止
する。
【0013】そして、ステップ912において、上記の
各測距値A,B,Cから最適値を演算し、次のステップ
913で一連の測距動作を終了する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例の様に1つ
の発光手段(IRED841)にて投射された光を複数
の光学部材(投光用レンズ861,862)で分割する
場合(投射点を増やす場合)、各部スペース上の制約か
ら光学部材は大きくできない。例えば、発光手段の周囲
に他の別部材があり、一定のスペースしか確保できない
場合、光学部材に前記従来例のような2つ以上の複数の
投光用レンズを使用した際、その各々の有効開口径は投
光用レンズの数が増えるほど小さくしなければならな
い。仮に投光用レンズの焦点距離は変えないで、有効口
径のみを小さくすると、各レンズのFナンバーが暗くな
り、その結果分割された各投射光輝度は暗くなり、実質
的に多点測距装置のS/N比が低下することとなる。
【0015】すなわち、従来においては、1つの発光手
段で投射点を拡大する(測距点を増やす)場合、投光用
レンズの数を増す必要があり、このように投射点を増や
す程、実質的に多点測距装置のS/N比が低下するとい
った問題点があった。
【0016】また、前記従来例では、1つの発光手段
(IRED841)にて投射された光を複数の光学部材
(投光用レンズ861,862,863)により分割投
射して、測距点を増やしている。この為、複数(この場
合3つ)の測距点のうち1つだけに投射するということ
はできない。すなわち、図18からもわかる様に、測距
対象物の距離が遠距離から近距離まで移動した場合、受
光センサ上で本来測距しようとする投光像と受光センサ
の組み合わせでない投光像の光が干渉してしまう危険性
(例えばPSD816は投光像882によって測距した
にもかかわらず、近距離においては投光像881がPS
D816上に入ってしまい、誤測距する)があった為、
センサレイアウト及び投光レンズ861,862,86
3の中心間距離やIRED841の発光サイズなどを考
慮して、それぞれの投射光像が干渉しない様な形状,配
置にする必要があった。
【0017】(発明の目的)本発明の第1の目的は、S
/N比を低下させることなく、投光手段の投射点を拡大
することのできる多点測距装置を提供することである。
【0018】本発明の第2の目的は、測距対象物が存在
する確率の高い、拡大された投射点の略中心部につい
て、実質的にS/N比を向上させることのできる多点測
距装置を提供することである。
【0019】本発明の第3の目的は、測距対象物が存在
する確率の高い、拡大された投射点の略中心部につい
て、飛躍的にS/N比を向上させることのできる多点測
距装置を提供することである。
【0020】本発明の第4の目的は、隣りあった投射点
が同一の発光手段により発せられた光であることによる
投射光の干渉を防ぐことのできる多点測距装置を提供す
ることである。
【0021】
【課題を解決するための手段】 上記第1の目的を達成
するために、請求項1〜3記載の本発明は、第1の発光
手段と、第2の発光手段と、前記第1の発光手段から発
せられた光を少なくとも第1の目標方向及び第2の目標
方向に分割投射すると共に、前記第2の発光手段から発
せられた光を少なくとも前記第2の目標方向及び第3の
目標方向に分割投射する為の分割投射手段と、前記第1
の発光手段から第1の目標方向に分割投射された光の反
射光を受光する第1の受光手段と、前記第1の受光手段
から第2の目標方向に分割投射された光の反射光を受光
する第2の受光手段とを備え、第1の発光手段から発せ
られた光を少なくとも第1の目標方向と第2の目標方向
に分割投射し、前記第2の発光手段から発せられた光を
少なくとも前記第2の目標方向と第3の目標方向に分割
投射するようにしている。
【0022】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項4記載の本発明は、第1及び第2の発光手段の発
光部中心間隔をy、これらの並び方向の各発光部のサイ
ズをa,b、複数のレンズユニットのうちの少なくとも
前記第1及び第2の発光手段からの光をそれぞれ第2の
目標方向に分割投射する2個のレンズユニットのレンズ
主点位置間隔をxとするとき y≧x−(a+b)/2 の条件を満たすように、前記第1及び第2の発光手段及
びレンズユニットを配置するようにしている。
【0023】また、上記第3の目的を達成するために、
請求項5記載の本発明は、第1及び第2の発光手段を同
じ時間帯に発光させて、少なくとも第2の目標に対する
測距を行う為の制御手段を設け、第1及び第2の発光手
段をほぼ同時に発光させ、これら手段によって投射され
る事になる(測距対象物が存在する確率の高い)第2の
目標に対する測距を行うようにしている。
【0024】同じく上記第3の目的を達成するために、
請求項6記載の本発明は、第1及び第2の発光手段を異
なる時間帯に発光させて、少なくとも第2の目標に対し
て少なくとも2回測距を行う為の制御手段を設け、第1
及び第2の発光手段を時系列に発光させ、これら手段に
よって投射される事になる(測距対象物が存在する確率
の高い)第2の目標に対する測距を2回行うようにして
いる。
【0025】また、上記第4の目的を達成するために、
請求項7〜10記載の本発明は、第1の発光手段と、第
2の発光手段と、第1の発光手段から発せられた光を少
なくとも第1の目標方向及び第2の目標方向に分割投射
すると共に、前記第2の発光手段から発せられた光を少
なくとも前記第1及び第2の目標方向の間の第3の目標
方向及び前記第1及び第2の目標方向の外側の第4の目
標方向に分割投射する為の分割投射手段とを備え、同一
の発光手段から複数に投射される光がそれぞれ隣接して
測距対象物上に当たらないようにしている。
【0026】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0027】図1〜図3は本発明の第1の実施例に係る
図であり、図1は多点測距装置の投受光系を示す構成図
である。
【0028】図1において、42は第1の発光手段であ
るところのIRED、43は第2の発光手段であるとこ
ろのIREDであり、これら中心間距離(発光部中心間
隔)はy’に保たれている。61,62は前記IRED
42,43からの光を集光し、且つ、分割する為の投光
用レンズであり、焦点距離はそれぞれf’、レンズ主点
位置間隔はx’とする。83,84,85,86は前記
IRED42,43から投光用レンズ61、62を介し
て投射され、D’の距離だけ離れた位置に形成された投
光像である。
【0029】同図に示す通り、2つの発光手段であるI
RED42,43から投射された光は投光用レンズ6
1,62により4つに分割され、IRED42による投
光像84,86、IRED43による投光像83,85
となる。すなわち、IRED42による投光像84と8
6の間にIRED43による投光像85が、又IRED
43による投光像83と85の間にIRED42による
投光像84が投光されている。
【0030】65は投射光の測距対象物での反射光を集
光する為の受光レンズであり、焦点距離はfJ ’、投光
用レンズ61,62との間隔(基線長)はそれぞれK
a’,Kb’である。111,112,113,114
は前記受光レンズ65を介して入射する反射光を受光し
光電変換する受光手段であるPSDであり、PSD11
1は投光像86の反射光を受光し、PSD112は投光
像85の反射光を受光し、PSD113は投光像84の
反射光を受光し、PSD114は投光像83の反射光を
受光する様に配置されている。また、図1において投射
点の略中心部分に当たるのは、投光像84,85であ
る。
【0031】図2は上記の投受光系を具備した多点測距
装置の回路構成を示すブロック図であり、図1と同じ部
分は同一符号を付してある。
【0032】同図において、121,122はPSD1
11の出力電流を電圧変換する為のアンプ、123,1
24はPSD112の出力電流を電圧変換する為のアン
プ、125,126はPSD113の出力電流を電圧変
換する為のアンプ、127,128はPSD114の出
力電流を電圧変換する為のアンプである。161,16
2,163,164,165,166,167,168
は前記各アンプ121〜128の出力をスイッチングす
る為のアナログスイッチであり、後述するCPU151
からの制御信号AS1,AS2,AS3,AS4によっ
て制御され、その出力が「0」でOFF、「1」でON
する。
【0033】131,132は前記アナログスイッチ1
61〜168によって選択された電流電圧変換用アンプ
121〜128の出力をそれぞれα倍する為の増幅用ア
ンプである。141は距離を算出する為の演算回路であ
り、前記増幅用アンプ131,132の出力から距離の
逆数に比例した結果を出力する公知の二重積分回路であ
る。151は各部の制御を司ると共に距離を演算するC
PUである。152,153はIRED142,IRE
D43を駆動する為のIRED駆動回路であり、前述の
CPU151からの制御信号IR1,IR2で制御さ
れ、その出力が「0」で非投光状態にし、「1」で投光
状態にする。
【0034】上記の様に構成された多点測距装置におい
て、その測距動作について、図3のフローチャートによ
り説明する。
【0035】ここで、初期状態において、CPU151
からの制御信号AS1,AS2,AS3,AS4,IR
1,IR2はそれぞれ「0」とする(AS1=AS2=
AS3=AS4=IR1=IR2=0)。
【0036】まず、ステップ201において、AS1=
1としてPSD111を選択する。次のステップ202
においては、IR1=1としてIRED42を駆動す
る。そして、ステップ203において、公知の二重積分
動作(不図示)により投光像86による測距を行い、こ
れにより得られた測距値をAとする。
【0037】次に、ステップ204において、AS1=
0とし、続くステップ205において、AS3=1とし
てPSDを111から113に切り換える。そして、ス
テップ206において、公知の二重積分動作(不図示)
により投光像84による測距を行い、これにより得られ
る測距値をB1とする。又さらにステップ207におい
て、もう一度公知の二重積分動作(不図示)により投光
像84による測距を行い、これにより得られる測距値を
B2とする。次いでステップ208において、前記測距
値B1とB2の平均値を求め(勿論これに限定されるも
のではない)、これをBとする。
【0038】次に、ステップ209において、AS3=
0とし、続くステップ210において、IR1=0とし
て前記IRED42の駆動を停止する。次のステップ2
11においては、AS2=1としてPSD112を選択
する。次いでステップ212において、IR2=1とし
てIRED43を駆動する。そして、ステップ213に
おいて、公知の二重積分動作(不図示)により投光像8
5による測距を行い、これにより得られる測距値をC1
とする。又さらにステップ214において、もう一度公
知の二重積分動作(不図示)により投光像85による測
距を行い、これにより得られる測距値をC2とする。次
いでステップ215において、前記測距値C1とC2の
平均値を求め、これをCとする。
【0039】次に、ステップ216において、AS2=
0とし、続くステップ217において、AS4=1とし
てPSDを112から114に切り換える。そして、ス
テップ218において、公知の二重積分動作(不図示)
により投光像83による測距を行い、これにより得られ
る測距値をDとする。
【0040】次に、ステップ219において、AS4=
0とし、次いでステップ220において、IR2=0と
して前記IRED43の駆動を停止し、続くステップ2
21において、前記各測距値A,B,C,Dから最適値
を演算して、次のステップ222で一連の測距動作を終
了する。
【0041】この第1の実施例によれば、投光像83〜
86の隣りあった投光像は、それぞれ異なった発光手段
からの投光像である為、別々に駆動(制御)できるの
で、一方の発光手段で測距する際は他方の発光手段を停
止させることにより、先の干渉を無くすことができる。
【0042】また、投光像84,85についてそれぞれ
2回づつ測距して、各々その結果を平均化して測距値と
する事により、実質的にS/Nを格段に向上させてい
る。
【0043】また、ここでは2回しか測距していない
が、この回数は複数回であれば何回測距しても構わな
い。
【0044】(第2の実施例)図4及び図5は本発明の
第2の実施例に係る図であり、この実施例における多点
測距装置の投受光系は上記第1の実施例(図1参照)と
同様であるので、ここではその詳細及び図示は省略す
る。
【0045】図4は本発明の第2の実施例における多点
測距装置の回路構成を示すブロック図であり、図1と同
じ部分は同一符号を付してある。
【0046】図4において、121,122はPSD1
11の出力電流を電圧変換する為のアンプ、123,1
24はPSD112の出力電流を電圧変換する為のアン
プ、125,126はPSD113の出力電流を電圧変
換する為のアンプ、127,128はPSD114の出
力電流を電圧変換する為のアンプである。171,17
2,173,174,175,176,177,178
は前記各アンプ121〜128の出力をスイッチングす
る為のアナログスイッチであり、後述するCPU151
からの制御信号AS7によって制御され、アナログスイ
ッチに入力される信号が「0」でOFF、「1」でON
する。
【0047】131,132,133,134は前記ア
ナログスイッチ171〜178によって選択された電流
電圧変換用アンプ121〜128の出力をそれぞれα倍
する為の増幅用アンプ、141は距離を算出する為の演
算回路であり、前記増幅用アンプ131,132の出力
から距離の逆数に比例した結果を出力する公知の第1の
二重積分回路であり、142は前記増幅用アンプ13
3,134の出力から距離の逆数に比例した結果を出力
する公知の第2の二重積分回路である。151は各部の
制御を司ると共に距離を演算するCPU、181は前記
CPU151からの制御信号AS7を反転させるインバ
ータである。152,153はIRED42,IRED
43を駆動する為のIRED駆動回路であり、前述のC
PU151からの制御信号IR1,IR2で制御され、
その出力が「0」で非投光状態にし、「1」で投光状態
にする。
【0048】上記の様に構成された多点測距装置におい
て、その測距動作について、図5のフローチャートによ
り説明する。
【0049】ここで、初期状態において、CPU151
からの制御信号IR1,IR2はそれぞれ「0」とする
(IR1=IR2=0)。
【0050】まず、ステップ401において、後述する
判定用ラッチである第1の二重積分ラッチmと第2の二
重積分ラッチnをそれぞれ「0」にする。次のステップ
402においては、AS7=1として、PSD111か
らの信号が増幅用アンプ131,132を介して第1の
二重積分回路141に入力され、PSD113からの信
号が増幅用アンプ133,134を介して第2の二重積
分回路142に入力されるようにする。
【0051】次に、ステップ403において、IR1=
1としてIRED42を駆動し、続くステップ404に
おいて、第1の二重積分回路141及び第2の二重積分
回路142による二重積分動作を同時に開始させる。次
に、ステップ405において、第1の二重積分(すなわ
ち、投光像86による測距)が終了したかどうか判定
し、終了していなかったらステップ408に分岐する。
又ここで終了していたらステップ406に分岐し、第1
の二重積分により得られる測距値をAとし、次のステッ
プ407において、第1の二重積分終了ラッチmを
「1」としてステップ408へ進む。
【0052】ステップ408においては、第2の二重積
分(すなわち、投光像84による測距)が終了したかど
うか判定し、終了していなかったら411に分岐する。
又ここで終了していたらステップ409に分岐し、第2
の二重積分により得られる測距値をBとし、次のステッ
プ410において、第2の二重積分終了ラッチnを
「1」としてステップ411へ進む。
【0053】ステップ411においては、前記第1,第
2の二重積分の両方が終了したかどうか判定し、両方が
終了していたらステップ412へ進み、IR1=0とし
てIRED42の駆動を停止する。また、第1,第2の
二重積分の両方が終了していなければステップ411か
らステップ405へ戻り、ステップ405〜411まで
の動作を繰返す。
【0054】次に、ステップ413において、判定用ラ
ッチであるm,nをそれぞれ「0」とする。そして、ス
テップ414において、AS7=0として、PSD11
2からの信号が増幅アンプ131,132を介して第1
の二重積分回路141に入力され、PSD114からの
信号が増幅アンプ133,134を介して第2の二重積
分回路142に入力されるようにする。
【0055】次に、ステップ415において、IR2=
1としてIRED43を駆動し、次いでステップ416
において、第1の二重積分回路141及び第2の二重積
分回路142による二重積分動作(すなわち、投光像8
5による測距)を同時に開始させる。そして、ステップ
417において、第1の二重積分を終了したかどうか判
定し、終了していなかったらステップ420に分岐す
る。又ここで終了していたらステップ418に分岐して
第1の二重積分により得られた測距値をCとし、次のス
テップ419において、第1の二重積分終了ラッチmを
「1」とし、ステップ420へ進む。
【0056】ステップ420において、第2の二重積分
(すなわち、投光像83による測距)が終了したかどう
か判定し、終了していなかったらステップ423に分岐
する。又ここで終了していたらステップ421に分岐し
て第2の二重積分により得られる測距値をDとし、次の
ステップ422において、第2の二重積分終了ラッチn
を「1」とし、ステップ423へ進む。ステップ423
においては、第1,第2の二重積分の両方が終了したか
どうか判定し、両方が終了していなければステップ41
7へ戻り、ステップ417〜423までの動作を繰返
す。また、上記ステップ423において両方が終了して
いることを判定した場合はステップ424へ進み、ここ
でIR2=0としてIRED43の駆動を停止し、次の
ステップ425において、各測距値A,B,C,Dから
最適値を演算して、次のステップ426で一連の測距動
作を終了する。
【0057】この第2の実施例によれば、1つの発光手
段より複数に分割して投射された光の反射光をそれぞれ
別々の受光手段により受光し、複数の演算回路により別
々に且つ同時に距離を算出するようにすることにより、
多点測距でありながら測距時間を画期的に短くする事が
可能となる。
【0058】(第3の実施例)図6は本発明の第3の実
施例における多点測距装置の投受光系を示す構成図であ
り、この実施例は、少ない数の発光手段にて発せられた
光を、複数のレンズ等により分割して投射する場合、測
距対象物が存在する確率が比較的高い、前記分割された
投射点の略中心部について、異なる発光手段からの投射
光が重なるように配置したものである。異なる発光手段
からの投射光が重なる事を説明するため、ここでは発光
手段は2個、発光手段の前面に配置される光学部材はレ
ンズとし、その数も2個とする(複眼レンズあるいは単
レンズが2個併設されていても良い)。
【0059】図6において、44は第1の発光手段であ
るところのIRED、45は第2の発光手段であるとこ
ろのIREDである。63,64は前記発光手段44,
45からの光を集光し、且つ、分割する為の投光用レン
ズであり、焦点距離はそれぞれfとする。前記IRED
44,45と投光用レンズ63、64によって投光手段
が構成される。
【0060】91,92,93,94は前記IRED4
4,45から前記投光用レンズ63,64を介して投射
され、D1の距離だけ離れた位置に形成された投射光像
である。また、95,96は前記IRED44,45か
ら前記投光用レンズ63,64を介してD2の距離だけ
離れた位置での略中心部に形成された投射光像であり、
97,98は前記IRED44,45から前記投光用レ
ンズ63,64を介してD3の距離だけ離れた位置での
略中心部に形成された投射光像である。
【0061】また、前記IRED44,45と投光用レ
ンズ63,64の間隔は約fに、投光用レンズ63と6
4の主点位置間隔はxに、それぞれ保たれている。更
に、前記IRED44とIRED45の発光部の中心間
距離をy、IRED44,45の並び方向の各発光部の
サイズをそれぞれa,bとしている。
【0062】図7は、図6における、レンズ主点位置間
隔xと発光部中心間隔yの関係を y=x−(a+b)/2 とした時の無限遠の距離での略中心部に形成された投光
像であり、71はIRED44による投光像であり、7
2はIRED45による投光像である。
【0063】図8は、図6における、レンズ主点位置間
隔xと発光部中心間隔yの関係を y=x とした時の無限遠の距離での略中心部に形成された投光
像であり、73はIRED44による投光像であり、7
4はIRED45による投光像である。
【0064】上記図6〜図8より、レンズ主点位置間隔
xと発光部中心間隔yの関係を y≧x−(a+b)/2 …………(1) の条件を満たす様に配置することにより、分割された投
射光のある有限距離における略中心部に形成された投光
像の一部または全部が重なり合うことになり、重なり合
った部分を利用して測距することにより、実質的に多点
測距装置のS/Nを向上させることになる。
【0065】その一例を図9〜図11を用いて説明す
る。
【0066】図9において、44は第1の発光手段であ
るところのIRED、45は第2の発光手段であるとこ
ろのIREDであり、63,64は前記発光手段44,
45からの光を集光し、且つ、分割する為の投光用レン
ズであり、焦点距離はそれぞれfとする。77,78,
79,80は前記IRED44,45から前記投光用レ
ンズ63,64を介して投射され、Dの距離だけ離れた
位置に形成された投光像である。また、投光用レンズ6
3と64のレンズ主点位置間隔はx、IRED44と4
5の発光部中心間隔はyに保たれており、 x=y に配置されている。
【0067】同図に示す通り、2つの発光手段(IRE
D44,45)から投射された光は投光用レンズ63,
64により4つに分割され、IRED44による投光像
78,80とIRED45による投光像77,79とな
る。すなわち、投光像78,79はある有限距離範囲に
おいてその殆どまたはその一部が重なり合うことにな
り、実質的に78,79は同じ位置を測距するよう配置
されている。
【0068】66は投射光の測距対象物での反射光を集
光する為の受光レンズであり、焦点距離はfJ 、投光用
レンズ63,64との間隔(基線長)はそれぞれKa,
Kbである。115,116,117は前記受光レンズ
66を介して入射する反射光を受光し光電変換する為の
PSDであり、PSD115は投光像80の反射光を受
光し、PSD116は投光像78,79の反射光を受光
し、PSD117は投光像77の反射光を受光する様に
配置されている。
【0069】図10は、図9の構成の多点測距装置の回
路構成を示すブロック図であり、図9と同じ部分は同一
符号を付してある。
【0070】同図において、121,122はPSD1
15の出力電流を電圧変換する為のアンプ、123,1
24はPSD116の出力電流を電圧変換する為のアン
プ、125,126はPSD117の出力電流を電圧変
換する為のアンプである。161,162,163,1
64,165,166は前記各アンプ121〜126の
出力をスイッチングする為のアナログスイッチであり、
後述するCPU151からの制御信号AS1,AS2,
AS3によって制御され、その出力が「0」でOFF、
「1」でONする。131,132は前記アナログスイ
ッチ161〜166によって選択された電流電圧変換用
アンプ121〜126の出力をそれぞれα倍する為の増
幅用アンプである。
【0071】141は距離を算出する為の演算回路であ
り、前記増幅用アンプ131,132の出力から距離の
逆数に比例した結果を出力する公知の二重積分回路であ
る。151は各部の制御を司ると共に距離を演算するC
PUである。152,153は前記IRED44,IR
ED45を駆動するIRED駆動回路であり、前述のC
PU151からの制御信号IR1,IR2で制御され、
その出力が「0」時にはIRED44,45をそれぞれ
非投光状態にし、「1」になることにより投光状態にす
る。
【0072】上記の様に構成された多点測距装置におい
て、その測距動作について、図11のフローチャートに
より説明する。
【0073】ここで、初期状態においては、CPU15
1からの制御信号AS1,AS2,AS3,IR1,I
R2は「0」とする(AS1=AS2=AS3=IR1
=IR2=0)。
【0074】まず、ステップ301において、AS1=
1としてPSD115を選択する。次のステップ302
においては、IR1=1としてIRED44を駆動す
る。そして、ステップ303において、公知の二重積分
動作(不図示)により投光像80による測距を行い、こ
れにより得られる測距値をAとする。
【0075】次に、ステップ304において、AS1=
0とし、続くステップ305において、AS2=1とし
てPSDを115から116に切り換える。次いでステ
ップ306においてIR2=1としてIRED45を駆
動する。すなわち、この時点ではIRED44,45と
も同時に駆動している。続くステップ307において、
公知の二重積分動作(不図示)により投光像78,79
による測距を行い、これにより得られる測距値をBとす
る。
【0076】次に、ステップ308において、AS2=
0とし、次いでステップ309において、IR1=0と
してIRED44の駆動を停止する。続くステップ31
0においては、AS3=1としてPSD117を選択す
る。そして、ステップ311において、公知の二重積分
動作(不図示)により投光像77による測距を行い、こ
れにより得られる測距値をCとする。
【0077】そして、ステップ312において、AS3
=0とし、次のステップ313において、IR2=0と
してIRED45の駆動を停止し、続くステップ314
において、各測距値A,B,Cから最適値を演算して、
ステップ315で一連の測距動作を終了する。
【0078】この第3の実施例によれば、前記ステップ
307での二重積分による測距時、IRED44とIR
ED45を同時に駆動しているので、投光像78,79
での測距精度(S/N)は、飛躍的に向上することにな
る。
【0079】なお、この実施例では、前記ステップ30
7において、常にIRED44と45を同時駆動してい
るが、これは同時駆動出来る状態の時、例えば電源電圧
の高いときのみ同時駆動としても良い。
【0080】ここで、本実施例を実用化する際、前記従
来例で示した光の干渉を無くす為の構成を図12に示
す。
【0081】図12において、44aは第1の発光手段
であるところのIRED、45aは第2の発光手段であ
るところのIREDであり、48は第3の発光手段であ
るところのIREDである。63a,64aは前記IR
ED44a,45a,48からの光を集光し、且つ、分
割する為の投光用レンズであり、焦点距離はそれぞれf
とする。77a,78a,79a,80a,81,82
は前記IRED44a,45a,48から投光用レンズ
63a,64aを介して投射され、Dの距離だけ離れた
位置に形成された投光像である。また、投光用レンズ6
3aと64aのレンズ主点間隔はx、IRED44aと
45aの発光部中心間距離yの距離を保っており、 x=y の関係に配置されている。
【0082】同図に示す通り、3つの発光手段であるI
RED44a,45,46aから投射された光は投光用
レンズ63a,64aにより6つに分割され、IRED
44aによる投光像78a,80aとIRED45aに
よる投光像77a,79aとIRED48による投光像
81,82となる。ここで、投光像78a,79aはあ
る有限距離範囲においてその殆ど又はその一部が重なり
合うことになり、実質的に投光像78a,79aは同じ
位置を測距するよう配置されている。すなわち、投光像
78a,79aを1つの投光像として、その両側にそれ
ぞれ2つずつの投光像(79a,81及び80a,8
2)を形成しているので、略中心部の1点に対し左右の
投射点の数を同一にする点でバランスの良い多点(この
場合5点)の投射点を形成することになる。
【0083】210は投射光の測距対象物での反射光を
集光する為の受光レンズであり、焦点距離はfJ 、投光
用レンズ63a,64aとの間隔(基線長)はそれぞれ
Ka,Kbである。215,216,217,218,
219は前記受光レンズ66aを介して入射する反射光
を受光し光電変換する受光手段であるPSDであり、P
SD215は投光像77aの反射光を受光し、PSD2
16は投光像81の反射光を受光し、PSD217は投
光像78a,79aの反射光を受光し、PSD218は
投光像82の反射光を受光し、PSD219は投光像8
0aの反射光を受光する様に配置されている。
【0084】図13は、図12の構成より成る多点測距
装置の回路構成を示すブロック図であり、図12と同じ
部分は同一符号を付してある。
【0085】同図において、121,122はPSD2
15の出力電流を電圧変換する為のアンプ、123,1
24はPSD216の出力電流を電圧変換する為のアン
プ、125,126はPSD217の出力電流を電圧変
換する為のアンプ、127,128はPSD218の出
力電流を電圧変換する為のアンプ、129,130はP
SD219の出力電流を電圧変換する為のアンプであ
る。161,162,163,164,165,16
6,167,168,169,170は前記各アンプ1
21〜130の出力をスイッチングする為のアナログス
イッチであり、後述するCPU151からの制御信号A
S1,AS2,AS3,AS4,AS5によって制御さ
れ、その出力が「0」でOFF、「1」でONする。1
31,132は前記アナログスイッチ161〜170に
よって選択された電流電圧変換用アンプ121〜130
の出力をそれぞれα倍する為の増幅用アンプである。
【0086】141は距離を算出する為の演算回路であ
り、前記増幅用アンプ131,132の出力から距離の
逆数に比例した結果を出力する公知の二重積分回路であ
る。151は各部の制御を司ると共に距離を演算するC
PUである。152,153,154はIRED44
a,IRED45a,IRED48を駆動する為のIR
ED駆動回路であり、前述のCPU151からの制御信
号IR1,IR2,IR3で制御され、その出力が
「0」時にはIRED44a,ired45a,IRE
D48をそれぞれ非投光状態にし、「1」になることに
よりそれぞれ投光状態にする。
【0087】上記の多点測距装置の測距動作について、
図14のフローチャートにより説明する。
【0088】ここで、初期状態において、CPU151
からの制御信号AS1,AS2,AS3,AS4,AS
5,IR1,IR2,IR5はそれぞれ「0」とする
(AS1=AS2=AS3=AS4=AS5=IR1=
IR2=IR3=0)。
【0089】まず、ステップ301において、AS1=
1としてPSD215を選択する。次のステップ302
においては、IR1=1としてIRED45aを駆動す
る。そして、ステップ303において、公知の二重積分
動作(不図示)により投光像77aによる測距を行い、
これにより得られた測距値をAとする。
【0090】次に、ステップ304において、AS1=
0とし、続くステップ305において、AS3=1とし
てPSDを215から217に切り換える。次いでステ
ップ306において、IR2=1としてIRED44a
を駆動する。すなわち、この時点ではIRED44a,
45aとも同時に駆動している。そして、ステップ30
7において、公知の二重積分動作(不図示)により投光
像78a,79aによる測距を行い、これにより得られ
る測距値をCとする。
【0091】次に、ステップ308において、AS3=
0とし、続くステップ309において、IR1=0とし
て前記IRED45aの駆動を停止する。次のステップ
310においては、AS5=1としてPSD219を選
択する。次いでステップ311において、公知の二重積
分動作(不図示)により投光像80aによる測距を行
い、これにより得られる測距値をEとする。
【0092】次に、ステップ312において、AS5=
0とし、続くステップ313において、IR2=0とし
て前記IRED44aの駆動を停止する。次のステップ
314においては、AS2=1としてPSD216を選
択する。次いでステップ315において、IR3=1と
して前記IRED48の駆動を停止する。続くステップ
316において、公知の二重積分動作(不図示)により
投光像81による測距を行い、これにより得られる測距
値をBとする。
【0093】次に、ステップ317において、AS2=
0とし、続くステップ318において、AS4=1とし
てPSDを218に切り換える。そして、ステップ31
9において、公知の二重積分動作(不図示)により投光
像82による測距を行い、これにより得られる測距値を
Dとする。
【0094】次に、ステップ320において、AS4=
0とし、次いでステップ321において、IR3=0と
して前記IRED48の駆動を停止し、続くステップ3
22において、前記各測距値A,B,C,D,Eから最
適値を演算して、次のステップ323で一連の測距動作
を終了する。
【0095】この第3の実施例によれば、前記ステップ
307での二重積分による測距時、IRED44aとI
RED45aを同時に駆動しているので、投光像78
a,79aでの測距精度(S/N)は、飛躍的に向上す
ることになる。
【0096】なお、この実施例では、前記ステップ30
7おいて常にIRED44aとIRED45aを同時駆
動しているが、これは同時駆動できる状態の時、例えば
電源電圧の高い時のみ同時駆動としてもよい。
【0097】また、従来例の様に、同一発光手段からの
投光像(ここでは、IRED44aの投光像78a,8
0a、及び、IRED45aの投光像77a,79a、
及び、IRED48の投光像81,82)が隣接してい
ない為に、光の干渉の無い多点測距装置を提供すること
ができる。
【0098】さらに、投光像78a,79aを1つの投
光像として、その両側にそれぞれ2つずつの投光像(7
9a,81及び80a,82)を形成しているので、略
中心部の1点に対し左右の投射点の数を同一にする点
で、バランスの良い多点(この場合5点)の投射点を形
成することになる。
【0099】図15は、本実施例の変形例を示し、63
a,64aは前記発光手段(IRED44a,45a,
48)からの光を集め、かつ、分割する為の投光用レン
ズであり、2つの投光用レンズそれぞれの有効径を変え
た場合である。これは該装置のスペース的な制約等によ
って一方の投光用レンズを小さくせざる終えないような
場合に有効であり、この際該投光用レンズ64aより投
射される光のエネルギーは若干落ちるが、略中心部につ
いては従来装置に比べて実質的にS/Nの向上を見込め
る事には違いない。
【0100】(第4の実施例)図16及び図17は本発
明の第4の実施例に係る図であり、この実施例における
多点測距装置の投受光系は本実施例特有の特徴を説明す
る為に上記第3の実施例(図9参照)と同様のものと
し、ここではその詳細及び図示は省略する。
【0101】図16は本発明の第4の実施例における多
点測距装置の回路構成を示すブロック図であり、図9と
同じ部分は同一符号を付してある。
【0102】図16において、121,122はPSD
115の出力電流を電圧変換する為のアンプ、123,
124はPSD116の出力電流を電圧変換する為のア
ンプ、125,126はPSD117の出力電流を電圧
変換するアンプである。191,192,193,19
4,195,196,197,198は前記各アンプ1
21〜126の出力をスイッチングする為のアナログス
イッチであり、後述するCPU151からの制御信号A
S5によって制御され、アナログスイッチ191〜19
8に入力される信号が「0」でOFF、「1」でONす
る。
【0103】131,132,133,134は前記ア
ナログスイッチ191〜198によって選択された電流
電圧変換用アンプ121〜126の出力をそれぞれα倍
する為の増幅用アンプである。141は距離を算出する
為の演算回路であり、前記増幅用アンプ131,132
の出力から距離の逆数に比例した結果を出力する公知の
第1の二重積分回路であり、142は前記増幅用アンプ
133,134の出力から距離の逆数に比例した結果を
出力する公知の第2の二重積分回路である。151は各
部の制御を司ると共に距離を演算するCPU、181は
前記CPU151からの制御信号AS5の信号を反転さ
せるインバータである。152,153はIRED4
4,IRED45を駆動する為のIRED駆動回路であ
り、前述のCPU151からの制御信号IR1,IR2
で制御され、その出力が「0」で非投光状態とし、
「1」で投光状態とする。
【0104】上記の様に構成された多点測距装置におい
て、その測距動作について、図17のフローチャートに
より説明する。
【0105】ここで、初期状態において、CPU151
からの制御信号IR1,IR2はそれぞれ「0」とする
(IR1=IR2=0)。
【0106】まず、ステップ501において、後述する
判定用ラッチである第1の二重積分ラッチmと第2の二
重積分ラッチnをそれぞれ「0」にする。次のステップ
502においては、AS5=1として、PSD115か
らの信号が増幅用アンプ131,132を介して第1の
二重積分回路141に入力され、PSD116からの信
号が増幅アンプ133,134を介して第2の二重積分
回路142に入力されるようにする。
【0107】次に、ステップ503において、IR1=
1としてIRED44を駆動し、次のステップ504に
おいて、第1の二重積分回路141及び第2の二重積分
回路142による二重積分動作を同時に開始させる。そ
して、ステップ505において、第1の二重積分(すな
わち、投光像80による測距)が終了したかどうか判定
し、終了していなかったらステップ508に分岐する。
又ここで終了していたらステップ506に分岐して第1
の二重積分により得られた測距値をAとし、次のステッ
プ507において、第1の二重積分終了ラッチmを
「1」とし、ステップ508へ進む。
【0108】ステップ508においては、第2の二重積
分(すなわち、略中心の投光像78による測距)が終了
したかどうか判定し、終了していなかったらステップ5
11に分岐する。ここで終了していたらステップ509
に分岐して第2の二重積分により得られた測距値をB1
とし、次のステップ510において、第2の二重積分終
了ラッチnを「1」とし、ステップ511へ進む。
【0109】ステップ511では、第1,第2の二重積
分の両方が終了したかどうか判定し、両方が終了してい
なければステップ505へ戻り、ステップ505〜ステ
ップ511までの動作を繰返す。また、両方が終了して
いればステップ512へ分岐氏、ここでIR1=0とし
てIRED1の駆動を停止する。
【0110】次に、ステップ513において、判定用ラ
ッチであるm,nをそれぞれm=0,n=0とする。そ
して、ステップ514において、AS5=0として、P
SD116からの信号が増幅アンプ131,132を介
して第1の二重積分回路141に入力され、PSD11
7からの信号が増幅アンプ133,134を介して第2
の二重積分回路142に入力されるようにする。
【0111】次に、ステップ515において、IR2=
1としてIRED45を駆動し、続くステップ516に
おいて、第1の二重積分回路141及び第2の二重積分
回路142による二重積分動作を同時に開始させる。次
いで、ステップ517において、第1の二重積分(すな
わち、略中心の投光像79による測距)が終了したかど
うか判定し、終了していなかったらステップ520に分
岐する。又ここで終了していたらステップ518に分岐
して第1の二重積分により得られた測距値をB2とし、
次のステップ519において、第1の二重積分終了ラッ
チmを「1」とし、ステップ520へ進む。
【0112】ステップ520においては、第2の二重積
分(すなわち、投光像77による測距)が終了したかど
うか判定し、終了していなかったらステップ523に分
岐する。又ここで終了していたらステップ521に分岐
して第2の二重積分により得られた測距値をCとし、次
のステップ522において、第2の二重積分終了ラッチ
nを「1」とし、ステップ523へ進む。ステップ52
3においては、第1,第2の二重積分の両方が終了した
かどうか判定し、両方が終了していなければステップ5
17へ戻り、ステップ517〜ステップ523までの動
作を繰返す。また、両方が終了していればステップ52
4へ分岐し、ここでIR2=0としてIRED2の駆動
を停止する。そして、ステップ525において、略中心
部測距値B1とB2の平均値をBとし、続くステップ5
26において、各測距値A,B,Cから最適値を演算し
て、次のステップ527で一連の測距動作を終了する。
【0113】この第4の実施例によれば、1つの発光手
段より複数に分割して投射された光の反射光をそれぞれ
別々の受光手段により受光し、複数の演算回路により別
々に且つ同時に距離を算出するようにすることにより、
多点測距でありながら測距時間を画期的に短くする事が
可能となる。
【0114】さらに、この第4の実施例によれば、投光
像78,79(図9参照)はある有限距離内においてほ
ぼ重なり合っており、同一点を測距していることになる
ため、結果的に図17におけるステップ504〜ステッ
プ511とステップ516〜ステップ523において、
同一点を2回測距していることになり、その結果を平均
化して測距値とする事により、実質的にS/Nを格段に
向上させている。
【0115】なお、本実施例を実用化する際、前記従来
例で示した光の干渉を無くす為に、図12に示す構成と
して、前記動作を行わせる事が望ましい。
【0116】(発明と実施例の対応)本実施例におい
て、IRED42〜45が本発明の複数の発光手段に相
当し、投光用レンズ61〜64が本発明の複数の光学部
材に相当し、PSD111〜117が本発明の複数の受
光手段に相当し、CPU151,IRED駆動回路15
2,153が本発明の制御手段に相当し、二重積分回路
141,142,CPU151が本発明の演算手段に相
当する。
【0117】以上が実施例の各構成と本発明の各構成の
対応関係であるが、本発明は、これら実施例の構成に限
定されるものではなく、請求項で示した機能、又は実施
例がもつ機能が達成できる構成であればどのようなもの
であってもよいことは言うまでもない。
【0118】(変形例)本発明は、複数の目標方向にパ
ターン投光を行い、その反射光からそれら複数の目標方
向のデフォーカス情報を得る装置にも適用できるもので
ある。
【0119】本発明は、一眼レフカメラ,レンズシャッ
タカメラ,ビデオカメラ等のカメラや、その他の光学機
器や他の装置、更には構成ユニットとしても適用するこ
とができるものである。
【0120】更に、本発明は、以上の各実施例、又はそ
れらの技術を適当に組み合わせた構成にしてもよい。
【0121】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1の発光手段から発せられた光を少なくとも第1の目
標方向と第2の目標方向に分割投射し、前記第2の発光
手段から発せられた光を少なくとも前記第2の目標方向
と第3の目標方向に分割投射するようにしている。
【0122】よって、S/N比を低下させることなく、
投光手段の投射点を拡大することができる。
【0123】また、本発明によれば、第1及び第2の発
光手段の発光部中心間隔をy、これらの並び方向の各発
光部のサイズをa,b、複数のレンズユニットのうちの
少なくとも前記第1及び第2の発光手段からの光をそれ
ぞれ第2の目標方向に分割投射する2個のレンズユニッ
トのレンズ主点位置間隔をxとするとき y≧x−(a+b)/2 の条件を満たすように、前記第1及び第2の発光手段及
びレンズユニットを配置するようにしている。
【0124】よって、測距対象物が存在する確率の高
い、拡大された投射点の略中心部について、実質的にS
/N比を向上させることができる。
【0125】また、本発明によれば、第1及び第2の発
光手段をほぼ同時に発光させ、これら手段によって投射
される事になる(測距対象物が存在する確率の高い)第
2の目標に対する測距を行ったり、第1及び第2の発光
手段を時系列に発光させ、これら手段によって投射され
る事になる(測距対象物が存在する確率の高い)第2の
目標に対する測距を2回行うようにしている。
【0126】よって、測距対象物が存在する確率の高
い、拡大された投射点の略中心部について、飛躍的にS
/N比を向上させることができる。
【0127】また、本発明によれば、第1の発光手段か
ら発せられた光を少なくとも第1の目標方向及び第2の
目標方向に分割投射し、第2の発光手段から発せられた
光を少なくとも前記第1及び第2の目標方向の間の第3
の目標方向及び前記第1及び第2の目標方向の外側の第
4の目標方向に分割投射し、同一の発光手段から複数に
投射される光が、つまり投射点(投光像)がそれぞれ隣
接して測距対象物上に当たらないようにしている。
【0128】よって、隣りあった投射点が同一の発光手
段により発せられた光であることによる投射光の干渉を
防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における測距装置の投受
光系を示す構成図である。
【図2】本発明の第1の実施例における測距装置の回路
構成を示すブロック図である。
【図3】図2の測距装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】本発明の第2の実施例における測距装置の回路
構成を示すブロック図である。
【図5】図4の測距装置の動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】本発明の第3の実施例における測距装置の投受
光系を示す構成図である。
【図7】図3の各IREDと各投光用レンズの光軸間隔
を異ならせた場合に無限位置にて形成された投光像の様
子を示す図である。
【図8】図4の各IREDと各投光用レンズの光軸間隔
を一致させた場合に無限位置にて形成された投光像の様
子を示す図である。
【図9】本発明の第3の実施例における測距装置の投受
光系を示す構成図である。
【図10】本発明の第3の実施例における測距装置の回
路構成を示すブロック図である。
【図11】図10の測距装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図12】本発明の第3の実施例において実用化を考慮
した測距装置の投受光系を示す構成図である。
【図13】本発明の第3の実施例において実用化を考慮
した測距装置の回路構成を示すブロック図である。
【図14】図13の測距装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図15】図12の投光系の他の例を示す図である。
【図16】本発明の第4の実施例における測距装置の回
路構成を示すブロック図である。
【図17】図16の測距装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図18】従来の測距装置の概略を示す構成図である。
【図19】従来の測距装置の回路構成を示すブロック図
である。
【図20】図19の測距装置の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
42〜45,44a,45a,48 IRE
D 111〜117,215〜219 PSD 141,142 二重積
分回路 151 CPU 152,153 IRE
D駆動回路 77〜80,83〜86 投光像 77a,78a,79a,80a,81,82 投光像
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 3/00 - 3/32 G02B 7/28 - 7/32 G03B 13/36

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の発光手段と、第2の発光手段と、
    前記第1の発光手段から発せられた光を少なくとも第1
    の目標方向及び第2の目標方向に分割投射すると共に、
    前記第2の発光手段から発せられた光を少なくとも前記
    第2の目標方向及び第3の目標方向に分割投射する為の
    分割投射手段と、前記第1の発光手段から第1の目標方
    向に分割投射された光の反射光を受光する第1の受光手
    段と、前記第1の受光手段から第2の目標方向に分割投
    射された光の反射光を受光する第2の受光手段とを備え
    た多点測距装置。
  2. 【請求項2】 前記分割投射手段は、複数の光軸を有す
    るレンズユニットであることを特徴とする請求項1記載
    の多点測距装置。
  3. 【請求項3】 前記分割投射手段は、光軸の異なる複数
    のレンズユニットであることを特徴とする請求項1記載
    の多点測距装置。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2の発光手段の発光部中
    心間隔をy、これらの並び方向の各発光部のサイズを
    a,b、前記複数のレンズユニットのうちの少なくとも
    前記第1及び第2の発光手段からの光をそれぞれ前記第
    2の目標方向に分割投射する2個のレンズユニットのレ
    ンズ主点位置間隔をxとするとき y≧x−(a+b)/2 の条件を満たすように、前記第1及び第2の発光手段及
    びレンズユニットを配置したことを特徴とする請求項3
    記載の多点測距装置。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2の発光手段を同じ時間
    帯に発光させて、少なくとも前記第2の目標に対する測
    距を行う為の制御手段を具備したことを特徴とする請求
    項1記載の多点測距装置。
  6. 【請求項6】 前記第1及び第2の発光手段を異なる時
    間帯に発光させて、少なくとも前記第2の目標に対して
    少なくとも2回測距を行う為の制御手段を具備したこと
    を特徴とする請求項1記載の多点測距装置。
  7. 【請求項7】 第1の発光手段と、第2の発光手段と、
    前記第1の発光手段から発せられた光を少なくとも第1
    の目標方向及び第2の目標方向に分割投射すると共に、
    前記第2の発光手段から発せられた光を少なくとも前記
    第1及び第2の目標方向の間の第3の目標方向及び前記
    第1及び第2の目標方向の外側の第4の目標方向に分割
    投射する為の分割投射手段とを備えた多点測距装置。
  8. 【請求項8】 前記分割投射手段は、複数の光軸を有す
    るレンズユニットであることを特徴とする請求項7記載
    の多点測距装置。
  9. 【請求項9】 前記分割投射手段は、光軸の異なる複数
    のレンズユニットであることを特徴とする請求項7記載
    の多点測距装置。
  10. 【請求項10】 前記第1,第2の発光手段を異なる時
    間帯に発光させる為の制御手段を具備したことを特徴と
    する請求項7記載の多点測距装置。
JP07042594A 1995-02-08 1995-02-08 多点測距装置 Expired - Fee Related JP3127193B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07042594A JP3127193B2 (ja) 1995-02-08 1995-02-08 多点測距装置
US08/598,227 US5760883A (en) 1995-02-08 1996-02-07 Multiple points distance measuring apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07042594A JP3127193B2 (ja) 1995-02-08 1995-02-08 多点測距装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08219769A JPH08219769A (ja) 1996-08-30
JP3127193B2 true JP3127193B2 (ja) 2001-01-22

Family

ID=12640398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07042594A Expired - Fee Related JP3127193B2 (ja) 1995-02-08 1995-02-08 多点測距装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5760883A (ja)
JP (1) JP3127193B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005346222A (ja) * 2004-06-01 2005-12-15 Nec Corp 汗腺口除去装置、汗腺口除去方法及び汗腺口除去プログラム
JPWO2020174765A1 (ja) * 2019-02-28 2020-09-03

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58201015A (ja) * 1982-05-20 1983-11-22 Canon Inc 測距装置
US4748469A (en) * 1984-05-07 1988-05-31 Canon Kabushiki Kaisha Distance measuring device for camera
US5313245A (en) * 1987-04-24 1994-05-17 Canon Kabushiki Kaisha Automatic focusing device
US5274429A (en) * 1989-04-14 1993-12-28 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Distance measuring device
JP3145729B2 (ja) * 1991-05-28 2001-03-12 チノン株式会社 多点測距装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5760883A (en) 1998-06-02
JPH08219769A (ja) 1996-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62223734A (ja) 測距装置
US5915233A (en) Distance measuring apparatus
JP3127193B2 (ja) 多点測距装置
US5613167A (en) Active-type automatic focusing apparatus
JPH03238412A (ja) センサ装置
JP2526953B2 (ja) 焦点検出装置
JP3279315B2 (ja) 測距装置
JP2614446B2 (ja) 距離測定装置
JP2574189B2 (ja) カメラの測距装置
JPH1096851A (ja) カメラの測距装置
US5719663A (en) Range finder apparatus
JP2692987B2 (ja) 測距装置
JP3429590B2 (ja) カメラの測距装置
JPS62209424A (ja) オ−トフオ−カス測距システム
US5357309A (en) Distance measuring device for a camera
JP3233435B2 (ja) 測距装置
JPS60176009A (ja) 自動焦点カメラ
JP3238499B2 (ja) 測距装置
JP2000121352A (ja) 測距装置
JP2731159B2 (ja) カメラの多点測距装置
JP2693452B2 (ja) マルチ測距装置
JP2873380B2 (ja) 測距装置
JP3244348B2 (ja) 測距装置
JP3253681B2 (ja) カメラの測距装置
JP2881455B2 (ja) 測距装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees